JPH06106512A - Rcセグメント製造法及びその装置 - Google Patents

Rcセグメント製造法及びその装置

Info

Publication number
JPH06106512A
JPH06106512A JP22256192A JP22256192A JPH06106512A JP H06106512 A JPH06106512 A JP H06106512A JP 22256192 A JP22256192 A JP 22256192A JP 22256192 A JP22256192 A JP 22256192A JP H06106512 A JPH06106512 A JP H06106512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame plate
upper frame
segment
concrete
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22256192A
Other languages
English (en)
Inventor
Too Pin Tsuai
トー ピン ツァイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP22256192A priority Critical patent/JPH06106512A/ja
Publication of JPH06106512A publication Critical patent/JPH06106512A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 精密かつ強固なRCセグメントを自動化製造
できて、大幅に人工及び金型の損耗を軽減し得るRCセ
グメント製造法及びその装置を提供することが目的であ
る。 【構成】 その座台60上面に、底枠板21、上枠板2
2、両側枠板23及び前後の弧状枠板24を螺締接合し
て形成された金型20を取付けて、該上枠板22中央部
にコンクリートの注入管25を装着し、並びにその板面
に複数の出水孔221を密集分布するよう穿設すると共
に、該上枠板22底面にその四方側縁が延伸して上記両
側枠板23及び前後の弧状枠板24のそれぞれ端縁に重
畳固接する濾過シート26を敷設してなる装置であっ
て、これに高圧セメント注入することにより精密、強固
なRCセグメント製造を自動化でき、並びに多数の人工
を減少して製造コストを大幅に軽減できるように構成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はRCセグメント製造法及
びその装置に関し、特に大幅に人工による手間を省き金
型の摩耗を軽減して、製造コストを低減し得るRCセグ
メント製造法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下シールド工法は、シールド付き掘進
機械により先ずトンネルを掘盤した後、該堀進機械後方
に連結されたシールドの保護の下で、円周360°を3
〜8等分にした弧状に鉄筋コンクリートで製造されたセ
グメント(以下、RCセグメントと称する)を、1つ1
つと互いの端縁を衝合せて管状に組立て地下道、地下鉄
道、地下水道などのトンネル周壁を支保するのであり、
その地下シールド工法によって掘盤されたトンネルは、
巨大な地圧や地下水の浸漬に耐えなければならないた
め、それを支保するRCセグメントに対する要求もかな
り厳しく、堅固であると同時にサイズが精密であること
が必要で製造するのが容易でない。
【0003】その成形装置は、第6図A,Bに示す如
く、下型11、上型12、座台13及び高周波震動機1
4などを備え、そのうち、該下型11は座台13上方に
設置されて、該座台13がまた高周波震動機14上に架
設される。該下型11は、さらに底枠板111、両側枠
板112、及び前後の弧状枠板113など5面の鋼鉄製
密封枠板によって形成され、該前後の弧状枠板113は
互いに所定距離へだてて相対するようねじ棒15により
引付け締結されると共に、その下方にキャスター113
1を取付けて前後向きに便利に移動できるように図られ
ている。
【0004】その製造ステップは、 1.まず籠状に編んだ補強鉄筋46を下型11内に架設
し、上型12を覆い被せて、該上型12上端に設けられ
たホッパ121よりコンクリートを注入する。
【0005】2.高周波震動機14の激しい震動によ
り、コンクリートを均質に混合し且つ気泡を逸出させ、
コンクリート内に空洞を生じさせないようにする。
【0006】3.そのまま半時間ほど放置してコンクリ
ートが幾分か沈下凝固するのを待ってから、上型12を
取り去ってRCセグメントの水分を乾かすのであるが、
RCセグメントは湾曲した両端側が低く中央部が高いの
で、絶えず人工により両端に片寄らないように表面を滑
らかに修整して、コンクリートの厚さを均一に保つよう
にする。
【0007】4.蒸気雰囲気中に運び入れ4時間ほどス
チームキューリング(SteamCurring)し、
並びに自然に常温まで徐冷する。
【0008】5.ねじ棒15をねじ解いて両弧状枠板1
13を取り外し、すでに凝結したRCセグメントを水槽
の中に浸して養生する。
【0009】しかし乍らRCセグメントの互いの衝合端
面間における許容誤差は0.5mm以下のみで、両側枠板
112の間にある弧状表面を平滑に保つ必要があって、
枠を強化して該両側枠板外側から圧迫する外に、例え
ば、上記ねじ棒15で前、後弧状枠板113を引付け固
定させるように何等かの鉄鋼部材で両側面を係止固定さ
せることができず、したがって何回かの高周波震動を経
ると如何に強力な金型でも型くずれて、誤差を0.5mm
以下に保持するのが難しく、さらに、シールドの直径が
大きくなると円弧が長くなり、直径が小さくなると弧度
が大きくなって、しかもコンクリートに流動性があって
凝固する間に両端縁に流れる勢いがあるので、セグメン
トを均一肉厚及び表面を滑らかに保たせるのが極めて困
難である。そしてRCセグメント表面が滑らかな円曲面
がないとシールド後尾に設けられたシーリングが漏水
し、または巨大な地圧から迫出そうとするトンネル周壁
とRCセグメントの不平滑表面とが摩擦して加速的に該
シーリングが摩損され、施工中に大量の地下水が湧出す
る惨事が発生し易い。このため、RCセグメントの製造
にかなりの細心な技術が不可欠である。
【0010】他にも、従来のRCセグメントの金型は僅
かに五つの面と頂端面にコンクリートを注入するホッパ
を備えたほぼ開放状の上型とから形成され、該RCセグ
メントはアーク形状をなして水平でなく、一方、コンク
リートは流動体で低い所に流れようとするので、製造
上、水セメント比(Water Ratio)を減して
コンクリートの流動性を小さくし、かつ凝固するまで人
工により絶えずRCセグメント表面を平滑に反復整えて
やっと目的に達することができる。さらに、RCセグメ
ントはかなり高い強度(現在のところ、耐圧強度は45
0〜600kg/cm 2 )が必要で、コンクリートの水セメ
ント比は必ず1:0.35〜1:1.25左右に保持さ
れ、この際のコンクリート崩壊テストは0〜2cmでほと
んど流動性がなく、しかも金型内には補強鉄筋が架設さ
れているので、コンクリートを簡単に充満させるのが困
難になり、したがって、毎分3000rpm 以上の高周波
震動機により強力な震動を与えて、コンクリートをすべ
て間隙に充満させるのであるが、そのためには長時間の
震動が必要になり、セメントと骨材の分離を招くと共
に、模型内の4つ隅や補強鉄筋付近にセメント液が集中
して、コンクリート内部が不均質になり予期した強度を
得られない。現今、RCセグメントなどを含めて一般の
セメント製品は、製造上において上記のような問題が生
じないように色々と工夫を凝らしているが、尚も枝葉の
改良だけにとどまり、即ち、より多くの人を使って棒で
突っついてコンクリートを充満させ、さらに短時間の高
周波震動機運転により気泡を逸出させて所定強度を確保
するのであり、それ故、RCセグメントの製造コストの
うち人工費が大部分を占める。因に、普通シールド工法
により地下トンネル1000メートルを建設する場合、
ほぼ3300〜8800片のRCセグメントを要し、そ
のうちの一片が強度不足から破損脱落でもするとトンネ
ル全体に地下水が大量の土砂をともなって浸漬し重大な
問題となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明は、精
密かつ強固なRCセグメントを自動化製造できて、大幅
に人工及び金型の摩耗を軽減し得るRCセグメント製造
法及びその装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、座台上面に、所定半径の曲面板状部材に
よる底枠板と、ほぼ該底枠板と同心半径の曲面板状部材
でなる上枠板と、ほぼ2枚の扇形板状部材を上記底枠板
及び上枠板の前後端と当接状態に螺着される弧状枠板
と、2枚の該弧状枠板両端縁部及び上記底、上枠板両端
縁部と同時に当接する帯状長方形部材である側枠板とで
組立てられた金型を取付けて、該上枠板中央部にコンク
リートの注入管を装着し、並びにその板面に複数の出水
孔を密集分布するよう穿設すると共に、該上枠板底面に
その四方側縁が延伸して上記両側枠板及び前後の弧状枠
板のそれぞれ端縁に重畳挟付けた濾過シートを敷設して
なる装置を使用して、まずほぼ籠状に編んだ補強鉄筋を
金型内に架設し、次に濾過シートをゴムパッキングによ
り係着して、さらに上枠板にコンクリート注入管を取付
けてボルトにより両側枠板に組込むステップと、コンク
リート輸送管と注入管を連結して、コンクリートを高圧
注入して金型内に充満させ、気泡及び余分の水分を上記
濾過シートを通して上記上枠板の出水孔より逸出させる
ステップと、上枠板の出水孔を利用して、直接蒸気雰囲
気中に放置してスチームキューリングするステップと、
スチームキューリング後、ボルトをねじ開いて該上枠板
を外して濾過シートを取除き、注入管の凝固コンクリー
ト部分を除去して人工によりその痕跡を平滑に切削し、
且つRCセグメントを水槽内に浸漬させて養生するステ
ップと、で形成した製造ステップによりRCセグメント
を製造するように構成される。
【0013】そして、上記座台下方に高周波震動機を設
け、上記上枠板板面に穿設された出水孔を長細孔若しく
は小円孔に形成し、該上枠板の前後端縁に、該上枠板両
側縁まで延伸する阻水凸縁を設け,該上枠板両側縁に集
水樋を形成し、上記濾過シートと上記両側枠板との間に
ゴムパッキッグを装着し、上記コンクリートを金型内に
高圧注入して充満させ、さらに高周波震動機により適度
に震動させるようにすれば一層好ましくなる。
【0014】
【作用】上記のように構成された、本発明は、RCセグ
メントを製造する場合、単に金型を組立るとき及び最後
の局部的仕上げ切削だけに人工を要するので、自動化操
作にしてRCセグメントを製造することができ、RCセ
グメントの強度を極めて確実に制御でき、並びにかなり
の人工を節減できる。また、コンクリートを高圧で模型
の中に注入し、かつ出水孔及び濾過シートを取付けてい
ることから、コンクリート内の気泡や余計な水分を迅速
に逸出させることができ、コンクリートの水セメント比
を大いに低め並びに金型内の各空間に容易に充満させる
ことができる。
【0015】そして、上記座台下方に高周波震動機を設
け、上記上枠板板面に穿設された出水孔を長細孔若しく
は小円孔に形成し、該上枠板の前後端縁に、該上枠板両
側縁まで延伸する阻水凸縁を設け、該上枠板両側縁に集
水樋を形成し、上記濾過シートと上記両側枠板との間に
ゴムパッキングを装着し、上記コンクリートを金型内に
高圧注入して充満させ、さらに高周波震動機により適度
に震動させるようにすれば、地下水を集中排除できると
共に、凝固する過程においてコンクリート内の気泡や水
分の逸出が容易になって、コンクリートを金型内の隅々
までに充満させることができ、より緻密均質なコンクリ
ートを得られる。
【0016】
【実施例】図1,2に示す如く、本発明のRCセグメン
トの製造装置は、金型20、高周波震動機30及び座台
60からなり、そのうち、該金型20は座台60上方に
搭載され、該座台60がまた高周波震動機30の上に設
けられる。該金型20はさらに底枠板21、上枠板2
2、両側枠板23、及び前後の弧状枠板24など6面の
鋼製の密封枠板によって形成され、該両弧状枠板24は
互いに所定距離へだてて相対するようねじ棒201によ
り引付け諦結されると共に、その下方にキャスター24
2を取付けて座台60上のレール61沿いに前後移動で
きるようにする。
【0017】そして、3,4,5に示す如く、その主な
る特徴は該両側枠板23及び該両弧状枠板24のそれぞ
れ上端に外向きに延伸する強化板231,241(図4
に示す如く)を設けて、上記上枠板22をボルト41と
該強化板231,241により螺接して六面密封枠板に
囲まれる金型20を形成し、かつ該上枠板22の中央部
に開口を設けてコンクリート注入管25を装着し、及び
その板面に複数個の円形状出水孔221を穿設して、該
上枠板22底面に濾過シート26を接触敷設し、並びに
図1に示すように、該上枠板22と該コンクリート注入
管25との間に介装し、及び図5に示すように、その両
端縁を延伸させて該上枠板22と両弧状枠板24との間
で挟着し、周囲に形成された溝内にゴムパッキング27
を詰込むことにより上記強化板241と密接させ、ま
た、該両弧状枠板24とも同様な態様で密接被覆させ
る。他に、該上枠板22の前後端縁にそれぞれ阻水凸縁
28を設けて両側縁までに延伸させると同時に、その両
側縁沿いに集水樋29を設け、並びにボルト41により
該強化板231下方に螺諦係止される。
【0018】上記装置を使用して、図1を参照しなが
ら、本発明のRCセグメント製造法を説明すると; 1.まず補強鉄筋46を金型20内に架設し、次に濾過
シート26及びゴムパッキング27を装着した後、該上
枠板22とコンクリート注入管25を係合してボルト4
1により該両側枠板23に螺接する。
【0019】2.快速ジョイント42によりコンクリー
ト輸送管50と注入管25を連結し、コンクリートを高
圧注入して該金型20内に充満させ、出水孔221及び
濾過シートを設けていることから、加圧の際にコンクリ
ートは該濾過シート26に阻止されて排出せずに余分の
水が該出水孔221より流出して、両側の集水樋29を
へて水収集箇所に排出し、該上枠板22の前後両阻水凸
縁28は水の前後側より溢れるのを防止する。他方、コ
ンクリート内の気泡も該出水孔221より逸出するの
で、より容易にコンクリートを該金型20内の各空間に
充満させることができる。
【0020】3.高周波震動機30を始動して強力に震
動すると、水セメント比がさらに少なくなり、気泡もほ
ぼ完全に消失して、コンクリート内部がより緻密にな
る。
【0021】4.然る後、蒸気室内に運んでスチームキ
ューリングするのであり、該上枠板22に出水孔221
を設けていることから通気が良好であるため、直接蒸気
雰囲気中に放置してスチームキューリングによりコンク
リートを凝固させる。
【0022】5.スチームキューリングの後、ボルト4
1をねじ開けて該上枠板22を外して濾過シート26を
取除き、該注入管25によって形成されたコンクリート
部分を叩き外して、人工によりその痕跡を平滑に修整
し、且つねじ棒201を捩り解いて前後の両弧状枠板2
4を外して、RCセグメントを水槽内に浸漬させて養生
し、これでRCセグメントの製造を完成する。
【0023】上記の装置及び製造法により、本発明のR
Cセグメントを自動化作業により製造することができ、
単に金型20を組立るとき及び最後の局部的修整だけに
人工を要し、RCセグメントの強度制御が極めて確実で
あるばかりでなく、かなりの人工を節減して製造コスト
を大いに低減することができる。また、本発明はコンク
リートを高圧で模型の中に注入し、かつ出水孔221及
び濾過シート26を取付けていることから、コンクリー
ト内の気泡や余計な水分を迅速に逸出させることがで
き、コンクリートの水セメント比を大いに低め並びに金
型20内の各空間に容易に充満させることができので、
高周波震動機30を適度に震動すれば良いのであるか
ら、従来のように、セメント液と骨材が分離してコンク
リート強度が影響されるようなことや、これを改善する
ためにより多くの人工が必要であるようなことが生じな
くなり、他方、本発明の該上枠板22と該両側枠板23
及び前後両弧状枠板24は緊密に接合されていると共
に、高周波震動機30の震動時間を大幅に短縮すること
ができるので、金型の損耗程度を大幅に軽減し、従来技
術の約100〜150個のRCセグメントを製造すれば
模型を変らなければならないことに比べると、本発明は
300個のRCセグメントを製作できるので,模型使用
の面でも大きくコストを節減することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明は、人工の使用を大幅に軽減でき
及び自動化操作にしてRCセグメントを製造できるので
コストを大いに低減することができ,高周波震動機の震
動時間を短縮できるので、従来のように、セメントと骨
材が分離してコンクリート強度に影響をもたらすこと
や、これを改善するためにより多くの人工が必要である
ようなことが生じなくなり、金型の摩耗を大幅に軽減す
ることができて、金型使用の面でも大きくコストを節減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRCセグメント製造装置の横断正規図
である。
【図2】該RCセグメント製造装置の側視図である。
【図3】該RCセグメント製造装置の部分切欠き上視図
である。
【図4】該RCセグメント製造装置における上枠板を外
した底枠板内部を示す上視図である。
【図5】該RCセグメント製造装置における底、上枠板
と前後弧状枠板の連結状態を示す要部端面図である。
【図6】(A)、(B)は従来のRCセグメント製造装
置の正視及び側視図である。
【符号の説明】
20…金型 21…底枠板 22…上枠板 221…出水孔 23…側枠板 24…弧状枠板 25…注入管 26…濾過シート 27…ゴムパッキング 28…阻水凸縁 29…集水樋 30…高周波震動機 41…ボルト 42…快速ジョイント 46…補強鉄筋 50…輸送管 60…座台

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座台(60)上面に、所定半径の曲面板
    状部材による底枠板(21)と、ほぼ該底枠板(21)
    と同心半径の曲面板状部材でなる上枠板(22)と、ほ
    ぼ2枚の扇形板状部材を上記底枠板(21)及び上枠板
    (22)の前後端と当接状態に螺着される弧状枠板(2
    4)と、2枚の該弧状枠板(24)両端縁部及び上記
    底、上枠板(21,22)両端縁部と同時に当接する帯
    状長方形部材でなる側枠板(23)とで組立られた金型
    (20)を取付けて、該上枠板(22)中央部にコンク
    リートの注入管(25)を装着し、並びにその板面に複
    数の出水孔(221)を密集分布するよう穿設すると共
    に、該上枠板(22)底面にその四方側縁が延伸して上
    記両側枠板(23)及び前後の弧状枠板(24)のそれ
    ぞれ端縁に重畳挟付けた濾過シート(26)を敷設して
    なるRCセグメント製造装置。
  2. 【請求項2】 上記座台(60)下方に高周波震動機
    (30)を設けてなる請求項1記載のRCセグメント製
    造装置。
  3. 【請求項3】 上記上枠板(22)板面に穿設された出
    水孔(221)を長細孔若しくは小円孔に形成してなる
    請求項1記載のRCセグメント製造装置。
  4. 【請求項4】 上記上枠板(22)の前後端縁に、該上
    枠板(22)両側縁まで延伸する阻水凸縁(28)を設
    けてなる請求項1記載のRCセグメント製造装置。
  5. 【請求項5】 上記上枠板(22)両側縁に集水樋(2
    9)を形成してなる請求項1記載のRCセグメント製造
    装置。
  6. 【請求項6】 上記濾過シート(26)と上記両側枠板
    (23)との間にゴムパッキング(27)を装着してな
    る請求項1記載のRCセグメント製造装置。
  7. 【請求項7】 その製造ステップを、まずほぼ籠状に編
    んだ補強鉄筋(46)を金型(20)内に架設し、次に
    濾過シート(26)をゴムパッキング(27)よりに係
    着して、さらに上枠板(22)にコンクリート注入管
    (25)を取付けてボルト(41)により両側枠板(2
    3)に取込むステップと、コンクリート輸送管(50)
    と注入管(25)を連結して、コンクリートを高圧注入
    して金型(20)内に充満させ、気泡及び余分の水分を
    上記濾過シート(26)を通して上記上枠板(22)の
    出水孔(221)より逸出させるステップと、上枠板
    (22)の出水孔(221)を利用して、直接蒸気雰囲
    気中に放置してスチームキューリングするステップと、
    スチームキューリング後、ボルト(41)をねじ開いて
    該上枠板(22)を外して濾過シート(26)を取除
    き、注入管(25)の凝固コンクリート部分を除去して
    人工によりその痕跡を平滑に切削し、且つRCセグメン
    トを水槽内に浸漬させて養生するステップと、で形成し
    てなるRCセグメント製造法。
  8. 【請求項8】 上記コンクリートを金型(20)内に高
    圧注入して充満させ、さらに高周波震動機(30)によ
    り適度に震動してなる請求項6記載のRCセグメント製
    造法。
JP22256192A 1992-08-21 1992-08-21 Rcセグメント製造法及びその装置 Pending JPH06106512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22256192A JPH06106512A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 Rcセグメント製造法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22256192A JPH06106512A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 Rcセグメント製造法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06106512A true JPH06106512A (ja) 1994-04-19

Family

ID=16784388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22256192A Pending JPH06106512A (ja) 1992-08-21 1992-08-21 Rcセグメント製造法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06106512A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192514A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント製造用型枠
JP2002326214A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd コンクリート製品製造用型枠及びコンクリートの打設方法
JP2006083589A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd 合成セグメントの製造方法及び合成セグメント
JP2006159521A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント製造用型枠

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551512A (en) * 1978-10-12 1980-04-15 Kitagoshi Hiyuumukan Kk Preparation of cement system moldings and their device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5551512A (en) * 1978-10-12 1980-04-15 Kitagoshi Hiyuumukan Kk Preparation of cement system moldings and their device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002192514A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント製造用型枠
JP2002326214A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd コンクリート製品製造用型枠及びコンクリートの打設方法
JP2006083589A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd 合成セグメントの製造方法及び合成セグメント
JP2006159521A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメント製造用型枠
JP4672349B2 (ja) * 2004-12-03 2011-04-20 石川島建材工業株式会社 セグメント製造用型枠

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4972537A (en) Orthogonally composite prefabricated structural slabs
US3015191A (en) Swimming pool and method for erecting same
US4036922A (en) Method and apparatus for moulding hydraulic cement or the like material
CN105839850A (zh) 地下室逆作法柱身后浇注预压施工方法
CN105773833A (zh) 一种t型板桩成型模具及t型板桩的生产方法
US11619057B2 (en) Modular swimming pool
CN108842796A (zh) 集水坑抗浮整体式模板体系及该模板体系的安装方法
CN110485463A (zh) 竖直向墙体浇筑施工方法及浇筑施工装置
JPH06106512A (ja) Rcセグメント製造法及びその装置
JPH01280117A (ja) 廃棄物封入型埋設ブロック及び廃棄物処理方法
CN207813015U (zh) 楼板预留洞工具式模板支撑结构
CN206477251U (zh) 横向预应力全宽钢筋混凝土桥面板预制模板体系
CN206859257U (zh) 弧顶综合管廊分块预制拼装式节点
JPS59213821A (ja) 逆打ち工法における打継部処理方法
JP2842105B2 (ja) 超流動コンクリートの打設方法
JPH0790855A (ja) 袋体および斜面被覆部材の設置方法並びに斜面被覆部材
JP2620675B2 (ja) 路盤補強、盛土、法面補強等の補強土工法とコンクリートブロック擁壁用型枠
JPH06167110A (ja) 超流動コンクリートの打設方法
CN107558482A (zh) 装配式框架基础及其施工方法
JPH07189500A (ja) コンクリート面のライニング工法
CN105839921A (zh) 自密实混凝土结构的施工方法
JPH09105132A (ja) コンクリートブロック擁壁用型枠
JPS5936057B2 (ja) 斜面強化工法
JP2556635B2 (ja) 路盤補強、盛土、法面補強等の補強土工法とその工法に用いる型枠
EP1389655A2 (en) A manhole and its method of manufacture