JPH0610534U - 外壁設備器具の取付構造 - Google Patents
外壁設備器具の取付構造Info
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- JPH0610534U JPH0610534U JP4841892U JP4841892U JPH0610534U JP H0610534 U JPH0610534 U JP H0610534U JP 4841892 U JP4841892 U JP 4841892U JP 4841892 U JP4841892 U JP 4841892U JP H0610534 U JPH0610534 U JP H0610534U
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- JP
- Japan
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- wall
- floor
- air conditioner
- outdoor unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外壁設備器具と建築躯体とに一体感をもたせ
る。住宅外壁の美感を向上させる。 【構成】 2階建ての建築躯体10の外壁11に、1階
Aの上部A1 と2階Bの下部B1 にわたって延びた付属
構築物5が外部Cに突出して設ける。付属構築物5の内
部に、1階Aに対応して設けられるシャッタボッックス
1aと、2階Bに対応して設けられるエアコン室外機1
bとフラワーボックス1cとを夫々収納する。各外壁設
備器具1a〜1cを付属構築物5によって1つのユニッ
トにコンパクト化して、建築躯体10の外壁11がデザ
イン的にも見栄えの良い外装構造とする。フラワーボッ
クス1cを取外して、エアコン室外機1bのメンテナン
スを行う。
る。住宅外壁の美感を向上させる。 【構成】 2階建ての建築躯体10の外壁11に、1階
Aの上部A1 と2階Bの下部B1 にわたって延びた付属
構築物5が外部Cに突出して設ける。付属構築物5の内
部に、1階Aに対応して設けられるシャッタボッックス
1aと、2階Bに対応して設けられるエアコン室外機1
bとフラワーボックス1cとを夫々収納する。各外壁設
備器具1a〜1cを付属構築物5によって1つのユニッ
トにコンパクト化して、建築躯体10の外壁11がデザ
イン的にも見栄えの良い外装構造とする。フラワーボッ
クス1cを取外して、エアコン室外機1bのメンテナン
スを行う。
Description
【0001】
本考案は、例えばエアコン室外機やシャッタボッックス等の各種外壁設備器具 を建築躯体の外壁に突出して取付ける構造に関する。
【0002】
従来より、2階建ての建築躯体の外壁に取付けられる外壁設備器具としては、 例えば1階の外壁の上部に取付けられるシャッタボッックス、2階の外壁の下部 に取付けられるエアコン室外機やフラワーボックス等があり、これら外壁設備器 具は建築躯体の1階と2階の夫々の外壁から外部に向けて単独で設置されるもの である。
【0003】
ところが、従来のように建築躯体の外壁からシャッタボッックス、エアコン室 外機、フラワーボックス等を夫々単独で取付けるものでは、これら外壁設備器具 が現場まかせで設置されて煩雑なものとなり易い。このため、各外壁設備器具と 建築躯体の外壁との間に十分な一体感が得られず、住宅外観が損なわれるばかり か、街並みに悪影響を及ぼすなどの問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは 、外壁から突出する各種外壁設備器具と建築躯体とを一体感をもたせることがで き、住宅の外壁が美麗な外観を呈することができるようにした外壁設備器具の取 付構造を提供するにある。
【0005】
上記課題を解決するため、本考案は、2階建ての建築躯体10の外壁11に、 1階Aの上部A1 と2階Bの下部B1 にわたって延びた付属構築物5が外部Cに 突出して設けられ、上記付属構築物5の内部に、1階Aに対応して設けられる外 壁設備器具1aと、2階Bに対応して設けられる外壁設備器具1b,1cとが夫 々収納されて成るものである。
【0006】
本考案によれば、建築躯体10の外壁11から突出して設けた付属構築物5の 内部に、各階A,Bごとに対応して設けられる外壁設備器具1a〜1cを夫々収 納するようにしたから、従来のように外壁設備器具を単独で現場まかせで設置す る場合と異なり、各外壁設備器具1a〜1cを付属構築物5によって1つのユニ ットにコンパクト化でき、付属構築物5と建築躯体10との間に十分な一体感が 得られるようになると共に、付属構築物5自体を簡素に仕上げることによって、 デザイン的にも見栄えの良い外装構造となり、住宅外壁11が美麗な外観を呈す るようになる。
【0007】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。本実施例に用いられる外壁設 備器具1a〜1cとして、シャッタボッックス1a、エアコン室外機1b及びフ ラワーボックス1cを例示する。これら外壁設備器具1a〜1cは、図1に示す ように、2階建ての建築躯体10の外壁11から外部Cに向けて突設された薄い 箱形の付属構築物5の内部に夫々収納されている。この付属構築物5は、建築躯 体10の外壁11の1階Aの上部A1 と2階Bの下部B1 にわたって装着される ものであって、建築躯体10の外壁11と付属構築物5の外装材6との間に形成 された上下に細長い空間部には、1階Aに対応して設けられるシャッタボッック ス1aと、2階Bに対応して設けられるエアコン室外機1b及びフラワーボック ス1cとが夫々上下に収納されている。つまり、付属構築物5の空間部は、2階 Bの床材15とほぼ同じ高さ位置に設けられた防水パン7によって上下2室8, 9に分断されており、防水パン7よりも下側の室8には1階Aの外壁11の上部 A1 に臨んで配置されるシャッタボッックス1aが収納されている。このシャッ タボッックス1aには巻き込みローラ17が内蔵され、巻き込みローラ17に巻 回された薄板状のシャッタ18が付属構築物5の最下部から1階Aのシャッタ枠 19に沿って矢印方向aに向けて出し入れ自在とされている。また、防水パン7 よりも上側の室9には、エアコン室外機1bが防水パン7上に設置されている。 付属構築物5の外装材6にはエアコン室外機1bに対応した位置に多段の通気用 リブ20が形成され、この通気用リブ20を介して矢印方向bにエアが給排され るようになっている。さらに、エアコン室外機1bのダクト21は、上記防水パ ン7を貫通して下側の室8に導入されると共に、1階Aの外壁11の上部A1 を 貫通して1階Aの天井材16と2階Bの床材15との間に設けられた空間部22 に導入され、さらにこの空間部22から1階A或いは2階Bの各部屋に設置され たエアコン室内機(図示せず)に選択的に配管されるようになっている。一方、 エアコン室外機1bの真上には、2階Bの窓23の外側に対応してフラワーボッ クス1cが付属構築物5の最上部に取付けられており、このフラワーボックス1 cによって付属構築物5の内部への雨水の侵入等が防がれている。また、フラワ ーボックス1cは付属構築物5から取外し可能とされ、エアコン室外機1bのメ ンテナンス等を付属構築物5の上方から行えるようになっている。
【0008】 上記構成において、建築躯体10の外壁11から突出して設けた付属構築物5 の内部に、各階A,Bごとに対応して設けられるシャッタボッックス1a、エア コン室外機1b、フラワーボックス1cを夫々収納するようにしたから、従来の ように外壁設備器具を単独で現場まかせで設置する場合と異なり、各外壁設備器 具1a〜1cを付属構築物5によって1つのユニットにコンパクト化でき、付属 構築物5と建築躯体10との間に十分な一体感が得られるようになる。しかも、 付属構築物5の外装材6は、多段の通気用リブ20を形成しただけの簡素な仕上 がりとなっているから、デザイン的にも見栄えの良い外装構造となり、住宅外壁 11が美麗な外観を呈するようになって、街並みへの好影響を期待できるものと なる。
【0009】 また、本実施例では、付属構築物5から取外し自在のフラワーボックス1cに てエアコン室外機1bを上方から覆うようにしたから、フラワーボックス1cに よってエアコン室外機1bへの雨水やごみ等の侵入を防止できるばかりでなく、 フラワーボックス1cを取外してエアコン室外機1bのメンテナンスを行うこと が可能であり、エアコン室外機1bの保守・点検等の作業が簡便となる。さらに 、エアコン室外機1bのダクト21を1階Aの天井材16と2階Bの床材15と の間の空間部22を利用して配管するようにしたから、エアコン室外機1bの配 管スペースを別途設ける必要がなくなり、エアコン室外機1bの配管が簡単にな り、作業効率が大幅に向上する。
【0010】 なお、外壁設備器具としては、上記実施例で説明したシャッタボッックス1a 、エアコン室外機1b、フラワーボックス1cに限られず、その他居住に必要な 一般的な小規模の外壁設備器具に対して広範囲に適用され得る。
【0011】
本考案は上述のように、2階建ての建築躯体の外壁に、1階の上部と2階の下 部にわたって延びた付属構築物を外部に突出して設け、上記付属構築物に、1階 に対応して設けられる外壁設備器具と、2階に対応して設けられる外壁設備器具 とを夫々収納する構成としたから、各外壁設備器具を1つのユニットにコンパク ト化できると共に、外壁から外部に突出する付属構築物自体を見栄え良く仕上げ ることによって、付属構築物と建築躯体との間に十分な一体感が得られるように なり、住宅外壁に美麗な外観をもたせることができる。その結果、住宅外観の向 上と街並みへの好影響を期待できるという効果が得られる。
【図1】本考案の一実施例に用いられる外壁設備器具の
取付構造を示す一部破断斜視図である。
取付構造を示す一部破断斜視図である。
1a,1b,1c 外壁設備器具 5 付属構築物 10 建築躯体 11 外壁 A 1階 B 2階
Claims (1)
- 【請求項1】 2階建ての建築躯体の外壁に、1階の上
部と2階の下部にわたって延びた付属構築物が外部に突
出して設けられ、上記付属構築物には、1階に対応して
設けられる外壁設備器具と、2階に対応して設けられる
外壁設備器具とが夫々収納されて成ることを特徴とする
外壁設備器具の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841892U JPH0610534U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 外壁設備器具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4841892U JPH0610534U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 外壁設備器具の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610534U true JPH0610534U (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=12802774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4841892U Pending JPH0610534U (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | 外壁設備器具の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0610534U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075675A (ja) * | 1973-11-08 | 1975-06-20 |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP4841892U patent/JPH0610534U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5075675A (ja) * | 1973-11-08 | 1975-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980428 |