JPH0610455Y2 - メモリカートリッジの取出機構 - Google Patents

メモリカートリッジの取出機構

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JPH0610455Y2
JPH0610455Y2 JP1988121568U JP12156888U JPH0610455Y2 JP H0610455 Y2 JPH0610455 Y2 JP H0610455Y2 JP 1988121568 U JP1988121568 U JP 1988121568U JP 12156888 U JP12156888 U JP 12156888U JP H0610455 Y2 JPH0610455 Y2 JP H0610455Y2
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JP
Japan
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lever
cartridge
memory cartridge
pin
memory
Prior art date
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JP1988121568U
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JPH0242150U (ja
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雅彦 水野
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はメモリカートリッジの取出機構に係り、特にて
こを利用したメモリカートリッジの取出機構に関する。
〔従来の技術〕
近年、電子機器等の外部記憶手段としてメモリカートリ
ッジが注目されている。この種のメモリカートリッジと
しては、例えばICカードあるいはメモリカートリッジ
と呼ばれているものがあり、カード状の筐体内に半導体
メモリ(EPROM,SRAM)、マイクロコンピューター、バック
アップ用の電池等が収納されて構成されている。また半
導体メモリ等のアクセスのため、電子機器側のコネクタ
と接続される多数の端子が配列されている。尚、筐体の
厚さは一般的に数mmであるが、比較的厚みをもったもの
もある。
かかるメモリカートリッジは手動によって電子機器のコ
ネクタに差し込み或いはコネクタから抜き取られるが、
端子数が多いため抵抗が大きく、抜き差しに大きな力を
必要としていた。
そこで、てこを用いた第3図に示すメモリカートリッジ
の取出機構が本件出願人より提案されている(特願昭63
-47052号明細書)。この取出機構は、スライド板50
と、第1レバー52と、第2レバー54と、イジェクト
レバー56とから構成されている。
このスライド板50には鉤状に折り曲げられた2つの係
合部51、51が形成され、コネクタ66に嵌挿される
メモリカートリッジ68の前面の端子が設けられていな
い両端位置で当接係合し得るようになっている。
コネクタ66に嵌挿されているメモリカートリッジ68
を引き抜く場合、最初に大きな力(例えば2kg)を必要
とする。そこで、まず、イジェクトレバー56を第3図
上矢印方向へスライドさせる。そうすると、てこ比の大
きな第1レバー52がピン60を中心として回動し、第
1レバー52に植設されたピン53がスライド板50の
長孔50Dの左端に係合して該スライド板50をスライ
ドさせる。これにより、メモリカートリッジ68はコネ
クタ66から離脱する。
続いて、イジェクトレバー56を更にスライドさせると
ピン56Bが第2レバー54の他端部54Bに係合し
て、第2レバー54をピン62を中心に回動させる。そ
うすると、スライド板50は第2レバー54の作用点
(ピン55)の移動量が大きいことから、第2レバー5
4の回動に伴って移動し、メモリカートリッジ68を更
に、挿入口へと押し出す仕組みであった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のメモリカートリッジの取出機構
は、スライドシャーシ摺動用のカイドピン(60、6
2、64等)とてこ比変更用のピン56Bを別々に設け
ていたので、部品点数が多くなり構造が複雑となる欠点
があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、メモ
リカートリッジの取出しが容易に行うことができ、部品
点数の少ないメモリカートリッジの取出機構を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するために、メモリカートリッ
ジを使用する装置本体にカートリッジ挿入排出方向に移
動可能に配設され、カートリッジ排出方向の移動時にメ
モリカートリッジに係合する係合部を有するカートリッ
ジ係合部材と、一端が前記カートリッジ係合部材に軸支
されたレバーと、レバーの大きなてこ比が得られる位置
に配設され、前記レバーがメモリカートリッジ取出初期
の回動範囲にあるときにその回動支点となる第1のピン
と、前記てこ比よりも小さいてこ比が得られる位置に配
設され、前記レバーが前記回動範囲を越えて回動させら
れるときにその回動支点となる第2のピンとから成り、
前記第1、第2のピンはメモリカートリッジ係合部材を
カートリッジ挿入排出方向に案内することを特徴として
いる。
〔作用〕
一般に、コネクタに嵌挿されているメモリカートリッジ
を引き抜く場合、最初に3mm程度引き抜くのに大きな力
(例えば2kg)を必要とし、その後は小さい力で引き抜
くことができる。そこで、本考案によれば、最初に大き
なてこ比が得られる支点となる第1のピンを有するてこ
機構によりカートリッジ係合部材を介してメモリカード
を一定量引き抜き、その後は小さなてこ比が得られる支
点となる第2のピンを有するてこ機構によってメモリカ
ートリッジを大きく移動させるようにしている。また、
カートリッジ係合部材のガイド穴は前記第1及び第2の
ピンが挿通されて、メモリカートリッジ係合部材のスラ
イドを案内するようにしている。これにより、部品点数
が削減され、制作コストが低減される。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本考案に係るメモリカートリッジ
の取出機構の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本考案に係るメモリカートリッジの取出機構の
正面図である。このメモリカートリッジの取出機構はス
ライド板10、レバー12、第1のピン(支点)14
と、第2ピン(支点)16、ガイド穴18、20、イジ
ェクトレバー22から構成されている。
スライド板10はカートリッジ挿入排出方向に移動可能
に配設され、且つ、メモリカートリッジに係合する係合
部51、51を有している。また、スライド板10はガ
イド穴11が穿設され、フレーム58に植立されたガイ
ドピン13が位置している。また、ガイド穴11、18
及び20はピン13、14及び16が挿通されて、スラ
イド板10をメモリカートリッジ挿入排出方向に案内す
る。
レバー12は、その一端にピン12Aを介してスライド
板10に回動可能に軸支されている。また、他端はイジ
ェクトレバー22のピン22Aと係合し、図中矢印方向
にスライド可能である。
ピン14及びピン16はそれぞれフレーム58に植立さ
れ、レバー12の回動時の支点となる。
前記の如く構成されたメモリカートリッジの取出機構の
作用は以下の通りである。イジェクトレバー22を第1
図上で矢印A方向に動かすとレバー12はピン12Aを
中心に回動する。第2図(a)に示すように、レバー12
を矢印Aの方向に動かすと、ピン14を支点、ピン12
Aを作用点としてスライド板10を矢印Bの方向へ移動
させ、スライド板10に設けられた鉤状の係合部51に
よって、メモリカートリッジを引き出す。このとき、レ
バー12のてこ比は大きいので、スライド板10には大
きな力が加えられ、メモリカートリッジをコネクタから
容易に引き出すことができる。
レバー12がピン14に当接した後、更にイジェクトレ
バー22を図上の矢印A方向へ移動させると、第2図
(b)の想像線に示すように、レバー12はピン16を支
点として回動するようになる。これにより、レバー12
のてこ比が小さくなり、レバー12の作用点(ピン12
A)の移動量(スライド板10の矢印B方向への移動
量)を大きくすることができる。
上記のように、ガイド穴18及び20は支点となるピン
14及びピン16が挿通されると共に、スライド板10
を案内するよう構成したので、部品数の削減、コストダ
ウンを図ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るメモリカートリッジの
取出機構によれば、カートリッジ係合部材に穿設された
ガイド穴には、大きなてこ比が得られる支点と小さなて
こ比が得られる支点をなす第1及び第2のピンが挿通さ
れて、カートリッジ係合部材を挿入排出方向へ案内する
ようにしている。これにより、部品点数が削減されると
共に構造が簡単となり、重量及びコストの低減が可能と
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るメモリカートリッジの取出機構の
正面図、第2図(a)及び(b)は本考案に係るメモリカート
リッジの取出機構の作用を示す略正面図、第3図は従来
のメモリカートリッジの取出機構の斜視図である。 10…スライド板、12…レバー、12A…ピン、1
4、16…ピン、18、20…ガイド穴、22…イジェ
クトレバー、22A…ピン、58…フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリカートリッジを使用する装置本体に
    カートリッジ挿入排出方向に移動可能に配設され、カー
    トリッジ排出方向の移動時にメモリカートリッジに係合
    する係合部を有するカートリッジ係合部材と、 一端が前記カートリッジ係合部材に軸支されたレバー
    と、 レバーの大きなてこ比が得られる位置に配設され、前記
    レバーがメモリカートリッジ取出初期の回動範囲にある
    ときにその回動支点となる第1のピンと、 前記てこ比よりも小さいてこ比が得られる位置に配設さ
    れ、前記レバーが前記回動範囲を越えて回動させられる
    ときにその回動支点となる第2のピンとから成り、 前記第1、第2のピンはメモリカートリッジ係合部材を
    カートリッジ挿入排出方向に案内することを特徴とする
    メモリカートリッジの取出機構。
JP1988121568U 1988-09-19 1988-09-19 メモリカートリッジの取出機構 Expired - Lifetime JPH0610455Y2 (ja)

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JP1988121568U JPH0610455Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 メモリカートリッジの取出機構

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Publication Number Publication Date
JPH0242150U JPH0242150U (ja) 1990-03-23
JPH0610455Y2 true JPH0610455Y2 (ja) 1994-03-16

Family

ID=31368691

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JP1988121568U Expired - Lifetime JPH0610455Y2 (ja) 1988-09-19 1988-09-19 メモリカートリッジの取出機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2761490B2 (ja) * 1993-01-21 1998-06-04 モレックス インコーポレーテッド Icメモリカードの挿入保持装置に於ける複数支点式イジェクト機構

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JPH0242150U (ja) 1990-03-23

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