JP2017179921A - 基礎梁接合部の鉄筋定着方法、鉄筋定着構造および鉄筋定着具セット - Google Patents

基礎梁接合部の鉄筋定着方法、鉄筋定着構造および鉄筋定着具セット Download PDF

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Hisaichi Hoshino
寿市 星野
祐介 星野
Yusuke Hoshino
祐介 星野
芳樹 平岡
Yoshiki Hiraoka
芳樹 平岡
辰弥 高橋
Tatsuya Takahashi
辰弥 高橋
健良 岡田
Tateyoshi Okada
健良 岡田
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【課題】簡単に施工可能な木造住宅用RC造基礎の基礎梁接合部の鉄筋定着構造を提供すること。【解決手段】木造住宅用RC基礎1における基礎梁2の側の梁主筋5の端部5aが他方の基礎梁3の側の梁主筋7に交差する基礎梁接合部4の鉄筋定着構造は、鉄筋通し穴21が形成した補強プレート20と、補強プレート20を梁主筋5の端部5aに外れないように固定するクサビ片11、12とを有している。梁主筋5の端部5aは鉄筋通し穴21に差し通され、梁主筋5の端部5aの外周面と鉄筋通し穴21の内周面との間にクサビ片11、12が差し込まれている。補強プレート20におけるクサビ片11、12とは反対側のプレート裏面22は梁主筋7に対して側方から当接している。【選択図】図3

Description

本発明は、木造住宅用RC造基礎におけるL形状あるいはT形状に基礎梁が交差する基礎梁接合部の配筋構造に関する。さらに詳しくは、このような基礎梁接合部における相互の鉄筋(梁主筋)を十分な定着強度で定着可能な鉄筋定着方法、鉄筋定着構造および当該鉄筋定着構造に用いる鉄筋定着具セットに関する。
木造住宅用RC造基礎においては、L形状、T形状に基礎梁が交差する基礎梁接合部において、相互の梁主筋の間の定着長さを確保するために、鉄筋の端部に所定の定着長さの折り曲げフックを形成している。あるいは、曲げ加工された添え筋を相互の梁筋に沿って配置して結束筋によってそれぞれの梁筋に固定している。添え筋を用いた鉄筋定着工法は特許文献1(図3)に記載されている。
実開平6−10520号公報
折り曲げ加工した添え筋を用いた鉄筋定着工法は、添え筋が配置される鉄筋の本数が多い場合には、配筋の収まりが悪くなり、十分な配筋間隔を確保できず、コンクリートを鉄筋の間に円滑に充填することが困難な場合がある。また、狭い配筋スペースに多数本の鉄筋を配置する場合には作業性も低下してしまう。
ここで、鉄筋継手として機械式定着具を用いた工法が各種提案されている。機械式定着具を用いた工法では、スリーブ、ナットなどの定着具を鉄筋の端部に被せ、定着具と鉄筋の節、ネジとの間のかみ合いを利用して鉄筋を一体化させるようにしている。
機械式定着具を用いる場合には添え筋が不要となるが、従来においては、L形状、T形状に交差する基礎梁接合部において鉄筋相互の定着部を簡単に構成可能な定着具については提案されていない。また、異形鉄筋の表面突起(節、ネジなど)の形状・寸法は各メーカーにより様々であり、それに対応するスリーブ、ナットなどの定着具を用いる必要があり、汎用性に欠ける。
本発明の課題は、簡単な作業により施工可能な木造住宅用RC造基礎の基礎梁接合部の鉄筋定着方法、鉄筋定着構造、および、そのために用いる鉄筋定着具セットを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、木造住宅用RC造基礎における第1基礎梁の側の第1鉄筋の端部が第2基礎梁の側の第2鉄筋に対して所定の角度で交差する基礎梁接合部の鉄筋定着方法であって、
前記第1鉄筋の端部を、補強プレートに形成した鉄筋通し穴に差し通し、
前記補強プレートを、前記第1鉄筋に沿ってスライドさせて前記第2鉄筋の外周面に係合させ、
前記第1鉄筋の端部の外周面と前記鉄筋通し穴の内周面との間にクサビを差し込み、前記補強プレートが前記第1鉄筋の端部から抜けないように固定することを特徴としている
また、本発明は、木造住宅用RC造基礎における第1基礎梁の側の第1鉄筋の端部が第2基礎梁の側の第2鉄筋に対して所定の角度で交差する基礎梁接合部の鉄筋定着構造であって、
鉄筋通し穴が形成されている補強プレートと、
前記補強プレートを前記第1鉄筋に固定するためのクサビと、
を有しており、
前記第1鉄筋の端部は前記鉄筋通し穴に差し通されており、
前記第1鉄筋の端部の外周面と前記鉄筋通し穴の内周面との間には、前記補強プレートにおける前記第1鉄筋の端部が突出している側から前記クサビが差し込まれており、
前記補強プレートにおける前記クサビが差し込まれる側とは反対側の部位は、前記第2鉄筋の外周面に係合していることを特徴としている。
第1基礎梁が第2基礎梁に対して例えばT形状に交差する基礎梁接合部における配筋作業においては、補強プレートの鉄筋通し穴に第1基礎梁の側の第1鉄筋の端部を通す。補強プレートを第1鉄筋に沿ってスライドさせて第2基礎梁の側の第2鉄筋の側面に当接させる。この状態で、補強プレートを挟み、第2鉄筋とは反対側からクサビを鉄筋通し穴と第1鉄筋の端部との間に差し込む。これにより、補強プレートが第2鉄筋の側面に当接した状態で第1鉄筋の端部から抜け出ないように当該第1鉄筋に固定される。
第1鉄筋に作用する引張り力は、補強プレートと第2鉄筋との間の機械的な係合を介して第2鉄筋の側で受け持つことになる。したがって、鉄筋とコンクリートとの間の付着力を介して引張り力を受け持つ場合とは異なり、所定の定着長さの添え筋、折り曲げフックが不要である。基礎梁接合部に多数本の配筋を行う必要がないので、配筋間隔を十分に確保でき、鉄筋の収まり状態、配筋作業の作業性、コンクリートの充填性の低下を防止できる。
また、補強プレートを、クサビを差し込むことにより第1鉄筋の端部に固定している。補強プレートの鉄筋通し穴を広めに形成しておき、クサビの差し込み量を調整することにより、公称直径が同一の形状、寸法にバラツキのある異形鉄筋に対して、補強プレートを簡単かつ確実に固定できる。
例えば、クサビとしては、円筒状のクサビを、その中心軸線を含む1つの平面あるいは複数の平面で、複数に分割して得られる複数個のクサビ片を用いることができる。
各クサビ片の円弧状外周面において、そのクサビ先端面に繋がる先端外周面部分には一定の外径の円弧面が形成され、この円弧面に続いて、クサビ後端に向けて外径が漸増しているテーパ面が形成される。各クサビ片の円弧状内周面は、異形鉄筋である第1鉄筋の最小径よりも大きく、最外径よりも小さな内径の円弧面であり、当該円弧面には、前記最外径よりも内径の大きな溝が第1鉄筋の表面突起に対応するパターンで形成される。また、補強プレートの鉄筋通し穴は、各クサビ片の円弧面の外径よりも大きな内径の円形穴であり、そのクサビ差込側の開口縁の側の部分は、当該開口縁に向けて内径が漸増する穴側テーパ面が形成される。
また、前記補強プレートにおける前記クサビが差し込まれる側とは反対側の面には、前記第2の鉄筋の外周面に対して、直交する2方向から当接可能な凹面が形成されていることが望ましい。
本発明を適用した木造住宅用RC造基礎の基礎梁接合部の鉄筋定着構造の一例を示す説明図、および、従来の鉄筋定着工法を示す説明図である。 一般的な異形鉄筋の形状を示す横断面図および側面図である。 図1の鉄筋定着構造を示す縦断面図、正面図、および背面図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した木造住宅用RC造基礎の基礎梁接合部の鉄筋定着構造の一例を説明する。図1(a)は本発明による鉄筋定着構造を備えたT形状をした基礎梁接合部を示す説明図であり、図1(b)従来の鉄筋定着工法による基礎梁接合部を示す説明図である。
図1(a)に示すように、木造住宅用RC造基礎1には、例えば中通りの基礎梁2(第1基礎梁)が外周側の基礎梁3(第2基礎梁)に対してT形状に交差する基礎梁接合部4が形成される。基礎梁2、3は例えばシングル配筋された基礎梁であり、上下一対の梁主筋に、その長さ方向に一定のピッチであばら筋が取り付けられている。図においては、基礎梁2の上側の梁主筋5(第1鉄筋)およびあばら筋6と、基礎梁3の上側の梁主筋7(第2鉄筋)およびあばら筋8とを示してある。梁主筋5、7、あばら筋6、8は異形鉄筋が使用される。
このような基礎梁接合部4においては、基礎梁2の側の梁主筋5が、基礎梁3の側の上側の梁主筋7に対して直交する状態に配置されている。従来工法である鉄筋定着工法では、図1(b)に示すように、直交配置されている梁主筋35と梁主筋37に沿って、L形状に折り曲げ加工した添え筋39を配置して結束筋などによってこれらの梁主筋35、37に取り付けている。規定の定着長さを備えた添え筋39を用いることで定着強度を確保している。
これに対して、本発明による基礎梁接合部4の鉄筋定着構造においては、図1(a)に示すように、梁主筋5の端部5aに、クサビ10を用いて、定着金具としての補強プレート20が取り付けられている。また、補強プレート20は、他方の梁主筋7に対して、その側方から係合(当接)している。補強プレート20を介して梁主筋5、7の間に機械的な鉄筋定着構造が形成されており、これにより双方の梁主筋5、7の間に、十分な定着強度が確保されている。
図2(a)、(b)は、梁主筋5として用いる一般的な異形鉄筋の横断面図および側面図である。これらの図に示すように、梁主筋5の外周面5bには、直径方向の両端に軸線方向に直線状に延びる一対のリブ5cが形成されている。また、外周面5bには、リブ5cの間を繋ぐ状態に、軸線方向に一定のピッチで千鳥状に節5dが形成されている。
図3(a)は、梁主筋5、7の間の鉄筋定着構造を示す縦断面図であり、図3(b)はその正面図であり、図3(c)はその背面図である。鉄筋定着構造は、梁主筋5の端部5aにクサビ10によって取り付けた補強プレート20によって構成されている。
補強プレート20は、例えば縦長の長方形輪郭の鋼製プレートであり、その中心部分には厚さ方向に貫通して延びる円形の鉄筋通し穴21が形成されている。鉄筋通し穴21には梁主筋5の端部5aが差し通され、当該端部5aは所定の長さだけ鉄筋通し穴21から突出している。梁主筋5の端部5aの外周面5bと鉄筋通し穴21の円形内周面21aとの間には、端部5aの突出側からクサビ10が差し込まれている。また、補強プレート20における端部5aの突出側とは反対側の面であるプレート裏面22は梁主筋7に対して側方から当接(係合)している。
本例のクサビ10は、鋼製の円筒を、その中心軸線を含む1つの平面で二つに分割して得られる半割り形状の一対のクサビ片11、12からなる。クサビ10としては、円筒を三分割、あるいは四分割したクサビ片を用いることも可能である。あるいは、円筒を複数に分割して得られるクサビ片のうちの一部のクサビ片を用いることも可能である。なお、本例のクサビ片11、12は対称な形状をしているので、以下においては、一方のクサビ片11の構造を説明する。
クサビ片11の半円形外周面13(円弧状外周面)において、そのクサビ先端面14に繋がる先端外周面部分は一定の外径の小径外周面13a(小径円弧面)となっている。この小径外周面13aに続いて、クサビ後端に向けて外径が漸増しているテーパ状外周面13bが形成されている。テーパ状外周面13bに続いてクサビ後端面15までの間は一定の外径の大径外周面13cとなっている。
クサビ片11の半円形内周面16(円弧状内周面)は、異形鉄筋である梁主筋5の最小径Dsよりも大きく、最外径DLよりも小さな内径の面である。また、この半円形内周面16には、最外径DLよりも内径の大きな溝16aが梁主筋5の表面突起(リブ5c、節5d:図2参照)に対応するパターンで形成されている。
次に、本例の補強プレート20において、その鉄筋通し穴21は、各クサビ片11、12の半円形外周面13の先端側の小径外周面13aよりも僅かに大きな一定の内径の円形内周面21aを備えている。円形内周面21aから、クサビ差込側であるプレート表面23の側の開口縁21cまでの間には、内径が漸増する穴側テーパ面21bが形成されている。この穴側テーパ面21bによって、クサビ片11、12の差し込みがガイドされる。
補強プレート20のプレート裏面22は、鉄筋差し込み穴21が開口している部分と、この上下の部分が、プレート表面23の側に窪んでいる凹面22aとなっている。凹面22aの上下の端面は湾曲面状の段差面22b、22cとなっている。図3(a)に示すように、鉄筋通し穴21に差し通した梁主筋5と上側の段差面22bの間(あるいは、梁主筋5と下側の段差面22cとの間)に、側方から梁主筋7を装着可能となっている。
この構成の鉄筋定着構造は次のようにして構成される。梁主筋7を超えて延びる状態に梁主筋5の端部5aを配置し、当該端部5aを鉄筋通し穴21に差し通された状態となるように補強プレート20を取り付ける。補強プレート20を梁主筋5の軸線方向にスライドさせて、図3(a)に示すように、そのプレート裏面22の凹面22aを梁主筋7の外周面に当接させる。
次に、梁主筋5の端部5aと、鉄筋通し穴21の内周面との間に、クサビ片11、12を差し込む。この状態で、梁主筋5を、その端部5aを鉄筋通し穴21から引き抜く方向(図3(a)に示す矢印Aの方向)に引く。クサビ片11、12は梁主筋5の表面突起(節5d)に機械的に係合している。したがって、梁主筋5を引くと、梁主筋5と共にクサビ片11、12が鉄筋通し穴21に差し込まれ、クサビ効果によって、補強プレート20が梁主筋7に側方から押し付けられた状態で、梁主筋5に固定される。
このように構成される鉄筋定着構造では、補強プレート20を介して、梁主筋5、7が機械的に係合している。したがって、鉄筋とコンクリートとの間の付着力を介して引張り力を受け持つ場合とは異なり、所定の定着長さの添え筋、折り曲げフックが不要である。基礎梁接合部4に多数本の配筋を行う必要がないので、配筋間隔を十分に確保でき、鉄筋の収まり状態、配筋作業の作業性、コンクリートの充填性の低下を防止できる。
また、補強プレート20を、クサビ片11、12を差し込むことにより梁主筋5から外
れないように固定している。補強プレート20の鉄筋通し穴21を広めに形成しておき、クサビ片11、12の差し込み量を調整することにより、公称直径が同一であるが形状・寸法にバラツキのある異形鉄筋に対して、補強プレート20を簡単かつ確実に固定できる。
1 木造住宅用RC造基礎
2、3 基礎梁
4 基礎梁接合部
5、7 梁主筋
5a 端部
5b 外周面
5c リブ
5d 節
6、8 あばら筋
10 クサビ
11、12 クサビ片
13 半円形外周面
13a 小径外周面
13b テーパ状外周面
13c 大径外周面
14 クサビ先端面
15 クサビ後端面
16 半円形内周面
20 補強プレート
21 鉄筋差し込み穴
21a 円形内周面
21b 穴側テーパ面
21c 開口縁
22 プレート裏面
22a 凹面
22b、22c 段差面
23 プレート表面

Claims (6)

  1. 木造住宅用RC造基礎における第1基礎梁の側の第1鉄筋の端部が第2基礎梁の側の第2鉄筋に対して所定の角度で交差する基礎梁接合部の鉄筋定着方法であって、
    前記第1鉄筋の端部を、補強プレートに形成した鉄筋通し穴に差し通し、
    前記補強プレートを、前記第1鉄筋に沿ってスライドさせて前記第2鉄筋の外周面に係合させ、
    前記第1鉄筋の端部の外周面と前記鉄筋通し穴の内周面との間にクサビを差し込み、前記補強プレートが前記第1鉄筋の端部から抜けないように固定することを特徴とする基礎梁接合部の鉄筋定着方法。
  2. 木造住宅用RC造基礎における第1基礎梁の側の第1鉄筋の端部が第2基礎梁の側の第2鉄筋に対して所定の角度で交差する基礎梁接合部の鉄筋定着構造であって、
    鉄筋通し穴が形成されている補強プレートと、
    前記補強プレートを前記第1鉄筋に固定するためのクサビと、
    を有しており、
    前記第1鉄筋の端部は前記鉄筋通し穴に差し通されており、
    前記第1鉄筋の端部の外周面と前記鉄筋通し穴の内周面との間には、前記補強プレートにおける前記第1鉄筋の端部が突出している側から前記クサビが差し込まれており、
    前記補強プレートにおける前記クサビが位置する側とは反対側の部位は、前記第2鉄筋の外周面に係合していることを特徴とする基礎梁接合部の鉄筋定着構造。
  3. 請求項2において、
    前記クサビは、円筒部材を、その中心軸線を含む1つの平面あるいは複数の平面で、複数に分割して得られる形状をしている複数個のクサビ片である基礎梁接合部の鉄筋定着構造。
  4. 請求項3において、
    各クサビ片の円弧状外周面は、そのクサビ片先端面に繋がる先端外周面部分が、一定の外径の円弧面となっており、当該円弧面に続く部分が、クサビ片後端面に向けて外径が漸増しているテーパ面となっており、
    各クサビ片の円弧状内周面は、異形鉄筋である前記第1鉄筋の最小径よりも大きく、その最外径よりも小さな内径の円弧面であり、当該円弧面には、前記最外径よりも内径の大きな溝が前記第1鉄筋の表面突起に対応するパターンで形成されており、
    前記補強プレートの前記鉄筋通し穴は、各クサビ片の前記円弧面の外径よりも大きな内径の円形穴であり、当該円形穴のクサビ差込側の開口縁の側の部分には、当該開口縁に向けて内径が漸増する穴側テーパ面が形成されている基礎梁接合部の鉄筋定着構造。
  5. 請求項2、3または4において、
    前記補強プレートにおける前記クサビが差し込まれる側とは反対側の面には、前記第2鉄筋の外周面に対して、直交する2方向から当接可能な凹面が形成されている基礎梁接合部の鉄筋定着構造。
  6. 請求項2ないし5のうちのいずれかの項に記載の基礎梁接合部の鉄筋定着構造に用いる前記補強プレートと前記クサビとを備えた鉄筋定着具セット。
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