JPH06104739B2 - ポリプロピレン系発泡体の製造方法 - Google Patents

ポリプロピレン系発泡体の製造方法

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JPH06104739B2
JPH06104739B2 JP61146625A JP14662586A JPH06104739B2 JP H06104739 B2 JPH06104739 B2 JP H06104739B2 JP 61146625 A JP61146625 A JP 61146625A JP 14662586 A JP14662586 A JP 14662586A JP H06104739 B2 JPH06104739 B2 JP H06104739B2
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俊雄 小林
充 渡
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三井石油化学工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、プロピレン系樹脂、α−オレフィン系樹脂、
架橋助剤、ラジカル発生剤および発泡剤を含む発泡性シ
ート形成用組成物から微細で均一な独立気泡を有するポ
リプロピレン系発泡体を製造するための方法に関し、さ
らに詳しくは、軽量でかつ芯材として用いられうる程度
の強度および弾性率を備えたポリプロピレン系発泡体を
製造するための方法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 ポリプロピレンをはじめとするプロピレン系樹脂の発泡
体は、一般にポリエチレン発泡体に比べ、耐熱性、強
度、剛性などの物性が優れているため、高温用断熱材、
包装材、建材、軽量構造材などとしての用途が拡大しつ
つある。
ところが、ポリプロピレン(以下「PP」と略記すること
がある)は、ポリエチレンとくに高圧法低密度ポリエチ
レンにくらべて、溶融時の粘弾性が低いため、PPを主成
分とする発泡性材料は、発泡ガスが材料中を移動して飛
散しやすく、品質のよい発泡体を得ることが難しいとい
う問題点があった。
このような問題点を解決するため、たとえば特公昭46−
31754号公報には、PP発泡体の製造時に、架橋剤を配合
し、材料を適当に架橋して溶融粘弾性を高くして、発泡
ガスが材料から逃げないようにすることが提案されてい
る。
また本出願人は、PPにラジカル発生剤と架橋助剤とを加
えるとともに、特定の他のオレフィン系樹脂を配合して
なる発泡性シート形成組成物およびこの組成物を用いた
発泡体の製造方法を、特願昭60−24382号、特願昭60−2
0941号、特願昭60−16636号および特願昭60−10781号に
て提案した。
これらの公報は、出願明細書に記載された技術により得
られる発泡性シートは、発泡倍率を高くすることができ
るとともに、独立気泡が均一に分布し、肌が良好である
という利点がある。しかも、この発泡シートは、それ自
体適度の剛性を有し、加熱発泡を行なう際あるいはプレ
ス成形などの二次加工を行なう際に、横持ちすることが
できるので加工性に優れている。その上、この発泡性シ
ートを加熱発泡させプレス成形などの二次成形を行なっ
て種々の形状とされた発泡体は、軽量性に優れ、かつ適
度の剛性を保持しているので、各種の内装材の芯材とし
て好適である。
しかしながら、上記のような公報に記載された発泡性シ
ートからの発泡体の製造方法では、PP、あるいはPPと特
定の他のα−オレフィン系樹脂とを架橋助剤にて架橋さ
せるに際して、発泡性シートを加熱しているため、PP、
あるいはPPおよびα−オレフィン系樹脂は、一部が軟化
し始めるとともに発泡性シート中に含まれる発泡剤の分
解によって発泡が多少生じてしまい、後に発泡工程でP
P、あるいばPPおよびα−オレフィン系樹脂を発泡させ
た場合に、大きさの均一でない独立気泡が生じてしまう
という問題点があることが本発明者らに見出された。
発明の目的 本発明は、上記のような問題点を解決しようとするもの
であって、プロピレン系樹脂、α−オレフィン系樹脂、
架橋助剤、ラジカル発生剤および発泡剤を含んでなる発
泡性シート形成用組成物から発泡体を製造するに際し
て、プロピレン系樹脂の架橋時にこれら樹脂が発泡剤の
分解によって、発泡することを防止することによって、
大きさが均一であるとともに微細な独立気泡を有する発
泡体とすることができるような、軽量でしかも芯材とし
て用いられうる程度の強度および弾性率を備えたポリプ
ロピレン系発泡体の製造方法を提供することを目的とし
ている。
発明の概要 本発明に係るポリプロピレン系発泡体の製造方法は、プ
ロピレンの単独重合体、またはプロピレンと15モル%以
下の他のα−オレフィンとの共重合体であって、結晶性
であるプロピレン系樹脂(A):60〜95重量%、1−ブ
テン含有率70モル%以上の1−ブテン重合体、またはプ
ロピレン含有率55〜85モル%でプロピレンと炭素数4〜
20のα−オレフィンとのランダム共重合体であるα−オ
レフィン系樹脂(B):5〜30重量%、架橋助剤(C):
0.1〜5重量%、ラジカル発生剤(D):0.01〜0.2重量
%、および発泡剤(E):0.5〜5重量%からなる発泡性
シート形成用組成物を、前記発泡剤(E)が分散しない
温度でシート状に成形し、得られた発泡性シートに電離
性放射線を照射して前記プロピレン系樹脂(A)および
α−オレフィン系樹脂(B)を架橋させ、次いでこの発
泡性シートを加熱しながら成形することを特徴としてい
る。
本発明に係るポリプロピレン系発泡体の製造方法によれ
ば、プロピレン系樹脂(A)、α−オレフィン系樹脂
(B)、架橋助剤(C)、ラジカル発生剤(D)および
発泡剤(E)からなる発泡性シート形成用組成物から発
泡性シートを成形した後、プロピレン系樹脂同士の架橋
反応あるいはプロピレン系樹脂(A)とα−オレフィン
系樹脂(B)との架橋反応を、加熱することにより行わ
ずに電離放射線を照射することにより行なっているの
で、架橋時に発泡剤(E)が分散してプロピレン系樹脂
(A)あるいはα−オレフィン系樹脂(B)が発泡して
しまうことがない。したがって、架橋後に発泡性シート
を加熱しながら、成形して得られるポリプロピレン系発
泡体は、大きさが均一であるとともに微細な独立気泡を
有する発泡体とすることができる。
発明の具体的説明 以下本発明に係るポリプロピレン系発泡体の製造方法に
ついて具体的に説明する。
まず本発明においてポリプロピレン系発泡体を製造する
のに用いられる発泡性シート形成用組成物について説明
する。
発泡性シート形成用組成物 この発泡性シート形成用組成物は、プロピレン系樹脂
(A)、α−オレフィン系樹脂(B)、架橋助剤
(C)、ラジカル発生剤(D)および発泡剤(E)を含
んでいる。
プロピレン系樹脂(A)は、メルトフローレート(MFR:
ASTM D 1238,L)が、0.1〜50g/10分、好ましくは0.5
〜20g/10分であり、プロピレンの単独重合体、ならびに
プロピレンと15モル%以下のエチレン、1−ブテン、4
−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテ
ン、1−デセンなどの他のα−オレフィンとの共重合体
から選ばれる結晶性のポリマーである。
このプロピレン系樹脂(A)のMFRが0.1g/10分未満であ
ると、架橋処理に際して混練押出しが困難となり工業的
でなく、一方、50g/10分を越えると、発泡性を改善する
のに必要な架橋助剤の量が多くなり過ぎ、実用的でない
ため好ましくない。
このようなプロピレン系樹脂(A)は、本発明に係る発
泡性シート形成用組成物中に、60〜95重量%、好ましく
は70〜90重量%の量で存在する。
また、α−オレフィン系樹脂(B)は、1−ブテン含有
率70モル%以上の1−ブテン重合体、およびプロピレン
含有率55〜85モル%でプロピレンと炭素数4〜20のα−
オレフィンとのランダム共重合体から選ばれる。
1−ブテン含有率70モル%以上の1−ブテン重合体は、
メルトフローレート(MFR:ASTM D 1238,L)が、0.05
〜50g/10分、好ましくは0.1〜20g/10分であり、1−ブ
テン含有率は好ましくは75モル%以上であり、しかもDS
Cの熱分析に基づく結晶融解熱量が20Joule/g以上、好ま
しくは30Joule/g以上である1−ブテンの単独重合体、
または1−ブテンと炭素数2〜20のα−オレフィンとの
ランダム共重合体である。この1−ブテン重合体は、好
ましくはその融点が70℃以上、さらに好ましくは80℃以
上である。
このα−オレフィン系樹脂(B)のMFRが0.05g/10分未
満であると、前記プロピレン系樹脂(A)への均一分散
が困難であり、一方50g/10分を越えるとプロピレン系樹
脂(A)と混合し共架橋して発泡性を改善するために必
要な架橋助剤量が多くなりすぎて実用的でないため好ま
しくない。また、1−ブテン含有量が70モル%未満であ
るか、結晶融解熱量が20Joule/g未満であると、前記プ
ロピレン系樹脂(A)との融点の差が大きすぎて、加熱
混練による均一分散性が不足するばかりでなく、前記樹
脂(A)および(B)を架橋する際に添加される後述す
る架橋助剤(C)、ラジカル発生剤(D)および発泡剤
(E)が該1−ブテン重合体の部分に局在する傾向が強
くなり、プロピレン系樹脂との共架橋効率が低下して気
泡が粗大となり発泡性が改善されないため好ましくな
い。
前記1−ブテン重合体において、1−ブテンと共重合さ
れるα−オレフィンは、炭素数2〜20のα−オレフィン
であり、具体的には、たとえばエチレン、プロピレン、
4−メチル−1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテ
ン、1−デセン、1−テトラデセン、1−オクタデセン
などが挙げられる。
なお、本発明における1−ブテン重合体の融解熱量の測
定値は、示差走査型熱量計による共重合体の結晶融解に
基づく吸熱部の面積を用いて、インジウムの融解熱量を
基準として計算される値である。
融解熱量および融点の測定は、以下の測定条件で行なわ
れる。すなわち、試料を200℃で5分間放置後、10℃/
分の速度で−35℃まで冷却し、−35℃で1分間放置す
る。その後、10℃/分の昇温速度で−35℃から200℃の
温度範囲で測定する。
前記のような諸性質を有する1−ブテン含有率70モル%
以上の1−ブテン重合体は、たとえば、(a)少なくと
もマグネシウム、チタンおよびハロゲンを含有する複合
体、(b)周期律表第1族ないし第3族金属の有機金属
化合物および(c)電子供与体とから形成される溶媒を
用いて、1−ブテンとα−オレフィンとをランダム共重
合または1−ブテンを単独重合させることによって得ら
れる。上記電子供与体(c)の一部または全部は、複合
体(a)の一部または全部に固定されていてもよく、ま
た、使用に先立って有機金属化合物(b)と予備接触さ
せていてもよい。とくに好ましいのは、電子供与体
(c)の一部が、複合体(a)に固定されており、残部
をそのまま重合系に加えるか、あるいは有機金属化合物
(b)と予備接触させて使用する態様である。この場
合、複合体(a)に固定された電子供与体と、重合系に
そのまま加えて使用するかまたは有機金属化合物(b)
と予備接触させて使用する電子供与体とは同一のもので
も異なるものであってもよい。
また本発明で用いられるα−オレフィン系樹脂(B)と
しては、メルトフローレート(MFR:ASTM D 1238,L)
が、0.05〜20g/10分、好ましくは0.1〜10g/10分であ
り、プロピレン含有率が55〜85モル%、好ましくは60〜
80モル%以上であり、しかもDSCの熱分析に基づく結晶
融解熱量が25〜70Joule/g以上、好ましくは30〜60Joule
/g以上である。プロピレンと炭素数4〜20のα−オレフ
ィンとのランダム共重合体が用いられる。このランダム
共重合体のMFRが0.05g/10分未満であると、プロピレン
系樹脂(A)の均一分散が困難となり、一方20g/10分を
越えるとプロピレン系樹脂(A)と混合し共架橋して発
泡性を改善するために必要な架橋助剤量が多くなりすぎ
て実用的でないため好ましくない。また、プロピレン含
有量が85モル%あるいは結晶融解熱量が70Joule/gを越
えると、いずれも前記プロピレン系樹脂(A)に混合し
ても発泡性、気泡の微細性、気泡径は均一性が改善され
ないため好ましくない。
一方、プロピレン含有率が55モル%未満であるが、結晶
融解熱量が25Joule/g未満であると、プロピレン系樹脂
(A)との融点の差が大きすぎて、加熱混練による均一
分散性が不足するばかりでなく、前記樹脂(A)および
(B)を架橋するために配合される架橋助剤(C)、ラ
ジカル発生剤(D)および発泡剤(E)が該ランダム共
重合体部分に局在する傾向が強くなり、プロピレン系樹
脂との共架橋効率が低下して気泡が粗大となり発泡性が
改善されないため好ましくない。
また、このプロピレン・α−オレフィンランダム共重合
体は、前記特性に加えて、3個のプロピレン連鎖でみた
ミクロアイソタクテイシテイ(以下MITと略す)が0.7以
上、好ましくは0.8以上であり、沸騰n−ヘプタン不溶
分が5重量%以下、好ましくは3重量%以下であること
が望ましい。このMITが0.7未満であると、得られる発泡
体の耐薬品性、特に有機溶剤に対する耐久性が損なわ
れ、また、耐熱性、剛性が低下しPP発泡体としての特徴
が損なわれるため好ましくない。
このランダム共重合体において、プロピレンと共重合さ
れる炭素数4〜20のα−オレフィンとは、具体的には、
たとえば1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−
ヘキサン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラデセ
ン、1−オクタデセンなどが挙げられる。
なお、ランダム共重合体の融解熱量の測定値は、示差走
査型熱量計による共重合体の結晶融解に基づく吸熱部の
面積を用いて、インジウムの融解熱量を基準として計算
される値である。
融解熱量および融点の測定は、以下の測定条件で行なわ
れる。すなわち、試料を200℃で5分間放置後、10℃/
分の速度で−35℃まで冷却し、−35℃で1分間放置す
る。その後、10℃/分の昇温速度で−35℃から200℃の
温度範囲で測定する。
ミクロアイソタクテイシテイ(MIT)とは、13C核磁気共
鳴スペクトルによって3個のプロピレン連鎖の部分に着
目し、3個のプロピレンがアイソタクテイクに配列して
いる分率を定量した値である。
沸騰n−ヘプテン不溶分の定量は以下の方法により行な
われる。すなわち、約1mm×1mm×1mm程度の細片試料お
よびガラスビーズを円筒ガラスフィルター(G3)に入
れ、ソックスレー抽出器により14時間抽出を行なう。こ
の場合リフラックス頻度は1回15分程度とする。不溶分
の重量%は溶融部分、または不溶分を秤量することによ
って求める。
前記のような諸性質を有するプロピレン含有率55〜85モ
ル%のプロピレン・α−オレフィン共重合体は、たとえ
ば(a)少なくともマグネシウム、チタンおよびハロゲ
ンを含有する複合体、(b)周期律表第1族ないし第3
族金属の有機金属化合物および(c)電子供与体とから
形成される触媒を用いて、プロピレンとα−オレフィン
とをランダム共重合させることによって得られる。上記
電子供与体(c)の一部または全部は、複合体(a)の
一部または全部に固定されていてもよく、また、使用に
先立って有機金属化合物(b)と予備接触させていても
よい。とくに好ましいのは、電子供与体(c)の一部が
複合体(a)に固定されており、残部をそのまま重合系
に加えるかあるいは有機金属化合物(b)と予備接触さ
せて使用する態様である。この場合、複合体(a)に固
定された電子供与体と、重合系にそのまま加えて使用す
るかまたは有機金属化合物(b)と接触させて使用する
電子供与体とは同一のものでも異なるものであってもよ
い。
このようなα−オレフィン系樹脂(B)は、本発明に係
る発泡性シート形成用組成物中に5〜30重量%、好まし
くは10〜30重量%の量で存在する。α−オレフィン系樹
脂(B)の量が5重量%未満では、架橋助剤(C)およ
びラジカル発生剤(D)の分散性が悪く、さらにプロピ
レン系樹脂(A)のラジカル発生剤(D)による分解の
抑制が不充分となって、良好な成形品を得ることが困難
となるため好ましくない。一方、α−オレフィン系樹脂
(B)の量が30重量%を越えると、成形品の耐熱性、強
度、剛性が損なわれるため好ましくない。
またα−オレフィン系樹脂(B)としては、ポリエチレ
ン、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−ブタジエン
ゴムなども用いられる。
上記のようなプロピレン系樹脂(A)およびα−オレフ
ィン系樹脂を架橋するための架橋助剤(C)としては、
二重結合を1個または2個以上有する不飽和化合物、オ
キシム化合物、ニトロソ化合物またはマレイミド化合物
などが用いられる。この架橋助剤(C)は、前記ラジカ
ル発生剤(D)によって前記α−オレフィンランダム系
樹脂(B)および前記プロピレン樹脂(A)の水素引抜
きにより生じるポリマーラジカルが、開裂反応を起すよ
りも速く該架橋助剤(C)と反応させることによって、
ポリマーラジカルを安定化させると同時に、該α−オレ
フィン系樹脂(B)と該プロピレン樹脂(A)との相互
架橋、ならびにそれぞれ単独での架橋効率を高める働き
をするものである。
この架橋助剤(C)としては、具体的には、トリアリル
シアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、エチレン
グリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパン
トリメタクリレート、ジアリルフタレート、ペンタエリ
スリトールトリアクリレート、ネオペンチルグリコール
ジアクリレート、1,6-ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、キノンジオキシム、ベンゾキノンジオキシムなどの
オキシム化合物、パラニトロソフエノール、N,N-メター
フエニレンビスマレイミド、あるいはこれらの2種以上
の混合物が挙げられる。これらのうちでは、ネオペンチ
ルグリコールジアクリレート、1,6-ヘキサンジオールジ
メタクリレート、あるいはこれらの混合物が好ましい。
この架橋助剤(C)は、前記樹脂(A)および(B)を
主成分として含む発泡性シート形成用組成物中に0.1〜
5重量%の量で存在する。この架橋助剤(C)の量が0.
1重量%未満であると、プロピレン系樹脂(A)および
α−オレフィン系樹脂(B)の架橋反応の進行が不充分
となり、溶融粘弾性が充分に改良されないため好ましく
ない。一方、架橋助剤(C)の量が5.0重量%を越える
と、発泡剤を混合した後、たとえば押出し成形してシー
ト状にするのが困難になるだけでなく、発泡体の外観が
よくなくなるため好ましくない。
発泡性シート形成用組成物を架橋された状態とするため
に用いられるラジカル発生剤(D)としては、有機ペル
オキシド、有機ペルオキシエステルが主として用いら
れ、このラジカル発生剤の1分(min)の半減期を得る
ための分解温度は、α−オレフィン系樹脂(B)の融点
よりも高いことが好まく、さらにはプロピレン系樹脂
(A)の融点よりも高いことが好ましい。なお、前記ラ
ジカル発生剤(D)の100時間(hr)の半減期を得るた
めの分解温度が40℃以上であることが実用上好ましい。
これら有機ペルオキシドなどとしては、具体的には、3,
5,5-トリメチルヘキサノイルペルオキシド(1)、オク
タノイルペルオキシド(2)、デカノイルペルオキシド
(3)、ラウロイルペルオキシド(4)、こはく酸ペル
オキシド(5)、アセチルペルオキシド(6)、ターシ
ャリーブチルペルオキシ(2-エチルヘキサノエート)
(7)、メタートルオイルペルオキシド(8)、ベンゾ
イルペルオキシド(9)、ターシャリーブチルペルオキ
シイソブチレート(10)、1,1-ビス(ターシャリーブチ
ルペルオキシ)3,5,5-トリメチルシクロヘキサン(1
1)、1,1-ビス(ターシャリーブチルペルオキシ)シク
ロヘキサン(12)、ターシャリーブチルペルオキシマレ
イン酸(13)、ターシャリーブチルペルオキシラウレー
ト(14)、ターシャリーブチルペルオキシ3,5,5-トリメ
チルシクロヘキサノエート(15)、シクロヘキサノンペ
ルオキシド(16)、ターシャリーブチルペルオキシイソ
プロピルカルボネート(17)、2,5-ジメチル‐2,5-ジ
(ベンゾイルペルオキシ)ヘキサン(18)、ターシャリ
ーブチルペルオキシアセテート(19)、2,2-ビス(ター
シャリーブチルペルオキシ)ブタン(20)、ターシャリ
ーブチルペルオキシベンゾエート(21)、n−ブチル‐
4,4-ビス(ターシャリーブチルペルオキシ)バレレート
(22)、ジターシャリーブチルペルオキシイソフタレー
ト(23)、メチルエチルケトンペルオキシド(24)、
α,α′‐ビス(ターシャリーブチルペルオキシイソプ
ロピル)ベンゼン(25)、ジクミルペルオキシド(2
6)、2,5-ジメチル‐2,5-ジ(ターシャリーブチルペル
オキシ)ヘキサン(27)、ターシャリーブチルクミルペ
ルオキシド(28)、ジイソプロピルベンゼンヒドロペル
オキシド(29)、ジーターシャリーブチルペルオキシド
(30)、パラーメンタンヒドロペルオキシド(31)、2,
5-ジメチル‐2,5-ジ(ターシャリーブチルペルオキシ)
ヘキシン‐3(32)、1,1,3,3-テトラメチルブチルヒド
ロペルオキシド(33)、2,5-ジメチルヘキサン‐2,5-ジ
ヒドロペルオキシド(34)、クメンヒドロペルオキシド
(35)、ターシャリーブチルヒドロペルオキシド(36)
などが挙げられる。これらのうちでは特に(12)〜(3
6)の化合物が好ましい。
このラジカル発生剤(D)は、本発明に係る発泡性シー
ト形成用組成物中に0.01〜0.2重量%の量で存在する。
このラジカル発生剤(D)の量が0.01重量%未満である
と、プロピレン系樹脂(A)およびα−オレフィン系樹
脂(B)からなる混合系の溶融粘弾性の適切な増加が達
成されず、発泡ガスの系外への散脱が伴いやすく、良好
な独立気泡を有する発泡成形品が得難くなり、一方0.2
重量%を越えると、上記樹脂(A)および/または樹脂
(B)のポリマーの連鎖部分に開裂を生じさせて、前記
(A)および(B)の混合系の溶融粘弾性の低下を招
き、微細でかつ均一な独立気泡を有する発泡成形品が得
られなくなるため好ましくない。
発泡性シート形成用組成物中に用いられる発泡剤(E)
は、常温で液体または固体であって加熱により分解して
気体を発生する化学物質であり、プロピレン系樹脂の融
点以上の分解温度を有するものであればとくに限定はさ
れない。
このような発泡剤としては、アゾジカルボンアミド、ア
ゾジカルボン酸バリウム、N,N-ジニトロソペンタメチレ
ンテトラミン、4,4-オキシビス(ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド)、ジフエニルスルホン‐3,3-ジスルホニルヒ
ドラジド、p-トルエンスルホニルセミカルバジド、トリ
ヒドラジノトリアジン、ビウレア、炭酸亜鉛などが挙げ
られる。これらの中では、ガス発生量が多く、ガス発生
終了温度がプロピレン系樹脂(A)およびα−オレフイ
ン系樹脂(B)混合系の熱劣化開始温度よりも充分低
い、アゾジカルボンアミド、N,N-ジニトロソペンタメチ
レンテトラミン、トリヒドラジノトリアジンが特に好ま
しい。
この発泡剤(E)は、本発明に係る発泡性シート形成用
組成物中に0.5〜5重量%の量で存在する。この発泡剤
(E)の量が0.5重量%未満であると、発泡倍率が2倍
以上の発泡体が得られず、一方、5重量%を越えると、
発生ガスの膨脹力が大きくなり過ぎ、溶融樹脂膜の伸長
性が充分となり、樹脂膜が破れ始めるためガスが逃失
し、ガスの有効利用率が低下して発泡倍率が低下すると
ともに独立気泡度が低下するため好ましくない。
本発明に係る発泡性シート形成用組成物は、上記のよう
な各成分に加えて、各種の添加剤を含むことができる。
たとえばプロピレン系樹脂(A)、α−オレフィン系樹
脂(B)とともに架橋助剤(C)、ラジカル発生剤
(D)および発泡剤(E)を混練する際に、炭素原子数
30以上のフェノール系耐熱安定剤を、発泡性シート形成
用組成物中に0.05〜1重量%、好ましくは0.1〜0.5重量
%添加すると、ポリマーラジカルの発生濃度を制御して
架橋効率を高めるとともに前記組成物を加熱し発泡させ
る際および発泡体の熱加工の際の酸化劣化が防止でき、
かつ、使用中の製品の耐熱老化性を高めるので好まし
い。
このような耐熱安定剤としては、たとえば、n-オクタデ
シル‐3-(4′‐ヒドロキシ‐3′,5′‐ジ‐tert-ブ
チルフェニル)プロピオネート、1,1,3-トリス(2-メチ
ル‐4-ヒドロキシ‐t-tert-ブチルフェニル)ブタン、
1,3,5-トリス(4-tert-ブチル‐3-ヒドロキシ‐2,6-ジ
メチルベンジル)‐s-トリアジン‐2,4,6-(1H,3H,5H)
トリオン、1,3,5-トリメチル‐2,4,6-トリス(3,5-ジ‐
tert-ブチル‐4-ヒドロキシフェニル)ベンジルベンゼ
ン、1,3,5-トリス(3,5-ジ‐tert-ブチル‐4′‐ヒド
ロキシベンジル)‐s-トリアジン‐2,4,6-(1H,3H,5H)
トリオン、テトラキス[メチレン‐3(3,5-ジ‐tert-
ブチル‐4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタ
ン、あるいはこれらの2種以上の混合物が用いられる。
また発泡剤(C)に、発泡剤の二次凝集を防止する機能
を有する添加剤を前もって混合しておけば、発泡剤
(C)の発泡性シート形成用組成物中への分散性が向上
し、粗大気泡のない良好な発泡体を得ることができる。
このような添加剤には、金属石ケン類、界面活性剤類が
ある。具体的には、たとえばステアリン酸カルシウムな
どのステアリン酸金属塩およびステアリルモノグリセラ
イドのような、混練温度で固体である物質が好ましい。
製造方法 次に、上記のような発泡性シート形成用組成物を用い
て、ポリプロピン系発泡体の製造方法について説明す
る。
発泡性シート形成用組成物をシート状に成形するには、
上記のような各成分を含む発泡性シート形成用組成物を
ブラベンダーなどで混練した後、カレンダーロールでシ
ート状に成形する方法、プレス成形機でシート化する方
法および押出機を用いて混練したのちTダイまたは環状
ダイを通してシート化する方法などが採用できる。これ
らのなかでは、最後の方法、つまり混練した後、発泡剤
(E)の分解温度未満の温度でTダイから押し出して成
形する方法は、エネルギー消費量、所要時間ともに少な
く、シートの平面性や押出肌も良好であり好ましい。
発泡性シート形成用組成物をシート状とする際には、前
述のように発泡剤(E)が分解しない温度で行なう必要
があるが、具体的には発泡剤としてアゾジカルボンアミ
ドを用いた場合には170〜190℃程度で発泡性シート形成
用組成物のシート化を行なうことが好ましい。
発泡性シート形成用組成物を発泡性シートに成形するに
際して、発泡性シートの少なくとも一面に、表皮層を積
層することもできる。このような表皮層としては、プロ
ピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、あるいは熱可塑性
エラストマーなどのフィルムを用いられる。熱可塑性エ
ラストマーとしては、ポリエチレンまたはポリプロピレ
ンにエチレン‐プロピレンゴムを一部架橋させたもの、
エチレン‐プロピレンゴムを一部架橋させた後にポリエ
チレンまたはポリプロピレンを添加したものあるいはこ
の架橋物にポリブテン‐1を添加したものなどが用いら
れる。
発泡性シートに、フィルムを積層一体化する方法として
は、通常以下の方法が用いられる。
発泡性シートとフィルムとを共押出しにより成形しな
がら溶融状態で一体化する方法。
予め成形された発泡性シートの片面または両面に、溶
融状態のフィルムを押出してラミネートする方法。
予め成形された発泡性シートおよびフィルムを接着
剤、粘着剤などを介在させて積層一体化する方法。
このようにして得られた発泡性シートに、電離性放射線
を照射して、前記プロピレン系樹脂(A)およびα−オ
レフィン系樹脂(B)を架橋させる。
電離性放射線としては、α線、β線、γ線、電子線、中
性子線、X線などが用いられる。このうちコバルト−60
のγ線が好ましく用いられる。この電離性放射線の照射
量としては、0.5〜15Mrad、好ましくは1〜5Mrad程度で
あることが望ましい。
このようにして架橋された発泡性シートを加熱して所望
形状に成形すると、ポリプロピレン系発泡体が得られ
る。この際には、当然発泡剤(E)の分解温度以上に加
熱することが必要である。
発泡性シートを加熱して発泡させるには、以下のような
方法がある。
熱板の上に積層シートを置いて加熱する常圧発泡法。
上記に加えて、発熱体からの輻射熱の利用する方
法。
高周波誘導による加熱する方法。
オーブンを用いて加熱する方法。
熱風加熱する方法。
発泡性シートは発泡が起りつつあるが、あるいは発泡が
ほぼ完了したがなおシートが可塑性を保っている間に成
形する。加工方法としては、プレス成形法、真空成形法
および圧空成形法などが用いられる。加熱および成形を
同時に行なう場合は、プレス型に発泡性シートを入れ、
型を閉じて加熱するとともに成形し、発泡剤の分解が終
了したら型を解放して、発泡ガスを膨張させると発泡成
形体が得られる。
発明の効果 本発明に係るポリプロピレン系発泡体の製造方法によれ
ば、プロピレン系樹脂(A)、α−オレフィン系樹脂
(B)、架橋助剤(C)、ラジカル発生剤(D)および
発泡剤(E)からなる発泡性シート形成用組成物から発
泡性シートを成形した後、プロピレン系樹脂同士の架橋
反応あるいはプロピレン系樹脂(A)とα−オレフィン
系樹脂(B)との架橋反応を、加熱することにより行わ
ずに電離放射線を照射することにより行なっているの
で、架橋時に発泡剤(E)が分解してプロピレン系樹脂
(A)あるいはα−オレフィン系樹脂(B)が発泡して
しまうことがない。したがって、架橋後に発泡性シート
を加熱しながら、成形して得られるポリプロピレン系発
泡体は、大きさが均一であるとともに微細な独立気泡を
有する発泡体とすることができ、このポリプロピレン系
発泡体は軽量であって、しかも芯材として用いられうる
程度の強度および弾性率(剛性)を有し、自動車などの
車両の内装材として好適に用いられうる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されることはない。
実施例 1 プロピレンとエチレンとのブロック共重合体でであるプ
ロピレン系樹脂(三井石油化学工業(株)MFR2.0g/10
分、エチレン含量12モル%)のパウダー80重量%、架橋
助剤としてトリアリルイソシアヌレートを1.0重量%、
ラジカル発生剤として2.5-ジメチル‐2.5-ジ(tert-ブ
チルペルオキシ)ヘキサンを0.05重量%、安定剤として
のテトラキス[メチレン‐3(3′,5′‐ジ‐tert-ブ
チル‐4′‐ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メ
タン「I rganox 1010」(Ciba Geigy社製)、0.05重量
%、ステアリン酸カルシウムを0.1重量%、および発泡
剤としてのアゾジカルボンアミド2.0重量%からなる基
本的な系に、改質用樹脂として下記のPBRを20重量%加
えて、発泡性シート形成用組成物を用意した。
PBR:プロピレン・1−ブテンランダム共重合体、 MFR:7.0g/10分、プロピレン含有率:71.0モル%、 結晶融解熱量:50Joule/g、沸騰n−ヘプタン不溶分:0.5
%、 沸騰酢酸メチル可溶分:0.5%、MIT:0.94 この組成物を、高速混合機(ヘンシェルミキサー)を用
いて混合した。
この混合物を65φT-ダイシート成形機で180℃で温度で
1.5mm厚の未発泡の発泡性シートに成形した。この際
に、表皮層として、三井石油化学社製の熱可塑性エラス
トマー(ミラストマー)を三本ロールにより発泡性シ
ートの表面に0.5mm厚に熱融着ラミネートして設けた。
このようにして得られた発泡性シートにγ線(Co-60)
を2Mradまで照射して、架橋を行なった。
この架橋発泡性シートのMFR(230℃)は0.96g/10分であ
り、ゲル分率(沸騰パラキシレン3時間処理)は29.2%
(不溶解分量)であった。
このような発泡性シートを真空成形機に入れ、赤外線ヒ
ータにより加熱したところ2分30秒で発泡した。これを
300×200×70tの箱型に真空成形したところ、発泡箱型
製品が得られた。
発泡倍率は3.0倍であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロピレンの単独重合体、またはプロピレ
    ンと15モル%以下の他のα−オレフィンとの共重合体で
    あって、結晶性であるプロピレン系樹脂(A):60〜95
    重量%、1−ブテン含有率70モル%以上の1−ブテン重
    合体、またはプロピレン含有率55〜85モル%でプロピレ
    ンと炭素数4〜20のα−オレフィンとのランダム共重合
    体であるα−オレフィン系樹脂(B):5〜30重量%、架
    橋助剤(C):0.1〜5重量%、ラジカル発生剤(D):
    0.01〜0.2重量%、および発泡剤(E):0.5〜5重量%
    からなる発泡性シート形成用組成物を、前記発泡剤
    (E)が分散しない温度でシート状に成形し、得られた
    発泡性シートに電離性放射線を照射して前記プロピレン
    系樹脂(A)およびα−オレフィン系樹脂(B)を架橋
    させ、次いでこの発泡性シートを加熱して発泡させて成
    形することを特徴とする、ポリプロピレン系発泡体の製
    造方法。
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