JP3068122B2 - 同報送信機能付き通信装置および通信方法 - Google Patents

同報送信機能付き通信装置および通信方法

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JP3068122B2 JP4018819A JP1881992A JP3068122B2 JP 3068122 B2 JP3068122 B2 JP 3068122B2 JP 4018819 A JP4018819 A JP 4018819A JP 1881992 A JP1881992 A JP 1881992A JP 3068122 B2 JP3068122 B2 JP 3068122B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリなど、グ
ループ送信などの同報送信が可能な通信装置および通信
方法に係わり、特に、同報送信時における重複した送信
先への送信を避け、効率の良い同報送信制御を行なうの
に好適な同報送信機能付き通信装置および通信方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリなどの通信装置において、
同じ原稿を、同時に多数の異なる相手先に送信(以下、
同報送信と記載)する場合、例えば、(株)リコー発行
の「RIFAX 112 取り扱い説明書」の第35頁
から第40頁に記載のグループ送信や、ワンタッチキー
などの短縮ダイヤルによる宛先入力などが有効である。
これらの場合、宛先の加入者番号は、予め登録されてい
る。特に、グループ送信の場合は、1回の操作で、複数
の宛先を入力することができるため、同報送信時に、多
く利用されている。例えば、ファクシミリでネットワー
クを形成している場合など、そのキー局は、同報送信を
多く利用すると考えられる。しかし、グループに登録さ
れる宛先数が多くなると、オペレータは、登録されてい
る各々の宛先を、完全に把握することは難しくなる。そ
のような時に、次のような問題が生じる。尚、説明を簡
略化するために、グループに登録してある宛先を要素と
考え、グループを集合として説明する。
【0003】図3は、グループ登録における問題点を示
す説明図である。あるオペレータが、グループAとグル
ープBに同報送信をする場合、図3(a)に示すよう
に、2つの集合の関係が、共通の要素を持たないなら
ば、すなわち、A∩B=φであれば、重複する宛先は無
いので、問題は生じない。しかし、図3(b)に示すよ
うに、集合に、共通要素Cを持つ場合、すなわち、A∩
B=Cの場合は、共通要素Cの宛先に、2回発呼するこ
とになる。従って、同じ原稿を、同じ相手に2部送るこ
とになる。
【0004】本来は、このような登録の仕方をすべきで
はないが、グループ数などに制限があったり、A∪Bの
要素数に較べて、共通要素Cの要素数が、絶対的に少な
い場合には、やむを得ない登録の仕方と考えられる。ま
た、グループを用いないで同報宛先を指定した時でも、
多数の宛先を指定すれば、オペレータが、どの宛先まで
指定動作を行なったかを意識せねばならず、混乱を招い
てしまうものと考えられる。
【0005】従来は、グループの場合には、登録内容を
予め確認したり、また、グループを用いない場合には、
宛先指定が終了した時点で、指定内容をレポートなどの
形で確認することを行なっていた。この確認作業は、フ
ァクシミリなどの通信にとっては、「かけ間違い」とい
うものをしてはいけないという意識の現われであると考
えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、同報送信の際に、グループを用
いる場合には、同じ原稿を、同じ宛先に重複して送信す
る無駄が、また、グループを用いない場合には、重複送
信を避けるためのオペレータの負荷が大きくなり、同報
送信を、効率良く行なうことができない点である。本発
明の目的は、これら従来技術の課題を解決し、同報送信
時において、送信先の重複を自動的に検出し、オペレー
タが、多数の相手先の宛先指定中に、重複宛先指定を意
識すること無く、スムーズに効率良く、宛先指定を行な
うことを可能とする同報送信機能付き通信装置および通
信方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の同報送信機能付き通信装置は、(1)送信
の対象となる情報を記憶する送信情報記憶部と、この送
信情報記憶部に記憶した情報を、指定された複数の送信
宛先に、同時に送信する同報送信制御部とを具備する同
報送信機能付き通信装置において、同報送信制御部は、
指定された送信宛先の重複を抽出する宛先管理部と、こ
の宛先管理部で抽出した重複する送信宛先に対する発呼
を一回に制限する送信決定部とを設けることを特徴とす
る。また、(2)上記(1)に記載の同報送信機能付き
通信装置において、同報送信制御部は、宛先管理部で抽
出した重複する送信宛先に対する送信決定部による発呼
動作を、オペレータの指示に基づき制御する重複対処制
御部を設けることを特徴とする。また、(3)上記
(1)、もしくは、(2)のいずれかに記載の同報送信
機能付き通信装置において、同報送信制御部は、宛先管
理部で抽出した重複する送信宛先のそれぞれの重複回数
を抽出する重複回数抽出部を具備し、この重複回数抽出
部で抽出した重複回数分の送信を、送信決定部で発呼し
た宛先に送信することを特徴とする。また、(4)上記
(1)〜(3)のいずれかに記載の同報送信機能付き通
信装置において、上記宛先管理手段における指定された
送信宛先の重複の抽出は、電話番号を用いて行うことを
特徴とする。 さらに、本発明の同報送信機能付き通信方
法は、(5)送信の対象となる情報を記憶しておき、指
定された複数の送信宛先に、同時に送信することが可能
な同報送信機能付き通信方法において、指定された送信
宛先の重複を抽出する第1のステップと、この第1のス
テップで抽出した重複する送信宛先に対する発呼を一回
に制限する第2のステップを有することを特徴とする。
また、(6)上記(4)に記載の同報送信機能付き通信
方法において、第1のステップで抽出した重複する送信
宛先に対する発呼を、オペレータの指示に基づき制御可
能にしたことを特徴とする。 また、(7)上記(5)、
もしくは、(6)のいずれかに記載の同報送信機能 付き
通信方法において、第1のステップで抽出した重複する
送信宛先のそれぞれの重複回数を抽出する第3のステッ
プを有し、この第3のステップで抽出した重複回数分の
送信を、第2のステップにおいて発呼した宛先に送信す
ることを特徴とする。 また、(8)上記(5)〜(7)
のいずれかに記載の同報送信機能付き通信方法におい
て、第1のステップにおける指定された送信宛先の重複
の抽出は、電話番号を用いて行うことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、異なるグループで共通に登
録された宛先Cが指定された場合や、宛先の重複を、自
動的に検出する。そして、自動的、もしくは、オペレー
タの操作に基づき、適切な処置をとる。このことによ
り、オペレータは、宛先指定中に、重複宛先指定を意識
する必要がなくなり、従来、同報送信の際に行なってい
た送信先の確認作業の負荷を軽減することができる。さ
らに、負荷の軽減に伴い、送信先の指定忘れなどによる
送信漏れを回避することができ、同報送信を的確に行な
うことが可能となる。例えば、重複して宛先が指定され
た場合には、重複文について、自動的に発呼をキャンセ
ルして、オペレータに、重複宛先の負案を感じさせな
い。また、重複が生じた際に、オペレータに、その宛先
を告知することにより、キャンセルするか否かを判断さ
せ、重複の指定が、どのような時に起こりえるのか意識
させる。場合によっては、オペレータが、意識的に重複
させたことを確認する。また、重複する宛先が指定され
た場合、それが、故意に依るものだと判断して、発呼を
重複回数分行なうことをせずに、1回の発呼により、重
複枚数分の原稿を送信して、通信コストを節約する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施したファクシミリの本発
明に係わる構成の一実施例を示すブロック図である。本
図において、1は本発明の同報送信を行なうファクシミ
リであり、回線12を介して、他のファクシミリ13〜
15と接続されている。そして、ファクシミリ1は、送
信原稿の画像情報を読み取るスキャナ部2と、操作者か
らの操作指示などを入力する入力部3と、送受信時の通
信状況などを表示出力する表示部4と、受信した画像情
報を印字出力するプロッタ部5と、回線12との画像情
報の送受信制御を行なう網制御部6と、ファクシミリ1
の全体動作の制御を行なう主制御部7と、スキャナ部2
で読み取った送信対象の情報を記憶する送信情報記憶部
8と、グループを登録するグループ登録部9と、短縮ダ
イヤル番号などを登録する短縮ダイヤル登録部10と、
本発明に係わる同報送信制御を行なう同報送信制御部1
1とにより構成されている。
【0010】また、同報送信制御部11は、同報送信動
作時に、オペレータによるグループ番号や短縮ダイヤル
番号の指定入力に基づき、グループ登録部9と短縮ダイ
ヤル登録部10から、該当するグループのそれぞれのダ
イヤル番号、および、短縮ダイヤルなどを、管理テーブ
ル16に登録し、かつ、この登録時、もしくは、登録終
了後に、重複して登録される宛先を抽出する宛先管理制
御部17と、この宛先管理制御部17の重複宛先の抽出
結果に基づき、送信先を決定する送信先決定部18と、
宛先管理制御部17で抽出した重複する宛先に関する情
報の表示部4への出力制御、および、この表示部4に表
示した重複宛先情報に対応して、オペレータが、入力部
3を介して入力した指示に基づき、送信先決定部18の
送信先の決定動作を制御する重複対処制御部19と、宛
先管理制御部17で抽出した重複する宛先のそれぞれの
重複回数を抽出する重複回数抽出部20により構成され
ている。このような構成の同報送信制御部11を具備す
ることにより、本実施例のファクシミリ1では、例え
ば、ファクシミリ13〜15への同報送信を、効率良く
行なう。以下、本実施例のファクシミリ1の本発明に係
わる同報送信動作を説明する。
【0011】まず、入力部3を介して、オペレータが、
同報送信を指定すると、主制御部7は、同報送信制御部
11を起動する。次に、オペレータが、送信先として、
グループや、短縮ダイヤルを入力すると、同報送信制御
部11の宛先管理制御部17は、グループ登録部9か
ら、入力されたグループに含まれる全ての宛先(加入者
番号)を、また、短縮ダイヤル登録部10から、入力さ
れた短縮ダイヤルに対応する宛先(加入者番号)を、そ
れぞれ抽出して、管理テーブル16に登録する。尚、短
縮ダイヤルに関しては、短縮キー番号自体を、管理テー
ブル16に登録しても良い。また、管理テーブル16へ
の登録時には、例えば、後で重複宛先の検索を容易にす
るために、ソートして整理したり、また、発呼順のポイ
ンタでリンクするなどして、指定された宛先を、それぞ
れの加入者番号に個別化して整理する。そして、宛先管
理制御部17は、管理テーブル16を整理する段階、あ
るいは、整理が終了した時点で、同一の加入者番号を見
つけた場合は、その重複する加入者番号を抜き出すか、
または、管理テーブル16の加入者番号にマークする。
【0012】重複対処制御部19は、この宛先管理制御
部17で抽出した重複宛先の加入者番号を、表示部4に
表示するように、主制御7に依頼する。このようにし
て、重複対処制御部19は、指定した宛先が重複してい
ることを、オペレータに告知し、適切な処理操作を促
す。例えば、自動的に重複している相手先を削除するの
か、または、発呼を1回のみとして、重複した分の部数
を送信するのかなどの選択を促す。このような表示部4
の表示内容を参照して、オペレータは、希望する送信操
作を選択して入力する。この選択入力に基づき、重複対
処制御部19は、送信先決定部18の送信先の決定動作
を制御する。尚、このような重複対処制御部19の動
作、および、重複対処制御部19自体の起動は、例え
ば、予め内部スイッチによって設定することも、また、
常時、オペレータに選択させるオペレーションを組み込
んで切替ることも可能である。すなわち、宛先管理制御
部17で抽出した宛先の重複に関する情報を、オペレー
タに知らせず、自動的に削除することも可能である。送
信先決定部18は、宛先管理制御部17の抽出結果と、
重複対処制御部19の制御動作に基づき、送信先を決定
する。この送信先決定部18の送信先の決定に基づき、
主制御部7は、網制御部6により、順次、ファクシミリ
13〜15のそれぞれに、回線12を接続し、送信情報
記憶部8に記憶してある送信情報の同報送信を行なう。
【0013】このようにして、本実施例のファクシミリ
1では、宛先の重複を自動的に検索し、重複した無駄な
送信動作を回避することができる。また、従来、同報送
信の際にオペレータが行なっていた送信先の確認作業の
負荷を軽減することができる。例えば、オペレータは、
宛先指定中に、重複宛先指定を意識する必要がなくな
り、スムーズに、かつ、的確な宛先指定を行なうことが
可能となる。次に、フローチャートを用いて、本実施例
のファクシミリ1の同報送信動作を説明する。
【0014】図2は、図1におけるファクシミリの本発
明に係わる処理動作の一実施例を示すフローチャートで
ある。本実施例は、特に、同報送信に係わる処理動作を
示し、まず、同報送信のための宛先が入力されると(ス
テップ101)、図1の宛先管理制御部17を介して、
入力された宛先を、図1の管理テーブル16に、整理し
ながら、登録する(ステップ102)。尚、この入力方
式は、グループや短縮ダイヤルなど、自由である。ま
た、この管理テーブル16の登録の整理形態は、降順な
どが考えられ、特に限定されない。また、登録終了後
に、ソートなどして整理しても良い。さらに、図1の宛
先管理制御部17では、番号の整理中、もしくは、終了
後に、同じ番号のものを抽出する(ステップ103)。
その際、抽出したものを、新たに、図1の管理テーブル
16に管理することも可能であり、また、ステップ10
2における処理で作成した管理テーブルに、付加情報と
して、何らかのバッファを持つことも可能である。
【0015】入力された宛先に、重複した番号が無い場
合には(ステップ104)、発呼を開始し(ステップ1
05)、重複した番号があれば、図1の重複対処制御部
19を介して、重複した番号を確認しないで削除してい
くか、確認しながら処理を行なうかなどの判断を行なう
(ステップ106)。この処理は、予め、内部スイッチ
によって設定することも可能である。また、常時、オペ
レータに選択させるオペレーションを組み込んで、スイ
ッチさせることも可能である。さらに、この機能自体を
持たない場合は、経路1、または、経路2を介して処理
を進める。
【0016】ステップ106で、確認が不要となれば、
重複分の発呼先を削除して、図1の管理テーブル16を
更新する(ステップ107)。また、確認が必要となっ
ていれば、オペレータに、重複した宛先に対する確認
と、削除操作などの操作を促すために、その操作対象と
なる宛先を表示する(ステップ108)。このようにし
て表示された宛先に対するオペレータのキー入力が(ス
テップ109)、重複分の削除指示であれば(ステップ
110)、重複分の発呼先を、削除して、図1の管理テ
ーブル16を更新する(ステップ111)。そして、次
の重複宛先が存在するか否かを判断し(ステップ11
2)、存在する場合は、ステップ108に戻って、オペ
レータに確認を促す。存在しない場合は、以下に示す発
呼に関する処理に進む。
【0017】重複宛先に対して、オペレータが削除を拒
否したものがあるか、すなわち、図1の管理テーブル1
6に、重複宛先が残っているか否かを判断する(ステッ
プ113)。重複宛先が残っている場合は、無駄な発呼
を避けるために、図1の管理テーブル16から削除を行
なうが、その際に、1つになった宛先について、重複し
ていた分の枚数を送信するようにセットする(ステップ
114)。この処理は、図中の経路(4)におけるステ
ップ115と同様な作業である。尚、このような機能を
持たないファクシミリは、図中の経路(3)により、ス
テップ113、114の処理を省略することも可能であ
る。
【0018】以上、図1と図2を用いて説明したよう
に、本実施例のファクシミリでは、同報送信時におい
て、重複した宛先を自動的に削除するので、無駄な通信
を行なうことが無い。従って、通信費や、通信時間、装
置の占有時間が少なくて済む。また、オペレータは、相
手先を指定する際に、重複することを気にかける必要が
無いので、スムーズな同報宛先指定が可能となる。特
に、同報の際に使用するグループ登録においては、重複
することを意識しなくて済むので、より汎用性の高いグ
ループ登録を行なうことが可能である。また、重複した
宛先について、自動的に検索し、オペレータが、容易に
確認することも可能であり、宛先指定の際の不安定感を
無くすることができる。また、重複した宛先について、
削除するか否か判断することも可能であり、同一宛先
に、同じ原稿を複数枚送信したい場合は、予め、その枚
数分の回数だけ、宛先を設定しておけば良いので、故意
に行なったものか、無意識に行なったものか区別するこ
とができる。特に、重複した宛先には、自動的に、その
枚数分の原稿を、1回の送信で送ることができ、相手先
に同じ原稿を何枚も送りたい時は、宛先を何度も指定
し、通信費や通信時間、装置の占有時間を少なくするこ
とができる。また、重複した宛先を自動的に削除する
か、もしくは、オペレータに判断させるかを、切替るこ
とが可能であり、使用状況にあった選択ができる。
【0019】尚、本発明は、図1と図2を用いて説明し
た実施例に限定されるものではない。例えば、本発明
は、ファクシミリに限るものではない。また、実施例で
示したように、グループ層新機能や短縮ダイヤル機能を
有し、同報送信が可能なような通信装置に関して特に有
効であるが、グループ送信機能や短縮ダイヤル機能を持
たない、すなわち、宛先指定を、テンキーなどに依り、
直接指定する通信装置においても、本発明を適用するこ
とができる。また、グループ送信の指定方法や登録方
法、同報送信の指定方法などは、自由であり、極めて汎
用性が高い。また、重複宛先の抽出動作に関しても、管
理テーブル内の加入者番号に対して、順次、接続処理を
しながら、重複宛先を抽出することも可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、同報送信時において、
送信先の重複を自動的に検出することができ、同じ原稿
を、同じ宛先に重複して送信する無駄や、また、重複送
信を避けるためのオペレータの負荷を軽減し、通信装置
の同報送信に係わる操作性を向上させることが可能であ
る。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施したファクシミリの本発明に係わる
構成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1におけるファクシミリの本発明に係わる処
理動作の一実施例を示すフローチャートである。
【図3】グループ登録における問題点を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ファクシミリ 2 スキャナ部 3 入力部 4 表示部 5 プロッタ部 6 網制御部 7 主制御部 8 送信情報記憶部 9 グループ登録部 10 短縮ダイヤル登録部 11 同報送信制御部 12 回線 13〜15 ファクシミリ 16 管理テーブル 17 宛先管理制御部 18 送信先決定部 19 重複対処制御部 20 重複回数抽出部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信の対象となる情報を記憶する送信情
    報記憶手段と、該送信情報記憶手段に記憶した情報を、
    指定された複数の送信宛先に、同時に送信する同報送信
    制御手段とを具備する同報送信機能付き通信装置におい
    て、上記同報送信制御手段は、上記指定された送信宛先
    の重複を抽出する宛先管理手段と、該宛先管理手段で抽
    出した重複する送信宛先に対する発呼を一回に制限する
    送信決定手段とを設けることを特徴とする同報送信機能
    付き通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の同報送信機能付き通信
    装置において、上記同報送信制御手段は、上記宛先管理
    手段で抽出した重複する送信宛先に対する上記送信決定
    手段による発呼動作を、オペレータの指示に基づき制御
    する重複対処制御手段を設けることを特徴とする同報送
    信機能付き通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
    かに記載の同報送信機能付き通信装置において、上記同
    報送信制御手段は、上記宛先管理手段で抽出した重複す
    る送信宛先のそれぞれの重複回数を抽出する重複回数抽
    出手段を具備し、該重複回数抽出手段で抽出した重複回
    数分の送信を、上記送信決定手段で発呼した宛先に送信
    することを特徴とする同報送信機能付き通信装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の同報送
    信機能付き通信装置において、上記宛先管理手段におけ
    る指定された送信宛先の重複の抽出は、電話番号を用い
    て行うことを特徴とする同報送信機能付き通信装置。
  5. 【請求項5】 送信の対象となる情報を記憶しておき、
    指定された複数の送信宛先に、同時に送信することが可
    能な同報送信機能付き通信方法において、 上記指定された送信宛先の重複を抽出する第1のステッ
    プと、該第1のステップで抽出した重複する送信宛先に
    対する発呼を一回に制限する第2のステップを有するこ
    とを特徴とする同報送信機能付き通信方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の同報送信機能付き通信
    方法において、上記第1のステップで抽出した重複する
    送信宛先に対する上記発呼を、オペレータの指示に基づ
    き制御可能にしたことを特徴とする同報送信機能付き通
    信方法。
  7. 【請求項7】 請求項5、もしくは、請求項6のいずれ
    かに記載の同報送信機能付き通信方法において、上記第
    1のステップで抽出した重複する送信宛先の それぞれの
    重複回数を抽出する第3のステップを有し、該第3のス
    テップで抽出した重複回数分の送信を、上記第2のステ
    ップにおいて発呼した宛先に送信することを特徴とする
    同報送信機能付き通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれかに記載の同報送
    信機能付き通信方法において、上記第1のステップにお
    ける指定された送信宛先の重複の抽出は、電話番号を用
    いて行うことを特徴とする同報送信機能付き通信方法。
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