JP2002022251A - 住宅用換気システム - Google Patents

住宅用換気システム

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JP2002022251A
JP2002022251A JP2000204465A JP2000204465A JP2002022251A JP 2002022251 A JP2002022251 A JP 2002022251A JP 2000204465 A JP2000204465 A JP 2000204465A JP 2000204465 A JP2000204465 A JP 2000204465A JP 2002022251 A JP2002022251 A JP 2002022251A
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JP
Japan
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exhaust
fan
ventilation
air supply
ventilation fan
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JP2000204465A
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English (en)
Inventor
Masamitsu Ishii
正光 石井
Kenji Hasegawa
賢司 長谷川
Hidekazu Tanaka
秀和 田中
Takashi Maeda
俊 前田
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大掛かりなダクト設置工事が不要であり、し
かも、住宅全体の換気を有効に行うことができる住宅用
換気システムを提供する。 【解決手段】 トイレ16の屋外との連通部及び洗面所
などの非居室18の屋外との連通部に排気用換気扇JF
1,SF1を取り付ける。居室13,14の屋外との連
通部に給気用換気扇F1〜F3を取り付ける。トイレ、
非居室及び居室のそれぞれの出入口に閉めた状態におい
ても空気の流通が可能に構成されたドアD1〜D5を設
ける。排気用換気扇JF1,SF1及び給気用換気扇F
1〜F3をそれぞれ互いに独立して運転制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用換気システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】住宅の気密化が進み、室内での人間の呼
吸や炊事等により発生する二酸化炭素や室内汚染物質を
屋外に排出するため、室内の空気を機械的に入れ換える
システム(2時間に1回建物内の空気を入れ換える)が
求められている。そのような換気システムとしては、図
4に示すように、天井裏に各部屋を連結するようにダク
トaを配し且つそのダクトaの所定位置に1時間当たり
の流通風量の決まった給気用ファンb及び排気用ファン
cをそれぞれ取り付けると共に、室間の空気の流通が図
られるように構成し、計算通りの空気量が給排気される
ように換気設計されたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
換気システムは、各部屋を連結するような大掛かりなダ
クト設置工事を必要とするため、専門的な気流設計(ダ
クト内の抵抗による圧力損失計算など)及びその設計に
基づいた専門の設計工事業者による工事が必要であり、
個別散在の住宅には適用しにくいという問題がある。ま
た、ダクトのフィルタ交換が目詰まりすると初期の換気
性能を維持しにくくなるが、そのフィルタ交換が大掛か
りであり、容易にフィルタ交換をすることができないと
いう問題もある。さらに、隣室の音がダクトを通して伝
わるために個室の遮音性が損なわれるという問題や、間
取り変更など増改築に対応しにくいという問題もある。
【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、大掛かりなダクト設
置工事が不要であり、しかも、住宅全体の換気を有効に
行うことができる住宅用換気システムを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、トイレ及び非
居室に排気用換気扇を取り付け、居室に給気用換気扇を
取り付け、トイレ、非居室及び居室のそれぞれの出入口
に閉めた状態においても空気の流通が可能に構成された
ドアを設け、そして、排気用換気扇及び給気用換気扇を
それぞれ互いに独立して運転制御するようにしたもので
ある。
【0006】具体的には、本発明は、住宅家屋内を換気
するための住宅用換気システムであって、1乃至複数の
トイレの屋外との連通部及び該トイレ、浴室及び台所を
除く、洗面所、ホール、納戸、ウォークインクローゼッ
トなどの非居室の屋外との連通部のそれぞれに取り付け
られ、所定時以外のときには定常運転される一方、所定
時には該定常運転よりも強運転される排気用換気扇と、
1乃至複数の居室の屋外との連通部に取り付けられ、常
時、定常運転される給気用換気扇と、上記トイレ、非居
室及び居室のそれぞれの出入口に開閉可能に設けられ、
閉めた状態においても空気の流通が可能に構成されたド
アと、を備え、上記排気用換気扇及び上記給気用換気扇
は、それぞれ互いに独立して運転制御されることを特徴
とする。
【0007】上記の構成によれば、各部屋間を連結する
ような大掛かりなダクト工事が不要であるので、専門的
な気流設計や専門の設計工事業者による工事も不要であ
り、しかも、排気用換気扇及び給気用換気扇をそれぞれ
互いに独立して運転制御されるように取り付ければよい
ので、換気システムの設置工事が極めて簡単となり、一
般住宅にも十分適用できるものとなる。また、大掛かり
なダクトが設けられないので、ダクトのフィルタ交換の
必要がなく、隣室の音がダクトを通して伝わることもな
い。さらに、各部屋ごとの排気用換気扇、給気用換気扇
及びドアは互いに別個独立であるので、間取り変更など
増改築にも十分対応することができる。そして、居室か
ら新鮮な空気を取り入れ、それを屋内に流通させてトイ
レ及び非居室から排出することとなるので、汚染空気や
臭気・湿気が逆流したり、それらが長時間滞在するとい
ったことが防止されることとなる。
【0008】また、トイレの屋外との連通部に取り付け
る排気用換気扇としては人感センサ付きの排気用換気扇
が好適である。この人感センサ付きの排気用換気扇は、
通常は定常運転されて計画量の空気を排出する一方、ト
イレを使用している間及び使用後の一定時間の間には強
運転されて悪臭を含む空気を屋外へ強制排出するもので
ある。
【0009】トイレ、浴室及び台所を除く、洗面所、ホ
ール、納戸、ウォークインクローゼットなど非居室の屋
外との連通部に取り付ける排気用換気扇としては湿度セ
ンサ付きの排気用換気扇が好適である。この湿度センサ
付きの排気用換気扇は、非居室内湿度が所定湿度より低
いときには定常運転されて計画量の空気を排出する一
方、浴室・キッチンなどで湿気が発生して湿度高くなっ
たときには強運転されて余分な湿気を屋外へ強制排出す
るものである。
【0010】居室の屋外との連通部に取り付けられる給
気用換気扇は、常に一定量の屋外の新鮮空気を居室内に
取り入れるものである。
【0011】ここで、トイレ、非居室又は居室の屋外と
の連通部とは、各部屋と屋外との仕切り壁や傾斜屋根の
内側に対応する傾斜壁に設けられた換気扇取付孔の他、
住宅の中央部に配置された部屋と屋外との間のみを連通
するように設けられたダクトを挙げることができる。こ
の場合のダクトは、各部屋を連結するように設けられる
大掛かりなものではなく、単に単一の部屋と屋外とを連
通するように設けられる簡易ダクトである。
【0012】トイレ、非居室及び居室のそれぞれの出入
口に開閉可能に設けられたドアは、ドア本体に設けられ
た「がらり」やドア下部のアンダーカット(5mm以上
が望ましい)による隙間により、閉めた状態においても
空気の流通が可能に構成されており、居室の給気用換気
扇から取り入れた新鮮な空気を、そのドアの隙間を介し
てトイレ、ホール、洗面所など比較的空気が汚れた室間
に流入させ、その汚れた空気を排気用換気扇から排出さ
せることにより、悪臭を有する空気や湿気が流入される
ことなく常に居室の空気を新鮮に保つようになってい
る。ここで、「引き戸」も「ドア」に含まれるが、引き
戸の場合には、特に特殊な加工が施されていなくても、
閉めた状態において空気の流通が可能な隙間を十分に有
する。
【0013】そして、排気用換気扇を、排気用換気扇1
台当たりの定常運転時における排気容量の半分が給気用
換気扇1台当たりの給気容量と略同一となるように選定
し、しかも、排気用換気扇及び給気用換気扇のそれぞれ
の台数を、排気用換気扇の全台による定常運転時におけ
る総排気容量と給気用換気扇の全台による総給気容量と
が略同一となるように設定することが好ましい。かかる
構成によれば、以下の手順で換気システム設計すること
ができる。すなわち、住宅の容積から換気システムによ
って単位時間当たりに換気すべき空気の体積を算出し、
その体積を給気用換気扇1台当たりの排気容量で除すこ
とにより、給気用換気扇の必要取付台数が算出され(端
数は四捨五入により切り上げ又は切り下げる)、そし
て、給気用換気扇の取付台数を2で除すことにより、排
気用換気扇の必要取付台数が算出され、排気用換気扇及
び給気用換気扇のそれぞれの換気扇の取付台数が決定さ
れることとなる。従って、このように極めて簡単に各換
気扇の取付台数を算出することができるので、電気や流
体に関する専門知識を有せずとも簡単に換気システム設
計を行うことができる。ここで、排気容量又は給気容量
が略同一とは、容量差が20m3/時間以内であること
を意味する。なお、給気用換気扇の全台数を2で除して
端数が生じた場合にはその端数を切り上げ、総排気容量
が総給気容量よりも多くなるようにする。
【0014】また、同様に、トイレに人感センサ付きの
排気用換気扇を取り付け且つ非居室に湿度センサ付きの
排気用換気扇を取り付ける場合には、人感センサ付きの
排気用換気扇と湿度センサ付きの排気用換気扇とを、そ
れぞれ1台当たりの定常運転時における排気容量が同一
であって且つその排気用換気扇1台当たりの定常運転時
における排気容量の半分が給気用換気扇1台当たりの給
気容量と略同一となるように選定し、しかも、排気用換
気扇及び給気用換気扇のそれぞれの台数を、排気用換気
扇の全台による定常運転時における総排気容量と給気用
換気扇の全台による総給気容量とが略同一となるように
設定することが好ましい。かかる構成によれば、上記手
順によって算出された排気用換気扇の必要取付台数を、
トイレ用の人感センサ付きの排気用換気扇と、その他の
湿度センサ付きの排気用換気扇とに割り振ることによ
り、各換気扇の取付台数が決定されることとなる。
【0015】さらに、排気用換気扇及び給気用換気扇は
それぞれ電源コードプラグを有し、各電源コードプラグ
は換気扇取付部近傍の躯体に設けられたコンセントに接
続される構成とすることが好ましい。かかる構成によれ
ば、建築工事業者が各部屋の壁に換気扇を取り付ける工
事と、電気工事業者が躯体の換気扇の電源コードプラグ
の届く位置にコンセントを取り付ける工事とを別個独立
に行うことができ、両業者が協同作業をする必要がな
く、住宅用換気システムを設けるに際しての工程管理上
の合理化が図られることとなる。
【0016】なお、排気用換気扇及び給気用換気扇に加
えて、これらより1桁以上大きい大容量の排気用換気扇
を浴室及び台所に取り付け、入浴時や炊事時のみにその
排気用換気扇を動作させるようにすれば、湿気や汚染空
気が逆流されることなく確実に排気換気することができ
る。但し、住宅用換気システムの給排気バランスを崩さ
ないようにするためには、この大容量の排気用換気扇を
同時給排式のものとすることが好ましい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
天井裏へのダクト工事が不要であるので、専門的な気流
設計や専門の設計工事業者による工事も不要であり、し
かも、人感センサ付きの排気用換気扇、湿度センサ付き
の排気用換気扇及び給気用換気扇をそれぞれ互いに独立
して運転制御されるように取り付ければよいので、換気
システムの設置工事が極めて簡単となり、一般住宅にも
十分適用が可能となる。また、ダクトが設けられないの
で、ダクトのフィルタ交換の必要がなく、隣室の音がダ
クトを通して伝わることもない。さらに、各部屋ごとの
排気用換気扇又は給気用換気扇及びドアは互いに別個独
立であるので、間取り変更など増改築にも十分対応する
ことができる。そして、居室から新鮮な空気を取り入
れ、それを屋内に流通させてトイレ及び非居室から排出
することとなるので、汚染空気や臭気・湿気が逆流した
り、それらが長時間滞在するといったことを防止するこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。 (住宅換気システムの構成)図1は、本発明の住宅用換
気システムが適用された2階建て住宅の1階部分を示
す。図2は、その2階部分を示す。図3は、該2階建て
住宅の通気概念を示す。なお、以下において「右」及び
「左」は、図1及び2の「右」及び「左」をそれぞれ意
味する。
【0019】図1に示すように、この住宅の1階部分1
0には、玄関11と、その玄関11から上がって真っ直
ぐ延び且つ突き当たりを左に折れるL字状の1階廊下1
2とがあり、玄関11及び1階廊下12の左側にリビン
グ・ダイニング・キッチン13(以下「LDK」と称す
る)が、右側に和室14がそれぞれ配置されている。ま
た、玄関11から1階廊下12に上がった突き当たり部
には、LDK13と和室14とで挟まれるように、2階
に上がる階段15と、1階トイレ16と、浴室17と、
洗面所18とが右から順にそれぞれ配置されている。以
上において、1階廊下12以外は全て屋外に臨むように
配置されている。
【0020】LDK13には、浴室17の1階廊下12
を挟んだ対向位置に開閉可能に設けられた第1LDKド
アD1と、玄関11からL字状に曲がった1階廊下12
の突き当たりに開閉可能に設けられた第2LDKドアD
2とにより、1階廊下12からの出入りが可能となって
いる。これらの第1LDKドアD1及び第2LDKドア
D2には、ドア下部と床面との間に5mm以上の隙間を
形成するアンダーカット又はガラリが設けられており、
これによって、ドアを閉めた状態においてもLDK13
と1階廊下12との間の空気の流通が可能となってい
る。また、LDK13の玄関側の壁上部左右両端近傍に
おける屋外との連通部にはそれぞれ給気用換気扇F1,
F2が取り付けられている。これらの給気用換気扇F
1,F2は定常運転され、一定量の屋外の新鮮な空気が
常時LDK13に取り入れられるようになっている。さ
らに、LDK13の玄関11から最も遠い位置には流し
台及びレンジ台13aが設置されており、そのレンジ台
13a上方の壁上部には高容量のレンジフードRFが取
り付けられている。このレンジフードRFは、炊事時等
の所定の時のみに運転され、湿気や汚染空気を屋外に強
制排出するものである。なお、このレンジフードRF
は、住宅換気システムにおける空気給入量と空気排出量
のバランスを崩さないようにするために同時給排タイプ
のものが使用されている。
【0021】和室14には、玄関11から1階廊下12
に上がって直ぐ右側に開閉可能に設けられた和室引き戸
ドアD3により、1階廊下12からの出入りが可能とな
っている。和室14の玄関11から遠い奥側には、両開
き戸を有する2つの押入14a,14bと床の間14c
とが左から順に設けられており、玄関11に近い手前側
には縁側14dが設けられている。そして、床の間14
cの直ぐ前右側の壁上部における屋外との連通部には給
気用換気扇F3が取り付けられている。この給気用換気
扇F3は定常運転され、一定量の屋外の新鮮な空気が常
時和室14に取り入れられるようになっている。
【0022】1階トイレ16には、1階廊下12との仕
切部分に開閉可能に設けられた1階トイレドアD4によ
り、1階廊下12からの出入りが可能となっている。こ
の1階トイレドアD4には、アンダーカット又はガラリ
が設けられており、これによって、ドアを閉めた状態に
おいてもトイレ16と1階廊下12との間の空気の流通
が可能となっている。そして、1階トイレ16奥側には
便座16aが設置されており、その便座16a上方の壁
上部における屋外との連通部には人感センサ付き排気用
換気扇JF1が取り付けられている。この人感センサ付
き排気用換気扇JF1は、通常は定常運転されて一定量
の屋内空気を屋外に排出する一方、トイレ16を使用し
ている間及び使用後の一定時間の間には強運転されて悪
臭を含む空気を屋外へ強制排出するようになっている。
【0023】洗面所18には、1階廊下12との仕切壁
右側に開閉可能に設けられた洗面所引き戸ドアD5によ
り、1階廊下12からの出入りが可能となっている。そ
して、洗面所引き戸ドアD5に対面して奥側に洗面台1
8aが設置されており、その洗面台18a上方の壁上部
における屋外との連通部には湿度センサ付き排気用換気
扇SF1が取り付けられている。この湿度センサ付き排
気用換気扇SF1は、洗面室18内湿度が所定湿度より
低いときには定常運転されて一定量の屋内空気を屋外に
排出する一方、所定湿度以上となるとそれを検知して強
運転されて余分な湿気を屋外へ強制排出するようになっ
ている。
【0024】浴室17には、洗面所18に入って直ぐ右
側に開閉可能に設けられた折り畳み式の浴室ドアBDに
より、洗面所18からの出入りが可能となっている。そ
して、浴室17の奥側には浴槽17aが設けられてお
り、その浴槽17a上方の壁上部における屋外との連通
部には大容量の浴室換気扇BFが取り付けられている。
この浴室換気扇BFは、入浴時や入浴後等の所定の時の
みに運転され、高湿度の空気を屋外に強制排出するもの
である。
【0025】図2に示すように、この住宅の2階部分2
0には、1階から階段15を上がったところに床面略正
方形の2階廊下21があり、その突き当たりには書斎2
2が、左側に主寝室23が、右側の階段15側から書斎
22側に順に第1洋室24及び第2洋室25がそれぞれ
配置されている。また、階段15の左側に階段15と主
寝室23とで挟まれるように2階トイレ26が配置され
ている。以上において、2階廊下21以外は全て屋外に
臨むように配置されている。
【0026】1階から2階に上るための階段15に臨む
壁上部における屋外との連通部には、湿度センサ付き排
気用換気扇SF2が取り付けられている。この湿度セン
サ付き排気用換気扇SF2は、1階廊下12又は2階廊
下21の湿度が所定湿度より低いときには定常運転され
て一定量の屋内空気を屋外に排出する一方、それが所定
湿度以上となるとそれを検知して強運転されて余分な湿
気を屋外へ強制排出するようになっている。
【0027】書斎22には、2階廊下21との仕切部分
に開閉可能に設けられた書斎引き戸ドアD6により、2
階廊下21からの出入りが可能となっている。そして、
書斎引き戸ドアD6と対面する壁上部における屋外との
連通部には給気用換気扇F4が取り付けられている。
【0028】主寝室23には、2階廊下21の左側壁の
中央に開閉可能に設けられた主寝室ドアD7により、第
2廊下21からの出入りが可能となっている。この主寝
室ドアD7には、アンダーカット又はガラリが設けられ
ている。そして、主寝室23の書斎22側の壁上部にお
ける屋外との連通部には給気用換気扇F5が取り付けら
れている。
【0029】第1洋室24には、2階廊下21の右側壁
の階段15側に開閉可能に設けられた第1洋室ドアD8
により、第2廊下21からの出入りが可能となってい
る。この第1洋室ドアD8には、アンダーカット又はガ
ラリが設けられている。そして、第1洋室ドアD8と対
角をなすように第1洋室24の右側壁上部における屋外
との連通部には給気用換気扇F6が取り付けられてい
る。
【0030】第2洋室25には、2階廊下21の右側壁
の書斎22側に開閉可能に設けられた第2洋室ドアD9
により、第2廊下21からの出入りが可能となってい
る。この第2洋室ドアD9にも、アンダーカット又はガ
ラリが設けられている。そして、第2洋室ドアD9と対
角をなすように第2洋室25の右側壁上部における屋外
との連通部には給気用換気扇F7が取り付けられてい
る。
【0031】以上において、主寝室ドアD7、第1洋室
ドアD8及び第2洋室ドアD9に設けられたアンダーカ
ット又はガラリによって、ドアを閉めた状態においても
各部屋23,24,25と2階廊下21との間の空気の
流通が可能となっている。また、書斎22、主寝室2
3、第1洋室24及び第2洋室25に取り付けられた給
気用換気扇F4〜F7は定常運転され、一定量の屋外の
新鮮な空気が常時各部屋22,23,24,25に取り
入れられるようになっている。
【0032】2階トイレ26には、2階廊下21との仕
切部分に開閉可能に設けられた2階トイレドアD10に
より、2階廊下21からの出入りが可能となっている。
この2階トイレドアD10には、アンダーカット又はガ
ラリが設けられ、それによって、閉めた状態においても
2階トイレ26と2階廊下21との間の空気の流通が可
能となっている。そして、2階トイレ26奥側には便座
26aが設置されており、その便座26a上方の壁上部
には人感センサ付き排気用換気扇JF2が取り付けられ
ている。この人感センサ付き排気用換気扇JF2の機能
は1階トイレ16のものと同一である。
【0033】そして、上記システムにおいて、1階トイ
レ16及び2階トイレ26に取り付けられた人感センサ
付き排気用換気扇JF1,JF2、洗面所18及び階段
15の非居室に取り付けられた湿度センサ付き排気用換
気扇SF1,SF2、LDK13、和室14、書斎2
2、主寝室23、第1洋室24及び第2洋室25の居室
に取り付けられた給気用換気扇F1〜F7は、それぞれ
電源コードプラグを有し、しかも、各電源コードプラグ
が換気扇取付部近傍の躯体に設けられたコンセントに接
続されており、各換気扇ごとに互いに独立して運転制御
がなされている。
【0034】また、給気用換気扇F1〜F7は、それぞ
れ1台当たりの給気容量が20m3/時間であり、給気
用換気扇の全台による総給気容量は140m3/時間と
なる。人感センサ付きの排気用換気扇JF1,JF2と
湿度センサ付きの排気用換気扇SF1,SF2とは、そ
れぞれ1台当たりの定常運転時における排気容量がいず
れも40m3/時間であり、排気用換気扇の全台による
定常運転時における総排気容量は160m3/時間とな
る。すなわち、総給気容量及び総排気容量は誤差20m
3/時間の範囲で略同一となっている。
【0035】なお、和室引き戸ドアD3、洗面所引き戸
ドアD5及び書斎引き戸ドアD6には、空気を流通させ
るための加工を施していないが、引き戸ドアの場合に
は、かかる加工を施すまでもなく閉めた状態で空気の流
通が可能となる。 (住宅換気システムの動作)次に、本発明の実施形態に
係る住宅換気システムの動作について説明する。
【0036】本住宅換気システムによれば、図3に示す
ように、常時定常運転されている給気用換気扇F1〜F
7によってLDK13、和室14、書斎22、主寝室2
3、第1洋室24及び第2洋室25の居室上部から屋外
の新鮮な空気が所定量ずつ取り入れられ、その新鮮な空
気が居室内を循環すると共にドアD1〜D3,D6〜D
9に設けられたアンダーカット又はガラリを通って若し
くは引き戸の隙間を通って1階廊下12又は2階廊下2
1に流入することとなる。そして、1階廊下12を循環
した空気は、1階トイレドアD4に設けられたアンダー
カット又はガラリを通って1階トイレ16に流入し、通
常は定常運転される人感センサ付き排気用換気扇JF1
により1階トイレ16上部から屋外に排出されることと
なる。それと共に、1階廊下12を循環した空気は、洗
面所引き戸ドアD5の隙間を通って非居室である洗面所
18にも流入し、通常は定常運転される湿度センサ付き
排気用換気扇SF1により洗面所18上部から屋外に排
出されることとなる。また、同様に、2階廊下21の空
気は、2階トイレドアD10に設けられたアンダーカッ
ト又はガラリを通って2階トイレ26に流入し、通常は
定常運転される人感センサ付き排気用換気扇JF2によ
り2階トイレ上部から屋外に排出されることとなる。さ
らに、非居室である階段15部分を占める空気は、通常
は定常運転される湿度センサ付き排気用換気扇SF2に
より屋外に排出されることとなる。
【0037】1階トイレ16及び2階トイレ26に取り
付けられた人感センサ付き排気用換気扇JF1,JF2
は、通常は定常運転(排気容量40m3/時間)されて
一定量の屋内空気が屋外に排出される一方、トイレ16
を使用している間及び使用後の一定時間の間(10分程
度)には強運転(排気容量60m3/時間)されて悪臭
を含む空気が屋外へ強制排出されることとなる。
【0038】洗面所18及び階段15部分に取り付けら
れた湿度センサ付き排気用換気扇SF1,SF2は、室
内湿度が所定湿度(例えば湿度80%)より低いときに
は定常運転(排気容量40m3/時間)されて一定量の
屋内空気が屋外に排出される一方、それが所定湿度以上
となるとそれを検知して強運転(排気容量60m3/時
間)されて余分な湿気が屋外へ強制排出されることとな
る。
【0039】なお、LDK13に流し台及びレンジ台1
3aが設置されており、そのレンジ台13a上方の壁上
部には高容量のレンジフードRFが取り付けられている
が、このレンジフードRFは、炊事時等の所定の時のみ
に運転されるものであって、それによって湿気や汚染空
気が屋外に強制排出されることとなる。
【0040】また、浴室17の奥側には浴槽17aが設
けられており、その浴槽17a上方の壁上部には大容量
の浴室換気扇BFが取り付けられているが、この浴室換
気扇BFは、入浴時や入浴後等の所定の時のみに運転さ
れるものであって、高湿度の空気が屋外に強制排出され
ることとなる。 (住宅換気システムの設計)続いて、本発明の実施形態
に係る住宅換気システムの設計手順について説明する。 <住宅の全容積の算出>1階部分10の床面積(84.
45m2)と天井高さ(2.4m)との積(202.6
8m3)及び2階部分20の床面積(57.98m2)と
天井高さ(2.4m)との積(139.152m3)を
加え合わせて住宅の全容積を算出する。本実施形態の場
合、84.45m2×2.4m+57.98m2×2.4
m=341.832m3である。 <目標換気回数の設定>住宅を1時間当たりに換気する
回数を目標換気回数として例えば0.5回/時間のよう
に設定する。すなわち、本実施形態の場合、計算上2時
間で住宅内の空気全体が換気置換されることとなる。 <自然換気回数の設定>住宅が1時間当たりに自然に換
気される回数を自然換気回数として例えば0.1回/時
間のように設定する。この自然換気回数は各住宅の気密
性能より定まるものである。 <必要機械換気回数の算出>目標換気回数から自然換気
回数を引き、機械的に換気しなければならない換気回数
を求める。本実施形態の場合、0.5回/時間−0.1
回/時間=0.4回/時間である。 <必要機械換気風量の算出>住宅の全容積に必要機械換
気回数を乗し、1時間当たりに換気しなければならない
空気の体積、すなわち、必要機械換気風量を求める。本
実施形態の場合、341.832m3×0.4回/時間
=136.7328m3/時間である。 <給気用換気扇の取付台数の設定>必要機械換気風量を
給気用換気扇1台当たりの給気容量で除し、端数を切り
上げて給気用換気扇の取付台数を設定する。本実施形態
の場合、給気用換気扇1台当たりの給気容量が20m3
/時間であることから、136.7328m3/時間÷
20m3/時間≒7台となる。 <給気用換気扇の割り振り>給気用換気扇は、居室には
少なくとも1台取り付けることとし、16.5m2より
狭い部屋には1台、16.5m2以上であって33m2
り狭い部屋には2台、33m2以上であって49.5m2
より狭い部屋には3台取り付けることとする。本実施形
態の場合、LDK13に2台、その他の居室には各1台
ずつ取り付けることとなる。 <排気用換気扇の取付台数の設定>給気用換気扇の全台
数を2で除し、端数を切り上げて排気用換気扇の取付台
数を設定する。本実施形態の場合、給気用換気扇の全台
数が7台であり、7台÷2≒4台となる。 <排気用換気扇の種類決定>トイレが、1階トイレ16
及び2階トイレ26の計2箇所あることから、4台取り
付ける排気用換気扇のうちの2台を人感センサ付き排気
用換気扇JFとし、残り2台を湿度センサ付き排気用換
気扇SFとする。そして、それらの湿度センサ付き排気
用換気扇SFを非居室である洗面所18及び階段15部
分にそれぞれ取り付けることとする。 (作用・効果)上記住宅換気システムの構成によれば、
天井裏へのダクト工事が不要であるので、専門的な気流
設計や専門の設計工事業者による工事も不要であり、し
かも、人感センサ付き排気用換気扇JF1,JF2、湿
度センサ付き排気用換気扇SF1,SF2及び給気用換
気扇F1〜F7をそれぞれ互いに独立して運転制御され
るように取り付ければよいので、換気システムの設置工
事が極めて簡単で、一般住宅にも十分適用できるもので
ある。また、ダクトが設けられないので、ダクトのフィ
ルタ交換の必要がなく、隣室の音がダクトを通して伝わ
ることもない。さらに、各部屋ごとの排気用換気扇J
F,SF又は給気用換気扇F1〜F7及びドアD1〜D
10は互いに別個独立であるので、間取り変更など増改
築にも十分対応することができる。
【0041】また、新鮮な空気をLDK13、和室1
4、書斎22、主寝室23、第1洋室24及び第2洋室
25の居室から取り入れ、それを屋内に流通させて1階
トイレ16、2階トイレ26及び洗面所18及び階段1
5部の非居室から排出することとなるので、汚染空気や
臭気・湿気が逆流したり、それらが長時間滞在するとい
ったことが防止されることとなる。
【0042】そして、人感センサ付き排気用換気扇JF
及び湿度センサ付き排気用換気扇SFは共に定常運転時
における排気容量が40m3/時間であり、給気用換気
扇1台当たりの給気容量が20m3/時間であることか
ら、上記の住宅換気システムの設計手順に従えば、極め
て簡単に各換気扇の取付台数を算出することができ、電
気や流体に関する専門知識を有せずとも簡単に換気シス
テム設計を行うことができる。
【0043】また、排気用換気扇JF,SF及び給気用
換気扇F1〜F7はそれぞれ電源コードプラグを有し、
各電源コードプラグが換気扇取付部近傍の躯体に設けら
れたコンセントに接続されている構成であるので、建築
工事業者が各部屋の壁に換気扇を取り付ける工事と、電
気工事業者が躯体の換気扇の電源コードプラグの届く位
置にコンセントを取り付ける工事とを別個独立に行うこ
とができ、両業者が協同作業をする必要がなく、住宅用
換気システムを設けるに際しての工程管理上の合理化が
図られることとなる。 (その他の実施形態)本実施形態では、トイレ16,2
6に人感センサ付きの排気用換気扇JF1,JF2を、
洗面所18及び階段15部に湿度センサ付き排気用換気
扇SF1,SF2をそれぞれ取り付けたが、特にこれら
に限定されるものではなく、センサを有さず手動でスイ
ッチを切り換えることにより運転の強弱を変更できるよ
うな排気用換気扇を取り付けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の住宅用換気システムが設けられた住宅
の1階部分の平面図である。
【図2】本発明の住宅用換気システムが設けられた住宅
の2階部分の平面図である。
【図3】本発明の住宅用換気システムが設けられた住宅
の通気の概念図である。
【図4】従来の住宅用換気システムが設けられた住宅の
断面図である。
【符号の説明】
10 1階部分 11 玄関 12 1階廊下 13 LDK 13a レンジ台 14 和室 14a,14b 押入 14c 床の間 15 階段 16 1階トイレ 16a 便座 17 浴室 17a 浴槽 18 洗面所 18a 洗面台 20 2階部分 21 2階廊下 22 書斎 23 主寝室 24 第1洋室 25 第2洋室 26 2階トイレ 26a 便座 D1〜D10 ドア F1〜F7 給気用換気扇 JF1,JF2 人感センサ付き排気用換気扇 SF1,SF2 湿度センサ付き排気用換気扇 BF 浴室用換気扇 RF レンジフード a ダクト b 給気用ファン c 排気用ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 秀和 富山県東砺波郡井波町井波1番地の1 大 建工業株式会社内 (72)発明者 前田 俊 富山県東砺波郡井波町井波1番地の1 大 建工業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 BB01 KA01 3L056 BD03 BD07 BE02 BE07 BF01 3L061 BE03 BF05 BF08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 住宅家屋内を換気するための住宅用換気
    システムであって、 1乃至複数のトイレの屋外との連通部及び該トイレ、浴
    室及び台所を除く、洗面所、ホール、納戸、ウォークイ
    ンクローゼットなどの非居室の屋外との連通部のそれぞ
    れに取り付けられ、所定時以外のときには定常運転され
    る一方、所定時には該定常運転よりも強運転される排気
    用換気扇と、 1乃至複数の居室の屋外との連通部に取り付けられ、常
    時、定常運転される給気用換気扇と、 上記トイレ、非居室及び居室のそれぞれの出入口に開閉
    可能に設けられ、閉めた状態においても空気の流通が可
    能に構成されたドアと、を備え、 上記排気用換気扇及び上記給気用換気扇は、それぞれ互
    いに独立して運転制御されることを特徴とする住宅用換
    気システム。
  2. 【請求項2】 上記1乃至複数のトイレの屋外との連通
    部に取り付けられる排気用換気扇は、該トイレを使用し
    ている間及び使用後の一定時間の間以外のときには定常
    運転される一方、該トイレを使用している間及び使用後
    の一定時間の間には該定常運転よりも強運転される人感
    センサ付きの排気用換気扇であることを特徴とする請求
    項1に記載の住宅用換気システム。
  3. 【請求項3】 上記非居室の屋外との連通部に取り付け
    られる排気用換気扇は、該非居室内の湿度が所定湿度よ
    りも低いときには定常運転される一方、該非居室内の湿
    度が所定湿度以上のときには該定常運転よりも強運転さ
    れる湿度センサ付きの排気用換気扇であることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の住宅用換気システム。
  4. 【請求項4】 上記排気用換気扇は、該排気用換気扇1
    台当たりの定常運転時における排気容量の半分が上記給
    気用換気扇1台当たりの給気容量と略同一となるように
    選定されており、 上記排気用換気扇及び上記給気用換気扇のそれぞれの台
    数が、該排気用換気扇の全台による定常運転時における
    総排気容量と該給気用換気扇の全台による総給気容量と
    が略同一となるように設定されていることを特徴とする
    請求項1に記載の住宅用換気システム。
  5. 【請求項5】 上記1乃至複数のトイレの屋外との連通
    部に取り付けられる排気用換気扇は、該トイレを使用し
    ている間及び使用後の一定時間の間以外のときには定常
    運転される一方、該トイレを使用している間及び使用後
    の一定時間の間には該定常運転よりも強運転される人感
    センサ付きの排気用換気扇であり、且つ上記非居室の屋
    外との連通部に取り付けられる排気用換気扇は、該非居
    室内の湿度が所定湿度よりも低いときには定常運転され
    る一方、該非居室内の湿度が所定湿度以上のときには該
    定常運転よりも強運転される湿度センサ付きの排気用換
    気扇であり、 上記人感センサ付きの排気用換気扇と上記湿度センサ付
    きの排気用換気扇とは、それぞれ1台当たりの定常運転
    時における排気容量が同一であって且つ該排気用換気扇
    1台当たりの定常運転時における排気容量の半分が上記
    給気用換気扇1台当たりの給気容量と略同一となるよう
    に選定されており、 上記排気用換気扇及び上記給気用換気扇のそれぞれの台
    数が、該排気用換気扇の全台による定常運転時における
    総排気容量と該給気用換気扇の全台による総給気容量と
    が略同一となるように設定されていることを特徴とする
    請求項1に記載の住宅用換気システム。
  6. 【請求項6】 上記排気用換気扇及び上記給気用換気扇
    はそれぞれ電源コードプラグを有し、該各電源コードプ
    ラグは換気扇取付部近傍の躯体に設けられたコンセント
    に接続されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれ
    か一に記載の住宅用換気システム。
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