JPH0610520U - 木造住宅基礎構築用鉄筋枠 - Google Patents

木造住宅基礎構築用鉄筋枠

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JPH0610520U
JPH0610520U JP5634892U JP5634892U JPH0610520U JP H0610520 U JPH0610520 U JP H0610520U JP 5634892 U JP5634892 U JP 5634892U JP 5634892 U JP5634892 U JP 5634892U JP H0610520 U JPH0610520 U JP H0610520U
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bar
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寿市 星野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベース部と立ち上がり部から構成され、立ち
上がり部の下端がベースに対して回転可能に支持された
構成の木造住宅基礎構築用鉄筋枠において、その継ぎ手
部分を、鉄筋が相互に干渉することなく、また不必要に
鉄筋が重なり合うことのないようにすること。 【構成】 鉄筋枠11、12は、ベース部2と立ち上が
り部3から構成されている。鉄筋枠11の端部11Bに
は、立ち上がり部の鉄筋31、32、33の先端が横筋
1間隔分の長さLだけ突出した突出部31B、32B、
33Bが形成され、ベース部の鉄筋21、22の先端に
は、ベース部の幅Wの半分の長さだけ更に延びた突出部
21B、22Bが形成されている。鉄筋枠12の端部1
2Cには、鉄筋21、22の先端に長さW/2だけ延び
た突出部21C、22Cが形成されている。したがっ
て、双方の鉄筋枠の鉄筋が互いに干渉することなくコー
ナー部分の継ぎ手を形成できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は木造住宅基礎構築用鉄筋枠に関し、その継ぎ手部分の配筋を適切に行 うことの可能となった木造住宅基礎構築用鉄筋枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、木造住宅基礎構築用鉄筋枠は現場施工によって組み立てられている。す なわち、10mmあるいは13mmの異径鉄筋を適宜寸法に切断し、これらを縦 横に組み合わせて断面が逆T状の鉄筋枠を組み上げ、それらの交点を針金等によ って結束している。しかし、これでは現場作業が大変でり、また必要な鉄筋量の 拾いだしにも時間が掛かる。
【0003】 このような欠点を解消するために、予め工場施工により、ユニット化された鉄 筋枠を製造し、これを現場において簡単に設置できるようにした鉄筋枠が提案さ れている。
【0004】 図8には、この形式の鉄筋枠を示してある。この図に示すように、鉄筋枠1は 、ベース部2と立ち上がり部3から基本的に構成されている。ベース部2は、一 対の平行に延びる両側筋21、22を、一定の間隔毎にこれらに直交する方向に 配置した横筋23(1)、23(2)、23(3)・・・によって溶接した構成 となっている。一方、立ち上がり部3は、その下端、中間および上端にそれぞれ 平行に延びる軸筋31、中間筋32および上端筋33を、一定の間隔毎にこれら に直交する方向に配置した横筋34(1)、34(2)、34(3)・・・によ って溶接した構成となっている。
【0005】 ここに、ベース部2の横筋23(1)、23(2)、23(3)・・・は中央 部分が上方および下方に向けてへの字状に湾曲した形状をしており、これらが交 互に配置されている。そして、上方に湾曲している横筋23(1)、23(3) は、それらの両端が、両側筋21、22の下側に溶接され、下方に湾曲している 横筋23(2)は、その両端が、両側筋21、22の上側に溶接されている。こ の結果、横筋の中央部分に立ち上がり部3の軸筋31を通すことが可能となって おり、ここに軸筋31がその軸心を中心として回転可能に挿通されている。
【0006】 この構成の鉄筋枠1においては、立ち上がり部3をその軸筋31を中心として 図の実線で示す起立状態から矢印で示す方向に倒して、ベース部2の側に折り畳 むことができる。したがって、工場生産された鉄筋枠1は折り畳んだ状態で現場 に搬入され、現場に設置された後に、その立ち上がり部2を図の実線で示す状態 に起立させればよい。よって、現場施工が極めて容易となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような鉄筋枠を設置する場合、基礎のコーナー部分、T型あるい は十字型の継ぎ手部分においては、接続される双方の鉄筋枠が相互に重ね合わさ った状態で接続されることになる。また、このような接続部分においては、添え 筋によって双方の鉄筋枠を結束する必要があるので、重なり合った相互の鉄筋枠 に対して更に結束用の添え筋が配筋される。したがって、鉄筋枠の接続部分にお いては、多数本の鉄筋が配置され、それらが複雑に重なり合う状態となってしま す。
【0008】 このため、このような接続部分の施工が困難であるという問題点がある。また 、コンクリートのかぶり厚さが適正に取れないなどの弊害がある。
【0009】 本考案の課題は、これらの点に鑑みて、このような鉄筋枠の接続および配筋を 適正に行うことの可能な木造住宅基礎用鉄筋枠を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案では、平行に延びる複数本の縦筋が所定 の間隔毎に複数本の横筋によって接合された構成の鉄筋枠のベース部と、平行に 延びる複数本の縦筋が所定の間隔毎に複数本の横筋によって接合された構成の鉄 筋枠の立ち上がり部とから構成され、この立ち上がり部が前記ベース部の側に折 り畳まれた状態からほぼ垂直に起立した状態となるように、この立ち上がり部の 下端が前記ベース部に対して回転可能に支持されている構成の木造住宅基礎構築 用鉄筋枠において、この鉄筋枠の長手方向の両端部のうちの少なくとも一方の端 部は、前記ベース部の縦筋に対して、前記立ち上がり部の縦筋を所定の長さだけ 突出させるようにしている。
【0011】 また、本考案においては、逆に、鉄筋枠の長手方向の両端部のうちの少なくと も一方の端部は、前記立ち上がり部の縦筋に対して、前記ベース部の縦筋の側を 所定の長さだけ突出させるようにしている。
【0012】 本考案の鉄筋枠としては、ベース部の側の構成は、その縦筋が一対の平行に延 びる両側筋であり、これら両側筋が一定の間隔毎に複数本の横筋によって溶接さ れた構成のものを採用することが好ましい。また、立ち上がり部の側の構成は、 その縦筋が、前記両側筋のほぼ中央部において軸心を中心に回転可能な状態で横 筋によって支持された軸筋と、この軸筋と平行に延びる中間筋および上端筋であ り、これらの軸筋、中間筋および上端筋が一定の間隔で横筋によって溶接された 構成のものを採用することが好ましい。この場合、この鉄筋枠の長手方向の両端 部のうちの少なくとも一方の端部を、前記ベース部の両側筋に対して、前記立ち 上がり部の軸筋、中間筋および上端筋を前記横筋のほぼ1間隔分だけ突出させる ことが好ましい。あるいは、この鉄筋枠の長手方向における一方の端を、前記立 ち上がり部の軸筋、中間筋および上端筋に対して、前記ベース部の両側筋を前記 横筋のほぼ1間隔分だけ突出させることが好ましい。
【0013】 さらに、本考案においては、この鉄筋枠の長手方向における一方の端を、前記 立ち上がり部の軸筋、中間筋および上端筋を、前記ベース部の両側筋に対して、 当該ベース部の幅のほぼ1/2の長さだけ突出したものとしている。
【0014】 一方、本考案においては、さらに、鉄筋枠の立ち上がり部を構成している横筋 の上端を、前記上端筋から所定の長さだけ突出させた構成を採用している。
【0015】
【作用】
T型、十字型の継ぎ手部分を構成した場合には、各鉄筋枠の縦筋の重なりを極 力回避することができるので、このような継ぎ手部分において多数本の縦筋が重 なり合って配筋されることが回避される。
【0016】 さらに、鉄筋の立ち上がり部を構成している横筋の上端を、立ち上がり部の上 端筋から突出させてある場合には、この突出部分を利用して上端筋の上に沿って 添え筋を簡単に配筋することができる。
【0017】
【実施例】
以下に、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0018】 図1および図2には、本考案を適用した木造住宅用基礎鉄筋枠ユニットを示し てある。これらのユニットの基本的構成は、図8に示す鉄筋枠1と同様であるの で、双方の対応する部位には同一の番号を付してある。しかし、図1および図2 に示す鉄筋枠ユニット11、12においては、そのベース部2を構成している横 筋は、一つ置きに上方に湾曲した形状の横筋23(1)、23(3)、23(5 )を使用しているが、これらの湾曲した横筋の間に配置されている横筋は湾曲し ていない直線状の横筋23’(2)、23’(4)、23’(5)を使用してい る。
【0019】 先ず、図1の鉄筋枠ユニット11においては、その長手方向の一方の端11A において、ベース部2の両側筋21、22の先端部には、立ち上がり部3の筋3 1、32、33よりも、横筋の1間隔分Lだけ突出した突出部21A、22Aが 形成されている。また、長手方向の他方の端11Bにおいては、立ち上がり部3 の筋31、32、33の先端部には横筋の1間隔分Lだけ突出した突出部31B 、32B、33Bが形成されていると共に、ベース部2の両側筋21、22の先 端部には、それよりも更に、ベース部2の幅Wの半分の長さだけ突出した突出部 21B、22Bが形成されている。
【0020】 一方、図2の鉄筋枠ユニット12においては、その長手方向の一方の端12C において、ベース部2の両側筋21、22の先端部には、立ち上がり部3の筋3 1、32、33よりも、幅Wの半分だけ突出した突出部21C、22Cが形成さ れている。また、長手方向の他方の端12Dにおいては、立ち上がり部3の筋3 1、32、33の先端部には、ベース部2の両側筋21、22よりも長さLだけ 突出した突出部31D、32D、33Dが形成されている。
【0021】 図3には、上記の鉄筋枠ユニット11、12のコーナー部分の継ぎ手を示して ある。このコーナー部分の継ぎ手においては、鉄筋枠ユニット11の端11Bと 鉄筋枠ユニット12の端12Cとを直交する状態に接続してある。
【0022】 これらのユニット11、12のベース部2の状態を説明する。図に示すように 、鉄筋枠ユニット12の側筋22の突出部22Bの先端と鉄筋枠ユニット11の 側筋22の突出部22Cの先端とを直交する状態に合わせると、鉄筋枠ユニット 11の側筋21の突出部21Bの先端が鉄筋枠ユニット12の側筋22の内側に 当接した状態となる。同様に、鉄筋枠ユニット12の側筋21の突出部21Cの 先端が、鉄筋枠ユニット11の側筋22の内側に当接した状態になる。
【0023】 一方、これらのユニット11、12の立ち上がり部3の状態は次のようになる 。図に示すように、鉄筋枠ユニット12の立ち上がり部3の横筋34(1)の側 面に対して、それぞれ、鉄筋枠ユニット11の軸筋31、中間筋32および上端 筋33の突出部31B、32B、33Bがそれぞれ当接した状態になる。
【0024】 このような取り合い状態は、鉄筋枠ユニット12の端12Cにおいて、それぞ れ、両側筋21、22をベース部2の幅Wの半分だけ突出させてあり、また、鉄 筋枠ユニット11の端11Bの側においては、横筋34(6)から両側筋21、 22および筋31、32、33を長さLだけ延ばした後に、両側筋21、22の みを更に長さL/2だけ延ばしてあるために、形成することができる。
【0025】 このように組み合わせされた相互の鉄筋枠ユニット11、12の直交する軸筋 31、中間筋32および上端筋33は、それらに対して結束筋7によって結束さ れた直角に折り曲げた添え筋8、9、10によって、相互に結合されている。こ こに、添え筋8、9は、上端筋33、中間筋32の下側に配筋され、添え筋10 は軸筋31の上側に配筋されている。
【0026】 このように、本例の鉄筋枠ユニット11、12を用いれば、双方の鉄筋同志が 互いに干渉することがないので、コーナー部分の継ぎ手を簡単に構成することが できる。また、必要以上に鉄筋が重なり合ってしまうことも回避でき、添え筋の 配筋が容易である。
【0027】 次に、図4には鉄筋枠ユニット12の中間部分に対して鉄筋枠ユニット11を T字状に接合した継ぎ手部分を示してある。この場合においては、ベース部2の 側において、その両側筋21、22の先端突出部21B、22Bの先端が鉄筋枠 ユニット11の側筋22の内側に当接した状態になっている。また、立ち上がり 部3においては、軸筋31、中間筋32および上端筋33の突出部31B、32 B、33Bの先端が、鉄筋枠ユニット12の横筋34の側面に当接した状態にな っている。さらに、直角に折り曲げた添え筋41、42、43によって、双方の ユニットの軸筋31、中間筋32および上端筋33が相互に結合されている。本 例の場合においても、双方の鉄筋同志が互いに干渉することがないので、コーナ ー部分の継ぎ手を簡単に構成することができる。また、必要以上に鉄筋が重なり 合ってしまうことも回避でき、添え筋の配筋が容易である。
【0028】 次に、図5には、図1および図2に示した鉄筋枠ユニット11、12の変形例 を用いて構成したコーナー部分の継ぎ手を示してある。この図に示す鉄筋枠ユニ ット11’、12’は、基本的には前述した鉄筋枠ユニット11、12と同様で ある。しかし、これらのユニット11’、12’においては、その立ち上がり部 3における横筋34の上端には、上端筋33を越えて突出している突出部34A が形成されている。このような突出部34Aを形成しておけば、図に示すように 、これらの突出部34Aに沿って上端筋33の上側に添え筋8を配筋することが できるという利点がある。
【0029】 なお、上述した鉄筋枠ユニット11、12、11’12’を用いて十字型の継 ぎ手も同様にして構成することができる。
【0030】 また、上記の実施例では、同一の鉄筋枠ユニット11の一方の側に両側筋が長 さLだけ延びた端部11Aを形成し、他方の端に両側筋が長さW/2だけ延びた 端部11Bを形成している。また、他方の鉄筋枠ユニット12の一方の側に両側 筋21、22がW/2だけ延びた端部12Cを形成し、他方の端に筋31、32 、33がLだけ延びた端部12Dを形成している。しかし、同一の鉄筋枠ユニッ トの両端に同一の端部を形成してもよい。あるいは、同一の鉄筋枠ユニットの両 端に形成される端部が、11Aと12Cの組み合わせでもよい。または、11A と12Dの組み合わせ、11Bと12Cの組み合わせ、11Bと12Dの組み合 わせでもよい。
【0031】 さらに、本考案は、ベース部と立ち上がり部から構成される鉄筋枠ユニットな らば、上記の実施例とは異なる構造の鉄筋枠ユニットに対しても適用することが できる。
【0032】 次に、図6には本考案の別の実施例である鉄筋枠ユニットを示してある。本例 の鉄筋枠ユニット13においては、その長手方向の一方の端13Eにおいて、立 ち上がり部3の筋31、32、33の先端部には、ベース部2の両側筋21、2 2よりもベース幅Wの1/2だけ突出した突出部31E、32E、33Eが形成 されている。他方の長手方向の端13Fにおいても、立ち上がり部3の筋31、 32、33の先端部には、ベース部2の両側筋21、22よりもベース幅Wの1 /2だけ突出した突出部31F、32F、33Fが形成されている。これらの先 端は、横筋34(1)が接合されている。
【0033】 図7には、上記の鉄筋枠ユニット13を用いて構成したコーナー部分の継ぎ手 を示してある。このコーナー部分の継ぎ手においては、一方の鉄筋枠ユニット1 3の端13Eと他方の鉄筋枠ユニット13の端13Fとを直交する状態に接続す ることによって構成される。
【0034】 この場合には、双方のベース部2の側筋21の先端同志が直交した状態で相互 の先端が当接した状態に合わせる。このようにすると、両端13E、13Fでは 立ち上がり部3の筋31、32、33がW/2だけ突出しているので、これらの 先端もそれぞれ直交した状態で先端が丁度当たった状態になる。
【0035】 このように先端が丁度当たった状態の側筋21はL形の添筋17によって結束 される。同様に、筋31、32、33もL形の添筋8、9、10によって相互に 結束される。さらに、外側に側筋22の間も、L形状の添筋18によって結束さ れる。
【0036】 本例の鉄筋枠ユニット13を用いても、双方の鉄筋同志が互いに干渉すること がないので、コーナー部分の継ぎ手を簡単に構成することができる。また、必要 以上に鉄筋が重なり合ってしまうことも回避でき、添え筋の配筋が容易であると いう利点がある。
【0037】 これに加えて、本例の鉄筋枠ユニット13を用いた場合には、図1あるいは図 2の鉄筋枠ユニット11、12を用いた場合とは異なり、内側の側筋21が他方 の鉄筋枠ユニットの側筋21の上に乗り上げて、双方の鉄筋枠の上端が合わなく なるという事態を回避できる。
【0038】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の木造住宅基礎構築用鉄筋枠においては、それを 構成しているベース部および立ち上がり部の長手方向に延びる鉄筋を、端部にお いてベース部の側の鉄筋と立ち上がり部の側の鉄筋とではそれらの突出量が異な るようにしてある。したがって、本考案の鉄筋枠を組み合わせて使用することに より、鉄筋枠相互の継ぎ手部分において、双方の鉄筋が相互に干渉してしまうこ と、あるいは不必要に重なり合ってしまうことを回避できる。
【0039】 また、本考案においては鉄筋枠の立ち上がり部の横筋の上端を上端筋よりも突 出させるようにしているので、この部分に沿って、上端筋の上側に継ぎ手用の添 え筋を簡単に配筋することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した鉄筋枠ユニットを示す斜視図
である。
【図2】本考案を適用した別の鉄筋枠ユニットを示す斜
視図である。
【図3】図1および図2に示す鉄筋枠を用いてコーナー
部分の継ぎ手を形成した状態を示す斜視図である。
【図4】図1および図2に示す鉄筋枠を用いてT字型の
継ぎ手を構成した状態を示す斜視図である。
【図5】図1および図2に示す鉄筋枠の変形例を用いて
コーナー部分の継ぎ手を形成した状態を示す斜視図であ
る。
【図6】本考案を適用した更に別の鉄筋枠ユニットを示
す斜視図である。
【図7】図6の鉄筋枠ユニットを用いてコーナー部分の
継手を形成した状態を示す斜視図である。
【図8】本考案を適用可能な鉄筋枠を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2・・・ベース部 3・・・立ち上がり部 11、12、13・・・鉄筋枠ユニット 11A、11B、12C、12D・・・端部 21、22・・・両側筋 21A、22A、21B、22B・・・突出部 31B、32B、33B、31D、32D、33D、3
1E、32E、33E、31F、32F、33F・・・
突出部 23(1)、23(2)、23(3)、23(4)、2
3(5)、23(6)・・・横筋 31・・・軸筋 32・・・中間筋 33・・・上端筋 34(1)、34(2)、34(3)、34(4)、3
4(5)、34(6)・・・横筋 34A・・・突出部 4、5、6・・・添え筋 7・・・結束筋 8、9、10、17、18・・・添え筋 41、42、43・・・添え筋

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平行に延びる複数本の縦筋が所定の間隔
    毎に複数本の横筋によって接合された構成の鉄筋枠のベ
    ース部と、平行に延びる複数本の縦筋が所定の間隔毎に
    複数本の横筋によって接合された構成の鉄筋枠の立ち上
    がり部とから構成され、この立ち上がり部が前記ベース
    部の側に折り畳まれた状態からほぼ垂直に起立した状態
    となるように、この立ち上がり部の下端が前記ベース部
    に対して回転可能に支持されている構成の木造住宅基礎
    構築用鉄筋枠において、この鉄筋枠の長手方向の両端部
    のうちの少なくとも一方の端部は、前記ベース部の縦筋
    に対して、前記立ち上がり部の縦筋が所定の長さだけ突
    出していることを特徴とする木造住宅基礎構築用鉄筋
    枠。
  2. 【請求項2】 平行に延びる複数本の縦筋が所定の間隔
    毎に複数本の横筋によって接合された構成の鉄筋枠のベ
    ース部と、平行に延びる複数本の縦筋が所定の間隔毎に
    複数本の横筋によって接合された構成の鉄筋枠の立ち上
    がり部とから構成され、この立ち上がり部が前記ベース
    部の側に折り畳まれた状態からほぼ垂直に起立した状態
    となるように、この立ち上がり部の下端が前記ベース部
    に対して回転可能に支持されている構成の木造住宅基礎
    構築用鉄筋枠において、この鉄筋枠の長手方向の両端部
    のうちの少なくとも一方の端部は、前記立ち上がり部の
    縦筋に対して、前記ベース部の縦筋が所定の長さだけ突
    出していることを特徴とする木造住宅基礎構築用鉄筋
    枠。
  3. 【請求項3】 請求項1において、鉄筋枠の長手方向の
    両端部のうちの一方の端部は、前記ベース部の縦筋に対
    して、前記立ち上がり部の縦筋が所定の長さだけ突出し
    ており、他方の端部は、前記立ち上がり部の縦筋に対し
    て、前記ベース部の縦筋が所定の長さだけ突出している
    ことを特徴とする木造住宅基礎構築用鉄筋枠。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記ベース部の縦筋は一対の平行に延びる両側筋であ
    り、これら両側筋が一定の間隔毎に複数本の横筋によっ
    て溶接されており、前記立ち上がり部の縦筋は、前記両
    側筋のほぼ中央部において軸心を中心に回転可能な状態
    で横筋によって支持された軸筋と、この軸筋と平行に延
    びる中間筋および上端筋であり、これらの軸筋、中間筋
    および上端筋が一定の間隔で横筋によって溶接されてお
    り、 この鉄筋枠の長手方向の両端部のうちの少なくとも一方
    の端部は、前記ベース部の両側筋に対して、前記立ち上
    がり部の軸筋、中間筋および上端筋が前記横筋のほぼ1
    間隔分だけ突出していることを特徴とする木造住宅基礎
    構築用鉄筋枠。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記ベース部の縦筋は一対の平行に延びる両側筋であ
    り、これら両側筋が一定の間隔毎に複数本の横筋によっ
    て溶接されており、前記立ち上がり部の縦筋は、前記両
    側筋のほぼ中央部において軸心を中心に回転可能な状態
    で横筋によって支持された軸筋と、この軸筋と平行に延
    びる中間筋および上端筋であり、これらの軸筋、中間筋
    および上端筋が一定の間隔で横筋によって溶接されてお
    り、 この鉄筋枠の長手方向における少なくとも一方の端は、
    前記立ち上がり部の軸筋、中間筋および上端筋に対し
    て、前記ベース部の両側筋が前記横筋のほぼ1間隔分だ
    け突出していることを特徴とする木造住宅基礎構築用鉄
    筋枠。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記ベース部の縦筋は一対の平行に延びる両側筋であ
    り、これら両側筋が一定の間隔毎に複数本の横筋によっ
    て溶接されており、前記立ち上がり部の縦筋は、前記両
    側筋のほぼ中央部において軸心を中心に回転可能な状態
    で横筋によって支持された軸筋と、この軸筋と平行に延
    びる中間筋および上端筋であり、これらの軸筋、中間筋
    および上端筋が一定の間隔で横筋によって溶接されてお
    り、 前記鉄筋枠の長手方向における一方の端は、前記ベース
    部の両側筋に対して、前記立ち上がり部の軸筋、中間筋
    および上端筋が、当該ベース部の幅のほぼ1/2の長さ
    だけ突出していることを特徴とする木造住宅基礎構築用
    鉄筋枠。
  7. 【請求項7】 請求項2において、 前記ベース部の縦筋は一対の平行に延びる両側筋であ
    り、これら両側筋が一定の間隔毎に複数本の横筋によっ
    て溶接されており、前記立ち上がり部の縦筋は、前記両
    側筋のほぼ中央部において軸心を中心に回転可能な状態
    で横筋によって支持された軸筋と、この軸筋と平行に延
    びる中間筋および上端筋であり、これらの軸筋、中間筋
    および上端筋が一定の間隔で横筋によって溶接されてお
    り、 この鉄筋枠の長手方向における少なくとも一方の端は、
    前記立ち上がり部の軸筋、中間筋および上端筋に対し
    て、前記ベース部の両側筋が、当該ベース部の幅のほぼ
    1/2の長さだけ突出していることを特徴とする木造住
    宅基礎構築用鉄筋枠。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6および7
    のいずれかの項において、前記立ち上がり部を構成して
    いる横筋の上端は、前記上端筋から所定の長さだけ突出
    していることを特徴とする木造住宅基礎構築用鉄筋枠。
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