JPH0611107B2 - スイッチング回路 - Google Patents
スイッチング回路Info
- Publication number
- JPH0611107B2 JPH0611107B2 JP59144685A JP14468584A JPH0611107B2 JP H0611107 B2 JPH0611107 B2 JP H0611107B2 JP 59144685 A JP59144685 A JP 59144685A JP 14468584 A JP14468584 A JP 14468584A JP H0611107 B2 JPH0611107 B2 JP H0611107B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- collector
- current
- output terminal
- circuit
- Prior art date
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- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、広範囲の電源電圧で使用されるスイッチング
回路に関する。
回路に関する。
この種のスイッチング回路の代表的な回路例を、第１図
に示す。この回路は、入力端子４の入力信号レベルに応
じて、スイッチングトランジスタ３が導通又は遮断し、
出力端子５の出力信号レベルを、ハイ又はロー・レベル
にする。しかし、広範囲の電源電圧で使用する場合、ス
イッチングトランジスタ３に流れる電流はほぼ電源電圧
と抵抗６で決まるので、電源電圧依存性が大きく、かつ
抵抗６の絶対値のばらつきによりそのばらつき範囲は非
常に大きくなる。電流値が低めにばらついた場合、ノイ
ズ・マージン等に余裕がなく誤動作を起すことがある。
特に、本回路を自動車等のノイズの多く発生する機器等
で使用する場合、スイッチングトランジスタ３に流れる
電流を規定値以上に設定する必要がある。従って、集積
回路化する場合、規定の電源電圧範囲及び接合温度範囲
で安定な動作を保証するには、スイッチングトランジス
タ３の素子サイズを余裕を見込んで大きくする必要があ
るが、このことは、集積回路のチップ面積が大きくな
り、また製品コストが高くなるという結果を招く。
に示す。この回路は、入力端子４の入力信号レベルに応
じて、スイッチングトランジスタ３が導通又は遮断し、
出力端子５の出力信号レベルを、ハイ又はロー・レベル
にする。しかし、広範囲の電源電圧で使用する場合、ス
イッチングトランジスタ３に流れる電流はほぼ電源電圧
と抵抗６で決まるので、電源電圧依存性が大きく、かつ
抵抗６の絶対値のばらつきによりそのばらつき範囲は非
常に大きくなる。電流値が低めにばらついた場合、ノイ
ズ・マージン等に余裕がなく誤動作を起すことがある。
特に、本回路を自動車等のノイズの多く発生する機器等
で使用する場合、スイッチングトランジスタ３に流れる
電流を規定値以上に設定する必要がある。従って、集積
回路化する場合、規定の電源電圧範囲及び接合温度範囲
で安定な動作を保証するには、スイッチングトランジス
タ３の素子サイズを余裕を見込んで大きくする必要があ
るが、このことは、集積回路のチップ面積が大きくな
り、また製品コストが高くなるという結果を招く。
本発明の目的は、上記の欠点を排して広い電源電圧範囲
の使用に好適なスイッチング回路を提供するものであ
る。
の使用に好適なスイッチング回路を提供するものであ
る。
本発明のスイッチング回路は、入力端子及び出力端子
と、上記入力端子に与えられる信号に応答してオン・オ
フ動作をし上記出力端子が接続されたスイッチと、電流
源と、第１のトランジスタと、ベースが上記第１のトラ
ンジスタのベースに接続されベース・コレクタ間が電気
的に接続された第２のトランジスタと、上記スイッチ及
び上記出力端子と上記第１のトランジスタのコレクタと
の間に接続された第１の抵抗と、上記電流源と上記第２
のトランジスタのコレクタとの間に接続された第２の抵
抗と、コレクタ・エミッタ通路が上記出力端子と上記第
１のトランジスタのエミッタとの間に接続されベースが
上記第１のトランジスタのコレクタに接続された第３の
トランジスタと、コレクタ・エミッタ通路が上記電流源
と上記第２の抵抗との接続点と上記第２のトランジスタ
のエミッタとの間に接続されベースが上記第２のトラン
ジスタのコレクタに接続された第４のトランジスタとを
有し、上記第３及び上記第４のトランジスタの導電型式
を上記第１及び第２のトランジスタの導電型式と異なら
せたことを特徴とする。
と、上記入力端子に与えられる信号に応答してオン・オ
フ動作をし上記出力端子が接続されたスイッチと、電流
源と、第１のトランジスタと、ベースが上記第１のトラ
ンジスタのベースに接続されベース・コレクタ間が電気
的に接続された第２のトランジスタと、上記スイッチ及
び上記出力端子と上記第１のトランジスタのコレクタと
の間に接続された第１の抵抗と、上記電流源と上記第２
のトランジスタのコレクタとの間に接続された第２の抵
抗と、コレクタ・エミッタ通路が上記出力端子と上記第
１のトランジスタのエミッタとの間に接続されベースが
上記第１のトランジスタのコレクタに接続された第３の
トランジスタと、コレクタ・エミッタ通路が上記電流源
と上記第２の抵抗との接続点と上記第２のトランジスタ
のエミッタとの間に接続されベースが上記第２のトラン
ジスタのコレクタに接続された第４のトランジスタとを
有し、上記第３及び上記第４のトランジスタの導電型式
を上記第１及び第２のトランジスタの導電型式と異なら
せたことを特徴とする。
本発明によれば、第１及び第２のトランジスタがカレン
トミラー回路として働き、電流源からの電流がこのカレ
ントミラー回路に入力され、入力端子に与えられる信号
に応答するスイッチが、オン状態のときにはカレントミ
ラー回路のミラー比に応じた電流が出力端子にあらわれ
オフ状態のときには出力電流がなくなる動作をする。ス
イッチに与えられる電流はカレントミラー回路から供給
されるので電源電圧依存性のない電流であり電源電圧依
存性のない電流を出力端子に得ることができる。
トミラー回路として働き、電流源からの電流がこのカレ
ントミラー回路に入力され、入力端子に与えられる信号
に応答するスイッチが、オン状態のときにはカレントミ
ラー回路のミラー比に応じた電流が出力端子にあらわれ
オフ状態のときには出力電流がなくなる動作をする。ス
イッチに与えられる電流はカレントミラー回路から供給
されるので電源電圧依存性のない電流であり電源電圧依
存性のない電流を出力端子に得ることができる。
さらに、カレントミラー回路が動作状態になると導電型
式の異なる第３図及び第４のトランジスタが導通しこの
トランジスタのコレクタ・エミッタ通路がバイパスとな
りカレントミラー回路に流れる電流を軽減させることが
でき、第１及び第２のトランジスタを設けただけのもの
と比べて、出力端子さらに大きな電流出力を得ることが
できる。
式の異なる第３図及び第４のトランジスタが導通しこの
トランジスタのコレクタ・エミッタ通路がバイパスとな
りカレントミラー回路に流れる電流を軽減させることが
でき、第１及び第２のトランジスタを設けただけのもの
と比べて、出力端子さらに大きな電流出力を得ることが
できる。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。第２図
は本発明の対象となる基本構成を示すスイッチング回路
の回路構成図であり、第１図と同じ番号の素子は同じも
のを示す。３は入力端子４から入力する信号により動作
するスイッチングトランジスタであり、７は電源電圧依
存性のない定電流源である。トランジスタ８と９はカレ
ントミラー回路を構成している。５は所定の一定の電流
を供給する出力端子である。
は本発明の対象となる基本構成を示すスイッチング回路
の回路構成図であり、第１図と同じ番号の素子は同じも
のを示す。３は入力端子４から入力する信号により動作
するスイッチングトランジスタであり、７は電源電圧依
存性のない定電流源である。トランジスタ８と９はカレ
ントミラー回路を構成している。５は所定の一定の電流
を供給する出力端子である。
本回路では、スイッチングトランジスタ３に常に電源電
圧依存性のない一定電流が、トランジスタ８，９で構成
されるカレントミラー回路を介して供給される。従っ
て、広い範囲の電源電圧で使用しても、スイッチングト
ランジスタ３のコレクタ電流のばらつきを小さく抑える
ことが可能である。また、スイッチングトランジスタ３
の素子サイズを小さくすることが出来るため、集積回路
化した場合、非常に有効である。
圧依存性のない一定電流が、トランジスタ８，９で構成
されるカレントミラー回路を介して供給される。従っ
て、広い範囲の電源電圧で使用しても、スイッチングト
ランジスタ３のコレクタ電流のばらつきを小さく抑える
ことが可能である。また、スイッチングトランジスタ３
の素子サイズを小さくすることが出来るため、集積回路
化した場合、非常に有効である。
第３図は本発明の一実施例であり、カレントミラーを構
成するトランジスタ８，９のエミッタ抵抗10，11の抵抗
比をｋとすると、スイッチングトランジスタ３に流れる
電流は、定電流源７を流れる電流のｋ倍となる。従って
スイッチングトランジスタ３に大電流を流す必要がある
とき特に有効である。
成するトランジスタ８，９のエミッタ抵抗10，11の抵抗
比をｋとすると、スイッチングトランジスタ３に流れる
電流は、定電流源７を流れる電流のｋ倍となる。従って
スイッチングトランジスタ３に大電流を流す必要がある
とき特に有効である。
以上説明したように本発明によれば、広い範囲の電源電
圧で使用するときも、スイッチングトランジスタに流れ
る電流を一定にすることができる。またスイッチングト
ランジスタの素子サイズを小さくすることができるた
め、集積回路化に有効である。
圧で使用するときも、スイッチングトランジスタに流れ
る電流を一定にすることができる。またスイッチングト
ランジスタの素子サイズを小さくすることができるた
め、集積回路化に有効である。
第１図は従来例の回路図、第２図は本発明の対象となる
基本構成を示す回路図、第３図は本発明の一実施例の回
路図である。 １……第１の電源、２……第２の電源、 ３……スイッチングトランジスタ、 ４……入力端子、５……出力端子、 ６・10・11・14・15……抵抗、 ７……定電流源、 ８・９・13・14……トランジスタ。
基本構成を示す回路図、第３図は本発明の一実施例の回
路図である。 １……第１の電源、２……第２の電源、 ３……スイッチングトランジスタ、 ４……入力端子、５……出力端子、 ６・10・11・14・15……抵抗、 ７……定電流源、 ８・９・13・14……トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−21561（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−34505（ＪＰ，Ａ) 実開 昭57−19637（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】入力端子及び出力端子と、前記入力端子に
与えられる信号に応答してオン・オフ動作をし前記出力
端子が接続されたスイッチと、電流源と、第１のトラン
ジスタと、ベースが前記第１のトランジスタのベースに
接続されベース・コレクタ間が電気的に接続された第２
のトランジスタと、前記スイッチ及び前記出力端子と前
記第１のトランジスタのコレクタとの間に接続された第
１の抵抗と、前記電流源と前記第２のトランジスタのコ
レクタとの間に接続された第２の抵抗と、コレクタ・エ
ミッタ通路が前記出力端子と前記第１のトランジスタの
エミッタとの間に接続されベースが前記第１のトランジ
スタのコレクタに接続された第３のトランジスタと、コ
レクタ・エミッタ通路が前記電流源と前記第２の抵抗と
の接続点と前記第２のトランジスタのエミッタとの間に
接続されベースが前記第２のトランジスタのコレクタに
接続された第４のトランジスタとを有し、前記第３及び
第４のトランジスタの導電型式を前記第１及び第２のト
ランジスタの導電型式と異ならせたことを特徴とするス
イッチング回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59144685A JPH0611107B2 (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | スイッチング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59144685A JPH0611107B2 (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | スイッチング回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6124325A JPS6124325A (ja) | 1986-02-03 |
| JPH0611107B2 true JPH0611107B2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=15367873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59144685A Expired - Lifetime JPH0611107B2 (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | スイッチング回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611107B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9405308B2 (en) | 2014-05-19 | 2016-08-02 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and apparatus to minimize switching noise disturbance |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5922416B2 (ja) * | 1976-08-12 | 1984-05-26 | 三菱電機株式会社 | パルス信号回路 |
| JPS5534505A (en) * | 1978-09-01 | 1980-03-11 | Hitachi Ltd | Signal detection circuit for integrated circuit |
| JPS5719637U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-02-01 |
-
1984
- 1984-07-12 JP JP59144685A patent/JPH0611107B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6124325A (ja) | 1986-02-03 |
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