JPH06105334B2 - 分割測光装置 - Google Patents

分割測光装置

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JPH06105334B2
JPH06105334B2 JP63170568A JP17056888A JPH06105334B2 JP H06105334 B2 JPH06105334 B2 JP H06105334B2 JP 63170568 A JP63170568 A JP 63170568A JP 17056888 A JP17056888 A JP 17056888A JP H06105334 B2 JPH06105334 B2 JP H06105334B2
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昌広 中田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動露出制御のための適正露出値を得る分
割測光装置に関するものである。
(従来の技術) 被写体の輝度に応じ、絞りとシャッタ速度とを適切に組
み合せて露出を決めることが出来る自動露出制御は、写
真撮影を非常に簡易なものと出来ることから、近年のほ
とんどのカメラで採用されている。このような自動露出
制御を行うためには被写体輝度に応じた適正な露出値EV
を求める必要があり、このためカメラは測光装置を具え
ている。そして、カメラに内蔵されるこの種の測光装置
は全て反射光式のものである。
しかし、反射光式の測光装置は、被写体の反射率の違い
や測光領域の違いにより得られる露出値が異なるものと
なり易い。このため、例えば被写体が明るい空を多く含
むものの場合や白バックを有するものの場合は露出不足
になり易いし、極端な逆光状態では大幅な露出不足にな
り易い。また、黒バックを有する被写体の場合は露出過
度になり易い。このようなことを防止するため、例えば
特開昭62-203141号公報の露出決定装置によれば、撮影
画面中心を含む中心測光領域と、この中心測光領域の周
囲を同心的に分割する隣接測光領域とを撮影画面中央に
有する測光手段を具え、主被写体像の大きさが中心測光
領域に対応すると判断した場合は、中心測光領域と隣接
測光領域とからのそれぞれの出力によって得られる主被
写体と背景との明るさの関係より露出補正量を求め、各
測光領域からの各出力によって求められる中央重点平均
測光値に上述の露出補正量を加えたものを露出値として
いた。この装置によれば、被写体がどの測光領域に対応
するかを予測することが出来、被写体に対応する各測光
領域の明るさの傾きから露出補正量を求めるから、適正
な露出を与えた写真撮影が可能であるという。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の装置においては、複数の測光領域
を設け常に中央重点平均測光値を求める処理を要するこ
とから、装置が複雑になりまた処理も容易でないという
問題点があった。また、主被写体像の大きさが中心測光
領域に対応すると判断した場合にのみ主被写体像と背景
との明るさの関係に基づく露出補正量を求めているの
で、条件によっては充分な露出補正が行えないという問
題点があった。
この発明はこのような点に鑑みなされたものであり、従
ってこの発明の目的は、反射光式測光装置の欠点を軽減
出来ると共に構成が簡易であり然も演算処理等が簡単で
ある分割測光装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明の上述の目的は、第1図(A)に示すような構
成の分割測光装置により達成することが出来る。その装
置は、撮影領域の中心領域を測光する第一センサ1aと、
撮影領域内の前記中心領域の周囲領域を測光する第二セ
ンサ1bと、これらセンサ出力を例えば輝度値や露出値E
VAとして後段の各手段に出力する処理回路2と、中心領
域の被写体が順光状態か逆光状態かを判定する手段3
と、順光時に動作し第一センサ1aで得た輝度値からこの
輝度値に応じた補正値を差し引いた値を前記輝度情報と
して出力する第一の輝度情報決定手段4aと、逆光時であ
って前記第一センサ1aの出力から得た輝度値が第一の所
定輝度より低い時に動作し、該第一センサ1aの出力から
得た輝度値に該輝度値に応じた補正値を加えた値を前記
輝度情報として出力する第二の輝度情報決定手段4bと、
逆光時であって前記第一センサ1aの出力から得た輝度値
が第二の所定輝度値より高い時でかつ撮影レンズの焦点
距離及び前記被写体までの距離で与えられる撮影倍率が
所定範囲内の時に動作し、前記第一センサ1aの出力から
得た輝度値から該撮影倍率に応じた補正値を差し引いた
値を前記輝度情報として出力する第三の輝度情報決定手
段4cとを具えたことを特徴とする。
なお、順光か逆光かの判定を例えば次の如く行うのが好
適である。即ち、前記第一センサで得られる輝度値から
前記第二センサで得られる輝度値を差し引いた値が正の
所定値より大きいとき順光状態と判定し、該差し引いた
値が負の所定値より小さいとき逆光状態と判定する。
また、前記第一の輝度情報決定手段4aにおける補正値
は、設計に応じ設定出来るが例えば、前記第一センサ1a
で得られる輝度値が低輝度時は前記第一センサ及び第二
センサでそれぞれ得た輝度値の差の半分の値とし、これ
より高輝度にいくに従いこの半分の値より徐々に増加す
る値とすることが出来る。なお、第一及び第二の輝度情
報決定手段4a,4bにおけるそれぞれの補正値の最大値
を、前記第一センサ1a及び第二センサ1bでそれぞれ得た
輝度値の差とするのが好適であるが、この輝度値の差が
予め定めた最大補正値を越えるような時には予め定めた
最大補正値とするのが好適である。
なお、前述の第三の輝度情報決定手段における所定範囲
内の撮影倍率とは、×/29倍を含むものとするのが好適
である。ただし、×は前記第一センサの受光エリアの像
面上における大きさ(mm)を示す。
また、第三の輝度情報決定手段4cにおける撮影倍率に基
く補正値は、第一センサ1aの出力から得られる前記被写
体輝度を露出値EVAで示し、撮影倍率をMVで示し、MV
基づく補正値をCで示すとき、 MV=DV/2-fV+10 C=ω・(MV-8)(EVA-8)/32 とするのが好適である。但し、式中ωは定数であり、
DV、fVは、焦点距離をfmmとし被写体までの距離をD(メ
ートル)としたときDV=2log2 D、fV=log2 fで示されるも
のである。
さらに、この発明の実施に当たり、第一センサ1aの出力
から得られる前記被写体輝度を、撮影レンズの種類に応
じ補正する手段をさらに具えるのが好適である。
第1図(B)は、上述の1、2、4a〜4cで示す各構成成
分と、撮影倍率MVを決定する手段7と、第一センサの出
力で得られる輝度値を補正する手段6との関係を示した
図である。
なおこの発明の分割測光装置で得た輝度情報は、例えば
第1図(A)及び(B)中に5で示すような装置、具体
的には絞り値AV及びシャッタ速度TVを決定しシャッタや
絞りを駆動する機構等を制御することが出来る。
(作用) 次にこの発明の作用につき説明する。
先ず、第一センサ1aの出力から得た輝度値から、第二セ
ンサ1bの出力から得た輝度値を差し引いた値が正の所定
値より大きいとき順光状態と判定し、一方、差し引いた
値が負の所定値より小さいとき逆光状態と判定するもの
とする。
このような条件において測光領域の中心領域が明るくな
る順光状態の場合、この発明では第一の輝度情報決定手
段4aが動作し、第一センサの輝度値からこの輝度に応じ
た補正値を差し引いた値を露出制御のための輝度情報と
して出力する。従って、写真が中心領域の輝度(明るい
側)に引かれてアンダーになることが防止される。
また、測光領域の中央領域が暗くなる逆光状態の場合で
第一センサの出力から得た輝度が第一の所定輝度(実施
例ではδで示すもの)より低い場合、この発明では第二
の輝度情報決定手段4bが動作し、第一センサの輝度値に
この輝度値に応じた補正値を加えた値を露出制御のため
の輝度情報として出力する。従って、写真が中心領域の
輝度(暗い側)に引かれてオーバーになることが防止さ
れる。
さらに、この発明によれば、逆光状態の場合で第一セン
サの出力から得た輝度値が第二の所定輝度(実施例では
θで示すもの、δ<θ)より高い場合で、かつ、撮影倍
率がある範囲内簡単に云えば中央領域の面積に対し例え
ば人物の顔等の主被写体の面積がある範囲内である場合
は、第三の輝度情報決定手段4cが動作し、第一センサで
得た輝度から、撮影倍率MVに応じた補正値を差し引いた
値を露出制御のための輝度情報として出力する。従っ
て、主被写体の輝度は低いにもかかわらず背景の輝度に
よって中心領域の輝度が高められている場合の手当がな
されることになるため、主被写体がアンダーになること
が防止される。
また、第一センサ及び第二センサからそれぞれ得た輝度
値間にほとんど差がないような場合や、撮影倍率が所定
範囲外つまり主被写体の面積が中心領域の面積と同程度
以上の場合やその逆にかなり狭い場合は、第一センサの
出力による中央部分測光が行える。
また、撮影レンズの種類に応じてセンサ出力の補正がな
されるから撮影レンズが種々に変っても正確な輝度情報
が得られる。
(実施例) 以下、この発明の分割測光装置をレンズ交換式カメラで
あって自動合焦(AF)機能を装備したカメラに設けた例
により、実施例の説明を行う。なお、説明に用いる各図
はこの発明が理解出来る程度に概略的に示してあるにす
ぎず、各構成成分の寸法、形状及び配置関係はこの図示
例に限定されるものでないこと明らかである。又、各図
において同様な構成成分については同一の符号を付して
示してある。
カメラの構成の説明 〈全体構成の説明〉 先ず、図面を参照して上述のレンズ交換式カメラの構成
につき説明する。第2図は、このカメラを概略的に示す
ブロック図である。
第2図において、31はカメラボディを示す。また、11は
このカメラボディ31に装着した撮影レンズを示し、この
例は単焦点の撮影レンズを示している。なお、このカメ
ラボディ31は、後述するような各種の撮影レンズを装着
して写真撮影が出来る。
撮影レンズ11は、光軸に沿って移動自在で合焦に寄与す
るレンズ13を含むレンズ系15と、カメラボディ31側の駆
動源から駆動力を移動自在レンズ13に伝達する駆動力伝
達機構17とを具える。さらに、この撮影レンズ11は、撮
影レンズの絞り値情報、焦点距離情報、また移動自在レ
ンズの位置に応じて読み出される被写体までの撮影距離
等を格納しているレンズROM(Read Only Memory)19
と、この撮影レンズ11及びカメラボディ31間を電気的に
接続するレンズ側電気接点群21と、移動自在レンズの位
置を検出するための距離検出部23(詳細は後述する。)
とを具える。
一方、カメラボディ31は、メインミラー33、サブミラー
35、ピント板37及びペンタゴナルプリズム39等の光学系
と、自動合焦に寄与する撮像部41と、撮影レンズ11内の
移動自在レンズ13を駆動するための駆動機構43と、AE
(自動露出制御)のための受光素子45及びストロボ使用
時のTTL調光に供する受光素子47と、カメラの状態を表
示する中央集中表示部49と、AF及びAEの状態を示すファ
インダ内表示器51と、内蔵ストロボ53と、フィルム巻き
上げ及び巻戻し等を行なうためのシーケンスモータ55
と、レンズ側電気接点群21に対応するボディ側電気接点
群57と、シャッタボタン59と、シンクロ接点としての例
えば×接点61と、オン状態においてその時の露出値をロ
ックするメモリロックボタン63とを具える。なお、この
実施例のシャッタボタン59は、半押し状態で第一段目の
スイッチ59aがオンとなりさらに押し込むと二段目のス
イッチ59bがオン状態となる、所謂二段スイッチで構成
している。そして、半押し状態において自動合焦動作及
び測光動作が行われ、完全に押し込まれた状態において
レリーズ処理が行われる構成としている。
さらに、このカメラボディ31は、中央集中表示部49を制
御するマイコンであるIPU(Indication Processing Uni
t)71と、撮像部41のインターフェース、シーケンスモ
ータ55やAFモータ43の制御、絞りやシャッタレリーズマ
グネットの制御等を行ないかつE2PROM73aを有するPCU
(Power Control Unit)73と、測光処理、ファインダー
内表示器51等の制御をするマイコンであるDPU(Data Pr
ocessing Unit)75と、中央制御用マイコンであるCPU
(Central Processing Unit)77とを具える。このCPU77
は、IPU71、PCU73、DPU75及び撮影レンズ11内のレンズR
OM19をそれぞれ制御する。
分割測光装置の説明 次に第2図を用いて概略構造を説明したカメラにおける
この発明の分割測光装置の構成及び動作につき説明す
る。
(I)測光用のセンサの説明 先ず、測光領域の中心領域を測光する第一センサとこの
中心領域の周囲領域を測光する第二センサとについての
説明を行う。この実施例では、これら第一センサ及び第
二センサを第2図に45で示した受光素子を以って構成し
ている。第3図(A)〜(C)は、受光素子45の詳細な
説明に供する図であり、第3図(A)は、第2図のペン
タゴナルプリズム39及び受光素子45の周辺を概略的に示
した図、第3図(B)は撮影領域と測光領域との関係を
示した平面図、第3図(C)は、受光素子45の構造を示
した平面図である。第3図(A)に示す如く、ピント板
37からの光の一部を結像レンズ44によって受光素子45に
結像させる。また、第3図(B)に示す如く、91で示す
撮影領域からの光は、この領域よりやや狭い93で示す測
光領域で測光されるものとしてあり、さらに、この測光
領域93aは撮影領域91の中心を含む中心領域93aと、中心
領域93aを囲う周囲領域93bとに分割され、それぞれの測
光領域毎で独立に測光する構成としている。このため受
光素子45は、第2図(D)に示す如く、測光領域の中央
部を担当する45aで示す第一センサと、周囲領域を担当
する45bで示す第二センサとの二つのセンサを有した構
成としている。第一及び第二センサで測光され光電変換
された電流は後段の処理回路に入力される。
(II)測光用センサの処理回路の説明。
次に、第一センサ及び第二センサでそれぞれ測光し光電
変換された電流を処理する回路の実施例につき説明す
る。第3図(D)は、この処理回路の一例を概略的に示
した回路図である。この実施例においては、第一セン
サ、第二センサそれぞれが、対数圧縮回路部75a、増幅
部75b及びA/D変換器75cを専用に有する構成としてい
る。またこの実施例ではこの処理回路をDPU75内に設け
ている。A/D変換されたデータはCPU77に出力される。
(III)各手段の説明 次に、第1図(A)又は(B)に示した、中心領域の被
写体が順光状態か逆光状態かを判定する手段3と、第一
〜第三の輝度情報決定手段4a,4b,4cと、撮影レンズの種
類に応じ第一センサで得た被写体輝度を補正するための
センサ出力補正手段6と、焦点距離及び被写体までの距
離から撮影倍率MVを決定する手段7とについてのそれぞ
れの実施例の説明を行う。なおこれら各手段は主にCPU
で構成している。そしてCPU77は、各手段の動作に必要
な情報の受け渡しを、CPUの入出力ポートを介し電気接
点群57さらにレンズROM19との間で、PCU73やDPU75との
間で、さらにシャッタボタン等の各スイッチとの間でそ
れぞれ行う。さらに、このCPU77は図示せずも上述の各
手段3〜7を動作させるプログラムを格納するROM(Rea
d Only Memory)と、各手段の動作時のデータ等を格納
するRAM(Random Access Memory)とを具える。そして
この実施例の場合のRAMは、第4図に示す如く、16ビッ
トレジスタとして機能するEAレジスタと、それぞれ8ビ
ットレジスタであるB及びCレジスタと、アキュムレー
タAccとを具えたものとしている。但し、EAレジスタ
は、上位8ビット分であるEAHレジスタ及び下位8ビッ
ト分であるEALレジスタ毎で使用される。
第5図(A)〜(C)は、上述した各手段を動作させる
ためのCPUのフローチャート即ち、実施例の分割測光装
置を動作させるためのCPUのフローチャートである。以
下、実施例の分割測光装置の動作を追いながら各手段の
構成の説明と動作の説明とを行う。
…測光開始 シャッタボタン59が半押し状態にされると、カメラは撮
影領域中央部の被写体に対する自動合焦動作を開始す
る。この自動合焦動作についての説明は省略するが、移
動自在レンズ13が合焦位置に達すると、次にカメラは自
動露出制御のための測光を開始する。この測光は、第3
図(C)を用いて説明した如く、測光領域の撮影中心を
含む中心領域については第一センサ45aで、周囲領域に
ついては第二センサ45bでそれぞれ行う。そして、両セ
ンサ45a,45bの各出力は、DPU75において処理され、この
実施例では、測光領域の中央領域の輝度は輝度値BVDA
して、周囲領域の輝度は輝度値BVDBとしてCPU77のRAMの
所定のアドレスに格納される。なお、この実施例の説明
では、露出制御のために用いる最終的な輝度情報はLVD
として求めることとしている。
測光の結果得たBVDA、BVDB及び用いられている撮影レン
ズの開放絞り値を考慮した補正値MNDIA、MNDIBを用い、
ΔEV=(BVDA+MNDIA)-(BVDB+MNDIB)を実行し、両センサで
得た輝度値の差ΔEVをRAM77dの所定のアドレスに格納す
る(ステップ101)。また、第一センサ45aで得た測光領
域の中心領域の輝度情報LVDAを、この被写体輝度B
VDAと、用いられている撮影レンズの開放絞り値を考慮
した補正値MNDIAと、フィルム感度SXVDとから下式に従
い求め、 LVDA=BVDA+MNDIA+SXVD このLVDAをひとまず最終的な輝度情報LVDとしてRAMの所
定アドレスに格納する(ステップ103,105)。なお、M
NDIAは、レンズROM19に予め格納してあるレンズ固有情
報と、カメラボディ31のPCU73のE2PROM73aに予め格納し
てある測光補正係数とから計算される開放測光補正量で
あり、RAMの所定アドレスに格納してあるものである。
次いで、この実施例においてはEVAをフィルム感度ISOが
100である状態に換算して求める(ステップ107)。
次にこの実施例では、撮影倍率MVを求める処理を行う
が、この処理の説明は、後述する「撮影倍率MVの決定手
段」の項で説明することにする。
…順光・逆光判定手段 次に、中心領域の被写体が順光状態か逆光状態かの判定
を行う。しかしこの時先ず、撮影者が露出制御をマニュ
アル露出で行うことを希望しているか否かを判定する
(ステップ109)。この判定は、撮影レンズの絞り環が
マニユアルポジションに設定された時に電気接点群57の
所定接点の電圧状態が変化するので、これを利用して行
える。マニュアル露出希望の場合は第一センサで測光し
た輝度情報LVDAを露出制御のための輝度情報LVDとする
(ステップ115)。自動露出制御を希望の場合は次い
で、露出条件をロックさせるメモリロックボタンが押さ
れたか否かを判定する(ステップ111)。メモリロック
ボタンが押されている場合は第一センサで測光した輝度
情報LVDAを露出制御のための輝度情報LVDとする(ステ
ップ115)。前記メモリロックスイッチが押されていな
いときは次いで、第1センサ及び第二センサ出力の差が
実質的にないか否か、即ち、ΔEVの絶対値が所定値α以
内か否かを判定する(ステップ113)。このαはPCU73の
E2PROM73aの所定のアドレスに予め格納してある値であ
り、設計に応じ書き換え可能なものである。別表1は、
E2PROM73aに格納してある、この基準値αとさらに後述
の第一の所定輝度δ及び第二の所定輝度θとの説明に供
する表である。E2PROM73aの所定アドレスには、α、δ
及びθを決定するθ3θ2θ1δ2δ1α2α1で示される7
ビットのデータ(この場合は59H)が格納してあり、CPU
77はこのデータのうちのα2及びα1の組み合せでαを、
δ2及びδ1の組み合せでδを、θ3〜θ1の組み合せでθ
をそれぞれ決定する。現行データ59Hに対しては、α=2
/8、δ=6、θ=13となる。なおここで第一及び第二セ
ンサの輝度差が実質的にない場合は、第一センサで測光
した輝度情報LVDAを露出制御のための輝度情報LVDとす
る(ステップ115)。
一方、自動露出制御が希望されている場合で第一センサ
出力及び第二センサ出力の差の絶対値がαより大であ
り、かつ、ΔEV≧0のときは、順光状態であると判定
し、また、両センサの差の絶対値がαより大でありΔEV
<0であるときは、逆光状態であると判定する(ステッ
プ117)。そして、順光状態か逆光状態かによって以下
に説明するような処理がなされる。
…第一の輝度情報決定手段 この発明の分割測光装置においては、順光時は、第一セ
ンサ45aの出力から得た輝度値から該輝度値に応じた補
正値を差し引いた値を前記輝度情報として出力する第一
の輝度情報決定手段が動作する。ここでこの補正値は、
設計に応じた種々の値に設定出来るが、この実施例で
は、被写体輝度が低輝度時は第一センサ45a及び第二セ
ンサ45bでそれぞれ得た輝度値の差ΔEVの半分の値と
し、これより高輝度にいくに従い増加する値としてい
る。このような補正値を得るため、第一の輝度情報決定
手段は以下に説明するように動作する。
先ず、第一センサで得た輝度に対応する露出値EVAを下
記の式に代入し係数Aを求める(ステップ119)。
A=2EVA/β−γ 但し、B及びγは予め定めた定数であり、PCU73のE2PRO
M73aに格納してあるもので設計に応じ書き換え可能なも
のである。別表2は、E2PROM73aに格納してあるβ、γ
の説明に供する表である。E2PROM73aの所定アドレスに
は、β及びγを決定するγ4γ3γ2γ1β3β2β1で示さ
れる7ビットのデータ(この場合は4BH)が格納してあ
り、CPU77はこのデータのうちのβ3〜β1の組み合せで
βを決定し、また、下式によりγを決定する。
γ=22γ4+21γ3+20γ2+2-1γ1 現行データ4BHに対しては、β=3、γ=4.5となる。
このようなときA=2EVA/β−γなる式に従いAを求め
ると、Aは第一センサ45aで得た輝度が高くなる程増加
することが分る。次いで、このAを4及び2に定めた閾
値を用い、Aが4以上の場合はA=4に固定し、Aが2
以下の場合はA=2に固定し、2<A<4なるときはA
はそのままの値とする処理を行う(ステップ121〜12
7)。この結果Aは、2≦A≦4の範囲内で第一センサ
の輝度に応じた値を示すようになる。次いで、第一セン
サ及び第二センサ45a,45bの輝度差ΔEVが極端に大きい
場合の対策として、ΔEVの絶対値が2未満か否かを判定
し、2以上の場合はΔEV=2に固定し、2未満の場合は
そのままの値を用いる処理を行う(ステップ129,13
1)。次いで、ΔEVとAとの乗算は1/8ステップ同志の乗
算であるから1/4・ΔEV・Aを8で除しその余りの大小
に応じ四捨五入の処理を行い精度向上を図る(ステップ
133〜137)。
次いで、ステップ139において、ΔEVが正か負かの判定
を行う。これは、ステップ121〜137までの処理が順光状
態の処理を及び逆光状態の処理両者に対し共通なものと
されているからであり、このステップにおいてどちらの
状態に対しての処理なのかを判定する。現在の場合は順
光状態の処理であることから、ΔEV≧0であり、この結
果、ステップ141の処理が実行される。ステップ141の処
理とは、下式で示される如く、第一センサで得た輝度値
からこの輝度値に応じた補正値を差し引いた値を露出制
御のための輝度情報LVDとして出力する処理である。
LVD=LVDA−ΔEV・A/4 この処理によれば、Aが2以下即ち第一センサ45aで得
ている被写体輝度が低輝度なためAが2を越えられない
範囲ではA=2として処理されるから、第一センサで得
た輝度情報LVDAからΔEV/2が引かれた値がLVDとされ
る。また、Aが2よりも大きい場合においては、LVDA
らAの大きさに応じた補正値ΔEV・A/4が引かれた値が
輝度情報LVDとされる。つまり、順光状態における露出
制御のための輝度情報は、第一センサで得た輝度に対応
する露出値EVAに応じ両センサの平均値から第二センサ
の出力で得られる輝度情報に徐々にシフトしてゆき最終
的には(A=4)第二センサから得られる輝度情報にな
る。但し、ΔEVが2以上の場合はΔEV=2という制限が
課されている。
第6図(A)は、横軸に第一センサで得た輝度に対応す
る露出値EVAをとり、縦軸に露出値(露出をオーバーに
する補正値)をとり、この実施例の順光時におけるEVA
に対する補正値をプロットした図である。
一方、ステップ117において逆光状態であると判定され
た場合、この発明の分割測光装置においては、第一セン
サで得た輝度に対応する露出値EVAを第一の所定輝度δ
と比較する(ステップ151)。なおこの第一の所定輝度
δは、別表1を用いて既に説明した通り、PCU73のE2PRO
M73aに格納してあるもので設計に応じ書き換え可能なも
のである。この実施例の場合は、δ=6としている。そ
してこの発明の分割測光装置は、この比較においてEVA
が第一の所定輝度δより低い場合と高い場合とで以下に
説明するように異った動作をする。
第二の輝度情報決定手段 この発明の分割測光装置においては、逆光時であって第
一センサの出力から得た輝度に対応する露出値EVAが第
一の所定輝度δより低い場合は、第一センサで得た輝度
値にこの輝度値に応じた補正値を加えた値を輝度情報と
して出力する第二の輝度情報決定手段が動作する。
その動作は先ず、第一センサで得た輝度に対応する露出
値EVAを下記の式に代入し係数Aを求める(ステップ11
9)。
A=ε−2EVA/λ 但し、ε及びλは予め定めた定数であり、PCU73のE2PRO
M73aに格納してあるもので設計に応じ書き換え可能なも
のである。別表3は、E2PROM73aに格納してあるε、λ
の説明に供する表である。E2PROM73aの所定アドレスに
は、ε及びλを決定するε4ε3ε2ε1λ3λ2λ1で示さ
れる7ビットのデータ(この場合は63H)が格納してあ
り、CPU77はこのデータのうちのλ3〜λ1の組み合せで
λを決定し、また、下式によりεを決定する。
γ=22ε4+21ε3+20ε2+2-1ε1 現行データ63Hに対しては、ε=6、λ=3となる。
このようなときA=ε−2EVA/λなる式に従いAを求め
ると、第一センサ45aで得た輝度に対応する露出値EVA
高くなる程Aは小さくなることが分る。次いで、このA
を4及び2に定めた閾値を用い、Aが4以上の場合はA
=4に固定し、Aが2以下の場合はA=2に固定し、2
<A<4なるときはAはそのままの値とする処理を行う
(ステップ121〜127)。この結果Aは、2≦A≦4の範
囲内で第一センサの輝度に応じた値を示すようになる。
次いで、第一センサ及び第二センサ45a,45bの輝度差ΔE
Vが極端に大きい場合の対策として、ΔEVの絶対値が2
未満か否かを判定し、2以上の場合はΔEV=2に固定
し、2未満の場合はそのままとする処理を行う(ステッ
プ129,131)。次いで、ΔEVとAとの乗算は1/8ステップ
同志の乗算であるから1/4・ΔEV・Aを8で除しその余
りの大小に応じ四捨五入の処理を行い精度向上を図る
(ステップ133〜137)。
次いで、逆光状態であることからステップ155の処理が
実行される。ステップ155の処理とは、下式で示される
如く、第一センサで得た輝度値にこの輝度値に応じた補
正値を加えた値を露出制御のための輝度情報LVDとして
出力する処理である。
LVD=LVDA+ΔEV・A/4 この処理においては第一センサ45aで得ている被写体輝
度が低輝度なためAが4より大きい場合はA=4として
処理されるので、第一センサで得た輝度情報LVDAにΔEV
(但しΔEVが2以上ではΔEV=2とする)が加えられ
る。即ち、第二センサで得た輝度値若しくは2EV加えら
れた値が輝度情報になる。また4>A>2の場合におい
ては、第一センサの輝度が6(δ=6としてあるから)
まではLVDAにAの大きさに応じた補正値ΔEV・A/4が加
えられこの値が輝度情報LVDとされる。
第6図(B)は、横軸に第一センサで得た輝度に対応す
る露出値EVAをとり、縦軸に補正値(露出をアンダーに
する補正値)をとり、この実施例の逆光時(但しEVA
δである)におけるEVAに対する補正値をプロットした
図である。
一方、ステップ151における比較でEVA≧δであった場合
は、次いで、第一センサで得た輝度に対応する露出値E
VAを第二の所定値θと比較する(ステップ161)。なお
この第二の所定輝度θは、別表1を用いて既に説明した
通り、PCU73のE2PROM73aに格納してあるもので設計に応
じ書き換え可能なものである。この実施例の場合は、θ
=13としている。ここでステップ151,161においてδ≦E
VA≦θである場合は、第一センサで得た輝度情報LVDA
露出制御のための輝度情報LVDとしてそのまま出力す
る。また、ステップ161においてEVA>θの場合も基本的
には第一センサで得た輝度情報LVDAを露出制御のための
輝度情報LVDとするが、ただし撮影レンズの焦点距離及
び被写体までの距離で与えられる撮影倍率が所定範囲内
の時には、第一センサ出力から得た輝度値から該撮影倍
率に応じた補正値を差し引いた値を輝度情報として出力
する第三の輝度情報決定手段が動作する。
ここで、第三の輝度情報決定手段の説明に先立ち、撮影
倍率を考慮する理由と、撮影倍率MVを決定する手段につ
き説明する。
…撮影倍率MV決定手段 第7図(A)〜(C)に示すように、逆光状態において
は第一センサの測光領域93aから得られる輝度は主被写
体と背景との面積比の影響を大きく受ける。即ち、第7
図(A)の場合のように主被写体が測光領域にほぼ等し
いかそれ以上の場合であれば得られる輝度はほぼ主被写
体の輝度と考えることが出来、逆に、第7図(C)の場
合であれば得られる輝度はほとんど背景部93yの輝度と
考えることが出来る。しかし、第7図(B)のように背
景部の中心領域に占める面積がある程度ある場合は、例
えば第一センサ45aの受光エリアの像面上における大き
さを×(mm)としたとき×/29倍を含むような撮影倍率
の場合、主被写体の輝度が暗いにもかかわらず背景部の
輝度に引かれ実際より明るいものとして測光されてしま
う。このままでは主被写体がアンダーとなる写真になっ
てしまうので、これを防止するために撮影倍率MVを導入
する。このMVを決定する手段はこの実施例では、以下に
説明するようなものとしている。
−(A)焦点距離情報及び被写体までの距離情報の取
り込みの説明。
先ず撮影レンズの焦点距離及び被写体までの距離を得る
手段についての説明を、ズームレンズの場合を例に挙げ
て行う。
第8図(A)は、カメラボディ31に装着可能なズームレ
ンズを光軸に沿って切って概略的に示した図である。こ
の図において、23は被写体までの距離を検出する距離検
出部であり、これは、移動自在レンズの移動に伴い移動
する23aで示すブラシと、このブラシ23aが摺接する23b
で示す距離コード板とを具える。これらブラシ23a及び
距離コード板23bは、第2図に示した単焦点の撮影レン
ズ11にも同様に備わっている。また、この場合の撮影レ
ンズ81は、撮影レンズ11に備わる構成成分の他にズーム
環83と、このズーム環83に固定されていてこれの回転に
伴ない移動される83aで示すブラシと、このブラシ83aが
摺接する83bで示すズームコード板とを具える。第8図
(B)は、このズームコード板83bと、レンズROM19と、
レンズ側電気接点群21と、距離コード板23bとで構成さ
れたレンズ内の電気部品を示す図である。この部品は実
際には各コード板が撮影レンズの筒内部にその円周に沿
って丸め込まれるようにして実装されている。さらに第
8図(C)は、ズーム環83と、ブラシ83aと、ズームコ
ード板83bとで構成されるズームエンコーダ部を拡大し
て示す部分的斜視図である。
撮影者がズーム環83を回動することにより撮影レンズ81
の焦点距離が変る訳であるが、その際ブラシ83aは、ズ
ームコード板83bの長手方向をこのズームコード板83bに
接触しながら行き来し、ズーム環の回動が停止されると
その位置に停止する。ズームコード板83bのブラシ83aと
接する面にはこの場合、レンズROM19から延在して来て
いるa1,a2,a3及びa4で示す4本の配線パターンが設けて
ある。なお、配線パターンの本数は、ズーミングにより
変る焦点距離をどの程度の分解能で示すかを決定するも
のであるが、この本数は、設計により変更されるもので
ありこの例に限られるものではない。これら4本の配線
パターンの中の一本、この場合a4で示す配線パターンは
アースラインとされている。又、他の配線パターンa1
a3は、それぞれ所定の関係でズームコード板の長手方向
に沿ってこれと直交する方向に幅が広くなったり狭くな
ったりするように形成してある。一方、ブラシ83aは、
第8図(C)に示す如く、配線パターン数に対応するb1
〜b4で示す4つの接点であって互いは電気的に接続され
た4つの接点を有している。接点の形状は種々のものが
考えられるが、この場合の各接点は、接続の信頼性を向
上させるため、二重構造としてある。各接点は対応する
配線パターンの幅広のところでその配線パターンに接す
る構造とされており、特にb4で示す接点は、a4の配線パ
ターン(アースライン)と常に接している。
このような構成においては、ズーム環83の回動に伴ない
ブラシ83aが移動されると、ズームコード板83bのz1の位
置(第8図(B)参照)では、ブラシ83aの各接点と配
線パターンa1,a2,a3との接続状態が、a1及びa2で接触状
態、a3で非接触状態となる。ここで配線パターンa1〜a3
はレンズROM19内部でプルアップされており、またブラ
シの各接点は配線パターンa4を通じてアースに接続され
ていることから、z1の位置でのa1,a2及びa3で示す各配
線パターンの電圧状態は、a1〜a3の順で示せば(0,0,
1)になる(但し、0はローレベル)。又、z2の位置で
は(0,1,0)、z3の位置では(1,0,0)又、z4の位置では
(0,0,0)という電圧状態になる。この電圧状態の変化
から得られる電気信号は、そのままレンズROM19のアド
レスとして利用され、この結果、レンズROM19内に予め
格納してある焦点距離情報に対応する情報を読み出すこ
とが出来る。読み出された焦点距離を示す情報は、電気
接点群21,57を介しCPU77に伝達される。
一方、距離検出部23の構成も第8図(C)に示すズーム
エンコーダ部と原理的には同様な構成としてある。従っ
て、移動自在レンズが停止した時のこれに対応するブラ
シ23aの距離コード板23b上の位置に応じ種々の電気信号
が生成されこの電気信号がレンズROM19のデータとな
る。この結果、被写体までの距離を示す情報がレンズRO
M19から読み出される。この情報は電気接点群21,57を介
しCPU77に伝達される。
−(B)…撮影倍率MVの算出 次にCPU77に上述の如く取り込まれた撮影レンズの焦点
距離と、被写体までの距離とを用い撮影倍率Mを求め
る。この撮影倍率Mは、撮影レンズの焦点距離をfmm、
被写体までの距離をD(メートル)とした場合、M=D
×103/fで求まる。しかしこのままではその計算が容易
でないため、対数を取り撮影倍率MVを下式の通り定義す
る。
M=D(mm)/f(mm) fV=log2 f Dv=2log2 D(メートル) であるから、 MV=log2 M=log2(D×103/f) =log2 D−log2 f+log2103 従って、 MV≒DV/2-fV+10 なお、f(mm)とfVとの関係、D(m)とDVとの関係、
MとMVとの関係はそれぞれ下記の表のようになる。
次に、第9図(A)〜(D)に示すMVを算出するための
CPU77のフローチャートを参照して、撮影倍率MVの算出
手順につき説明する。なおMV算出に必要なfVをこの実施
例ではlog2 fの近似計算によって求めるが、この計算処
理はfVをどの程度の精度で求めるかで異ってくる。この
実施例ではfVの分解能を、現在の写真撮影での被写体輝
度が1/8EVステップで求められることから、これに合う
ものとした例で説明する。さらに、このようなことか
ら、log2 fの近似計算を行う際のアキュムレータAccの
各ビットは、第10図に示す如く、それぞれ重みづけして
ある。
CPU77は、レンズROM19に格納されている撮影レンズの焦
点距離を示す情報をEAレジスタに取り込む(ステップ20
1)。この焦点距離を示す情報については、既に説明し
たように、単焦点の撮影レンズについてはその焦点距離
情報が、また、ズームレンズについてはズーミングによ
って指定されている焦点距離に対応する情報が、取り込
まれる。尚、この実施例の場合、レンズROM19に格納さ
れている焦点距離を示す情報は、8ビットに圧縮された
形態で格納されていることから、CPU77のEAレジスタに
格納する際には、本来の整数の形態に変形された情報で
格納されることとしている。この圧縮及び変形について
簡単に説明すれば、以下の通りである。レンズROMに格
納してるある8ビットの情報は、下位2ビットが下位側
から22、24の重みを持つ第一のビット群とされ、上位6
ビットが下位側から20、21、22、23、24、25の重みを持つ第
二のビット群とされている。そして、整数への変形を、
第二のビット群の各ビットの値同志の和に、第一のビッ
ト群の各ビットの値同志の積を乗じ、この結果に対し予
め定めた定数をさらに乗じることで行っている。
次に、レンズROM19からEAレジスタに格納された焦点距
離を示す情報について、EAレジスタの上位8ビット分の
データ即ちEAHレジスタのデータが、00H(Hは16進表示
を意味する。以下同様)か否か比較する(ステップ20
3)。この比較により、現在の撮影レンズの焦点距離が2
56mm(28)以上かそれ未満かが分る。
ステップ203においてEAH=00Hの場合は、Bレジスタに0
8Hをセットすると共にアキュムレータAccにEALレジスタ
のデータを格納する(ステップ205,207)。又、EAH≠00
Hの場合は、Bレジスタに10Hをセットすると共にアキュ
ムレータAccにEAHレジスタのデータを格納する(ステッ
プ209,211)。
次に、Bレジスタのデータを1だけデクリメントしその
値をBレジスタに格納する(ステップ213)。さらにア
キュムレータAccを左シフト即ちAccの下位ビットから上
位ビット方向に1ビット分シフトさせ(ステップ21
5)、このシフトの際のキャリー(CY)が1か否かを比
較する(ステップ217)。キャリー(CY)が0であれば
再びステップ213に戻りCY=1となるまで、ステップ21
3,215の処理を繰り返し行なう。
CY=1即ちEAレジスタに格納してある焦点距離情報の最
上位のビットが出現したら、このビットが何桁目に相当
するのかのチェックをする。この桁数は現在のBレジス
タの値で示されている。以上の処理によりlog2 fの近似
計算の整数部の値がBレジスタに得られる。
次に、log2 fの近似計算の少数部(1/8ステップ)の値
を求めるためにB<06Hか否かの比較をする(ステップ2
19)。この比較において、Bレジスタの値が6を含めて
6より大きい場合は、Bレジスタの値から6を引いた値
をCレジスタに格納する(ステップ221)。次に、EAレ
ジスタの値を右シフト即ちEAレジスタの上位ビットから
下位ビット方向に1ビット分シフトさせ(ステップ22
3)、次いでCレジスタの値から1を引いた値をCレジ
スタに格納する(ステップ225)。C=0FFHでなければ
再びステップ223に戻りC=0FFHになるまで、即ちC=
−1になるまで、ステップ223,225の処理を繰り返し行
なう。そして、C=0FFHになった時、即ち、EAレジスタ
の0ビット目に、EAレジスタに格納してあった焦点距離
を示す情報の最上位の桁から数えて下位方向5ビット目
の情報が格納された時、EAレジスタの値に1を加えこの
値をEAレジスタに再び格納する(ステップ227,229)。
次に、EAレジスタの値を1ビット分右シフトする。この
シフトによって、EAレジスタの0ビット目には、EAレジ
スタに格納してあった焦点距離を示す情報の最上位の桁
から数えて下位方向4ビット目の情報が格納されること
になる(ステップ231)。次に、EAレジスタの値に1を
加えこの値をEAレジスタに再び格納する(ステップ23
3)。ステップ229及びステップ233において、EAレジス
タの値にそれぞれ1を加える処理を行なうことで、1/16
EV及び1/32EVの桁に補正を加えることになり、log2 fの
近似計算を精度よく行なうことが出来る。尚、焦点距離
情報を示す示す情報の最上位の桁から数えて下位方向4
および5ビット目の値にそれぞれ1を加えているが、こ
れは、TVfを1/8EVステップに対応させて求めることとし
ているからであり、fVの分解能が変れば、1を加える対
象となるビット位置も変ることは理解されたい。
次に、EAレジスタの値をさらに1ビット分右シフトする
(ステップ235)。この結果、EAレジスタ(正確にはEAL
レジスタ)の0〜2ビット目までには、log2 fの近似計
算結果の少数点部分(1/8)に相当する情報が格納され
たことになる。EALレジスタの下位3ビット分即ち0〜
2ビット目の情報をアキュムレータAccに格納させる
(ステップ237)。
ここでlog2 fの近似計算結果の整数部分は、Bレジスタ
に格納してある情報であり、従って、この情報と、アキ
ュムレータAccに格納した少数点部分を示す情報との論
理和をとることでlog2 fの近似計算結果が得られる訳で
あるが、Bレジスタの情報の位をAccの情報の位に合わ
せるため、Bレジスタの情報を3ビット左にシフトさせ
る(ステップ239)。そして、論理和をとる(ステップ2
41)。この結果、log2 fの近似計算結果が求まる。
又、近似計算の途中のステップ219において、B<06Hで
あったときは、次に、B<05Hか否かの比較がなされる
(ステップ251)。この比較において、Bが5を含めて
5よりも大きい場合は、Bは5ということになり、この
結果、ステップ229からの処理を直接実行する。又、B
<05Hであったときは、次に、B<04Hか否かの比較がな
される(ステップ253)。この比較において、Bが4を
含めて4よりも大きい場合は、Bは4ということにな
り、この結果、ステップ233からの処理を直接実行す
る。このように、Bが5の場合には、Bが6の時と同様
に近似計算の精度を上げるための処理(ステップ229,23
3)がなされる。又、Bが4の場合には、最上位目から
4ビット目に1を加えるという、近似計算の精度を上げ
るための処理(ステップ233)がなされる。
又、ステップ253において、B<04Hの場合は、ステップ
237からの処理を直接実行する。
上述の如くしてlog2 fの近似計算が得られこの結果fV
求まる。得られたfVをRAMの所定アドレスに格納する
(ステップ243)。
次いで、CPU77は、レンズROM19から送られRAMの所定ア
ドレスに格納されている移動自在レンズの位置情報即ち
被写体までの距離に対応する情報を例えばアキュムレー
タAccに読み込む(ステップ245)。この際この実施例で
は、距離情報の下位3ビットには前述の距離検出部23に
よって生成される電気信号のデータが可変値DVXとして
セットされ上位5ビットには撮影レンズ固有の固定値D
VMがセットされている。そしてこれらDVX及びDVMを用
い、被写体までの距離のアベックス値DVを以下に説明す
るように決定する。
先ず、DVMが4より大きいか否かの判定がなされる(ス
テップ247)。この判定において、DVMが4以下の場合
は、下位3ビットで示されるDVXから1を差し引いた値
をDVとし、それ以外の場合は、(DVX+DVM-4.5)なる値をD
Vとする(ステップ249,251)。得られたDVをRAMの所定
のアドレスに格納する。次に、(DV+1)/2を求める処理を
行う(ステップ255,257)。
上述の処理によって得たfV及びDVを用い撮影倍率MVを決
定するが、先ず、ステップ257で求めた(DV+1)/2が所定
値6・2/8より大きい場合即ち移動自在レンズが無限大
状態の位置にある場合はMVをこの場合31・7/8に固定す
る(ステップ259,261)。一方、(DV+1)/2が6・2/8以下
の場合は、MV=DV/2-fV+10で求まる値にする。このよう
に決定されたMVをRAMの所定のアドレスに格納する(ス
テップ265)。
…第三の輝度情報決定手段の説明。
次に、上述の如く撮影倍率MVが与えられている場合の第
三の輝度情報決定手段の動作につき第5図(B)のフロ
ーチャートを再び参照しながら説明する。
第5図(B)のステップ161において第一センサで得た
輝度値EVAが第二の所定輝度θ(この場合はθ=13とし
ている。)よりも大きい場合、次いで、先に求めた撮影
倍率MVがどの程度の値であるかを判定する(ステップ16
3,165)。ここでEVAが13以下の場合、或いはMVが3・7/
8<MV<8・1/8以外の場合は、第一センサの出力で得ら
れている輝度情報LVDAを露出制御のための輝度情報LVD
とする(ステップ167)。EVA>13であり、かつ、MVが3
・7/8<MV<8・1/8である場合、このEVAに基づき補正
値C1を下記の式から求める(ステップ169)。
C1=ω(8-MV)(EVA-8)/32 但しωは予め定めた定数でありPCU73のE2PROM73aに格納
してある値である。このωは設計に応じ変更できるもの
である。別表4は、E2PROM73aに格納してあるωの説明
に供する表である。E2PROM73aの所定アドレスには、ω
を決定するω2ω1××××で示される6ビットのデータ
(この場合は10H)が格納してあり、CPU77はこのデータ
のうちのω2ω1の組み合せでωを決定する。なお、現行
データ10Hに対するωは1.0になる。
次いで、ステップ171〜173及びステップ175〜179におい
て、精度向上のための処理を行い、撮影倍率に基づく補
正値Cを決定し、第一センサの出力から得た輝度情報L
VDAからこの補正値Cを差し引いた値を露出制御のため
の輝度情報LVDとする(ステップ181)。このように撮影
倍率MVを用いた補正を行うと、主被写体の輝度が背景の
輝度に引かれて明るくなっている状態に対処出来る。つ
まりEVAが高い場合には中央領域における主被写体と背
景とのそれぞれの占有率が考慮された適正な補正がなさ
れた輝度情報LVDで露出制御が行われ、また、EVAが低い
ときとか、主被写体が非常に小さい場合で中央領域はほ
とんど背景である場合等は、第一センサ出力で得られる
輝度情報に従い露出制御が行なわれるようになる。
…センサ出力補正手段の説明。
この発明の好適実施例の分割測光装置は、以下に説明す
るような種々の型式の撮影レンズを用いた場合でも、撮
影レンズの種類に応じて第一センサで得た被写体輝度を
補正し正しい露出値を得ることが出来るように、センサ
出力補正手段を有する。以下この手段につき説明する。
先ず、カメラボディのマウントに備わる電気接点群57を
センサ出力手段の一部として利用する。第11図(A)
は、カメラボディ31の電気接点群57の構成を説明するた
めの平面図である。このカメラボディは、撮影レンズと
の間の情報授受に供する57a〜57gで示す7個の電気接点
を有している。特に、57gで示す電気接点は、第11図
(B)に示す如く、マウント56とは絶縁物56aによって
絶縁されていてかつ通常はバネ56bによってマウント56
表面より突出させられており、撮影レンズが装着される
と押圧されてマウント56内に押し込められる構造になっ
ている。そして本来は、撮影レンズのレンズROMに電源
を供給するための接点として機能するものであるが、撮
影レンズがレンズROMを有しているか否かを判定するた
めの電気接点としても機能する。
一方、種々の型式の撮影レンズとは例えば以下のような
ものを云う。第一は、第2図及び第8図(A)に示した
AF対応の撮影レンズ(以下AFレンズと云う)である。第
二は、レンズROMは内蔵していないが、カメラボディ31
側に開放絞り値、最小絞り値さらにAEを自動で行うか手
動で行うかを伝達することが出来る撮影レンズ(A型レ
ンズと称する)である。第三は、レンズROMも電気接点
も全く有していないマウントのみの撮影レンズ(M型レ
ンズと称する)である。第11図(C)〜(E)は、これ
ら各種の撮影レンズを、それのマウント部分に着目して
示した図である。第11図(C)は、AFレンズを示す。こ
のAFレンズは、20で示すマウントにこれとは電気的に絶
縁されている21a〜21gで示す電気接点群を具える。そし
て、21gで示す電気接点は、カメラボディ31の電気接点5
7gに対応するものであり、この接点があることによっ
て、カメラボディ31はAFレンズが装着されたことを認識
する。
また、第11図(D)は、A型レンズを示す。このA型レ
ンズは、マウントにこれとは電気的に絶縁されている95
a〜95fで示す電気接点群を具えている。しかしこのA型
レンズは、カメラボディ31に備わる57gに対応する電気
接点を持っていないため、カメラボディ31の電気接点57
gはA型レンズのマウントに直接接することになる。マ
ウントはアースラインとされていることからカメラボデ
ィの電気接点57gの電位はローレベルとなる。そして、
カメラボディ31は、電気接点57gがローレベルでかつそ
の他の電気接点が所定の電圧状態のとき、A型レンズが
装着されたことを認識する。なお、カメラボディ31と、
AFレンズ及びA型レンズとに関する電気接点の構成につ
いては、例えばこの出願人に係る特願昭61-234141に提
案されている。
また、第11図(E)は、M型レンズを示す。このM型レ
ンズが装着された場合のカメラボディ31の各電気接点
は、アースラインであるマウント97に直接に接すること
から、カメラボディ側の57a,57b,57c,57d,57e,57f及び5
7gの各電気接点の電圧状態は全てローレベルになり、こ
の結果カメラボディ31はM型レンズが装着されたことを
認識する。
なおカメラボディ31にAFレンズが装着された場合は、セ
ンサ出力は既に説明した開放測光補正MNDIAにより補正
され、そのうえで上述の順光時の処理、逆光時の処理、
或いは撮影倍率の処理が行われる。しかし、撮影レンズ
が、A型レンズ及びM型レンズである場合は、レンズRO
Mを有していないことから、中心領域の輝度BVAの撮影レ
ンズの種類に応じた補正は、以下に説明するように行
う。
〈A型レンズの場合〉 CPU77は、カメラボディ31の電気接点群の中の57gで示す
電気接点(第11図(A)参照)の電圧状態がローレベル
で、かつ、他の電気接点の電圧状態が所定の状態である
ときA型レンズが装着されたことを検出する。そしてそ
のような場合CPU77は、A型レンズの95a,95e,95fで示す
3個の電気接点によって示されるFナンバAVminをカメ
ラボディ側の57a,57e,57fで示す三個の電気接点を介し
て取り込み、さらに、PCU73のE2PROM73aの所定のアドレ
スから予め定めた定数P及びQを取り込み下記式に従い
BVAを補正する。
BVA=BVA1-(AVmin-Q)・P/8 ただし、BVA1は補正前の第一センサで得た輝度情報であ
る。なお、別表5は、E2PROM73aに格納してある定数P,Q
と、さらに後述のMレンズ装着時のセンサ出力補正値CM
との説明に供する表である。E2PROM73aの所定アドレス
には、P、Q及びCMを決定するC3C2C1Q2Q1P2P1で示され
る7ビットのデータが格納してあり、CPU77はこのデー
タのうちのP1及びP2の組み合せでPを決定し、Q1及びQ2
の組み合せでQを決定し、C3〜C1の組み合せでCMを決定
する。なおこの実施例の場合、第二センサ出力について
は、第二センサの測光領域におけるレンズ固有情報(例
えばVignetting)が得られないため正確な補正が行えな
いことから、補正は行わないこととしている。しかし、
第二センサの出力についても何等かの補正を行っても勿
論良い。
〈M型レンズの場合〉 CPU77は、カメラボディ31の電気接点群の中の57a,57b,5
7c,57d,57e,57f及び57gで示す各電気接点の電圧状態が
全てローレベルの場合はM型レンズが装着されたことを
検出する。そしてそのような場合CPU77は、PCU73のE2PR
OM73aの所定のアドレスから予め定めた定数CMを取り込
み下記式に従いBVAを補正する。
BVA=BVA1-CM ただし、BVA1は補正前の第一センサで得た輝度情報であ
る。なおこの実施例の場合もA型レンズの場合と同様な
理由から、第二センサ出力の補正は行わないこととして
いる。しかし、第二センサの出力についても何等かの補
正を行っても勿論良い。
上述の如く、この発明の分割測光装置は、各種のマウン
ト構造の撮影レンズであっても測光用センサの出力をそ
の撮影レンズの種類に応じ補正することが出来るから、
正確な露出値を得ることが出来る。なお、A型レンズ及
びM型レンズ共、撮影レンズの焦点距離や被写体までの
距離をCPUに取り込むことが出来ないことから、撮影倍
率MVによる補正は行えない。このため逆光状態であって
然も中心領域の輝度が第二所定輝度より明るくなる場合
は、第一センサ出力で得られる輝度情報LVDAを露出制御
のための輝度情報LVDとする。しかしこれ以外の条件に
おける輝度情報の決定は、AFレンズと同様に行うことが
出来る。
変形例 尚、この発明は上述の実施例のみに限定されるものでは
なく、以下に説明するような種々の変形を行なえる。
例えばMVを求める処理手順は第9図(A)〜(D)に示
したフローチャートに限定されるものではなく他の手順
でも勿論良い。また、第一〜第三の輝度情報決定手段の
各処理手順も実施例のものに限定されるものではなく他
の手順でも勿論良い。
また受光素子の形状、光電変換電流の処理回路の構成、
撮影レンズの焦点距離及び被写体までの距離を得る手段
の構成等は実施例のものに限られるものではなく他の好
適なものに変更出来る。
またこの発明の分割測光装置は、実施例に述べる構造の
カメラにのみ適用出来るというものではなく、例えばAE
機能のみ装備のレンズ交換式カメラ、電子スチルカメラ
等の他の構造のカメラにも適用出来ることは明らかであ
る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、この発明の分割測
光装置によれば、第一センサの測光領域内の被写体が順
光状態か逆光状態かを判定し、順光状態の場合は露出制
御のための輝度情報を中央領域の被写体輝度が高くなる
に従い、中央領域及び周囲領域の輝度の平均値から周囲
領域(暗い側)の輝度に徐々にシフトさせたものとする
ことが出来る。従って、写真が中央領域の輝度(明るい
側)に引かれてアンダーになることが防止される。な
お、第二センサで得た輝度情報を露出制御に用いるよう
になっても、その輝度情報は高輝度側に引かれた値を示
していることから、オーバーすぎる写真になることはな
い。
一方、逆光状態の場合は、露出制御のための輝度情報を
中央領域の被写体輝度がある程度明るい場合はその値と
し暗い場合は補正値を加えた値とすることが出来る。従
って、逆光で中央領域が明るい場合は中央部分測光によ
り低輝度優先の明るい写真が得られ、中央領域が暗い場
合は高輝度重点の暗めの写真が得られる。即ちより実際
の雰囲気に対応した写真が得られ易い。さらに、この発
明によれば、逆光状態であって測光領域の中央領域の輝
度がある程度高い場合でさらにこの中央領域の面積に対
し例えば人物の顔等の主被写体の面積がある割合にある
場合は、中央領域で得た輝度から撮影倍率MVに基づく補
正値が引かれたものを露出制御の輝度情報とする。即
ち、背景の輝度によって中央領域の輝度が高められてい
る場合の手当が行われることになる。従って、主被写体
がアンダーになることが防止される。
また、第一センサ及び第二センサそれぞれで得た輝度の
差が実質的にない場合は、中央部分測光による露出制御
を行なうことが出来る。
また、撮影レンズのFナンバに応じてセンサ出力の補正
がなされるから撮影レンズが種々に変っても正確な輝度
情報が得られる。
これがため、反射光式測光装置の欠点を軽減出来ると共
に簡易な構成で然も演算処理等が容易な分割測光装置を
提供出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は、この発明の分割測光装置の基本構成を
示すブロック図、 第1図(B)は、この発明の好適実施例の分割測光装置
の構成を示すブロック図、 第2図は、この発明の分割測光装置を適用して好適なカ
メラの説明に供するブロック図、 第3図(A)〜(C)は、この発明の分割測光装置に用
いて好適な受光素子の説明に供する図、 第3図(D)は受光素子の出力電流を処理する回路の一
例を示す図、 第4図は、RAMの構成を示す図、 第5図(A)〜(C)は、順光・逆光判定手段と、第一
〜第三の輝度情報決定手段とを動作させるためのCPUの
フローチャート、 第6図(A)及び(B)は、この実施例の分割測光装置
の露出補正の概念を示す図、 第7図(A)〜(C)は、撮影倍率MVの導入理由を説明
するための図、 第8図(A)〜(C)は、撮影レンズの焦点距離及び被
写体までの距離を得る手段を説明するための図、 第9図(A)〜(D)は、撮影倍率MVを求める手段を動
作させるためのCPUのフローチャート、 第10図は、撮影倍率MVを求めるためfVを求める際のアキ
ュムレータAccの使用例を示す図、 第11図(A)〜(E)は、センサ出力補正手段の説明に
供する図である。 11……撮影レンズ、13……移動自在レンズ 15……レンズ系、17……駆動力伝達機構 19……レンズROM(Read Only Memory) 20……レンズ側マウント 21……レンズ側電気接点群 21a,21b,21c,21d,21e,21f,21g……電気接点 23……距離検出部、23a……ブラシ 23b……距離コード板 31……カメラボディ、33……メインミラー 35……サブミラー、37……ピント板 39……ペンタゴナルプリズム 41……撮像部 43……移動自在レンズの駆動機構 44……結像レンズ、45……AE用受光素子 45a……第一センサ、45b……第二センサ 47……TTL調光に供する受光素子 49……中央集中表示部 51……ファインダ内表示器 53……内蔵ストロボ、55……シーケンスモータ 57……ボディ側電気接点群 57a,57b,57c,57d,57e,57f,57g……電気接点 59……シャッタボタン、61……X接点 63……メモリロックボタン 71……IPU(Indi-cation Processing Unit) 73……PCU(Power Control Unit) 73a……E2PROM 75……DPU(Data Processing Unit) 77……CPU(Central Processing Unit) 81……ズームレンズ、83……ズーム環 83a……ブラシ、83b……ズームコード板 a1〜a4……ズームコード板に設けた配線パターン b1〜b4……ブラシの接点 91……撮影領域、93……測光領域 93a……中心領域、93b……周囲領域 93x……主被写体、93y……背景部 95……A型レンズのマウント 95a〜95f……A型レンズの電気接点 97……M型レンズのマウント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−203142(JP,A) 特開 昭62−203141(JP,A) 特開 昭62−198833(JP,A) 特開 昭60−213931(JP,A) 特開 昭59−17541(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測光領域を撮影中心を含む中心領域と、周
    囲領域とに分割し、各領域からの撮影レンズを介した光
    を前記中心領域については第一センサで前記周囲領域に
    ついては第二センサでそれぞれ測光して露出制御のため
    の輝度情報を得る分割測光装置において、 中心領域の被写体が順光状態か逆光状態かを判定する手
    段と、 順光時に動作し第一センサの出力から得た輝度値から該
    輝度値に応じた補正値を差し引いた値を前記輝度情報と
    して出力する第一の輝度情報決定手段と、 逆光時であって前記第一センサの出力から得た輝度値が
    第一の所定輝度より低い時に動作し、該第一センサで得
    た輝度値に該輝度値に応じた補正値を加えた値を前記輝
    度情報として出力する第二の輝度情報決定手段と、 逆光時であって前記第一センサの出力から得た輝度値が
    第二の所定輝度値より高い時でかつ撮影レンズの焦点距
    離及び前記被写体までの距離で与えられる撮影倍率が所
    定範囲内の時に動作し、前記第一センサ出力から得た輝
    度値から該撮影倍率に応じた補正値を差し引いた値を前
    記輝度情報として出力する第三の輝度情報決定手段と を具えたことを特徴とする分割測光装置。
  2. 【請求項2】前記第一センサで得られる輝度値から前記
    第二センサで得られる輝度値を差し引いた値が正の所定
    値より大きいとき順光状態と判定し、該差し引いた値が
    負の所定値より小さいとき逆光状態と判定する請求項1
    に記載の分割測光装置。
  3. 【請求項3】前記第一の輝度情報決定手段における補正
    値を、前記第一センサで得られる輝度値が低輝度時は前
    記第一センサ及び第二センサでそれぞれ得た輝度値の差
    の半分の値とし、これより高輝度にいくに従い増加する
    値とする請求項1に記載の分割測光装置。
  4. 【請求項4】前記第一及び第二の輝度情報決定手段にお
    けるそれぞれの補正値の最大値を、前記第一センサ及び
    第二センサでそれぞれ得た輝度値の差、または、該輝度
    値の差が予め定めた最大補正値を越える時は該予め定め
    た最大補正値とする請求項1に記載の分割測光装置。
  5. 【請求項5】前記第三の輝度情報決定手段における所定
    範囲内の撮影倍率とは、X/29倍を含むものとする請求項
    1に記載の分割測光装置(但し、Xは前記第一センサの
    受光エリアの像面上における大きさ(mm)を示す。)。
  6. 【請求項6】前記第一センサ出力で得られる前記被写体
    輝度を露出値EVAで示し、前記撮影倍率をMVで示し、該M
    Vに応じた補正値をCで示すとき、 MV=DV/2-fV+10 C=ω・(MV-8)(EVA-8)/32 である請求項1に記載の分割測光装置(但し、ωは定数
    であり、DV、fVは、焦点距離をfmmとし被写体までの距離
    をD(メートル)としたときDV=2log2 D、fV=log2 fで示
    されるものである。)
  7. 【請求項7】前記第一センサ出力で得られる前記被写体
    輝度を、撮影レンズの種類に応じ補正する手段を具える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の分割測光装置。
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