JPH06108587A - トラス梁 - Google Patents
トラス梁Info
- Publication number
- JPH06108587A JPH06108587A JP26254592A JP26254592A JPH06108587A JP H06108587 A JPH06108587 A JP H06108587A JP 26254592 A JP26254592 A JP 26254592A JP 26254592 A JP26254592 A JP 26254592A JP H06108587 A JPH06108587 A JP H06108587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chord member
- lower chord
- steel material
- truss beam
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラス梁の剛性を増加させる。
【構成】 上弦材１１と、下弦材１２と、これら上弦材
１１と下弦材１２との間に張設された斜材１４とを備え
る。上弦材１１と下弦材１２とをそれぞれ並列状態に配
設する。下弦材１２は、断面視逆Ｙ字状に形成する。下
弦材１２の逆Ｙ字の中央部下部に一本のＰＣ鋼材１５を
取り付ける。ＰＣ鋼材１５にプレストレスを導入する。 【効果】 下弦材の中央部にプレストレスが直接導入さ
れるため、下弦材の中央部の剛性を増加させることがで
き、トラス梁の剛性を増加させることができる。
１１と下弦材１２との間に張設された斜材１４とを備え
る。上弦材１１と下弦材１２とをそれぞれ並列状態に配
設する。下弦材１２は、断面視逆Ｙ字状に形成する。下
弦材１２の逆Ｙ字の中央部下部に一本のＰＣ鋼材１５を
取り付ける。ＰＣ鋼材１５にプレストレスを導入する。 【効果】 下弦材の中央部にプレストレスが直接導入さ
れるため、下弦材の中央部の剛性を増加させることがで
き、トラス梁の剛性を増加させることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラス梁にかかり、特
に、大規模屋根等の建築構造物、人工地盤等の土木構造
物に用いて好適なトラス梁に関するものである。
に、大規模屋根等の建築構造物、人工地盤等の土木構造
物に用いて好適なトラス梁に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、構造物の梁として用いるトラス
には、スーパーウィングと呼ばれるトラス梁がある。こ
のトラス梁は、図４に示すように、一方向に延びる上弦
材１と、この上弦材２に並設された下弦材２と、これら
上弦材１と下弦材２とに連結され、上弦材１の延びる方
向に直交する方向（略鉛直方向）に延びる束材（縦材）
３と、上弦材１と下弦材２との間に張設され、上弦材１
の延びる方向に斜めに配設された斜材（ラチス材）４と
から構成されている。これら束材３と斜材４とは、上弦
材１と下弦材２とに配設された接合ブロック８に接合さ
れている。前記トラス梁では、地盤等に立設された支持
部材６に上弦材１の両端部が支持されている。
には、スーパーウィングと呼ばれるトラス梁がある。こ
のトラス梁は、図４に示すように、一方向に延びる上弦
材１と、この上弦材２に並設された下弦材２と、これら
上弦材１と下弦材２とに連結され、上弦材１の延びる方
向に直交する方向（略鉛直方向）に延びる束材（縦材）
３と、上弦材１と下弦材２との間に張設され、上弦材１
の延びる方向に斜めに配設された斜材（ラチス材）４と
から構成されている。これら束材３と斜材４とは、上弦
材１と下弦材２とに配設された接合ブロック８に接合さ
れている。前記トラス梁では、地盤等に立設された支持
部材６に上弦材１の両端部が支持されている。
【０００３】前記上弦材１には、図５に示すように、複
数の上弦材１に架け渡された連結材７が接合されてい
る。この連結材７は、上弦材１の延びる方向に直交する
方向（略水平方向）に延在されている。前記下弦材２
は、断面視逆Ｔ字状の鋼材からなり、その上面中央部に
接合された接合ブロック８で束材３、斜材４を配設・固
定され、該下弦材２の上面中央部を挟んでＰＣ鋼材５が
それぞれ取り付けられた構成にされている。このＰＣ鋼
材５は、下弦材２の延びる方向に沿って配設され、該Ｐ
Ｃ鋼材５自身を緊張させることにより、プレストレスを
導入した構成にされている。このため、下弦材２にプレ
ストレスが導入され、トラス梁が大スパンに形成可能に
構成される。
数の上弦材１に架け渡された連結材７が接合されてい
る。この連結材７は、上弦材１の延びる方向に直交する
方向（略水平方向）に延在されている。前記下弦材２
は、断面視逆Ｔ字状の鋼材からなり、その上面中央部に
接合された接合ブロック８で束材３、斜材４を配設・固
定され、該下弦材２の上面中央部を挟んでＰＣ鋼材５が
それぞれ取り付けられた構成にされている。このＰＣ鋼
材５は、下弦材２の延びる方向に沿って配設され、該Ｐ
Ｃ鋼材５自身を緊張させることにより、プレストレスを
導入した構成にされている。このため、下弦材２にプレ
ストレスが導入され、トラス梁が大スパンに形成可能に
構成される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図６に
示すように、ＰＣ鋼材５は下弦材２の上面中央部を挟ん
で下弦材２の両端部に取り付けられているから、充分な
プレストレスが下弦材２の中央部に導入されず、この下
弦材２の中央部の剛性が向上されず、トラス梁に充分な
剛性を得ることができなかった。そして、ＰＣ鋼材５に
プレストレスが導入され、このＰＣ鋼材５が下弦材２の
両端部に取り付けられているから、この下弦材２の両端
部に高い剛性が必要にされ、下弦材２の重量が大きくさ
れていた。さらに、ＰＣ鋼材５が下弦材２の両端部に二
本取り付けられているから、ＰＣ鋼材５に要する費用が
多大であり、ＰＣ鋼材５の施工作業が煩雑であった。
示すように、ＰＣ鋼材５は下弦材２の上面中央部を挟ん
で下弦材２の両端部に取り付けられているから、充分な
プレストレスが下弦材２の中央部に導入されず、この下
弦材２の中央部の剛性が向上されず、トラス梁に充分な
剛性を得ることができなかった。そして、ＰＣ鋼材５に
プレストレスが導入され、このＰＣ鋼材５が下弦材２の
両端部に取り付けられているから、この下弦材２の両端
部に高い剛性が必要にされ、下弦材２の重量が大きくさ
れていた。さらに、ＰＣ鋼材５が下弦材２の両端部に二
本取り付けられているから、ＰＣ鋼材５に要する費用が
多大であり、ＰＣ鋼材５の施工作業が煩雑であった。
【０００５】本発明は前記課題を有効に解決するもの
で、トラス梁の剛性を増加させるとともに、トラス梁の
重量を小さくさせ、かつ、ＰＣ鋼材の施工作業性を向上
させ、ＰＣ鋼材に要する費用を低減させたトラス梁を提
供することを目的とする。
で、トラス梁の剛性を増加させるとともに、トラス梁の
重量を小さくさせ、かつ、ＰＣ鋼材の施工作業性を向上
させ、ＰＣ鋼材に要する費用を低減させたトラス梁を提
供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のトラス梁は、構
造物の梁として、上弦材と、下弦材と、これら上弦材と
下弦材との間に張設された斜材とを備え、前記上弦材と
下弦材とは、それぞれ並列状態に配設されたトラス梁で
あって、前記下弦材は、断面視逆Ｙ字状に形成され、該
下弦材の逆Ｙ字の中央部下部には、一本のＰＣ鋼材が一
体に取り付けられ、該ＰＣ鋼材には、プレストレスが導
入されていることを特徴とするものである。
造物の梁として、上弦材と、下弦材と、これら上弦材と
下弦材との間に張設された斜材とを備え、前記上弦材と
下弦材とは、それぞれ並列状態に配設されたトラス梁で
あって、前記下弦材は、断面視逆Ｙ字状に形成され、該
下弦材の逆Ｙ字の中央部下部には、一本のＰＣ鋼材が一
体に取り付けられ、該ＰＣ鋼材には、プレストレスが導
入されていることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】本発明のトラス梁では、プレストレスがＰＣ鋼
材に導入され、このＰＣ鋼材が下弦材の中央部下部に一
体に取り付けられているから、ＰＣ鋼材から下弦材の中
央部にプレストレスが導入され、この下弦材の中央部の
剛性が増加され、トラス梁の剛性が増加される。ＰＣ鋼
材が下弦材の中央部下部に取り付けられているから、下
弦材の両端部に高い剛性が不要にされる。ＰＣ鋼材が下
弦材の中央部に取り付けられ、この下弦材が断面視逆Ｙ
字状に形成されているから、下弦材の両端部にＰＣ鋼材
を二本取り付ける場合に比べて、一本のＰＣ鋼材が下弦
材の逆Ｙ字に沿って移動され、下弦材の中央部にＰＣ鋼
材が配設される。
材に導入され、このＰＣ鋼材が下弦材の中央部下部に一
体に取り付けられているから、ＰＣ鋼材から下弦材の中
央部にプレストレスが導入され、この下弦材の中央部の
剛性が増加され、トラス梁の剛性が増加される。ＰＣ鋼
材が下弦材の中央部下部に取り付けられているから、下
弦材の両端部に高い剛性が不要にされる。ＰＣ鋼材が下
弦材の中央部に取り付けられ、この下弦材が断面視逆Ｙ
字状に形成されているから、下弦材の両端部にＰＣ鋼材
を二本取り付ける場合に比べて、一本のＰＣ鋼材が下弦
材の逆Ｙ字に沿って移動され、下弦材の中央部にＰＣ鋼
材が配設される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明のトラス梁の一実施例につい
て、図１ないし図３を参照しながら説明する。図２に示
すように、符号１０はトラス梁であり、１１は上弦材、
１２は下弦材、１３は束材（縦材）、１４は斜材（ラチ
ス材）、１５はＰＣ鋼材である。前記トラス梁１０で
は、地盤等に立設された支持部材１６に上弦材１１の両
端部が支持され、この上弦材１１が所定方向に延在さ
れ、この上弦材１１の延在方向に沿って下弦材１２が並
設されている。これら上弦材１１と下弦材１２との間に
は、これらを連結する束材１３が上弦材１１と下弦材１
２との延在方向に直交する方向に配設され、上弦材１１
の延在方向に対して斜材１４が斜めに張設されている。
こられ束材１３と斜材１４とは、鋼管や鉄骨から形成さ
れ、その両端部が上弦材１１と下弦材１２とにそれぞれ
接合された接合ブロック１８に接合されている。
て、図１ないし図３を参照しながら説明する。図２に示
すように、符号１０はトラス梁であり、１１は上弦材、
１２は下弦材、１３は束材（縦材）、１４は斜材（ラチ
ス材）、１５はＰＣ鋼材である。前記トラス梁１０で
は、地盤等に立設された支持部材１６に上弦材１１の両
端部が支持され、この上弦材１１が所定方向に延在さ
れ、この上弦材１１の延在方向に沿って下弦材１２が並
設されている。これら上弦材１１と下弦材１２との間に
は、これらを連結する束材１３が上弦材１１と下弦材１
２との延在方向に直交する方向に配設され、上弦材１１
の延在方向に対して斜材１４が斜めに張設されている。
こられ束材１３と斜材１４とは、鋼管や鉄骨から形成さ
れ、その両端部が上弦材１１と下弦材１２とにそれぞれ
接合された接合ブロック１８に接合されている。
【０００９】上弦材１１は、図１に示すように、複数の
上弦材１１に架け渡される連結材１７に接合されてい
る。下弦材１２は、図３に示すように、断面視逆Ｙ字状
の鋼材からなり、その重心をトラス梁１０の外側に配置
されている。この下弦材１２の中央部では、束材１３、
斜材１４が上部に接合された接合ブロック１８に配設・
固定され、一本のＰＣ鋼材１５が下部に一体に取り付け
られている。このＰＣ鋼材１５は、棒状に形成され、下
弦材１２の下方の折曲部分に固定され、両端部から該Ｐ
Ｃ鋼材１５を緊張させることにより、該ＰＣ鋼材１５に
プレストレスを導入した構成にされている。すなわち、
ＰＣ鋼材１５は、下弦材１２の重心の位置に取り付けら
れている。
上弦材１１に架け渡される連結材１７に接合されてい
る。下弦材１２は、図３に示すように、断面視逆Ｙ字状
の鋼材からなり、その重心をトラス梁１０の外側に配置
されている。この下弦材１２の中央部では、束材１３、
斜材１４が上部に接合された接合ブロック１８に配設・
固定され、一本のＰＣ鋼材１５が下部に一体に取り付け
られている。このＰＣ鋼材１５は、棒状に形成され、下
弦材１２の下方の折曲部分に固定され、両端部から該Ｐ
Ｃ鋼材１５を緊張させることにより、該ＰＣ鋼材１５に
プレストレスを導入した構成にされている。すなわち、
ＰＣ鋼材１５は、下弦材１２の重心の位置に取り付けら
れている。
【００１０】このようなトラス梁１０の施工方法では、
地盤Ｇに支持部材１６を複数立設し、この支持部材１６
の上端部に上弦材１１の両端部を接続し、この上弦材１
１を所定高さに配設する。これら上弦材１１に前記束材
１３を並列状態に配設する。ここで、前記束材１３の一
端を前記上弦材１１に固定する。そして、あらかじめ工
場で下弦材１２を断面視逆Ｙ字状に折曲形成し、この下
弦材１２の中央部に束材１３の他端を接続・固定し、下
弦材１２を所定高さに配設する。一方、束材１３の他端
と上弦材１１との間に斜材１４を張設する。
地盤Ｇに支持部材１６を複数立設し、この支持部材１６
の上端部に上弦材１１の両端部を接続し、この上弦材１
１を所定高さに配設する。これら上弦材１１に前記束材
１３を並列状態に配設する。ここで、前記束材１３の一
端を前記上弦材１１に固定する。そして、あらかじめ工
場で下弦材１２を断面視逆Ｙ字状に折曲形成し、この下
弦材１２の中央部に束材１３の他端を接続・固定し、下
弦材１２を所定高さに配設する。一方、束材１３の他端
と上弦材１１との間に斜材１４を張設する。
【００１１】その後、下弦材１２の逆Ｙ字に沿ってＰＣ
鋼材１５を移動させ、このＰＣ鋼材１５を下弦材１２の
中央部下部に一体に取り付ける。そして、前記ＰＣ鋼材
１５をその両端から緊張させることにより、ＰＣ鋼材１
５にプレストレスを導入させ、トラス梁１０を地盤Ｇ上
に施工する。このため、プレストレスがＰＣ鋼材１５に
導入され、このＰＣ鋼材１５が下弦材１２の中央部下部
に取り付けられているから、下弦材１２の中央部の剛性
が増加され、トラス梁１０の剛性が増加される。
鋼材１５を移動させ、このＰＣ鋼材１５を下弦材１２の
中央部下部に一体に取り付ける。そして、前記ＰＣ鋼材
１５をその両端から緊張させることにより、ＰＣ鋼材１
５にプレストレスを導入させ、トラス梁１０を地盤Ｇ上
に施工する。このため、プレストレスがＰＣ鋼材１５に
導入され、このＰＣ鋼材１５が下弦材１２の中央部下部
に取り付けられているから、下弦材１２の中央部の剛性
が増加され、トラス梁１０の剛性が増加される。
【００１２】このようなトラス梁１０によれば、上弦材
１１と、下弦材１２と、これら上弦材１１と下弦材１２
との間に張設された斜材１４とを備え、前記上弦材１１
と下弦材１２とは、それぞれ並列状態に配設され、下弦
材１２の重心の位置には、一本のＰＣ鋼材１５が取り付
けられ、このＰＣ鋼材１５を緊張することにより該ＰＣ
鋼材１５にプレストレスが導入されているから、下弦材
１２の中央部にプレストレスが直接導入される。このた
め、下弦材１２の重心の位置で該下弦材１２にプレスト
レスを導入したから、下弦材１２の剛性を増加させるこ
とができ、トラス梁１０の剛性を増加させることができ
る。
１１と、下弦材１２と、これら上弦材１１と下弦材１２
との間に張設された斜材１４とを備え、前記上弦材１１
と下弦材１２とは、それぞれ並列状態に配設され、下弦
材１２の重心の位置には、一本のＰＣ鋼材１５が取り付
けられ、このＰＣ鋼材１５を緊張することにより該ＰＣ
鋼材１５にプレストレスが導入されているから、下弦材
１２の中央部にプレストレスが直接導入される。このた
め、下弦材１２の重心の位置で該下弦材１２にプレスト
レスを導入したから、下弦材１２の剛性を増加させるこ
とができ、トラス梁１０の剛性を増加させることができ
る。
【００１３】そして、下弦材１２の中央部にＰＣ鋼材１
５が取り付けられているから、下弦材１２の両端部を高
い剛性にする必要性をなくすことができ、下弦材１２の
両端部の重量を低減でき、トラス梁１０の重量を低減で
きる。さらに、下弦材１２は、断面視逆Ｙ字状に形成さ
れ、該下弦材１２の逆Ｙ字の中央部下部には、一本のＰ
Ｃ鋼材１５が取り付けられているから、一本のＰＣ鋼材
１５を下弦材１２のＹ字に沿って移動させ、この下弦材
１２の中央部にＰＣ鋼材１５が配設される。このため、
ＰＣ鋼材１５の施工作業性を向上させることができ、二
本のＰＣ鋼材１５を一本にまとめることができ、ＰＣ鋼
材１５に要する費用を低減でき、トラス梁１０に要する
費用を低減できる。
５が取り付けられているから、下弦材１２の両端部を高
い剛性にする必要性をなくすことができ、下弦材１２の
両端部の重量を低減でき、トラス梁１０の重量を低減で
きる。さらに、下弦材１２は、断面視逆Ｙ字状に形成さ
れ、該下弦材１２の逆Ｙ字の中央部下部には、一本のＰ
Ｃ鋼材１５が取り付けられているから、一本のＰＣ鋼材
１５を下弦材１２のＹ字に沿って移動させ、この下弦材
１２の中央部にＰＣ鋼材１５が配設される。このため、
ＰＣ鋼材１５の施工作業性を向上させることができ、二
本のＰＣ鋼材１５を一本にまとめることができ、ＰＣ鋼
材１５に要する費用を低減でき、トラス梁１０に要する
費用を低減できる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトラス梁
によれば、構造物の梁として、上弦材と、下弦材と、こ
れら上弦材と下弦材との間に張設された斜材とを備え、
前記上弦材と下弦材とは、それぞれ並列状態に配設され
てなり、前記下弦材の中央部下部には、一本のＰＣ鋼材
が取り付けられ、該ＰＣ鋼材には、プレストレスが導入
されている構成にしたから、下弦材の中央部にプレスト
レスが直接導入される。このため、下弦材の中央部の剛
性を増加させることができ、トラス梁の剛性を増加させ
ることができる。
によれば、構造物の梁として、上弦材と、下弦材と、こ
れら上弦材と下弦材との間に張設された斜材とを備え、
前記上弦材と下弦材とは、それぞれ並列状態に配設され
てなり、前記下弦材の中央部下部には、一本のＰＣ鋼材
が取り付けられ、該ＰＣ鋼材には、プレストレスが導入
されている構成にしたから、下弦材の中央部にプレスト
レスが直接導入される。このため、下弦材の中央部の剛
性を増加させることができ、トラス梁の剛性を増加させ
ることができる。
【００１５】そして、下弦材の中央部にＰＣ鋼材が取り
付けられている構成にしたから、下弦材の両端部に高い
剛性が不要にされ、下弦材の両端部の重量を低減でき、
トラス梁の重量を低減できる。さらに、下弦材は、断面
視逆Ｙ字状に形成され、該下弦材の逆Ｙ字の中央部下部
には、一本のＰＣ鋼材が取り付けられている構成にした
から、一本のＰＣ鋼材を下弦材の逆Ｙ字に沿って移動さ
せ、この下弦材の中央部にＰＣ鋼材が配設される。この
ため、ＰＣ鋼材の施工作業性を向上させることができ、
二本のＰＣ鋼材を一本にまとめることができ、ＰＣ鋼材
に要する費用を低減でき、トラス梁に要する費用を低減
できるという効果を奏することができる。
付けられている構成にしたから、下弦材の両端部に高い
剛性が不要にされ、下弦材の両端部の重量を低減でき、
トラス梁の重量を低減できる。さらに、下弦材は、断面
視逆Ｙ字状に形成され、該下弦材の逆Ｙ字の中央部下部
には、一本のＰＣ鋼材が取り付けられている構成にした
から、一本のＰＣ鋼材を下弦材の逆Ｙ字に沿って移動さ
せ、この下弦材の中央部にＰＣ鋼材が配設される。この
ため、ＰＣ鋼材の施工作業性を向上させることができ、
二本のＰＣ鋼材を一本にまとめることができ、ＰＣ鋼材
に要する費用を低減でき、トラス梁に要する費用を低減
できるという効果を奏することができる。
【図１】本発明のトラス梁を示す正面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】図１の下弦材を示す正面図である。
【図４】従来のトラス梁を示す正面図である。
【図５】図４の側面図である。
【図６】図４の下弦材を示す正面図である。
１０ トラス梁 １１ 上弦材 １２ 下弦材 １４ 斜材 １５ ＰＣ鋼材
Claims (1)
- 【請求項１】 構造物の梁として、上弦材と、下弦材
と、これら上弦材と下弦材との間に張設された斜材とを
備え、前記上弦材と下弦材とは、それぞれ並列状態に配
設されたトラス梁であって、前記下弦材は、断面視逆Ｙ
字状に形成され、該下弦材の逆Ｙ字の中央部下部には、
一本のＰＣ鋼材が一体に取り付けられ、該ＰＣ鋼材に
は、プレストレスが導入されていることを特徴とするト
ラス梁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26254592A JPH06108587A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | トラス梁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26254592A JPH06108587A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | トラス梁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108587A true JPH06108587A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17377302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26254592A Pending JPH06108587A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | トラス梁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06108587A (ja) |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26254592A patent/JPH06108587A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010703 |