JPH0611145U - 記録ディスクドライブ装置 - Google Patents

記録ディスクドライブ装置

Info

Publication number
JPH0611145U
JPH0611145U JP3324693U JP3324693U JPH0611145U JP H0611145 U JPH0611145 U JP H0611145U JP 3324693 U JP3324693 U JP 3324693U JP 3324693 U JP3324693 U JP 3324693U JP H0611145 U JPH0611145 U JP H0611145U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
cassette
recording
cassette holder
posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3324693U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0643888Y2 (ja
Inventor
敏朗 深澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisca Corp
Original Assignee
Nisca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisca Corp filed Critical Nisca Corp
Priority to JP1993033246U priority Critical patent/JPH0643888Y2/ja
Publication of JPH0611145U publication Critical patent/JPH0611145U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0643888Y2 publication Critical patent/JPH0643888Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 (1)記録カセットの装置への装着を容易に
行うことが出来ると共に、記録媒体を駆動位置に確実に
セットすることが可能なこと。(2)記録カセットを装
着したカセットホルダの駆動姿勢と着脱姿勢との間の昇
降動作を簡単な構造で円滑に行うことが可能であると共
に、記録カセットのカセットホルダへの挿入、駆動位置
へのセットの各動作を簡単な構造でおこなうことができ
装置の小型化、薄型化が可能であること。 【構成】 装置基盤に摺動自在に取付けた板状材の両側
部に左右一対のカムを折曲状に形成してホルダ昇降部材
を構成し、このホルダ昇降部材のカム上にカセットホル
ダのカム係合部を係合支持し、このカセットホルダにデ
ィスク押圧部材をカセットホルダの駆動姿勢でディスク
押圧部材が記録媒体と接触し着脱姿勢で離反するように
連動せしめて装置基盤、ホルダ昇降部材、カセットホル
ダ、ディスク押圧部材を順次この順に配置した。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本考案は、フロッピーディスクなどの記録媒体をケーシング内に回転自在に収 納した記録カセットを装置内に着脱装填し、この記録媒体に各種のデータを磁気 的に記録或いは再生するディスクドライブ装置に関する。 【0002】 【従来技術の説明】 一般にこの種のドライブ装置は、フロッピーディスクを駆動モータに連結され たスピンドルに結合し、回転するフロッピーディスク上の記録トラックを磁気ヘ ッド(トランスデューサ)で走査して磁気的に記録或いは再生している。 【0003】 従来かかる装置は例えば特開昭56−111173号公報に示されているよう に、記録カセットを挿脱収容するカセットホルダを装置フレームに昇降自在に案 内し、このホルダを摺動自在の上下傾斜したカム面で支持し、このカム面の上昇 位置でカセットホルダ内に記録カセットを装着或いは離脱し、下降位置でカセッ トホルダ内の記録カセットが駆動スピンドルと係合するものが知られている。 【0004】 そして、カセットホルダを昇降規制する傾斜カム面を備えたホルダ昇降部材( 同公報のすべり板)はホルダの左右に一対設けられ、それぞれが独立して装置フ レームの側壁に摺動自在に支持され、この左右独立したホルダ昇降部材をカセッ トホルダ入口部の開閉扉に連動させている。 【0005】 つまり扉を開口した状態でこれに連動した左右のホルダ昇降部材でホルダを上 昇した着脱位置に、また扉を閉鎖した状態でホルダが下降した駆動位置に移動さ せるよう扉の開閉動作とホルダを支持する左右のホルダ昇降部材とをそれぞれ連 動させている。 【0006】 更に特開昭56−13562号公報にも同様の装置が提案されている。 【0007】 同公報の装置は前述のホルダ昇降部材(同公報の案内板)が装置フレームに固 定され、一方で記録カセットを収納するホルダが開閉扉に連動してホルダ昇降部 材の傾斜した案内溝に沿って開扉時に上昇した着脱位置に、閉扉時に下降した駆 動位置に移動するようになっている。 【0008】 【考案が解決しようとする課題】 上述の従来装置のようにカセットホルダ入口部に設けた開閉扉に連動してホル ダが着脱位置と駆動位置との間で昇降するものにあっては、扉を開いた後記録カ セットを挿入し扉を閉じて駆動状態にセットしている為、記録カセットの装着か ら駆動状態へのセット操作が面倒である欠点がある。 これと同時に扉の開閉動作に連動してカセットホルダを着脱位置から駆動位置 にシフトしている為に、操作者がカセットホルダ内に記録カセットを正しく装填 し、注意を払って扉を閉鎖しなければならない。 【0009】 つまり記録カセットが不充分な姿勢、例えばカセットの装着が不完全な状態で 扉を閉じた場合には記録媒体と駆動スピンドル或いは記録ヘッドが不測な位置で 衝合して故障を招いたり、またカセットが正しい姿勢であっても勢い良く扉を閉 じた場合には記録媒体と駆動スピンドル、記録ヘッドとが衝撃的に衝合して記録 媒体が損傷する恐れがある。 【0010】 更に左右一対のホルダ昇降部材(前述のすべり板)を摺動させることによって ホルダを上下昇降する場合には、左右のホルダ昇降部材のカム面が同時にホルダ に作用しなければこの左右のバランスが崩れ、円滑な昇降動作が得られない。そ こでこの左右のホルダ昇降部材それぞれの支持機構および開閉扉との連動部分の 結合機構など装置が複雑かつ大型化する欠点がある。 【0011】 【考案の目的】 本考案は記録カセットの装置への装着を容易に行うことが出来ると共に、記録 媒体を駆動位置に確実にセットすることが可能な記録ディスクドライブ装置の提 供をその主な目的としている。 【0012】 更に本考案は、記録カセットを装着したカセットホルダの駆動姿勢と着脱姿勢 との間の昇降動作を簡単な構造で円滑に行うことが可能であると共に、記録カセ ットのカセットホルダへの挿入、駆動位置へのセットの各動作を簡単な構造でお こなうことができ、装置の小型化、薄型化が可能であるドライブ装置の提供をそ の目的としている。 【0013】 【課題を解決するための手段】 本考案は、着脱姿勢と駆動姿勢との間で昇降自在に支持したカセットホルダを ホルダ昇降部材で着脱姿勢に保持し、このホルダ昇降部材をカセットホルダへの 記録カセットの挿入動作に連動して移動せしめ、このホルダ昇降部材の移動によ ってカセットホルダを着脱姿勢から駆動姿勢にシフトし、このカセットホルダの 駆動姿勢で内部に収容した記録媒体にドライブ装置側の記録ヘッドと駆動部材と を係合するようにしたものであり、これによって記録カセットの装置への装着が 容易迅速に行えると共に記録カセットを駆動状態に確実にセットすることができ る。 【0014】 その為の構成は、駆動位置と着脱位置との間で往復動自在のホルダ昇降部材に カセットホルダを駆動姿勢から着脱姿勢に移動せしめると共に着脱姿勢に保持す る左右一対のカムを形成し、このホルダ昇降部材をチャージスプリングに抗して 着脱位置に係止ロックすることによってカセットホルダを着脱姿勢に保持し、こ の係止ロックをカセットホルダへの記録カセットの挿入に連動して解除すること によってカセットホルダを着脱姿勢から駆動姿勢に移行し、イジェクト操作でこ のホルダ昇降部材を駆動位置から着脱位置に移動せしめる際に上記チャージスプ リングに蓄力し、係止ロックの解除後はこの蓄力でホルダ昇降部材が着脱位置か ら駆動位置に移動する構成であって簡単な構造で円滑な運動が得られる。 【0015】 更に、装置基盤と、この装置基盤に摺動自在に取り付けた板状材の両側部に左 右一対のカムを折曲状に形成したホルダ昇降部材と、このホルダ昇降部材のカム 上に支持したカセットホルダと、このカセットホルダにディスク押圧部材をカセ ットホルダの駆動姿勢で記録媒体と接触し着脱姿勢で離反するように連動せしめ て装置基盤、ホルダ昇降部材、カセットホルダ、ディスク押圧部材を順次この順 に配置することによって記録媒体のカセットホルダへの挿入から駆動部材、記録 ヘッドとの係合およびディスク押圧部材によるヘッドへの押圧の各動作が簡単な 構造で可能となり、同時に装置の小型化、薄型化が可能である。 【0016】 【実施例】 以下図示の一実施例に従ってその構成を詳述する。 【0017】 まず本考案のドライブ装置で駆動する記録媒体について説明すると、図10乃 至図12に示す記録カセットAは、ポリエステルフィルムをベースとするフロッ ピーディスクなどの記録媒体(図示の記録ディスク11)と、この記録ディスク 11を収容するプラスチックで形成されたケーシング12と、このケーシング1 2に形成されたヘッド走査孔15と、このヘッド走査孔15を開閉するシャッタ ー板122とから構成されている。記録ディスク11にはその中心部にハブ13 が設けられ、このハブ13の周辺にインデックスホール121が設けられている 。 【0018】 ハブ13には図11のように中心孔13aと、環状溝13bと、衝壁13cと が設けられている。 【0019】 ケーシング12には、ハブ13に対向する中心穴14と、ヘッド走査孔15と 、後述のカセットホルダ3への挿入方向先端に形成された左右の位置決め孔16 と、インデックスホール121と同一円周上に位置するインデック窓17と、サ イド表示孔18と、ライトプロテクト孔19と、左右両側のガイド溝124とが 設けられている。 【0020】 シャッター板122は非使用時にヘッド走査孔15を閉じておくもので、ガイ ド溝124に設けられた連動片123に連結され、付勢スプリング125により 常時閉鎖方向(図11の状態)に付勢されている。 【0021】 従ってシャッター板122は付勢スプリング125に抗して開閉操作片123 を図11の状態から図12の状態に移動せしめればヘッド操作孔15が開口され 、ケーシング12内の記録ディスク11に外部からアクセスできることとなる。 【0022】 一方、記録ディスクドライブ装置Bは、図1乃至図4のように装置のフレーム で構成された装置基盤2と、上記記録カセットAを着脱収容するカセットホルダ 3と、このカセットホルダ3を昇降するスライドカムからなる後述するホルダ昇 降部材4と、ハブ押さえ5と、記録ッド(図示の磁気ヘッド6)と、ディスク押 圧部材(図示のヘッド押さえパッド66)を備えている。 【0023】 上記装置基盤2とカセットホルダ3とで、記録カセットAを収容するカセット 収容空間を構成している。 【0024】 装置基盤2には、カセット収容空間の入口を開閉する開閉扉21と、駆動部材 (図示のスピンドル24)と、記録ディスク11のインデックスホール121を 検出するインデックスセンサの受光部27と、カセット位置決め部材(図示の位 置決めピン28)と、ホルダ昇降部材4を係止する係止ロック部材(図示のロッ クレバー45)とが設けられている。 【0025】 開閉扉21は軸22で開閉自在に軸承され、コイルバネ23により閉じる方向 に付勢されている。 【0026】 スピンドル24は図1のように中心部に設けられた突起24aと、この突起2 4aの周縁に設けられたフランジ24bと、フランジ24bに埋設された伝動ピ ン24cとを備え、図4のようにベアリング25を介して支持され、一端が装置 基盤2の裏側でプーリ26を介して図3の駆動モータMに連結されている。 【0027】 突起24aは記録カセットAのハブ13に形成された中心孔13aに嵌合し、 フランジ24bはハブ13を支持する。伝動ピン24cはハブ13の環状溝13 bに係合して、環状溝13b内の衝壁13cに突き当たって、ハブ13を回転す るようになっている。 【0028】 インデックスセンサの受光部27は、合成樹脂製のホルダ27a内にホトダイ オード等の受光素子を埋設して構成されている。 【0029】 位置決めピン28は記録カセットAの位置決め孔16に嵌合する位置に装置基 盤2から突設されている。 【0030】 尚、位置決めピン28と、スピンドル24のフランジ24bと、インデックス センサのホルダ27aとは、記録カセットAをそれぞれ当接支持する高さに調節 されている。 【0031】 ロックレバー45は装置基盤2に配置されその一端には先端爪45aがホルダ 昇降部材4の係合突起46を図1の状態に係止するように設けられている。ロッ クレバー45の他端45bはカセットホルダ3内に挿入した記録カセットAの先 端に係合してロックレバー45が図1の時計方向に回動し、先端爪45aがホル ダ昇降部材4の係止を解除するようになっている。 【0032】 尚、このロックレバー45は戻しバネ47により図1の反時計方向に付勢され ている。 【0033】 カセットホルダ3は図2のように天板部(図示の天板31)と、この天板31 の左右両側に取り付けられたカセットガイド32から成るカセット収容部とを備 えている。 【0034】 天板31は金属その他の磁性材で形成され、図4の状態に収容した記録カセッ トAを外部磁気からシールドしている。 【0035】 この天板31には図2のように、カセット入口端に記録カセットAの挿入時、 この記録カセットAをカセットガイド32に導く入口ガイド片31aと、インデ ックスセンサの発光部33と、記録カセットAの表裏を検出するサイド検出セン サの発光部34と、ライトプロテクトセンサの発光部35とが取り付けられてい る。 【0036】 上記カセットガイド32は記録カセットAの両側を嵌合するよう左右対向した 断面コ字状をしており、天板31の左右にビス36で取り付けられている。 【0037】 この左右のカセットガイド32には左右一対のピン37で形成されたカム係合 部と、押さえバネ39と、記録カセットAの先端規制ストッパ(図示の突き当て ストッパ片311)と、記録カセットAのシャッター板122の連動片123に 係合するシャッター開閉部材(図示の開閉爪312)とが設けられている。 【0038】 このような構成のカセットホルダ3は、装置基盤2の左右側枠29a、29b にほぼ垂直に形成してある長溝221にピン37を嵌合して、装置基盤2に対し てほぼ垂直方向に昇降自在に支持されている。尚、カセットホルダ3は上下いず れかの方向、図示のものは下側の駆動姿勢側にバネ38で付勢されている。この カセットホルダ3はホルダ昇降部材4で記録カセットAの挿入方向と直交する上 下方向に昇降自在に支持されている。 【0039】 ホルダ昇降部材4は記録カセットAの挿入方向にガイド溝41を有し、装置基 盤2から突設したピン42に係合し、駆動位置(図7の状態)と着脱位置(図5 の状態)との間で往復動自在に支持されている。 【0040】 ホルダ昇降部材4には図3のように外部から操作可能なイジェクト操作部材( 図示のイジェクト釦43)が一体に設けてあり、このイジェクト釦43の操作方 向(図3の矢印押し込み方向)と反対方向(駆動位置側)にチャージスプリング 44で付勢されている。 【0041】 またホルダ昇降部材4にはロックレバー45の先端爪45aが係合する係合突 起46と、カセットホルダ3のピン37に係合するカム面48とが設けられてい る。 【0042】 このカム面48は、カセットホルダ3の前後左右の4本のピン37を図7の駆 動姿勢に支持する駆動位置カム面48aと、ピン37を図5の着脱姿勢に支持す る着脱位置カム面48bと、この両カム面を連結する傾斜した傾斜カム面48c とを備え、ホルダ昇降部材4の移動によって図5、6、7のようにカセットホル ダ3を水平即ち前後方向に傾くことなく、上昇及び下降させるように構成してあ る。 【0043】 つまりホルダ昇降部材4を駆動位置(図7)と着脱位置(図5)との間で往復 動することによってカセットホルダ3を駆動姿勢と着脱姿勢とに水平状態で垂直 に昇降するようになっている。そしてこのホルダ昇降部材4は駆動位置から着脱 位置にはイジェクト釦43の操作で移動し、着脱位置から駆動位置にはチャージ スプリング44の蓄力で移動する。 【0044】 ハブ押さえ5は、図8のように側枠29aから延設された板バネ51と、この 板バネ51の先端に軸53を介して取り付けられたハブ13に摺接する滑性樹脂 製の押圧片52とを備えてある。 【0045】 尚、押圧片52の支軸53は、アジャスタバネ54を介して押圧片52を首振 り状態に揺動自在に支持している。 【0046】 そしてハブ押さえ5は図9のようにカセットホルダ3が上昇位置の着脱姿勢の ときには、カセットホルダ3の天板31で押し上げられ、また図8のようにカセ ットホルダ3が下降位置の駆動姿勢のときには、板バネ51の弾性で押圧片52 がハブ13を押圧してスピンドル24に確実に係合するようになっている。 【0047】 磁気ヘッド6は記録ディスク11の回転中心方向に摺動自在に支持されたキャ リッジ61に取り付けられている。キャリッジ61はパルスモータ62のプーリ 63とこれに巻かれたスチールベルト64で駆動制御される。 【0048】 つまりスチールベルト64の一端はキャリッジ61にビス止めされ、その中央 部はプーリ63に巻かれて固定され、他端はキャリッジ61にアジャスタバネ6 5を介して固定されている。 【0049】 従って、プーリ63が図4の時計方向に回転すれば、キャリッジ61は記録デ ィスク11の中心方向に移動し、反時計方向に回転すれば外側に移動し、記録デ ィスク11上のトラックを検知してパルスモータ62を回転制御すれば磁気ヘッ ド6は記録ディスク11のトラックを追跡する。 【0050】 そして、磁気ヘッド6に対向してヘッド押さえパッド66がヘッド押さえレバ ー67に支持されて設けられている。ヘッド押さえレバー67はキャリッジ61 に図4の矢印方向に揺動自在に軸承してあると共に、図示してないが磁気ヘッド 6に圧接する方向にスプリングで付勢してある。 【0051】 また、ヘッド押さえレバー67には突起68が設けられ、カセットホルダ3が 上昇位置の着脱姿勢のときにはカセットホルダ3の天板31の図3に示す31b 部位で突起68が押し上げられて磁気ヘッド6から離れ、カセットホルダ3が降 下した駆動姿勢のときは天板31の図示31b部位から解除されて、磁気ヘッド 6側に移動し図4のように記録ディスク11を磁気ヘッド6に圧接するようにな っている。 【0052】 以下図5乃至図7の動作状態図に従って図示実施例の動作を説明する。 【0053】 図5のようにイジェクト釦43が押し込まれた状態では、このインジェクト釦 43と一体のホルダ昇降部材4はカム面48bがカセットホルダ3を上昇させた 着脱位置にピン37を長溝221に沿って押し上げて支持している。この状態で チャージスプリング44には蓄力され係止突起46がロックレバー45の先端爪 45aにロックされホルダ昇降部材4はこの着脱位置に保持されている。 【0054】 この着脱姿勢で記録カセットAをカセットホルダ3に挿入すると、記録カセッ トAは開閉扉21と入口ガイド片31aとにガイドされてカセットガイド32内 に侵入する。 【0055】 この時、カセットガイド32の開閉爪312がシャッター板122の連動片1 23に係合し、記録カセットAの挿入に伴ってシャッター板122を図11の状 態から図12の状態に回動してヘッド走査孔15が開口し、記録ディスク11が 外部から走査可能になる。(シャッター開口動作) これと同時に、インデックス窓17も開口し、記録ディスク11の初期位置を 示すインデックスホール121が外部から検知可能となる。 【0056】 また、図5のようにイジェクト釦43が押し込まれた状態では、ハブ押さえ5 とヘッド押さえレバー67はカセットホルダ3の天板31に当接して押し上げら れ、ハブ押さえ5は記録カセットAの嵌合部から退避し、ヘッド押さえパッド6 6は磁気ヘッド6から離れる。従って、記録カセットAの挿入時、ハブ押さえ5 の押圧片52及びヘッド押さえパッド66に衝突することがない。 【0057】 次いで図6に示すように記録カセットAが所定位置まで挿入されると、その先 端がロックレバー45の端部45bに突き当たって、このロックレバー45を図 1において時計方向に回動させる。 【0058】 するとロックレバー45の先端爪45aがホルダ昇降部材4の係合突起46か ら離脱し、ホルダ昇降部材4はチャージスプリング44の蓄力で図6の矢印方向 に移動する。このホルダ昇降部材4の移動により、カセットホルダ3のピン37 がカム面48cに沿って長溝221内をバネ38で降下し、図7のようにピン3 7がカム面48aに支持される。(カセットホルダ降下動作) この時、カセットホルダ3は装置基盤2上のスピンドル24と位置決めピン2 8に対し真上から垂直に降下し、ハブ13の中心孔13aがスピンドル24の突 起24aに、記録カセットAの位置決め孔16が位置決めピン28に正常な姿勢 で確実に嵌合位置決めされる。(カセット位置決め動作) カセットホルダ3の降下に伴ってハブ押さえ5の押圧片52がハブ13を圧接 し、ヘッド押さえレバー67のヘッド押さえパッド66が記録ディスク11を介 して磁気ヘッド6を圧接する。(記録媒体のヘッド押圧動作) そして磁気ヘッド6による記録、再生が行われる。 【0059】 記録カセットAをドライブ装置Bから取り出す場合にはイジェクト釦43を図 7の状態から図5の状態に押し込むと、ホルダ昇降部材4のカム面48cに沿っ てカセットホルダ3のピン37が押し上げられ、カセットホルダ3が垂直に上昇 し、チャージスプリング44に蓄力されると共にホルダ昇降部材4の係合突起4 6がロックレバー45の先端爪45aに係止ロックされる。 【0060】 このカセットホルダ3の上昇で、記録カセットAはスピンドル24、位置決め ピン28から離脱する。 【0061】 このとき、カセットホルダ3の天板31がハブ押さえ5と係合して図9のよう に、ハブ押さえ5の押圧片52が記録カセットAの嵌合部から退避する。 【0062】 また、カセットホルダ3の上昇初期では記録カセットAは押さえバネ39に弾 圧されてその位置を維持するが、カセットホルダ3が完全に上昇すると、その弾 圧力が弱められ、記録カセットAは付勢スプリング125の蓄力で開閉扉21か ら外部に飛び出す。その際、シャッター板122は図11の状態にヘッド走査孔 15を閉鎖する。 【0063】 図示の実施例によれば、記録カセットAはカセットガイド32の所定位置まで 挿入されると、ロックレバー45の先端爪45aがホルダ昇降部材4の係合突起 46から離脱し、ホルダ昇降部材4はチャージスプリング44で図6から図7の 状態に移動し、カム面48bに支持されていたカセットホルダ3の4本のピン3 7がカム面48cに沿って長溝221内をバネ38の蓄力で降下し、開閉扉21 の開閉操作を行わなくても、記録カセットAの装着動作を行うだけで、記録ディ スク11を駆動状態にセットでき、記録カセットAの装着操作が容易である。 【0064】 また、4本のピン37が垂直に設けられた長溝221内を降下するため、カセ ットホルダ3は水平の姿勢を保ったままスピンドル24と位置決めピン28に対 し真上から垂直に降下し、ハブ13の中心孔13aがスピンドル24の突起24 aに、記録カセットAの位置決め孔16が位置決めピン28に正常な姿勢で確実 に嵌合し位置決めすることができる。 【0065】 一方、イジェクト釦43を押し込むと、ホルダ昇降部材4のカム面48cに沿 ってカセットホルダ3が垂直に上昇するため、記録カセットAをスピンドル24 と位置決めピン28から確実に離脱することができる。 【0066】 このように記録カセットAが水平な状態で、パブ13の中心孔13a及び位置 決め孔16を、スピンドル24の突起24a及び位置決めピン28に係合できる ので、長期間使用しても両者の損傷が少ない。 【0067】 【考案の効果】 (1)記録カセットの装着動作を容易且つ確実に行うことができる。 【0068】 本考案は、カセットホルダを着脱姿勢から駆動姿勢に移動する際、チャージさ れた状態で着脱位置に係止ロックしたホルダ昇降部材をカセットホルダに挿入し た記録カセットで解除し、解除後はホルダ昇降部材がチャージスプリングの蓄力 で移動してカセットホルダを駆動姿勢にシフトするから、記録カセットをカセッ トホルダに装着する動作で駆動位置にセットでき記録カセットの装着を容易且つ 確実に行うことができる。 (2)カセットホルダの昇降動作が円滑かつ確実である。 【0069】 カセットホルダはこれを昇降する左右一対のカムで支持されているから、昇降 の動作は左右バランスよく円滑であると共に、この左右のカムは板状材の両側部 を折曲状に形成してあるから、左右のカムは一体に構成されガタつきその他で狂 うことがなく構造が簡単で円滑な運動が得られる。 (3)装置の薄型化および小型化が可能である。 【0070】 本考案の装置は装置基盤と、この基盤上に配置した板状材のホルダ昇降部材と 、このホルダ昇降部材上のカセットホルダと、このカセットホルダ上のディスク 押圧部材とを順次この順に配置してあるから、装置を薄型かつ小型化することが できる。 【0071】 特に、ホルダ昇降部材は板状材で構成してあるから装置基盤上に重ね合わせて 配置することが可能で装置を薄型化でき、しかもカセットホルダの昇降で同時に ディスク押圧手段を特別な駆動手段を要せず記録媒体に接触および離反させるこ とができ簡単な構造で装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の一実施例におけるドライブ装置のカセ
ットホルダを除く分解斜視図である。 【図2】ドライブ装置を構成するカセットホルダの斜視
図である。 【図3】ドライブ装置の要部平面図である。 【図4】ドライブ装置の駆動状態における断面図であ
る。 【図5】着脱姿勢のカセットホルダに記録カセットを装
着する状態説明図である。 【図6】着脱姿勢のカセットホルダに記録カセットを所
定位置に装着した状態説明図である。 【図7】駆動姿勢のカセットホルダの状態説明図であ
る。 【図8】ドライブ装置の要部動作説明図である。 【図9】ドライブ装置の要部動作説明図である。 【図10】記録カセットの斜視外観図である。 【図11】カセット内部の構造およびシャツター板の開
閉動作の説明図である。 【図12】カセット内部の構造およびシャツター板の開
閉動作の説明図である。 【符号の説明】 A……… 記録カセット B……… 記録デイスクドライブ装置 M……… 駆動モータ 2……… 装置基盤 3……… カセットホルダ 4……… スライドカム(ホルダ昇降部材) 6……… 磁気ヘッド(記録ヘッド) 11……… 記録ディスク(記録媒体) 12……… 記録カセットのケーシング 15……… 記録カセットのヘッド走査孔 16……… 記録カセットの位置決め孔 122……… 記録カセットのシャッター板 24……… スピンドル(駆動部材) 28……… 位置決めピン(カセット位置決め部材) 31……… 天板(天板部) 32……… カセットガイド(カセット収容部) 37……… ピン(カム係合部) 43……… イジェクト釦(イジェクト操作部材) 44……… チャージスプリング 45……… ロックレバー(係止ロック部材) 48……… カム面 66……… ヘッド押さえパッド(ディスク押圧部材) 311……… 突き当てストッパ片(先端規制ストッ
パ) 312……… 開閉爪(シャッター開閉部材)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1.ケーシング内に記録媒体を回転自在に内蔵した記録
    カセットを収容し、この記録媒体を回転駆動して記録ヘ
    ッドで記録再生する記録ディスクドライブ装置におい
    て、 (イ)上記記録媒体を回転せしめる駆動部材と上記記録
    ヘッドとを装備した装置基盤と、 (ロ)上記記録ヘッドと対向した位置で記録媒体に接触
    および離反可能な上記装置基盤に揺動自在に取り付けら
    れたディスク押圧部材と、 (ハ)上記記録カセットを着脱収容可能なカセット収容
    部とこの収容部の両側部に設けた左右一対のカム係合部
    を有し、上記記録媒体が記録ヘッドに係合する駆動姿勢
    と該記録ヘッドから退避した着脱姿勢との間で昇降自在
    に支持されたカセットホルダと、 (ニ)上記装置基盤に駆動位置と着脱位置との間で往復
    動自在に取り付けられ、上記カム係合部と係合して上記
    カセットホルダを駆動姿勢から着脱姿勢に移動せしめる
    と共に着脱姿勢に保持する左右一対のカムを備えたホル
    ダ昇降部材と、 (ホ)上記ホルダ昇降部材を常時駆動位置側に付勢する
    チャージスプリングと、 (ヘ)上記チャージスプリングに抗してホルダ昇降部材
    を駆動位置から着脱位置に移動せしめ、このチャージス
    プリングに蓄力すると共に上記カセットホルダを駆動姿
    勢から着脱姿勢にシフトするイジェクト操作部材と、 (ト)上記ホルダ昇降部材を着脱位置で上記チャージス
    プリングの蓄力に抗して係止ロックし、この係止ロック
    をカセットホルダへの記録カセットの挿入に連動して解
    除する係止ロック部材とを備え、前記装置基盤に摺動自
    在に取り付けた板状材の両側部に前記左右一対のカムを
    折曲状に形成して前記ホルダ昇降部材を構成し、このホ
    ルダ昇降部材の上記カム上に前記カセットホルダのカム
    係合部を係合支持し、このカセットホルダに前記ディス
    ク押圧部材をカセットホルダの駆動姿勢で該ディスク押
    圧部材が記録媒体と接触し着脱姿勢で離反するように連
    動せしめて上記装置基盤、ホルダ昇降部材、カセットホ
    ルダ、ディスク押圧部材を順次この順に配置したことを
    特徴とする記録ディスクドライブ装置。 2.前記カセットホルダのカセット収容部を板状材の両
    側部下面側に断面コ字状のカセットガイドを設けて構成
    すると共に、このカセット収容部が前記装置基盤と対面
    するようにこのカセットホルダを前記装置基盤上のホル
    ダ昇降部材に支持し、このカセットホルダの上面天板部
    に前記ディスク押圧部材を当接支持した実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の記録ディスクドライブ装置。 3.前記カセットホルダの天板部を金属その他の磁性材
    で構成した実用新案登録請求の範囲第2項記載の記録デ
    ィスクドライブ装置。
JP1993033246U 1993-05-27 1993-05-27 記録ディスクドライブ装置 Expired - Lifetime JPH0643888Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033246U JPH0643888Y2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 記録ディスクドライブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993033246U JPH0643888Y2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 記録ディスクドライブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0611145U true JPH0611145U (ja) 1994-02-10
JPH0643888Y2 JPH0643888Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=12381129

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993033246U Expired - Lifetime JPH0643888Y2 (ja) 1993-05-27 1993-05-27 記録ディスクドライブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0643888Y2 (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5099514A (ja) * 1973-12-29 1975-08-07
JPS51128510U (ja) * 1975-04-12 1976-10-18
JPS5348608U (ja) * 1976-09-29 1978-04-25
JPS5438195U (ja) * 1977-08-18 1979-03-13
JPS5467608U (ja) * 1977-10-13 1979-05-14
JPS56111173A (en) * 1980-01-22 1981-09-02 Philips Nv Disc unit
JPS5736463A (en) * 1980-08-14 1982-02-27 Sony Corp Recorder and reproducer
JPS5760564A (en) * 1980-09-26 1982-04-12 Sony Corp Disc type recording and reproducing device
JPS57184161A (en) * 1981-05-08 1982-11-12 Oriental Concrete Co Grout fibling method of high vertical sheath
JPS5826771U (ja) * 1981-08-10 1983-02-21 ソニー株式会社 記録再生装置におけるカセツト排出機構
JPS5965977A (ja) * 1982-10-08 1984-04-14 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 磁気デイスク装置
JPS6099514A (ja) * 1984-09-27 1985-06-03 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ストリツプ剪断方法
JPS6323807U (ja) * 1986-07-29 1988-02-17

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826771B2 (ja) * 1979-07-03 1983-06-04 ユリイ イグナテイエビツチ ドドノフ マグネトロン型マイクロ波装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5099514A (ja) * 1973-12-29 1975-08-07
JPS51128510U (ja) * 1975-04-12 1976-10-18
JPS5348608U (ja) * 1976-09-29 1978-04-25
JPS5438195U (ja) * 1977-08-18 1979-03-13
JPS5467608U (ja) * 1977-10-13 1979-05-14
JPS56111173A (en) * 1980-01-22 1981-09-02 Philips Nv Disc unit
JPS5736463A (en) * 1980-08-14 1982-02-27 Sony Corp Recorder and reproducer
JPS5760564A (en) * 1980-09-26 1982-04-12 Sony Corp Disc type recording and reproducing device
JPS57184161A (en) * 1981-05-08 1982-11-12 Oriental Concrete Co Grout fibling method of high vertical sheath
JPS5826771U (ja) * 1981-08-10 1983-02-21 ソニー株式会社 記録再生装置におけるカセツト排出機構
JPS5965977A (ja) * 1982-10-08 1984-04-14 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 磁気デイスク装置
JPS6099514A (ja) * 1984-09-27 1985-06-03 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd ストリツプ剪断方法
JPS6323807U (ja) * 1986-07-29 1988-02-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0643888Y2 (ja) 1994-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4573093A (en) Disc cassette loading apparatus
JP3021931B2 (ja) ディスクドライブ装置におけるカートリッジ自動引込み装置
JPS61292261A (ja) カ−トリツジ取扱装置
JPS6323807Y2 (ja)
JPH0611145U (ja) 記録ディスクドライブ装置
US5898659A (en) Disk reproducing apparatus and compatible cartridge used with the same
JP2955751B2 (ja) 記録ディスクドライブ装置
JPH0643889Y2 (ja) 記録ディスクドライブ装置
JP2955752B2 (ja) 記録ディスクドライブ装置
KR19990083540A (ko) 디스크로딩장치
JPS61204856A (ja) デイスク用記録再生装置
JP3127579B2 (ja) ディスクカートリッジの着脱装置
JPS62200569A (ja) デイスク駆動装置
JPH0633587Y2 (ja) デイスクカ−トリツジ式記録・再生装置
JPH0548286Y2 (ja)
JPH0237626B2 (ja)
JPH0621079Y2 (ja) 磁気ディスク装置
JP2501823Y2 (ja) ディスクドライブ装置
JP2671684B2 (ja) 記録媒体装着装置
JPH0563856B2 (ja)
JPS62125568A (ja) デイスク駆動装置
JP3343940B2 (ja) ディスクカートリッジを用いる記録再生装置
JPH09106604A (ja) ディスクドライブ装置
JP2689759B2 (ja) ディスク装置
JP2521402B2 (ja) ディスク装置