JPH11200538A - 設備機器類の収容室 - Google Patents

設備機器類の収容室

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JPH11200538A
JPH11200538A JP588898A JP588898A JPH11200538A JP H11200538 A JPH11200538 A JP H11200538A JP 588898 A JP588898 A JP 588898A JP 588898 A JP588898 A JP 588898A JP H11200538 A JPH11200538 A JP H11200538A
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JP
Japan
Prior art keywords
wall
equipment
room
opening
accommodation room
Prior art date
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Pending
Application number
JP588898A
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English (en)
Inventor
Teruaki Oku
輝昭 奥
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、室内美観のよい設備機器類
の収容室を提供するものである。 【解決手段】 本発明は、開口部30を有する建物壁体
の開口部30に隣接して設置され、前記壁体と、壁体の
室内側に設置されたふかし壁とで囲まれてなる設備機器
類の収容室10であって、ふかし壁の室内側面が、開口
部30の上部または下部に取り付けられる造作物の表面
と面一になされていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物内に設置する
設備機器類の収容室に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の構造部材を形成する壁は建
物の外面を覆う外壁、建物内の室内空間を区画する内壁
等がある。一般的に建物の外壁には耐水性、断熱性、遮
音性が要求されている。建物の外面を覆う外壁は並設さ
れた二つの壁面で外壁構造を形成している。そして、そ
の壁と壁で囲まれた内部は断熱材、もしくは空気層が設
けられて、断熱性、遮音性を確保している。また、外壁
は外部に露出しているので耐水性のある材で外装されて
いる。一方建物内の内壁に設けられる内壁は建物内空間
を区分すると同時に遮音性が要求されている。建物の内
部に設けられる設備機器(空調機器、水周り設備機器、
電気設備機器等)は外部と配管接続されるため、特に
1、2階の上下配管では配管のための空間が必要となり
建物壁面の隅部に設けられている。また、配管の収容空
間が建物内に設けることができないときは外壁の外側に
収容空間を設けている。また、外壁の内部に配管すると
きは、断熱材、構造材が障害となり巧く収容することが
できない。尚、水廻り設備については特開平8−539
46号公報にある様に、ユニット化されて現場施工を簡
素化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように建物内に設
備機器類を収容する収容室を設ける場合、収容室の壁面
が凸部を形成するので、隣接部との間に段差が出来やす
く室内の美観が損なわれと言った問題がある。
【0004】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、室内美観のよい設備機器類の収
容室を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
設備機器類の収容室においては、開口部を有する建物壁
体の開口部に隣接して設置され、前記壁体と、壁体の室
内側に設置されたふかし壁とで囲まれてなる設備機器類
の収容室であって、ふかし壁の室内側面が、開口部の上
部または下部に取り付けられる造作物の表面と面一にな
されていることを特徴とする。尚、請求項1記載の造作
材とは建物室内に設けられるカーテンボックス、収納類
を言う。
【0006】請求項2記載の本発明の設備機器類の収容
室においては、造作物がカーテンボックスであることを
特徴とする。
【0007】請求項3記載の本発明の設備機器類の収容
室においては、建物壁体に換気口が設けられていること
を特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1記載の設備機器類の収容室において
は、開口部を有する建物壁体の開口部に隣接して設置さ
れ、前記壁体と、壁体の室内側に設置されたふかし壁と
で囲まれてなる設備機器類の収容室であって、ふかし壁
の室内側面が、開口部の上部または下部に取り付けられ
る造作物の表面と面一になされているので、居室内の美
観を損なうことなく、見切り縁は一直線となり、その取
付けの容易な室内にすることができる。
【0009】又、請求項2記載の設備機器類の収容室に
おいては、造作物がカーテンボックスであるので、居室
内空間の美観を損なうことなく、カーテンボックスと設
備機器類の収容室とが面一の整った室内にすることがで
きる。
【0010】又、請求項3記載の設備機器類の収容室に
おいては、建物壁体に換気口が設けられているので、空
調機器による室内空気の換気ができ、快適な居室空間と
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の建物の1実施例
であって、建物の内壁に取り付けられた設備機器類の収
容室10の斜視図である。図2は、設備機器類の収容室
10に造作材を取り付けた状態を示す斜視図である。図
3は、設備機器類の収容室10に空調機器を収容した状
態を示す一断面図である。図4は、設備機器類の収容室
10に配管材を収容した状態を示す一断面図である。図
5は、設備機器類の収容室10が外気と換気できる換気
口を取り付けた状態を示す一断面図である。
【0012】図1に示すように、内壁13と内壁13に
囲まれて、壁内面に収容空間を形成する設備機器類の収
容室10が設けられ、内壁13に並設されて取り付けら
れ、設備機器類22b、配管材22aを収容することが
できる。建物の外壁14に並設された内壁13が設けら
れ、建物の壁が形成されている。外壁14には居室に接
する部分には開口部30が設けられ、その内壁部には造
作材であるカーテンレールを収容するカーテンボックス
17が内壁13面上部に天井面に接して取り付けられて
いる。
【0013】図2に示す様に、開口部30を避けて、カ
ーテンボックス17に隣接して、ふかし壁11a、11
cが設けられて、設備機器類の収容室10が設けられて
いる。また、ふかし壁11a、11b、11cは石膏ボ
ードで仕上げられて、内壁13の木桟に固定されてい
る。また、ふかし壁11a、11b、11cは化粧板で
仕上げてもよい。一方、ふかし壁11aとカーテンボッ
クス17の一外面とは面一で仕上げられている。そのた
め見切り縁25が段差なく仕上げることができる。
【0014】図3は設備機器類の収容室10に空調機器
が収容されている状態を示している。空調機器の吹き出
し口のみ残して設備機器類の収容室10に収容すること
ができる。設備機器類の収容室10に収容することによ
り空調機器からでる騒音を遮断することができる。そし
て、空調機器を設備機器類の収容室10に収容すること
により室内の美観を損なうことなく仕上げることが出来
る。その他、設備機器類の収容室10には分電盤等の電
気設備機器も同様に収容することができる。
【0015】図4は設備機器類の収容室10には配管材
22aが収納されて、上下階へ連設されている。設備機
器類の収容室10の上下階には床面、天井面があるが、
天井、床の構造材は外壁14、内壁13の鉛直方向にあ
り、設備機器類の収容室10の鉛直方向にはない場合が
多い。そのため配管材が構造材に干渉することなく上下
階へ配管することが容易となっている。配管材は補修や
保全が発生するので、前面の内壁11aを取り外し可能
にして配管材の保全を容易にすることができる。また、
配管材より発生する騒音等も遮断することができる。
【0016】図5は設備機器類の収容室10に換気口2
0を設けた状態を示している。外壁14と内壁13の間
を換気口枠材21aを取り付けて換気口20が設けられ
ている。そのため、換気口20によって設備機器類の収
容室10は外気と通じている。従って、設備機器類の収
容室10に収容された空調機器より発生する排気を建物
の外部へ排出したり、また、外気を室内に取り入れるこ
ともできる。
【0017】以上のように、設備機器類の収容室10を
建物の内壁に設けることにより空調機器、配管材による
騒音を遮断でき、尚且つ、建物の室内の美観を損なうこ
となく設備機器を設置することができる。また、設備機
器類の収容室10の外面と隣接する他の造作材(カーテ
ンボックス等)と面一に仕上げられるので、すっきりし
た室内にすることができる。また、内部に設備機器類の
収容室10を設けることにより、建物の外壁に配管材を
露出する必要がなく建物の外観を損なう事がない。ま
た、建物の外壁内を設備機器類の収容室10とすること
がないので、外壁の構造強度を損なう事もない。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の設備機器類の収容室にお
いては、開口部を有する建物壁体の開口部に隣接して設
置され、前記壁体と、壁体の室内側に設置されたふかし
壁とで囲まれてなる設備機器類の収容室であって、ふか
し壁の室内側面が、開口部の上部または下部に取り付け
られる造作物の表面と面一になされているので、居室内
の美観を損なうことなく、見切り縁は一直線となり、そ
の取付けの容易な室内にすることができる。
【0019】又、請求項2記載の設備機器類の収容室に
おいては、造作物がカーテンボックスであるので、居室
内空間の美観を損なうことなく、カーテンボックスと設
備機器類の収容室とが面一の整った室内にすることがで
きる。
【0020】又、請求項3記載の設備機器類の収容室に
おいては、建物壁体に換気口が設けられているので、空
調機器による室内空気の換気ができ、快適な居室空間と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の設備機器類の収容室の1実施例を示す
斜視図である。
【図2】設備機器類の収容室10に造作材を取り付けた
状態を示す斜視図である。
【図3】設備機器類の収容室10に空調機器を収容した
状態を示す一断面図である。
【図4】設備機器類の収容室10に配管材を収容した状
態を示す一断面図である。
【図5】設備機器類の収容室10が外気と換気できる換
気口を取り付けた状態を示す一断面図である。
【符号の説明】
10 設備機器類の収容
室 11a ふかし壁 11b ふかし壁 11c、11d ふかし壁 12a、12b、12c、12d 木桟 13 内壁 14 外壁 15a、15b、15c、15d 木桟 17 カーテンボックス 17a 一外面 20 換気口 21a 換気口枠材 22a 配管材 22b 空調機器 25 見切り縁 30 開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を有する建物壁体の開口部に隣接
    して設置され、前記壁体と、壁体の室内側に設置された
    ふかし壁とで囲まれてなる設備機器類の収容室であっ
    て、ふかし壁の室内側面が、開口部の上部または下部に
    取り付けられる造作物の表面と面一になされていること
    を特徴とする設備機器類の収容室。
  2. 【請求項2】 造作物がカーテンボックスであることを
    特徴とする請求項1記載の設備機器類の収容室。
  3. 【請求項3】 建物壁体に換気口が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載の設備機器類の収容室。
JP588898A 1998-01-14 1998-01-14 設備機器類の収容室 Pending JPH11200538A (ja)

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ID=11623443

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159276A (ja) * 2011-02-03 2012-08-23 Misawa Homes Co Ltd キッチンの空調構造
JP2018155025A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 大建工業株式会社 ふかし壁の施工方法及びふかし壁ユニット
JP2019117658A (ja) * 2013-02-21 2019-07-18 シーエフエム グローバル エルエルシー 構造物のための隠蔽された電子部品を備えた建築物支持材

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JP2019117658A (ja) * 2013-02-21 2019-07-18 シーエフエム グローバル エルエルシー 構造物のための隠蔽された電子部品を備えた建築物支持材
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