JPH06107575A - デシルアルコール混合物、それらから得られるフタル 酸エステルおよび可塑剤としてのそれらの用途 - Google Patents
デシルアルコール混合物、それらから得られるフタル 酸エステルおよび可塑剤としてのそれらの用途Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異性体デシルアルコールの混合物および異性
体ジデシルフタレートの混合物 【構成】 ブテン- 1およびブテン- 2を含有する混合
物を2段階においてアルデヒド混合物へとヒドロホルミ
ル化し、分離されそして一緒にされたアルデヒド混合物
をアルドール混合物の形成下に縮合し、そしてアルドー
ル混合物を分離しそして水素化することによって得られ
る。上記の異性体デシルアルコールの混合物を、フタル
酸でエステル化することによって異性体デシルフタレー
トの混合物が得られる。 【効果】 上記異性体ジデシルフタレートの混合物は可
塑剤として好適に使用される。
体ジデシルフタレートの混合物 【構成】 ブテン- 1およびブテン- 2を含有する混合
物を2段階においてアルデヒド混合物へとヒドロホルミ
ル化し、分離されそして一緒にされたアルデヒド混合物
をアルドール混合物の形成下に縮合し、そしてアルドー
ル混合物を分離しそして水素化することによって得られ
る。上記の異性体デシルアルコールの混合物を、フタル
酸でエステル化することによって異性体デシルフタレー
トの混合物が得られる。 【効果】 上記異性体ジデシルフタレートの混合物は可
塑剤として好適に使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異性体デシルアルコー
ルの混合物、それらの製造方法、これらのアルコールか
ら得られたフタル酸エステルおよびそれらの可塑剤とし
ての用途に関する。
ルの混合物、それらの製造方法、これらのアルコールか
ら得られたフタル酸エステルおよびそれらの可塑剤とし
ての用途に関する。
【0002】
【従来の技術】フタル酸のエステルは、可塑剤として、
特にポリ塩化ビニル用のそれとして広く使用されてい
る。アルコール成分としては、主として8ないし10個
の炭素原子を有する第一アルコールが使用され、それら
のうちで最も重要なものは、現在2- エチルヘキサノー
ルである。短鎖アルコールのフタル酸エステルは、すぐ
れたゲル化能力を有する可塑剤をもたらす。しかしなが
ら、それらの高い揮発性が欠点となっている。他方、長
鎖エステルは、ゲル化がより遅く、そして耐寒性が比較
的劣っている。
特にポリ塩化ビニル用のそれとして広く使用されてい
る。アルコール成分としては、主として8ないし10個
の炭素原子を有する第一アルコールが使用され、それら
のうちで最も重要なものは、現在2- エチルヘキサノー
ルである。短鎖アルコールのフタル酸エステルは、すぐ
れたゲル化能力を有する可塑剤をもたらす。しかしなが
ら、それらの高い揮発性が欠点となっている。他方、長
鎖エステルは、ゲル化がより遅く、そして耐寒性が比較
的劣っている。
【0003】フタル酸エステル系可塑剤の性質は、アル
コール分子の大きさのみならず、また炭素鎖の枝分れに
よっても影響される。すなわち、枝分れ度の低いアルコ
ールは、高い低温柔軟性を有する。かくして、分子中に
8ないし10個の炭素原子を有する実質的に線状のアル
コールは、アルコール成分として重要性を増しつつあ
る。それらを使用するための前提は、それらが多量にし
かも低廉な価格で入手できるということである。
コール分子の大きさのみならず、また炭素鎖の枝分れに
よっても影響される。すなわち、枝分れ度の低いアルコ
ールは、高い低温柔軟性を有する。かくして、分子中に
8ないし10個の炭素原子を有する実質的に線状のアル
コールは、アルコール成分として重要性を増しつつあ
る。それらを使用するための前提は、それらが多量にし
かも低廉な価格で入手できるということである。
【0004】ドイツ特許第2,855,421号によれ
ば、C8-オレフインのオキソ反応、反応生成物の水素化
および無水フタル酸を用いるC9-アルコールのエステル
化によって得られるC9-アルコールのフタル酸エステル
が可塑剤として使用される。出発オレフインの3ないし
20重量%は、各分子中にイソブタン骨格を有する筈で
あり、上記オレフインの3重量%以下は、第四級炭素を
有する筈であり、そして上記オレフインの全量の90重
量%以上は、n- オクテン、モノメチルヘプテンおよび
ジメチルヘキセンとして存在する筈である。更に、ジメ
チルヘキセンに対するn- オクテンおよびモノメチルヘ
プテンの全量の重量比は、0.8以上である筈である。
ば、C8-オレフインのオキソ反応、反応生成物の水素化
および無水フタル酸を用いるC9-アルコールのエステル
化によって得られるC9-アルコールのフタル酸エステル
が可塑剤として使用される。出発オレフインの3ないし
20重量%は、各分子中にイソブタン骨格を有する筈で
あり、上記オレフインの3重量%以下は、第四級炭素を
有する筈であり、そして上記オレフインの全量の90重
量%以上は、n- オクテン、モノメチルヘプテンおよび
ジメチルヘキセンとして存在する筈である。更に、ジメ
チルヘキセンに対するn- オクテンおよびモノメチルヘ
プテンの全量の重量比は、0.8以上である筈である。
【0005】C10- アルコールを基礎にしたフタル酸エ
ステルは、ヨーロッパ特許出願第0366089号の対
象である。C10- アルコールは、ブテン留分のヒドロホ
ルミル化、得られたアルデヒド混合物のアルドール縮合
および続いての水素化によって得られる混合物の形で使
用される。その方法の記述によれば、ヒドロホルミル化
工程は、なんらの限定を受けない。かくして、触媒とし
てコバルトならびにロジウムを使用することができ、そ
して3価のリンの有機化合物の添加は、排除されない。
ステルは、ヨーロッパ特許出願第0366089号の対
象である。C10- アルコールは、ブテン留分のヒドロホ
ルミル化、得られたアルデヒド混合物のアルドール縮合
および続いての水素化によって得られる混合物の形で使
用される。その方法の記述によれば、ヒドロホルミル化
工程は、なんらの限定を受けない。かくして、触媒とし
てコバルトならびにロジウムを使用することができ、そ
して3価のリンの有機化合物の添加は、排除されない。
【0006】フタル酸ジデシル混合物を得るためのもう
一つの方法は、ヨーロッパ特許出願第0424767号
に記載されている。エステルの製造は、ブテン混合物の
二量化、得られたオクテン混合物のノナノール混合物を
得るためのヒドロホルミル化および水素添加、ノナノー
ル混合物のノネン混合物の生成下における脱水およびノ
ネン混合物のデカノール混合物の生成下におけるヒドロ
ホルミル化および水素添加による多段階法によって行わ
れる。
一つの方法は、ヨーロッパ特許出願第0424767号
に記載されている。エステルの製造は、ブテン混合物の
二量化、得られたオクテン混合物のノナノール混合物を
得るためのヒドロホルミル化および水素添加、ノナノー
ル混合物のノネン混合物の生成下における脱水およびノ
ネン混合物のデカノール混合物の生成下におけるヒドロ
ホルミル化および水素添加による多段階法によって行わ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知の方法は、
大規模に実施された方法に伴う、出発物質が十分な量
で、そして/または低廉な価格で入手できないか否か、
あるいは出発物質のアルコールへの変換が費用のかさむ
方法に関連していないか否かというような、大規模に実
施された方法に生ずる経済的ならび技術的観点よりのす
べての要求をまだすべて満たしているわけではない。ヒ
ドロホルミル化されるブテンから出発する方法において
は、ヒドロホルミル化生成物のn- 吉草酸アルデヒド含
量は、特に直鎖状または僅かしか枝分れしていないアル
コールの生成を促進するために、できうる限り高くすべ
きである。
大規模に実施された方法に伴う、出発物質が十分な量
で、そして/または低廉な価格で入手できないか否か、
あるいは出発物質のアルコールへの変換が費用のかさむ
方法に関連していないか否かというような、大規模に実
施された方法に生ずる経済的ならび技術的観点よりのす
べての要求をまだすべて満たしているわけではない。ヒ
ドロホルミル化されるブテンから出発する方法において
は、ヒドロホルミル化生成物のn- 吉草酸アルデヒド含
量は、特に直鎖状または僅かしか枝分れしていないアル
コールの生成を促進するために、できうる限り高くすべ
きである。
【0008】従って、低廉な価格で入手されうる原料か
ら出発するのみでなく、また技術的に簡単な方法で所望
の直鎖状または僅かしか枝分れしていないアルコールに
変換されうるという方法を開発するという課題があっ
た。
ら出発するのみでなく、また技術的に簡単な方法で所望
の直鎖状または僅かしか枝分れしていないアルコールに
変換されうるという方法を開発するという課題があっ
た。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】本発明は、ブテン- 1
およびブテン- 2を含有する混合物を2段階においてヒ
ドロホルミル化し、その際第1の段階においては反応を
70ないし150℃の温度および0.4ないし30MP
aの圧力において触媒としての錯化された結合状態で水
溶性ホスフィンを含有するロジウム化合物を使用して不
均一反応系において実施し、そして第2の段階において
は反応を90ないし180℃の温度および10ないし3
5MPaの圧力において触媒としてのロジウム化合物の
存在下に均一相において実施し、ヒドロホルミル化段階
から得られたアルデヒド混合物を分離しそして一緒に
し、一緒にされたアルデヒド混合物を縮合してアルドー
ル混合物を形成させ、このアルドール混合物を分離し、
そして水素化して異性体デシルアルコールの混合物を得
ることによって得られた異性体デシルアルコールの混合
物に関する。
およびブテン- 2を含有する混合物を2段階においてヒ
ドロホルミル化し、その際第1の段階においては反応を
70ないし150℃の温度および0.4ないし30MP
aの圧力において触媒としての錯化された結合状態で水
溶性ホスフィンを含有するロジウム化合物を使用して不
均一反応系において実施し、そして第2の段階において
は反応を90ないし180℃の温度および10ないし3
5MPaの圧力において触媒としてのロジウム化合物の
存在下に均一相において実施し、ヒドロホルミル化段階
から得られたアルデヒド混合物を分離しそして一緒に
し、一緒にされたアルデヒド混合物を縮合してアルドー
ル混合物を形成させ、このアルドール混合物を分離し、
そして水素化して異性体デシルアルコールの混合物を得
ることによって得られた異性体デシルアルコールの混合
物に関する。
【0010】本発明による異性体デシルアルコールの製
造に使用されるブテン- 1およびブテン- 2を含有する
混合物は、自動車用燃料の製造においてそして高級炭化
水素の熱分解によるエチレンの製造において製油所副生
成物として不可避的にかなり多量に生成される。それら
は、熱分解生成物のC4-分解留分から選択的溶媒を使用
するブタジエンの抽出および、好ましくはメチル第三ブ
チルエーテルへの変換による、次のイソブテンの単離に
よって得られる。ブタジエンを除去された熱分解生成物
は、ラフイネートIと呼ばれ、更にイソブテンをもまた
分離された場合にはラフイネートIIと呼ばれる。ブタ
ジエンを抽出する代りに、C4-分解留分においてブテン
を得るために部分的に水素添加することもできる。イソ
ブテンを分離した後に、C10- アルコールへと更に処理
するのに特に適したブテン- 1/ブテン- 2の混合物が
得られる。最後に、最近、単離されたブタジエンを水素
添加してブタンを得、それをエチレンおよびプロピレン
の収量を増大させるためにクラッキングに戻すことが行
われている。
造に使用されるブテン- 1およびブテン- 2を含有する
混合物は、自動車用燃料の製造においてそして高級炭化
水素の熱分解によるエチレンの製造において製油所副生
成物として不可避的にかなり多量に生成される。それら
は、熱分解生成物のC4-分解留分から選択的溶媒を使用
するブタジエンの抽出および、好ましくはメチル第三ブ
チルエーテルへの変換による、次のイソブテンの単離に
よって得られる。ブタジエンを除去された熱分解生成物
は、ラフイネートIと呼ばれ、更にイソブテンをもまた
分離された場合にはラフイネートIIと呼ばれる。ブタ
ジエンを抽出する代りに、C4-分解留分においてブテン
を得るために部分的に水素添加することもできる。イソ
ブテンを分離した後に、C10- アルコールへと更に処理
するのに特に適したブテン- 1/ブテン- 2の混合物が
得られる。最後に、最近、単離されたブタジエンを水素
添加してブタンを得、それをエチレンおよびプロピレン
の収量を増大させるためにクラッキングに戻すことが行
われている。
【0011】本発明によれば、例えばラフイネートII
の形の、しかしまた他の由来および組成の、ブテン- 1
およびブテン- 2含有混合物は、2段階においてヒドロ
ホルミル化される。第1段階においては、好ましくは、
主としてn- 吉草酸アルデヒドよりなりそして副次的な
量でi- 吉草酸アルデヒドよりなる混合物へのブテン-
1の反応が行われる。この反応は、ブテン- 1のブテン
- 2への異性化が実質的に排除されるような条件下で進
行する。第2段階においては、2- ブテンがn- 吉草酸
アルデヒドおよびi- 吉草酸アルデヒドの混合物へとヒ
ドロホルミル化される。
の形の、しかしまた他の由来および組成の、ブテン- 1
およびブテン- 2含有混合物は、2段階においてヒドロ
ホルミル化される。第1段階においては、好ましくは、
主としてn- 吉草酸アルデヒドよりなりそして副次的な
量でi- 吉草酸アルデヒドよりなる混合物へのブテン-
1の反応が行われる。この反応は、ブテン- 1のブテン
- 2への異性化が実質的に排除されるような条件下で進
行する。第2段階においては、2- ブテンがn- 吉草酸
アルデヒドおよびi- 吉草酸アルデヒドの混合物へとヒ
ドロホルミル化される。
【0012】ヒドロホルミル化の第1段階は、例えば、
ドイツ特許第2627354号に記載された反応におい
て、2相系における不均一反応として実施される。この
方法は、出発オレフインおよび反応生成物を含有する有
機相および触媒が溶解している水性相の存在することを
特徴とする。触媒としては、水溶性のホスフインをリガ
ンドとして有する水溶性のロジウム錯化合物が使用され
る。これらのホスフインには、特に、有機の残基がスル
ホン酸基またはカルボキシル基によって置換されている
トリアリールホスフイン、トリアルキルホスフインおよ
びアリール化またはアルキル化されたジホスフインが包
含される。それらの製造は公知であり、例えば、ドイツ
特許第2627354号および東独特許第259194
号を参照のこと。ブテンの反応は、70ないし150
℃、好ましくは100ないし130℃の温度において、
0.4ないし30MPa、特に1ないし10MPaの範
囲内の圧力下で、一酸化炭素および水素を1:10ない
し10:1の容量比で含有する水性ガスを用いて行われ
る。ロジウムの濃度は、水性触媒溶液を基準にして20
ないし1000重量ppm、好ましくは50ないし50
0重量ppmであり、、ロジウム1mol当り水溶性ホ
スフイン4ないし100molが使用される。水性相対
有機相の容量比は、0.1ないし10:1である。
ドイツ特許第2627354号に記載された反応におい
て、2相系における不均一反応として実施される。この
方法は、出発オレフインおよび反応生成物を含有する有
機相および触媒が溶解している水性相の存在することを
特徴とする。触媒としては、水溶性のホスフインをリガ
ンドとして有する水溶性のロジウム錯化合物が使用され
る。これらのホスフインには、特に、有機の残基がスル
ホン酸基またはカルボキシル基によって置換されている
トリアリールホスフイン、トリアルキルホスフインおよ
びアリール化またはアルキル化されたジホスフインが包
含される。それらの製造は公知であり、例えば、ドイツ
特許第2627354号および東独特許第259194
号を参照のこと。ブテンの反応は、70ないし150
℃、好ましくは100ないし130℃の温度において、
0.4ないし30MPa、特に1ないし10MPaの範
囲内の圧力下で、一酸化炭素および水素を1:10ない
し10:1の容量比で含有する水性ガスを用いて行われ
る。ロジウムの濃度は、水性触媒溶液を基準にして20
ないし1000重量ppm、好ましくは50ないし50
0重量ppmであり、、ロジウム1mol当り水溶性ホ
スフイン4ないし100molが使用される。水性相対
有機相の容量比は、0.1ないし10:1である。
【0013】ブテンの転化率は、相転移剤(可溶化剤)
が触媒溶液に添加された場合には、著しく向上する。特
に、一般式〔A- N(R1 R2 R3)〕+ E- (ここにA
は6ないし25個の炭素原子を有する直鎖状または枝分
れ鎖状のアルキル基を表し、R1,R2 およびR3 は同一
かまたは相異なるものであって1ないし4個の炭素原子
を有する直鎖状または枝分れ鎖状のアルキル基を意味
し、そしてEは特に、サルフエート、テトラフルオロボ
レート、アセテート、メトサルフエート、ベンゼンスル
ホネート、アルキルベンゼンスルホネート、トルエンス
ルホネート、ラクテートまたはシトレートを表す)で表
される陽イオン可溶化剤が有利であることが立証され
た。
が触媒溶液に添加された場合には、著しく向上する。特
に、一般式〔A- N(R1 R2 R3)〕+ E- (ここにA
は6ないし25個の炭素原子を有する直鎖状または枝分
れ鎖状のアルキル基を表し、R1,R2 およびR3 は同一
かまたは相異なるものであって1ないし4個の炭素原子
を有する直鎖状または枝分れ鎖状のアルキル基を意味
し、そしてEは特に、サルフエート、テトラフルオロボ
レート、アセテート、メトサルフエート、ベンゼンスル
ホネート、アルキルベンゼンスルホネート、トルエンス
ルホネート、ラクテートまたはシトレートを表す)で表
される陽イオン可溶化剤が有利であることが立証され
た。
【0014】選択された反応パラメーター次第で、95
%までのブテン- 1転化率の場合には、アルデヒド混合
物は、90%またはそれ以上のn- 吉草酸アルデヒドを
含有し、残りはi- 吉草酸アルデヒドである。
%までのブテン- 1転化率の場合には、アルデヒド混合
物は、90%またはそれ以上のn- 吉草酸アルデヒドを
含有し、残りはi- 吉草酸アルデヒドである。
【0015】第1段階において反応しなかったオレフイ
ン、主としてブテン- 2は、第2の反応段階において均
一相において触媒としてのロジウムの存在下にヒドロホ
ルミル化される。反応温度としては、90ないし180
℃、好ましくは130ないし150℃が、そして10な
いし35MPa、特に20ないし30MPaの圧力が有
利である。ロジウムは、反応混合物に、金属として、合
目的的には微細に分割された形態で、あるいはより好ま
しくは、有機媒質に可溶性の化合物、例えば、カルボニ
ル化合物、またはカルボン酸の塩として供給される。ロ
ジウムの濃度は、第2の反応段階に導入されたブテンを
基準にして2ないし100重量ppm、好ましくは5な
いし30重量ppmである。トルエン、キシレンまたは
テトラヒドロフランのような溶媒の存在は、必ずしも必
要ではない。何故ならば、その機能は、出発物質および
反応生成物によって代替されうるからである。水性ガス
は、第1反応段階におけると同様な組成を有する。反応
条件次第で、使用されたオレフインの99%までn- お
よびi- バレルアルデヒドに変換される。
ン、主としてブテン- 2は、第2の反応段階において均
一相において触媒としてのロジウムの存在下にヒドロホ
ルミル化される。反応温度としては、90ないし180
℃、好ましくは130ないし150℃が、そして10な
いし35MPa、特に20ないし30MPaの圧力が有
利である。ロジウムは、反応混合物に、金属として、合
目的的には微細に分割された形態で、あるいはより好ま
しくは、有機媒質に可溶性の化合物、例えば、カルボニ
ル化合物、またはカルボン酸の塩として供給される。ロ
ジウムの濃度は、第2の反応段階に導入されたブテンを
基準にして2ないし100重量ppm、好ましくは5な
いし30重量ppmである。トルエン、キシレンまたは
テトラヒドロフランのような溶媒の存在は、必ずしも必
要ではない。何故ならば、その機能は、出発物質および
反応生成物によって代替されうるからである。水性ガス
は、第1反応段階におけると同様な組成を有する。反応
条件次第で、使用されたオレフインの99%までn- お
よびi- バレルアルデヒドに変換される。
【0016】ヒドロホルミル化が終了した後に、両方の
反応段階のアルデヒド混合物が、触媒から、未反応の反
応体から、そして他の反応生成物から分離される。不均
一反応(第1段階)の場合には、これは、簡単な相分離
によって達成される。均一相、すなわちこの新規な方法
の第2段階における反応の場合には、蒸留が通常の分離
方法である。
反応段階のアルデヒド混合物が、触媒から、未反応の反
応体から、そして他の反応生成物から分離される。不均
一反応(第1段階)の場合には、これは、簡単な相分離
によって達成される。均一相、すなわちこの新規な方法
の第2段階における反応の場合には、蒸留が通常の分離
方法である。
【0017】混合物として存在するアルデヒドのアルド
ール縮合は、塩基性触媒の作用下に通常の方法で行われ
る。アルデヒドの前処理、例えば、特別な精製は、必要
ではない。触媒としては、アルカリ金属炭酸塩またはア
ルカリ金属水酸化物、特にナトリウムまたはカリウムの
化合物およびアミン、好ましくはトリエチルアミン、ト
リ -n- プロピルアミン、トリ -n- ブチルアミン、の
ような第三アミンが使用される。操作は、60ないし1
60℃、特に80ないし130℃の温度において、そし
て常圧または約1MPaまでの高められた圧力において
行われる。反応時間は、数分ないし数時間であり、触媒
の種類および反応時間に依存する。その高い反応速度の
ゆえに、n- バレルアルデヒドは、主としてそれ自体で
二量体化するかまたは異性体バレルアルデヒドと二量化
してデセナールとなる。それに対して枝分れしたC5-ア
ルデヒド間の縮合は、反面で完全に起る。
ール縮合は、塩基性触媒の作用下に通常の方法で行われ
る。アルデヒドの前処理、例えば、特別な精製は、必要
ではない。触媒としては、アルカリ金属炭酸塩またはア
ルカリ金属水酸化物、特にナトリウムまたはカリウムの
化合物およびアミン、好ましくはトリエチルアミン、ト
リ -n- プロピルアミン、トリ -n- ブチルアミン、の
ような第三アミンが使用される。操作は、60ないし1
60℃、特に80ないし130℃の温度において、そし
て常圧または約1MPaまでの高められた圧力において
行われる。反応時間は、数分ないし数時間であり、触媒
の種類および反応時間に依存する。その高い反応速度の
ゆえに、n- バレルアルデヒドは、主としてそれ自体で
二量体化するかまたは異性体バレルアルデヒドと二量化
してデセナールとなる。それに対して枝分れしたC5-ア
ルデヒド間の縮合は、反面で完全に起る。
【0018】縮合によって得られたアルデヒド混合物
は、次にデシルアルコール混合物まで水素化される。水
素の付加は、触媒の存在下に公知の方法で行われる。例
えば、ニッケル、クロムまたは銅を基礎にした水素化触
媒が好適である。通常、水素化温度は、100ないし1
80℃であり、そして圧力は1ないし10MPaであ
る。デシルアルコール混合物は、精製のために蒸留され
る。それは可塑剤として使用されるべきフタル酸エステ
ル中のアルコール成分として特に好適である。これらの
フタル酸エステルの製造は、公知となっている〔ウルマ
ン編工業化学百科事典(1979年刊)第18巻第53
6頁以下 (Ullmann, Encyclopaedie der Technischen C
hemie (1979))参照〕。無水フタル酸をデシルア
ルコール混合物と1:2のモル比において1段階で反応
せしめることが有利である。反応速度は、触媒によって
そして/または、反応温度を高めることによって増大さ
れうる。平衡をエステル生成の方向に移動せしめるため
に、生成した水を反応混合物から除去することが必要で
ある。
は、次にデシルアルコール混合物まで水素化される。水
素の付加は、触媒の存在下に公知の方法で行われる。例
えば、ニッケル、クロムまたは銅を基礎にした水素化触
媒が好適である。通常、水素化温度は、100ないし1
80℃であり、そして圧力は1ないし10MPaであ
る。デシルアルコール混合物は、精製のために蒸留され
る。それは可塑剤として使用されるべきフタル酸エステ
ル中のアルコール成分として特に好適である。これらの
フタル酸エステルの製造は、公知となっている〔ウルマ
ン編工業化学百科事典(1979年刊)第18巻第53
6頁以下 (Ullmann, Encyclopaedie der Technischen C
hemie (1979))参照〕。無水フタル酸をデシルア
ルコール混合物と1:2のモル比において1段階で反応
せしめることが有利である。反応速度は、触媒によって
そして/または、反応温度を高めることによって増大さ
れうる。平衡をエステル生成の方向に移動せしめるため
に、生成した水を反応混合物から除去することが必要で
ある。
【0019】本発明によるデシルアルコール混合物から
得られたフタル酸エステルは、可塑剤としてすぐれた低
温特性によって卓越している。本発明は、特許請求の範
囲に記載された異性体デシルアルコール混合物、それら
によってフタル酸または無水フタル酸をエステル化する
ことによって得られた異性体ジデシルフタレートの混合
物およびそれらの可塑剤としての用途を発明の要旨とす
るものであるが、実施の態様として下記の事項をも包含
する: 1.第1のヒドロホルミル化段階における反応を100
ないし130℃の温度および1ないし10MPaの圧力
において実施する請求項1に記載の異性体デシルアルコ
ールの混合物。 2.第1のヒドロホルミル化段階における反応が水性触
媒溶液を基準にして好ましくは50ないし500重量p
pmのロジウム濃度において実施する請求項1または上
記1に記載の異性体デシルアルコールの混合物。 3.第2のヒドロホルミル化段階における反応を130
ないし150℃の温度および20ないし30MPaの圧
力において実施する請求項1ないし4のうちのいずれか
に記載の異性体デシルアルコールの混合物。 4.第2のヒドロホルミル化段階における反応をこの第
2のヒドロホルミル化段階に導入されたブテン類を基準
にして好ましくは5ないし30重量ppmのロジウム濃
度において実施する請求項4および上記1ないし3に記
載の異性体デシルアルコールの混合物。
得られたフタル酸エステルは、可塑剤としてすぐれた低
温特性によって卓越している。本発明は、特許請求の範
囲に記載された異性体デシルアルコール混合物、それら
によってフタル酸または無水フタル酸をエステル化する
ことによって得られた異性体ジデシルフタレートの混合
物およびそれらの可塑剤としての用途を発明の要旨とす
るものであるが、実施の態様として下記の事項をも包含
する: 1.第1のヒドロホルミル化段階における反応を100
ないし130℃の温度および1ないし10MPaの圧力
において実施する請求項1に記載の異性体デシルアルコ
ールの混合物。 2.第1のヒドロホルミル化段階における反応が水性触
媒溶液を基準にして好ましくは50ないし500重量p
pmのロジウム濃度において実施する請求項1または上
記1に記載の異性体デシルアルコールの混合物。 3.第2のヒドロホルミル化段階における反応を130
ないし150℃の温度および20ないし30MPaの圧
力において実施する請求項1ないし4のうちのいずれか
に記載の異性体デシルアルコールの混合物。 4.第2のヒドロホルミル化段階における反応をこの第
2のヒドロホルミル化段階に導入されたブテン類を基準
にして好ましくは5ないし30重量ppmのロジウム濃
度において実施する請求項4および上記1ないし3に記
載の異性体デシルアルコールの混合物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07C 69/80 A 9279−4H // C07B 61/00 300 (72)発明者 ペーター・ハイマンス ドイツ連邦共和国、エッセン、カウルバッ ハシユトラーセ、4 (72)発明者 ペーター・ラッペ ドイツ連邦共和国、デインスラーケン、ア イケンホーフ、34 (72)発明者 ユルゲン・ツアマイタート ドイツ連邦共和国、ヴエゼル、トウルペン シユトラーセ、15 (72)発明者 ト−マス・ミユーラー ドイツ連邦共和国、デインスラーケン、マ ルダ−ヴエーク、2 (72)発明者 エルンスト・ヴイーブス ドイツ連邦共和国、オーバーハウゼン、フ エルデイナントシユトラーセ、77
Claims (7)
- 【請求項1】 ブテン- 1およびブテン- 2を含有する
混合物を2段階においてヒドロホルミル化し、その際、
第1の段階においては反応を20ないし150℃の温度
および0.1ないし30MPaの圧力において触媒とし
ての錯化された結合状態で水溶性ホスフインを含有する
ロジウム化合物を使用して不均一反応系において実施
し、そして第2の段階においては反応を90ないし18
0℃の温度および10ないし35MPaの圧力において
触媒としてのロジウム化合物の存在下に均一相において
実施し、ヒドロホルミル化段階から得られたアルデヒド
混合物を分離しそして一緒にし、一緒にされたアルデヒ
ド混合物を縮合してアルドール混合物を形成させ、この
アルドール混合物を分離し、そして水素化して異性体デ
シルアルコールの混合物を得ることによって得られた異
性体デシルアルコールの混合物。 - 【請求項2】 第1のヒドロホルミル化段階における反
応を水性触媒溶液を基準にして20ないし1000重量
ppmのロジウム濃度において実施する請求項1に記載
の異性体デシルアルコールの混合物。 - 【請求項3】 第1のヒドロホルミル化段階においてロ
ジウム1モル当り水溶性ホスフイン4ないし100モル
を使用する請求項1または2に記載の異性体デシルアル
コールの混合物。 - 【請求項4】 第1のヒドロホルミル化段階において水
性触媒溶液に相転移剤を添加する請求項1ないし3のう
ちのいずれかに記載の異性体デシルアルコールの混合
物。 - 【請求項5】 第2のヒドロホルミル化段階における反
応をこの第2のヒドロホルミル化段階に導入されたブテ
ン類を基準にして2ないし100重量ppmのロジウム
濃度において実施する請求項1ないし4のうちのいずれ
かに記載の異性体デシルアルコールの混合物。 - 【請求項6】 フタル酸または無水フタル酸を、請求項
1ないし5のうちのいずれかに記載の異性体デシルアル
コールの混合物によってエステル化することによって得
られた異性体ジデシルフタレートの混合物。 - 【請求項7】 請求項6に記載の異性体ジデシルフタレ
ートの混合物を可塑剤として使用する方法。
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JPH07116080B2 JPH07116080B2 (ja) | 1995-12-13 |
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---|---|---|---|
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