JPH06111918A - ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造および点火プラグ接続部の形成方法 - Google Patents

ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造および点火プラグ接続部の形成方法

Info

Publication number
JPH06111918A
JPH06111918A JP4280851A JP28085192A JPH06111918A JP H06111918 A JPH06111918 A JP H06111918A JP 4280851 A JP4280851 A JP 4280851A JP 28085192 A JP28085192 A JP 28085192A JP H06111918 A JPH06111918 A JP H06111918A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spark plug
terminal
voltage supply
plug connection
supply terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4280851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3151961B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Kobayashi
良尚 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP28085192A priority Critical patent/JP3151961B2/ja
Priority to EP93307281A priority patent/EP0589614B1/en
Priority to DE69315298T priority patent/DE69315298T2/de
Publication of JPH06111918A publication Critical patent/JPH06111918A/ja
Priority to US08/538,787 priority patent/US5593308A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3151961B2 publication Critical patent/JP3151961B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/02Details
    • H01T13/06Covers forming a part of the plug and protecting it against adverse environment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01TSPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
    • H01T13/00Sparking plugs
    • H01T13/02Details
    • H01T13/04Means providing electrical connection to sparking plugs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B1/00Engines characterised by fuel-air mixture compression
    • F02B1/02Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition
    • F02B1/04Engines characterised by fuel-air mixture compression with positive ignition with fuel-air mixture admission into cylinder
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B2275/00Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
    • F02B2275/18DOHC [Double overhead camshaft]

Landscapes

  • Spark Plugs (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 点火プラグのヘッドの磨耗を軽減することに
ある。 【構成】 高圧ケーブルCに取り付けられた高圧供給端
子11と、外方への固定用突出部12bを有する筒状点
火プラグ接続端子12と、前記筒状点火プラグ接続端子
12の一端側に固定され、前記高圧供給端子11と電気
的に接触する高圧供給端子受部13と、内部に前記筒状
点火プラグ接続端子12が配置されるとともにこの筒状
点火プラグ接続端子12の固定用突出部12bが内周壁
にインサートされた合成樹脂製の筒状プラグキャップ1
4とを備える。 【効果】 点火プラグ接続端子の固定用突出部をプラグ
キャップにインサートにより固定することにより、点火
ラグ接続端子を点火プラグに対して固定することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主にダブルオーバヘ
ッドカムシャフトタイプのガソリンエンジンの点火プラ
グに高圧ケーブルを接続するための点火プラグ接続部の
構造および形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダブルオーバヘッドカムシャフト(DO
HC)タイプを初めとするオーバヘッドバルブ(OH
V)タイプのガソリンエンジンでは、点火プラグをエン
ジン深部に配置している。このような点火プラグに高圧
ケーブルを接続するため、この種のガソリンエンジン
は、たとえば、実開昭55−168985号公報に開示
されるような点火プラグ接続部100(図13参照)を
備えている。
【0003】この点火プラグ接続部100は、プラグ接
続端子101とプラグキャップ102とを備えている。
【0004】点火プラグ接続端子101は、高圧ケーブ
ルCの先端に圧着により接続されており、かつ、点火プ
ラグPの端子部Paに雄雌嵌合によって電気的に接触す
ることができる形状を有している。また、この点火プラ
グ接続端子101は、その外周に外方へ突出する環状の
突部101aを備えている。
【0005】プラグキャップ102は絶縁性の合成樹脂
によりなり、エンジンカバー103に形成したプラグ孔
103aに挿入することができる。また、前記プラグキ
ャップ102の内周には、前記点火プラグ接続端子10
1の突部101aと係合する段部102aが形成されて
いる。
【0006】前記高圧ケーブルCは前記プラグキャップ
102の基端からその内部に挿入することができる。こ
のプラグキャップ102の先端から突出させた高圧ケー
ブルCの先端に前記点火プラグ接続端子101を接続し
た後、前記高圧ケーブルCの先端をプラグキャップ10
2内に引き戻すことによって、前記点火プラグ接続端子
101の突部101aがプラグキャップ102の段部1
02aに係合する。
【0007】一方、前記プラグキャップ102には、そ
の先端から前記点火プラグPの端子部Paを挿入するこ
とができる。プラグキャップ102内に挿入された点火
プラグPの端子部Paは、プラグキャップ102に保持
された前記点火プラグ接続端子101に電気的に接続さ
れる。
【0008】前記プラグキャップ102は、前記点火プ
ラグ接続端子101が点火プラグPに接触した位置で、
このプラグキャップ102に挿入された高圧ケーブルC
を固定している。また、前記プラグキャップ102は、
防水キャップ104を介してエンジンカバー103に固
定されている。
【0009】上記のような従来の点火プラグ接続部10
0では、前記突部101aを前記プラグキャップ102
の段部102aに係止させることにより、前記点火プラ
グ接続端子101をプラグキャップ102すなわち点火
プラグPに保持させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の点火プラグ接続部の構造では、点火プラグ接続
端子101のプラグキャップ102に対する固定が不完
全であるため、自動車において発生する種々の振動によ
り、点火プラグ接続端子101が点火プラグPに対して
異なる周期で振動し、その結果、点火プラグPのヘッド
の削れが激しくなるという問題があった。
【0011】発明は上記のような事情に鑑みなされたも
のであって、点火プラグのヘッドの削れを軽減すること
ができるガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の
構造を提供することを第1の目的としている。
【0012】発明の第2の目的は、上記点火プラグ接続
部の構造を形成する方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を解決す
る第1の発明によるガソリンエンジンにおける点火プラ
グ接続部の構造は、高圧ケーブルを直接または間接的に
点火プラグに接続するためのガソリンエンジンにおける
点火プラグ接続部の構造であって、前記高圧ケーブルに
直接または間接的に接続された高圧供給端子と、外方へ
の固定用突出部を有する筒状点火プラグ接続端子と、前
記筒状点火プラグ接続端子の一端側に固定され、前記高
圧供給端子と電気的に接触する高圧供給端子受部と、内
部に前記筒状点火プラグ接続端子が配置されるとともに
前記筒状点火プラグ接続端子の固定用突出部が内周壁に
インサートされた合成樹脂製の筒状プラグキャップとを
備える。
【0014】上記第2の目的を解決する第2の発明によ
るガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の形成方
法は、高圧ケーブルに直接または間接に取り付けられた
高圧供給端子を点火プラグに接続するためのガソリンエ
ンジンにおける点火プラグ接続部を形成する方法であっ
て、絞り加工により、外方への固定用突出部を有する筒
状点火プラグ接続端子を形成する工程と、前記点火プラ
グ接続端子に高圧供給端子受部を固定する工程と、前記
筒状プラグ接続端子の固定用突出部を内周側に埋め込ん
だ筒状のプラグキャップを形成する工程と、前記プラグ
キャップ内に高圧ケーブルを挿入することによって、こ
の高圧ケーブルの先端に直接または間接に取り付けられ
た高圧供給端子を前記高圧供給端子受部に接続する工程
とを備える。
【0015】
【作用】第1の発明によるガソリンエンジンにおける点
火プラグ接続部の構造では、点火プラグ接続端子がプラ
グキャップと一体となり、点火プラグ接続端子の点火プ
ラグに対する動きが規制される。高圧供給端子受部と高
圧供給端子を介して、点火プラグと高圧ケーブルが接続
される。
【0016】第2の発明によるガソリンエンジンにおけ
る点火プラグ接続部の形成方法では、絞り加工により、
外方への固定用突出部を有しかつ周囲に隙間のない筒状
の点火プラグ端子が形成される。したがって、合成樹脂
により前記点火プラグ端子の固定用突出部を内周壁にイ
ンサートしたプラグキャップを形成する際に、点火プラ
グ端子の中に樹脂が流れ込まない。高圧供給端子を高圧
供給端子受部に接続することにより、高圧ケーブルが直
接または間接に点火プラグに接続される。
【0017】
【実施例】図1はこの発明によるガソリンエンジンにお
ける点火プラグ接続部10の構造を示している。この図
1の点火プラグ接続部10は、エンジンカバー(不図
示)に固定された点火プラグPに高圧ケーブルCを接続
する部分であり、高圧供給端子11、点火プラグ接続端
子12、高圧供給端子受部13およびプラグキャップ1
4によりなる。
【0018】高圧供給端子11は圧着端子であって、あ
らかじめ前記高圧ケーブルCの先端に圧着固定されてい
る。この高圧供給端子11は、後述する高圧供給端子受
部13の受部本体13aに嵌入することにより、この高
圧供給端子受部13と電気的に接続することができる。
【0019】点火プラグ接続端子12は、周囲に割りの
ない円筒状の端子本体12a、この端子本体12aの一
端に一体に形成されたフランジ状の固定用突出部12b
および前記端子本体12aに外嵌された一部が切欠した
リング12cを有している。
【0020】上記の点火プラグ接続端子12の端子本体
12aには、点火プラグPの端子部Paが嵌入する。一
方、リング12cの内周側には、図3に示すように、前
記端子本体12aに穿設された貫通孔12aaを介して
この端子本体12aの内側に侵入する突起12caが形
成されている。端子本体12aに点火プラグPの端子部
Paが嵌入すると、この端子部Paは前記リング12c
の突起12caを押圧し、このリング12cをその弾性
力に抗して押し広げる。すなわち、点火プラグ接続端子
12は、端子本体12aに嵌入された点火プラグPの端
子部Paをリング12cの弾性力で固定する。
【0021】高圧供給端子受部13は、円筒状の受部本
体13a、フランジ状の固定用突出部13bおよびリン
グ13cを備えている。前記固定用突出部13bは前記
点火プラグ接続端子12の固定用突出部12bにスポッ
ト溶接されており、これによって、この高圧供給端子受
部13は前記点火プラグ接続端子12に同一軸心上で固
定されている。
【0022】受部本体13aおよび固定用突出部13b
は、前記点火プラグ端子12の端子本体12aおよび固
定用突出部12bと全く同様にして一体形成されたもの
である。ただし、受部本体13aは、前記点火プラグ端
子12の端子本体12aよりも軸方向寸法が小さく形成
されている。また、リング13cは前記リング12cと
同一の形状を備えており、前記受部本体13aに外嵌さ
れるとともに、内周側に、受部本体13aに穿設された
貫通孔13aa(図7)を介してこの受部本体13a内
に突出する突起(不図示)を備えている。
【0023】既述のように、受部本体13aには前記高
圧供給端子11が嵌入している。受部本体13aに嵌入
した高圧供給端子11は、前記リング13cの内周側に
形成された突起を押圧することにより、前記リング13
cをその弾性力に抗して押し広げる。すなわち、前記高
圧供給端子11は、リング13cの弾性力で前記高圧供
給端子受部13に固定されている。
【0024】プラグキャップ14は、耐熱性絶縁材であ
る合成樹脂によって筒状に成形されている。図1に示す
ように、前記点火プラグ接続端子12と前記高圧供給端
子受部13は、このプラグキャップ14の内側に配置さ
れており、前記点火プラグ接続端子12の固定用突出部
12bと前記高圧供給端子受部13の固定用突出部13
bは、このプラグキャップ14の内周壁にインサートさ
れている。このプラグキャップ14は公知の構造でエン
ジンカバーECに固定されている。
【0025】以上のようにしてなる点火プラグ接続部の
構造によると、エンジンカバーECに固定されたプラグ
キャップ14に点火プラグ接続端子12の固定用突出部
12bを固定しているから、点火プラグ接続端子12の
点火プラグPに対する振動が抑制され、もって、この点
火プラグ接続端子12に接続された点火プラグPのヘッ
ドの削れが軽減される。
【0026】次に、上記のようにしてなる点火プラグ接
続部の形成方法を図2に基づいて説明する。
【0027】まず、ステップS1で、図4に示すような
円盤状のステンレス板Sを絞り加工することにより、図
5に示すような、端子本体12a′と固定用突出部12
bを一体成形する。ただし、この時点での端子本体12
a′は有底である。なお、ステンレス板Sに代えて他の
導電性金属板を用いてよいのはもちろんである。
【0028】次に、ステップS2で、端子本体12a′
の底を抜いて端子本体12aを形成する。
【0029】ステップS3で、前記端子本体12aの内
外を貫通する図6に示すような貫通孔12aaを穿設す
る。これによって、点火プラグ接続端子12の端子本体
12aと固定用突出部12bが完成する。
【0030】次に、ステップS4で、上記ステップS1
と同様にして有底の受部本体13a′と固定用突出部1
3bを一体成形する。受部本体13a′は外径を前記点
火プラグ接続端子12の端子本体12aの外径と等しく
形成し、固定用突出部13bは内径を前記点火プラグ接
続端子12の固定用突出部12bの内径と等しく形成す
る。
【0031】また、ステップS5で、上記受部本体13
a′の底を抜いて受部本体13aを形成する。
【0032】ステップS6で、前記受部本体13aの内
外を貫通する貫通孔13aaを形成する(図7参照)。
このステップS6で、高圧供給端子受部13の受部本体
13aと固定用突出部13bが完成する。
【0033】ステップS7で、前記点火プラグ接続端子
12の固定用突出部12bと高圧供給端子受部13の固
定用突出部13bとをスポット溶接等の接合手段によっ
て接合する。
【0034】ステップS8で、図3に示すように、端子
本体12aにリング12cを装着するとともに、同様に
して、前記受部本体13aにリング13cを装着する。
このとき、リング12cの内側に突設した突起12ca
が貫通孔12aaに貫入する一方、リング13cの内側
に突設した突起が貫通孔13aaに貫入する。
【0035】ステップS9で、図8に示すように、前記
ステップS7で接合した点火プラグ接続端子12と高圧
供給端子受部13を金型X,Yで固定した状態で、金型
X,Y,Zにより形成される空間に耐熱性の絶縁合成樹
脂を流し込む。これによって、固定用突出部12b,1
3bをインサートしたプラグキャップ14が成形され
る。
【0036】ステップS10で、高圧ケーブルCの先端
に高圧供給端子11を圧着する。
【0037】ステップS11で、前記高圧供給端子11
を高圧ケーブルCとともに前記プラグキャップ14の一
端からプラグキャップ14の内側に挿入し、前記高圧供
給端子11をこのプラグキャップ14の内部に固定され
た高圧供給端子受部13に接続する。高圧ケーブルC
は、高圧供給端子11が高圧供給端子受部13に接続さ
れた状態でプラグキャップ14に固定される。
【0038】ステップS12で、プラグキャップ14の
先端に防水キャップ15を装着する(図1参照)。
【0039】ステップS13で、プラグキャップ14を
エンジンカバーに形成されたプラグ孔ECaに挿入し、
プラグキャップ14内の点火プラグ接続端子12をエン
ジンカバーに固定された点火プラグPの端子部Paに連
結する。プラグキャップ14は、点火プラグ接続端子1
2が点火プラグPに連結された後、エンジンカバーEC
に固定する。
【0040】以上のようにして点火プラグPに高圧ケー
ブルCを接続するための接続部10を形成すると、点火
プラグ接続端子12を絞り加工で形成していることによ
り、この点火プラグ接続端子12の周囲に割り等の隙間
が形成されない。したがって、プラグキャップ14内に
点火プラグ接続端子12の一部をインサートした状態で
プラグキャップ14を成形する際に、点火プラグ接続端
子12内に樹脂が入り込むことがない。
【0041】図9は発明による他のガソリンエンジンに
おける点火プラグ接続部20の構造を示している。この
図9の点火プラグ接続部20においては、高圧ケーブル
Cを放電管Eを介して点火プラグPに接続している。放
電管Eは一方の極が端子Eaによって高圧ケーブルCに
電気的に接続されている。この点火プラグ接続部20
は、高圧供給端子21、点火プラグ接続端子22、高圧
供給端子受部23およびプラグキャップ24を備えてい
る。なお、図9ではエンジンカバーを省略して示してい
る。
【0042】高圧供給端子21は、前記放電管Eの他方
の極に接続されたスプリングによってなる。
【0043】点火プラグ接続端子22は、端子本体22
a、固定用突出部22bおよびリング22cを備えてい
る。この点火プラグ接続端子22は、先の実施例におけ
る点火プラグ接続端子12と全く同様のものであるので
ここでは詳細な説明は省略する。
【0044】高圧供給端子受部23は円盤状に形成した
ステンレス板等の導電性金属板であり、その外径は前記
点火プラグ接続端子22の固定用突出部22bの外径に
等しい。
【0045】プラグキャップ24は先の実施例のプラグ
キャップ14とほぼ同様のものであり、点火プラグ接続
端子22の固定用突出部22bと高圧供給端子受部23
の周縁部とをインサートした状態で、これら点火プラグ
接続端子22と高圧供給端子受部23をその内部に固定
している。
【0046】以上のようにしてなる点火プラグ接続部2
0も、図3に示した場合とほぼ同様のルーチンで形成す
ることができる。ただし、ステップS4〜S6は不要で
あり、ステップS8における作業も高圧供給端子受部2
3に対しては必要ない。また、この実施例では、ステッ
プS10における高圧ケーブルCに対する高圧供給端子
21の取り付けは高圧ケーブルCに放電管Eの端子Ea
を接続することによって行われる。また、高圧供給端子
21の高圧供給端子受部23への接触は、スプリングで
ある高圧供給端子21を板状の高圧供給端子受部23に
圧接することによって実現させている。
【0047】なお、上記各実施例では、点火プラグ接続
端子12,22の端子本体12a,22aと固定用突出
部12b,22bあるいは高圧供給端子受部13の受部
本体13aと固定用突出部13bを円盤状のステンレス
板を絞り加工することにより形成しているが、図10
(a)に示すような円筒状の端子部材31の一端を外方
に突出させることにより、図10(b)に示すようなフ
ランジ状の固定用突出部を有する円筒状体31Aを形成
し、この円筒状体31Aを前記端子本体12a,22a
あるいは受部本体23aとして用いてもよい。
【0048】また、図1あるいは図9に示す上記実施例
のガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造で
は、点火プラグ接続端子12の端子本体12aと固定用
突出部12bあるいは点火プラグ接続端子22の端子本
体22aと固定用突出部22bとして、ステンレス等の
導電性金属板を加工してなるものを採用している。この
ように、点火プラグ接続端子として導電性金属板を加工
したものを採用するようにすれば、この点火プラグ接続
端子を軽量化でき、しいてはガソリンエンジンにおける
点火プラグ接続部の構造そのものを軽量化できるいう利
点がある。また、導電性金属板でなる点火プラグ接続端
子は、既述のように、絞り加工等により比較的容易に生
産することができるため、量産が容易である上、加工工
程において材料に無駄が生じにくいという利点もある。
しかしながら、発明によるガソリンエンジンにおける点
火プラグ接続部の構造では、図1及び図9に示すような
前記点火プラグ接続端子の端子本体と固定用突出部に代
えて、図11あるいは図12に示すような、アルミニウ
ム等でなる筒状体を切削加工することによって形成した
点火プラグ接続端子の端子本体と固定用突出部を用いる
ようにしてもよい。図11(a)は、図1における点火
プラグ接続端子12の端子本体12aと固定用突出部1
2bおよび高圧供給端子受部13の受部本体13aと固
定用突出部13bを、切削加工によって一体的に形成し
たものの側面図を示している。図11(b)は図11
(a)の縦断面図である。この図11に示すものでは、
固定用突出部12bと固定用突出部13bが1つの固定
用突出部として形成されている。一方、図12(a)
は、図9における点火プラグ接続端子22の端子本体2
2aと固定用突出部22bを切削加工により一体的に形
成したものを示している。図12(b)は図12(a)
の縦断面図である。これら図11および図12において
は、図1及び図9に対応する部位に同一符号を付してい
る。
【0049】なお、上記実施例では、前記端子本体12
a,22aあるいは受部本体23aを全て円筒状とした
が角筒状であってもよいのはもちろんである。
【0050】また、高圧供給端子と高圧ケーブルの間
に、放電管以外の他の電気エレメントが介在していても
よい。
【0051】
【発明の効果】請求項1によると、点火プラグ接続端子
をプラグキャップと一体として、点火プラグ接続端子の
点火プラグに対する動きを規制したことにより、点火プ
ラグのヘッドの削れを軽減させることができるという効
果がある。
【0052】請求項2によると、点火プラグ接続端子を
絞り加工で形成していることにより、この点火プラグ接
続端子の周囲に割り等の隙間が形成されないため、プラ
グキャップ内に点火プラグ接続端子の固定用突出部をイ
ンサートした状態でプラグキャップを成形する際に、点
火プラグ接続端子内に樹脂が入り込むことがない。した
がって、点火プラグ接続端子内に入り込んだ樹脂によ
り、この点火プラグ接続端子に点火プラグを接続できな
くなるという問題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の
構造の実施例を示す断面説明図である。
【図2】ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の
形成方法の実施例を説明するフローチャートである。
【図3】点火プラグ接続端子の断面説明図である。
【図4】端子本体の形成過程を説明する図である。
【図5】端子本体の形成過程を説明する図である。
【図6】端子本体の貫通孔を説明する図である。
【図7】受部本体の貫通孔を説明する図である。
【図8】プラグキャップを形成する過程を説明する図で
ある。
【図9】ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の
構造の他の実施例を示す断面説明図である。
【図10】端子本体もしくは受部本体の形成過程の変形
例を説明する図である。
【図11】図1における点火プラグ接続端子の変形例を
示す図である。
【図12】図9における点火プラグ接続端子の変形例を
示す図である。
【図13】従来の点火プラグ接続部の構造を説明する断
面図である。
【符号の説明】 C 高圧ケーブル P 点火プラグ 10,20 点火プラグ接続部 11,21 高圧供給端子 12,22 点火プラグ接続端子 13,23 高圧供給端子受部 14,24 プラグキャップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧ケーブルを直接または間接的に点火
    プラグに接続するためのガソリンエンジンにおける点火
    プラグ接続部の構造であって、 前記高圧ケーブルに直接または間接的に接続された高圧
    供給端子と、 外方への固定用突出部を有する筒状点火プラグ接続端子
    と、 前記筒状点火プラグ接続端子の一端側に固定され、前記
    高圧供給端子と電気的に接触する高圧供給端子受部と、 内部に前記筒状点火プラグ接続端子が配置されるととも
    に前記筒状点火プラグ接続端子の固定用突出部が内周壁
    にインサートされた合成樹脂製の筒状プラグキャップ
    と、 を備えることを特徴とするガソリンエンジンにおける点
    火プラグ接続部の構造。
  2. 【請求項2】 高圧ケーブルを点火プラグに接続するた
    めのガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部を形成
    する方法であって、 絞り加工により、外方への固定用突出部を有する筒状点
    火プラグ接続端子を形成する工程と、 前記点火プラグ接続端子に高圧供給端子受部を固定する
    工程と、 前記筒状点火プラグ接続端子の固定用突出部を内周側に
    埋め込んだ筒状のプラグキャップを形成する工程と、 前記プラグキャップ内に高圧ケーブルを挿入することに
    よって、この高圧ケーブルの先端に直接または間接に取
    り付けられた高圧供給端子を前記高圧供給端子受部に接
    続する工程と、を含むことを特徴とするガソリンエンジ
    ンにおける点火プラグ接続部の形成方法。
JP28085192A 1992-09-25 1992-09-25 ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造および点火プラグ接続部の形成方法 Expired - Fee Related JP3151961B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28085192A JP3151961B2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造および点火プラグ接続部の形成方法
EP93307281A EP0589614B1 (en) 1992-09-25 1993-09-15 Connecting assembly for ignition plug in gasoline engine
DE69315298T DE69315298T2 (de) 1992-09-25 1993-09-15 Anschlusszusammenbau für Zündkerze in Verbrennungsmotor
US08/538,787 US5593308A (en) 1992-09-25 1995-09-03 Connecting assembly for ignition plug in gasoline engine and method for producing same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28085192A JP3151961B2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造および点火プラグ接続部の形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06111918A true JPH06111918A (ja) 1994-04-22
JP3151961B2 JP3151961B2 (ja) 2001-04-03

Family

ID=17630867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28085192A Expired - Fee Related JP3151961B2 (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造および点火プラグ接続部の形成方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5593308A (ja)
EP (1) EP0589614B1 (ja)
JP (1) JP3151961B2 (ja)
DE (1) DE69315298T2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE9315385U1 (de) * 1993-10-12 1995-02-09 Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart Elektrischer Anschlußstecker
US5951308A (en) * 1997-10-29 1999-09-14 General Motors Corporation Ignition terminal with welded barrel beam
FR2812768B1 (fr) * 2000-08-07 2003-11-21 Electricfil Dispositif de connexion electrique entre un cable electrique et un plot de raccordement
JP4741417B2 (ja) * 2006-05-18 2011-08-03 ハスクバーナ・ゼノア株式会社 ケーブル端子およびこれを用いたケーブル

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4758189A (en) * 1987-05-14 1988-07-19 Brunswick Corporation Damage resistant spark plug terminal connector
JPH0425813Y2 (ja) * 1988-10-04 1992-06-22
US5145433A (en) * 1989-07-14 1992-09-08 Yazaki Corporation High tension cable device and process of producing the same
US5166574A (en) * 1989-07-14 1992-11-24 Yazaki Corporation High-tension cable device
US5083932A (en) * 1990-02-15 1992-01-28 Cooper Industries, Inc. Igniter cable connector seal
JPH04203269A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Yazaki Corp 高圧ケーブル装置
US5297971A (en) * 1992-07-17 1994-03-29 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Spark plug cap

Also Published As

Publication number Publication date
JP3151961B2 (ja) 2001-04-03
DE69315298D1 (de) 1998-01-02
EP0589614B1 (en) 1997-11-19
US5593308A (en) 1997-01-14
DE69315298T2 (de) 1998-03-12
EP0589614A1 (en) 1994-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08144918A (ja) 内燃機関用点火装置
JPH06111918A (ja) ガソリンエンジンにおける点火プラグ接続部の構造および点火プラグ接続部の形成方法
JP2003185137A (ja) ディーゼルエンジン用グロープラグおよびその製造方法
JP2002124362A (ja) 圧力センサ内蔵点火プラグ
JPH0223706B2 (ja)
JP2006266526A (ja) 燃焼圧検知機構付きグロープラグ及び燃焼圧検知機能付きグロープラグの製造方法
JP3484938B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP4499726B2 (ja) 接触クラウンと接触エレメントとを有する点火コイルの2次巻線の細いラック導線を電気的に接触する装置
JP2595037Y2 (ja) 点火プラグ用プラグキャップ
JP3230972B2 (ja) 点火ケーブル用接続端子
JPH078991U (ja) 点火プラグ用プラグキャップ
JPH0650751Y2 (ja) ワッシャ形トランスジューサ
JPH03165480A (ja) 自動車用点火プラグ
JPH0229700Y2 (ja)
JPH08130131A (ja) 内燃機関用点火装置のゴムキャップ
JP2593300Y2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2645722B2 (ja) 過電流引外し装置
JP2003045729A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH076628Y2 (ja) 点火プラグとプラグキャップからなる接続具
JPH0215258Y2 (ja)
JP2002246148A (ja) 圧力センサ内蔵プラグ
JPH0875068A (ja) ホース継手
JPH07239278A (ja) 複合センサ
JPS6022770Y2 (ja) ケ−ブルの接続構造
JPH0668381U (ja) 点火プラグ用プラグキャップ

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees