JPH0610726Y2 - 耕うん装置の夾雑物集積防止装置 - Google Patents

耕うん装置の夾雑物集積防止装置

Info

Publication number
JPH0610726Y2
JPH0610726Y2 JP1987130515U JP13051587U JPH0610726Y2 JP H0610726 Y2 JPH0610726 Y2 JP H0610726Y2 JP 1987130515 U JP1987130515 U JP 1987130515U JP 13051587 U JP13051587 U JP 13051587U JP H0610726 Y2 JPH0610726 Y2 JP H0610726Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foreign matter
prevention device
accumulation prevention
casing
foreign material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987130515U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6434902U (ja
Inventor
司 長木
幹雄 小川
Original Assignee
生物系特定産業技術研究推進機構
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 生物系特定産業技術研究推進機構 filed Critical 生物系特定産業技術研究推進機構
Priority to JP1987130515U priority Critical patent/JPH0610726Y2/ja
Publication of JPS6434902U publication Critical patent/JPS6434902U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0610726Y2 publication Critical patent/JPH0610726Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えばロータリ耕うん装置のような耕うん装
置の、ケーシング前部に夾雑物が集積するのを防止する
ようにした夾雑物集積防止装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、果樹園の樹冠下の中耕作業を行うために、第3図
および第4図に示すように、ロータリ耕うん装置1を用
いる作業方法が知られている。
【考案が解決しようとする課題】
ところで、果樹園の樹冠下には、雑草、わら稈等の繊維
質の夾雑物が多く存在し、このため、中耕作業中にロー
タリ耕うん装置1のケーシング2の前方に耕うんロータ
3により処理されない夾雑物Aがケーシング側板4や伝
動ケース5の前方に集積して機体の進行を妨げ、中耕作
業を中断しなければならない場合があった。特に、ロー
タリ耕うん装置がアップカット形式の場合には、夾雑物
が集積しやすかった。
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、耕うん装置のケーシングの側端部に沿う外側に位置
して、外周に連続した突起を有し、耕うん装置の移動に
伴って圃場面に接した状態で回転しながら夾雑物を後方
に送りだす回転輪を、耕土側に付勢して設けたことを特
徴とするものである。
【作用】
上記の構成によって本考案の耕うん装置の夾雑物集積防
止装置は、圃場面に夾雑物が多い場合でも、回転輪によ
って夾雑物を圃場面に押しつけるようにして後方に送り
出し、側部ケーシングに夾雑物を集積しない。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説明する。 第1図および第2図において、第3図および第4図の構
成と対応する部分には同じ符号を付したが、ロータリ耕
うん装置1は、ケーシング2内に前記耕うんロータ3と
同様の耕うんロータを装備しており、ケーシング側板4
に沿って設けた伝動ケース5の前部には、夾雑物集積防
止装置6が設けられている。 この夾雑物集積防止装置6は、伝動ケース5に枢支ピン
7を介して上下方向に回動自在に枢支されたベルクラン
ク状の支持アーム8の先端に、外周部に連続した突起10
を有する回転輪9を回転自在に軸支し、この回転輪9を
伝動ケース5の前側に位置させている。また、支持アー
ム8の後端と伝動ケース5の上縁との間には引張りばね
11が張架され、回転輪9を接地方向、即ち耕土側に付勢
している。また、ケーシング側板4には、支持アーム8
の接地側への回動範囲を規制するストッパ12が設けられ
ている。 このような構成の耕うん装置の夾雑物集積防止装置にお
いては、ロータリ耕うん装置1を図示しないトラクタに
装着して矢印方向に前進しながら耕うんロータをアップ
カット方向に回転させ、果樹園の樹冠下の中耕作業に使
用する。 果樹園の樹冠下には、雑草、わら稈等の繊維質の夾雑物
Aが多く存在するので、通常であると、第3図および第
4図に示す従来例のように、ケーシング側板4および伝
動ケース5の前側に夾雑物Aが堆積して機体の進行を妨
げることになるが、本考案においては、回転輪9がその
接地抵抗で自転しつつ突起10によって夾雑物を後方に送
り出すので、夾雑物Aがケーシング側板4および伝動ケ
ース5の前側に堆積して機体の進行を阻害することはな
い。 なお、回転輪9は、引張りばね11の張力によって接地方
向に付勢されているので、夾雑物Aの量が多い場合に
は、引張りばね11が伸びて接地圧を調節する。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の耕うん装置の夾雑物集積
防止装置によれば、耕うん装置のケーシングの側端部に
沿う外側に位置して、外周に連続した突起を有し、耕う
ん装置の移動に伴って圃場面に接した状態で回転しなが
ら夾雑物を後方に送り出す回転輪を、耕土側に付勢して
設けたので、耕うん装置の作業中に、ケーシング側板や
伝動ケースの前側に夾雑物がある場合でも、回転輪の回
転によりこれを後方に送り出して堆積するのを防止し、
耕うん作業を中断することなく能率のよい作業が行え
る。 また、回転輪は耕土に付勢されて接して自転しながら夾
雑物を処理することができ、構造が簡単で従来の耕うん
装置にも容易に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は正面
図、第3図および第4図は従来例の側面図である。 1…ロータリ耕うん装置、2…ケーシング、3…耕うん
ロータ、4…ケーシング側板、5…伝動ケース、6…夾
雑物集積防止装置、7…枢支ピン、8…支持アーム、9
…回転輪、10……連続した突起、11……引張りばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−158002(JP,A) 特開 昭61−43915(JP,A) 特開 昭61−128802(JP,A) 特開 昭63−36701(JP,A) 実開 昭55−166402(JP,U) 実開 昭61−175901(JP,U) 実公 昭16−16841(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕うん装置のケーシングの側端部に沿う外
    側に位置して、外周に連続した突起を有し、耕うん装置
    の移動に伴って圃場面に接した状態で回転しながら夾雑
    物を後方に送り出す回転輪を、耕土側に付勢して設けた
    ことを特徴とする耕うん装置の夾雑物集積防止装置。
JP1987130515U 1987-08-26 1987-08-26 耕うん装置の夾雑物集積防止装置 Expired - Lifetime JPH0610726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987130515U JPH0610726Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26 耕うん装置の夾雑物集積防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987130515U JPH0610726Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26 耕うん装置の夾雑物集積防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6434902U JPS6434902U (ja) 1989-03-03
JPH0610726Y2 true JPH0610726Y2 (ja) 1994-03-23

Family

ID=31385750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987130515U Expired - Lifetime JPH0610726Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26 耕うん装置の夾雑物集積防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0610726Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55166402U (ja) * 1979-05-19 1980-11-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6434902U (ja) 1989-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5507351A (en) Cleaner for tined wheels
US4418761A (en) Adjustable tillage implement positioning apparatus
CA2139795A1 (en) Cleaner for tined wheels
JPH0610726Y2 (ja) 耕うん装置の夾雑物集積防止装置
JPH11289805A (ja) アップカットロータリ作業機
JP2540086Y2 (ja) トラクタにおける耕耘装置
JPS6314561Y2 (ja)
JP3505663B2 (ja) 耕耘ロータリ作業機
JPH03201901A (ja) ロータリ型農業機械用カバー
JPH0441768Y2 (ja)
JPS6314563Y2 (ja)
JP7137846B2 (ja) 代掻き作業機
JPS6225047Y2 (ja)
JPH0440401Y2 (ja)
KR920006932Y1 (ko) 쟁기의 회전원판을 갖춘 회전보습
JPH036161Y2 (ja)
JPH0441775Y2 (ja)
JPH0115282Y2 (ja)
SU1014479A1 (ru) Почвообрабатывающа фреза
JP2529102Y2 (ja) ロータリ耕耘装置のエプロン
JP2000253704A (ja) 代掻作業機のワラ稈埋没装置
JPH0713485Y2 (ja) マルチフィルムの持上げ装置
JPH0433685Y2 (ja)
JP3924998B2 (ja) 耕耘装置
JPH0238565Y2 (ja)