JP2001152606A - 小屋組トラス部材 - Google Patents

小屋組トラス部材

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JP2001152606A
JP2001152606A JP34081999A JP34081999A JP2001152606A JP 2001152606 A JP2001152606 A JP 2001152606A JP 34081999 A JP34081999 A JP 34081999A JP 34081999 A JP34081999 A JP 34081999A JP 2001152606 A JP2001152606 A JP 2001152606A
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Etsuya Yasui
悦也 安井
Ichiro Nakano
一郎 中野
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Sumitomo Forestry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラス構造を採用しつつ十分な屋根裏空間を
安定した状態で容易に確保することのできる小屋組トラ
ス部材を提供する。 【解決手段】 建物に設けられた軒桁材11の上方に載
置されて小屋組12を構成する小屋組トラス部材10で
あって、所定の屋根勾配で傾斜し、上端部が互いに接合
された一対の上弦材18と、上弦材18の下方にあって
屋根勾配よりも緩い勾配で傾斜し、上端部で一端が互い
に接合され他端が上弦材18に各々接合される一対の下
弦材19と、上弦材18と下弦材19との間に介在し、
これらと共に複数の三角形を形成する斜材20,21と
からなるトラス本体22と、上弦材18に上端が軒桁材
11に下端が接合されて立設配置され、トラス本体22
を軒桁材11から持ち上げた状態で保持する補足柱16
と、補足柱16及び上弦材18と共に三角形を形成する
補足斜材24とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物に設けられた
軒桁材の上方に載置されて小屋組を構成する小屋組トラ
ス部材に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】小屋組
は、屋根の下方に設けられて屋根を支える骨組構造であ
り、例えば木造軸組構法による建物に設けられた軒桁材
の上に載置され、この軒桁材によって支持された状態で
屋根勾配に沿って配設される。かかる小屋組50は、図
4に示されるように、互いに平行に配設された一対の軒
桁51間に小屋梁、ろく梁等の横架材52を架設し、こ
の横架材52上に複数の束材53を立設し、束材53上
に母屋・棟木54や垂木55等を配設して形成されるの
が一般的であり、この小屋組50の上面に屋根材料56
が取り付けられる。
【0003】また、小屋裏に大きなスペースを確保して
小屋裏空間の有効利用を図るべく、本願出願人の出願に
係る特開平10−292546号公報には、小屋梁、束
材等を用いることなく、屋根勾配に沿った形状の山型フ
レームを、軒桁上に立設配置した補足柱を下端部に介在
させつつ、軒桁に架設して小屋組とした屋根構造が記載
されている。
【0004】上記特開平10−292546号公報に記
載された屋根構造によれば、小屋組に小屋梁、束材等が
なく、また補足柱によって上方に持ち上げられているこ
とにより、大きな屋根裏空間を容易に確保することがで
きるという利点を有する一方で、小屋組は両端部のみで
補足柱により下方から支持されており、その中間部には
下方から支持する束材等が設けられていないので、当該
中間部に大きな曲げ応力が負荷されることになる。した
がって、大きな曲げ応力に抵抗するために山型フレーム
の部材断面を大きくする必要があり、小屋組が比較的高
価なものとなっていた。
【0005】これに対し、複数の三角形が連接する形状
に組み立てられた多数の棒状部材からなる小屋組トラス
が、例えば本願出願人の出願に係る特開平11−236
745号公報に記載されている。かかる小屋組トラスに
よれば、基本的に各棒状部材は互いにピン結合され、軸
方向への圧縮力と引張力によって荷重を支持する構造を
備える。したがって、各棒状部材の部材断面を小さくし
て経済性を図りつつ小屋組を形成することが可能にな
る。
【0006】しかしながら、このようなトラス構造を有
する小屋組トラスによれば、一般に、水平に配設された
下弦材の上方において複数の三角形が横方向に連接する
構造となっているため、下弦材が邪魔になって十分な屋
根裏空間を確保することが困難である。また、単に補足
柱を介して小屋組トラスを持ち上げても、小屋組の安定
性に欠けることになる。
【0007】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされたもので、トラス構造を採用しつつ十分な屋根
裏空間を安定した状態で容易に確保することのできる小
屋組トラス部材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物に設けら
れた軒桁材の上方に載置されて小屋組を構成するトラス
部材において、所定の屋根勾配で傾斜して配置されると
共に、上端部が互いに接合された一対の上弦材と、該一
対の上弦材の下方にあって前記屋根勾配よりも緩い勾配
で傾斜して配置されると共に、上端部で一端が互いに接
合され他端が前記上弦材に各々接合される一対の下弦材
と、前記上弦材と前記下弦材との間に介在し、前記上弦
材及び前記下弦材と共に複数の三角形を形成する斜材と
からなるトラス本体と、前記上弦材に上端が接合される
と共に下端が前記軒桁材に接合されて軒桁材の上方に立
設配置され、前記トラス本体を前記軒桁材から持ち上げ
た状態で保持する補足柱と、前記上弦材及び前記下弦材
の接合部と前記補足柱の下端部との間に介在して、前記
補足柱及び前記上弦材と共に三角形を形成する補足斜材
とからなることを特徴とする小屋組トラス部材を提供す
ることにより、上記目的を達成したものである(請求項
1記載の発明)。
【0009】また、本発明の小屋組トラス部材は、好ま
しくは木造軸組構法による建物の小屋組を構成するトラ
ス部材として用いることが好ましい(請求項2記載の発
明)。
【0010】さらに、本発明の小屋組トラス部材は、前
記トラス本体がシーザーストラスであることが好ましい
(請求項3記載の発明)。
【0011】さらにまた、本発明の小屋組トラス部材
は、前記一対の上弦材の上端部における接合部及び前記
一対の下弦材の上端部における接合部で二分割された一
対の単位トラス部材によって構成し、前記一対の単位ト
ラス部材を接合一体化した後に前記軒桁材の上方に載置
することが好ましい(請求項4記載の発明)。
【0012】そして、本発明の小屋組トラス部材は、前
記トラス本体に、前記一対の上弦材の上端部における接
合部と前記一対の下弦材の上端部における接合部との間
に介在する竪束部材を設け、該竪束部材の中央で二分割
して前記一対の単位トラス部材を形成し、該竪束部材を
密着一体化しつつ前記一対の単位トラス部材を接合一体
化することが好ましい(請求項5記載の発明)。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態の小屋組
トラス部材10は、図1に示すように、例えば軸組構法
による建物の最上階部分の外壁の上端に設けられた軒桁
材11上に載置され、上面に屋根を取り付けて当該屋根
を支える小屋組12の構成部材として採用されたもので
ある。
【0014】本実施形態によれば、小屋組12は、多数
の棒状部材からなる骨組構造であり、互いに平行に配置
される一対の軒桁材11の両端部において、軒桁材11
とは垂直方向に架設された一対の横架材13上に各々立
設配置される一対の妻枠パネル14と、これらの妻枠パ
ネル14間に、軒桁材11の延長方向に例えば45〜1
00cm程度のピッチで平行に配設される複数の小屋組
トラス部材10とによって構成される。なお、各妻枠パ
ネル14には、当該妻枠パネル14から外側に張り出し
てけらばを支えるケラバパネル15が各々設けられる。
また、小屋組トラス部材10の補足柱16の外側には、
両妻枠パネル14間に架設支持されて、脚部転び止め1
7が軒桁材11に沿って当該軒桁材11の上方に配設さ
れる。
【0015】そして、本実施形態の小屋組トラス部材1
0は、図2に示すように、例えば10:6の屋根勾配で
傾斜して配置されると共に、上端部が互いに接合された
一対の上弦材18と、これらの一対の上弦材18の下方
にあって屋根勾配よりも緩い例えば10:4の勾配で傾
斜して配置されると共に、上端部で一端が互いに接合さ
れ他端が上弦材18に各々接合される一対の下弦材19
と、上弦材18と下弦材19との間に介在し、上弦材1
8及び下弦材19と共に複数の三角形を形成する第1斜
材20及び第2斜材21とからなるトラス本体22(シ
ーザーストラス)と、上弦材18に上端が接合されると
共に下端が軒桁材11に接合されて当該軒桁材11上に
立設配置され、トラス本体22を軒桁材11から上方に
持ち上げた状態で保持する補足柱16と、上弦材18及
び下弦材19の接合部23と補足柱16の下端部との間
に介在して、補足柱16及び上弦材18と共に三角形を
形成する補足斜材24とによって構成される対称形状の
トラス部材である。
【0016】また、本実施形態によれば、トラス本体2
2は、一対の上弦材18の上端部における接合部25と
一対の下弦材19の上端部における接合部26との間に
介在する竪束部材27を有している。
【0017】さらに、本実施形態の小屋組トラス部材1
0は、上弦材18の接合部25及び下弦材19の接合部
26で二分割される一対の単位トラス部材40によって
構成される(図3参照)。すなわち、上弦材18の接合
部25と下弦材19の接合部26との間に介在する竪束
部材27は、中央で二分割されて分離可能となってお
り、二分割された竪束部材27及び各接合部25,26
を密着一体化しつつ一対の単位トラス部材40を接合一
体化し、しかる後に小屋組トラス部材10は軒桁材11
の上方に載置されることになる。なお、軒桁材11は、
105×240mmの矩形断面を有する板状部材であっ
て、5.5m程度の間隔をおいて互いに平行に配設され
ている。
【0018】トラス本体22を構成する上弦材18は、
38×184mmの矩形断面を有する棒状板部材であっ
て、その上端部の接合部25において、斜めに切り欠い
た端面同士を密着当接させた状態で、後述する第1接合
金物28を用いて接合されることにより、上記所定の屋
根勾配で山形に一体化される。
【0019】下弦材19は、38×89mmの矩形断面
を有する棒状板部材であって、その上端の接合部26に
おいて、斜めに切り欠いた端面同士を密着当接させた状
態で、後述する第2接合金物29を用いて接合されるこ
とにより、上記屋根勾配より緩い勾配で山形に一体化さ
れる。また、各下弦材19の他端は、その斜めに切り欠
いた上面を上弦材18下面に密着当接させた状態で、第
3接合金物30を用いて上弦材18に接合一体化され
る。下弦材19は、上弦材18の屋根勾配より緩い勾配
で配設されることにより、上弦材18の内側に向かって
上方に凸となった状態で設けられ、これによって下弦材
を水平に配設した場合と比較して、上方に凸となった分
だけ屋根裏空間が拡大される。
【0020】第1斜材20及び第2斜材21は、38×
89mmの矩形断面を有する棒状板部材であって、第1
斜材20は、その一端が第2接合金物29を介して下弦
材19の接合部26に、他端が第4接合金物32を介し
て上弦材18と第2斜材21との接合部31に各々接合
され、第2斜材21は、その一端が第4接合金物32を
介して上弦材18と第1斜材20との接合部31に、他
端が第5接合金物33を介して下弦材19の中間部に各
々接合されていることにより、上弦材18及び下弦材1
9と共に、各接合部を頂点とする複数の三角形を形成す
る。
【0021】すなわち、本実施形態によれば、上弦材1
8,下弦材19,第1斜材20,及び第2斜材21によ
って、対称形状のシーザーストラスが構成されることに
なる。
【0022】本実施形態の小屋組トラス部材10を構成
する補足柱16は、38×140mmの矩形断面を有す
る棒状板部材であって、その上端を上弦材18の下側面
に密着当接した状態で、第6接合金物34を介して上弦
材18の側端部に接合されると共に、その下端を軒桁材
11の上面に密着載置した状態で軒桁材11に接合され
ることにより、トラス本体22を上方に持ち上げた状態
で軒桁材11の上方に鉛直に立設配置される。
【0023】補足斜材24は、38×89mmの矩形断
面を有する棒状板部材であって、その一端が第3接合金
物30を介して上弦材18及び下弦材19の接合部23
に、その他端が第7接合金物35を介して補足柱16の
下端部に各々接合されていることにより、10:15の
勾配で斜めに配設されて補足柱16及び上弦材18と共
に三角形を形成する。これによって、本実施形態の小屋
組トラス部材10は、トラス本体22のみならず、補足
柱16及び補足斜材24を含めた全体が安定したトラス
構造を備えることになる。
【0024】本実施形態の小屋組トラス部材10によれ
ば、予め工場等において単位トラス部材40を製造し、
この単位トラス部材40を建物の建築現場に搬入して接
合一体化した後に、当該小屋組トラス部材10を軒桁材
11の上方に載置する。なお、単位トラス部材40は、
各接合部に納まる大きさの矩形形状のネイルプレートで
ある、第3接合金物30、第4接合金物32、第5接合
金物33、第6接合金物34、及び第7接合金物35,
36,37を各接合部に各々打ち込む作業等により、各
棒状板部材が一体となったトラス部材として予め容易に
製造することができる。
【0025】また、本実施形態によれば、一対の単位ト
ラス部材40を建築現場において容易に接合一体化する
ことができる。すなわち、図3(a)及び(b)に示す
ように、中央で二分割された竪束部材27を密着させつ
つ位置合わせした後、断面がコの字状の折止め金物42
を竪束部材27の中央部分にはめ込むようにして固定す
る。しかる後に、上弦材18の接合部25及び下弦材1
9の接合部26に、第1接合金物28及び第2接合金物
29を各々固定して、単位トラス部材40を強固に一体
化する。
【0026】第1接合金物28及び第2接合金物29
は、亜鉛鉄板からなる所定形状のプレートに多数の釘孔
を形成して構成されるものである。また、第1接合金物
28及び第2接合金物29は、上弦材18の接合部25
或いは下弦材19の接合部26の形状に即した形状を備
えており、またこれらの下端辺や角部が上弦材18や下
弦材19を位置決めするためのガイド部を構成してい
て、単位トラス部材40を一体化する際の作業を容易に
している。さらに、多数の釘孔は、縦方向中心線を対称
軸として左右非対称に形成されていることにより、第1
接合金物28及び第2接合金物29を接合部25,26
の表裏の両面に取り付ける場合でも、釘孔に打ち込んだ
釘が互いにぶつかり合わないようになっている。
【0027】このように一体化された小屋組トラス部材
10は、例えばクレーンを介して各々吊り上げられ、軒
桁材11の上方の所定の位置に複数載置され、妻枠パネ
ル14等と共に、屋根を支える小屋組12を構成する。
【0028】そして、本実施形態の小屋組トラス部材1
0によれば、トラス構造を備えているので、安価な構成
で安定して屋根荷重を支持することができると共に、下
弦材19は上方に凸となって設けられ、またトラス本体
22は、補足柱16と補足斜材24により軒桁材11か
ら上方に持ち上げられた状態を保持しているので、当該
小屋組トラス部材10を用いて形成される小屋組12
は、十分な広さの屋根裏空間を容易に確保することが可
能になる。
【0029】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ることなく種々の変更が可能である。例えば、トラス本
体の上弦材による屋根勾配は、必ずしも10:6の勾配
である必要はなく10:8勾配等、その他の勾配であっ
ても良い。上弦材が10:8勾配である場合には、下弦
材19は例えば10:5勾配とすることができる。ま
た、トラス本体は、必ずしもシーザーストラスである必
要はなく、左右対称な形状である必要もない。さらに、
複数枚を重ね合わせたトラス部材でもよい。また、二分
割された一対の単位トラス部材を一体化して用いる必要
は必ずしもなく、竪束部材を介在させる必要は必ずしも
ない。さらにまた、本発明の小屋組トラス部材は、木造
軸組構法による建物に限定されることなく、その他の建
物の小屋組の構成部材として用いることもできる。
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の小
屋組トラス部材によれば、トラス構造を採用しつつ十分
な屋根裏空間を安定した状態で容易に確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る小屋組トラス部材を
採用した小屋組を示す略示斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る小屋組トラス部材を
示す正面図である。
【図3】(a)及び(b)は、一対の単位トラス部材を
一体化して小屋組トラス部材とする状況を示す正面図で
ある。
【図4】従来の小屋組の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
10 小屋組トラス部材 11 軒桁材 12 小屋組 13 横架材 14 妻枠パネル 16 補足柱 18 上弦材 19 下弦材 20 第1斜材 21 第2斜材 22 トラス本体(シーザーストラス) 23 上弦材と下弦材の接合部 24 補足斜材 25 上弦材の上端部の接合部 26 下弦材の上端部の接合部 27 竪束部材 28 第1接合金物 29 第2接合金物 31 上弦材と第2斜材との接合部 40 単位トラス部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物に設けられた軒桁材の上方に載置さ
    れて小屋組を構成するトラス部材において、 所定の屋根勾配で傾斜して配置されると共に、上端部が
    互いに接合された一対の上弦材と、該一対の上弦材の下
    方にあって前記屋根勾配よりも緩い勾配で傾斜して配置
    されると共に、上端部で一端が互いに接合され他端が前
    記上弦材に各々接合される一対の下弦材と、前記上弦材
    と前記下弦材との間に介在し、前記上弦材及び前記下弦
    材と共に複数の三角形を形成する斜材とからなるトラス
    本体と、 前記上弦材に上端が接合されると共に下端が前記軒桁材
    に接合されて軒桁材の上方に立設配置され、前記トラス
    本体を前記軒桁材から持ち上げた状態で保持する補足柱
    と、 前記上弦材及び前記下弦材の接合部と前記補足柱の下端
    部との間に介在して、前記補足柱及び前記上弦材と共に
    三角形を形成する補足斜材とからなることを特徴とする
    小屋組トラス部材。
  2. 【請求項2】 前記建物は木造軸組構法による建物であ
    ることを特徴とする請求項1記載の小屋組トラス部材。
  3. 【請求項3】 前記トラス本体がシーザーストラスであ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の小屋組トラ
    ス部材。
  4. 【請求項4】 前記一対の上弦材の上端部における接合
    部及び前記一対の下弦材の上端部における接合部で二分
    割された一対の単位トラス部材からなり、前記一対の単
    位トラス部材を接合一体化した後に前記軒桁材の上方に
    載置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の小屋組トラス部材。
  5. 【請求項5】 前記トラス本体は、前記一対の上弦材の
    上端部における接合部と前記一対の下弦材の上端部にお
    ける接合部との間に介在する竪束部材を有し、該竪束部
    材の中央で二分割されて前記一対の単位トラス部材が形
    成されおり、該竪束部材を密着一体化しつつ前記一対の
    単位トラス部材を接合一体化することを特徴とする請求
    項4記載の小屋組トラス部材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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