JPH0610880U - 近接センサ付led灯具 - Google Patents
近接センサ付led灯具Info
- Publication number
- JPH0610880U JPH0610880U JP5423292U JP5423292U JPH0610880U JP H0610880 U JPH0610880 U JP H0610880U JP 5423292 U JP5423292 U JP 5423292U JP 5423292 U JP5423292 U JP 5423292U JP H0610880 U JPH0610880 U JP H0610880U
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- JP
- Japan
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- light
- led
- proximity sensor
- leds
- light source
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- Pending
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のこの種の近接センサ付LED灯具にお
いては、例えば尾灯用の光源である可視光LEDからの
光の反射をもって近接を検知するものであったので、尾
灯としての適正な照度と、近接センサの投光器としての
適正な照度との値に差を生じ、一方を適正とするときに
は他の一方が不十分となっていた。 【構成】 本考案により、光源には灯光色を発する可視
光LED3aに加えて適宜数の赤外発光LED3bが混
入されている近接センサ付LED灯具1とすることで、
LED3の総数及び可視光LED3aと赤外発光LED
3bとの混入比を調整することで、夫々に適正な照度の
設定を可能として課題を解決するものである。
いては、例えば尾灯用の光源である可視光LEDからの
光の反射をもって近接を検知するものであったので、尾
灯としての適正な照度と、近接センサの投光器としての
適正な照度との値に差を生じ、一方を適正とするときに
は他の一方が不十分となっていた。 【構成】 本考案により、光源には灯光色を発する可視
光LED3aに加えて適宜数の赤外発光LED3bが混
入されている近接センサ付LED灯具1とすることで、
LED3の総数及び可視光LED3aと赤外発光LED
3bとの混入比を調整することで、夫々に適正な照度の
設定を可能として課題を解決するものである。
Description
【0001】
本考案は例えば尾灯など車両用灯具に関するものであり、詳細には受光センサ が併設され、前記車両用灯具からの発光の障害物などに当接する反射光を利用し て測距し、例えば後退時の安全確保を図る近接センサ付LED灯具に係るもので ある。
【0002】
従来のこの種の近接センサ付LED灯具90の構成の例を示すものが図2であ り、光源基板91には例えば赤色など、この灯具90の発光色に対応するLED 92の複数が搭載されて規定の発光面積と発光輝度とが得られるようにされると 共に、例えばホトダイオードなどによる受光センサ93が、前記LED92から の発光が被検出体に当接した反射光を受光するように設けられているものであり 、この反射光の強度或いは位相差により被検出体までの距離を測距して、運転者 に障害物の状態を告知するものである。尚、通常には前記光源基板91、LED 92、受光センサ93はレンズ94で覆われその個々の存在は認知できないもの とされている。
【0003】
しかしながら、前記した従来の近接センサ付LED灯具90の構成では、例え ば尾灯としての機能を満足させるに充分な明るさが得られる個数のLED92を 配置した場合には、被検出体からの反射光が充分に得られず近接検出機能が不足 すると云う問題点を生ずるものとなり、従って灯具としての必要以上の個数のL ED92を設けざるを得ないものとなり、これにより消費電力の増加或いは後続 車に対する眩惑の発生などの問題点を生じ、これらの点の解決が課題とされるも のとなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は前記した従来の課題を解決するための具体的手段として、LEDを光 源とし且つ該LED光の被検出体による反射光を受光する受光センサが併設され た近接センサ付LED灯具において、前記光源には灯光色を発する可視光LED に加えて適宜数の赤外発光LEDが混入されていることを特徴とする近接センサ 付LED灯具を提供することで課題を解決するものである。
【0005】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて詳細に説明する。 図1に符号1で示すものは近接センサ付LED灯具(以下、LED灯具1と略 称する)であり、このLED灯具1は光源基板2上に載置される複数のLED3 と、例えばホトダイオードである受光センサ4とで構成されて、前記LED3か らの発光の被検出体による反射光を受光センサ4で受光し測距するものとされて いる点は従来例のものと同様である。
【0006】 しかしながら、本考案により前記LED3は、例えばこのLED灯具1が尾灯 である場合に採用される赤色の発光色を有する可視光LED3aに加えて、非可 視光である赤外発光LED3bの適宜数が混入されて前記光源基板2が形成され ている。
【0007】 ここで、前記LED3について説明を行えば、前記可視光LED3aは通常に は連続点灯を行うことが予測されて定格が定められるものであるので、代表的に は20mA程度の駆動電流が規定されるものとなっている。これに対して赤外発光 LED3bは例えばテレビジョン受像機のリモートコントロール用など間欠的な 使用に対して定格が定められ、パルス駆動を行うことで1A程度の駆動電流にも 耐えるものとされ、前記可視光LED3aに比較して桁違いに強力な光量が得ら れるものとされている。
【0008】 このことは、単純に電流値で比較しても赤外発光LED3bは可視光LED3 aに対して50倍の発光量を有するものとなるので、仮に可視光LED3aの1 0個に対して赤外発光LED3bの一個を混入したときには、LED灯具1は略 5倍の発光量を有するものとなり、当然に検出距離が延長されるものとなる。
【0009】 尚、このときに、前記赤外発光LED3bから生ずる強力な発光は人間の視感 度に対しては不感波長である赤外線で行われるものであるので、例えば後続車の 運転者に対して眩惑などを生じさせることはなく、前記した運転者は専らに可視 光LED3aからの発光のみに感応するものとなる。
【0010】 従って、本考案の構成によれば、例えば尾灯としての最適な照度の設定と、近 接センサの投光部としての最適な照度の設定とが、可視光LED3aと赤外発光 LED3bの混入比及び総数を設定することで自在に行えるものとなり、夫々の 目的に対し適正化が行え、例えば消費電力の無用な増大、後続車に対する眩惑の 発生などを防止する。
【0011】 また、実際の実施に当たっては、これらLED3、即ち可視光LED3aと赤 外発光LED3bとの前面は従来例のものと同様に例えば赤色としたレンズ5で 覆われるものとされているので、発光していることを認知することが不可能な赤 外発光LED3bが直接に観視されることはなく、これにより前記赤外発光LE D3bが不点灯のものとして観視され、例えば不良品の混在として認識されるな どの違和感は防止されるものとなる。尚、図中に符号6で示すものはコントロー ラであり、例えばLED3にパルス電流を供給し、LED3からの発光と外光と の識別を可能とするなどの目的で採用されるものである。
【0012】
以上に説明したように本考案により、LED灯具の光源を可視光LED中に適 宜数の赤外発光LEDを混入した構成としたことで、夫々の個数をその目的に対 し最低必要限のものとして設定可能となり、例えば被検出体の必要距離での検出 感度の確保のために尾灯としての必要輝度以上の数のLEDが使用され、消費電 力が増大すると共に後続車に眩惑を生じさせるなどの課題を解決し、この種LE D灯具の性能向上に優れた効果を奏するものである。また、使用されるLEDの 数が適正化されたことで大幅なコストダウンも可能となる。
【図1】 本考案に係る近接センサ付LED灯具の一実
施例を一部を破断した状態で示す斜視図である。
施例を一部を破断した状態で示す斜視図である。
【図2】 従来例を一部を破断した状態で示す斜視図で
ある。
ある。
1……近接センサ付LED灯具 2……光源基板 3……LED 3a……可視光LED、3b……赤外発光LED 4……受光センサ 5……レンズ 6……コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/78 N 9383−5J
Claims (1)
- 【請求項1】 LEDを光源とし且つ該LED光の被検
出体による反射光を受光する受光センサが併設された近
接センサ付LED灯具において、前記光源には灯光色を
発する可視光LEDに加えて適宜数の赤外発光LEDが
混入されていることを特徴とする近接センサ付LED灯
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5423292U JPH0610880U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 近接センサ付led灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5423292U JPH0610880U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 近接センサ付led灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610880U true JPH0610880U (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=12964801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5423292U Pending JPH0610880U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 近接センサ付led灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610880U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62186401A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-14 | 市光工業株式会社 | プロジエクタ型の前照灯 |
JP2006236586A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-09-07 | Takashi Ohari | 車両用灯具 |
US7134775B2 (en) | 2003-02-03 | 2006-11-14 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicular headlamp and light-emitting module therefor |
JP2006347381A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | 赤外線投光器 |
JP2008514908A (ja) * | 2004-09-28 | 2008-05-08 | コンティネンタル・テーベス・アクチエンゲゼルシヤフト・ウント・コンパニー・オッフェネ・ハンデルスゲゼルシヤフト | 点滅灯内において一体にまとめられた、光学的な、側方の周辺センサーを有する自動車 |
JP2010137675A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Codetech:Kk | 車両灯具用ledバルブ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63309881A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-16 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用障害物検出装置 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP5423292U patent/JPH0610880U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63309881A (ja) * | 1987-06-12 | 1988-12-16 | Stanley Electric Co Ltd | 車両用障害物検出装置 |
Cited By (7)
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