JPH06103698A - 両面同時再生ビデオディスクの音声再生装置 - Google Patents

両面同時再生ビデオディスクの音声再生装置

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JPH06103698A
JPH06103698A JP27661392A JP27661392A JPH06103698A JP H06103698 A JPH06103698 A JP H06103698A JP 27661392 A JP27661392 A JP 27661392A JP 27661392 A JP27661392 A JP 27661392A JP H06103698 A JPH06103698 A JP H06103698A
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JP
Japan
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audio
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bch
ach
audio data
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Pending
Application number
JP27661392A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ikata
収 出形
Shigekazu Minechika
重和 峯近
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CLV型の両面同時再生ディスクの両面を再
生したときに各チャンネルの音声信号に周波数差異が生
じるのを防止できる両面同時再生ディスクの音声再生装
置を提供することを目的とする。 【構成】 ディスクの再生遅延側の面を基準にディスク
の線速度一定回転制御を行う手段(ディスクサーボ回路
2及び基準信号発生回路3など)と、ディスクの再生先
行側の面から読み出された先行側音声データを一旦格納
する音声データメモリ12a,12bと、このメモリ1
2a又は12bに格納されている先行側音声データを、
再生遅延側の面から読み出される遅延側音声データの再
生クロックで読み出す手段(PLL回路10a,10
b、これらPLL回路からメモリ12a,12bのRc
kに接続されるクロック供給線)とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数チャンネルの音声
信号をディスクの両面に分けて記録した両面同時再生ビ
デオディスクの音声再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号と音声信号の双方を記録するビ
デオディスクが知られているが、このディスクにおい
て、アナログ信号である音声は、A/D変換されてディ
ジタルデータとなり、EFM(Eight to Fo
urteen Modulation)変調後、映像信
号に低域多重されてディスクに記録される。
【0003】一方、このように記録された音声信号を再
生するために、図5のブロック図に示す音声再生回路1
00が用いられる。
【0004】この音声再生回路100において、ディス
クから読み出されたEFM音声信号は、PLL回路10
1及びEFMデコード回路102に入力される。PLL
回路101では、入力したEFM信号に同期したクロッ
クを再生し、このクロックをEFMデコード回路102
に入力する。EFMデコード回路102は、上記のクロ
ックを用いて元の音声ディジタルデータを再生する。こ
の再生された音声ディジタルデータは、D/A変換器1
03によってアナログ信号に戻されて出力される。
【0005】ところで、近年、2枚のディスクを貼り合
わせて、両面同時再生を可能にしたビデオディスクが開
発されている。
【0006】しかし、このような両面同時再生ディスク
では、同時再生すべき情報が回転方向にずれた状態で貼
り合わされる場合があり、このようなディスクを2つの
ピックアップを有するプレーヤーにて両面同じ位置で再
生した場合には、再生情報に時間差を生じることにな
る。
【0007】このため、両面同時再生ビデオディスクプ
レーヤーでは、ディスクの貼り合わせ誤差による映像信
号のずれをメモリで吸収するようにしている(テレビジ
ョン学会技術報告Vol.15、No. 50、PP. 25〜3
0VIR’91‐36、CE’91‐47高精細度ビデ
オディスクプレーヤ)。
【0008】また、本願出願人は、実願平3−4581
9号の出願において、ディスクに記録された映像信号が
遅れて再生される面を基準にしてサーボをかける両面同
時再生ディスクプレーヤを提案している。
【0009】このディスクプレーヤは、CLV(CON
STANT LINEAR VELOCITY)方式の
2枚のディスクが回転方向にずれて貼り合わされた場合
に、内周側と外周側とで再生情報の遅延量が異なってく
ることに鑑みて考案されたものである。その構成は、デ
ィスクに記録された映像信号が遅れて再生される面の同
期分離出力に基づきこの面を基準にディスクの線速度一
定回転制御を行うディスクサーボ回路と、上記遅延側の
同期分離出力と先行側の同期分離出力との信号差によっ
て、バッファメモリからの映像信号読み出し遅延量をコ
ントロールするバッファ制御回路とからなる。
【0010】一方、音声信号に関しては、4チャンネル
の音声信号が片面2チャンネルずつ記録されていて、表
側のチャンネル(Ach)と裏側のチャンネル(Bc
h)とは独立して再生されて別々のスピーカーにて出力
されるものである。従って、上記の両面ビデオディスク
の各々の面に記録されている音声信号に対しては、上述
の映像信号に対して行う遅延量のコントロールといった
制御はなされず、図6に示すように、別々の独立した再
生回路100,100′にてAchとBchの音声を独
立して再生するものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
CLV型の両面同時再生ディスクを再生する場合で、上
述のようにディスクに貼り合わせ誤差が生じていて、2
つのピックアップにて両面同じ位置で再生する場合に
は、音声信号についても映像信号と同じように、ディス
クの内周側と外周側とで再生情報に異なった遅延量が生
じ、2つの再生した音声信号には周波数の差異が生じて
しまう。
【0012】例えば、Achでサーボをかけた場合、A
chの音声は規定通りの周波数で再生されるがBchの
音声信号は、ディスクの貼り合わせが図3に示すような
場合では規定より遅い周波数で再生される。一方、図4
のような貼り合わせだと、規定より速い周波数で再生さ
れてしまう問題点がある。
【0013】本発明は、上記の事情に鑑み、CLV型の
両面同時再生ディスクの両面を再生したときに各チャン
ネルの音声信号に周波数差異が生じるのを防止できる両
面同時再生ディスクの音声再生装置を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る両面同時再
生ディスクの音声再生装置は、上記の課題を解決するた
めに、映像信号及び複数チャンネルの音声信号を、ディ
スクの両面に分けて各面に線速度一定で記録した両面同
時再生ビデオディスクの上記複数チャンネルの音声を再
生する音声再生装置において、ディスクの再生遅延側の
面を基準にディスクの線速度一定回転制御を行う手段
と、ディスクの再生先行側の面から読み出された先行側
音声データを一旦格納するメモリと、このメモリに格納
されている先行側音声データを、再生遅延側の面から読
み出される遅延側音声データの再生クロックで読み出す
手段とを備えたことを特徴としている。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、ディスクの両面に分けて
記録されている複数チャンネルの音声信号の全てが再生
遅延側の面に記録されている音声データの再生クロック
のタイミングで出力されるため、全ての音声信号がそれ
ぞれ規格通りの周波数で出力されることになり、各チャ
ンネルの音声信号の間で周波数に差異が生じるのを防止
できる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、
従来例で用いた図3及び図4をここで再び使用する。
【0017】本発明に係る両面同時再生ビデオディスク
の音声再生装置は、図1に示すように、PLL回路1
0,10と、EFMデコード回路11,11と、音声デ
ータメモリ12,12と、切替えスイッチ13,13
と、D/A変換器14,14とを備える。
【0018】PLL回路10は、音声EFM信号を入力
し、この音声EFM信号に同期したクロックを生成する
ものである。PLL回路10は、Ach用とBch用に
2つ配備されている。
【0019】EFMデコード回路11は、音声EFM信
号及び上記のPLL回路10で生成されたクロックを入
力し、このクロックによって音声EFM信号を元の音声
データに復調する。EFMデコード回路11は、Ach
用とBch用に2つ配備されている。
【0020】音声データメモリ12は、音声データ入力
ポート、音声データ出力ポート、ライトクロック端子
(Wck)、及びリードクロック端子(Rck)を備
え、復調されたデジタルの音声データをライトクロック
に従って書き込むと共に、リードクロックに従って音声
データの読み出しを行うものである。音声データメモリ
12についても、Ach用とBch用の2つが配備され
る。
【0021】Ach用の音声データメモリ12aのデー
タ入力ポートには、EFMデコード回路11aからの音
声データが入力される。また、ライトクロック端子(W
ck)には、PLL回路10aからの再生クロックが入
力され、リードクロック端子(Rck)には、PLL回
路10bからの再生クロックが入力される。
【0022】一方、Bch用の音声データメモリ12b
のデータ入力ポートには、EFMデコード回路11bか
らの音声データが入力される。また、ライトクロック端
子(Wck)には、PLL回路10bからの再生クロッ
クが入力され、リードクロック端子(Rck)には、P
LL回路10aからの再生クロックが入力されるように
なっている。
【0023】切替えスイッチ13は、共通端子、A端
子、及びB端子を有する。共通端子には、D/A変換器
14が接続され、スイッチ切替え操作によって、上記の
D/A変換器14を、EFMデコード回路11或いは音
声データメモリ12に接続するものである。切替えスイ
ッチ13についても、Ach用とBch用の2つが配備
される。
【0024】Ach用の切替えスイッチ13aのA端子
は、EFMデコード回路11aの出力側に接続され、B
端子は音声データメモリ12aのデータ出力ポートに接
続されている。また、Bch用の切替えスイッチ13b
のB端子は、EFMデコード回路11bの出力側に接続
され、A端子は音声データメモリ12bのデータ出力ポ
ートにそれぞれ接続されている。
【0025】また、各々の切替えスイッチ13には、A
/Bサーボ判定信号が入力されるようになっており、こ
の判定信号によってスイッチの切替え操作が行われる。
【0026】A/Bサーボ判定信号は、“HIGH”又
は“LOW”のいずれかの状態の信号であり、両面同時
再生ビデオディスクのどちらの面が再生遅延側かを示す
(別言すれば、どちらの面を基準にサーボをかけている
かを示す)信号である。例えば、Achの音声信号が記
録されている面が遅延側であれば、A/Bサーボ判定信
号は“LOW”となり、切替えスイッチ13a,13b
は共にA端子側に倒れる。一方、Bchの音声信号が記
録されている面が遅延側であれば、A/Bサーボ判定信
号は“HIGH”となり、切替えスイッチ13a,13
bは共にB端子側に倒れる。
【0027】両面同時再生ビデオディスクの表裏どちら
の面が遅延側の面であるかの判定は以下のようにして行
うことができる。即ち、ディスクには、再生スタート点
を示すピットが形成されているので、このピットが表裏
どちらの方で先に検出されたかを判断することでどちら
が再生遅延側の面かを判定することができる。
【0028】また、ディスクの再生遅延側の面を基準に
ディスクの線速度一定回転制御を行うには、図2に示す
装置が用いられる。この装置において、ディスクサーボ
回路2には、基準信号発生回路3にて発生された基準信
号と、第1同期分離回路6a又は第2同期分離回路6b
のどちらかで生成された同期信号が入力される。ディス
クサーボ回路2は、上記の基準信号と同期信号とに基づ
いて線速度一定でディスクを駆動させるようにディスク
駆動モータ1を制御する。なお、表面と裏面のどちらを
サーボの基準面とするかは、第1同期分離回路6aと第
2同期分離回路6bのいずれの同期信号をディスクサー
ボ回路2に入力するかによって決まる。そして、両同期
信号のいずれをディスクサーボ回路2に入力するかは、
A/Bサーボ判定信号に基づき、切替えスイッチ7の切
替え操作によって行われる。
【0029】上記の構成によれば、Ach用の音声デー
タメモリ12aによるAch音声データ書き込みは、A
ch音声信号の再生クロックで行われ、また、音声デー
タの読み出しは、Bch音声信号の再生クロックで行わ
れるれる。
【0030】一方、Bch用の音声データメモリ12b
によるBch音声データ書き込みは、Bch音声信号の
再生クロックで行われ、また、音声データの読み出し
は、Ach音声信号の再生クロックで行われる。
【0031】そして、例えば、2枚のディスクの張り合
わせが、図3に示すように、Ach側の面が再生先行側
の面となっている場合、切替えスイッチ13a,13b
は共にB端子側に倒され、遅延側であるBchのディジ
タル音声データはそのままD/A変換器14bに出力さ
れる一方、先行するAchの音声データは、Ach用の
音声データメモリ12aからBchの再生クロックで出
力される。
【0032】また、2枚のディスクの張り合わせが、図
4に示すように、Bch側の面が再生先行側の面となっ
ている場合、切替えスイッチ13a,13bは共にA端
子側に倒され、遅延側であるAchのディジタル音声デ
ータはそのままD/A変換器14aに出力される一方、
先行するBchの音声データは、Bch用の音声データ
メモリ12bからAchの再生クロックで出力される。
【0033】これにより、両チャンネルの音声は規格通
りの周波数で出力され、両者の間で周波数に差異は生じ
ない。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を有するので、C
LV型の両面同時再生ビデオディスクの両面に記録され
た複数チャンネルのステレオ音声信号を、各々の規格に
そった周波数で出力することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る両面同時再生ビデオディスクの
音声再生装置の概略ブロック図である。
【図2】ディスクの再生遅延側の面を基準にディスクの
線速度一定回転制御を行う装置の概略ブロック図であ
る。
【図3】両面同時再生ビデオディスクの説明図であっ
て、BchがAchより遅く読み出される場合を示す図
である。
【図4】両面同時再生ビデオディスクの説明図であっ
て、AchがBchより遅く読み出される場合を示す図
である。
【図5】片面再生ビデオディスクに用いる音声再生装置
の概略ブロック図である。
【図6】従来例を示すものであって、両面同時再生ビデ
オディスクの音声再生装置の概略ブロック図である。
【符号の説明】
2 ディスクサーボ回路 3 基準信号発生回路 10 PLL回路 11 EFMデコード回路 12 音声データメモリ 13 切替えスイッチ 14 D/A変換器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号及び複数チャンネルの音声信号
    を、ディスクの両面に分けて各面に線速度一定で記録し
    た両面同時再生ビデオディスクの上記複数チャンネルの
    音声を再生する音声再生装置において、 ディスクの再生遅延側の面を基準にディスクの線速度一
    定回転制御を行う手段と、ディスクの再生先行側の面か
    ら読み出された先行側音声データを一旦格納するメモリ
    と、このメモリに格納されている先行側音声データを、
    再生遅延側の面から読み出される遅延側音声データの再
    生クロックで読み出す手段とを備えたことを特徴とする
    両面同時再生ビデオディスクの音声再生装置。
JP27661392A 1992-09-21 1992-09-21 両面同時再生ビデオディスクの音声再生装置 Pending JPH06103698A (ja)

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