JPH0611073A - 管押え - Google Patents

管押え

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Publication number
JPH0611073A
JPH0611073A JP5102550A JP10255093A JPH0611073A JP H0611073 A JPH0611073 A JP H0611073A JP 5102550 A JP5102550 A JP 5102550A JP 10255093 A JP10255093 A JP 10255093A JP H0611073 A JPH0611073 A JP H0611073A
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JP
Japan
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screw
flange
hole
support flange
locking plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5102550A
Other languages
English (en)
Inventor
Anton Gerhard
ゲルハルト アントン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toge Dubel A Gerhard GmbH
Original Assignee
Toge Dubel A Gerhard GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Toge Dubel A Gerhard GmbH filed Critical Toge Dubel A Gerhard GmbH
Publication of JPH0611073A publication Critical patent/JPH0611073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/10Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/1008Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members engaging the pipe, cable or tubing, both being made of thin band material completely surrounding the pipe
    • F16L3/1016Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members engaging the pipe, cable or tubing, both being made of thin band material completely surrounding the pipe the members being joined by means of two screws

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管押えを片手で閉鎖できるようにする。 【構成】 管押えの場合、対向支持フランジ6はねじ1
4用の通過穴27と錠止板18を備えている。この錠止
板は弾性的な部材23の力に抗して揺動軸線22回りに
揺動可能である。錠止板18はねじ14のための半分め
ねじ30と、ウェブ33を備えている。対向支持フラン
ジ6が錠止板18に接触する際に、ウェブ33がねじ1
4のおねじ31を半分めねじ30内に押し込む。錠止板
18の揺動時に、ねじ14は錠止穴28を通って自由に
揺動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ほぼ半円形の2個の弓
形部材を備え、この弓形部材がほぼ共通の中心軸線を有
し、かつその一端においてヒンジによって互いに連結さ
れ、一方の弓形部材がその他端に穴付フランジを備え、
この穴付フランジの中にねじが設けられ、他方の弓形部
材がその他端に、穴付フランジに付設されるフランジ
(対向支持フランジ)を備え、このフランジがねじのお
ねじを収容するための装置を備えている管押えと、ほぼ
半円形の2個の弓形部材を備え、この弓形部材がほぼ共
通の中心軸線を有し、かつその一端において互いに連結
され、一方の弓形部材がその他端に穴付フランジを備
え、この穴付フランジの中にねじが設けられ、他方の弓
形部材がその他端に、穴付フランジに付設されるフラン
ジ(対向支持フランジ)を備え、このフランジがねじの
おねじを収容するための装置を備えている管押えに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の管押えは例えば欧州特許第03
88663号明細書によって知られている。この公知の
管押えの場合は、揺動可能な閉鎖弓形部材が設けられて
いる。この閉鎖弓形部材はフランジに揺動可能に取付け
られ、互いに連結すべき両フランジを圧縮した後、他方
のフランジを介して揺動可能である。従って、管押えが
不意に再開放しないように一次的に保持される。
【0003】欧州特許出願公開第031951号明細書
により、2個のフランジを備えた管押えが知られてい
る。このフランジの一方はねじを備えている。付設され
た他方のフランジは穴を有する。この穴の直径はねじの
頭よりも幾分大きい。管押えを圧縮すると、このフラン
ジはねじ頭を介して押される。続いて、長穴を有する座
金がこのフランジに押しつけられる。この場合、長穴が
ねじを取り囲んでいるので、ねじ頭は対向支持部を有す
る。この実施形のために、管押えは非常に短い締付けね
じによって良好に取扱操作することができ、かつ容易に
閉鎖可能である。欧州特許出願公開第0471989号
明細書により、管押えが知られている。この管押えは一
方では錠止フランジを備え、他方ではこの錠止フランジ
に付設されたねじ付フランジを備えている。このねじ付
フランジには閉鎖ねじがねじ込まれている。錠止フラン
ジは、少なくとも閉鎖ねじの頭の直径に一致する直径の
通過穴を有する。錠止フランジには更に、掴み板が取付
けられている。この掴み板は弾性部材の力に抗して揺動
軸線回りに錠止フランジから離れるよう揺動可能であ
る。掴み板は更に、穴を備えている。この穴の幅はねじ
の頭の直径よりも狭くく、揺動軸線と反対側の掴み板の
縁の側が開放している。これにより、管押えを一時的に
片手で確実に閉鎖することができる。この場合、ねじの
短縮は行われないかまたは不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、管押えの閉鎖が片手で可能になるように、冒頭に
述べた種類の管押えを形成することである。この閉鎖は
ねじの締付け位置の範囲まで片手で可能にすべきであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明に従
い、冒頭に述べた種類の管押えにおいて、対向支持フラ
ンジとして形成されたフランジが通過穴を有し、この通
過穴の直径が少なくともねじのおねじの直径に等しく、
穴付フランジと反対の対向支持フランジの側において錠
止板がこの対向支持フランジに設けられ、この錠止板が
弾性的な部材の力に抗して揺動軸線回りに対向支持フラ
ンジから離れるよう揺動可能であり、錠止板が錠止穴を
備え、この錠止穴の一方の側がねじのおねじに対応する
ほぼ半円筒形のめねじによって画成され、錠止穴の他方
の側がめねじに対して錠止穴の縦軸線の方向にずらされ
たストッパー(ウェブ)によって画成され、錠止板が対
向支持フランジに接触する際、ねじのおねじがストッパ
ー(ウェブ)によって錠止穴のめねじ内に保持され、錠
止板が対向支持フランジと相対的に揺動したきにねじの
おねじが錠止穴のめねじから離れることによって、ある
いは対向支持フランジとして形成されたフランジが通過
穴を有し、この通過穴の直径が少なくともねじのおねじ
の直径に等しく、穴付フランジと反対の対向支持フラン
ジの側において錠止板がこの対向支持フランジに設けら
れ、この錠止板が弾性的な部材の力に抗して揺動軸線回
りに対向支持フランジから離れるよう揺動可能であり、
錠止板が錠止穴を備え、この錠止穴の一方の側がねじの
おねじに対応する部分円筒形のめねじによって画成さ
れ、錠止穴の他方の側がめねじに対して錠止穴の縦軸線
の方向にずらされたストッパーによって画成され、錠止
板が対向支持フランジに接触する際、ねじのおねじがス
トッパーによって錠止穴のめねじ内に保持され、錠止板
が対向支持フランジと相対的に揺動したきにねじのおね
じが錠止穴のめねじから離れることによって解決され
る。本発明の要部は、ねじを対向支持フランジと錠止板
に挿入する際に、錠止板が対向支持フランジから持ち上
げられ、それによって管押えが既に少なくとも部分的に
締付けられる位置まで、ねじを挿入することができるこ
とにある。ねじの負荷解除によって、錠止板は再び対向
支持フランジに接触し、それによってねじのおねじが錠
止板の部分めねじ内で保持される。今や、ねじは普通の
ごとく回転によってねじ込むことができる。対向支持フ
ランジと相対的な錠止板の揺動により、おねじとめねじ
の強制係合が解除されるので、ねじを錠止板と対向支持
フランジから再び引き抜くことができる。
【0006】
【実施例】本発明の他の構成、詳細および有利な実施形
は、後述の管押えの有利な構成と、図に基づく二つの実
施例の次の説明から明らかになる。
【0007】図に示した管押え(パイプクランプ)はほ
ぼ半円形の二つの弓形部材1,2を備えている。この弓
形部材は共通の中心軸線3を有する。弓形部材1はその
一端にねじ付フランジ4を備えている。このねじ付フラ
ンジは中心軸線3に関してほぼ半径方向に突出し、ねじ
穴5を有する。弓形部材1は他端に、同様に中心軸線3
に関してほぼ半径方向に突出する対向支持フランジ6を
備えている。この対向支持フランジについては後で詳し
く述べる。両フランジ4,6の間の中央において、ナッ
トの形をした固定装置7が溶接によって弓形部材1の外
面に固定されている。これにより、管押えは天井、壁ま
たはその他の支持骨組の対応するボルトに固定可能であ
る。従って、このような固定の場合、管押えのこの部
分、すなわち弓形部材1は定置されて固定される。
【0008】他方の弓形部材2はその一端に、ねじ付フ
ランジ4に付設されたヒンジフランジ8を備えている。
このヒンジフランジには長穴9が形成されている。ねじ
10がこの長穴9に挿入され、ねじ付フランジ4のねじ
穴5にねじ込まれている。ねじ10の頭11はヒンジフ
ランジ8の外面に設けられている。図1から判るよう
に、長穴9の長手方向が中心軸線3に関して半径方向に
延びているので、ねじ付フランジ4とヒンジフランジ8
がねじ10によって互いに締付け固定されないで互いに
充分な間隔を有するときに、弓形部材2は弓形部材1と
相対的にねじ10を中心に揺動可能である。
【0009】揺動可能な弓形部材2には更に、ヒンジフ
ランジ8と反対の側に、簡単な穴付フランジ12が形成
されている。この穴付フランジは簡単な穴13を有す
る。4個すべてのフランジ4,6,8,12は剛性があ
り、それぞれの弓形部材1または2と一体に形成されて
いる。ねじ10と同じねじ14が穴付フランジ12に挿
入されている。このねじは対向支持フランジ6と反対側
に頭部15を備えている。ねじ14は対向支持フランジ
6寄りのその側に、穴付フランジ12に隣接して、保持
リング16、例えば細いゴムリングを備えている。この
保持リングにより、管押えが閉じていないときに、ねじ
14が穴付フランジ12から落下することが防止され
る。弓形部材1,2は通常はその内面に、図に示唆的に
示したゴムカラー17を備えている。
【0010】穴付フランジ12と反対側の対向支持フラ
ンジ6の外面には、錠止板18が設けられている。この
錠止板18は、中心軸線3に対して平行に延びる、弓形
部材1寄りのエッジ19を備え、このエッジから突起2
0が突出している。この突起は弓形部材1の凹部21に
係合する。この凹部は弓形部材1と対向支持フランジ6
の間の範囲に形成されている。これにより、錠止板18
はエッジ19の範囲にある揺動軸線22を中心に、対向
支持フランジ6と相対的に揺動可能である。これは特に
図2から明らかである。対向支持フランジ6と錠止板1
8は、揺動軸線22から離れた半径方向外側の範囲にお
いて、弾性的な部材23によって互いに連結されてい
る。この弾性部材は錠止板18を対向支持フランジ6に
接触する位置へ引っ張る。この弾性部材はゴムリングで
もよい。このゴムリングは半径方向外側の板18の縁部
26近くにおいて板18またはフランジ6の対応する凹
部24,25に係合する。これにより、錠止板18は中
心軸線3に関して半径方向においても対向支持フランジ
6に対して固定される。
【0011】対向支持フランジ6はねじ14の外径dに
適合した通過穴27を備えている。従って、ねじをこの
通過穴27に通すことができる。錠止板18は錠止穴2
8を有する。錠止板18が図1に示すように対向支持フ
ランジ6に接触するときに、錠止穴は通過穴27と重な
る。この錠止穴28は揺動軸線22寄りのその側が、ね
じ付半管29によって画成されている。この半管はねじ
14のおねじ31に対応するめねじ30を有する。ねじ
付半管29は対向支持フランジ6から離れる方向に延び
ている。めねじ30は対向支持フランジ6と反対側の錠
止板18の外面32とほぼ同一平面のところから形成さ
れている。錠止穴28はねじ付半管29と反対側におい
て、ウェブ33によって画成されている。このウェブは
外面32に投影した形がほぼ半円であり、錠止穴28の
長手軸線34方向においてねじ付半管29に対して穴付
フランジ12の方へずれている。錠止板18が図1に示
すように対向支持フランジ6に接触する場合に、長手軸
線34は通過穴27の中心軸線と一致している。ほぼ半
円形のウェブ33は錠止板18の部分円筒状の膨らみ部
35によって形成されている。この膨らみ部は対向支持
フランジ6の対応する部分円筒状の膨らみ部36内に位
置している。部分円筒状の膨らみ部36は通過穴27か
ら中心軸線3に関して半径方向外側へ延びている。同じ
ことが部分円筒状の膨らみ部35にも当てはまる。この
場合、中心軸線3またはそれに対して平行な揺動軸線2
2に関して半径方向外側へ延びている。
【0012】錠止板18が弾性部材23の緊張下で対向
支持フランジ6に接触し、それによって錠止穴28の長
手軸線34がねじ14の中心縦軸線37と一致すると、
ウェブ33は半周にわたってねじ14のおねじ31に接
触する。すなわち、ほぼ半円のウェブ33の内径d′は
縦軸線34に関してねじ14のおねじ31の外径にほぼ
一致している。この場合、ウェブの内径は勿論10分の
数ミリメートルだけ大きくなっている。すなわち、軸線
37と34が重なると、ねじ14のおねじ31はねじ付
半管29のめねじ30に押し込まれ、ねじ14はその中
心縦軸線37の方向において錠止板18内で固定保持さ
れ、回転によって、すなわちねじ込みによってしか錠止
板18に対して軸方向に移動させることができない。こ
の状態において、ウェブ33は、ねじ14の中心縦軸線
37に対して投影したとき半円の形をした面が、おねじ
31に接触する。この場合、図6と7から判るように、
ウェブ33は縦軸線34に対して、およびこの状態では
更に中心縦軸線37に対して、直角ではなく、45〜6
0°の角度aをなして延びている。
【0013】これに対して、図7に示すように、錠止板
18が揺動軸線22回りに揺動し、対向支持フランジ6
から離れると、変わらない位置にあるねじ14の中心縦
軸線37とウェブとの角度a′は大きくなる。すなわ
ち、ウェブ33は中心縦軸線37に対して大きな半径b
を有する。この半径は図6,7から推察できるように、
最も大きい場合にはcになる。錠止板の上記揺動によ
り、一方ではねじ14のおねじ31がねじ付半管29の
めねじ30に螺合しなくなり、ウェブ33から解放され
る。すなわち、ねじ14はその中心縦軸線37方向の両
方向において錠止穴28を自由に通過可能である。
【0014】管押えの閉鎖、すなわち錠止板18による
ねじ14の錠止は、次のように行われる。出発状態は図
1に示してある。図示していない管が弓形部材1に挿入
され、弓形部材2が管の周囲へ揺動させられると、弓形
部材2は上方へ揺動し、ねじ14は対向支持フランジ6
の通過穴27を通って錠止板18の錠止穴28に押し込
まれる。この場合、錠止板18は弾性部材23の力に抗
して揺動軸線22回りに図2または7に示す位置まで揺
動させられる。この揺動は、錠止穴28が前記形状に基
づいてねじ14の中心縦軸線37に対して横方向におい
て次のような大きさになるまで行われる。すなわち、ね
じ14のおねじ31がこの錠止穴28を通過できるよう
な大きさになるまで行われる。この押し込み通過運動の
終わりに、ねじ14の頭15に対して押圧力が加えられ
なくなるので、弾性部材23は錠止板18を対向支持フ
ランジ6に接触するまで引っ張る。ねじ14は前述のよ
うにそのおねじ31がねじ付半管29のめねじ30内で
固定される。ねじ14は更に、数回転させて締付けるこ
とができる。勿論、ねじ10も締付けられる。ねじ14
の錠止を解除するために、このねじは数回転だけ弛めら
れる。続いて、錠止板18は端部によってあるいはねじ
回しによって揺動軸線22回りに図2と7に示す位置ま
で揺動させられる。それによって、ねじ14のおねじ3
1が前述のようにねじ付半管29のめねじ30から解放
される。そしてねじを引き抜くことができる。
【0015】弓形部材1,2が図1,2に示すように、
中心軸線3に関して半径方向に弾性撓むゴムカラー17
を備えていると、ねじ14の錠止はねじ回しを用いない
でペンチによってのみ行うことができる。すなわち、一
方では穴付フランジ12をねじ14の頭15と共に、他
方では対向支持フランジ6を押圧してゴムカラー17を
強く変形し、それによってねじ14をその最終位置を越
えて対向支持フランジ6の通過穴27に通すことによ
り、ねじの錠止を行うことができる。それに続いて手を
離すと、錠止板18が元へ揺動するので、弾性ゴムカラ
ー17が再び幾分減張するがしかし、管がゴムカラーの
間で充分に固定保持されるようにまだ緊張している。こ
の場合にも、連結解除は同じように行うことができる。
【0016】図8〜11の変形実施例は、錠止板18′
がねじ付半管を備えていないで、軸線34に関して少な
くとも180°以上にわたって延びるねじ付部分管2
9′を備えている点が、前述の実施例と異なっている。
この場合、めねじ30′は対向支持フランジ6′と反対
側の錠止板18′の外面32′とほぼ同一平面のところ
から形成されている。この範囲において、めねじは約1
20〜160°の外周角度にわたって延びている。この
角度は決して90°以下ではない。ねじ付部分管29′
は自由端38の方へ向かって先細になっている。前記と
同じことがこのめねじ30′にも当てはまる。
【0017】錠止穴28′はねじ付部分管29′と反対
の側が、外面32′に投影した形がほぼ半円形のウェブ
33′によって画成されている。このウェブは同様に、
錠止穴28′の縦軸線34方向において穴付フランジ1
2の方へねじ付部分管29′に対してずれている。ほぼ
半円形のウェブ33′は錠止板18′の部分円筒状の膨
らみ部35′によって形成されている。膨らみ部はこの
範囲において相応して拡大された対向支持フランジ6′
の通過穴27′内にある。
【0018】この実施例の場合には、錠止板18′が側
板39を備えている。この側板に凹部24′が形成され
ている。側板39は対向支持フランジ6′の側方縁部を
取り囲んでいる。対向支持フランジ6′が膨らみ部36
を備えていないので、弾性部材23は穴付フランジ12
寄りの対向支持フランジの面40に直接接触している。
【0019】ねじ付部分管29′の形状により、ねじ1
4を通過穴27と錠止穴28に通す際に、図7に示すよ
うに、錠止板18′を対向支持フランジ6′から離れる
よう揺動させる必要がない。膨らみ部36を省略したこ
とにより、穴付フランジ12と対向支持フランジ6′は
密に締付け可能である。作用原理は変わらない。この実
施例で新たに説明しない限り、上記の説明が当てはま
る。
【0020】勿論、両弓形部材1,2は穴付フランジ1
2および対向支持フランジ6または6′と反対側で、必
ずしもねじ10によって互いに連結する必要はない。小
型の管押えの場合に普通であるように、弓形部材は全部
を一体に形成し、図1と2においてフランジ4,8が示
してある範囲において、例えば穴によってこの範囲を適
当に弱くすることにより、曲げることができるように形
成可能である。このような実施例の場合にも、一つのヒ
ンジが設けられている。両弓形部材1,2が開放するこ
とができ、それによって管に装着できることが重要であ
る。
【0021】本発明による管押えの有利な構成を挙げる
と、次の通りである。
【0022】1.めねじ30がねじ付半管29に形成さ
れ、この半管が対向支持フランジ6と反対側の錠止板1
8の外面32に形成されていることを特徴とする管押
え。
【0023】2.ストッパー(ウェブ)33が錠止板1
8の膨らみ部35に形成されていることを特徴とする上
記第1項の管押え。
【0024】3.錠止板18の膨らみ部35が対向支持
フランジ6の適合する膨らみ部36内に設けられている
ことを特徴とする上記第2項の管押え。
【0025】4.めねじ30′がねじ付部分管29′に
形成され、この部分管が対向支持フランジ6′と反対側
の錠止板18′の外面32′に形成されていることを特
徴とする管押え。
【0026】5.部分円筒形のめねじ30′が120〜
160°にわたって延びていることを特徴とする上記第
4項の管押え。
【0027】6.ストッパーが錠止板18,18′のウ
ェブ33,33′として形成されていることを特徴とす
る上記第1〜5項のいずれか一つの管押え。
【0028】7.錠止板18′のストッパーが錠止板1
8′が通過穴27′に係合していることを特徴とする上
記第4〜6項のいずれか一つの管押え。
【0029】8.弾性的な部材23が揺動軸線22から
離れた対向支持フランジ6,6′と錠止板18,18′
の範囲において作用していることを特徴とする上記第1
〜7項のいずれか一つの管押え。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管押え
は、片手で閉鎖することができ、しかもねじの締付け位
置の範囲まで片手で閉鎖することができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による管押えの開放状態を示す図であ
る。
【図2】開閉時に管押えが部分的に閉じた状態を示す図
である。
【図3】管押えの錠止板の平面図である。
【図4】図3の矢視IV方向から錠止板を見た側面図で
ある。
【図5】図3の矢視V方向から錠止板を見た他の側面図
である。
【図6】対向支持フランジと錠止板の、図1に対応する
部分図である。
【図7】対向支持フランジと錠止板の、図2に対応する
部分図である。
【図8】管押えの他の実施例の錠止板の平面図である。
【図9】図8の矢視IX方向に見た錠止板の側面図であ
る。
【図10】図9の矢視X方向に見た錠止板の他の側面図
である。
【図11】対向支持フランジと錠止板の、図6に対応す
る部分図である。
【符号の説明】
1,2 弓形部材 3 中心軸線 6,6′ 対向支持フランジ 12 穴付フランジ 14 ねじ 18,18′ 錠止板 22 揺動軸線 23 弾性部材 27,27′ 通過穴 28,28′ 錠止穴 30,30′ めねじ 31 おねじ 33,33′ ストッパー(ウェブ) 34 縦軸線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ半円形の2個の弓形部材(1,2)
    を備え、この弓形部材がほぼ共通の中心軸線(3)を有
    し、かつその一端においてヒンジによって互いに連結さ
    れ、一方の弓形部材(2)がその他端に穴付フランジ
    (12)を備え、この穴付フランジの中にねじ(14)
    が設けられ、他方の弓形部材(1)がその他端に、穴付
    フランジ(12)に付設されるフランジ(6)を備え、
    このフランジがねじ(14)のおねじ(31)を収容す
    るための装置を備えている管押えにおいて、対向支持フ
    ランジ(6)として形成されたフランジが通過穴(2
    7)を有し、この通過穴の直径が少なくともねじ(1
    4)のおねじ(31)の直径に等しく、穴付フランジ
    (12)と反対の対向支持フランジ(6)の側において
    錠止板(18)がこの対向支持フランジに設けられ、こ
    の錠止板が弾性的な部材(23)の力に抗して揺動軸線
    (22)回りに対向支持フランジ(6)から離れるよう
    揺動可能であり、錠止板が錠止穴(28)を備え、この
    錠止穴の一方の側がねじ(14)のおねじ(31)に対
    応するほぼ半円筒形のめねじ(30)によって画成さ
    れ、錠止穴の他方の側がめねじ(30)に対して錠止穴
    (28)の縦軸線(34)の方向にずらされたストッパ
    ー(33)によって画成され、錠止板(18)が対向支
    持フランジ(6)に接触する際、ねじ(14)のおねじ
    (31)がストッパー(33)によって錠止穴(28)
    のめねじ(30)内に保持され、錠止板(18)が対向
    支持フランジ(6)と相対的に揺動したきにねじ(1
    4)のおねじ(31)が錠止穴(28)のめねじ(3
    0)から離れることを特徴とする管押え。
  2. 【請求項2】 ほぼ半円形の2個の弓形部材(1,2)
    を備え、この弓形部材がほぼ共通の中心軸線(3)を有
    し、かつその一端において互いに連結され、一方の弓形
    部材(2)がその他端に穴付フランジ(12)を備え、
    この穴付フランジの中にねじ(14)が設けられ、他方
    の弓形部材(1)がその他端に、穴付フランジ(12)
    に付設されるフランジ(6′)を備え、このフランジが
    ねじ(14)のおねじ(31)を収容するための装置を
    備えている管押えにおいて、対向支持フランジ(6′)
    として形成されたフランジが通過穴(27′)を有し、
    この通過穴の直径が少なくともねじ(14)のおねじ
    (31)の直径に等しく、穴付フランジ(12)と反対
    の対向支持フランジ(6′)の側において錠止板(1
    8′)がこの対向支持フランジに設けられ、この錠止板
    が弾性的な部材(23)の力に抗して揺動軸線(22)
    回りに対向支持フランジ(6′)から離れるよう揺動可
    能であり、錠止板が錠止穴(28′)を備え、この錠止
    穴の一方の側がねじ(14)のおねじ(31)に対応す
    る部分円筒形のめねじ(30′)によって画成され、錠
    止穴の他方の側がめねじ(30′)に対して錠止穴(2
    8′)の縦軸線(34)の方向にずらされたストッパー
    (33′)によって画成され、錠止板(18′)が対向
    支持フランジ(6′)に接触する際、ねじ(14)のお
    ねじ(31)がストッパー(33′)によって錠止穴
    (28′)のめねじ(30′)内に保持され、錠止板
    (18′)が対向支持フランジ(6′)と相対的に揺動
    したきにねじ(14)のおねじ(31)が錠止穴(2
    8′)のめねじ(30′)から離れることを特徴とする
    管押え。
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DE59301658D1 (de) 1996-03-28
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