JPH0610715B2 - カメラのフイルム巻取装置のクラツチ機構 - Google Patents

カメラのフイルム巻取装置のクラツチ機構

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JPH0610715B2
JPH0610715B2 JP2969486A JP2969486A JPH0610715B2 JP H0610715 B2 JPH0610715 B2 JP H0610715B2 JP 2969486 A JP2969486 A JP 2969486A JP 2969486 A JP2969486 A JP 2969486A JP H0610715 B2 JPH0610715 B2 JP H0610715B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、カメラのフィルム巻取装置に関し、特にフィ
ルム巻戻時にスプールとスプロケットの連動を断つクラ
ッチ機構に関する。
「従来技術およびその問題点」 一般に、一回の巻上動作でフィルムを一駒分送り出すス
プロケットと、送り出されたフィルムを巻取るスプール
とを備えたカメラでは、スプロケットによるフィルムの
送り出し量よりスプールによるフィルム巻取量の方を大
きくして、フィルムをスプールに密に巻付けている。こ
の両者の移動量の差は、巻径の差を吸収するため、フリ
クション構造のスリップ機構によって与えるのが普通で
ある。ところがこのスプールフリクションは、フィルム
を巻戻す場合には、そのまま負荷となる。この負荷は、
手動で巻戻を行なう場合には、問題にならない値である
が、小型モータにより巻戻迄も自動化する場合には、無
視できない値となる。このため従来、スプールを駆動す
る駆動系中にクラッチを設け、巻戻時には、このクラッ
チによってスプールとスプロケットの連動を断つように
した装置が知られている。しかし従来のクラッチ機構
は、面クラッチ(特開昭60-31123号)やキークラッチを
用いたものであるため、構造が複雑で、構成スペースが
大きく、小型カメラに用いることは困難であった。
「発明の目的」 本発明は、従来装置に比し、簡単な構造で確実に作動す
る、スペースに多くをとることのないクラッチ機構を得
ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、スプールとスプロケットを連動させる歯車列
の一部に、小径部とこれより大径の非円形断面部と有
し、軸方向移動可能な切換軸を設け、この切換軸に、ス
プールに連動するクラッチギヤと、フィルム巻上駆動機
構に連動する巻上連動ギヤとを嵌めるとともに、このク
ラッチギヤと巻上連動ギヤにそれぞれ、切換軸の非円形
断面部に適合する非円形断面孔を形成し、切換軸を常時
は、その非円形断面部がクラッチギヤと巻上連動ギヤの
非円形断面孔の両者に嵌合する位置に保持するととも
に、フィルム巻戻し時には、その非円形断面部が巻上連
動ギヤの非円形断面孔に、小径部がクラッチギヤの非円
形断面部にそれぞれ嵌合する位置に移動させるようにし
たことを特徴としている。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。まず第1図
について、本発明によるクラッチ機構を備えたカメラの
巻上駆動機構の全体構造を説明する。回転自在に支持さ
れたスプール11には、その内部に図示しないモータが
収納されている。このモータの回転軸12は、スプール
11の上部に突出し、突出端にピニオンギヤ13が回転
可能に支持されている。このピニオンギヤ13は圧縮ば
ね圧縮ばね14とワッシャにより、回転軸12とスリッ
プ結合されており、通常はモータの回転トルクがそのま
まピニオンギヤ13に伝達される。
15、16、17、18は、減速ギヤ列で、ピニオンギ
ヤ13の回転が減速ギヤ18に伝達される。この減速ギ
ヤ18は小ギヤ18aと大ギヤ18bを有し、その軸1
9に同軸に遊星レバー20が枢着されており、この遊星
レバー20の両自由端部には、巻上遊星ギヤ21と、巻
戻遊星ギヤ22が回転自在に支持されている。この巻上
遊星ギヤ21と巻戻遊星ギヤ22は、それぞれ減速ギヤ
18の小ギヤ18aと大ギヤ18bに常時噛み合う。ま
た遊星レバー20は、減速ギヤ18とフリクション係合
していて、減速ギヤ18の回転方向に揺動する。23は
巻戻遊星ギヤ22を常時下方に押圧する圧縮ばねであ
る。
巻戻遊星ギヤ22には、巻戻ギヤ列第1ギヤ24が噛合
可能に構成されており、他方巻上遊星ギヤ21には、一
回転ギヤ25の大ギヤ25aが噛合可能となっている。
26はこの一回転ギヤ25の回転軸で、一回転ギヤ25
はさらに大ギヤ25aの上側に位置する円板の外周一部
に形成した切欠部25bと、大ギヤ25aと同軸の欠歯
ギヤ25cを有している。
この一回転ギヤ25の側部には、巻上完了係止レバー2
7が軸28で枢着されている。この巻上完了係止レバー
27は引張ばね29により常時その先端の爪部27aが
一回転ギヤ25の切欠部25bに噛み合う方向に付勢さ
れている。
一回転ギヤ25の上記欠歯ギヤ25cは、アイドルギヤ
30と噛合可能である。このアイドルギヤ30は、チャ
ージギヤ31の大ギヤ31aと噛み合っており、その小
ギヤ31bには、軸32で枢着したチャージレバー33
の先端のセクタギヤ部33aが噛み合っている。このチ
ャージレバー33は、引張ばね34により、常時は復帰
端に位置しているが、フィルム巻上が行なわれると、そ
の駆動端33bで図示しないミラーおよびシャッタのチ
ャージを行なう。
上記一回転ギヤ25の大ギヤ25aはまた、スプロケッ
トギヤ35に噛み合っている。以下スプロケット部の説
明は、第2図、第3図も同時に参照して行なう。36は
スプロケット軸で、上軸受37aおよび下軸受37bで
回転自在に支持されており、圧縮コイルばね38によ
り、常時下方に付勢されている。このスプロケット軸3
6には、ピン39が圧入等によって固定されている。こ
のピン39はスプロケット軸36の下方移動端を規制す
るとともに、スプロケット軸36の外周に相対回動自在
に嵌めたスプロケット40のクラッチ板41と係脱する
クラッチ機構を構成する。すなわちスプロケット軸36
は常時は圧縮コイルばね38によって下方に押されてい
るため、ピン39がクラッチ板41の溝部41aと係合
し、スプロケット軸36とスプロケット40を一体にす
る。これに対し、スプロケット軸36を押し上げると、
ピン39とクラッチ板41の溝部41aとの係合が解か
れ、スプロケット軸36とスプロケット40は空転す
る。
スプロケット軸36の下方には、係止レバー42が設け
られている。この係止レバー42は図示しないばね手段
により、スプロケット軸36側に移動付勢され、常時そ
の側面に当接する。そしてスプロケット軸36には、圧
縮コイルばね38に抗してこれを押し上げたとき、この
係止レバー42と係合する巻戻係止溝36dが形成され
ていて、この係合状態で、スプロケット軸36は巻戻位
置に保持される。
スプロケット軸36は、その上端部から順に、角軸部
(非円形断面部)36a、テーパ面部36b、および小
径部(円形断面部)36cが形成されている。小径部3
6cは、角軸部36aの内接円以下の断面径を有してい
る。
このスプロケット軸36の角軸部36a〜小径部36c
には、上記スプロケットギヤ35と、これの下方に重ね
たクラッチギヤ43が嵌まっている。スプロケットギヤ
35とクラッチギヤ43は、ともにその軸部に、角軸部
36aに適合する角孔部(非円形断面孔)35a、43
aを有している。したがって、角孔部35a、43aが
角軸部36aと係合しているときには、スプロケットギ
ヤ35およびクラッチギヤ43はスプロケット軸36と
一体に回転する。そしてスプロケット軸36は、ピン3
9とクラッチ板41の溝部41aとが係合している状態
では、第2図のように、その角軸部36aを角孔部35
aおよび43aの両者に係合させる。これに対し、スプ
ロケット軸36を押し上げて係止レバー42を巻戻係止
溝36d内に嵌入させ、ピン39とクラッチ板41の溝
部41aとの係合を解いた状態では、第3図のように、
角軸部36aをスプロケットギヤ35のみに係合させ、
クラッチギヤ43の角孔部33a内には小径部36cを
位置させる。この小径部36cは、角孔部43a内で回
転可能であれば、断面円形以外の形状でもよい。
クラッチギヤ43は、スプロケット軸36の角軸部36
aと干渉する側にテーパ面部43bを有している。この
テーパ面部43bは角孔部43aの外接円より大きな円
を起点とした面取面として構成されている。またこのテ
ーパ面部43bの角度β(第3図参照)は、スプロケッ
ト軸36のテーパ面部36bの角度α(同)に対し、β
≧αなるように形成されている。
44は抜け止め板で、カメラ本体の一部に固定されてお
り、スプロケットギヤ35およびクラッチギヤ43のス
ラスト方向の位置規制をしている。クラッチギヤ43
は、アイドルギヤ45と常時噛み合っていて、アイドル
ギヤ45はさらにスプールギヤ46と噛み合っている。
このスプールギヤ46には、抱き込み板ばね47がフリ
クション結合しており、この抱き込み板ばね47の凸部
47aは、スプール11の結合孔部11aと係合してい
る。
上記構成の本装置の動作を説明する。まずフィルム巻上
時には、前述のようにスプロケット軸36は第2図の状
態にある。この状態において、スプール11内のモータ
が駆動され、その回転軸12が第1図で時計方向に回転
すると、ギヤ列の噛合により減速ギヤ18が時計方向に
回転する。すると減速ギヤ18とフリクション結合して
いる遊星レバー20も時計方向に回動し、その巻上遊星
ギヤ21が一回転ギヤ25を時計方向に回動させる。一
回転ギヤ25が1回転すると、巻上完了係止レバー27
の爪部27aが切欠部25bと係合してその回転が停止
され、この巻上完了係止レバー27の動きに連動してモ
ータへの通電が断たれ、モータは停止する。この一回転
ギヤ25の1回転動作で欠歯ギヤ25c、アイドルギヤ
30、およびチャージギヤ31の噛合関係により、チャ
ージレバー33が引張ばね34の力に抗して図の反時計
方向に回動し、ミラーおよびシャッタのチャージが完了
される。そして巻上完了係止レバー27の爪部27aと
一回転ギヤ25の切欠部25bが係合した状態では、一
回転ギヤ25の欠歯ギヤ25cとアイドルギヤ30との
噛合が外れるため、チャージレバー33は、引張ばね3
4の力により復帰端に戻る。
一方、一回転ギヤ25の時計方向への回転は、大ギヤ2
5aを介してスプロケットギヤ35に伝達され、スプロ
ケットギヤ35が第1図の反時計方向に回動する。スプ
ロケットギヤ35の角孔部35aは、スプロケット軸3
6の角軸部36aと係合しているため、スプロケット軸
36が同方向に回動し、ピン39および溝部41aを介
してスプロケット軸36と一体化されているスプロケッ
ト40も反時計方向に回動する。したがって、一回転ギ
ヤ25の大ギヤ25aの歯数と、スプロケットギヤ35
の歯数の関係により、スプロケット40はフィルムを所
定量送り出す。
そしてこの巻上状態では、スプロケット軸36の角軸部
36aは同時にクラッチギヤ43の角孔部43aとも係
合しているため、クラッチギヤ43もまた反時計方向に
回転する。このクラッチギヤ43の回転は、アイドルギ
ヤ45を介してスプールギヤ46に伝達される。よって
抱き込み板ばね47の凸部47aおよび結合孔部11a
の関係により、スプール11が板時計方向に回動するこ
ととなる。スプロケット40に対するスプール11の周
速比は、1より大に構成されているが、スプールギヤ4
6とスプール11間は、抱き込み板ばね47によりフリ
クション結合しているため、スプール11はスプロケッ
ト40が送り出しただけのフィルムを密に巻取ることが
できる。以上が一回の巻上動作である。
この状態でシャッタを切ると、ミラーまたはシャッタの
動きに連動して、巻上完了係止レバー27が引張ばね2
9の力に抗して反時計方向に回動し、一回転ギヤ25と
の係合が外される。よって巻上可能状態に戻る。そして
撮影終了信号により、モータが再び駆動されて回転軸1
2が時計方向に回動し、以上の巻上動作が繰り返され
る。
次に巻戻動作を説明する。
巻戻時には、カメラ本体の外部から、直接または間接に
スプロケット軸36を圧縮コイルばね38の力に抗して
押し上げ、巻戻係止溝36dに係止レバー42を嵌入さ
せて、上昇位置に保持する。すると第3図のように、ピ
ン39がクラッチ板41の溝部41aから離れるため、
スプロケット40はスプロケット軸36に対しフリーな
状態になる。またスプロケット軸36の角軸部36a
は、スプロケットギヤ35の角孔部35aとの係合関係
を維持するが、クラッチギヤ43の角孔部43a内には
小径部36cが位置するため、クラッチギヤ43はスプ
ロケット軸36に対し自由に回転できる状態となる。つ
まりクラッチギヤ43からスプール11迄の間がスプロ
ケット軸36に対し自由に回転できる、クラッチが切ら
れた状態となる。
この状態において、例えばスプロケット軸36の上方端
への移動を検知することで、スプール11内のモータを
逆転させ、巻戻を開始すると、巻上時とは逆に減速ギヤ
18が反時計方向に回動し、遊星レバー20も反時計方
向に回動するため、一回転ギヤ25の大ギヤ25aと巻
上遊星ギヤ21の噛合が外れ、今度は巻戻遊星ギヤ22
が巻戻ギヤ列第1ギヤ24と噛み合う。すると図示しな
い巻戻フォークが回転し、フィルムが巻戻されることに
なる。
このとき一回転ギヤ25は、巻上完了係止レバー27や
図示しない逆転防止爪で逆転が阻止されているので、ス
プロケット軸36迄は固定軸とみなすことができる。こ
の固定軸に対し、スプロケット40とスプール11間の
クラッチが以上のようにして断状態となるため、フィル
ム巻上に伴なってスプロケット40が回転しても、スプ
ロケット40はスプロケット軸36に対してフリーな状
態にあるから、その回転によってスプール11側のフリ
クション機構が作用することがない。よって巻上時の負
荷が軽減され、モータによる巻戻を円滑に行なうことが
できる。
スプロケット軸36の巻上位置への復帰は、例えばカメ
ラ後蓋の開動作に連動して係止レバー42がスプロケッ
ト軸36から退避するように構成すれば適切に行なうこ
とができる。係止レバー42が巻戻係止溝36dから外
れると、圧縮コイルばね38の力によりスプロケット軸
36が下方に移動して第2図の状態に復帰する。したが
って次の撮影の準備が完了する。なおこのスプロケット
軸36の原位置への復帰の際、スプロケット軸36のテ
ーパ面部36bと、クラッチギヤ43のテーパ面部43
bとが当接すると考えられるが、空巻上動作等でスプロ
ケット軸36を回動させると、スプロケット軸36の角
軸部36aとクラッチギヤ43の角孔部43aは、滑ら
かに係合する。テーパ面部36bとテーパ面部43bの
目的は、スプロケット軸36の芯出しをすることと、ク
ラッチ係合を滑らかに行なわせることにある。このため
上記テーパ面部43bの傾斜角βと、テーパ面部36b
の傾斜角αとの間に、β≧αの関係を与えている。仮に
β<αとすると、クラッチギヤ43の角孔部43aと、
スプロケット軸36の角軸部36aの位置関係によって
は、スプロケットギヤ35の回動でスプロケット軸36
が回動するとき、圧縮コイルばね38に抗してスプロケ
ット軸36を上方に引き上げながらピン39とクラッチ
板41のクラッチを係合させなければならない状態が生
じ、係合の滑らかさを欠くおそれがある。
「発明の効果」 以上のように本発明によると、巻戻時の負荷軽減機構を
簡単な構造で提供することができ、部品点数の削減、組
立工数の削減を通じ、コストダウウンに寄与することが
できる。また付加スペースが殆ど不要であるため、小型
の電動カメラに好適である。またスプールに連動するク
ラッチギヤと、フィルム巻上駆動機構に連動する巻上連
動ギヤとを共通部品で構成することが可能であるから、
さらに部品点数を減少させ、加工コストを下げて、全体
としてのコストダウンができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるクラッチ機構を含むカメラのフィ
ルム巻取装置の全体を示す要部の斜視図、第2図、第3
図はそれぞれクラッチの接続状態と断状態を示すクラッ
チ機構部分の断面図、第4図(イ)はクラッチギヤ(巻
上連動ギヤ)の平面図と断面図、同(ロ)は切換軸の非
円形断面部および小径部の平面図と正面図である。 11……スプール、11a……結合孔部、12……回転
軸、13……ピニオンギヤ、14……圧縮ばね、15、
16、17、18……減速ギヤ、18a……大ギヤ、1
8b……小ギヤ、20……遊星レバー、21……巻上遊
星ギヤ、22……巻戻遊星ギヤ、24……巻戻ギヤ列第
1ギヤ、25……一回転ギヤ、25a……大ギヤ、25
b……切欠部、25c……欠歯ギヤ、27……巻上完了
係止レバー、30……アイドルギヤ、31……チャージ
ギヤ、31a……大ギヤ、31b……小ギヤ、33……
チャージレバー、35……スプロケットギヤ(巻上連動
ギヤ)、35a……角孔部(非円形断面孔)、36……
スプロケット軸(切換軸)、36a……角軸部(非円形
断面部)、36b……テーパ面部、36c……小径部、
38……圧縮コイルばね、39……ピン(クラッチ機
構)、40……スプロケット、41……クラッチ板(ク
ラッチ機構)、42……係止レバー、43……クラッチ
ギヤ、43a……角孔部(非円形断面孔)、45……ア
イドルギヤ、46……スプールギヤ、47……抱き込み
板ばね、47a……凸部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム巻上駆動機構に連動して回転し一
    回の巻上動作でフィルムを所定量送り出すスプロケット
    と;このスプロケットと連動して回転し、スプロケット
    から送り出されたフィルムを巻き取るスプールと;スプ
    ールが巻戻し方向に回転するとき、スプロケットをスプ
    ールの駆動系に対し空転させるクラッチ機構とを備えた
    カメラのフィルム巻取装置において、上記スプールとス
    プロケットを連動させる歯車列の一部に、大径の非円形
    断面部とこれより小径の小径部を有し、軸方向移動可能
    な切換軸を設け、この切換軸に、スプールに連動するク
    ラッチギヤと、フィルム巻上駆動機構に連動する巻上連
    動ギヤとを嵌めるとともに、このクラッチギヤと巻上連
    動ギヤにそれぞれ、上記切換軸の非円形断面部に適合す
    る非円形断面孔を形成し、上記切換軸を常時は、その非
    円形断面部がクラッチギヤと巻上連動ギヤの非円形断面
    孔の両者に嵌合する位置に保持するとともに、フィルム
    巻戻し時には、その非円形断面部が巻上連動ギヤの非円
    形断面孔に、小径部がクラッチギヤの非円形断面部にそ
    れぞれ嵌合する位置に移動させることを特徴とするカメ
    ラのフィルム巻取装置のクラッチ機構。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、切換軸
    は、スプロケットの軸部に挿通したスプロケット軸で、
    このスプロケット軸とスプロケットの間には、常時は両
    者を一体的に回動させ、スプロケット軸をフィルム巻戻
    位置に移動させたとき、両者の係合を解くクラッチ部が
    形成されているカメラのフィルム巻取装置のクラッチ機
    構。
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