JPH06104420A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH06104420A
JPH06104420A JP4253189A JP25318992A JPH06104420A JP H06104420 A JPH06104420 A JP H06104420A JP 4253189 A JP4253189 A JP 4253189A JP 25318992 A JP25318992 A JP 25318992A JP H06104420 A JPH06104420 A JP H06104420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
substance
conductive layer
insulating film
semiconductor substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4253189A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Aochi
英明 青地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4253189A priority Critical patent/JPH06104420A/ja
Publication of JPH06104420A publication Critical patent/JPH06104420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Weting (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】半導体基板中に形成された溝内に埋め込められ
た導電層のエッチバックが容易になり、この導電層と上
層の配線として用いられる導電層との間に形成される層
間絶縁膜の加工が容易になること。 【構成】半導体基板11中に形成された溝14の表面に
形成された絶縁膜12と、この絶縁膜の一部が溝側面の
上端からの深さがaからb(b>a)までの範囲にわた
って除去されることによって形成された溝側壁コンタク
トホールを通して上記半導体基板に接するように溝内に
埋め込み形成された導電層21とを具備することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばダイナミック型
ランダムアクセスメモリなどの半導体装置に係り、特に
半導体基板中に形成された溝の側面のコンタクト構造お
よびその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板中に形成された溝(ト
レンチ)内に埋め込まれた導電層と半導体基板とを溝側
面で接触させるための側壁コンタクトは、例えば図1
6、図17に示すような構造であり、溝側面の一部ある
いは全部の側面に沿って溝上端からある深さまで絶縁膜
を除去することによってコンタクトホール70が形成さ
れていた。ここで、71は半導体基板、72は絶縁膜、
73は溝内に埋め込まれた導電層、74は溝上端部の絶
縁膜である。
【0003】ところで、溝内に埋め込まれた導電層73
を配線の1つとして使用することを考えると、次の配線
(上層の配線)のための導電層を堆積する前に溝上端は
絶縁膜74で覆われていなければならない。この場合、
半導体基板表面が厚い絶縁膜で覆われていても構わない
場合には、単に基板表面に厚い絶縁膜を堆積すればよ
い。しかし、半導体基板表面をトランジスタのチャネル
領域等の素子領域として用いる場合には、基板表面に絶
縁膜を堆積した後に素子領域上の絶縁膜を選択的に除去
しなければならないので、絶縁膜堆積後における溝上端
部の絶縁膜の膜厚が、素子領域上の絶縁膜の膜厚よりも
厚い必要がある。
【0004】このように溝上端部の絶縁膜の膜厚が素子
領域上の絶縁膜の膜厚よりも厚い構造を実現するために
は、溝内に埋め込む導電層として、半導体基板よりも酸
化速度の大きい材料(例えばシリコン基板に対してのポ
リシリコン)を用い、この導電層を酸化して溝上端部に
厚い酸化膜を形成する方法がある。
【0005】しかし、この方法では、溝内の埋め込み導
電層と半導体基板との間で、酸化時の体積変化量が異な
るので、歪が生じ、半導体基板に欠陥が入るという問題
がある。
【0006】また、図16に示したような構造を実現す
る別の方法として、図18の(a)乃至(d)に示すよ
うに、溝内に埋め込まれた導電層73をエッチバックし
て溝上端から導電層73の一部を除去し、その上に絶縁
膜74を堆積した後にエッチバックすることによって、
溝上端部の導電層が除去された部分を絶縁膜74で埋め
込む方法がある。
【0007】しかし、上記したような側壁コンタクトの
構造は、溝側面の上端からある深さまでの有限の範囲に
コンタクトホール70が開口しているので、埋め込み導
電層73のエッチバックを等方性エッチングで行うと、
コンタクト部の半導体基板がえぐられてしまうので、埋
め込み導電層73をエッチングすることができない。ま
た、埋め込み導電層73のエッチバックを異方性エッチ
ングで行うと、溝側壁に導電層73が残されてしまうの
で、この後に埋め込まれる絶縁膜74をエッチバックし
た後の状態で埋め込み導電層73と絶縁膜74上に堆積
される上層配線用の導電層(図示せず)との電気的短絡
が生じるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
側壁コンタクトの構造では、埋め込み導電層のエッチバ
ックを等方性エッチングで行うと、コンタクト部のシリ
コン基板がえぐられてしまうので、埋め込み導電層をエ
ッチングすることができず、導電層のエッチバックを異
方性エッチングで行うと、溝側壁に導電層が残されてし
まうので、後で埋め込まれる絶縁膜をエッチバックした
後に埋め込み導電層と絶縁膜上に堆積される導電層との
電気的短絡が生じるという問題がある。
【0009】本発明は、上記問題点を解決すべくなされ
たもので、その目的は、半導体基板中に形成された溝内
に埋め込められた導電層のエッチバックが容易になり、
しかも、この導電層と上層の配線として用いられる導電
層との間に形成される層間絶縁膜の加工が容易になる半
導体装置およびその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板中に形成された溝の表面に形成された絶縁膜
と、この絶縁膜の一部が溝側面の上端からの深さがaか
らb(b>a)までの範囲にわたって除去されることに
よって形成された溝側壁コンタクトホールを通して上記
半導体基板に接するように溝内に埋め込み形成された導
電層とを具備することを特徴とする。
【0011】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体基板に溝を形成する工程と、上記溝の表面に第1
の絶縁膜を堆積する工程と、この第1の絶縁膜に対して
エッチング選択比を持つ第1の物質の薄膜を第1の絶縁
膜上に堆積する工程と、この第1の物質に対してエッチ
ング選択比を持つ第2の物質の薄膜を第1の物質の薄膜
上に堆積する工程と、上記溝内に、溝側面の少なくとも
一側面の一部が溝側面の上端から深さbまで露出するよ
うに第3の物質を残置させる工程と、この第3の物質を
マスクにして上記第2の物質の薄膜をエッチングする工
程と、上記溝内に、溝の側面が溝側面の上端から深さa
まで露出するように第4の物質を残置させる工程と、上
記第1の物質に対してエッチング選択比をもつ第5の物
質の薄膜を基板表面に堆積する工程と、この第5の物質
をエッチバックする工程と、前記第4の物質を除去する
工程と、前記第5の物質および第2の物質をマスクにし
て前記第1の物質をエッチングする工程と、前記第5の
物質および第2の物質を除去する工程と、前記第1の物
質をマスクにして前記第1の絶縁膜をエッチングして前
記溝側面に前記半導体基板の一部を露出させる工程と、
この溝側面に露出した半導体基板に接するように第1の
導電層を溝内に埋め込み形成する工程とを具備すること
を特徴とする。
【0012】
【作用】上記半導体装置における溝側壁コンタクトの構
造は、溝側面の上端からの深さがaからb(b>a)ま
での範囲にわたって形成されており、溝内に完全に埋め
込まれている。
【0013】従って、コンタクトを形成しようとする導
電層の埋め込み後に、この埋め込み導電層のエッチバッ
クが容易になり、しかも、上層の配線として用いられる
導電層との間に形成される層間絶縁膜の加工が容易にな
る。上記溝側壁コンタクトの構造は、ダイナミック型ラ
ンダムアクセスメモリにおけるメモリセルキャパシタに
応用することが可能である。
【0014】また、上記溝を半導体基板中のある範囲に
わたって連続的に形成し、前記溝側壁コンタクトホール
を溝の長さ方向において間欠的な位置に形成することに
より、上記溝内に埋め込み形成された導電層を電源用配
線あるいは信号用配線(例えばメモリセルアレイのビッ
ト線)として用いることが可能になる。また、上記半導
体装置の製造は、既存のプロセス技術の組み合わせで容
易に実現することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1乃至図10は、本発明の第1の実施例
に係る半導体装置を製造工程順に示しており、以下、こ
の製造工程を説明する。まず、図1に示すように、例え
ばp型シリコン基板11の表面に例えば熱酸化法により
熱酸化膜12を形成する。
【0016】次に、図2に示すように、基板11上の全
面にホトレジスト13を塗布し、このホトレジスト13
に、上記基板11中に形成しようとする溝の開口パター
ンを写真食刻法により形成する。次に、この開口パター
ンの形成されたホトレジスト13をマスクにして、例え
ばRIE(反応性イオンエッチング)法によりp型シリ
コン基板11に溝14を形成する。次に、図3に示すよ
うに、前記ホトレジスト13を除去し、前記溝14の表
面に熱酸化膜15を形成する。
【0017】次に、図4に示すように、前記熱酸化膜1
2および15の表面に、これらに対してエッチング選択
比をもつ例えばシリコン窒化膜16を堆積する。そし
て、このシリコン窒化膜16上に、シリコン窒化膜16
に対してエッチング選択比をもつシリコン酸化膜(Si
2 膜)17をCVD(気相成長)法により堆積する。
さらに、ホトレジスト18を塗布し、前記溝14のコン
タクトホールを形成しようとする側面のみに光が当るよ
うに露光する。この時、上記ホトレジスト18が前記溝
14の内部で深さbまで光に晒されるように露光時間を
調節する。
【0018】次に、図5に示すように、ホトレジスト1
8をマスクにして、例えばフッ化アンモニウムによるウ
ェットエッチングにより前記SiO2 膜17を除去し、
前記シリコン窒化膜16を露出させる。次に、全面にネ
ガ型ホトレジスト19を塗布し、全面露光し、引き続い
て現像液により現像する。この時、この現像されたネガ
型ホトレジスト19が前記溝14内の深さaまで残置さ
れるように現像する。次に、図6に示すように、前記シ
リコン窒化膜16に対してエッチング選択比をもつSi
2 膜20を例えば液相堆積法により堆積し、RIE法
によってこのSiO2 膜20をエッチバックした後、残
置されているネガ型ホトレジスト19を除去する。次
に、図7に示すように、前記SiO2 膜20および17
をマスクにして前記シリコン窒化膜16を等方性エッチ
ング法によりエッチングする。
【0019】次に、図8に示すように、例えばフッ化ア
ンモニウムによって前記SiO2 膜20およびSiO2
膜17をエッチングし、さらに、前記シリコン窒化膜1
6をマスクにして前記熱酸化膜15をエッチングする。
これにより、溝側面の上端からの深さがaからb(b>
a)までの範囲にわたって絶縁膜15の一部が除去さ
れ、溝側面にコンタクトホール10が形成される。
【0020】次に、図9に示すように、前記溝14が完
全に埋まるように導電層となるポリシリコン層21を例
えばCVD法により基板上全面に形成する。この時、ポ
リシリコン層21は、n型不純物である例えばヒ素(A
s)が1×1020cm-3程度含有するように形成する。
そして、溝側面に露出したシリコン基板表面部にシリコ
ン基板11とは反導電型のn型拡散層(図示せず)を形
成する。
【0021】次に、図10に示すように、等方性エッチ
ングにより前記ポリシリコン層21をエッチングする。
この時、ポリシリコン層21がコンタクトホール10よ
りも高い位置まで残るようにエッチング時間を調節す
る。そして、例えばCVD法によりSiO2 膜22を基
板上全面に堆積する。この時、前記溝14内の前記ポリ
シリコン層21で埋められていない部分が完全に上記S
iO2 膜22によって埋め込まれるようにSiO2 膜2
2の膜厚を決定する。この後、溝上端部に上記SiO2
膜22が残るようにSiO2 膜22を例えばフッ化アン
モニウムによりエッチングする。以上のような工程によ
り、溝内に完全に埋め込まれた溝側壁コンタクトが形成
される。
【0022】上記第1の実施例の半導体装置によれば、
ポリシリコン層21の埋め込み後のエッチング時にシリ
コン基板11のコンタクト部がエッチングされることが
ないので、このポリシリコン層21のエッチバックが容
易になり、良好な溝側壁コンタクトが形成できる。しか
も、ポリシリコン層21と上層の配線として用いられる
導電層(図示せず)との間に形成される層間絶縁膜22
の加工が容易になる。次に、第2乃至第4の実施例につ
いて図11乃至図13を参照して説明する。この図11
乃至図13において、図10中と対応する部分には図1
0中と同一符号を付している。
【0023】図11に示す第2の実施例は、第1の実施
例と比べて、図4に示した工程でホトレジスト18を全
面的の露光することにより、溝14の各側面にコンタク
トが形成されている点が異なり、その他は同じである。
この構造は、単に、ホトレジスト18を全面的に露光す
ることで実現でき、その他の工程は第1の実施例と全く
同じである。
【0024】図12に示す第3の実施例は、第1の実施
例と比べて、溝内の導電層として、ポリシリコン層21
に代えて、さらに高い導電性を示す金属膜32とポリシ
リコン31の2層構造(あるいは例えばシリサイドを用
いてもよい。)が用いられている。この第3の実施例で
は、溝内の導電層が配線として用いられる場合に、配線
抵抗を下げることが可能になる。
【0025】図13に示す第4の実施例は、第1の実施
例と比べて、前記シリコン窒化膜16が除去されている
点が異なり、その他は同じである。溝を導電性物質で埋
め込む場合に、溝の開口径が大きい方がアスペクト比が
小さくなって埋め込みが容易になり、第4の実施例で
は、シリコン窒化膜16を除去しておくので溝の開口が
大きくなり、間隙部が生じることなく溝を完全に埋め込
むことができる。
【0026】図14は、上記各実施例で述べたような溝
側壁コンタクト構造をダイナミック型ランダムアクセス
メモリにおけるメモリセルキャパシタに応用した場合の
断面構造を示している。ここで、51は半導体基板、5
2は絶縁膜、50は溝側面の絶縁膜の一部が開口された
コンタクトホール、53は溝内に埋め込まれたストレー
ジノード用の導電層、54は導電層53上に形成された
キャパシタ絶縁膜、55はキャパシタ絶縁膜54上に形
成されたキャパシタプレート、56および57はメモリ
セルトランジスタのゲート絶縁膜およびゲート電極、5
8はメモリセルトランジスタのドレイン拡散領域、59
はメモリセルトランジスタのソース拡散領域であって上
記導電層53に接する半導体基板表面部に形成されてい
る。
【0027】図15は、溝内の埋め込み導電層を電源用
配線あるいは信号用配線、例えばメモリセルアレイのビ
ット線として用いた状態の平面パターンを示している。
即ち、半導体基板中のある範囲にわたって例えば直線状
に連続的に溝61が形成されており、この溝61の内面
に絶縁膜62が形成され、溝61の側面(例えば一側
面)の長さ方向における間欠的な位置に溝側壁コンタク
トホール60が形成されており、この溝内に導電層63
が埋め込み形成されている。
【0028】このように溝内にビット線を埋め込むよう
にした構造を、例えばダイナミック型ランダムアクセス
メモリに適用すれば、十分なキャパシタ容量を得るため
にストレージノード電極の実効的な段差が大きくなって
も、ビット線コンタクトホールのアスペクト比が増大し
たり、ビット線コンタクトホール部でビット線の厚さが
薄くなったりして段切れするような不良は生じなくな
る。しかも、拡散層配線よりも配線抵抗が低いビット線
を実現できる。
【0029】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、半導体
基板中に形成された溝内に埋め込められた導電層のエッ
チバックが容易になり、しかも、この導電層と上層の配
線として用いられる導電層との間に形成される層間絶縁
膜の加工が容易になる半導体装置およびその製造方法を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図2】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図3】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図4】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図5】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図6】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図7】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図8】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図9】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造工
程の一つを示す断面図。
【図10】本発明の第1実施例に係る半導体装置を製造
工程の一つを示す断面図。
【図11】本発明の他の実施例に係る半導体装置の基板
中に形成された側壁コンタクトの構造を示す断面図。
【図12】本発明の他の実施例に係る半導体装置の基板
中に形成された側壁コンタクトの構造を示す断面図。
【図13】本発明の他の実施例に係る半導体装置の基板
中に形成された側壁コンタクトの構造を示す断面図。
【図14】本発明の半導体装置の応用例に係るダイナミ
ック型ランダムアクセスメモリのメモリセルの構造を示
す断面図。
【図15】溝内の埋め込み導電層をメモリセルアレイの
ビット線として用いた状態の平面パターンを示す図。
【図16】従来の半導体基板中に形成された側壁コンタ
クトの相異なる構造を示す断面図。
【図17】従来の半導体基板中に形成された側壁コンタ
クトの相異なる構造を示す断面図。
【図18】図16に示した構造を実現する製造工程の一
例を示す断面図。
【符号の説明】
10、60…コンタクトホール、11、51…半導体基
板、12…熱酸化膜、14、61…溝、15…熱酸化
膜、16…シリコン窒化膜、17、20、22…シリコ
ン酸化膜、21…ポリシリコン層、31…ポリシリコ
ン、32…金属膜、52、62…絶縁膜、53…埋め込
み導電層(ストレージノード)、54…キャパシタ絶縁
膜、55…キャパシタプレート、56…ゲート絶縁膜、
57…ゲート電極、58…ドレイン拡散領域、59…ソ
ース拡散領域、63…埋め込み導電層。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板中に形成された溝の表面に形
    成された絶縁膜と、 この絶縁膜の一部が溝側面の上端からの深さがaからb
    (b>a)までの範囲にわたって除去されることによっ
    て形成された溝側壁コンタクトホールを通して上記半導
    体基板に接するように溝内に埋め込み形成された導電層
    とを具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記溝は半導体基板中のある範囲にわた
    って連続的に形成されており、前記溝側壁コンタクトホ
    ールは溝の長さ方向において間欠的な位置に形成されて
    おり、上記溝内に埋め込み形成された導電層は電源用配
    線あるいは信号用配線として用いられることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記導電層はダイナミック型ランダムア
    クセスメモリにおけるメモリセルキャパシタのストレー
    ジノードとして用いられ、この導電層に接する半導体基
    板の表面にメモリセルトランジスタのドレイン拡散領域
    あるいはソース拡散領域が形成されていることを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板に溝を形成する工程と、 上記溝の表面に第1の絶縁膜を堆積する工程と、 この第1の絶縁膜に対してエッチング選択比を持つ第1
    の物質の薄膜を第1の絶縁膜上に堆積する工程と、 この第1の物質に対してエッチング選択比を持つ第2の
    物質の薄膜を第1の物質の薄膜上に堆積する工程と、 上記溝内に、溝側面の少なくとも一側面の一部が溝側面
    の上端から深さbまで露出するように第3の物質を残置
    させる工程と、 この第3の物質をマスクにして上記第2の物質の薄膜を
    エッチングする工程と、 上記溝内に、溝の側面が溝側面の上端から深さaまで露
    出するように第4の物質を残置させる工程と、 上記第1の物質に対してエッチング選択比をもつ第5の
    物質の薄膜を基板表面に堆積する工程と、 この第5の物質をエッチバックする工程と、 上記第4の物質を除去する工程と、 上記第5の物質および第2の物質をマスクにして前記第
    1の物質をエッチングする工程と、 上記第5の物質および第2の物質を除去する工程と、 上記第1の物質をマスクにして前記第1の絶縁膜をエッ
    チングして前記溝側面に上記半導体基板の一部を露出さ
    せる工程と、 この溝側面に露出した半導体基板に接するように第1の
    導電層を溝内に埋め込み形成する工程とを具備すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
JP4253189A 1992-09-22 1992-09-22 半導体装置およびその製造方法 Pending JPH06104420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4253189A JPH06104420A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4253189A JPH06104420A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06104420A true JPH06104420A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17247788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4253189A Pending JPH06104420A (ja) 1992-09-22 1992-09-22 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06104420A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102569201A (zh) * 2010-12-30 2012-07-11 海力士半导体有限公司 制造具有掩埋位线的半导体器件的方法
JP2014222787A (ja) * 1998-05-01 2014-11-27 ソニー株式会社 半導体記憶装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014222787A (ja) * 1998-05-01 2014-11-27 ソニー株式会社 半導体記憶装置
JP2016021590A (ja) * 1998-05-01 2016-02-04 ソニー株式会社 半導体記憶装置
CN102569201A (zh) * 2010-12-30 2012-07-11 海力士半导体有限公司 制造具有掩埋位线的半导体器件的方法
JP2012142548A (ja) * 2010-12-30 2012-07-26 Sk Hynix Inc 埋め込みビットラインを備えた半導体装置の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2920119B2 (ja) 半導体素子のキャパシタ製造方法
JP2791260B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH06318680A (ja) 半導体記憶装置およびその製造方法
US5843819A (en) Semiconductor memory device with trench capacitor and method for the production thereof
KR940002393B1 (ko) 반도체기억장치
JP3222188B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2000208729A5 (ja)
US5372965A (en) Method for fabricating capacitor of semiconductor memory device
JPH06104420A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US5663100A (en) Method for forming contact holes in semiconductor device
JP3190659B2 (ja) 半導体メモリ及びその製造方法
KR0135690B1 (ko) 반도체소자의 콘택 제조방법
KR100505101B1 (ko) 반도체 장치의 콘택 형성 방법
JPH023303B2 (ja)
KR100269626B1 (ko) 반도체장치의 캐패시터 제조방법
US7052955B2 (en) Semiconductor memory device and manufacturing method thereof
KR100369484B1 (ko) 반도체 소자의 캐패시터 제조방법
KR100359763B1 (ko) 반도체 메모리 소자의 제조방법
JP2668873B2 (ja) 半導体記憶装置
KR970011676B1 (ko) 반도체 소자의 적층 캐패시터 형성방법
JPH11186522A (ja) 半導体集積回路装置およびその製造方法
KR970000221B1 (ko) 반도체 소자의 커패시터 제조방법
KR20000044607A (ko) 반도체 소자 제조방법
JPH06338596A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100317196B1 (ko) 반도체장치의 플러그 형성방법

Legal Events

Date Code Title Description
RVTR Cancellation of determination of trial for invalidation