JPH06105055A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06105055A
JPH06105055A JP4246902A JP24690292A JPH06105055A JP H06105055 A JPH06105055 A JP H06105055A JP 4246902 A JP4246902 A JP 4246902A JP 24690292 A JP24690292 A JP 24690292A JP H06105055 A JPH06105055 A JP H06105055A
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JP
Japan
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communication
file
memory
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facsimile apparatus
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JP4246902A
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English (en)
Inventor
Fumiko Wada
二三子 和田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリファイルの内容を常にその通信結果と
対応付けて表示確認でき、通信状況の把握を容易化した
ファクシミリ装置を提供する。 【構成】 制御部1は、メモリ2内に設けたメモリ管理
テーブル上で、各通信に係るメモリファイルとそのメモ
リファイルに関する通信結果等の通信管理情報を一緒に
登録管理する。既に登録されたメモリファイルを用いた
通信の実行後、制御部1は、当該メモリファイルに関す
る先の登録情報を消去するとともに、そのメモリファイ
ルの通信管理情報をその通信結果に応じて書き換えつ
つ、当該メモリファイルを最終通信ファイルとして上記
メモリ管理テーブルのメモリファイル最後尾に更新登録
する。この登録情報の一覧表示において、オペレータは
各メモリファイルを常にその通信の最新の通信結果とと
もに一目で確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリ部に記憶されたメ
モリファイルを一覧表示することのできるファクシミリ
装置に係り、詳しくは、あるメモリファイルをその通信
結果等とともに一括して確認できるようにするためのメ
モリファイル表示制御方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】今日のファクシミリ装置の中には、受信
部または原稿読取部から入力された画情報をメモリ部の
メモリファイルに蓄積するとともに、入力された順番に
メモリファイルのファイル番号およびファイル名称等の
ファイル情報を登録し記憶するファイル登録処理を行う
ものが知られている。
【0003】また、この種のファクシミリ装置では、メ
モリ部に記憶されたメモリファイルを所望の相手に対し
て送信する際に、例えばその送信に関する通信日時や通
信相手あるいは通信結果等の通信管理情報を生成し、こ
れをメモリ部に登録し記憶する通信管理情報登録処理を
併用しているものも少なくない。
【0004】しかしながら、この種の従来のファクシミ
リ装置では、上述したファイル登録処理と通信管理情報
登録処理とがそれぞれ独立して実行され、その登録情報
の確認方法に関しても、上記メモリファイルは表示部に
一覧表示して確認するのに対し、通信管理情報は記録部
で印字出力して確認する方法が一般的であった。また、
この種の従来のファクシミリ装置では、既に登録された
メモリファイルを複数の相手に送信する等の目的で複数
回使用した場合には、当該メモリファイル及び通信管理
情報はその通信回数に対応した複数分の同一の情報が登
録されようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のファクシミリ装置では、メモリファイルのファイル番
号およびファイル名称等のファイル情報を登録するファ
イル登録処理と、メモリファイルに関する通信日時や通
信相手あるいは通信結果等の通信管理情報を登録する通
信情報登録処理とが連動されておらず、例えば、必要に
応じて前記メモリファイルの一覧表示を行った場合、オ
ペレータはそのメモリファイルのファイル番号やファイ
ル名しか確認することができず、結局、そのファイル情
報の一括表示は単なるメモリファイルの一覧表としてし
か利用することができなかった。
【0006】このため、例えば、あるメモリファイルが
通信に使用されたか否か等を調べる場合には、ファイル
情報の一括表示と通信管理情報の印字出力とを見比べな
ければならず、検索の煩しさがあるとともに、誤検索の
可能性を高めるという問題点があった。
【0007】また、上記従来のファクシミリ装置のファ
イル登録処理によれば、複数回の通信に使用されたメモ
リファイルはその通信毎に独立したメモリファイルとし
てメモリ部に複数記憶される構成であったため、メモリ
ファイルを一覧表示した時の同一ファイル名の混在によ
って、上述したファイル検索を更に煩雑なものにすると
ともに、メモリ部のメモリ容量を浪費さえ、しかも表示
部の表示効率を低下させるという問題点もあった。
【0008】本発明は上記問題点を除去し、メモリファ
イルの内容をその通信管理情報も含めて一目で確認で
き、単なるメモリファイルの一覧表としての機能に留ま
ることのない極めて能率的な通信管理を可能ならしめる
とともに、メモリファイルを複数回使用した時のメモリ
部における同一メモリファイルの滞留に起因するメモリ
容量の浪費及び表示効率の低下を回避することのできる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信または受
信に係る画情報を全てメモリ部への蓄積を経て通信処理
するファクシミリ装置において、メモリ部に蓄積される
画情報に対応して、少なくとも該画情報のファイル名及
びその通信管理情報を含むファイル情報を生成するファ
イル情報生成手段と、該ファイル情報生成手段により生
成されたファイル情報を通信発生順に前記メモリ部内の
通信管理テーブルに順次記憶する記憶制御手段と、既に
ファイル情報によって前記メモリ部内に蓄積管理される
画情報による通信が行われた場合、該通信された画情報
に関する過去のファイル情報を前記通信管理テーブルか
ら削除するともに、現通信に際してそのファイル情報を
当該通信結果に応じて更新登録するファイル情報更新登
録手段と、ファイル一覧表示要求操作が行われた場合、
前記メモリ管理エリアに記憶されているファイル情報を
読み出し、少なくともファイル名及びその通信管理情報
を確認できる所定の形式で表示手段に表示する表示制御
手段とを具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、メモリ部に通信管理テーブルを設
け、このテーブル上で、ある通信に関してその通信のメ
モリファイル情報とその通信管理情報を混在して登録管
理し、メモリファイルの一覧表示の要求があった場合に
は、その通信管理テーブルの登録内容を読み出し、メモ
リファイルとその通信管理情報とを対応付けて一括表示
するようにしたものである。
【0011】併せて、本発明では、あるメモリファイル
が複数回の通信に供される場合には、新たな通信が実行
される毎に、その同一メモリファイルに関する過去の登
録情報を前記テーブルから消去し、当該メモリファイル
の最新の通信結果として、上記テーブル内のメモリファ
イル最後尾に新規登録するようにしたものである。
【0012】このように、メモリファイルとその通信管
理情報とを対応付けて登録管理し、しかも同一メモリフ
ァイルが複数回の通信に用いられた場合には、当該メモ
リファイルに関する先の登録情報を消去し、同一内容で
通信結果のみが異なる最終通信メモリファイルとしてメ
モリファイル最後尾に更新登録するようにした本発明の
構成によれば、登録情報の一覧表示を行った場合に、オ
ペレータは、各メモリファイルをその通信結果とととも
に一目で確認でき、しかもその表示結果から最新の通信
状況を正確に知ることができ、この種の確認のための煩
わしい検索が不要であり、必然的に誤検索も未然に防止
できる。併せて、本発明によれば、同一メモリファイル
が複数回の通信に使用された場合においても、最新の通
信に関するだた1つのメモリファイルとして更新される
ため、メモリ容量の浪費を抑えると同時に表示効率も高
めることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明に係るファクシミリ
装置の一実施例を示すブロック図である。同図からも分
かるように、このファクシミリ装置は、プロセッサより
成り、予め用意されたプログラムやデータに基づき装置
各部を制御する制御部1と、その制御プログラムやデー
タを記憶するメモリ2と、任意の相手と情報の通信を行
う通信制御部3と、ダイヤル信号を通信制御部3へ送出
するオ―トダイヤル部4と、各種設定キ―によりデ―タ
を入力する操作部5と、上記メモリ2に記憶された情報
を表示する表示部6と、原稿を読み取り符号化された画
情報を送出するとともに、通信制御部3から受信された
画情報を復号化し出力するファクシミリ部7とを具備し
て構成される。
【0014】メモリ2には、制御プログラムの記憶エリ
アの他、後述するような通信用メモリ管理テ―ブルが設
けられる。この通信用メモリ管理テーブルは例えば図3
に示す如くに構成され、図2に示す如くのファイルカウ
ンタのカウント値に対応したそれぞれのエリアに対し
て、通信制御部3あるいはファクシミリ部7から入力さ
れた画情報のファイル番号およびファイル名称等のファ
イル情報が記憶され、画情報を送信した場合には更にそ
の通信相手と通信結果等の通信管理情報が記憶される。
【0015】通信制御部3は、任意の相手と回線8で接
続されるとともに、相手との発着呼処理や回線8の接続
・開放処理や送受信信号の変復調処理等を行う。なお、
回線8はここではPBX等に接続される回線としたが内
線および外線のいずれに対しても接続されるものとす
る。
【0016】操作部5には、ダイヤルキ―と送信キ―と
メモリファイル一覧表示する機能キ―等の各種設定キ―
が備えられている。表示部6は、メモリファイルの内容
およびメモリファイル一覧表示等を表示する。なお、操
作部5と表示部6とは一体構造のタッチパネルであって
もよい。
【0017】この本発明のファクシミリ装置は、メモリ
2に記憶された画情報に関してそのファイル情報を生成
して記憶し、当該ファイル情報を必要に応じて一覧表示
する機能を有したものである。
【0018】その基本動作として、特に、本ファクシミ
リ装置では、ある通信に関して少なくともその通信のフ
ァイル名とその通信管理情報とが混在したファイル情報
を用い、このファイル情報で管理される画情報が通信に
用いられた場合は、当該ファイル情報の内容を常にその
通信の最終アクション情報(例えば、通信開始時刻や通
信宛先名、通信結果)を登録する。
【0019】その後、このファイル情報の一覧表示要求
があった場合、その登録されたファイル情報を読み出
し、各メモリファイル毎の最終アクション情報を所定の
形式で一覧表示する。ここで言う所定の形式とは、日付
/時間/相手先/結果/枚数の各項目を有する形式であ
り、例えば、送信済みのファイルであれば、最終送信し
た日付、時間、相手先、結果、枚数を表示し、また、未
送信のファイルであれば、メモリ入力した日付、時間、
送信相手先、枚数を表示する。
【0020】このようにして、本発明ではメモリに入力
したメモリファイルの表示制御において、ファイル一覧
表は送信済みのものは最終送信した相手先やその通信結
果を一緒に表示し、通信管理情報と連動させた形式とす
る。その際、ファイル一覧表は時系軸に従って入力順に
表示する構成とする。また、送信時、ファイル一覧表か
ら選択した時、ファイル一覧表の内容で最新の入力され
た場合と同様に、一覧表の順番を入れ換えるようにし、
未送信のもの以外は、通信管理情報の順番を対応させる
ようにしている。
【0021】以下、本発明のファクシミリ装置のメモリ
ファイルの登録処理の動作について図4に示すフロ―チ
ャ―トを参照して説明する。
【0022】オペレ―タが、操作部5のメモリファイル
登録キ―を選択し操作することにより、制御部1にメモ
リファイル登録の指示を入力する。ここで、制御部1
は、ファクシミリ部7のハンドスキャナの操作によるメ
モリファイルの登録をするか否かの判定を行う(ステッ
プ401)。
【0023】このステップ401の判定において、ハン
ドスキャナの操作によらない場合(NOの場合)には、
通信制御部3から入力されたメモリ入力操作によるメモ
リファイルの登録をするか否かの判定を行う(ステップ
402)。
【0024】このステップ402の判定において、メモ
リ入力操作によらない場合(NOの場合)には、操作部
5のマルチ送信あるいはシングル送信入力操作によるメ
モリファイルの登録をするか否かの判定を行う(ステッ
プ403)。
【0025】このステップ403の判定において、登録
しない場合(NOの場合)には制御部1はメモリファイ
ル登録処理を終了し、登録する場合(YESの場合)に
は、登録するメモリファイルが新規のものかあるいは既
にメモリ2に記憶されて存在するメモリファイルかどう
かを判定するいわゆる生原稿判定を行う(ステップ40
4)。ここで、メモリファイルが既に存在する場合(N
Oの場合)には、制御部1はメモリ2から指定したファ
イル番号を読み出し(ステップ407)、このファイル
番号のメモリテ―ブルを削除するとともに(ステップ4
08)、メモリ2のファイルの数量を表わすファイルカ
ウンタ(図2参照)を1つ減算する(ステップ40
9)。このようにして、制御部1は、新規メモリファイ
ルの作成という意味でメモリ2内に新規の通信用メモリ
管理テ―ブルを生成し(ステップ405)、ファイル番
号およびファイル名称等のファイル情報と通信日時や通
信結果等の最新の通信情報を登録して記憶し、その後
は、ファイルカウンタの更新のためにカウント値に1を
加算して(ステップ406)、メモリファイル登録処理
を終了する。なお、上記処理によれば、ステップ401
と402と404の判定において、図中のYESの場合
には、全て、新規のメモリファイルを登録することにな
るため、ステップ405の新規メモリ管理テ―ブルの生
成を行う処理を実行する。
【0026】図2は、以上の処理に際してのメモリ2内
のメモリファイルのカウンタエリアの構成を模式的に表
したものであり、上記メモリファイル登録動作により入
力されたメモリファイルの数が格納されている。従っ
て、上記メモリファイル登録動作終了時に、メモリ2の
メモリ管理テーブルとしては、このメモリファイルカウ
ンタの数値分のファイルエリアが確保されることにな
る。
【0027】図3は、そのメモリ2のメモリ管理テ―ブ
ルの一実施例を示したメモリ構成図である。このメモリ
管理テ―ブルは、ファイルの入力順番を示す通信連番情
報301と、メモリファイルを通信に使用した日時を示
す通信時刻情報302と、通信時間303と、電話種別
例えば内線・外線あるいは機種名等を示す種別情報30
4と、通信相手の電話番号305と、通信枚数(ペ―ジ
数)306と、通信結果を示すエラ―情報307と、メ
モリファイルのファイル番号308とから成り、それぞ
れに最新の通信管理情報が登録されるようになってい
る。
【0028】これによって、例えば、図4のフローチャ
ートに従ったメモリファイル登録動作によって、シング
ル送信入力操作が行われた場合、連番番号が「05」
で、通信開始時刻が「03月23日10時30分」で、
電話番号が「0425- 85-3259」で、送信枚数
が3枚である場合、図3に示すメモリ管理テーブルの0
0エリア及び01エリアには連番番号「05」が、02
エリア〜05エリアにはメモリ入力操作開始時刻「0
3.23.10.30」が、09エリア〜28エリアに
は電話番号情報「04.25.85.32.59」が、
更に、29エリアには送信枚数「03」がそれぞれ登録
される。また、31〜32エリアにはメモリファイル番
号「05」が登録される。
【0029】次に、本発明のファクシミリ装置により所
望の相手にメモリファイルを送信した後、メモリファイ
ルの最終情報をメモリ管理テ―ブルに登録する動作を図
5に示すフロ―チャ―トを参照して説明する。
【0030】まず、ファクシミリ装置ではメモリ2に記
憶したメモリファイルを所望の相手に対して通信制御部
3から送信し、この送信動作が終了すると(ステップ5
01)、メモリ2に図3に示したような最新情報を登録
したメモリ管理テ―ブルを生成する(ステップ50
2)。その際、その通信に係る通信開始時刻、通信時
間、エラー情報等を併せて登録する。
【0031】次に、ファクシミリ装置はその生成したメ
モリ管理テ―ブルよりファイル番号を読み出し(ステッ
プ503)、同一ファイル番号をもったファイル情報
が、既に存在しないか否かを検索する(ステップ50
4)。
【0032】メモリ管理テ―ブル上に同一ファイル番号
のファイル情報が既に存在する場合(YESの場合)に
は、次にファクシミリ装置は同一ファイル番号のメモリ
管理テ―ブルを削除(ステップ505)するとともに、
ファイルカウンタを1つ減算する(ステップ506)。
【0033】このようにして、メモリ2には常に最新の
通信管理情報を登録したファイル情報を記憶することが
できる。その後、オペレータが操作部5でメモリファイ
ル一覧表示キーを押すと、制御部1がメモリ2から読み
出した登録情報を表示部6に表示する制御を行い、この
表示制御によって、表示部6には一例として図6及び図
7に示す如くのファイル情報の一覧表示を得ることがで
きる。
【0034】図6は、同図(a)に示す結果において通
信不能(NG)であった相手先「マツモトタロウ」の原
稿を、再度送信した時に、同図(b)に示す結果におい
て通信正常終了(OK)になった様子を表したものであ
る。また、図7は、同図(a)に示す結果において時間
15;30に取り込まれたハンドスキャナ原稿が、同図
(b)に示す結果において時間15;35に相手先「サ
クライサチコ」に正常に送信された様子を表したもので
ある。
【0035】これら図6及び図7のファイル情報表示結
果からも分かるように、図4及び図5に示すフローチャ
ートに従った処理を同時に実行する本願ファクシミリ装
置によれば、あるジョブの登録後、そのジョブに係るメ
モリファイルはメモリファイル一覧表の最後尾に移さ
れ、ジョブ終了後は、常にジョブとしての最新情報が表
示されることになる。つまり、本発明では、ファイル名
とそのファイルに関する通信管理情報とが一緒に表示さ
れ、しかも、その表示の順番が通信の順番に対応するよ
うになっており、オペレータ対して、煩わしい検索操作
を要求することなく、極めて有用な通信管理情報を提供
することができる。
【0036】上記実施例では、メモリファイルの最新情
報が表示される点の動作説明を目的として、日付、時
間、相手先、結果、枚数の通信情報のみを表示する例を
開示したが、ファイル番号やファイル名称および連番情
報等も一覧表示するようにもでき、そのファイルの表示
形式や項目等は任意に構成できるものである、その他、
本発明は上記主旨を逸脱しない範囲内で、種々の応用が
可能であることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置によれば、メモリ内で、メモリファイルとその
通信管理情報とを対応付けて登録管理するとともに、既
に登録されているメモリファイルが通信に用いられた際
には、当該メモリファイルに関する先の登録情報をメモ
リ内から消去し、同一内容で通信結果のみが異なる最終
通信メモリファイルとしてメモリファイル最後尾に更新
登録するようにしたため、これら登録情報を一括表示し
た場合に、オペレータは各メモリファイルを常にその通
信の最新の通信結果とともに確認でき、従来装置のよう
にメモリファイルとその通信状況の確認のために、表示
されたメモリファイル名と通信結果記録出力とを照合す
るといった煩わしい手間を要することなく、極めて効率
的な検索を行うことができる。
【0038】また、本発明では、同じメモリファイルが
通信に用いられた場合には、当該メモリファイルに関す
る先の登録情報をメモリ内から消去するという処理によ
って、メモリ内での重複したメモリファイルの滞留を防
止しながら、メモリの有効活用を図ることができ、同時
に表示部の表示効率も高めることができるという種々の
優れた利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本発明のファクシミリ装置のメモリ内に設けら
れるメモリファイルカウンタの一例を示す模式図。
【図3】本発明のファクシミリ装置のメモリ内に設けら
れるメモリ管理テ―ブルの一例を示す模式図。
【図4】本発明のファクシミリ装置のメモリに対するフ
ァイル登録処理動作を示すフロ―チャ―ト。
【図5】本発明のファクシミリ装置のメモリに対するフ
ァイル更新処理動作を示すフロ―チャ―ト。
【図6】本発明のファクシミリ装置の表示部に対するメ
モリファイルの一覧表示の一態様を示す図。
【図7】本発明のファクシミリ装置の表示部に対するメ
モリファイルの一覧表示の別の態様を示す図。
【符号の説明】
1 制御部 2 メモリ 3 通信制御部 4 オ―トダイヤル部 5 操作部 6 表示部 7 ファクシミリ部 8 回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信または受信に係る画情報を全てメモ
    リ部への蓄積を経て通信処理するファクシミリ装置にお
    いて、 メモリ部に蓄積される画情報に対応して、少なくとも該
    画情報のファイル名及びその通信管理情報を含むファイ
    ル情報を生成するファイル情報生成手段と、 該ファイル情報生成手段により生成されたファイル情報
    を通信発生順に前記メモリ部内の通信管理テーブルに順
    次記憶する記憶制御手段と、 既にファイル情報によって前記メモリ部内に蓄積管理さ
    れる画情報による通信が行われた場合、該通信された画
    情報に関する過去のファイル情報を前記通信管理テーブ
    ルから削除するともに、現通信に際してそのファイル情
    報を当該通信結果に応じて更新登録するファイル情報更
    新登録手段と、 ファイル一覧表示要求操作が行われた場合、前記メモリ
    管理エリアに記憶されているファイル情報を読み出し、
    少なくともファイル名及びその通信管理情報を確認でき
    る所定の形式で表示手段に表示する表示制御手段とを具
    備することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 ファイル情報内の通信管理情報には、少
    なくとも通信日時、通信時間、通信相手先、通信結果、
    通信枚数が含まれることを特徴とする請求項1記載のフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ファイル情報更新登録手段は、送信が正
    常に完了した画情報に対しては、この画情報に関してフ
    ァイル情報内に、最終送信した相手先名称情報及びその
    通信結果を少なくとも含ませることを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 表示制御手段は、ファイル一覧の表示に
    際し、ファイルの入力順にそのファイル情報を表示する
    ことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
JP4246902A 1992-09-16 1992-09-16 ファクシミリ装置 Pending JPH06105055A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7903293B2 (en) 1996-12-26 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Data communication system

Cited By (3)

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US7903293B2 (en) 1996-12-26 2011-03-08 Canon Kabushiki Kaisha Data communication system
US8031379B2 (en) 1996-12-26 2011-10-04 Canon Kabushiki Kaisha Data communication system
US8891137B2 (en) 1996-12-26 2014-11-18 Canon Kabushiki Kaisha Data communication system

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