JPH0611215B2 - 電気燻製機 - Google Patents

電気燻製機

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JPH0611215B2
JPH0611215B2 JP63275687A JP27568788A JPH0611215B2 JP H0611215 B2 JPH0611215 B2 JP H0611215B2 JP 63275687 A JP63275687 A JP 63275687A JP 27568788 A JP27568788 A JP 27568788A JP H0611215 B2 JPH0611215 B2 JP H0611215B2
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JP
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smoke
drain
chamber
smoke chamber
smoking machine
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JP63275687A
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JPH02119742A (ja
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勝 樋田
嘉昭 猿橋
義郎 永須
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NIPPON KENTETSU KK
Mitsubishi Electric Corp
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NIPPON KENTETSU KK
Mitsubishi Electric Corp
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/85Food storage or conservation, e.g. cooling or drying

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気燻製機に係り,特に燻煙室内部の除湿装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来,この種の排煙処理装置を具備した密閉形電気燻製
機にあっては,例えば特公昭59-10168号が知られてお
り,第2図にその断面図を示す。図に於いて,(1)は筐
体であり,底部に脚(11)を,上部に排気孔(1c)を有する
蓋(21)を備える。内部には,下部から上部に向かって,
下面に燻煙ヒーター(4)を有する燻材加熱皿(5),一部に
複数個の小孔よりなる通煙孔(8a)を備えた油受皿(8),
食品載置用網棚(6)並びに下面に排煙孔(1b)を開口し,
加熱ヒーター(22),触媒(23)を配備した排煙処理室(26)
を備えるものである。
次に動作について説明する。
燻材加熱皿(5)に、サクラ,ナラ等の広葉樹により製造
される燻材(24)を置き,網棚(6)に燻製用食品(25)を置
き,筐体(1)の上部開口部を蓋(21)により開口して後,
燻煙ヒーター(4)に通電すると,燻材加熱皿(5)が加熱さ
れて,燻材(24)に着火して燻煙を開始する。燻煙開始と
ともに,燻煙室(2)は,油受皿(8)に穿設された通煙孔(8
a)を経由した燻煙で充満するとともに,温度が上昇す
る。
一方,燻煙室天面の排煙孔(1b)より排煙処理室(26)に流
入した燻煙は,触媒加熱ヒーター(22)への通電により,
触媒(23)が加熱され,活生化することにより,分解処理
されて,蓋(21)の上面に穿設された排気孔(1c)により,
筐体外に排出される。
然して,所定時間経過の後,網棚(6)に置かれた燻製用
食品(25)は,適度に乾燥するとともに,燻煙が浸透して
燻製食品ができる。燻製の過程で発生する多量の水分は
蒸発して,その一部は燻製室内面に結露し,燻煙室底面
に滴下するとともに,排煙孔(1b)から排煙処理室(26)に
流入する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電気燻製機は,以上の様に構成されているので,
排煙処理室(26)に浸入した水蒸気により,電気部品の充
電部への結露による絶縁劣化を防ぐ為,燻煙室内の水蒸
気を除湿することが考えられる。しかし乍ら,除湿によ
り生じたドレンの処理方法については,ドレン配管によ
り外部に排出する場合は,工事が必要であることと,ド
レン排出の為に設置場所の制約が生じる問題があった。
本発明は,上記課題を解決すべくなされたもので,燻煙
室内の水蒸気を除湿することにより,排煙処理室内部の
充電部への結露を防止し,また除湿によって生じるドレ
ン処理に対しては工事を必要とせず,設置場所の制約が
なく,加えてドレン排出口から燻煙室内部の,燻煙や臭
気が外部に漏れることのない電気燻製機を提供しようと
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による電気燻製機は,燻煙室内部の除湿手段とし
て,自然対流熱交換器を用いて安価に構成するととも
に,ドレン処理については,取り外し自在に設けたドレ
ン容器によりドレンを回収するとともに,除湿用熱交換
器からドレン容器にドレンを導出する為のドレン管にU
字状トラップを設けることにより,ドレン管から燻煙室
内部の燻煙や臭気が機体外に露出しない様にしたもので
ある。
〔作用〕
本発明の電気燻製機は,除湿様熱交換器より発生するド
レンをU字状トラップを設けたドレン管により,ドレン
容器に貯溜する様に構成したことで,ドレン管からの燻
煙や,臭気が機体外に漏出することなく,着脱自在に設
けたドレン容器により特別な工事をすることなく,ドレ
ンを手軽に廃棄可能ならしめるものである。
〔発明の実施例〕 以下図面により本発明の一実施例につき詳細に説明す
る。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図であり,第2
図は本発明に係るドレン管部分の要部断面図である。第
1図において,(1)は筐体であり底部に脚(11)を備え,
底面に単一,又は複数個の通気孔(1a)を穿設し,筐体天
面に単一又は複数個の排気孔(1c)が穿設される。(2)は
燻煙室であり,その底面に燻煙室通気孔(2a)が穿設さ
れ、上面に単一,又は複数個の排煙孔(1b)が穿設され
る。
該燻煙室(2)の底部には,その下部に例えばニクロム線
よりなる燻煙ヒーター(4)を配置した燻材加熱皿(5),並
びに例えば円形状に成形されたシーズヒーターよりなる
燻煙室加熱用ヒーター(9)を設置し,燻煙室(2)の上部に
向つて,燻煙の通過を妨げない様,例えば外周部を開口
状態に配設した油受け皿(8),燻製用食品を設置する為
の単一,又は複数の網棚(6),(7)が配設される。(3)は
燻製用食品の出し入れ,燻材チップの投入,並びに燻製
室内の清掃等の為の扉装置であり,その下端に扉開閉の
為のヒンジ(3a)を備え,上部に把手(3b)を備える。(10)
はタイマー装置であり,燻製品の種類,量等に応じて仕
上がり時間を予め設定可能とするものである。
(12)は,燻煙室温度制御の為のサーモスタットであり,
(26)は排煙孔(1b)より排出される,排煙処理の為の排煙
処理室であり,(13)は放電電極であり,(14)は集塵電極
である。
(15)は,燻煙室内部にて発生する水分の除湿用熱交換器
であり,該熱交換器は中空形状の熱交換用部材からな
り、その一端を燻煙室(2)の下部側面に開口し,その一
端を上部側面に開口して,外表面を燻煙室外部雰囲気を
晒す如く配置する。
(15a)は上記熱交換器(15)の上部開口部であり,(15b)は
下部開口部である。
(16)は該熱交換器(15)の最下部に設けたドレン管であ
り,一端を熱交換器(15)の底面凹部(16a)に臨ませ,そ
の経路の一部をU字状の最下部となし,反転して垂直方
向にhだけ立上げ逆U字形状の底面となし,ドレン容器
(18)の開口部に他の一端を臨ませる如く配置する。
次に本発明の一実施例の動作について説明する。
燻材加熱皿(5)に例えばサクラ,ナラ等広葉樹よりなる
燻材を適量投入し,網棚(6),(7)に燻製用食品(図示せ
ず)を所定量置き,然る後に扉装置(3)を閉め,タイマ
ー装置(10)により仕上がり時間を設定する。燻製ヒータ
ー(4)並びに燻煙室加熱用ヒーター(9)に通電され,燻煙
室(2)の温度が上昇すると共に,燻材加熱皿(5)が加熱さ
れ,燻材(図示せず)が燻煙を開始し,燻煙が,燻煙室
内部に充満する。燻煙を継続する為に必要な空気は,筐
体(1)の底面の通風孔(1a)並びに燻煙室底面の燻煙室通
風孔(2a)より,燻煙室内部温度と,外部温度との温度差
により生じるドラフト作用により導入される。排煙孔(1
b)より,流入した排煙は排煙処理の為の排煙処理室内に
配置された放電電極(13),集塵電極(14)により吸着処理
され,筐体天面の排気孔(1c)より排出される。
燻煙室内温度はサーモツタット(12)により所定温度に到
達すると,接点が開成して燻煙室加熱ヒーター(9)への
通電が断たれ,温度が低下すると接点が閉成して燻煙室
加熱ヒーター(9)に通電し,この動作を繰り返して,燻
煙室温度は所定温度に制御される。然る後,タイマー(1
0)により設定された時間経過の後,燻製食品ができ上が
るものである。
燻製の過程で燻製用食品より発生する水分,油分の一部
は“汁”の形態で油受皿(8)に滴下するが,水分につい
ては,燻煙室内部温度が高い(熱燻に於いては100〜150
℃)為,蒸発して高湿状態となる。
また,燻煙室(2)の上部並びに下部開口(15a),(15b)にそ
の両端を開口して,上下方向に連通する中空形状の熱交
換器(15)の内部温度は,外表面が燻煙室外部雰囲気に晒
されている為,燻煙室内部に比較して低くなる。一方,
熱交換器内部の流体密度ρbは上記の結果,燻煙室内部
の流体密度ρaに比し,高くなるため圧力差を生じて,
上部開口部(15a)より燻煙室内空気が流入し,下部開口
部分(15b)より吐出する自然対流方式による循環風路を
形成する。
この時,熱交換器(15)の内面に於いて,燻煙室より流入
した多湿空気の水分が凝縮し,除湿効果を生ずることに
なる。
凝縮したドレンは,ドレンパイプ(16)により,(16b),
(16c)よりなるドレントラップ部分を経て,ドレン容器
(18)に導入される。この時,ドレントラップ部分の底部
内面(16b),及び上部内底面(16c)との垂直方向高さh寸
法を,適当に選定することにより燻煙室(2)の内部で発
生する燻煙,並びに臭気は,ドレントラップ部分にて遮
断され,外部に漏出することはない。
然して,燻煙室内の絶対湿度は減少する。従って,燻煙
孔(1b)より排煙処理室(26)に流入した排気により,放電
電極(13),集塵電極(14)自体,或いは,それらの端子接
続部等の充電部に結露を生じることを防止できる。ま
た,除湿により生じたドレンは,着脱自在に支え板(19)
にて筐体側に保持されたドレン容器(8)により容易に廃
棄処置ができる。
尚,上記実施例に於いては,排煙処理の手段として,公
知の静電式電気集塵装置を設けたものを示したが,従来
例に示した加熱手段を用いた触媒式排煙処理装置であっ
ても,何ら本発明の効果を損なうものではない。
〔発明の効果〕
以上の様に,本発明による電気燻製機は,燻煙室の自然
対流方式による除湿装置と、ドレン回収用ドレンポット
を設けたので,排煙処理室に配置した電気部品の充電部
に結露を生じることがなく,且つ単純な構成により安価
に製作でき、また,ドレン排出口から燻煙や臭気が漏出
することがなく,加えて,ドレンの廃棄をドレン容易に
より容易に行なえる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図,第2図はド
レン処理部の拡大断面図,第3図は従来例を示す断面図
である。図に於いて,(1)は筐体,(2)は燻煙室,(3)は
扉,(4)は燻煙ヒーター,(5)は燻材加熱皿,(6),(7)は
網棚,(8)は油受皿,(9)は燻煙室加熱ヒーター,(10)は
タイマー装置,(11)は脚,(12)はサーモスタット,(13)
は放電電極,(14)は集塵電極,(15)は熱交換器,(16)は
ドレン管,(18)はドレン容器,(19)は支え板,(26)は排
煙処理室である。 尚,図に於いて同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 永須 義郎 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鉄株式会社船橋製作所内 (56)参考文献 実開 昭63−122089(JP,U) 実開 昭62−109731(JP,U) 実開 昭60−67126(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内下部に燻煙室を形成し、上部に排煙
    処理装置を備えた電気燻製機において、燻煙室の下部並
    びに上部の一部を開口するとともに、燻煙室内部で発生
    する水分を除湿するためこれら開口部を中空形状の熱交
    換用部材にて上下方向に連通して前記熱交換用部材の最
    下部にドレン管を設け、且つ前記熱交換用部材の外表面
    は外部雰囲気にさらされて燻煙室内の空気が前記上部の
    開口部から前記熱交換用部材を通り前記下部の開口部か
    ら戻る自然対流を行うようになっており、前記ドレン管
    はUトラップ付きドレン管であり、さらにこのドレン管
    を経由したドレンを貯留する着脱自在なドレン容器を前
    記筐体側に備えたことを特徴とする電気燻製機。
JP63275687A 1988-10-31 1988-10-31 電気燻製機 Expired - Lifetime JPH0611215B2 (ja)

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JPH02119742A JPH02119742A (ja) 1990-05-07
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