JPH0610830B2 - Icカードのクロック信号切換装置 - Google Patents
Icカードのクロック信号切換装置Info
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- JPH0610830B2 JPH0610830B2 JP63087996A JP8799688A JPH0610830B2 JP H0610830 B2 JPH0610830 B2 JP H0610830B2 JP 63087996 A JP63087996 A JP 63087996A JP 8799688 A JP8799688 A JP 8799688A JP H0610830 B2 JPH0610830 B2 JP H0610830B2
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- signal
- card
- external
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- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はICカードのクロック信号切換装置に関し、
特に、内部クロック信号で動作するICカードを端末装
置に装着したとき、内部クロック信号に代えて端末装置
から供給される外部クロック信号で動作するようにクロ
ック信号を切換えるようなICカードのクロック信号切
換装置に関する。
特に、内部クロック信号で動作するICカードを端末装
置に装着したとき、内部クロック信号に代えて端末装置
から供給される外部クロック信号で動作するようにクロ
ック信号を切換えるようなICカードのクロック信号切
換装置に関する。
[従来の技術] 最近では、表示器が設けられたICカードが種々の分野
で用いられている。このようなICカードは、カード単
体で動作可能になっているのみならず、端末装置に装着
しても動作可能になされている。このために、ICカー
ド内には、電池と内部クロック信号を発生する内部クロ
ック信号発生回路とが内蔵されていて、ICカード単体
では、内部クロック信号に基づいて動作する。
で用いられている。このようなICカードは、カード単
体で動作可能になっているのみならず、端末装置に装着
しても動作可能になされている。このために、ICカー
ド内には、電池と内部クロック信号を発生する内部クロ
ック信号発生回路とが内蔵されていて、ICカード単体
では、内部クロック信号に基づいて動作する。
一方、ICカードを端末装置に装着したときには、端末
装置から外部電源がICカードに供給されるとともに、
外部クロック信号も供給される。そして、ICカードは
外部クロック信号に基づいて動作を行なう。このため
に、ICカード単体で動作させるときには内部クロック
信号に切換え、ICカードを端末装置に装着したときに
は、外部クロック信号に切換えるように、クロック信号
を切換える必要がある。すなわち、ICカードが単体で
動作しているのかあるいは端末装置に接続されているの
かを検知する必要がある。このための検知方法として、
ICカードに設けられている外部端子の機械的接触を検
知する方法と、ICカードに内蔵されている電池の電圧
と端末装置に装着したときに供給される内部電源との電
圧差を検知する方法とがある。
装置から外部電源がICカードに供給されるとともに、
外部クロック信号も供給される。そして、ICカードは
外部クロック信号に基づいて動作を行なう。このため
に、ICカード単体で動作させるときには内部クロック
信号に切換え、ICカードを端末装置に装着したときに
は、外部クロック信号に切換えるように、クロック信号
を切換える必要がある。すなわち、ICカードが単体で
動作しているのかあるいは端末装置に接続されているの
かを検知する必要がある。このための検知方法として、
ICカードに設けられている外部端子の機械的接触を検
知する方法と、ICカードに内蔵されている電池の電圧
と端末装置に装着したときに供給される内部電源との電
圧差を検知する方法とがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の機械的接触を検知するために、外
部端子に検知装置を取付けるのは、ICカードの構造上
困難がある。また、電源電圧の差を検知する方法は、I
Cカードに内蔵されている電池の電圧と外部から供給さ
れる電源の電圧との差が小さい場合には、検知できない
場合があり、ICカード単体で使用しているときにノイ
ズが混入すると、端末装置に装着されたものと判断され
てしまい、誤動作の原因になりやすい。
部端子に検知装置を取付けるのは、ICカードの構造上
困難がある。また、電源電圧の差を検知する方法は、I
Cカードに内蔵されている電池の電圧と外部から供給さ
れる電源の電圧との差が小さい場合には、検知できない
場合があり、ICカード単体で使用しているときにノイ
ズが混入すると、端末装置に装着されたものと判断され
てしまい、誤動作の原因になりやすい。
さらに、ICカードと端末装置との間でデータの通信中
に、強制的にICカードが端末装置から排出された場合
に、外部クロック信号から内部クロック信号に急激に変
化するため、ICカードに内蔵されているプログラムが
暴走を起こしてしまうおそれがあった。
に、強制的にICカードが端末装置から排出された場合
に、外部クロック信号から内部クロック信号に急激に変
化するため、ICカードに内蔵されているプログラムが
暴走を起こしてしまうおそれがあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、ICカード単体
で使用した状態においてもあるいはICカードを端末装
置に装着した場合であっても、安定した動作が可能なI
Cカードのクロック信号切換装置を提供することであ
る。
で使用した状態においてもあるいはICカードを端末装
置に装着した場合であっても、安定した動作が可能なI
Cカードのクロック信号切換装置を提供することであ
る。
[課題を解決するための手段] この発明は電池と内部クロック信号を発生するクロック
信号発生回路とが内蔵され、内部クロック信号に基づい
て動作し、端末装置に装着したとき、該端末装置から電
源と外部クロック信号とが供給されるICカードにおい
て、内部クロック信号を外部クロック信号に切換えるた
めのクロック信号切換装置であって、ICカードを端末
装置に装着したときに供給される外部クロック信号を計
数するクロック信号計数手段と、クロック信号計数手段
が予め定める数の外部クロック信号を計数したことに応
じて、内部クロック信号に代えて外部クロック信号を選
択して出力するクロック信号切換手段とを備えて構成し
たものである。
信号発生回路とが内蔵され、内部クロック信号に基づい
て動作し、端末装置に装着したとき、該端末装置から電
源と外部クロック信号とが供給されるICカードにおい
て、内部クロック信号を外部クロック信号に切換えるた
めのクロック信号切換装置であって、ICカードを端末
装置に装着したときに供給される外部クロック信号を計
数するクロック信号計数手段と、クロック信号計数手段
が予め定める数の外部クロック信号を計数したことに応
じて、内部クロック信号に代えて外部クロック信号を選
択して出力するクロック信号切換手段とを備えて構成し
たものである。
[作用] この発明に係るICカードのクロック信号切換装置は、
ICカードが端末装置に装着されたときに供給される外
部クロック信号が予め定める数だけ与えられたときに、
内部クロック信号に代えて外部クロック信号を選択する
ように切換える。
ICカードが端末装置に装着されたときに供給される外
部クロック信号が予め定める数だけ与えられたときに、
内部クロック信号に代えて外部クロック信号を選択する
ように切換える。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例の全体の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
まず、第1図を参照して、この発明の一実施例の概略の
構成について説明する。ICカード1には外部端子2が
設けられている。この外部端子2はICカード1を端末
装置に装着したときに電気的に接続するためのものであ
って、この外部端子2を介して端末装置から外部電源と
外部クロック信号と外部リセット信号とが与えられる。
これらの外部電源と外部クロック信号と外部リセット信
号はクロック切換回路3に与えられる。内部発振回路4
は内部クロック信号を発生するものであって、クロック
切換回路3はこの内部発振回路4から発振された内部ク
ロック信号と、外部端子2を介して入力される外部クロ
ック信号とを切換えて、内部回路5に与える。
構成について説明する。ICカード1には外部端子2が
設けられている。この外部端子2はICカード1を端末
装置に装着したときに電気的に接続するためのものであ
って、この外部端子2を介して端末装置から外部電源と
外部クロック信号と外部リセット信号とが与えられる。
これらの外部電源と外部クロック信号と外部リセット信
号はクロック切換回路3に与えられる。内部発振回路4
は内部クロック信号を発生するものであって、クロック
切換回路3はこの内部発振回路4から発振された内部ク
ロック信号と、外部端子2を介して入力される外部クロ
ック信号とを切換えて、内部回路5に与える。
第2A図および第2B図はこの発明の一実施例の具体的
な電気回路図である。
な電気回路図である。
まず、第2A図において、カウンタ17は外部クロック
信号foutを予め定める数だけ計数したとき、NAN
Dゲート18から“L”レベルの 信号およびインバータ19から“H”レベルの“φp”
信号を出力するためのQφ4,Qφ5信号を出力するも
のである。切換回路20はφp信号に応じて、内部クロ
ック信号finと外部クロック信号foutを切換える
ものであって、いずれかのクロック信号をシステムクロ
ックφとして第1図に示した内部回路5とカウンタ21
に出力するものである。カウンタ21はタイミング信号
ACLR, をゲート22,23およびラッチ回路24によって作り
出すための信号F1〜F4を出力するためのものであ
る。
信号foutを予め定める数だけ計数したとき、NAN
Dゲート18から“L”レベルの 信号およびインバータ19から“H”レベルの“φp”
信号を出力するためのQφ4,Qφ5信号を出力するも
のである。切換回路20はφp信号に応じて、内部クロ
ック信号finと外部クロック信号foutを切換える
ものであって、いずれかのクロック信号をシステムクロ
ックφとして第1図に示した内部回路5とカウンタ21
に出力するものである。カウンタ21はタイミング信号
ACLR, をゲート22,23およびラッチ回路24によって作り
出すための信号F1〜F4を出力するためのものであ
る。
第2B図において、カウンタ7は外部クロック信号 によってリセットされ、内部クロック信号finを計数
し、AR信号を作り出すためのタイミング信号ARQ0
〜ARQ2を発生するものである。ラッチ回路12は外
部リセット信号によってラッチされ、内部クロック信号
finから外部クロック信号foutに切換えられてか
ら、数サイクル後に“H”レベルになるACLR信号に
よってリセットされる。同期回路13はシステムクロッ
クφから作り出されたクロック信号φ3,φ4に、ラッ
チ回路12の出力を同期させた信号ACL1を作り出す
ためのものである。
し、AR信号を作り出すためのタイミング信号ARQ0
〜ARQ2を発生するものである。ラッチ回路12は外
部リセット信号によってラッチされ、内部クロック信号
finから外部クロック信号foutに切換えられてか
ら、数サイクル後に“H”レベルになるACLR信号に
よってリセットされる。同期回路13はシステムクロッ
クφから作り出されたクロック信号φ3,φ4に、ラッ
チ回路12の出力を同期させた信号ACL1を作り出す
ためのものである。
第3図,第4図および第5図はこの発明の一実施例の具
体的な動作を説明するためのタイミング図である。
体的な動作を説明するためのタイミング図である。
次に、第2A図ないし第5図を参照して、この発明の一
実施例の具体的な動作について説明する。まず、ICカ
ード1を端末装置に装着することなく、単体で動作させ
るときには、ICカード1に設けられている電源投入ス
イッチ(図示せず)を操作すると、パワーオンリセット
信号PORが第2A図に示すORゲート16を介してカ
ウンタ17のリセット入力端に与えられ、このカウンタ
17がリセットされるとともにORゲート25を介して
カウンタ21に与えられ、このカウンタ21もリセット
される。。このために、カウンタ17のQφ4,Qφ5
の出力がそれぞれ“L”レベルとなり、それぞれの出力
がNANDゲート18の与えられる。このNANDゲー
ト18の出力である 信号は“H”レベルとなり、NANDゲート15の一方
入力端に与えられる。したがって、このNANDゲート
15が開かれる。さらに、 信号がインバータ19によって反転されて、“L”レベ
ルのφp信号となり、切換回路20に与えられる。切換
回路20はこのφp信号に基づいて、内部クロック信号
finを選択し、システムクロックパルスφとして第1
図に示した内部回路5に出力する。そして、内部回路5
はこのシステムクロックパルスφに基づいて所定の動作
を行なう。
実施例の具体的な動作について説明する。まず、ICカ
ード1を端末装置に装着することなく、単体で動作させ
るときには、ICカード1に設けられている電源投入ス
イッチ(図示せず)を操作すると、パワーオンリセット
信号PORが第2A図に示すORゲート16を介してカ
ウンタ17のリセット入力端に与えられ、このカウンタ
17がリセットされるとともにORゲート25を介して
カウンタ21に与えられ、このカウンタ21もリセット
される。。このために、カウンタ17のQφ4,Qφ5
の出力がそれぞれ“L”レベルとなり、それぞれの出力
がNANDゲート18の与えられる。このNANDゲー
ト18の出力である 信号は“H”レベルとなり、NANDゲート15の一方
入力端に与えられる。したがって、このNANDゲート
15が開かれる。さらに、 信号がインバータ19によって反転されて、“L”レベ
ルのφp信号となり、切換回路20に与えられる。切換
回路20はこのφp信号に基づいて、内部クロック信号
finを選択し、システムクロックパルスφとして第1
図に示した内部回路5に出力する。そして、内部回路5
はこのシステムクロックパルスφに基づいて所定の動作
を行なう。
次に、ICカード1を端末装置に装着した場合の動作に
ついて説明する。ICカード1を端末装置に装着する
と、外部端子2に端末装置から外部電源と外部クロック
信号foutと外部リセット信号とが与えられる。
“L”レベルの外部リセット信号は第2B図に示すイン
バータ10によって反転され、第3図(c)に示すよう
に“H”レベルのACL信号としてOR回路11に与え
られる。OR回路11の出力からは“H”レベルのAC
Lx信号が出力され、ラッチ回路12をラッチさせる。
このラッチ回路12の出力は同期回路13に与えられ、
同期回路13はクロックパルスφ3,φ4とラッチ回路
12の出力との同期をとって、第3図(j)に示すよう
なACL1信号を出力する。このALC1信号は第2A
図に示すNANDゲート14の一方入力端に与えられ
る。それによって、NANDゲート14が開かれる。N
ANDゲート14の他方入力端には第3図(b)に示す
ような外部クロック信号foutが与えられている。こ
の外部クロック信号foutはNANDゲート14を介
してNANDゲート15に与えられる。
ついて説明する。ICカード1を端末装置に装着する
と、外部端子2に端末装置から外部電源と外部クロック
信号foutと外部リセット信号とが与えられる。
“L”レベルの外部リセット信号は第2B図に示すイン
バータ10によって反転され、第3図(c)に示すよう
に“H”レベルのACL信号としてOR回路11に与え
られる。OR回路11の出力からは“H”レベルのAC
Lx信号が出力され、ラッチ回路12をラッチさせる。
このラッチ回路12の出力は同期回路13に与えられ、
同期回路13はクロックパルスφ3,φ4とラッチ回路
12の出力との同期をとって、第3図(j)に示すよう
なACL1信号を出力する。このALC1信号は第2A
図に示すNANDゲート14の一方入力端に与えられ
る。それによって、NANDゲート14が開かれる。N
ANDゲート14の他方入力端には第3図(b)に示す
ような外部クロック信号foutが与えられている。こ
の外部クロック信号foutはNANDゲート14を介
してNANDゲート15に与えられる。
このとき、カウンタ17は第2B図に示すOR回路11
の出力であるACLx信号がOR回路16を介して与え
られていることによりリセットされており、第3図
(f)(g)に示すように、Qφ4,Qφ5の出力はそ
れぞれ“L”レベルになっている。このために、NAN
Dゲート18の出力である 信号は第3図(h)に示すように“H”レベルになっ
て、NANDゲート15が開かれる。それによって、外
部クロック信号foutはNANDゲート15を介して
カウンタ17に与えられる。カウンタ17は外部クロッ
ク信号foutの計数を開始し、予め定める数の外部ク
ロック信号foutを計数したとき、すなわちカウンタ
17のQφ4,Qφ5出力がそれぞれ“H”レベルにな
ったとき、NANDゲート18の出力である 信号は“L”レベルになって、NANDゲート15が閉
じられる。それによって、外部クロック信号foutが
カウンタ17に与えられなくなる。すなわち、カウンタ
17は外部クロック信号foutの計数を停止する。
の出力であるACLx信号がOR回路16を介して与え
られていることによりリセットされており、第3図
(f)(g)に示すように、Qφ4,Qφ5の出力はそ
れぞれ“L”レベルになっている。このために、NAN
Dゲート18の出力である 信号は第3図(h)に示すように“H”レベルになっ
て、NANDゲート15が開かれる。それによって、外
部クロック信号foutはNANDゲート15を介して
カウンタ17に与えられる。カウンタ17は外部クロッ
ク信号foutの計数を開始し、予め定める数の外部ク
ロック信号foutを計数したとき、すなわちカウンタ
17のQφ4,Qφ5出力がそれぞれ“H”レベルにな
ったとき、NANDゲート18の出力である 信号は“L”レベルになって、NANDゲート15が閉
じられる。それによって、外部クロック信号foutが
カウンタ17に与えられなくなる。すなわち、カウンタ
17は外部クロック信号foutの計数を停止する。
一方、“L”レベルの 信号はインバータ19によって反転され、“H”レベル
になって切換回路20に与えられる。応じて、切換回路
20は外部クロック信号foutをシステムクロックφ
として内部回路5に出力する。同時に、このシステムク
ロックφはカウンタ21に与えられ、カウンタ21から
第5図(c),(d),(e)に示すタイミング信号F
1〜F3が出力される。そして、タイミング信号F1〜
F3がいずれも“H”レベルになったとき、ANDゲー
ト22から第3図(k),第5図(f)示すような
“H”レベルのACLR信号が出力され、このACLR
信号によって第2B図に示すラッチ回路12がリセット
される。ラッチ回路12がリセットされると、同期回路
13から第3図(i)に示すように、“L”レベルに立
下がるACL1信号が出力される。このACL1信号に
よってNANDゲート14が閉じられ。外部クロック信
号foutがNANDゲート15に与えられなくなる。
になって切換回路20に与えられる。応じて、切換回路
20は外部クロック信号foutをシステムクロックφ
として内部回路5に出力する。同時に、このシステムク
ロックφはカウンタ21に与えられ、カウンタ21から
第5図(c),(d),(e)に示すタイミング信号F
1〜F3が出力される。そして、タイミング信号F1〜
F3がいずれも“H”レベルになったとき、ANDゲー
ト22から第3図(k),第5図(f)示すような
“H”レベルのACLR信号が出力され、このACLR
信号によって第2B図に示すラッチ回路12がリセット
される。ラッチ回路12がリセットされると、同期回路
13から第3図(i)に示すように、“L”レベルに立
下がるACL1信号が出力される。このACL1信号に
よってNANDゲート14が閉じられ。外部クロック信
号foutがNANDゲート15に与えられなくなる。
ACL1信号は内部回路5の状態を特定するために用い
られている。すなわち、ACL1信号が“H”の期間は
内部回路5が初期化され、ACL1信号が“L”レベル
になった後に、内部回路5が動作する。すなわち、第3
図(j)に示すように、ACL1信号が“L”レベルな
るのは、内部クロック信号finから外部クロック信号
foutに切換わった後数サイクル後であるため、内部
回路5は安定した動作を行ない、誤動作を防止できる。
られている。すなわち、ACL1信号が“H”の期間は
内部回路5が初期化され、ACL1信号が“L”レベル
になった後に、内部回路5が動作する。すなわち、第3
図(j)に示すように、ACL1信号が“L”レベルな
るのは、内部クロック信号finから外部クロック信号
foutに切換わった後数サイクル後であるため、内部
回路5は安定した動作を行ない、誤動作を防止できる。
次に、ICカード1が端末装置から強制的に排出された
場合の動作を、第4図に示すタイミングを参照して説明
する。ICカード1が端末装置から排出されると、外部
クロック信号foutが与えられなくなる。このとき、
第2B図に示すように、外部クロック信号foutの入
力端子は、抵抗26によってプルアツプされているた
め、“H”レベルになる。この“H”レベル信号はイン
バータ27によって反転されてカウンタ7のリセット入
力端に与えられ、カウンタ7は第4図(a)に示す内部
クロック信号finの計数を開始する。そして、第4図
(b),(d)に示すように、カウンタ7のARQ0,
ARQ2信号が共に“H”レベルになりかつφp信号が
“H”レベルになると、ラッチ回路9がラッチされ、第
4図(e)に示すように、ラッチ回路9の出力であるA
R信号が“H”レベルとなる。このAR信号はOR回路
11に入力され、OR回路11の出力であるACLx信
号が第4図(g)示すように“H”になる。それによっ
て、ラッチ回路12がラッチされる。
場合の動作を、第4図に示すタイミングを参照して説明
する。ICカード1が端末装置から排出されると、外部
クロック信号foutが与えられなくなる。このとき、
第2B図に示すように、外部クロック信号foutの入
力端子は、抵抗26によってプルアツプされているた
め、“H”レベルになる。この“H”レベル信号はイン
バータ27によって反転されてカウンタ7のリセット入
力端に与えられ、カウンタ7は第4図(a)に示す内部
クロック信号finの計数を開始する。そして、第4図
(b),(d)に示すように、カウンタ7のARQ0,
ARQ2信号が共に“H”レベルになりかつφp信号が
“H”レベルになると、ラッチ回路9がラッチされ、第
4図(e)に示すように、ラッチ回路9の出力であるA
R信号が“H”レベルとなる。このAR信号はOR回路
11に入力され、OR回路11の出力であるACLx信
号が第4図(g)示すように“H”になる。それによっ
て、ラッチ回路12がラッチされる。
また、ACLx信号が“H”レベルになったことによっ
て、第2A図に示すカウンタ17および21がリセット
され、NANDゲート18は“H”レベルの 信号を出力し、インバータ19は第4図(h)に示すよ
うに、“L”レベルのφp信号を出力する。それによっ
て、切換回路20は内部クロック信号finを選択し
て、内部回路5に出力する。このようにして、ICカー
ド1が端末装置から強制的に排出されたときには、外部
クロック信号foutから内部クロック信号finに切
換えられ、その後ACL1信号が“L”レベルになっ
て、内部回路5が動作し始める。
て、第2A図に示すカウンタ17および21がリセット
され、NANDゲート18は“H”レベルの 信号を出力し、インバータ19は第4図(h)に示すよ
うに、“L”レベルのφp信号を出力する。それによっ
て、切換回路20は内部クロック信号finを選択し
て、内部回路5に出力する。このようにして、ICカー
ド1が端末装置から強制的に排出されたときには、外部
クロック信号foutから内部クロック信号finに切
換えられ、その後ACL1信号が“L”レベルになっ
て、内部回路5が動作し始める。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ICカードを端末装
置に装着したとき、端末装置から供給される外部クロッ
ク信号を計数し、予め定める数の外部クロック信号を計
数したことに応じて、内部クロック信号に代えて外部ク
ロック信号を選択して出力するようにしたので、ICカ
ードが単体で動作しているかあるいは端末装置に装着さ
れているかを正確に検出することができる。
置に装着したとき、端末装置から供給される外部クロッ
ク信号を計数し、予め定める数の外部クロック信号を計
数したことに応じて、内部クロック信号に代えて外部ク
ロック信号を選択して出力するようにしたので、ICカ
ードが単体で動作しているかあるいは端末装置に装着さ
れているかを正確に検出することができる。
第1図はこの発明の一実施例の全体の構成を示すブロッ
ク図である。第2A図および第2B図はこの発明の一実
施例の具体的な電気回路図である。第3図,第4図およ
び第5図はこの発明の一実施例の動作を説明するための
タイミング図である。 図において、1はICカード、2は外部端子、3はクロ
ック切換回路、4は内部発振回路、5は内部回路、6,
10,19,25,27は繰出し部、7,17,21は
カウンタ、8,14,15,18はNANDゲート、
9,12,24はラッチ回路、11,16はOR回路、
13は同期回路、20はクロック切換回路、22,23
はANDゲートを示す。
ク図である。第2A図および第2B図はこの発明の一実
施例の具体的な電気回路図である。第3図,第4図およ
び第5図はこの発明の一実施例の動作を説明するための
タイミング図である。 図において、1はICカード、2は外部端子、3はクロ
ック切換回路、4は内部発振回路、5は内部回路、6,
10,19,25,27は繰出し部、7,17,21は
カウンタ、8,14,15,18はNANDゲート、
9,12,24はラッチ回路、11,16はOR回路、
13は同期回路、20はクロック切換回路、22,23
はANDゲートを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】電池と内部クロック信号を発生するクロッ
ク信号発生回路とが内蔵され、前記内部クロック信号に
基づいて動作し、端末装置に装着したとき、該端末装置
から電源と外部クロック信号が供給されるICカードに
おいて、前記内部クロック信号を外部クロック信号に切
換えるためのICカードのクロック信号切換装置であっ
て、 前記ICカードを前記端末装置に装着したときに供給さ
れる前記外部クロック信号を計数するクロック信号計数
手段と、 前記クロック信号計数手段が予め定める数の外部クロッ
ク信号を計数したことに応じて、前記内部クロック信号
に代えて前記外部クロック信号を選択して出力するクロ
ック信号切換手段とを備えた、ICカードのクロック信
号切換装置。
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