JPH0610586U - 障子框の工具挿通孔用化粧キャップ - Google Patents
障子框の工具挿通孔用化粧キャップInfo
- Publication number
- JPH0610586U JPH0610586U JP4837392U JP4837392U JPH0610586U JP H0610586 U JPH0610586 U JP H0610586U JP 4837392 U JP4837392 U JP 4837392U JP 4837392 U JP4837392 U JP 4837392U JP H0610586 U JPH0610586 U JP H0610586U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工具を挿通できるし、雨水の浸入を防止する
化粧キャップとする。 【構成】 障子框30の側板31の工具挿入孔32に嵌
合して取付けられる筒体34と、この筒体34に圧入し
て装着される第1隔板35と第2隔板36より成り、そ
の第1隔板35と第2隔板36に十文字状の切り込みを
交差部及び位相をずらして形成する。 【効果】 第1隔板35の切り込みと第2隔板36の切
り込みが連結しないので、切り込みより雨水が浸入する
ことを確実に防止できる。
化粧キャップとする。 【構成】 障子框30の側板31の工具挿入孔32に嵌
合して取付けられる筒体34と、この筒体34に圧入し
て装着される第1隔板35と第2隔板36より成り、そ
の第1隔板35と第2隔板36に十文字状の切り込みを
交差部及び位相をずらして形成する。 【効果】 第1隔板35の切り込みと第2隔板36の切
り込みが連結しないので、切り込みより雨水が浸入する
ことを確実に防止できる。
Description
【0001】
本考案は、窓枠に収納された障子が強風等により窓枠より離脱することを防止 する障子の外れ止め装置を操作する操作孔や、障子の縦框と横框を連結するビス 締付用の孔等の障子框に形成した工具挿通孔に装着される化粧キャップに関する 。
【0002】
障子の外れ止め装置としては、例えば実公昭62−10379号公報に示すも のが知られている。 すなわち、図1に示すように障子の上框1に第1弾性片2と第2弾性片3を設 け、第1弾性片2と第2弾性片3を係合して第1弾性片2が上框1と斜めの姿勢 に保持して第1弾性片2が上枠の上レールと干渉して障子が外れないようにし、 その状態で上框1の操作孔4より工具5を挿入して第1弾性片2を押すことで第 1弾性片2を上框1と平行姿勢とすることで第1弾性片2が上枠の上レールと干 渉せずに障子を外すことができるようにしている。 このような障子の外れ止め装置においては上框1の操作孔4より雨水が上框1 内に浸入するので、操作孔4に化粧キャップ6を装着している。
【0003】 障子の縦框と横框を連結する構造としては例えば実公昭64−1436号公報 に示すものが知られている。 つまり、図2に示すように縦框7の内部片8に横框9を突き当て、縦框7の外 部片10の孔11より工具12を挿入して内部片8よりビス13を横框9のビス ホール14に螺合して縦框7と横框9を連結している。 このような框連結構造においては縦框7の孔11より雨水が浸入するので、そ の孔11に化粧キャップ15を装着している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 かかる化粧キャップ6,15は図3、図4に示すように筒体20内に隔板21 を設け、この隔板21に十文字の切り込み22を形成したものであり、その切り 込み22によって隔板21を押し開いて工具5,12を挿入するようにしてある 。 このために、隔板21の切り込み22より雨水が浸入することがある。
【0005】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした障子框の工具挿通孔用化 粧キャップを提供することを目的とする。
【0006】
障子框30の側板31に形成した工具挿通孔32に嵌合して取付けられる筒体 34と、この筒体34内周に相互に密着して装着した第1・第2隔板35,36 より成り、前記第1隔板35と第2隔板36には十文字状の切り込み39,40 が交差部39a,40aの位置及び位相がずれて形成されている障子框の工具挿 通孔用化粧キャップ。
【0007】
第1隔板35と第2隔板36を押し開いて工具を挿通できるし、第1・第2隔 板35,36の切り込み39,40の交差部39a,40aと位相がずれている のでその切り込みから雨水が浸入することを確実に防止できる。
【0008】
図5に示すように、障子を構成する上框、縦框等の障子框30の側板31に工 具挿通孔32が形成され、この工具挿通孔32に化粧キャップ33が装着してあ る。 該化粧キャップ33は筒体34と第1・第2隔板35,36より成り、その筒 体34は工具挿通孔32より若干大径なる一側部34aと工具挿通孔32より著 しく大径なる他側部34bより成り、その一側部34aの外周面には係合用凹部 37が形成され、内周面には環状溝38が形成してあり、この環状溝38に第1 ・第2隔板35,36が圧入して相互に密着して装着してある。 図6に示すように、前記第1隔板35には十文字状の切り込み39が形成され 、この切り込み39の交差部39aは第1隔板35の中心35aと位置がずれて おり、第2隔板36には十文字状の切り込み40が形成され、この切り込み40 の交差部40aは第2隔板36の中心36aと位置がずれており、第1・第2隔 板35,36は同一形状となっている。 そして、第1隔板35と第2隔板36は筒体34の環状溝38にその切り込み 39,40の交差部39a,40aと位相がずれて圧入して相互に密着して装着 してある。
【0009】 このようであるから、図5に示すようにドライバー等の工具41を矢印aで示 すように化粧キャップ33内に挿入すると第1・第2隔板35,36が押し開か れて工具41は障子框30の内部に突出するので、障子外れ止め装置を操作した り、ビスを締付けたりできる。 また、工具41を抜き出すことで第1・第2隔板35,36によって雨水の浸 入を防止する。 この時、第1・第2隔板35,36の切り込み39,40の交差部39a、4 0aがずれているし、位相がずれているから切り込み39,40が連続せずにそ の切り込み39,40より雨水が浸入することを確実に防止できる。 また、第1・第2隔板35,36は同一形状であるから製作が容易となる。 なお、第1・第2隔板35,36は異なる形状、つまり切り込み39,40の 中心39a,40aの位置を異ならせても良い。
【0010】 図7に示すように、筒体34の内周面を一側小径部42と他側大径部43によ り段差44を有する形状とし、その他側大径部43に第1・第2隔板35,36 を圧入して押え板45で第1隔板35と第2隔板36を密着しかつ第2隔板36 を段差44に押しつけて第1・第2隔板35,36を装着してある。 このようにすれば、第1・第2離隔板35,36を容易に装着できる。
【0011】 図8と図9に示すように、第2隔板36を筒体34と一体とし、第1隔板35 を環状溝38に圧入して装着しても良いし、図10に示すように第1隔板35に 取付用フランジ45を一体形成し、この取付用フランジ45を他側大径部43に 圧入して突起46を凹部47に係合して第1隔板35を取付けても良い。
【0012】
第1隔板35と第2隔板36を押し開いて工具を挿通できるし、第1・第2隔 板35,36の切り込み39,40の交差部39a,40aと位相がずれている ので、その切り込み39,40より雨水が浸入することを確実に防止できる。
【図1】従来の障子外れ止め装置の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】従来の框連結構造の一例を示す断面図である。
【図3】従来の化粧キャップの斜視図である。
【図4】従来の化粧キャップの正面図である。
【図5】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図6】分解斜視図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【図8】本考案の第3実施例を示す断面図である。
【図9】分解斜視図である。
【図10】本考案の第4実施例を示す断面図である。
30…障子框、31…側板、32…工具挿入孔、33…
化粧キャップ、34…筒体、35…第1隔板、36…第
2隔板、38…環状溝、39…切り込み、39a…交差
部、40…切り込み、40a…交差部。
化粧キャップ、34…筒体、35…第1隔板、36…第
2隔板、38…環状溝、39…切り込み、39a…交差
部、40…切り込み、40a…交差部。
Claims (1)
- 【請求項1】 障子框30の側板31に形成した工具挿
通孔32に嵌合して取付けられる筒体34と、この筒体
34内周に相互に密着して装着した第1・第2隔板3
5,36より成り、前記第1隔板35と第2隔板36に
は十文字状の切り込み39,40が交差部39a,40
aの位置及び位相がずれて形成されていることを特徴と
する障子框の工具挿通孔用化粧キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4837392U JP2554795Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 障子框の工具挿通孔用化粧キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4837392U JP2554795Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 障子框の工具挿通孔用化粧キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610586U true JPH0610586U (ja) | 1994-02-10 |
JP2554795Y2 JP2554795Y2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=12801532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4837392U Expired - Lifetime JP2554795Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 障子框の工具挿通孔用化粧キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2554795Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007146402A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Ykk Ap株式会社 | サッシ窓 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4837392U patent/JP2554795Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007146402A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Ykk Ap株式会社 | サッシ窓 |
JP4568678B2 (ja) * | 2005-11-24 | 2010-10-27 | Ykk Ap株式会社 | サッシ窓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2554795Y2 (ja) | 1997-11-17 |
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