JPH06104407A - トランジスタサイズ選択型ゲートアレイ - Google Patents

トランジスタサイズ選択型ゲートアレイ

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JPH06104407A
JPH06104407A JP25117092A JP25117092A JPH06104407A JP H06104407 A JPH06104407 A JP H06104407A JP 25117092 A JP25117092 A JP 25117092A JP 25117092 A JP25117092 A JP 25117092A JP H06104407 A JPH06104407 A JP H06104407A
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JP
Japan
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type
transistor
gate array
diffusion layers
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JP25117092A
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Kazuo Tozaki
崎 賀津雄 戸
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/02Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier
    • H01L27/04Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body
    • H01L27/10Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having at least one potential-jump barrier or surface barrier; including integrated passive circuit elements with at least one potential-jump barrier or surface barrier the substrate being a semiconductor body including a plurality of individual components in a repetitive configuration
    • H01L27/118Masterslice integrated circuits
    • H01L27/11803Masterslice integrated circuits using field effect technology
    • H01L27/11807CMOS gate arrays

Abstract

(57)【要約】 【目的】基本セルをサイズの異なるトランジスタとして
構成可能とすることにより基本セルの利用効率を高め、
ゲートアレイのコスト高を招かず、汎用性を維持しつ
つ、小面積化および小消費電力化を図ることのできるト
ランジスタサイズ選択型ゲートアレイの提供。 【構成】2つに分割された拡散層と、この2つに分割さ
れた拡散層の間に通される電源線と、前記2つに分割さ
れた拡散層の両方に渡って、前記電源線と略直交するよ
うに通されたポリシリコンゲートとを有し、前記2つに
分割された拡散層の分割部分に存在する前記ポリシリコ
ンゲートの非切断および切断の1つを選択することによ
り、前記2つに分割された拡散層を1つのトランジスタ
または2つのトランジスタとして用いることを選択する
よう構成したトランジスタサイズ選択型ゲートアレイ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基本セル内の拡散層を
1つの大きなトランジスタとしても、2つの小さなトラ
ンジスタとしても用いることの可能なトランジスタサイ
ズ選択型ゲートアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】ゲートアレイはセミカスタムLSIと呼
ばれるASICの代表例の1つである。ゲートアレイは
基本セルを行列状に規則的かつ固定して配置したマスタ
ーチップを予め作製しておき、配線層やコンタクトホー
ルの開孔などによって配線接続だけを行って所望のLS
Iを短期間で開発できるという特徴をもっている。すな
わち、ゲートアレイにおいては、カスタム前の未配線ウ
ェハであるマスターチップは予め作り込んでおくことが
できるため、サンプル試作期間(TAT:Turn Around
Time)は配線プロセスだけでよいため短時間である。ま
た、最近、ゲートアレイでは、レイアウトCADの発達
によりコンピュータによる自動配置配線が発達してきて
おり、設計期間も短縮されている。
【0003】このような従来のゲートアレイの基本セル
の構造の一例を図5に示す。図5において、基本セル6
0は、CMOS型基本セルであって、P型(P+ )拡散
層62とn(n+ )型拡散層64が所定間隔離間して配
置され、このP型拡散層62およびn型拡散層64を通
過して各拡散層上にまたは両拡散層上にポリシリコンゲ
ート66,68が略平行に長く伸び、それぞれ2個のP
チャネルMOS−FETとnチャネルMOS−FETを
形成している。この基本セル60の上下端にポリシリコ
ンゲート66,68と略直交して1組の金属電源線7
0,72(電源線70と接地線72)がそれぞれ電源電
位Vddと接地電位GNDを供給するために通過してい
る。さらに、ゲートアレイによっては、多数のコンタク
トホール(図示せず)がセル内配線のために予め設定さ
れた位置で金属配線層(金属電源線70および72を含
む)と、P型およびn型拡散層62,64やポリシリコ
ンゲート66,68とを、あるいは拡散層62,64間
やポリシリコンゲート66,66間などを接続できるよ
うに準備されているものもある。
【0004】このようなゲートアレイにおいては、所望
の基本ロジック、例えば、インバータ、NANDゲート
やNORゲートを得るために、コンタクトホールが穿孔
されていない時は、まず所要のマスクを使ってコンタク
トホールを所要の位置に穿孔した後、このコンタクトホ
ールあるいは予め穿孔されていたコンタクトホールを使
って、所要のマスクを用い、Al線などによって金属電
源線70,72やP型およびn型拡散層62,64やポ
リシリコンゲート66,68の間のセル内線が行われ、
さらに基本セル60間の金属配線が行われ、ユーザが所
望するロジックが組みあげられる。このセル間配線は基
本セル60間のチャネルまたは上層の金属配線層に形成
される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
基本セルを用いる従来のゲートアレイにおいては、入力
(入力容量やファインが小さいこと)や内部のFF(フ
リップフロップ)、メモリセルなどのように小さな(小
容量)トランジスタで十分なゲートであっても、出力段
のインバータなどのように比較的大きな(大容量)トラ
ンジスタであっても同一の基本セルがアレイ状に配置さ
れるので、基本セルのサイズは、出力段の大きなトラン
ジスタのサイズとなってしまうという問題があった。こ
のため、全部が大きなトランジスタである従来のゲート
アレイでは、例えばメモリセル等大型のセルを作成した
際にチップ全体の面積は大きくなり、駆動電流も大きく
なるため消費電力も大きくなるという問題があった。
【0006】一方、図6に示すゲートアレイ74のよう
に出力部など大電流を流す必要のある部分には大きなト
ランジスタを構成するための大きな基本セル60aを配
置し、入力部や内部などには小さなトランジスタを構成
するための小さな基本セル60bを配置し、周辺にはボ
ンディングパットや周辺セル76を配置するゲートアレ
イや、さらに複数種のサイズの異なるトランジスタを構
成するためのサイズの異なる基本セルを所定のパターン
に配置してユニットで作り込むようにしたゲートアレイ
なども考案されている(米国特許第5,055,176
号参照)。しかしながら、このようにサイズの異なる基
本セルが所定パターンで配置されたゲートアレイでは、
用途が限定され汎用性に欠け、しかもコスト高となると
いう問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、基本セルをサイズの異なるトランジスタとして
構成可能とすることにより基本セルの利用効率を高め、
ゲートアレイのコスト高を招かず、汎用性を維持しつ
つ、小面積化および小消費電力化を図ることのできるト
ランジスタサイズ選択型ゲートアレイを提供するにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、2つに分割された拡散層と、この2つに
分割された拡散層の間に通される電源線と、前記2つに
分割された拡散層の両方に渡って、前記電源線と略直交
するように通されたポリシリコンゲートとを有し、前記
2つに分割された拡散層の分割部分に存在する前記ポリ
シリコンゲートの非切断および切断の1つを選択するこ
とにより、前記2つに分割された拡散層を1つのトラン
ジスタまたは2つのトランジスタとして用いることを選
択するよう構成したことを特徴とするトランジスタサイ
ズ選択型ゲートアレイを提供するものである。
【0009】
【発明の作用】本発明のトランジスタサイズ選択型ゲー
トアレイは、2つに分割された拡散層と、この2つの分
割拡散層の間に通される電源線と、この電源線と略直交
し、前記2つの分割拡散層の両方に跨がって形成された
ポリシリコンゲートを有する基本セルをアレイ状に規則
的かつ固定的に配置したものである。例えば、CMOS
型の基本セルでは、P型拡散層およびn型拡散層のいず
れもそれぞれ2つに分割し、2つに分割された各拡散層
の両方に渡ってポリシリコンゲートがP型拡散層および
n型拡散層のいずれにも形成されている。
【0010】このため、基本セルに大きなトランジスタ
を形成する必要がある時は、絶縁層を介して前記2つの
分割拡散層の間に前記ポリシリコンゲートに略直交する
ように、それぞれ1組の金属電源線、すなわち電源線お
よび接地線を通して一方の側の2つの分割拡散層を接続
し、また出力側(部分)の2つの分割拡散層は異なる階
層の配線(例えばAl配線)によって接続することによ
って2つの分割拡散層を1つのトランジスタ形成に用
い、小さなトランジスタを形成すればよい場合には、エ
ッチング、例えばセル内配線のコンタクトホールの穿孔
の際のエッチング等によって、ポリシリコンゲートを両
分割拡散層の分割部分で切断した後に、その上に絶縁層
を形成し、他の配線とともに2つの分割拡散層の間に前
記ポリシリコンゲートに略直交するようにそれぞれ1組
の金属電源線(電源線、接地線)を配線して、2つの分
割拡散層をそれぞれ1つのトランジスタの形成に用いる
ことができる。従って、基本セルの有効利用を図ること
ができ、ひいては、ゲートアレイの汎用性を低下させ
ず、またコストをアップさせずに、ゲートアレイの面積
を小さくし、あるいは高集積化を図り、消費電力を低下
させることができる。
【0011】
【実施例】本発明に係るトランジスタサイズ選択型ゲー
トアレイを添付の図面に示す好適実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0012】図1は、本発明のトランジスタサイズ選択
型ゲートアレイの基本セルの一実施例の構成図である。
以下の説明では、本発明に用いられる基本セルをCMO
S型基本セルを代表例として説明するが、本発明はこれ
に限定されない。同図に示すように、本発明のトランジ
スタサイズ選択型ゲートアレイのCMOS型基本セル1
0は、2つに分割されたP型(P+ )拡散層12aおよ
び12bからなるP型拡散層ブロック12と、2つに分
割されたn型(n+ )拡散層14aおよび14bからな
るn型拡散層ブロック14と、分割P型拡散層12aお
よび12b上に両者を跨いでP型拡散層ブロック12全
体に延在する略平行な2本のポリシリコンゲート16お
よび17と、分割n型拡散層14aおよび14b上に両
者跨いでn型拡散層ブロック14全体に延在する18お
よび19と、分割P型拡散層12aおよび12bの間に
図示しない絶縁層を介して通される、電源電位Vddを供
給するための金属電源線(電源線)20と、分割n型拡
散層14aおよび14bの間に図示しない絶縁層を介し
て通される、接地電位GNDを供給するための金属電源
線(接地線)22とを有する。
【0013】ここで、ポリシリコンゲート16と17お
よび18と19は、それぞれP型拡散層12aと12b
との間およびn型拡散層14aと14bとの間におい
て、エッチングなどによって切断可能とされている。例
えば、代表的にポリシリコンゲート18について図1
(a)に拡大して示すように、参照符号24で示される
切断部をエッチング等のプロセスによって除去すること
ができ、拡散層14aに対して用いられるポリシリコン
ゲート18aと拡散層14bに対して用いられるポリシ
リコンゲート18bとに分断し、それぞれ小トランジス
タを形成し、2つの小トランジスタとして用いることが
できる。もちろん、ポリシリコンゲート18を2つに切
断せず、拡散層14aと14bとを金属電源線22や階
層が異なる図示しないアルミニウム配線などを介して接
続し、n型拡散層ブロック14を1つの拡散層として用
いることにより大トランジスタとして用いることもでき
る。
【0014】図1に示すCMOS型基本セル10をn型
基板を用いて形成した場合のA−A線およびB−B線切
断面図をそれぞれ図2(a)および(b)に示す。P型
拡散層ブロック12においては、図2(a)に示すよう
にn型基板26にゲート酸化膜28およびその上にポリ
シリコンゲート16,17を形成し、その後ボロン
(B)などをイオン注入してP+ 領域すなわちP型拡散
層12a1,12a2,12a3をポリシリコンゲート
16,17のそれぞれ両側に形成し、ソース−ドレイン
領域を形成する。こうして2個のPチャネルMOSトラ
ンジスタ(PMOS)30,32が作製される。PMO
S30と32は拡散層ブロック12の中央のP+ 領域1
2a2ではソースとドレインを共用する。なお、参照符
号34は隣接する基本セル10を分離する酸化シリコン
層である。
【0015】一方、n型拡散層ブロック14において
は、図2(b)に示すように、n型基板26に、まずボ
ロン(B)などをイオン注入してPウェル36を形成し
た後、上述のPMOS形成と同様にゲート酸化膜28お
よびその上にポリシリコンゲート18,19を形成し、
その後にヒ素(As)などをイオン注入してn+ 領域、
すなわちn型拡散層14a1,14a2,14a3をポ
リシリコンゲート18,19のそれぞれ両側に形成す
る。こうして2個のNチャネルMOSトランジスタ(N
MOS)38,40が作製される。なお、NMOS38
と40とはブロック14の中央のn+ 領域14a2では
ソースとドレインを共用する。
【0016】この時の図1に示す基本セル10のC−C
線切断面図を図3(a)および(b)に示す。ここで図
3(a)は、ポリシリコンゲート16および18をいず
れも切断しなかった場合を示し、図3(b)はポリシリ
コンゲート16および18をいずれも切断した場合を示
す。図3(a)に示すように、分割拡散層12aと12
b、および分割拡散層14aと14bは、それぞれ絶縁
層29を介してその中間に設けられる金属電極線20お
よび22や図示しない別階層のアルミニウム配線(出力
側)を介しての接続が容易であり、これらを接続するこ
とによって一つの拡散層として機能させることができ、
切断されていないポリシリコンゲート16および18と
の組み合わせによって、それぞれ従来と同様な1つの大
きなトランジスタ30および38として用いることがで
きる。もちろん、ポリシリコンゲート17および19に
ついても、分割されていないので、それぞれ、P型拡散
層12aと12b、および14aと14bとを一体化
し、それぞれ1つの大トランジスタ32と40として用
いることができる。
【0017】これに対し、図3(b)に示すようにポリ
シリコンゲート16および18を、それぞれ、両方の分
割拡散層12a(12a2)と12b、および14a
(14a2)と14bとの間において、分割部分24を
エッチング等によっていずれもそれぞれポリシリコンゲ
ート16aと16b、および18aと18bに分割し、
それぞれ分割P型拡散層12aと12b、および分割n
型拡散層14aと14bとを組み合わせることによっ
て、各々2個の小さなトランジスタ42と44、および
46と48として用いることも可能である。図示しない
が、ポリシリコンゲート17および18も、同様に2つ
に分割し、それぞれ2個の小トランジスタとして用いる
ことができる。このように、本発明のトランジスタサイ
ズ選択型ゲートアレイの基本セル10においては、分割
P型拡散層12aと12bとの間および分割n型拡散層
14aと14bとの間の分割部分においてポリシリコン
ゲート16,17,18,19を切断するかしないかを
選択することにより、それぞれ1個の大トランジスタ3
0,32,38,40として用いることを選択するか、
それぞれ2個の小トランジスタ例えばそれぞれポリシリ
コンゲート16,18に対しては小トランジスタ42と
44、46と48(ポリシリコンゲート17,19に対
しては図示せず)に分割して用いることを選択するかを
ユーザが希望により決めることができる。
【0018】ここで、小トランジスタとして使用するた
めにポリシリコンゲート16,17,18,19を切断
する場合には、エッチングを用いて行うことができる
が、このエッチング工程をセル内配線やセル間配線のた
めのコンタクトホール形成時またはその前後工程中に行
ってもよいし、配線直前に切断のためのエッチング工程
で行ってもよい。
【0019】本発明においては、P型およびn型拡散層
ブロック12および14をそれぞれ2個の分割P型拡散
層12aと12b、および分割n型拡散層14aと14
bに分割するが、その分割比(分割面積比)は、特に制
限的ではなく、図示例のように1:1であってもよい
し、異なっていてもよい。例えば、1:2に分割し、小
トランジスタと中トランジスタに分割し、分割しない場
合の大トランジスタの3種のトランジスタサイズを選択
することができるように構成してもよい。ここで、ポリ
シリコンゲート16,17,18,19も、拡散層の分
割比に応じて分割されることはいうまでもない。なお、
図示例ではP型およびn型拡散層をそれぞれ2個に分割
しているが、本発明はこれに限定されず、3個以上に分
割するものであってもよい。
【0020】また、図示例においては、金属電極線20
および22は、ポリシリコンゲート16,17,18,
19上の絶縁層29上であって、それぞれ分割P型およ
びn型拡散層12aと12b、および14aと14bと
の間にそれぞれ形成されている。従って、ポリシリコン
ゲート16,17,18,19の切断工程または非切断
工程の選択、実施後、セル内配線工程またはセル間配線
工程において形成するが、本発明はこれに限定されな
い。これらの金属電極線20および22は、アルミニウ
ム(Al)線などを用いることができる。
【0021】本発明においては、小トランジスタとした
用いるためにポリシリコンゲートを切断する工程が必要
であるため、ポリシリコンゲート形成後、このポリシリ
コンゲートを切断可能な状態で停止しておく必要があ
る。このため、例えば、ウェハ(n型基板)にNMOS
のためのPウェルを形成し、アクティブサイトを形成
し、ゲート酸化膜、ポリシリコンゲート形成の工程で止
めておいてもよいし、その後コンタクトホール形成や、
1組の金属電源線の形成などを予め行っていてもよい。
すなわち、ゲートアレイは、多品種のランダムロジック
LSIを得ることができるものであり、ウェハに各品種
に共通なマスクを使用して基板工程を終了させてマスタ
ーチップを得、次に各品種によって異なる配線のマスク
を使用して異なる機能のLSIを実現するものであるの
で、本発明においては、可能であれば共通マスクを使用
可能な工程まで終了した状態で止めておけばよい。
【0022】また、以上の説明ではウェハとしてn型基
板を用いる例について説明したが、本発明はこれに限定
されず、P型基板を用いて、PMOSのためのnウェル
を形成するようにしてもよい。また、n型およびP型基
板のいずれの基板を用いる場合にも、NMOSのために
Pウェル、PMOSのためにnウェルの両方を形成する
ようにしてもよい。
【0023】また、本発明のトランジスタサイズ選択型
ゲートアレイの基本セルをCMOS型基本セルを代表例
として説明したが、本発明はこれに限定されず、ゲート
アレイを構成可能な素子であれば、どのようなものでも
よく、例えば、TTL、LSTTL、ECL、I2 L、
ISL、PMOS、NMOS、SOI、bi−CMOS
などを用いることができる。ここで、例えば基本セルに
ECLを用いるECLゲートアレイは、超高速分野(小
規模〜中規模)に用い、より広範囲な分野には高集積、
低消費電力の特徴をもつCMOS型基本セルを用いるC
MOSゲートアレイを適用するなど、用途に応じ適宜選
択すればよい。
【0024】以上のように構成される基本セル10を図
4に示すようにアレイ状に規則的かつ固定的に配列する
とともに、外周にはI/Oセルなどの周辺セルやボンデ
ィングパッド52などを配置し、本発明のトランジスタ
サイズ選択型ゲートアレイ50を構成することができ
る。図4に示す本発明のトランジスタサイズ選択型ゲー
トアレイ50は、基本セル50が素子全面に敷きつめら
れたチャネルレス・ゲートアレイ(全面素子形成型ゲー
トアレイ)であるが、本発明はこれに限定されず、基本
セルの配列および構成は必要に応じて適宜選択すればよ
く、例えば、基本セル間の配線接続のための領域が固定
されているチャネル型構造ゲートアレイ(チャネルゲー
トアレイ)であってもよいし、集積度向上のため予め一
部にRAMやROMなどのメモリか作り込まれるメモリ
内蔵ゲートアレイであってもよい。また、チャネルゲー
トアレイも、基本セルが2次元マトリックス状に配置さ
れ、基本セルの縦および横に配線のためのチャネルを持
つブロックセル型であっても、基本セルが列状に配置さ
れ、列と列との間に配線のためのチャネルが設けられる
列セル型であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
基本セル内の拡散層を分割し、その分割された拡散層の
両方に渡って延在するポリシリコンゲートを切断するか
否かを選択することにより、基本セル内に形成するトラ
ンジスタのサイズを選択できるので、基本セルの利用効
率の向上を図ることができ、その結果、ゲートアレイと
しての汎用性を維持し、コスト高を招くことなく、省面
積、省消費電力を図ることができ、小面積または高集
積、かつ小消費電力のゲートアレイを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るトランジスタサイズ選択型ゲー
トアレイの基本セルの一実施例の構成図である。
【図2】 (a)および(b)は、それぞれ図1に示す
トランジスタサイズ選択型ゲートアレイのA−A線およ
びB−B線矢視図である。
【図3】 (a)および(b)は、それぞれ図1に示す
トランジスタサイズ選択型ゲートアレイの別の使用態様
におけるC−C線矢視図である。
【図4】 本発明に係るトランジスタサイズ選択型ゲー
トアレイの一実施例の構成図である。
【図5】 従来のゲートアレイの基本セルの構成図であ
る。
【図6】 従来のゲートアレイの構成図の一例である。
【符号の説明】
10 基本セル 12 P型拡散層ブロック 12a,12a1,12a2,12a3,12b P型
拡散層 14 n型拡散層ブロック 14a,14a1,14a2,14a3,14b n型
拡散層 16,16a,16b,17,18,18a,18b,
19 ポリシリコンゲート 20 金属電源線(電源線) 22 金属電源線(接地線) 24 切断部 26 n型基板 28 ゲート酸化膜 30,32 大トランジスタ(PMOS) 34 セル分離酸化膜 36 Pウェル 38,40 大トランジスタ(NMOS) 42,44 小トランジスタ(PMOS) 46,48 小トランジスタ(NMOS) 50 トランジスタサイズ選択型ゲートアレイ 52 ボンディングパッド(I/Oセル、周辺セル)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つに分割された拡散層と、この2つに分
    割された拡散層の間に通される電源線と、前記2つに分
    割された拡散層の両方に渡って、前記電源線と略直交す
    るように通されたポリシリコンゲートとを有し、前記2
    つに分割された拡散層の分割部分に存在する前記ポリシ
    リコンゲートの非切断および切断の1つを選択すること
    により、前記2つに分割された拡散層を1つのトランジ
    スタまたは2つのトランジスタとして用いることを選択
    するよう構成したことを特徴とするトランジスタサイズ
    選択型ゲートアレイ。
JP25117092A 1992-09-21 1992-09-21 トランジスタサイズ選択型ゲートアレイ Withdrawn JPH06104407A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140001578A (ko) * 2012-06-27 2014-01-07 삼성전자주식회사 반도체 집적 회로, 그 설계 방법 및 제조방법

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KR20140001578A (ko) * 2012-06-27 2014-01-07 삼성전자주식회사 반도체 집적 회로, 그 설계 방법 및 제조방법
JP2014010839A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Samsung Electronics Co Ltd 半導体集積回路とその設計方法及び製造方法

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