JPH06105108A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Publication number
JPH06105108A
JPH06105108A JP4273403A JP27340392A JPH06105108A JP H06105108 A JPH06105108 A JP H06105108A JP 4273403 A JP4273403 A JP 4273403A JP 27340392 A JP27340392 A JP 27340392A JP H06105108 A JPH06105108 A JP H06105108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
mode
telephone number
incoming call
facsimile apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4273403A
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English (en)
Inventor
Toshitaka Nakagawa
敏孝 中川
Eiji Nakabashi
栄二 中橋
Nobuyuki Obayashi
信幸 大林
Minoru Yoshida
稔 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4273403A priority Critical patent/JPH06105108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動受信機能を備えたファクシミリ装置にお
いて、オペレータに特別な操作を強いることなく、自動
的に送信優先モードが設定されるようにする。 【構成】 オペレータが操作パネル8から相手局の電話
番号の入力を開始すると、電話番号入力検出部91がこ
れを検出して送信優先モードを起動する。この結果、こ
れ以後の着信は全て拒否される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動受信機能を備えた
ファクシミリ装置に係り、特に、オペレータに特別な操
作を要求することなく、適宜に送信優先の設定が自動的
に為されるようにしたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動受信機能を備えたファク
シミリ装置では、ドキュメントフィーダに送信原稿をセ
ットしたり、あるいは送信先のダイヤル番号を入力する
といったように、画情報を送信するための前処理を行っ
ている最中に着信が検出されると、受信機能を優先させ
て直ちに自動受信状態に移行してしまう。したがって、
緊急を要する送信であっても自動受信が完了するまで待
機しなければならないという問題があった。
【0003】このような問題点を解決するために、例え
ば特開平2−65559号公報では、送信優先キーを設
け、送信優先を所望する場合にはオペレータが当該送信
優先キーを操作して予め送信優先モードを指定する技術
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来技術では、送信動作の開始に先立ってオペレータが送
信優先キーを操作しなければ送信優先モードが設定され
ないので、オペレータに余計な手間を強いることになる
他、送信優先キーを操作し忘れると、送信優先モードが
機能しないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解決して、オペレータに特別な操作を強いることな
く、自動的に送信優先モードが設定されるようにしたフ
ァクシミリ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、自動受信機能を備えたファクシミ
リ装置において、以下のような手段を講じた点に特徴が
ある。 (1) 送信先電話番号の入力を検出する手段を具備し、電
話番号の入力が検出されると、自動受信機能を停止して
送信処理を優先するようにした。 (2) 予定箇所への送信原稿の載置を検出する手段を具備
し、送信原稿の載置が検出されると、自動受信機能を停
止して送信処理を優先するようにした。 (3) オペレータによる送信操作中を判定する判定手段
と、受信を優先させる相手局のIDが記憶されたID記
憶手段と、着信時に相手局のIDを検出するID検出手
段と、前記検出されたIDと前記記憶されたIDとを比
較する手段とを具備し、送信操作中に着信した相手局の
IDがID記憶手段に登録されている場合に限り、受信
処理を送信処理に優先するようにした。 (4) 入力された送信相手の電話番号に基づいて、当該送
信相手が送信優先対象であるか否かを判定する送信優先
判定手段を具備し、送信相手が送信優先対象であると、
自動受信機能を停止して送信処理を優先するようにし
た。 (5) G3およびG4モードでの自動受信機能を備えたフ
ァクシミリ装置において、オペレータによる送信操作中
を判定する手段と、着信呼の通信モードを判定する通信
モード判定手段とを具備し、送信操作中にG3モードで
の着信があると、自動受信機能を停止して送信処理を優
先するようにした。 (6) G3およびG4モードでの自動受信機能を備えたフ
ァクシミリ装置において、着信呼の通信モードを判定す
る着信通信モード判定手段と、送信処理中の通信モード
を検出する処理中通信モード判定手段とを具備し、G3
モードでの送信処理中におけるG3モードの着信、およ
びG4モードでの送信処理中におけるG4モードの着信
時には、自動受信機能を停止して送信処理を優先するよ
うにした。
【0007】
【作用】上記した構成(1) によれば、オペレータが送信
先の電話番号の入力を開始すると送信優先モードが自動
的に起動されるので、電話番号の入力中に着信があって
も、オペレータは引き続き送信動作を行えるようにな
る。
【0008】上記した構成(2) によれば、オペレータが
例えばFDFに原稿を載置すると送信優先モードが自動
的に起動されるので、FDFに原稿を載置した後に着信
があっても、オペレータは引き続き送信動作を行えるよ
うになる。
【0009】上記した構成(3) によれば、送信操作中の
着信を全て拒否することなく、受信相手に応じて着信優
先とすることができるので、重要な相手からの受信が送
信操作中であることによって妨げられてしまうことがな
い。
【0010】上記した構成(4) によれば、送信相手に応
じて、送信優先モードを起動するか否かが自動的に決定
されるので、重要な送信相手を予め送信優先対象として
登録しておけば、その他の送信相手との通信時には着信
を優先することができる。
【0011】上記した構成(5) によれば、受信処理が比
較的短時間で完了するG4モードの着信は許可し、受信
処理に時間を要するG3モードの着信は拒否されるの
で、効率の良い処理が可能になる。
【0012】上記した構成(6) によれば、G3(G4)
モードでの送信処理中でもG4(G3)モードでの着信
であれば受信できるので、従来のように、いずれか一方
のモードのみが送信処理中であるにも拘らずG3、G4
モードのいずれの着信もが拒否されてしまう場合に比べ
て効率の良い処理が可能になる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例である自動受信
機能を備えたファクシミリ装置の概略ブロック図であ
り、図2は、その動作を示したフローチャートである。
【0014】スキャナ1は、原稿情報を読み込んで電気
信号の画情報に変換する。コーデック(CODEC)部
2は、画情報を符号化したり、また符号化された画情報
を復号化する。画像メモリ4は、符号化された画情報を
蓄積する。モデム5は、送信する画情報を変調したり、
また受信した画情報を復調する。回線制御部(NCU)
6は、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルなどによる送
信指示があった場合、自動的にダイヤリングをして相手
局を呼び出したり、所定のプロトコルにより所定の通信
手続き等を行う。
【0015】プリンタ7は、受信した画情報を記録紙に
印字出力する。操作パネル8は、テンキー、機能キー、
表示部等を有する。システム制御部(CPU)9は、フ
ァクシミリ全体の動作を制御する。ROM10は、本シ
ステムを動作させるための制御用プログラムや諸々の基
本データ等を格納している。RAM11は、ワークエリ
アを提供したり、前記操作パネル8からユーザによって
設定されるデータ等を記憶する。本実施例では、特に、
CPU9が電話番号入力検出部91を具備した点に特徴
がある。
【0016】前記の構成を有するファクシミリ装置にお
いて、スキャナ1から読み込まれた画情報はコーデック
部2で符号化され、画像メモリ4に一時蓄積される。続
いて、該画情報は画像メモリ4から読み出され、モデム
5により変調されて回線制御部6に送り出される。
【0017】一方、受信時には、回線制御部6を介して
受信された画情報は、モデム5で復調された後に画像メ
モリ4に一時記憶される。続いて、この画情報はコーデ
ック部2に送られ、コーデック部2は画情報を復号化す
る。復号化された画情報はプリンタ7に送られて記録用
紙に印字出力される。
【0018】このような構成のファクシミリ装置におい
て、原稿情報を送信する場合、ステップS11におい
て、オペレータが操作パネル8から相手局の電話番号の
入力を開始すると、ステップS12では、電話番号入力
検出部91がこれを検出して自動受信機能を停止し、送
信優先モードを起動する。この結果、これ以後の着信は
全て拒否される。
【0019】ステップS13では、引き続き電話番号が
入力される。その後、電話番号の入力が完了し、ステッ
プS14においてスタートキーの押下が検出されると、
ステップS15では、スキャナ1で原稿情報が読み込ま
れ、コーデック部2、モデム5を経て、NCU6から回
線へ送出される。
【0020】その後、ステップS16において送信終了
が検出されると、ステップS17では、送信優先モード
が解除される。
【0021】本実施例によれば、オペレータが送信先の
電話番号の入力を開始すると、自動受信機能が停止して
送信優先モードが自動的に起動されるので、電話番号の
入力中に着信があっても、オペレータは引き続き送信動
作を行えるようになる。
【0022】図3は、本発明の第2実施例のブロック
図、図4は、その動作を示したフローチャートであり、
前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0023】本実施例では、スキャナ1の予定の箇所に
送信原稿が載置されたことを検出する原稿載置検出部1
2を設けて、原稿の載置が検出されると自動的に送信優
先モードが起動されるようにした点に特徴がある。
【0024】ステップS21において、送信原稿がFD
F(ファクシミリ・ドキュメント・フィーダ)に載置さ
れたことが検出されると、ステップS22では、原稿載
置検出部12がこれを検出し、送信優先モードを起動す
る。この結果、これ以後の着信は全て拒否される。
【0025】ステップS23ではタイマーがスタート
し、ステップS24では、オペレータが操作パネル8か
ら相手局の電話番号を入力する。その後、ステップS2
5においてスタートキーの押下が検出されると、ステッ
プS27では、スキャナ1で原稿情報が読み込まれ、コ
ーデック部2、モデム5を経て、NCU6から回線へ送
出される。
【0026】その後、ステップS28において送信終了
が検出されると、ステップS29では送信優先モードが
解除される。
【0027】本実施例によれば、オペレータがFDFに
原稿を載置すると送信優先モードが自動的に起動される
ので、FDFに原稿を載置した後に着信があっても、オ
ペレータは引き続き送信動作を行えるようになる。
【0028】図5は、本発明の第3実施例のブロック
図、図6は、その動作を示したフローチャートであり、
前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0029】本実施例では、オペレータが送信のための
操作を実行中であるか否かを判定する送信操作中判定部
13を設けると共に、RAM11には、着信を優先する
相手局のIDを記憶したID記憶部111を設け、CP
U9には、相手局のIDを検出するID検出部92およ
び検出IDがID記憶部111に登録されているか否か
を判定するID判定部93を設け、着信した相手局のI
DがID記憶部111に登録されている場合に限り、着
信を優先するようにした点に特徴がある。
【0030】ステップS31において着信が検出される
と、ステップS32では、送信操作中判定部12によ
り、オペレータが送信のための操作を実行中であるか否
かが判定される。この送信操作中判定部12は、例えば
前記第1実施例のように電話番号を入力中であるか否
か、あるいは前記第2実施例のように原稿がFDFに載
置されているか否かを判定するものであることができ
る。
【0031】ここで、送信操作中であると判定される
と、ステップS33では、着信した相手局のIDがCP
U9のID検出部92によって検出される。
【0032】ステップS34では、ID検出部92によ
って検出された相手局IDがRAM11のID記憶部1
11に登録されているか否かがID判定部93によって
判定され、登録されていないと、ステップS35では当
該着信に関する受信が拒否される。
【0033】一方、前記ステップS32において、送信
操作中ではないと判定された場合、および前記ステップ
S34において、検出された相手局IDがRAM11の
ID記憶部111に登録されていると判定された場合
は、ステップS36において一連の受信処理が優先的に
実行される。
【0034】本実施例によれば、送信操作中の着信を全
て拒否することなく、受信相手に応じて着信優先とする
ことができるので、重要な相手からの受信が送信操作中
であることによって妨げられてしまうことがない。
【0035】なお、上記した実施例では、検出された相
手局IDがRAM11のID記憶部111に登録されて
いる場合に限り受信動作が優先されるものとして説明し
たが、その逆に、検出されたIDがRAM11のID記
憶部111に登録されていない場合に限り着信優先とさ
れるようにしても良い。
【0036】図7は、本発明の第4実施例のブロック
図、図8は、その動作を示したフローチャートであり、
前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0037】本実施例では、オペレータによって操作パ
ネル8から入力された送信相手の電話番号に基づいて、
当該送信相手が送信優先対象であるか否かを判定する送
信優先判定部15を設け、送信相手が送信優先対象であ
ると、自動受信機能を停止して送信処理を優先的に実行
するようにした点に特徴がある。
【0038】ステップS41において、オペレータが操
作パネル8から送信相手局の電話番号あるいは短縮番号
を入力すると、ステップS42では、送信優先判定部1
5が当該電話番号等に基づいて相手局が送信優先対象で
あるか否かを判定する。
【0039】この送信優先判定部15による、相手局が
送信優先対象であるか否かの判定は、例えば電話番号等
と送信優先対象であるか否かを表すフラグとを対にして
記憶するデータテーブルを予め用意しておき、電話番号
等に基づいて当該データテーブルを検索し、検索された
テーブルのフラグが“1”(送信優先対象)であるか
“0”(否送信優先対象)であるかに基づいて行うこと
ができる。
【0040】相手局が送信優先対象であると判定される
と、ステップS43では、送信優先モードが起動され
る。この結果、これ以後の着信は全て拒否される。
【0041】ステップS44では、原稿情報の読取り、
蓄積、送信といった送信処理が実行され、送信処理が完
了すると、ステップS45では、前記送信優先モードが
解除されて自動受信モードとなる。
【0042】一方、前記ステップS42において、相手
局が送信優先対象ではないと判定されると、ステップS
46では、送信優先モードが起動されることなく自動受
信モード状態で送信処理が実行される。
【0043】したがって、ステップS46での各種の送
信操作中に着信が検出されると、当該送信処理が中断さ
れて受信処理が優先的に実行されるようになる。
【0044】本実施例によれば、送信相手に応じて、送
信優先モードを起動するか否かが自動的に決定されるの
で、重要な送信相手を予め送信優先対象として登録して
おけば、その他の送信相手との通信時には着信を優先す
ることができる。
【0045】図9は、本発明の第5実施例のブロック
図、図10は、その動作を示したフローチャートであ
り、前記と同一の符号は同一または同等部分を表してい
る。
【0046】本実施例では、オペレータによる送信操作
中を判定する送信操作中判定部13と、着信呼の通信モ
ードを判定する着信通信モード判定手段94とを具備
し、送信操作中にG3モードでの着信があると、自動受
信機能を停止して送信処理を優先的に実行し、送信操作
中にG4モードでの着信があると当該受信処理を優先的
に実行するようにした点に特徴がある。
【0047】ステップS50において着信が検出される
と、ステップS51では、送信操作中判定部12によ
り、オペレータが送信のための操作を実行中であるか否
かが判定される。
【0048】ここで、送信操作中であると判定される
と、ステップS52では、着信通信モード判定手段94
によって着信呼の通信モードが判定される。
【0049】通信モードがG4であると、ステップS5
3において当該着信呼に関する受信処理が実行される。
また、通信モードがG3であると、ステップS54にお
いて受信が拒否される。
【0050】本実施例によれば、受信処理が比較的短時
間で完了するG4モードの着信は許可し、受信処理に時
間を要するG3モードの着信は拒否されるので、効率の
良い処理が可能になる。
【0051】図11は、本発明の第6実施例の構成図、
図12は、その動作を示したフローチャートであり、前
記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0052】本実施例では、オペレータによる送信操作
中を判定する送信操作中判定部13と共に、着信呼の通
信モードを判定する着信通信モード判定手段94、およ
び送信処理中の通信モードを検出する処理中通信モード
判定手段95を設け、G3モードでの送信処理中はG3
モードでの受信は拒否してG4モードでの受信は許可
し、他方、G4モードでの送信処理中はG4モードでの
受信は拒否してG3モードでの受信は許可するようにし
た点に特徴がある。
【0053】ステップS60において着信が検出される
と、ステップS61では、送信操作中判定部12によ
り、オペレータが送信のための操作を実行中であるか否
かが判定される。
【0054】ここで、送信操作中であると判定される
と、ステップS62では、着信通信モード判定手段94
によって着信呼の通信モードが判定される。
【0055】通信モードがG4であると、ステップS6
3では、G4モードでの送信処理中であるか否かが判定
され、G4モードでの送信処理中であればステップS6
6で受信が拒否され、G3モードでの送信処理中であれ
ばステップS64で受信が許可される。
【0056】一方、着信呼の通信モードがG3である
と、ステップS65では、G3モードでの送信処理中で
あるか否かが判定され、G3モードでの送信処理中であ
ればステップS66で受信が拒否され、G4モードでの
送信処理中であればステップS64で受信が許可され
る。
【0057】本実施例によれば、G3およびG4モード
での通信が可能なファクシミリ装置において、G3(G
4)モードでの送信処理中でもG4(G3)モードでの
着信であれば受信できるようにしたので、従来のよう
に、いずれか一方のモードのみが送信処理中であるにも
拘らずG3、G4モードのいずれの着信もが拒否されて
しまう場合に比べて効率の良い処理が可能になる。
【0058】なお、上記した各実施例において自動受信
機能を停止する際、単に着信を禁止しただけでは、送信
のために回線を閉じた瞬間に相手局とつながってしまう
場合がある。したがって、16Hzの呼出信号が2秒以
上検出されずに相手局がリダイヤルを中止したことが確
認された後に送信動作を開始するようにしたり、着信を
受け付けた後、DIS信号(デジタル識別信号)の受信
可能フラグを落として相手局に受信不能を通知したり、
NSF(非標準機能)に再送要求フラグ等を付加して現
在は受信不可能であることを宣言したりすることが望ま
しい。
【0059】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下のような効果が達成される。 (1) 請求項1に記載した発明によれば、オペレータが送
信先の電話番号の入力を開始すると送信優先モードが自
動的に起動されるので、電話番号の入力中に着信があっ
ても、オペレータは引き続き送信動作を行えるようにな
る。 (2) 請求項2に記載した発明によれば、オペレータがF
DFに原稿を載置すると送信優先モードが自動的に起動
されるので、FDFに原稿を載置した後に着信があって
も、オペレータが引き続き送信動作を行えるようにな
る。 (3) 請求項3に記載した発明によれば、送信操作中の着
信を全て拒否することなく、受信相手に応じて着信優先
とすることができるので、重要な相手からの受信が送信
操作中であることによって妨げられてしまうことがな
い。 (4) 請求項4に記載した発明によれば、送信相手に応じ
て、送信優先モードを起動するか否かが自動的に決定さ
れるので、重要な送信相手を予め送信優先対象として登
録しておけば、その他の送信相手との通信時のみ着信を
優先することができる。 (5) 請求項5に記載した発明によれば、受信処理が比較
的短時間で完了するG4モードの着信は許可し、受信処
理に時間を要するG3モードの着信が拒否されるので、
効率の良い処理が可能になる。 (6) G3およびG4モードでの通信が可能なファクシミ
リ装置において、G3(G4)モードでの送信処理中で
もG4(G3)モードでの着信であれば受信できるよう
にしたので、従来のように、いずれか一方のモードのみ
が送信処理中であるにも拘らずG3、G4モードのいず
れの着信もが拒否されてしまう場合に比べて効率の良い
処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のブロック図である。
【図2】 第1実施例の動作を示したフローチャートで
ある。
【図3】 本発明の第2実施例のブロック図である。
【図4】 第2実施例の動作を示したフローチャートで
ある。
【図5】 本発明の第3実施例のブロック図である。
【図6】 第3実施例の動作を示したフローチャートで
ある。
【図7】 本発明の第4実施例のブロック図である。
【図8】 第4実施例の動作を示したフローチャートで
ある。
【図9】 本発明の第5実施例のブロック図である。
【図10】 第5実施例の動作を示したフローチャート
である。
【図11】 本発明の第6実施例のブロック図である。
【図12】 第6実施例の動作を示したフローチャート
である。
【符号の説明】
1…スキャナ、2…コーデック部、4…画像メモリ、5
…モデム、6…NCU、7…プリンタ、8…操作パネ
ル、9…CPU、10…ROM、11…RAM、13…
送信操作中判定部、15…送信優先判定部、91…電話
番号入力検出部、92…ID検出部、93…ID判定
部、94…着信通信モード判定手段、95…処理中通信
モード判定手段、111…ID記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 稔 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社岩槻事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動受信機能を備えたファクシミリ装置
    において、 送信先電話番号の入力を検出する手段を具備し、 電話番号の入力が検出されると、自動受信機能を停止し
    て送信処理を優先的に実行するようにしたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 自動受信機能を備えたファクシミリ装置
    において、 予定箇所への送信原稿の載置を検出する手段を具備し、 送信原稿の載置が検出されると、自動受信機能を停止し
    て送信処理を優先的に実行するようにしたことを特徴と
    するファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 自動受信機能を備え、送信操作中は自動
    受信機能を停止して送信処理を優先的に実行するファク
    シミリ装置において、 オペレータによる送信操作中を判定する判定手段と、 受信を優先させる相手局のIDが記憶されたID記憶手
    段と、 着信時に相手局のIDを検出するID検出手段と、 前記検出されたIDと前記記憶されたIDとを比較する
    手段とを具備し、 送信操作中に着信した相手局のIDがID記憶手段に登
    録されていると、送信操作中にかかわらず受信処理を優
    先的に実行するようにしたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  4. 【請求項4】 自動受信機能を備えたファクシミリ装置
    において、 入力された送信相手の電話番号に基づいて、当該送信相
    手が送信優先対象であるか否かを判定する送信優先判定
    手段を具備し、 送信相手が送信優先対象であると、自動受信機能を停止
    して送信処理を優先的に実行するようにしたことを特徴
    とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 G3およびG4モードでの自動受信機能
    を備えたファクシミリ装置において、 オペレータによる送信操作中を判定する手段と、 着信呼の通信モードを判定する通信モード判定手段とを
    具備し、 送信操作中にG3モードでの着信があると、自動受信機
    能を停止して送信処理を優先的に実行するようにしたこ
    とを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 G3およびG4モードでの自動受信機能
    を備えたファクシミリ装置において、 着信呼の通信モードを判定する着信通信モード判定手段
    と、 送信処理中の通信モードを検出する処理中通信モード判
    定手段とを具備し、 G3モードでの送信処理中におけるG3モードの着信、
    およびG4モードでの送信処理中におけるG4モードの
    着信時には、自動受信機能を停止して送信処理を優先的
    に実行するようにしたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
JP4273403A 1992-09-18 1992-09-18 ファクシミリ装置 Pending JPH06105108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4273403A JPH06105108A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4273403A JPH06105108A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06105108A true JPH06105108A (ja) 1994-04-15

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JP4273403A Pending JPH06105108A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 ファクシミリ装置

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JP (1) JPH06105108A (ja)

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