JPH06104718A - 半導体スイッチ回路 - Google Patents

半導体スイッチ回路

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JPH06104718A
JPH06104718A JP4277667A JP27766792A JPH06104718A JP H06104718 A JPH06104718 A JP H06104718A JP 4277667 A JP4277667 A JP 4277667A JP 27766792 A JP27766792 A JP 27766792A JP H06104718 A JPH06104718 A JP H06104718A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通常の電池の出力電圧、例えばDC3Vで動作
し得る半導体スイッチ回路を提供する。 【構成】半導体スイッチ回路は、ビルトイン電圧が
b、ピンチオフ電圧がVpである第1の電界効果型トラ
ンジスタ(FET)10並びに第2のFET20、V0
(V)の第1の電源30、V0+Vb(V)以上の第2の
電源32、及びV0+Vp(V)以下の第3の電源34か
ら成り、第1のFETのソース・ドレイン領域14が、
第2のFETのソース・ドレイン領域22と電気的に接
続され、第1の電源は、第1及び第2のFETのソース
・ドレイン領域に接続され、スイッチ回路がONのと
き、第1のFETのゲート電極に第2の電源が、第2の
FETのゲート電極に第3の電源が接続され、スイッチ
回路がOFFのとき、第1のFETのゲート電極に第3
の電源が、第2のFETのゲート電極に第2の電源が接
続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体スイッチ回路、
更に詳しくは、低電圧で動作可能な半導体スイッチ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、自動車電話、携帯電話をはじめと
する各種陸上移動体通信においては、加入者の増加によ
り現行周波数帯の無線波が不足しつつある。そこで、幾
つかの新しい通信サービスが開始されようとしている。
これらの通信サービスは、いずれもデジタル通信サービ
スであり、準マイクロ波(0.8〜20GHz)を使用
することが共通している。
【0003】例えば、従来のコードレス電話の代替であ
るパーソナルハンディホーンは準マイクロ波を使用した
デジタル通信用電話機であるが、この周波数帯で使用可
能なマイクロ波IC(MMIC:モノリシックマイクロ
波IC)の開発が遅れている。移動体通信端末は、主に
携帯性が重要視されていることから、移動体通信端末の
小型化は必須である。従って、使用される電子部品のI
C化は重要な課題である。
【0004】移動体通信端末は電池駆動が前提となるた
め、使用される電子部品は、電池の出力電圧で動作する
ことが不可欠である。しかしながら、一般に電池の出力
電圧は低いので、例えばアンテナデュプレクサ用スイッ
チのように、電界効果型トランジスタ(FET)の動作
点を大きく変化させながら使用する場合、FETの特性
が問題となる。即ち、かかるスイッチにおいては、スイ
ッチとして機能させるために、FETのゲートバイアス
電圧を大きく変化させる。この場合、スイッチがONの
とき、FETを流れる信号が劣化してはならず、スイッ
チがOFFのとき、FETから信号の漏れが生じてはな
らないといった特性上の要求がある。
【0005】準マイクロ波の領域において使用される半
導体スイッチ回路として、例えば、文献、「X帯FET
直並列接続形TRスイッチ」,松永 誠、他、電子情報
通信学会技術研究報告MW87−65、pp.1-4 が公知
である。この半導体スイッチ回路は、信号回路に直列に
挿入された第1のGaAs MESFETと、信号回路
に並列に挿入された第2のGaAs MESFETから
成る。これらのFETのソース・ドレイン領域の間に
は、共振用コイルが接続されている。スイッチ回路がO
Nのとき、第1のFETはON状態となり、第2のFE
TはOFF状態となる。また、スイッチ回路がOFFの
とき、第1のFETはOFF状態となり、第2のFET
はON状態となる。
【0006】第1及び第2のFETのゲート電極に印加
されるゲートバイアス電圧ΔVGは同じであり、スイッ
チ回路がONのとき、ΔVG=0(V)、スイッチ回路
がOFFのとき、ΔVG=−5(V)である。また、ピ
ンチオフ電圧Vpは−3(V)程度であると考えられ
る。
【0007】FETにおける信号ロスを少なくするため
には、即ち、FETの挿入損失を少なくするためには、
FETのチャネル抵抗値を小さくする必要がある。チャ
ネル抵抗値は、所定のビルトイン電圧(Vb)におい
て、ドレイン電流(ID)−ドレイン電圧(VD)特性の
線形領域におけるID/VDの傾きで表すことができる。
このFETのチャネル抵抗値は、ID/VDの値が大きい
ほど、小さくなる。また、ID/VDの傾きは、ビルトイ
ン電圧(Vb)が高いほど、大きくなる。従って、ビル
トイン電圧(Vb)が高いほど、FETのチャネル抵抗
値が低くなり、FETにおける信号ロス、即ちFETの
挿入損失が少なくなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の文献に開示され
た半導体スイッチ回路においては、Vpを大きな負の電
圧値に設定している。この理由は、ピンチオフ電圧(V
p)の絶対値が大きいほど、ΔVGの絶対値を大きくする
ことができ、その結果、低チャネル抵抗化(FETの低
挿入損失)を実現できるからである。即ち、FETの挿
入損失はピンチオフ電圧Vpの関数である。
【0009】半導体スイッチ回路をOFF状態とするた
めには、ゲートバイアス電圧ΔVGは、ピンチオフ電圧
pよりも低いことが必要とされる。従って、例えばパ
ーソナルハンディホーンに上記文献の半導体スイッチ回
路を応用した場合、FETの低挿入損失を実現し且つ半
導体スイッチ回路を確実にOFF状態とするために、−
5(V)程度の電源が必要であり、通常の電池の出力電
圧で動作させることが極めて困難となる。
【0010】また、20MHz程度の周波数で使用され
るSi系の半導体素子においても、通常の電池の出力電
圧で動作し得る半導体スイッチ回路が要求されている。
現状では、リレー等から成る機械的なスイッチが主流を
占めるが、スイッチの大きさが大きく、また、高電力が
必要とされ、IC化できないという問題がある。
【0011】従って、本発明の目的は、通常の電池の出
力電圧、例えばDC3Vで動作し得る半導体スイッチ回
路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、ビルトイ
ン電圧がVb、ピンチオフ電圧がVpである第1の電界効
果型トランジスタ並びに第2の電界効果型トランジス
タ、電圧がV0(V)の第1の電源、電圧がV0+V
b(V)以上の第2の電源、及び電圧がV0+Vp(V)
以下の第3の電源から成り、第1の電界効果型トランジ
スタの一方のソース・ドレイン領域から信号が入力し、
他方のソース・ドレイン領域から信号が出力される半導
体スイッチ回路であって、第1の電界効果型トランジス
タの他方のソース・ドレイン領域が、第2の電界効果型
トランジスタの一方のソース・ドレイン領域と電気的に
接続され、第1の電源は、第1及び第2の電界効果型ト
ランジスタのソース・ドレイン領域に接続され、スイッ
チ回路がONのとき、第1の電界効果型トランジスタの
ゲート電極に第2の電源が接続され、第2の電界効果型
トランジスタのゲート電極に第3の電源が接続され、ス
イッチ回路がOFFのとき、第1の電界効果型トランジ
スタのゲート電極に第3の電源が接続され、第2の電界
効果型トランジスタのゲート電極に第2の電源が接続さ
れることを特徴とする本発明の半導体スイッチ回路によ
って達成され得る。尚、ビルトイン電圧Vb及びピンチ
オフ電圧Vpは、或る基準電圧との差で表され、Vb
0、Vp<0とする。
【0013】本発明の半導体スイッチ回路の好ましい態
様においては、ビルトイン電圧Vbが1(V)以上、ピ
ンチオフ電圧Vpが−1(V)以上0(V)未満であ
る。第1及び第2の電界効果型トランジスタは、接合形
電界効果型トランジスタであることが望ましい。更に、
第1の電源は誘電素子を介して第1及び第2の電界効果
型トランジスタのソース・ドレイン領域に接続され、第
2の電界効果型トランジスタの他方のソース・ドレイン
領域はコンデンサを介して接地されていることが望まし
い。
【0014】
【作用】本発明の半導体スイッチ回路においては、スイ
ッチ回路がONのとき、第1の電界効果型トランジスタ
(FET)はONとなり、第2のFETはOFFとな
る。この結果、信号は第1のFETの一方のソース・ド
レイン領域から、第1のFETの他方のソース・ドレイ
ン領域へと流れる。また、スイッチ回路がOFFのと
き、第1のFETはOFFとなり、第2のFETはON
となる。その結果、第1のFETの一方のソース・ドレ
イン領域から他方のソース・ドレイン領域に漏洩した信
号は第2のFETへと流れ、スイッチ回路のアイソレー
ションを向上させることができる。
【0015】また、第1及び第2のFETは、第1、第
2及び第3の電源で制御される。ビルトイン電圧Vb
びピンチオフ電圧Vpの絶対値を、高々1(V)程度と
することができ、第1、第2及び第3の電源の電圧を、
通常の電池の出力電圧とすることができる。
【0016】FETを接合形FET(JFET)とすれ
ば、ビルトイン電圧を1(V)以上にすることができ、
チャネル抵抗値を、例えばMESFETよりも低くする
ことができるので、FETの挿入損失をMESFETよ
りも小さくすることができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例に基づき、図面を参照して本発
明の半導体スイッチ回路を説明する。
【0018】図1に本発明の半導体スイッチ回路のブロ
ック図を示す。半導体スイッチ回路は、第1のFET1
0、第2のFET20、第1の電源30、第2の電源3
2及び第3の電源34から成る。第1及び第2のFET
はGaAs JFETから成り、これらのJFETのビ
ルトイン電圧Vbは1(V)であり、ピンチオフ電圧Vp
は−1(V)である。尚、第1のFETと第2のFET
のビルトイン電圧Vb及びピンチオフ電圧Vpは、完全に
同一でなくともよい。
【0019】第1の電源30の電圧V0を2(V)、第
2の電源32の電圧を3(V)、第3の電源34の電圧
を0(V)とした。第2の電源の電圧はV0+Vbに等し
い。また、第3の電源の電圧は、V0+Vpより低い。
【0020】第1のFET10の一方のソース・ドレイ
ン領域12から信号が入力し、他方のソース・ドレイン
領域14から信号が出力される。第1のFETの他方の
ソース・ドレイン領域14は、第2のFET20の一方
のソース・ドレイン領域22と電気的に接続されてい
る。
【0021】第1の電源30が、誘電素子40を介して
第1のFET10の一方のソース・ドレイン領域12に
接続されている。また、第1の電源30は、誘導素子4
2を介して第1のFETの他方のソース・ドレイン領域
14及び第2のFET20の一方のソース・ドレイン領
域22に接続されている。第1の電源30は、更に、誘
導素子44を介して第2のFET20の他方のソース・
ドレイン領域24に接続されている。これらの誘導素子
を配置することによって、入力された信号が第1の電源
に漏洩することを防止し得る。誘電素子のインダクタン
スを10nHとした。誘電素子は、配線を適切な形状に
加工することにより、形成することができる。
【0022】第2のFET20の他方のソース・ドレイ
ン領域24はコンデンサ46を介して接地されている。
コンデンサ46の容量を55pFとした。コンデンサ4
6を配置することによって、第1の電源30から誘電素
子44を介して常時電流がアースされることを防止でき
る。
【0023】第2の電源と第3の電源は、接続切り替え
手段50によって、例えば10μ秒単位で切り替えられ
る。
【0024】一般に、FETをON状態にするとき、ゲ
ート電極に印加する電圧を、ソース・ドレイン領域に印
加する電圧より高く設定する。図2にビルトイン電圧を
種々の値に設定した場合の、ドレイン電流(ID)−ド
レイン電圧(VD)特性を示す。先に説明したように、
チャネル抵抗値は、ID−VD特性における線形領域のI
D/VDの傾きで表すことができ、FETのチャネル抵抗
値は、ID/VDの値が大きいほど、小さくなる。従っ
て、ビルトイン電圧Vbの値が高いほど、チャネル抵抗
値は低くなる。
【0025】スイッチ回路として良好なON特性を得る
ためには、即ち、低挿入損失を得るためには、チャネル
抵抗値を低くする必要がある。一般に広く使用されてい
るGaAs MESFETでは、ビルトイン電圧Vb
最大値は0.8(V)程度である。これに対して、Ga
As JFETでは、ビルトイン電圧Vbの最大値は
1.0(V)以上である。従って、FETとしては、J
FETを用いることが低挿入損失を達成する上で望まし
い。
【0026】以下、図1に示した半導体スイッチ回路の
動作を説明する。
【0027】スイッチ回路がONのとき、接続切り替え
手段50によって、第1のFET10のゲート電極16
に第2の電源32が接続され、第2のFET20のゲー
ト電極26に第3の電源34が接続される。第1のFE
T10のソース・ドレイン領域12,14、及び第2の
FET20のソース・ドレイン領域22,24には第1
の電源30の電圧2(V)が印加されている。第1のF
ET10のゲート電極16には第2の電源から3(V)
が印加されているので、第1のFET10はON状態と
なる。また、第2のFET20のゲート電極26には第
3の電源から0(V)が印加されている。第2のFET
20のソース・ドレイン領域には2(V)の電圧が印加
されており、ソース・ドレイン領域から見たゲート電極
の電圧は相対的に−2(V)であり、この値はVp(−
1V)より低い。従って、第2のFET20はOFF状
態となる。
【0028】従って、信号は第1のFET10の一方の
ソース・ドレイン領域12から他方のソース・ドレイン
領域14へと流れ、第2のFET20へは流れない。
【0029】スイッチ回路がOFFのとき、接続切り替
え手段50によって、第1のFET10のゲート電極1
6に第3の電源34が接続され、第2のFET20のゲ
ート電極26に第2の電源32が接続される。第1のF
ET10のゲート電極16には第3の電源から0(V)
が印加されているので、第1のFET10はOFF状態
となる。また、第2のFET20のゲート電極26には
第2の電源から3(V)が印加されているので、第2の
FET20はON状態となる。
【0030】従って、信号は第1のFET10で遮断さ
れる。ところが、一般に、第1のFET10がOFF状
態となっても、第1のFET10のアイソレーションの
不足に起因して、僅かながら信号が第1のFET10内
を流れ、第1のFET10の他方のソース・ドレイン領
域14へと信号が漏洩する。しかるに、第2のFET2
0がON状態にあるので、漏洩した信号は第2のFET
20を経由して、アース側へと流れる。
【0031】半導体スイッチ回路のアイソレーション
は、OFF状態にある第1のFET10のソース・ドレ
イン領域間のインピーダンスと、ON状態にある第2の
FET20のチャネル抵抗値で決定される。従って、第
2のFET20のチャネル抵抗値が低いほど、半導体ス
イッチ回路のアイソレーションを大きくすることができ
る。このように第2のFET20を具備することによっ
て、半導体スイッチ回路のOFF時のスイッチとしての
不完全さを補うことができる。
【0032】図3に、本発明のスイッチ回路の特性を示
す。スイッチ回路がON状態のときのスイッチ回路の挿
入損失は、スイッチ回路に入力される電力をPin、出力
される電力をPoutとした場合、 挿入損失=10log(Pout/Pin) で表すことができる。また、スイッチ回路がOFF状態
のときのアイソレーションも、同様に、 アイソレーション=10log(Pout/Pin) で表すことができる。
【0033】本発明の半導体スイッチ回路においては、
周波数2GHzで、挿入損失1dB以下、アイソレーシ
ョン30dB以上が得られた。これらの値は、パーソナ
ルハンディホーンにおける仕様である、挿入損失1dB
以下、アイソレーション20dB以上を充分に満足する
値である。
【0034】以上、好ましい実施例に基づき本発明の半
導体スイッチ回路を説明したが、本発明はこの実施例に
限定されるものではない。例えば、誘電素子40,4
2,44の代わりに抵抗器を用いることができる。ま
た、コンデンサ46の代わりに、ダイオードあるいは抵
抗器を用いることも可能である。GaAs JFETの
他にも各種の材料から作製されたJFETを用いること
もできる。第1、第2及び第3の電源の電圧、Vb、Vp
の値、誘電素子やコンデンサの値は例示であり、適宜変
更することができる。各電源の電圧を負の値とすること
もできる。本発明の半導体スイッチ回路においては、F
ETのVbは出来る限り高い値であることが望ましく、
pの絶対値は出来る限り小さい値であることが望まし
い。
【0035】
【発明の効果】本発明の半導体スイッチ回路は、通常の
電池の出力電圧で動作し、しかも、小さな挿入損失と大
きなアイソレーションを実現できる。即ち、半導体スイ
ッチ回路の特性を、FETのビルトイン電圧Vb及びピ
ンチオフ電圧Vpによって規定された電源の電圧で規定
し得る。それ故、パーソナルハンディホーンへの利用の
ように、電源電圧の最大値を例えば3(V)に規定した
場合でも、FETへの印加電圧の値を適切に選択するこ
とで、半導体スイッチ回路の性能を容易に確保すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体スイッチ回路のブロック図であ
る。
【図2】ビルトイン電圧をパラメータとしたときの、I
D−VD特性を示す図である。
【図3】本発明の半導体スイッチ回路の特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 第1のFET 12,14 第1のFETのソース・ドレイン領域 16 第1のFETのゲート電極 20 第2のFET 22,24 第2のFETのソース・ドレイン領域 26 第2のFETのゲート電極 30 第1の電源 32 第2の電源 34 第3の電源 40,42,44 誘電素子 46 コンデンサ 50 接続切り替え手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルトイン電圧がVb、ピンチオフ電圧が
    pである第1の電界効果型トランジスタ並びに第2の
    電界効果型トランジスタ、電圧がV0(V)の第1の電
    源、電圧がV0+Vb(V)以上の第2の電源、及び電圧
    がV0+Vp(V)以下の第3の電源から成り、第1の電
    界効果型トランジスタの一方のソース・ドレイン領域か
    ら信号が入力し、他方のソース・ドレイン領域から信号
    が出力される半導体スイッチ回路であって、 第1の電界効果型トランジスタの他方のソース・ドレイ
    ン領域が、第2の電界効果型トランジスタの一方のソー
    ス・ドレイン領域と電気的に接続され、 第1の電源は、第1及び第2の電界効果型トランジスタ
    のソース・ドレイン領域に接続され、 スイッチ回路がONのとき、第1の電界効果型トランジ
    スタのゲート電極に第2の電源が接続され、第2の電界
    効果型トランジスタのゲート電極に第3の電源が接続さ
    れ、 スイッチ回路がOFFのとき、第1の電界効果型トラン
    ジスタのゲート電極に第3の電源が接続され、第2の電
    界効果型トランジスタのゲート電極に第2の電源が接続
    されることを特徴とする半導体スイッチ回路。
  2. 【請求項2】ビルトイン電圧Vbが1(V)以上、ピン
    チオフ電圧Vpが−1(V)以上0(V)未満であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体スイッチ回路。
  3. 【請求項3】第1及び第2の電界効果型トランジスタ
    は、接合形電界効果型トランジスタであることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の半導体スイッチ回
    路。
  4. 【請求項4】第1の電源は誘電素子を介して第1及び第
    2の電界効果型トランジスタのソース・ドレイン領域に
    接続され、第2の電界効果型トランジスタの他方のソー
    ス・ドレイン領域はコンデンサを介して接地されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体スイッチ回
    路。
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