JPH06112187A - スピンドライヤ - Google Patents

スピンドライヤ

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Publication number
JPH06112187A
JPH06112187A JP28541192A JP28541192A JPH06112187A JP H06112187 A JPH06112187 A JP H06112187A JP 28541192 A JP28541192 A JP 28541192A JP 28541192 A JP28541192 A JP 28541192A JP H06112187 A JPH06112187 A JP H06112187A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cradle
dried
centrifugal force
spin dryer
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28541192A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriya Himoto
宣也 樋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Precision Products Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Precision Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Precision Products Co Ltd filed Critical Sumitomo Precision Products Co Ltd
Priority to JP28541192A priority Critical patent/JPH06112187A/ja
Publication of JPH06112187A publication Critical patent/JPH06112187A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転面に直角にセットされた被乾燥物Wを、
排水に都合の良い姿勢に簡単な構造で傾斜させる。 【構成】 被乾燥物Wを収容するクレードル30,30
を回転機構20に傾動自在に取り付ける。クレードル3
0,30の各下面に重り32,32を取り付ける。クレ
ードル30,30の旋回に伴って重り32,32に遠心
力が生じ、この遠心力によりクレードル30,30が傾
斜する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハ等の如き
薄板状の被乾燥物を回転乾燥させるスピンドライヤに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体ウエハの乾燥には、ス
ピンドライヤが多用されている。これは、乾燥槽内の水
平な回転テーブル上の周方向複数位置にクレードルと呼
ばれるカセット保持体を設け、多数枚の半導体ウエハを
収納したカセットを各クレードルにセットする構成とな
っている。そして、回転テーブルが水平面内で高速回転
することにより、半導体ウエハの表面が遠心力と相対的
に生じる風力とにより乾燥される。
【0003】図4はスピンドライヤの従来例を示す。1
は回転テーブル、2はクレードル、Wは半導体ウエハで
ある。半導体ウエハWは、通常はカセットに収納された
状態でクレードル2に支持されることにより、回転テー
ブル1の水平な回転面の接線に直角な水平方向、即ち、
回転テーブル1の半径方向に間隔をあけて垂直に並列さ
れる。
【0004】図4のようなスピンドライヤでは、半導体
ウエハWの板面が回転方向に平行となり、風力による排
水性は良い。しかし、回転方向に直角に生じる遠心力が
半導体ウエハWの板面に直角となり、遠心力による排水
性は悪い。そのため、クレードル2に半導体ウエハWを
セットした後、半導体ウエハWの板面が回転面に平行と
なるように、クレードル2を傾斜させる必要があり、そ
の傾動機構が実開昭61−17732号公報、実開平4
−5635号公報等に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の傾動機構は、いずれも動力を用いてクレードルを強制
的に傾斜させる構成のため、その構成が複雑で高価であ
った。
【0006】本発明の目的は、回転面に直角にセットさ
れた薄板状の被乾燥物を、動力を用いずに排水に好都合
な姿勢まで傾斜させることができる構造簡単なスピンド
ライヤを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスピンドライヤ
は、回転面を水平とする回転機構と、回転機構の水平な
回転面の接線に直角な方向に間隔をあけて薄板状の被乾
燥物を垂直に支持すると共に、前記回転面の接線方向に
配設された支持軸により回転機構に傾動自在に支持され
て、回転機構により旋回させるクレードルと、クレード
ルの旋回に伴う遠心力によりクレードルが支持軸回りに
傾動するようクレードルに取り付けた重りとを具備する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】クレードルに被乾燥物がセットされた状態で
は、その被乾燥物が垂直であり、板面が遠心力の作用す
る方向に対して直角となる。回転機構によりクレードル
を旋回させると、クレードルに取り付けた重りに遠心力
が作用し、その遠心力によりクレードルが傾斜して、被
乾燥物が水平に近づき、遠心力の作用する方向に板面が
沿う。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明のスピンドライヤの一例についてそ
の主要部を示す縦断側面図、図2は主要部の平面図、図
3は主要部の動作を説明するための縦断側面図である。
【0010】本スピンドライヤは、円形の乾燥槽10を
具備している。乾燥槽10の中心部には、回転機構20
が配設されている。回転機構20は、乾燥槽10の中心
に垂直に設けられた回転軸21を有する。回転軸21
は、乾燥槽10の下方に設けたモータ22により回転
し、その上端に支持した水平なフレーム23をその中央
を中心に回転させる。
【0011】フレーム23の両端部には、一対のクレー
ドル30,30が取り付けられている。クレードル30
は、フレーム23の回転に伴って水平面内を旋回する。
一方、その旋回面の接線方向を向けた水平な支持軸31
により傾動自在に支持されており、フレーム23が回転
しない状態では、下面に取り付けた重り32により、装
入口を上方に向けた垂直姿勢となる。そして、その装入
口よりウエハカセットを装入する。これにより、被乾燥
物である半導体ウエハWが、旋回面の接線に直角な水平
方向に間隔をあけて垂直に支持される。
【0012】クレードル30,30の下方には、その固
定機構40が設けられている。固定機構40は、一端部
が回動自在に支持された水平状の架台41を有する。架
台41はその中央部を回転軸21が貫通し、他端部がシ
リンダー42により昇降される。そして、架台41がシ
リンダー42により上昇された状態で、架台41上のス
トッパー43,43がクレードル30,30の各重り3
2,32に押圧されて、クレードル30,30を垂直姿
勢に固定し、架台41が下降した状態で、クレードル3
0,30を回転自在および傾動自在の状態にする。
【0013】本スピンドライヤを用いて半導体ウエハW
の乾燥を行うには、まず、クレードル30,30を固定
機構40により垂直状態に固定して、クレードル30,
30内に、半導体ウエハWを収納したカセットをセット
する。次いで、クレードル30,30の固定状態を解除
し、回転機構20によりクレードル30,30を水平面
内で旋回させる。
【0014】クレードル30が旋回すると、その下面に
設けた重り32に遠心力が作用し、その下面が外周側を
向くようにクレードル30が支持軸31を中心に傾動す
る。その結果、クレードル30内の半導体ウエハWは、
水平に近づき、遠心力の作用する方向に板面が沿う。従
って、遠心力による板面の排水性が良くなる。また、板
面は旋回面の接線方向を向いたままであるので、風力に
よる排水性は低下しない。
【0015】クレードル30の回転が停止すると、重り
の32の自重によりクレードル30が再び垂直状態とな
り、この状態に固定してクレードル30から半導体ウエ
ハWを取り出す。
【0016】本実施例ではクレードルにウエハカセット
をセットするが、被乾燥物をクレードルに直接セットす
ることも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のスピンドライヤは、回転面に直角にセットされた薄板
状の被乾燥物を、動力を用いずに排水に好都合な姿勢ま
で傾斜させることができるので、傾斜のための動力源お
よびリンク等の動力伝達機構を必要とせず、傾斜構造が
非常に簡単となる。従って、製造コストが下がり、ま
た、故障が少なくメンテナンス性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスピンドライヤの一例についてその主
要部を示す縦断側面図である。
【図2】主要部の平面図である。
【図3】主要部の動作を説明するための縦断側面図であ
る。
【図4】本発明が対象とするスピンドライヤの概略構成
図である。
【符号の説明】
10 乾燥槽 20 回転機構 30 クレードル 31 支持軸 32 重り 40 固定機構 W 半導体ウエハ(被乾燥物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転面を水平とする回転機構と、回転機
    構の水平な回転面の接線に直角な方向に間隔をあけて薄
    板状の被乾燥物を垂直に支持すると共に、前記回転面の
    接線方向に配設された支持軸により回転機構に傾動自在
    に支持されて、回転機構により旋回されるクレードル
    と、クレードルの旋回に伴う遠心力によりクレードルが
    支持軸回りに傾動するようクレードルに取り付けた重り
    とを具備することを特徴とするスピンドライヤ。
JP28541192A 1992-09-29 1992-09-29 スピンドライヤ Pending JPH06112187A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28541192A JPH06112187A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 スピンドライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28541192A JPH06112187A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 スピンドライヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06112187A true JPH06112187A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17691174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28541192A Pending JPH06112187A (ja) 1992-09-29 1992-09-29 スピンドライヤ

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JP (1) JPH06112187A (ja)

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