JP3473790B2 - 信号切換え装置及び複合信号切換え装置 - Google Patents
信号切換え装置及び複合信号切換え装置Info
- Publication number
- JP3473790B2 JP3473790B2 JP02134695A JP2134695A JP3473790B2 JP 3473790 B2 JP3473790 B2 JP 3473790B2 JP 02134695 A JP02134695 A JP 02134695A JP 2134695 A JP2134695 A JP 2134695A JP 3473790 B2 JP3473790 B2 JP 3473790B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- signal switching
- control
- control voltage
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
信号切換え装置に関し、例えば、高周波信号のアンテナ
端末を送信側と受信側に切り換えるアンテナスイツチに
適用して好適なものである。
体通信ビジネスは大きく発展してきている。しかし、都
市部においては、通信回線の不足が深刻になつてきてお
り、各国で様々な移動体通信システムが立ち上がろうと
している。これらの通信システムの多くは、現在の移動
体通信システムより高周波側の準マイクロ波帯を使用し
ている。
おいては、半導体の電界効果型トランジスタ(FET)
を使用して、準マイクロ波信号を処理する場合が多い、
特に準マイクロ波帯を使用していることと、端末が携帯
性を重視するために小型、低電圧駆動、低消費電力が実
現できるガリウム砒素のFETを用いたマイクロ波半導
体装置(MMIC)の開発が重要となつてきている。こ
れらのマイクロ波信号処理デバイスの中で携帯端末内で
高周波信号を切換える高周波スイツチが重要なキーデバ
イスの一つとなつてきている。
特に、アンテナ端子を携帯端末の送信端子と受信端子に
切換えるアンテナスイツチにおいては、以下の様なこと
が要求される。FETを用いたスイツチの消費電力は、
本質的には非常に小さいが、送信端子とアンテナ間の挿
入損失が、携帯端末全体の消費電力に大きく影響するた
め、スイツチの挿入損失は極力小さく抑えることが望ま
しい。また送信マイクロ波電力はかなり大きい場合があ
るので、例えば(PDC(personal digital cellular)
では1〔W〕程度)、大電力入力時のアンテナスイツチ
の透過特性の線型性、即ち、低歪化が非常に重要であ
る。
に、携帯端末であるために、小型化及び低電圧駆動化す
ることが移動体通信の携帯端末で用いるスイツチにとつ
て非常に重要な開発ポイントとなることが分かる。
いるFETスイツチ回路を示す。例えば、MMICのF
ETスイツチ回路1としてはガリウム砒素化合物を用い
た接合型のFET2が用いられる。FET2ではソース
S、ドレインDにそれぞれ送信側又は受信側となる入出
力端子3及び4を設ける。FET2のソースS、ドレイ
ンDに対しては制御端子5よりそれぞれ抵抗R1及びR
2を介してバイアス電圧がかけられる。また抵抗R3を
介してゲートGに接続される制御端子6によりゲート電
圧が制御される。
いたスイツチの歪みには2種類のものがあり、一つは電
流制限による歪みである。これはFETがオン状態のと
き、高周波信号がFETのドレインDとソースS間を通
過するときに高周波信号電流の最大振幅がFETのオン
状態の飽和電流よりも大きいときには、高周波信号が全
て通過できないため、歪みが発生する。
信号電圧がドレインD、ソースS間に印加され結果とし
てゲートGの最大電圧振幅がFETのピンチオフ電圧ま
たはブレークダウン電圧を越えた場合、リーク電力が発
生して歪みが発生するという問題があつた。実際、移動
体通信の携帯端末に使用する場合は低電圧駆動であるた
め歪みが問題となるのは入力信号によりゲート電圧がピ
ンチオフ電圧を越える場合である。
chindler,A.Bertrand,"A HIGH POWER K/Ka-BAND MONOLI
THIC T/ R SWITCH",IEEE Microwave and Millimeter-Wa
ve Monolithic Circuits Symposium Digest,1991,pp.15
-18)では信号経路に対してシヤントの部分にFETを2
段直列に接続することにより、スイツチの低歪化をはか
つている。しかしこのように、FETを多段接続するこ
とにより、スイツチの低歪化を計つた場合、FETの数
が増加することによるデバイスサイズの増加や、FET
部分の損失の増加による特性の悪化等の弊害が生じる。
またこの例では、制御電圧は0/−10〔V〕であり、
移動体通信の携帯端末への使用を考えた場合、低電圧駆
動とは言い難い。
High Power 2-18 GHz T/R Switch",1990 IEEE MTT-S D
igest,pp.453-456)では、FETを多段接続する代わり
に、デユアルゲートFETを使用することにより、低歪
化を図つている。この場合、デバイスサイズ、FET部
分の損失の点で文献1の例より有利であるが、FETを
2段並べた場合に比べ、線型性は劣り、シングルゲート
FETに比べ挿入損失も増加する。さらにこの例でも制
御電圧が0/−14、−10、−7〔V〕であり、移動
体通信の携帯端末への使用を考えた場合、低電圧駆動と
は言い難い。
c,Rpratt,"Novel High PerformanceSPDT Power Switche
s",1991 IEEE MTT-S Digest,pp.839-842)では文献2の
例よりさらにゲート数を増したトリプルゲートFETを
使用して、低損失化(L帯で0.4 〔dB〕)と大電力入力
時の低歪化(制御電圧−5〔V〕でP1dB(1dB compr
ession point)が3〔W〕)を両立している。この場合
も制御電圧が−5〔V〕であり、最近の携帯端末用デバ
イスの制御電圧の低電圧化の傾向である例えば、3
〔V〕程度と比べた場合、低電圧駆動とは言い難い。
FSPDTスイツチIC」1994年電子情報通信学会
春期大会 2−624)では強誘電体キヤパシタを用い
たフイードフオワードバイアス回路により、低挿入損失
化(1〔GHz〕で0.8 〔dB〕)と低歪化(制御電圧4
〔V〕でP1〔dB〕が37〔dBm〕)、さらに小型化(基
板サイズが0.9 〔mm〕×1.05〔mm〕)を実現している。
しかし、制御電圧3〔V〕ではP1dBは30〔dBm〕ある
ので、一般的な携帯電話の取扱電力である1〔W〕程度
を扱うのは難しく、従つて低電圧駆動で低歪化という点
で未だ問題がある。またフイードフオワードバイアス回
路は、バイアス経路に対して分岐の位置のFETのみに
用いられており、直列接続の位置のFETでは用いられ
ていないため、実際の携帯端末内での使用に当たつては
歪み発生の問題がある。
電圧駆動化、小型化、低挿入損失化、低歪化の様々な工
夫がなされているが、低電圧駆動で低歪という点ではど
の例を見ても実現されていない。ここで問題となるの
は、FETをオン、オフにスイツチング動作させる場
合、オン時にはFETのオン抵抗を十分に小さくするた
めにゲート電圧をFETのピンチオフ電圧に対してある
程度高く設定せねばならず、逆にオフ時にはFETを完
全にピンチオフ状態にするためにゲート電圧をFETの
ピンチオフ電圧に対して、入力電力に応じた電力分低く
設定せねばならないことである。すなわち、入力電力1
〔W〕程度で3〔V〕駆動という条件では、FET単体
として低歪化と低挿入損失すなわち、オフ状態のときに
完全にピンチオフ状態で、オン状態のときにオン抵抗が
小さいという2つの要求を同時に実現することが本質的
に困難であるためである。以上の様に、移動体通信携帯
端末に適した小型で低電力駆動、低挿入損失及び低歪を
全て満足したアンテナスイツチの実現は現在までのとこ
ろ実現されていない。
で、低電圧駆動で低挿入損失及び大電力時の低歪化が実
現できる信号切換え装置及び複合信号切換え装置を実現
しようとするものである。
め本発明においては、ソース(S)とドレイン(D)間
のチヤネル部を信号の経路とする電界効果型トランジス
タ(2)と、高インピーダンス素子(R4、R10)を
間に介して電界効果型トランジスタ(2)のゲート
(G)端子に接続され、第1の制御電圧(V1)又は当
該第1の制御電圧(V1)に比して低く設定された第2
の制御電圧(V2)が交互に印加される第1の制御端子
(11、31)と、電界効果型トランジスタ(2)のソ
ース(S)及びドレイン(D)に、少なくとも何れか一
方に対しては高インピーダンス素子(R6、R7、R1
1、R12)を間に介して接続され、第3の制御電圧
(V3)又は当該第3の制御電圧(V3)に比して高く
設定された第4の制御電圧(V4)が交互に印加される
第2の制御端子(12、32)とを備え、電界効果型ト
ランジスタ(2)をオン状態に設定するときは、第1の
制御端子(11、31)に対して第1の制御電圧(V
1)を印加すると共に第2の制御端子(12、32)に
対しては第3の制御電圧(V3)を印加し、オフ状態に
設定するときには第1の制御端子(11、31)に対し
て第2の制御電圧(V2)を印加すると共に第2の制御
端子(12、32)に対しては第4の制御電圧(V4)
を印加するようにした。
1、42、43、51、52、53、54)間に設置さ
れた信号切換え手段(44、45、46、47、55、
56、57、58、59、60、61、62)を複数有
し、3つ以上の複数の入出力端子(41、42、43、
51、52、53、54)間の接続を切り換える複合信
号切換え装置において、信号切換え手段(44、45、
46、47、55、56、57、58、59、60、6
1、62)は、ソース(S)とドレイン(D)間のチヤ
ネル部を信号の経路とする電界効果型トランジスタ
(2)と、高インピーダンス素子(R4、R10)を間
に介して電界効果型トランジスタ(2)のゲート(G)
端子に接続され、第1の制御電圧(V1)又は当該第1
の制御電圧(V1)に比して低く設定された第2の制御
電圧(V2)が交互に印加される第1の制御端子(1
1、31)と、電界効果型トランジスタ(2)のソース
(S)及びドレイン(D)に、少なくとも何れか一方に
対しては高インピーダンス素子(R6、R7、R11、
R12)を間に介して接続され、第3の制御電圧(V
3)又は当該第3の制御電圧(V3)に比して高く設定
された第4の制御電圧(V4)が交互に印加される第2
の制御端子(12、32)とを備え、電界効果型トラン
ジスタ(2)をオン状態に設定するときは、第1の制御
端子(11、31)に対して第1の制御電圧(V1)を
印加すると共に第2の制御端子(12、32)に対して
は第3の制御電圧(V3)を印加し、オフ状態に設定す
るときには第1の制御端子(11、31)に対して第2
の制御電圧(V2)を印加すると共に第2の制御端子
(12、32)に対しては第4の制御電圧(V4)を印
加するようにした。
定するときは、第1の制御端子(11、31)に対して
第1の制御電圧(V1)を印加すると共に第2の制御端
子(12、32)に対しては第3の制御電圧(V3)を
印加し、オフ状態に設定するときには第1の制御端子
(11、31)に対して第2の制御電圧(V2)を印加
すると共に第2の制御端子(12、32)に対しては第
4の制御電圧(V4)を印加することにより、オン状態
のときとオフ状態のときとの電界効果型トランジスタ
(2)の相対的なゲートバイアスを、オフ状態のときに
はピンチオフ電圧(Vp)に対して十分に低く設定し、
オン状態のときにはピンチオフ電圧(Vp)に対して十
分に高く設定して低電圧駆動で低歪及び低挿入損失な信
号切換え装置(10、30)を実現することができる。
1、42、43、51、52、53、54)間に設置さ
れた信号切換え手段(44、45、46、55、56、
57、58、59、60、61、62)を切換え操作し
て入出力端子(41、42、43、51、52、53、
54)間の接続を切り換えることにより、低電圧駆動で
低歪及び低挿入損失な複合信号切換え装置(40、5
0)を実現することができる。
る。
は本発明によるFETスイツチ回路の全体構成を示し、
FET2のソースS、ドレインDにはそれぞれRF信号
の入出力端子3及び4が設置されている。FET2は制
御端子11及び12から与えられる制御電圧によりそれ
ぞれ、ゲート電圧及びソース、ドレイン間の電圧を制御
することによつて入出力端子3及び4間のRF信号のオ
ンオフを切換える。
11は、ゲートGとの間に高インピーダンスの抵抗R4
を介して接続されると共に、抵抗R4との接続点Aで制
御端子12の方向を順方向とするダイオード13の一方
の端子と接続される。ダイオード13は他端を接続点B
において、一端を制御端子12に接続した抵抗R5の他
端に接続される。一方、ソースS、ドレインDに対して
バイアス電圧を与える制御端子12は、抵抗R5を介し
て接続点Bに接続し、接続点Bを共通接点として、FE
T2の入出力端子3及び入出力端子4にそれぞれ高イン
ピーダンスの抵抗R6及びR7を介して接続される。
リウム砒素のビルトイン電圧の約1.2 〔V〕の電圧降下
が発生し、抵抗R5の抵抗値に比べて十分に小さなイン
ピーダンスを示す。さらに逆方向バイアス時には抵抗R
5に比べて十分に大きなインピーダンスを示す。ここで
制御端子12と入出力端子3及び4間に接続される抵抗
R6及びR7はRF信号が透過できないように十分に高
インピーダンスのものを用いる。またダイオード13は
ガリウム砒素のpn接合を利用したものを用い、FET
2も同様にガリウム砒素半導体の接合型FETを用い
る。
10をオンバイアス制御する場合、制御端子11及び1
2それぞれに3〔V〕及び0〔V〕の制御電圧を印加す
ると、抵抗R5とダイオード13の接続点Bの電圧は電
圧制御の3〔V〕からダイオード13の電圧降下分1.2
〔V〕を差し引いた1.8 〔V〕となる。またFETスイ
ツチ回路10をオフバイアス制御する場合、制御端子1
1及び12に対してそれぞれに0〔V〕及び3〔V〕の
制御電圧を印加すると、抵抗R5とダイオード13の接
続点Bの電圧は3〔V〕となる。
ーダンスが非常に大きく、FET2のドレインD及びソ
ースS領域がDC的に独立しているとすると、オンバイ
アス時にFET2のゲートGの電位は3〔V〕となり、
ドレインD及びソースSの電位は、1.8 〔V〕となる。
またオフバイアス時にはゲートGの電位は0〔V〕でド
レインD及びソースSの電位は、3〔V〕となる。従つ
てゲートGの相対電位はオンバイアス、オフバイアス時
にそれぞれ1.2 〔V〕(3〔V〕−1.8 〔V〕)及び−3
〔V〕(0〔V〕−3 〔V〕) となる。
バイアスの差は4.2 〔V〕(1.2 〔V〕−( −3
〔V〕))となり、FET2を3/0〔V〕のゲート制御
電圧で制御する場合の通常の相対的ゲートバイアスの電
位差3〔V〕に比べてダイオード13の電圧降下分1.2
〔V〕だけ大きくとれる。従つて図2に示すように、適
当なピンチオフ電圧Vpを設定すれば、FET2オフ時
のゲート電圧Voff をゲート電圧Voff ´にシフトする
ことができる。これにより、FET2オフ時に大電力の
RF信号aが入力した場合でもドレインD、ソースS間
でのリーク電流(図中斜線で示す)の発生がなくなり、
FET2がピンチオフ状態でなくなるのを未然に防止し
得、小さなオン抵抗とオフ時の大電力入力時の低歪化が
同時に実現できる。
と従来型のFETスイツチ回路1によるオフ時のハンド
リング電力を
FET及びトリプルゲートFETの例も合わせて示
す)。これによるとFETのゲートGのオンバイアスを
等しくした場合、FETスイツチ回路10によるオフ時
のハンドリング電力は従来型に比べて、約3倍優れてい
ることが分かる。
を等しくした場合、例えばバイアス電圧を3〔V〕とし
て、ゲートGのオフバイアス電圧を−3〔V〕とした場
合、本発明のスイツチFET10のゲートGのオンバイ
アスは 1.2〔V〕、従来型の場合は0〔V〕であり、F
ETのゲートGのオンバイアスとピンチオフ電圧の差は
本発明のスイツチFET10の方が大きくなる。その結
果、シミユレーシヨンによれば、本発明のスイツチFE
T10の2〔GHz〕における挿入損失は0.12〔dB〕と
なり従来型の0.34〔dB〕に比して優れている。ここでは
FETのピンチオフ電圧を−0.8 〔V〕、ゲートG幅を
1〔mm〕としている。
動で制御するFET2のゲートGに対する相対電位が、
オンバイアス時1.2 〔V〕、オフバイアス時−3 〔V〕
となることから4.2 〔V〕となり、ダイオード13の電
圧降下分の1.2 〔V〕だけ大きくとることができる。こ
れにより小さなオン抵抗であると同時にオフ時に完全に
ピンチオフとなるようにピンチオフ電圧を設定すること
ができるので、3〔V〕のような低電圧駆動で、小さな
オン抵抗による低挿入損失及び大電力入力時に低歪のF
ETスイツチ回路が実現できる。
にダイオード13を接続して、FET2に対するオンバ
イアスとオフバイアス時の相対電位差を大きくした場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、図3に示す
ようなFETスイツチ回路30を用いるようにしても良
い。すなわちFETスイツチ回路30はゲート電圧を制
御する制御端子31が抵抗R10を介してゲートGに接
続され、ソースS、ドレインD電圧を制御する制御端子
32には抵抗R11を介してドレインD側の入出力端子
33が、抵抗R12を介してソースS側の入出力端子3
4が並列に接続されている。抵抗R10、R11及びR
12はいずれもRF信号を透過させない高インピーダン
スの抵抗である。
スイツチ回路をオン状態に設定する場合、制御端子31
及び32に対してそれぞれ、電圧V1及びV3が印加さ
れる。逆にFETスイツチ回路30をオフ状態に設定す
る場合には、制御端子31及び32に対してそれぞれ電
圧V2及びV4が印加され、オン時とオフ時とで交互に
制御電圧が切り換えられる。
V1、V2には次式
電圧V3、V4には次式
ダンスが非常に大きく、またソースS、ドレインDはD
C的に独立していると、FETスイツチ回路30がオン
状態に設定されるときにはFET2のゲートには電圧V
1が印加され、ドレインD及びソースS領域には電圧V
3が印加されることになる。同様にFET2がオフ状態
に設定されるときにはFET2のゲートには電圧V2が
印加され、ドレインD及びソースS領域には電圧V4が
印加されることになる。
状態のときチヤンネルに対するゲートの相対的電圧dV
1 は次式
ートの相対的電圧dV2は次式
バイアスの差dVは数式3及び4より次式
相対的ゲートバイアスの差dVは次式
本例におけるゲート制御電圧V1と電圧V2との差によ
つて表されるので、上述したようにバイアス制御するこ
とにより、オン時とオフ時の相対的ゲートバイアスの差
は駆動電圧以上となる。従つて、電圧V1、V2、V3
及びV4の制御電圧を用いれば、ゲートのオンバイアス
とピンチオフ電圧の差とオフ時のゲート電圧とピンチオ
フ電圧の差を通常のゲートバイアス法より大きくとるこ
とができ上述した第1の実施例と同様の効果が得られ
る。
40は、アンテナ端子41と送信側端子42及び受信側
端子43が設けられ、端子間に設けられたFETスイツ
チによつて構成されたスイツチユニツトにより、それぞ
れの端子間の接続が切り換えられる。アンテナ端子41
に対して、送信側端子42及び受信側端子43がそれぞ
れスイツチユニツト44及び45を間に介して接続され
ている。また送信側端子42及び受信側端子43はそれ
ぞれ対接地間にスイツチユニツト46及び47を介して
接続されている。また送信側端子42及び受信側端子4
3とスイツチユニツト44、45間と、スイツチユニツ
ト46及び47と対接地間にはDC成分を除去するコン
デンサ(図示せず)が挿入されている。
び47はそれぞれが第1の実施例による交流入出力切換
え装置により構成されているもので、スイツチユニツト
44及び45の入出力端子はFETのソースS、ドレイ
ンDに対応し、この入出力端子間でRF信号の入出力が
切換えられる。
流信号をアンテナ端子41で取り出す場合、スイツチユ
ニツト44がオン状態、スイツチユニツト45及び46
がオフ状態に設定される。これにより送信側端子42か
ら入力された交流信号はアンテナ端子41から取り出さ
れる。このときスイツチユニツト47をオン状態にする
ことによつてスイツチユニツト45から漏れてくる信号
の経路をグランドに接地する。
されるRF信号を受信側端子43で取り出す場合、スイ
ツチユニツト45及び46がオン状態、スイツチユニツ
ト44及び47がオフ状態に設定される。これにより受
信側端子43から入力されたRF信号はアンテナ端子4
1から取り出される。このときのスイツチユニツト46
も上述したのと同様にスイツチユニツト44からの漏れ
信号の経路をグランドに接地する。
0のアンテナ端子41と送信側端子42又は受信側端子
43間の接続をスイツチユニツト44及び45で切り換
えることによつて、RF信号の通る経路が送信側端子4
2又は受信側端子43に切り換えられる。この際、各ス
イツチユニツトは上述したFETスイツチ回路で構成さ
れているので、SPDTスイツチでは低挿入損失及び大
電力入力時に低歪な信号出力を実現することができる。
さらに上述の構成によれば、オフ状態に設定されたスイ
ツチユニツトからの漏れ信号の経路が入出力端子と接地
間に接続されたスイツチユニツトとコンデンサによつて
アースされるので、DC雑音及びリーク電流の発生を未
然に防止することができる。
PDTスイツチに適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、複数の端子間の接続を切り換えるダ
イバーシテイスイツチに適用しても良い。図5に示すダ
イバーシテイスイツチ50は、アンテナ(図示せず)が
接続されるアンテナ端子51及び52と、送信側端子5
3と受信側端子54との間の接続をスイツチユニツト5
5、56、57、58、59、60、61及び62のス
イツチ操作によつて切り換え接続する。
アンテナ端子51と送信側端子53間にスイツチユニツ
ト55が端子間の切換えスイツチとして設置され、アン
テナ端子52と受信側端子54間にはスイツチユニツト
56が端子間の切換えスイツチとして設置される。さら
にアンテナ端子51と受信側端子54間にスイツチユニ
ツト57が端子間の切換えスイツチとして設置され、ア
ンテナ端子52と送信側端子53間にはスイツチユニツ
ト58が端子間の切換えスイツチとして設置される。
対しては対接地間にそれぞれスイツチユニツト59及び
60が接続され、対接地間の接続が切り換えられる。同
様にアンテナ端子52と受信側端子54と対接地間にそ
れぞれスイツチユニツト61及び62が接続され、対接
地間の接続を切り換える。
端子53及び受信側端子54と各スイツチユニツト間に
はDC信号を遮断するコンデンサ(図示せず)がそれぞ
れ挿入されている。さらにスイツチユニツト59、6
0、61及び62と対接地間にもFETのソースS電位
をDC的にグランドから浮かせるコンデンサ(図示せ
ず)が挿入されている。これによりFET2のソースS
に対して正のDC電圧でバイアスすることができる。
の出力をアンテナ端子51から送出する場合、スイツチ
ユニツト55をオンしてアンテナ端子51を送信側端子
53と接続する。このときスイツチユニツト59及び6
0はオフとしてグランドから切り離すと共に、スイツチ
ユニツト57及び58をオフすることによつてアンテナ
端子52側と切り離す。さらにアンテナ端子52側のス
イツチユニツト61及び62をオンとすることによつて
アンテナ端子52側へ漏れた信号をアースする。これに
より送信側端子53から出力される信号はアンテナ端子
51より送出される。
信側端子54に送出する場合、スイツチユニツト56を
オンしてアンテナ端子52を受信側端子54と接続す
る。このときスイツチユニツト61及び62はオフとし
てグランドから切り離すと共に、スイツチユニツト57
及び58をオフすることによつてアンテナ端子51側と
も切り離す。さらにアンテナ端子51側のスイツチユニ
ツト59及び60をオンとすることによつてアンテナ端
子51側へ漏れた信号をアースする。これによりアンテ
ナ端子52から送出される信号は受信側端子54に送出
される。
51と送信側端子53又はアンテナ端子52と受信側端
子54とを接続した場合について述べたが、上述した組
合せ以外にアンテナ端子51と受信側端子54又はアン
テナ端子52と送信側端子53との接続を各スイツチユ
ニツトを切り換えることにより選択することができる。
と2つの送受信端子間に接続された複数のスイツチユニ
ツトの接続を切り換えることによつて、上述した第1又
は第2の実施例のFETスイツチ回路でなるスイツチユ
ニツトの特性により低電圧駆動で低挿入損失及び大電力
入力時に低歪な信号を伝送できるダイバーシテイスイツ
チが得られる。
子を対接地間と接続又は切り離すためのスイツチユニツ
トに対して対接地間にコンデンサを設けてグランドから
DC的に浮かせた場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、スイツチユニツトと対接地間にコンデンサを
接続しない構成としても良い。さらに、上述の実施例に
おいては、FETを接合型のものとした場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、ガリウム砒素のMES
(metal semiconductor)型のFETを用いても良い。
ゲートのFETを用いた場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、デユアルゲート等のマルチゲートFE
Tを用いた構成としても良く、その場合、各ゲートを制
御する制御端子とゲート間にはそれぞれ高インピーダン
ス素子を接続すれば良い。さらに上述の実施例において
は、FETをガリウム砒素化合物の半導体により形成し
た場合について述べたが、本発明はこれに限らず、シリ
コンの半導体等によつて形成しても良い。さらに上述の
実施例においては、SPDT、ダイバーシテイスイツチ
をアンテナスイツチとして用いた場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、SPDT、ダイバーシテイ
スイツチを広く一般の交流信号の入出力端の接続の切り
換えに用いても良い。
11と制御端子12との間に接続されるダイオードをp
n接合型のものとした場合について述べたが、本発明は
これに限らず、シヨツトキー接合型のダイオードを用い
ても良く、このときのダイオードのビルトイン電圧は約
0.8 〔V〕となる。さらに上述の実施例においては、F
ETスイツチ回路の各制御端子とFETのゲート、ソー
ス、ドレインとの間に接続する高インピーダンス素子を
抵抗とした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えば高インピーダンス素子としてインダクタを用
いても良い。
型トランジスタがオン状態のときには、第1の制御端子
に対して第1の制御電圧を印加すると共に第2の制御端
子に対しては第3の制御電圧を印加し、オフ状態に設定
するときには第1の制御端子に対して第2の制御電圧を
印加すると共に第2の制御端子に対しては第4の制御電
圧を印加することにより、オン状態のときとオフ状態の
ときとの電界効果型トランジスタの相対的なゲートバイ
アスを、オフ状態のときにはピンチオフ電圧に対して十
分に低く設定し、オン状態のときにはピンチオフ電圧に
対して十分に高く設定することができ、かくして低電圧
駆動で低歪及び低挿入損失を実現し得る信号切換え装置
及び複合信号切換え装置を実現することができる。
路の全体構成を示す回路図である。
ーク電流の発生を示す図である。
路の全体構成を示す回路図である。
の全体構成を示す回路図である。
ツチの全体構成を示す回路図である。
である。
T、3、4……入出力端子、5、6、11、12、3
1、32……制御端子、13……ダイオード、41、5
1、52……アンテナ端子、42、53……送信側端
子、43、54……受信側端子、44、45、46、4
7、55、56、57、58、59、60、61、62
……スイツチユニツト。
Claims (10)
- 【請求項1】ソースとドレイン間のチヤネル部を信号の
経路とする電界効果型トランジスタと、 高インピーダンス素子を間に介して上記電界効果型トラ
ンジスタのゲート端子に接続され、第1の制御電圧又は
当該第1の制御電圧に比して低く設定された第2の制御
電圧が交互に印加される第1の制御端子と、 上記電界効果型トランジスタの上記ソース及び上記ドレ
インに、少なくとも何れか一方に対しては高インピーダ
ンス素子を間に介して接続され、第3の制御電圧又は当
該第3の制御電圧に比して高く設定された第4の制御電
圧が交互に印加される第2の制御端子と を具え、上記電界効果型トランジスタをオン状態に設定
するときは、上記第1の制御端子に対して上記第1の制
御電圧を印加すると共に上記第2の制御端子に対しては
上記第3の制御電圧を印加し、オフ状態に設定するとき
には上記第1の制御端子に対して上記第2の制御電圧を
印加すると共に上記第2の制御端子に対しては上記第4
の制御電圧を印加することを特徴とする信号切換え装
置。 - 【請求項2】上記第1の制御電圧と上記第4の制御電圧
とが同電圧に設定され、かつ上記第2の制御電圧と上記
第3の制御電圧とが同電圧に設定されていることを特徴
とする請求項1に記載の信号切換え装置。 - 【請求項3】上記第2の制御端子に対して、一方の端子
を接続する抵抗が、他端において上記第1の制御端子か
ら上記第2の制御端子への方向を順方向として接続する
ダイオードと接続し、当該接続点より上記ソース及び上
記ドレインの少なくとも何れか一方に対しては高インピ
ーダンス素子を間に介して接続されることを特徴とする
請求項1に記載の信号切換え装置。 - 【請求項4】上記電界効果型トランジスタは、接合型の
電界効果型トランジスタであることを特徴とする請求項
1に記載の信号切換え装置。 - 【請求項5】上記電界効果型トランジスタは、MES型
の電界効果型トランジスタであることを特徴とする請求
項1に記載の信号切換え装置。 - 【請求項6】上記電界効果型トランジスタは、ガリウム
砒素化合物の半導体装置でなることを特徴とする請求項
1に記載の信号切換え装置。 - 【請求項7】上記ダイオードは、上記電界効果型トラン
ジスタのゲートとチヤネル間の接合と同種の接合で形成
されることを特徴とする請求項1に記載の信号切換え装
置。 - 【請求項8】入出力端子間に設置された信号切換え手段
を複数有し、3つ以上の複数の入出力端子間の接続を切
り換える複合信号切換え装置において、 上記信号切換え手段は、ソースとドレイン間のチヤネル
部を信号の経路とする電界効果型トランジスタと、 高インピーダンス素子を間に介して上記電界効果型トラ
ンジスタのゲート端子に接続され、第1の制御電圧又は
当該第1の制御電圧に比して低く設定された第2の制御
電圧が交互に印加される第1の制御端子と、 上記電界効果型トランジスタの上記ソース及び上記ドレ
インに、少なくとも何れか一方に対しては高インピーダ
ンス素子を間に介して接続され、第3の制御電圧又は当
該第3の制御電圧に比して高く設定された第4の制御電
圧が交互に印加される第2の制御端子とを具え、上記電
界効果型トランジスタをオン状態に設定するときは、上
記第1の制御端子に対して上記第1の制御電圧を印加す
ると共に上記第2の制御端子に対しては上記第3の制御
電圧を印加し、オフ状態に設定するときには上記第1の
制御端子に対して上記第2の制御電圧を印加すると共に
上記第2の制御端子に対しては上記第4の制御電圧を印
加することを特徴とする複合信号切換え装置。 - 【請求項9】上記複数の入出力端子がアンテナ端子と、
送信側端子及び受信側端子で構成され、第1の信号切換
え手段が上記アンテナ端子と上記送信側端子との間に設
置され、第2の信号切換え手段が上記アンテナ端子と上
記受信側端子との間に設置され、第3の信号切換え手段
が上記送信側端子と対接地間に設置され、第4の信号切
換え手段が上記受信側端子と対接地間に設置されること
を特徴とする請求項8に記載の複合信号切換え装置。 - 【請求項10】上記複数の入出力端子が第1及び第2の
アンテナ端子と、送信側端子及び受信側端子とで構成さ
れ、第1の信号切換え手段が上記第1のアンテナ端子と
上記送信側端子との間に設置され、第2の信号切換え手
段が上記第2のアンテナ端子と上記受信側端子との間に
設置され、第3の信号切換え手段が上記第1のアンテナ
端子と上記受信側端子との間に設置され、第4の信号切
換え手段が上記第2のアンテナ端子と上記送信側端子と
の間に設置され、第5の信号切換え手段が上記第1のア
ンテナ端子と対接地間に設置され、第6の信号切換え手
段が上記送信側端子と対接地間に設置され、第7の信号
切換え手段が上記第2のアンテナ端子と対接地間に設置
され、第8の信号切換え手段が上記受信側端子と対接地
間に設置されることを特徴とする請求項8に記載の複合
信号切換え装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02134695A JP3473790B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 信号切換え装置及び複合信号切換え装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02134695A JP3473790B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 信号切換え装置及び複合信号切換え装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08195667A JPH08195667A (ja) | 1996-07-30 |
JP3473790B2 true JP3473790B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=12052540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02134695A Expired - Lifetime JP3473790B2 (ja) | 1995-01-13 | 1995-01-13 | 信号切換え装置及び複合信号切換え装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3473790B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3831575B2 (ja) | 2000-05-15 | 2006-10-11 | 三洋電機株式会社 | 化合物半導体スイッチ回路装置 |
US6580107B2 (en) | 2000-10-10 | 2003-06-17 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Compound semiconductor device with depletion layer stop region |
JP2002289790A (ja) | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 化合物半導体スイッチ回路装置 |
TW530455B (en) | 2001-04-19 | 2003-05-01 | Sanyo Electric Co | Switch circuit device of compound semiconductor |
JP2005006143A (ja) | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波スイッチ回路および半導体装置 |
JP4602741B2 (ja) * | 2004-11-05 | 2010-12-22 | 住友電工デバイス・イノベーション株式会社 | スイッチング回路、スイッチングモジュール及び半導体装置 |
US7915946B2 (en) | 2006-05-23 | 2011-03-29 | Nec Corporation | Switch circuit for high frequency signals wherein distortion of the signals are suppressed |
JP4928882B2 (ja) * | 2006-09-20 | 2012-05-09 | 新日本無線株式会社 | 半導体スイッチ回路 |
WO2008114455A1 (ja) | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Fujitsu Microelectronics Limited | スイッチング容量生成回路 |
JP5772581B2 (ja) | 2011-12-28 | 2015-09-02 | 三菱電機株式会社 | スイッチ回路 |
-
1995
- 1995-01-13 JP JP02134695A patent/JP3473790B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08195667A (ja) | 1996-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3332194B2 (ja) | スイツチ半導体集積回路及び通信端末装置 | |
JP3243892B2 (ja) | 信号切り替え用スイッチ | |
EP0723338B1 (en) | Switching circuit | |
EP0766396B1 (en) | Switching circuit | |
US6496684B2 (en) | SPST switch, SPDT switch, and communication apparatus using the SPDT switch | |
EP0700161B1 (en) | Low distortion switch | |
US6970718B2 (en) | Switch apparatus and mobile communications terminal apparatus | |
KR100325087B1 (ko) | 반도체장치및안테나스위치회로 | |
US7847655B2 (en) | Switching circuit | |
US20090181630A1 (en) | Radio frequency switch circuit | |
JP2848502B2 (ja) | マイクロ波半導体スイッチ | |
JP3263798B2 (ja) | 半導体スイツチ | |
US20050079829A1 (en) | Antenna switch | |
US6774701B1 (en) | Method and apparatus for electronic switching with low insertion loss and high isolation | |
US20120112832A1 (en) | Radio frequency switch and radio frequency module | |
JPH07118666B2 (ja) | 携帯無線装置 | |
JP2008017416A (ja) | 高周波スイッチ装置 | |
JP3473790B2 (ja) | 信号切換え装置及び複合信号切換え装置 | |
US20230216490A1 (en) | Switching time reduction of an rf switch | |
US7646260B2 (en) | Switching device with selectable phase shifting modes for reduced intermodulation distortion | |
JPH07303001A (ja) | 高周波スイッチ | |
US20070159230A1 (en) | Method and system for high power switching | |
US20230246639A1 (en) | Switching time reduction of an rf switch | |
US10200026B1 (en) | High power handling switch using reduced operating impedance | |
JP3393441B2 (ja) | 通信端末装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110919 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120919 Year of fee payment: 9 |