JP2515484Y2 - 盤用ハンドル装置 - Google Patents

盤用ハンドル装置

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JP2515484Y2
JP2515484Y2 JP1988118341U JP11834188U JP2515484Y2 JP 2515484 Y2 JP2515484 Y2 JP 2515484Y2 JP 1988118341 U JP1988118341 U JP 1988118341U JP 11834188 U JP11834188 U JP 11834188U JP 2515484 Y2 JP2515484 Y2 JP 2515484Y2
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忠芳 中村
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は配電盤、制御盤等に用いられる盤用ハンドル
装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、盤用ハンドル装置としては、ハンドルを回転軸
に常に取付けた状態にて使用するものと、回転軸先端に
係合溝を形成するとともに、ハンドルの先端に係合溝に
係合可能な係合部を形成し、通常はハンドルを外してお
き、扉の開閉時にのみハンドルを取付けるようにしたも
のがあった。
(考案が解決しようとする問題点) 前記のような従来のものでは、ハンドルを常に取付け
た状態にて使用するハンドル装置と扉の開閉時にのみハ
ンドルを取付けるようにしたハンドル装置とは各々別個
に設計、製作されているため、配電盤、制御盤等におい
て、取付けられているハンドル装置の種類を変更する場
合、ハンドル装置全体を交換しなければならないという
問題があった。
本考案は、ハンドルを交換することで、ハンドルを常
に取付けた状態にて使用するハンドル装置から扉の開閉
時にのみハンドルを取付けるようにしたハンドル装置
に、またはその反対に変更ができる盤用ハンドル装置を
提供することを目的としてなされたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は止め金を取付け固定し、先端に係合溝を設け
た回転軸と、該回転軸が回転可能に前方から嵌挿された
軸穴を設け、該軸穴の前端の周面に抜け止め鍔を形成し
た本体と、前記回転軸を本体から引出した状態でのみ回
転軸の係合溝に係脱可能な係合部を先端に形成したハン
ドル、又は前記回転軸を前記本体に嵌挿された状態にて
本体の抜け止め鍔に係合可能な抜け止め片を上下に設
け、前記回転軸の係合溝に係合可能な平板状の係合部が
形成されたハンドルからなることを特徴とするものであ
る。
また回転軸の係合溝を、基部に抜け止め部を設けて略
L字形に形成するとともに、ハンドルの係合部の先端に
抜け止め突起を形成し、ハンドルの係合部の抜け止め突
起を回転軸の係合溝の抜け止め部に嵌合するとともに、
ハンドルの係合部を回転軸の係合溝に嵌合することによ
って回転軸とハンドルを連結したことを特徴とするもの
である。
さらに回転軸の係合溝の側壁に係合溝を介して連通す
るピン穴を設けるとともに、ハンドルの係合部にピン穴
を設け、回転軸の係合溝にハンドルの係合部を嵌合する
とともに、回転軸のピン穴とハンドルのピン穴に挿通痛
されるピンにて回転軸とハンドルとを連結したことを特
徴とするものである。
(実施例) 以下本考案の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて
説明する。1は止め金2をナット3にて取付け固定した
回転軸であり、回転軸1の先端には基部に抜け止め部4a
を形成した略L字形の係合溝4が設けられている。5は
扉6にナット8にて取付け固定された本体であり、本体
5には回転軸1が前方から回転可能に嵌挿された軸孔7
が設けてあり、軸孔7の前端には全周に渡って抜け止め
鍔9が形成されている。10は先端に抜け止め突起11aを
設けて略L字形の係合部11を形成したハンドルであり、
ハンドル10は、先端の係合部11を回転軸1の係合溝4に
嵌合することによって回転軸1に連結されている。12は
着脱可能なハンドルであり、ハンドル12の先端には、上
下に抜け止め片13a、13bを設けた係合部13が形成されて
いる。
次に、前記実施例のハンドル装置における変更方法に
ついて説明する。第1図に示すハンドルを常に取付けた
状態にて使用するハンドル装置において、止め金2を外
し、ハンドル10を引くことによって回転軸1を本体5か
ら引き出し、ハンドル10を回転軸1から外す。その後、
回転軸1のみ本体5の軸穴8に嵌挿して止め金2をナッ
ト3にて取付け固定するとともにハンドル10の代りに着
脱可能なハンドル12を用意する。このようにしてハンド
ル10を取外したハンドル装置にハンドル12を取付けるに
は、第4図に示すようにハンドル12を傾けて係合部13の
上部の抜け止め片13aを本体5の抜け止め鍔9の内側に
挿入し、第5図に示すように係合部13を回転軸1の係合
溝4に係合した後、第6図に示すように下方に摺動し、
下部の抜け止め片13bを本体5の抜け止め鍔9の内側に
挿入する。またハンドル12を取外すには、前記取付けと
反対にすればよい。尚、本体5の軸穴8の前端の全周に
渡って設けられている抜け止め鍔9に、止め金2が鎖錠
位置にあるときハンドル12の上下抜け止め片13a、13bの
通る切り欠きを設け、止め金2が鎖錠位置にあるときの
みハンドル12を着脱可能にしてもよい。
次に、第二の実施例を第7図、第8図に基づいて説明
する。第二の実施例は、回転軸1とハンドル10の連結部
が異なるのみであるので、連結部について説明すると、
回転軸1の先端に係合溝4を形成するとともに、係合溝
4の両側壁14、14には係合溝4を介して連通するピン穴
15を設け、またハンドル10の係合部11にピン穴16を設
け、ハンドル10の係合部11を回転軸1の係合溝4に嵌合
し、回転軸1のピン穴15からハンドル10のピン穴16にピ
ン17を挿通することによって回転軸1にハンドル10を連
結するものである。
(作用) 以上のように、本考案では回転軸1を本体5から引出
した状態でのみ回転軸1の係合溝4に係脱可能な係合部
11を先端に形成したハンドル10と、回転軸1を前記本体
5に嵌挿された状態にて本体5の抜け止め鍔9に係合可
能な抜け止め片13a、13bを上下に設け、前記回転軸1の
係合溝4に係合可能な平板状の係合部13が形成されたハ
ンドル12とを選択して取付け可能にしたので、ハンドル
10を常に取付けた状態にて使用するハンドル装置から扉
の開閉時にのみハンドル12を取付けるようにしたハンド
ル装置に変更する場合、ハンドル10を取外してハンドル
12を用意するだけでよく、またその反対の場合には、回
転軸1を本体5から引出し、回転軸1の係合溝4にハン
ドル10の係合部11を係合し、ハンドル12と回転軸1を連
結して、本体5に嵌挿すればよく、ハンドル装置を交換
すること無く、極めて簡単かつ安価に変更できる。ま
た、ハンドル10、12以外の本体5、回転軸1等の部品が
兼用できるのでハンドル装置自体も安価に製作できる。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、ハンドルを常に取付
けた状態にて使用するハンドル装置から扉の開閉時にの
みハンドルを取付けるようにしたハンドル装置に、また
はその反対に極めて簡単かつ安価に変更でき、またハン
ドル装置自体も安価に製作できる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の第一の実施例を示すもので
あり、第1図は盤に取付けた状態の一部切欠平面図、第
2図はハンドルの斜視図、第3図は回転軸の斜視図、第
4図乃至第6図はハンドルの取付け方法を説明するため
の一部切欠側面図、第7図、第8図は本考案の第二の実
施例を示すものであり、第7図は分解斜視図、第8図は
一部切欠側面図である。 1……回転軸、2……止め金、4……係合溝、5……本
体、7……軸穴、9……抜け止め鍔、10……ハンドル、
11……係合部、12……ハンドル、13……係合部、13a、1
3b……抜け止め片

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】止め金2を取付け固定し、先端に係合溝4
    を設けた回転軸1と、該回転軸1が回転可能に前方から
    嵌挿された軸穴7を設け、該軸穴7の前端の周面に抜け
    止め鍔9を形成した本体5と、前記回転軸1を本体5か
    ら引出した状態でのみ回転軸1の係合溝4に係脱可能な
    係合部11を先端に形成したハンドル10、又は前記回転軸
    1を前記本体5に嵌挿された状態にて本体5の抜け止め
    鍔9に係合可能な抜け止め片13a、13bを上下に設け、前
    記回転軸1の係合溝4に係合可能な平板状の係合部13が
    形成されたハンドル12からなることを特徴とした盤用ハ
    ンドル。
  2. 【請求項2】回転軸1の係合溝4を、基部に抜け止め部
    4aを設けて略L字形に形成するとともに、ハンドル10の
    係合部11の先端に抜け止め突起11aを形成し、ハンドル1
    0の係合部11の抜け止め突起11aを回転軸1の係合溝4の
    抜け止め部4aに嵌合するとともに、ハンドル10の係合部
    11を回転軸1の係合溝4に嵌合することによって回転軸
    1とハンドル10を連結したことを特徴とする請求項1記
    載の盤用ハンドル装置。
  3. 【請求項3】回転軸1の係合溝4の側壁14に係合溝4を
    介して連通するピン穴15を設けるとともに、ハンドル10
    の係合部11にピン穴16を設け、回転軸1の係合溝4にハ
    ンドル10の係合部11を嵌合するとともに、回転軸1のピ
    ン穴5とハンドル10のピン穴16に挿通されるピン17にて
    回転軸1とハンドル10とを連結したことを特徴とする請
    求項1記載の盤用ハンドル装置。
JP1988118341U 1988-09-08 1988-09-08 盤用ハンドル装置 Expired - Fee Related JP2515484Y2 (ja)

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JPH0239070U JPH0239070U (ja) 1990-03-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5544125U (ja) * 1978-09-14 1980-03-22
JPS5922211U (ja) * 1982-07-30 1984-02-10 株式会社ダイフク 回転ラツク装置

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JPH0239070U (ja) 1990-03-15

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