JP3981798B2 - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はSRAM等の半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】
半導体記憶装置は、周辺回路と多数のメモリセルからなるメモリセルアレイとが半導体基板に形成された構造をしている。半導体記憶装置の容量を大きくするためには、半導体記憶装置の高集積化を図る必要がある。特に、SRAM(Static Random Access Memory)は一メモリセルを構成する素子数が多いため、高集積化の要請が強い。
【0003】
本発明は係る課題を解決するためになされたものである。本発明は半導体記憶装置の高集積化を達成することが可能な構造をした半導体記憶装置及びその製造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る半導体記憶装置は、主表面を有する半導体基板、ウェル、複数のメモリセル、第1のメモリセル領域、第2のメモリセル領域、境界領域、ウェルコンタクト領域、第1のダミー素子、第2のダミー素子、第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを備えた半導体記憶装置である。ウェルは、半導体基板中に形成されている。第1及び第2のメモリセル領域は、主表面の一部であり、かつウェル上に位置する。第1及び第2のメモリセル領域には、メモリセルが形成されている。境界領域は、主表面の一部であり、かつウェル上に位置し、かつ第1のメモリセル領域と第2のメモリセル領域との境界に位置する。ウェルコンタクト領域は、境界領域のウェル中に形成されている。ウェルコンタクト領域には、ウェルの電圧を固定するための配線層が電気的に接続されている。第1及び第2のダミー素子は、境界領域に形成され、かつ素子として機能しない。第1のトランジスタは、メモリセルの構成要素である。第1のトランジスタは、第1のメモリセル領域に形成され、かつ第1のダミー素子の隣に位置する。第2のトランジスタは、メモリセルの構成要素である。第2のトランジスタは、第2のメモリセル領域に形成され、かつ第2のダミー素子の隣に位置する。境界領域の長さは、第1のトランジスタのゲート電極の側部のうち、第1のダミー素子側の側部から第1のダミー素子の側部のうち、第1のトランジスタのゲート電極側の側部までの長さの半分+第1のダミー素子の長さ+第1のダミー素子の側部のうち、第2のダミー素子側の側部から第2のダミー素子の側部のうち、第1のダミー素子側の側部までの長さ+第2のダミー素子の長さ+第2のトランジスタのゲート電極の側部のうち、第2のダミー素子側の側部から第2のダミー素子の側部のうち、第2のトランジスタのゲート電極側の側部までの長さの半分、である。
【0005】
本発明に係る半導体記憶装置は、境界領域の長さを上記値とすることにより、ダミー素子を形成しながらも、半導体記憶装置の高集積化又はチップサイズの縮小を可能としている。すなわち、チップサイズが同じ場合は半導体記憶装置の高集積化を図ることが可能となる。素子数が同じ場合はチップサイズの縮小を図ることが可能となる。
【0006】
境界領域について説明する。境界領域は第1のメモリセル領域と第2のメモリセル領域との間に設けられている。第1及び第2のメモリセル領域には、それぞれ、所定数のメモリセルが形成される。境界領域のウェル中にはウェルコンタクト領域が形成される。これらのメモリセルのウェルの電位を固定するための配線層が、ウェルコンタクト領域に電気的に接続される。
【0007】
また、境界領域にはダミー素子が形成される。ダミー素子は、光の近接効果やローディング効果を防止するために形成される。すなわち、境界領域にダミー素子を形成しないと、境界領域のパターンの密度と第1及び第2のメモリセル領域のパターンの密度とに相違が生じる。これにより、境界領域近傍で光の近接効果やローディング効果が発生することがある。よって、境界領域近傍のメモリセルのパターンは所望のパターンとならない。この結果、境界領域近傍のメモリセルが不良メモリセルとなるおそれがある。
【0008】
本発明に係る半導体記憶装置において、ウェルコンタクト領域は、第1及び第2のダミー素子をマスクとして自己整合的に形成されている、のが好ましい。
【0009】
本発明に係る半導体記憶装置において、ウェルコンタクト領域は第1の導電型であり、半導体記憶装置は、さらに、ワード線を備え、ワード線は、第1のメモリセル領域から境界領域をとおり第2のメモリセル領域まで延びており、ワード線は第2の導電型である、のが好ましい。
【0010】
本発明に係る半導体記憶装置において、メモリセルは、第1の負荷トランジスタ、第2の負荷トランジスタ、第1のドライバトランジスタ及び第2のドライバトランジスタを含み、これらのトランジスタでフリップフロップが構成されている、のが好ましい。
【0011】
本発明に係る半導体記憶装置において、第1及び第2の導電層を備え、第1及び第2の導電層は第1及び第2のメモリセル領域に形成され、第1の導電層は第1の負荷トランジスタ及び第1のドライバトランジスタのゲート電極となり、第2の導電層は第2の負荷トランジスタ及び第2のドライバトランジスタのゲート電極となり、第1の導電層のパターンはh形状をし、第2の導電層のパターンは7形状をしている、のが好ましい。
【0012】
本発明に係る半導体記憶装置において、半導体記憶装置はSRAMである、のが好ましい。
【0013】
本発明に係る半導体記憶装置において、第1及び第2のダミー素子の長さは、メモリセルのゲート電極の長さと同じである、のが好ましい。
【0014】
本発明に係る半導体記憶装置において、第1及び第2のダミー素子の長さの半分の値は、ウェルコンタクト領域形成の際に用いるマスク部材形成時のアライメントエラーの値より大きい、のが好ましい。なお、ここでいうダミー素子の長さの半分の値とは、ダミー素子の側部にサイドウォール絶縁膜がない場合、ダミーゲートの長さの半分の値である。ダミー素子の側部にサイドウォール絶縁膜がある場合、ダミーゲートの長さの半分の値とサイドウォール絶縁膜の長さの値とを加えた値である。
【0015】
本発明に係る半導体記憶装置は、主表面を有する半導体基板、ウェル、複数のメモリセル、第1のメモリセル領域、第2のメモリセル領域、境界領域、第1のソース領域、第2のソース領域、ウェルコンタクト領域、第1のダミー素子及び第2のダミー素子を備えた半導体記憶装置である。ウェルは、半導体基板中に形成されている。第1及び第2のメモリセル領域は、主表面の一部であり、かつウェル上に位置する。第1及び第2のメモリセル領域には、メモリセルが形成されている。境界領域は、主表面の一部であり、かつウェル上に位置し、かつ第1のメモリセル領域と第2のメモリセル領域との境界に位置する。第1のソース領域は、ウェル中に形成され、かつ境界領域と第1のメモリセル領域とにまたがっている。第2のソース領域は、ウェル中に形成され、かつ境界領域と第2のメモリセル領域とにまたがっている。ウェルコンタクト領域は、境界領域のウェル中に形成されている。ウェルコンタクト領域には、ウェルの電圧を固定するための配線層が電気的に接続されている。第1及び第2のダミー素子は、境界領域に形成され、かつ素子として機能しない。境界領域の長さは、第1のソース領域の長さの半分+第1のダミー素子の長さ+ウェルコンタクト領域の長さ+第2のダミー素子の長さ+第2のソース領域の長さの半分、である。
【0016】
本発明に係る半導体記憶装置は、境界領域の長さを上記値とすることにより、ダミー素子を形成しながらも、半導体記憶装置の高集積化又はチップサイズの縮小を可能としている。すなわち、チップサイズが同じ場合は半導体記憶装置の高集積化を図ることが可能となる。素子数が同じ場合はチップサイズの縮小を図ることが可能となる。
【0017】
本発明に係る半導体記憶装置は、半導体基板と、半導体基板中に設置されている第1導電型のウェル領域と、ウェル領域上に設置された第1のメモリセル領域と、ウェル領域上に設置された第2のメモリセル領域と、ウェル領域上であって、かつ第1のメモリセル領域と第2のメモリセル領域との間に設置された境界領域と、を有する半導体記憶装置であって、境界領域には、ウェル領域上に設置された第1及び第2のダミー配線と、第1のメモリセル領域と境界領域とで共有され、かつ第1のダミー配線に隣接して設置された第2導電型の第1の不純物領域と、第1のダミー配線と第2のダミー配線との間にある第1導電型のウェルコンタクト領域と、第2のメモリセル領域と境界領域とで共有され、かつ第2のダミー配線に隣接して設置された第2導電型の第2の不純物領域と、が形成されている。
【0018】
本発明に係る半導体記憶装置は、主表面を有する半導体基板、ウェル、複数のメモリセル、第1のメモリセル領域、第2のメモリセル領域、境界領域、ウェルコンタクト領域、第1のダミー素子及び第2のダミー素子を備えた半導体記憶装置である。ウェルは半導体基板中に形成される。第1及び第2のメモリセル領域は、主表面の一部であり、かつウェル上に位置する。第1及び第2のメモリセル領域には、メモリセルが形成されている。境界領域は、主表面の一部であり、かつウェル上に位置し、かつ第1のメモリセル領域と第2のメモリセル領域との境界に位置している。第1及び第2のダミー素子は、境界領域に形成され、かつ素子として機能しない。ウェルコンタクト領域は、境界領域のウェル中に形成され、かつ第1及び第2のダミー素子をマスクとして自己整合的に形成されている。ウェルコンタクト領域には、ウェルの電圧を固定するための配線層が電気的に接続されている。
【0019】
本発明に係る半導体記憶装置の製造方法は、半導体基板の主表面に、第1のメモリセル領域と、第2のメモリセル領域と、前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間にある境界領域と、を有する半導体記憶装置の製造方法であって、第1のメモリセル領域、第2のメモリセル領域及び境界領域下の半導体基板中にウェルを形成する工程と、第1及び第2のメモリセル領域にゲート電極を形成する工程と、境界領域に第1及び第2のダミー素子のダミーゲートを形成する工程と、境界領域を覆い、かつ第1及び第2のメモリセル領域を露出させる第1のマスク部材を形成する工程と、第1のマスク部材をマスクとして、ウェル中に第2の導電型のイオン注入をすることにより、第1のダミー素子の第1の不純物領域及び第2のダミー素子の第2の不純物領域を形成する工程と、を備え、第1の不純物領域は、境界領域と第1のメモリセル領域とにまたがっており、第2の不純物領域は、境界領域と第2のメモリセル領域とにまたがっており、半導体記憶装置の製造方法は、さらに、第1及び第2のメモリセル領域を覆い、かつ境界領域に開口部を有する第2のマスク部材を形成する工程と、第2のマスク部材、第1のダミー素子及び第2のダミー素子をマスクとして、ウェル中に第1の導電型のイオン注入をすることにより、第1のダミー素子と第2のダミー素子との間にウェルコンタクト領域を形成する工程と、を備える。
【0020】
第1及び第2のメモリセル領域にゲート電極を形成する工程と、境界領域に第1及び第2のダミー素子のダミーゲートを形成する工程とは、同時に行うのが好ましい。製造工程の簡略化を図れるからである。
【0021】
本発明に係る半導体記憶装置の製造方法は、開口部の側面が第1及び第2のダミー素子上に位置するように、第2のマスク部材形成時の位置合わせがされており、第1及び第2のダミー素子の長さの半分の値は、第2のマスク部材形成時のアライメントエラーの値より大きい、のが好ましい。これにより、開口部が第1及び第2の不純物領域に位置するのを防ぐことができる。開口部が第1及び第2の不純物領域に位置すると、ウェルコンタクト領域形成の際のイオンが第1及び第2の不純物領域にも注入される。これにより、第1及び第2の不純物領域をソースとするトランジスタの特性に悪影響を及ぼす可能性があるからである。
【0022】
なお、ここでいうダミー素子の長さの半分の値とは、ダミー素子の側部にサイドウォール絶縁膜がない場合、ダミーゲートの長さの半分の値である。ダミー素子の側部にサイドウォール絶縁膜がある場合、ダミーゲートの長さの半分の値とサイドウォール絶縁膜の長さの値とを加えた値である。
【0023】
本発明に係る半導体記憶装置の製造方法は、第1のメモリセル領域から境界領域をとおり第2のメモリセル領域まで延びるようにワード線を形成する工程と、第2のマスク部材の形成工程は、第2のマスク部材の開口部を介してワード線が露出しないようにされている、のが好ましい。これによれば、ワード線に第1の導電型のイオンが注入されるのを防ぐことができる。よって、ワード線にpn接合が形成されるのを防ぐことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
[平面構造の説明]
図3及び図4は、本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの一部を示す平面図である。この半導体記憶装置はSRAMである。図3は素子形成層を示す。図4は図3の素子形成層上に形成される配線層を示している。まず、図3に示す構造を説明する。シリコン基板の主表面の左側が第1のメモリセル形成領域C、シリコン基板の主表面の中央が境界領域E、シリコン基板の主表面の右側が第2のメモリセル形成領域Dである。また、シリコン基板の主表面の上側がpチャネルトランジスタ形成領域F(nウェル領域)、シリコン基板の主表面の下側がnチャネルトランジスタ形成領域G(pウェル領域)である。
【0025】
第1のメモリセル形成領域Cには活性領域84、86、88、90がある。これらの活性領域はLOCOS酸化膜96によって分離されている。第1のメモリセル形成領域C上には、ワード線38、第1の導電層16及び第2の導電層18が形成されている。ワード線38、第1の導電層16及び第2の導電層18は、ポリシリコン層からできている。第1の導電層16で「h」形状を構成し、第2の導電層18で「7」形状を構成している。
【0026】
第1の導電層16は、活性領域84上からLOCOS酸化膜上96まで延びている。第1の導電層16は、LOCOS酸化膜96上で分岐している。一方は、活性領域86上まで延びている。他方は、活性領域90上まで延びている。第1の導電層16は、活性領域84上において負荷トランジスタQ6のゲート電極となる。第1の導電層16は、活性領域86上においてドライバトランジスタQ4のゲート電極となる。活性領域90上に延びる第1の導電層16の他方は、図1及び図4に示す第1コンタクト層100によって、活性領域90のドレイン領域70と電気的に接続されている。
【0027】
第2の導電層18は、活性領域84上から活性領域88上を通り、活性領域90上まで延びている。第2の導電層18は、図2及び図4に示す第1コンタクト層116によって、活性領域84のドレイン領域76と電気的に接続されている。第2の導電層18は、活性領域88上において負荷トランジスタQ5のゲート電極となる。第2の導電層18は、活性領域90上においてドライバトランジスタQ3のゲート電極となる。
【0028】
ワード線38は、活性領域86、90を横切っている。ワード線38は、活性領域86上においてトランスファトランジスタQ2のゲート電極となる。ワード線38は、活性領域90上においてトランスファトランジスタQ1のゲート電極となる。
【0029】
トランスファトランジスタQ1、トランスファトランジスタQ2、ドライバトランジスタQ3、ドライバトランジスタQ4、負荷トランジスタQ5及び負荷トランジスタQ6で一メモリセルを構成している。第2のメモリセル形成領域Dにも、これと同じ構成をしたメモリセルが形成されている。
【0030】
境界領域Eについて説明する。境界領域Eは第1のメモリセル領域Cと第2のメモリセル領域Dとの間に設けられている。第1及び第2のメモリセル領域には、それぞれ、所定数のメモリセルが形成される。境界領域Eのウェル中にはウェルコンタクト領域が形成される。これらのメモリセルのウェルの電位を固定するための配線層が、ウェルコンタクト領域に電気的に接続される。
【0031】
境界領域Eには活性領域88、90がある。これらの活性領域はLOCOS酸化膜によって分離されている。境界領域E上には、第3の導電層32が形成されている。第3の導電層32は、ポリシリコン層からできている。第3の導電層32は、「H」形状を構成している。第3の導電層32は、活性領域88上においてダミー素子44、46のダミーゲートとなる。第3の導電層32は、活性領域90上においてダミー素子28、30のダミーゲートとなる。
【0032】
境界領域Eの活性領域90についてさらに詳細に説明する。境界領域Eの活性領域90は、ドライバトランジスタQ3と共有のn型不純物領域(ソース領域68)、p型のウェルコンタクト領域72及びドライバトランジスタQ4と共有のn型不純物領域(ソース領域64)から構成されている。後述するように、これらのn型不純物領域、p型不純物領域はダミー素子28、30をマスクとしたイオン注入を打ち分けることにより形成される。
【0033】
ダミー素子28、30は、光の近接効果やローディング効果を防止するために形成される。すなわち、境界領域Eにダミー素子28、30を形成しないと、境界領域Eのパターンの密度と第1及び第2のメモリセル領域C、Dのパターンの密度とに相違が生じる。これにより、境界領域E近傍で光の近接効果やローディング効果が発生することがある。よって、境界領域E近傍のメモリセルのパターンは所望のパターンとならない。この結果、境界領域E近傍のメモリセルが不良メモリセルとなるおそれがある。
【0034】
図3に示す構造の説明は、以上のとおりである。次に、図4に示す構造を説明する。図4では、図3に示す第1の導電層16、第2の導電層18、第3の導電層32及びワード線38の図示が省略されている。第1の導電層16、第2の導電層18、第3の導電層32及びワード線38上に以下に説明する配線層が形成されている。第1のメモリセル形成領域C上にはローカルインターコネクト層48、50が位置している。ローカルインターコネクト層48は活性領域84上から活性領域86上まで延びている。ドライバートランジスタQ4のドレイン領域66と負荷トランジスタQ6のドレイン領域76とは、ドレイン領域66上に設置される第1コンタクト層98、ドレイン領域76上に設置される第1コンタクト層116及び第1コンタクト層98と第1コンタクト層116とを接続するローカルインターコネクト層48によって電気的に接続されている。
【0035】
ローカルインターコネクト層50は活性領域88上から活性領域90上まで延びている。ドライバートランジスタQ3のドレイン領域70と負荷トランジスタQ5のドレイン領域80とは、ドレイン領域70上に設置される第1コンタクト層100、ドレイン領域80上に設置される第1コンタクト層118及び第1コンタクト層100と第1コンタクト層118とを接続するローカルインターコネクト層50によって電気的に接続されている。第2のメモリセル形成領域Dにも、これと同じ構成をした第1コンタクト層98、116、100、118、ローカルインターコネクト層48、50が位置している。
【0036】
境界領域Eの活性領域90上には第1コンタクト層20、22、26が位置している。第1コンタクト層20、22、26は、前述の第1コンタクト層98、116、100、118と同工程で形成される。第1コンタクト層はコンタクトホールに埋め込まれた導線層である。この導電層は、例えばバリア層及びW等の高融点金属から構成されている。ローカルインターコネクト層は、高融点金属の積層構造、例えばTi/TiN、から構成される。第1コンタクト層20はソース領域68と電気的に接続されている。第1コンタクト層22はウェルコンタクト領域72と電気的に接続されている。第1コンタクト層26はソース領域64と電気的に接続されている。第1コンタクト層20上にはローカルインターコネクト層37が位置している。第1コンタクト層20とローカルインターコネクト層37とは電気的に接続されている。第1コンタクト層22上にはローカルインターコネクト層39が位置している。第1コンタクト層22とローカルインターコネクト層39とは電気的に接続されている。第1コンタクト層26上にはローカルインターコネクト層41が位置している。第1コンタクト層26とローカルインターコネクト層41とは電気的に接続されている。
【0037】
ローカルインターコネクト層37、39、41上には電源線VDD54及び第1の接地線VSS42が位置している。電源線VDD54及び第1の接地線VSS42は、第1のメモリセル領域C、境界領域E、第2のメモリセル領域Dを横切っている。図1に示すように、第1の接地線VSS42とローカルインターコネクト層37とは第2コンタクト層71により電気的に接続されている。第1の接地線VSS42とローカルインターコネクト層39とは第2コンタクト層73により電気的に接続されている。第1の接地線VSS42とローカルインターコネクト層41とは第2コンタクト層75により電気的に接続されている。電源線VDD54及び第1の接地線VSS42はアルミニウムやアルミニウムに銅等を混ぜたアルミ合金からなる。
【0038】
電源線VDD54及び第1の接地線VSS42上にはビット線56、58、第2の接地線VSS60が位置している。ビット線56、58は第1のメモリセル形成領域C上に位置している。ビット線56は活性領域84上から活性領域86上へ延びている。ビット線56とトランスファトランジスタQ2のドレイン領域92とは、図示しないコンタクト層及びローカルインターコネクト層により、電気的に接続されている。ビット線58は活性領域88上から活性領域90上へ延びている。ビット線58とトランスファトランジスタQ1のドレイン領域94とは、図示しないコンタクト層及びローカルインターコネクト層により、電気的に接続されている。第2のメモリセル形成領域Dにも、これと同じ構成をしたビット線56、58が位置している。
【0039】
境界領域E上には第2の接地線VSS60が位置している。第2の接地線VSS60は活性領域88上から活性領域90上へ延びている。第2の接地線VSS60は第3コンタクト層95及びローカルインターコネクト層39を介して、第1の接地線VSS42と電気的に接続されている。
【0040】
[断面構造の説明]
図1は、図3及び図4に示す半導体記憶装置をA−A線に沿って切断した断面図である。図3及び図4で説明しなかった構造について説明する。図1に示すように、p--型のシリコン基板10中にはp-型のウェル12が形成されている。
【0041】
境界領域Eの長さは、ドライバトランジスタQ3のゲート電極の側部のうち、ダミー素子28側の側部からダミー素子28の側部のうち、ドライバトランジスタQ3のゲート電極側の側部までの長さL1の半分+ダミー素子28の長さL2+ダミー素子28の側部のうち、ダミー素子30側の側部からダミー素子30の側部のうち、ダミー素子28側の側部までの長さL3+ダミー素子30の長さL4+ドライバトランジスタQ4のゲート電極の側部のうち、ダミー素子30側の側部からダミー素子30の側部のうち、ドライバトランジスタQ4のゲート電極側の側部までの長さL5の半分である。
【0042】
長さL1としては例えば、0.25〜0.3μmであり、長さL2としては例えば、0.2〜0.3μmであり、長さL3としては例えば、0.5〜0.7μmであり、長さL4としては例えば、0.2〜0.3μmであり、長さL5としては例えば、0.25〜0.3μmである。
【0043】
なお、境界領域Eの長さは、ソース領域68の長さの半分+ダミー素子28の長さ+ウェルコンタクト領域72の長さ+ダミー素子30の長さ+ソース領域64の長さの半分とあらわすこともできる。
【0044】
ドライバトランジスタQ3、ドライバトランジスタQ4、第1の導電層16、ダミー素子28及びダミー素子30を覆うように、p--型のシリコン基板10上には第1の絶縁層52が形成されている。第1の絶縁層52にはコンタクトホール77が形成されている。コンタクトホール77には第1コンタクト層98が充填されている。第1の絶縁層52上にはローカルインターコネクト層48が形成されている。ローカルインターコネクト層48は第1コンタクト層98を介してドレイン領域66と電気的に接続されている。
【0045】
第1の絶縁層52にはコンタクトホール79が形成されている。コンタクトホール79には第1コンタクト層100が充填されている。第1の絶縁層52上にはローカルインターコネクト層50が形成されている。ローカルインターコネクト層50は第1コンタクト層100を介してドレイン領域70及び第1の導電層16と電気的に接続されている。
【0046】
第1の絶縁層52にはコンタクトホール102が形成されている。コンタクトホール102には第1コンタクト層20が充填されている。第1の絶縁層52上にはローカルインターコネクト層37が形成されている。ローカルインターコネクト層37は第1コンタクト層20を介してソース領域68と電気的に接続されている。第1の絶縁層52にはコンタクトホール104が形成されている。コンタクトホール104には第1コンタクト層22が充填されている。第1の絶縁層52上にはローカルインターコネクト層39が形成されている。ローカルインターコネクト層39は第1コンタクト層22を介してウェルコンタクト領域72と電気的に接続されている。
【0047】
第1の絶縁層52にはコンタクトホール106が形成されている。コンタクトホール106には第1コンタクト層26が充填されている。第1の絶縁層52上にはローカルインターコネクト層41が形成されている。ローカルインターコネクト層41は第1コンタクト層26を介してソース領域64と電気的に接続されている。
【0048】
ローカルインターコネクト層48、50、37、39、41を覆うように、第1の絶縁層52上には第2の絶縁層36が形成されている。第2の絶縁層36にはスルーホール108が形成されている。スルーホール108には第2コンタクト層71が充填されている。第2コンタクト層71はローカルインターコネクト層37と電気的に接続されている。第2の絶縁層36にはスルーホール110が形成されている。スルーホール110には第2コンタクト層73が充填されている。第2コンタクト層73はローカルインターコネクト層39と電気的に接続されている。第2の絶縁層36にはスルーホール112が形成されている。スルーホール112には第2コンタクト層75が充填されている。第2コンタクト層75はローカルインターコネクト層41と電気的に接続されている。
【0049】
第2の絶縁層36上には第1の接地線VSS42が位置している。第1の接地線VSS42は第2コンタクト層71、73、75と電気的に接続されている。
【0050】
第1の接地線VSS42を覆うように、第2の絶縁層36上には第3の絶縁層62が形成されている。第3の絶縁層62上には、ビット線56、58、第2の接地線VSS60が位置している。
【0051】
図2は、図3及び図4に示す半導体記憶装置をB−B線に沿って切断した断面図である。図3及び図4で説明しなかった構造について説明する。図2に示すように、p--型のシリコン基板10中にはn-型のウェル14が形成されている。境界領域Eの長さは、図1で説明した境界領域Eの長さと同じである。
【0052】
負荷トランジスタQ5、負荷トランジスタQ6、第2の導電層18、ダミー素子44及びダミー素子46を覆うように、p--型のシリコン基板10上には第1の絶縁層52が形成されている。第1の絶縁層52にはコンタクトホール81が形成されている。コンタクトホール81には第1コンタクト層116が充填されている。第1の絶縁層52上にはローカルインターコネクト層48が形成されている。ローカルインターコネクト層48は第1コンタクト層116を介してドレイン領域76及び第2の導電層18と電気的に接続されている。第1の絶縁層52にはコンタクトホール83が形成されている。コンタクトホール83には第1コンタクト層118が充填されている。第1の絶縁層52上にはローカルインターコネクト層50が形成されている。ローカルインターコネクト層50は第1コンタクト層118を介してドレイン領域80と電気的に接続されている。
【0053】
ローカルインターコネクト層48、50を覆うように、第1の絶縁層52上には第2の絶縁層36が形成されている。第2の絶縁層36上には第3の絶縁層62が形成されている。第3の絶縁層62上には、ビット線56、58、第2の接地線VSS60が位置している。
【0054】
[等価回路の説明]
図22は、図1〜図4で説明したSRAMのメモリセルの等価回路図である。負荷トランジスタQ5とドライバトランジスタQ3とでインバータを構成し、負荷トランジスタQ6とドライバトランジスタQ4とでインバータを構成する。これらインバータどうしが電気的に接続され、フリップフロップを構成している。
【0055】
トランスファトランジスタQ2の一方側ノードは、負荷トランジスタQ6とドライバトランジスタQ4とで構成されるインバータに電気的に接続されている。トランスファトランジスタQ2の他方側ノードは、ビット線に電気的に接続されている。トランスファトランジスタQ2のゲート電極は、ワード線に電気的に接続されている。
【0056】
負荷トランジスタQ5及びQ6のソース領域は、電源線VDDに電気的に接続されている。ドライバトランジスタQ3及びQ4のソース領域は、接地線VSSに電気的に接続されている。
【0057】
トランスファトランジスタQ1の一方側ノードは、負荷トランジスタQ5とドライバトランジスタQ3とで構成されるインバータに電気的に接続されている。トランスファトランジスタQ1の他方側ノードは、ビット線に電気的に接続されている。トランスファトランジスタQ1のゲート電極は、ワード線に電気的に接続されている。
【0058】
[製造方法の説明]
本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法を平面図及びA−A断面図を用いて説明する。
【0059】
図5及び図6に示すように、p--型のシリコン基板10中にp-型のウェル12を形成する。p-型のウェル12は、例えば、高エネルギーイオン注入により形成することができる。このような方法で形成されたウェルを、リトログレーデッド(retrograded)ウェルという。イオン注入のエネルギーは例えば、1.0〜1.4MeVである。イオン注入のドーズ量は例えば、8.0×1012〜1.2×1013/cm2である。そして、例えば、選択酸化法を用いてLOCOS酸化膜96をp--型のシリコン基板10の主表面上に形成する。p--型のシリコン基板10の主表面のうちLOCOS酸化膜96が形成されている以外の領域は、活性領域84、86、88、90となる。なお、LOCOS酸化膜のかわりに、セミリセスLOCOS酸化膜又はシャロートレンチ(深さ0.4〜0.8μm)を形成してもよい。
【0060】
図7及び図8に示すように、例えば、熱酸化を用いて厚さ5〜6nmの熱酸化膜をp--型のシリコン基板10の主表面全面上に形成する。次に、例えば、CVD法を用いて厚さ250〜350nmのポリシリコン層を熱酸化膜上に形成する。なお、ポリシリコン層上にシリサイド層を形成してもよい。次に、例えば、フォトリソグラフィとエッチングを用いて、ポリシリコン層のパターンニングをする。これにより、第1の導電層16、第2の導電層18、第3の導電層32、ワード線38を形成する。図7において、第1の導電層16はドライバトランジスタQ4のゲート電極120及び配線層24であらわされている。第2の導電層18はドライバトランジスタQ3のゲート電極122であらわされている。第3の導電層32はダミー素子28、30のダミーゲート124、126であらわされている。
【0061】
図9及び図10に示すように、レジスト128をp--型のシリコン基板10の主表面全面上に形成する。レジスト128を露光することにより、レジスト128をパターンニングする。pチャネルトランジスタ形成領域Fはレジスト128で覆われている。但し、ウェルコンタクト領域の形成領域には開口部130がある。nチャネルトランジスタ形成領域Gは露出している。但し、ウェルコンタクト領域の形成領域はレジスト128で覆われている。
【0062】
レジスト128、LOCOS酸化膜96、ゲート電極120、配線層24、ゲート電極122、ダミーゲート124及びダミーゲート126をマスクとして、ウェル12に、リンをイオン注入する。イオン注入のエネルギーは例えば、25〜30KeVである。イオン注入のドーズ量は例えば、8.0×1013〜1.2×1014/cm2である。これにより、ウェル12中にはn型の低濃度領域が形成される。n型の低濃度領域は、LDD構造のソース領域の低濃度領域又はLDD構造のドレイン領域の低濃度領域となる。このイオン注入によりpチャネルトランジスタ形成領域Fにもn型の低濃度領域が形成される。このn型の低濃度領域は、ウェルコンタクト領域となる。
【0063】
図11及び図12に示すように、レジスト132をp--型のシリコン基板10の主表面全面上に形成する。レジスト132を露光することにより、レジスト132をパターンニングする。nチャネルトランジスタ形成領域Gはレジスト132で覆われている。但し、境界領域Eのウェルコンタクト領域の形成領域には開口部134がある。pチャネルトランジスタ形成領域Fは露出している。但し、ウェルコンタクト領域の形成領域はレジスト132で覆われている。
【0064】
レジスト132等をマスクとして、ウェル12にBF2をイオン注入する。イオン注入のエネルギーは例えば、20〜25KeVである。イオン注入のドーズ量は例えば、8.0×1013〜1.2×1014/cm2である。これにより、ウェル12中にはp型の低濃度領域が形成される。このp型の低濃度領域は、ウェルコンタクト領域となる。このイオン注入によりpチャネルトランジスタ形成領域Fにもp型の低濃度領域が形成される。このp型の低濃度領域は、LDD構造のソース領域の低濃度領域又はLDD構造のドレイン領域の低濃度領域となる。
【0065】
図13及び図14に示すように、ゲート電極120の側面、配線層24の側面、ゲート電極122の側面、ダミーゲート124の側面及びダミーゲート126の側面にサイドウォール絶縁膜136を形成する。ダミー素子46の長さの半分の値Lは、図17で説明するレジスト142形成時のアライメントエラーの値より大きくされている。レジスト142は、pチャネルトランジスタのソース領域、ドレイン領域を形成するためのイオン注入において、マスクとなる。ここで、ダミー素子46の長さの半分の値Lとは、ダミーゲート126の長さの半分の値とサイドウォール絶縁膜136の長さの値とを加えた値である。
【0066】
図15及び図16に示すように、レジスト138をp--型のシリコン基板10の主表面全面上に形成する。レジスト138を露光することにより、レジスト138をパターンニングする。pチャネルトランジスタ形成領域Fはレジスト138で覆われている。但し、ウェルコンタクト領域の形成領域には開口部140がある。nチャネルトランジスタ形成領域Gは露出している。但し、ウェルコンタクト領域の形成領域はレジスト138で覆われている。
【0067】
レジスト138、LOCOS酸化膜96、ゲート電極120、配線層24、ゲート電極122、ダミーゲート124及びダミーゲート126をマスクとして、ウェル12にヒ素をイオン注入する。イオン注入のエネルギーは例えば、45〜55KeVである。イオン注入のドーズ量は例えば、1.5×1015〜2.5×1015/cm2である。これにより、ウェル12中にはn型の高濃度領域が形成される。n型の高濃度領域は、LDD構造のソース領域の高濃度領域又はLDD構造のドレイン領域の高濃度領域となる。このイオン注入によりpチャネルトランジスタ形成領域Fにもn型の高濃度領域が形成される。このn型の高濃度領域は、ウェルコンタクト領域82となる。
【0068】
図17及び図18に示すように、レジスト142をp--型のシリコン基板10の主表面全面上に形成する。レジスト142を露光することにより、レジスト142をパターンニングする。nチャネルトランジスタ形成領域Gはレジスト142で覆われている。但し、ウェルコンタクト領域の形成領域には開口部144がある。pチャネルトランジスタ形成領域Fは露出している。但し、ウェルコンタクト領域の形成領域はレジスト142で覆われている。
【0069】
レジスト142等をマスクとして、ウェル12に、ボロンをイオン注入する。イオン注入のエネルギーは例えば、8〜12KeVである。イオン注入のドーズ量は例えば、2.5×1015〜3.5×1015/cm2である。これにより、ウェル12中にはp型の高濃度領域が形成される。このp型の高濃度領域は、ウェルコンタクト領域72となる。ウェルコンタクト領域72は、ダミー素子44、46をマスクとして自己整合的に形成されている。このイオン注入によりpチャネルトランジスタ形成領域Fにもp型の高濃度領域が形成される。このp型の高濃度領域は、LDD構造のソース領域の高濃度領域又はLDD構造のドレイン領域の高濃度領域となる。
【0070】
以上の工程により、素子形成層が完成する。図4に示す配線層の形成工程は通常の方法と同じなのでその説明を省略する。
【0071】
[効果の説明]
(効果1)
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態によれば、境界領域Eの長さは、ドライバトランジスタQ3のゲート電極の側部のうち、ダミー素子28側の側部からダミー素子28の側部のうち、ドライバトランジスタQ3のゲート電極側の側部までの長さL1の半分+ダミー素子28の長さL2+ダミー素子28の側部のうち、ダミー素子30側の側部からダミー素子30の側部のうち、ダミー素子28側の側部までの長さL3+ダミー素子30の長さL4+ドライバトランジスタQ4のゲート電極の側部のうち、ダミー素子30側の側部からダミー素子30の側部のうち、ドライバトランジスタQ4のゲート電極側の側部までの長さL5の半分である。本発明の一実施の形態は境界領域Eの長さを上記値とすることにより、ダミー素子を形成しながらも、SRAMの高集積化やチップサイズの縮小を可能としている。すなわち、チップサイズが同じ場合はSRAMの高集積化を図ることが可能となる。素子数が同じ場合はチップサイズの縮小を図ることが可能となる。
【0072】
(効果2)
本発明の一実施の形態によれば、ワード線にpn接合が形成されるのを防ぐことができる。すなわち、図12に示すように開口部134がワード線38を露出しないようにレジスト132がパターンニングされており、かつ図18に示すように開口部144がワード線38を露出しないようにレジスト142がパターンニングされている。このためワード線38にはp型の不純物が注入されない。また、図10及び図16に示すように、ワード線38にはn型の不純物が注入されている。よって、ワード線38にはpn接合が形成されない。ワード線38にpn接合が形成されると、ワード線38の導電性が悪くなるという問題が生じる。
【0073】
例えば、次に説明するようなレジストのパターンニングをすると、ワード線38にpn接合が形成される。図16に示す工程において、レジスト138がワード線38の一部を覆うようにパターンニングする。これを図19で示す。そして、図18に示す工程において、開口部144がワード線38の一部を露出するようにレジスト142パターンニングする。これを図20で示す。このようなレジストのパターンニングをすると、境界領域Eにおいてワード線38には二カ所のpn接合が形成される。
【0074】
(効果3)
図17に示すように、本発明の一実施の形態によれば、ダミー素子46の長さの半分の値Lは、レジスト142形成時のアライメントエラーの値より大きくされている。ここで、ダミー素子46の長さの半分の値Lとは、ダミーゲート126の長さの半分の値とサイドウォール絶縁膜136の長さの値とを加えた値である。これにより、開口部144がソース領域64に位置するのを防ぐことができる。開口部144がソース領域64に位置すると次のような問題が生じる。
【0075】
図21に示すように、開口部144がソース領域64に位置すると、ドライバトランジスタQ4のn型のソース領域64にp型のイオンが注入される。これにより、ドライバトランジスタQ4が正常に動作しない可能性が生じる。なお、ダミー素子46について説明したが、ダミー素子44についても同様である。すなわち、ダミー素子44の長さの半分の値Lは、レジスト142形成時のアライメントエラーの値より大きくされている。
【0076】
なお、ダミー素子46の長さの半分の値Lを、ダミーゲート126の長さの半分の値とすると、図11に示す低濃度領域形成時においても、開口部134が低濃度領域65に位置するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図3及び図4に示す半導体記憶装置をA−A線に沿って切断した断面図である。
【図2】図3及び図4に示す半導体記憶装置をB−B線に沿って切断した断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの素子形成層を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置のメモリセルアレイの配線層を示す平面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第1工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第1工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第2工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第2工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図9】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第3工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第3工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図11】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第4工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第4工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図13】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第5工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図14】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第5工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図15】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第6工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図16】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第6工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図17】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第7工程を示すシリコン基板の断面図である。
【図18】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の製造方法の第7工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図19】ワード線にpn接合が形成される場合の第1工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図20】ワード線にpn接合が形成される場合の第2工程を示すシリコン基板の平面図である。
【図21】開口部144がソース領域64に位置する場合を示すシリコン基板の断面図である。
【図22】本発明の一実施の形態に係る半導体記憶装置の等価回路図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板
12 ウェル
14 ウェル
16 第1の導電層
18 第2の導電層
20 第1コンタクト層
22 第1コンタクト層
24 配線層
26 第1コンタクト層
28 ダミー素子
30 ダミー素子
32 第3の導電層
36 第2の絶縁層
37 ローカルインターコネクト層
38 ワード線
39 ローカルインターコネクト層
41 ローカルインターコネクト層
42 第1の接地線VSS
44 ダミー素子
46 ダミー素子
48 ローカルインターコネクト層
50 ローカルインターコネクト層
52 第1の絶縁層
54 電源線VDD
56 ビット線
58 ビット線
60 第2の接地線VSS
62 第3の絶縁層
64 ソース領域
65 低濃度領域
66 ドレイン領域
68 ソース領域
70 ドレイン領域
71 第2コンタクト層
72 ウェルコンタクト領域
73 第2コンタクト層
74 ソース領域
75 第2コンタクト層
76 ドレイン領域
77 コンタクトホール
78 ソース領域
79 コンタクトホール
80 ドレイン領域
81 コンタクトホール
82 ウェルコンタクト領域
83 コンタクトホール
84、86、88、90 活性領域
92、94 ドレイン領域
95 第3コンタクト層
96 LOCOS酸化膜
98、100 第1コンタクト層
102、104、106 コンタクトホール
108、110、112 スルーホール
116、118 第1コンタクト層
120、122 ゲート電極
124、126 ダミーゲート
128 レジスト
130 開口部
132 レジスト
134 開口部
136 サイドウォール絶縁膜
138 レジスト
140 開口部
142 レジスト
144 開口部

Claims (11)

  1. 主表面を有する半導体基板、ウェル、複数のメモリセル、第1のメモリセル領域、第2のメモリセル領域、境界領域、ウェルコンタクト領域、第1のダミー素子、第2のダミー素子、第1のトランジスタ及び第2のトランジスタを備えた半導体記憶装置であって、
    前記ウェルは、前記半導体基板中に形成されており、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域は、前記主表面の一部であり、かつ前記ウェル上に位置し、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域には、前記メモリセルが形成されており、
    前記境界領域は、前記主表面の一部であり、かつ前記ウェル上に位置し、かつ前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間に位置し、
    前記ウェルコンタクト領域は、前記境界領域の前記ウェル中に形成されており、
    前記ウェルコンタクト領域には、前記ウェルの電圧を固定するための配線層が電気的に接続されており、
    前記第1及び前記第2のダミー素子は、前記境界領域に形成され、
    前記第1のトランジスタは、前記メモリセルの構成要素であり、
    前記第1のトランジスタは、前記第1のメモリセル領域に形成され、かつ前記第1のダミー素子の隣に位置し、
    前記第2のトランジスタは、前記メモリセルの構成要素であり、
    前記第2のトランジスタは、前記第2のメモリセル領域に形成され、かつ前記第2のダミー素子の隣に位置し、
    前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間の長さである前記境界領域の長さは、
    前記第1のトランジスタのゲート電極の側部のうちの前記第1のダミー素子側の側部から、前記第1のダミー素子のダミーゲートの側部のうちの前記第1のトランジスタのゲート電極側の側部までの長さの半分と、
    前記第1のダミー素子のダミーゲートの長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さと、
    前記第1のダミー素子のダミーゲートの側部のうちの前記第2のダミー素子側の側部から、前記第2のダミー素子のダミーゲートの側部のうちの前記第1のダミー素子側の側部までの長さと、
    前記第2のダミー素子のダミーゲートの長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さと、
    前記第2のトランジスタのゲート電極の側部のうちの前記第2のダミー素子側の側部から、前記第2のダミー素子のダミーゲートの側部のうちの前記第2のトランジスタのゲート電極側の側部までの長さの半分と、の和である、半導体記憶装置。
  2. 請求項1において、
    前記ウェルコンタクト領域は、前記第1及び前記第2のダミー素子のダミーゲートをマスクとして自己整合的に形成されている、半導体記憶装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記ウェルコンタクト領域は第1の導電型であり、
    前記半導体記憶装置は、さらに、
    ワード線を備え、
    前記ワード線は、前記第1のメモリセル領域から前記境界領域をとおり前記第2のメモリセル領域まで延びており、
    前記ワード線は第2の導電型である、半導体記憶装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記メモリセルは、第1の負荷トランジスタ、第2の負荷トランジスタ、第1のドライバトランジスタ及び第2のドライバトランジスタを含み、
    これらのトランジスタでフリップフロップが構成されている、半導体記憶装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、
    前記半導体記憶装置はSRAMである、半導体記憶装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記第1及び前記第2のダミー素子のダミーゲートの長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さは、前記第1及び前記第2のトランジスタのゲート電極の長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さと同じである、半導体記憶装置。
  7. 主表面を有する半導体基板、ウェル、複数のメモリセル、第1のメモリセル領域、第2のメモリセル領域、境界領域、第1のソース領域、第2のソース領域、ウェルコンタクト領域、第1のダミー素子及び第2のダミー素子を備えた半導体記憶装置であって、
    前記ウェルは、前記半導体基板中に形成されており、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域は、前記主表面の一部であり、かつ前記ウェル上に位置し、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域には、前記メモリセルが形成されており、
    前記境界領域は、前記主表面の一部であり、かつ前記ウェル上に位置し、かつ前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間に位置し、
    前記第1のソース領域は、前記ウェル中に形成され、かつ前記境界領域と前記第1のメモリセル領域とにまたがっており、
    前記第2のソース領域は、前記ウェル中に形成され、かつ前記境界領域と前記第2のメモリセル領域とにまたがっており、
    前記ウェルコンタクト領域は、前記境界領域の前記ウェル中に形成されており、
    前記ウェルコンタクト領域には、前記ウェルの電圧を固定するための配線層が電気的に接続されており、
    前記第1及び前記第2のダミー素子は、前記境界領域に形成され、
    前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間の長さである前記境界領域の長さは、
    前記第1のソース領域の長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さの半分と、
    前記第1のダミー素子のダミーゲートの長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さと、
    前記ウェルコンタクト領域の長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さと、
    前記第2のダミー素子のダミーゲートの長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さと、
    前記第2のソース領域の長さであって、前記境界領域の長さ方向の長さの半分と、の和である、半導体記憶装置。
  8. 半導体基板と、
    前記半導体基板中に設置されている第1導電型のウェル領域と、
    前記ウェル領域上に設置された第1のメモリセル領域と、
    前記ウェル領域上に設置された第2のメモリセル領域と、
    前記ウェル領域上であって、かつ前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間に設置された境界領域と、
    を有する半導体記憶装置であって、
    前記境界領域には、
    前記ウェル領域上に設置された第1及び第2のダミー配線と、
    前記第1のメモリセル領域と前記境界領域とで共有され、かつ前記第1のダミー配線に隣接して設置された第2導電型の第1の不純物領域と、
    前記第1のダミー配線と前記第2のダミー配線との間にある第1導電型のウェルコンタクト領域と、
    前記第2のメモリセル領域と前記境界領域とで共有され、かつ前記第2のダミー配線に隣接して設置された第2導電型の第2の不純物領域と、
    が形成されている半導体記憶装置。
  9. 主表面を有する半導体基板、ウェル、複数のメモリセル、第1のメモリセル領域、第2のメモリセル領域、境界領域、ウェルコンタクト領域、第1のダミー素子及び第2のダミー素子を備えた半導体記憶装置であって、
    前記ウェルは前記半導体基板中に形成され、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域は、前記主表面の一部であり、かつ前記ウェル上に位置し、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域には、前記メモリセルが形成されており、
    前記境界領域は、前記主表面の一部であり、かつ前記ウェル上に位置し、かつ前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間に位置しており、
    前記第1及び前記第2のダミー素子は、前記境界領域に形成され、
    前記ウェルコンタクト領域は、前記境界領域の前記ウェル中に形成され、かつ前記第1及び前記第2のダミー素子のダミーゲートをマスクとして自己整合的に形成されており、
    前記ウェルコンタクト領域には、前記ウェルの電圧を固定するための配線層が電気的に接続されている、半導体記憶装置。
  10. 半導体基板の主表面に、第1のメモリセル領域と、第2のメモリセル領域と、前記第1のメモリセル領域と前記第2のメモリセル領域との間にある境界領域と、を有する半導体記憶装置の製造方法であって、
    前記第1のメモリセル領域、前記第2のメモリセル領域及び前記境界領域下の前記半導体基板中にウェルを形成する工程と、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域にゲート電極を形成する工程と、
    前記境界領域に第1及び第2のダミー素子のダミーゲートを形成する工程と、
    前記境界領域のウェルコンタクト領域を形成する領域を覆い、かつ前記第1及び前記第2のメモリセル領域を露出させる第1のマスク部材を形成する工程と、
    前記第1のマスク部材をマスクとして、前記ウェル中に第2の導電型のイオン注入をすることにより、前記第1のダミー素子の第1の不純物領域及び前記第2のダミー素子の第2の不純物領域を形成する工程と、
    を備え、
    前記第1の不純物領域は、前記境界領域と前記第1のメモリセル領域とにまたがっており、
    前記第2の不純物領域は、前記境界領域と前記第2のメモリセル領域とにまたがっており、
    半導体記憶装置の製造方法は、さらに、
    前記第1及び前記第2のメモリセル領域を覆い、かつ前記境界領域に開口部を有する第2のマスク部材を形成する工程と、
    前記第2のマスク部材、前記第1のダミー素子及び前記第2のダミー素子をマスクとして、前記ウェル中に第1の導電型のイオン注入をすることにより、前記第1のダミー素子と前記第2のダミー素子との間に前記ウェルコンタクト領域を形成する工程と、
    を備えた半導体記憶装置の製造方法。
  11. 請求項9又は10において、
    前記第1のメモリセル領域から、前記境界領域を通り、前記第2のメモリセル領域まで延びるようにワード線を形成する工程を備え、
    前記第2のマスク部材の形成工程では、前記第2のマスク部材の前記開口部を介して前記ワード線が露出しないようにされている、半導体記憶装置の製造方法。
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