JP2668860B2 - マルチチャンネルpcm記録装置 - Google Patents

マルチチャンネルpcm記録装置

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JP2668860B2
JP2668860B2 JP60291709A JP29170985A JP2668860B2 JP 2668860 B2 JP2668860 B2 JP 2668860B2 JP 60291709 A JP60291709 A JP 60291709A JP 29170985 A JP29170985 A JP 29170985A JP 2668860 B2 JP2668860 B2 JP 2668860B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気テープの斜めに形成されるトラックに時
間軸圧縮されたPCM音声信号のみが記録されるテープ・
フォーマットを用いたマルチチャンネル記録方式に関す
るものである。 〔従来の技術〕 従来より、磁気テープを回転ドラムに180゜より大き
い角度を以って巻付け、共通の回転ヘッドを用いて上記
磁気テープの斜めに形成されるトラックに、映像信号と
PCM符号化され且つ時間軸圧縮された音声信号とを時分
割で記録するようにしたVTRが知られている。 第4図は上記VTRのテープフォーマットを示すもの
で、テープ1の斜めに形成されるトラック2、3、4に
は1フィールドの映像信号SV及びAFM信号と時間軸圧縮
されたPCM音声信号SPAとが夫々所定の領域に記録され
る。これと共にテープ1の側縁部に沿って形成された補
助トラック5にはアナログの音声信号が記録される。上
記AFM信号は、低域変換されたクロマ信号の帯域と輝度
信号の帯域との間に音声信号をFM変調して記録される。
尚、矢印aは回転ヘッドの走査方向を示し、矢印bはテ
ープ1の走行方向を示している。また上記信号SPAは
R、Lチャンネル信号から成るステレオ信号の場合と、
(L+R)信号から成るモノラル信号の場合とがあり、
AFM信号はモノラル信号である。 上述したVTRにおいては、記録時において、原信号をA
/D変換した信号をメモリに書き込み、この書き込み速度
より速い速度で読み出しを行うことにより、PCM音声信
号の時間軸圧縮を行うようにしている。 上述した技術は例えば特開昭58−94288号公報におい
て開示され、また8mm VTRにおいて実施されている。 また、第4図のテープフォーマットを利用した第5図
に示すようなマルチチャンネルPCM記録方式が提案され
ている。この記録方式では、第5図に示すように各トラ
ック2〜4に6チャンネルの時間軸圧縮されたPCM音声
信号SPA1〜SPA6を順次記録するようにしている。この場
合各信号SPA1〜SPA6は内容の全く異なるものであり、従
って記録に際しては、例えば音楽の場合は、先ず1つの
信号SPA1がトラック2、3、4に順次に記録され、次の
機会に他の曲の信号SPA2がトラック2、3、4に記録さ
れるようにして、順次に信号SPA1〜SPA6が記録されるよ
うに成される。 また、従来の2チャンネル以上を持つ再生装置におい
て音場拡大等の効果を得る場合は、再生信号をBBD、CCD
等の遅延素子で遅延させることにより、残響音信号を得
るようにしている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上述したマルチチャンネルPCM記録方式では、1つの
テープに多くの信号源からの音声信号を記録することに
ついての技術が提案されているが、第2図及び第5図の
テープフォーマットを有効に利用する他の用途について
の技術は未だ提案されていない。 また従来の再生装置で音場拡大のための残響音を得る
ためには遅延素子を必要とするため、回路構成が複雑に
なると共にコストアップをまぬがれない。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明においては、磁気テープの長手方向に対して斜
めにトラックを形成すると共に、各トラックを複数の領
域に分割して音声情報を記録するマルチチャンネルPCM
記録装置において、入力音声信号を記憶するメモリと、
上記メモリから読出される音声信号を時間軸圧縮する圧
縮手段と、上記圧縮手段から出力された音声信号の特性
を変更して、所望の音響効果を与えるための音声信号を
得る処理手段と、上記圧縮手段及び上記処理手段から出
力された音声信号を、上記同一トラック上の異なる領域
にそれぞれ記録する記録手段とを備える。 〔作用〕 上記複数の領域の内1つから再生された信号に残りの
領域から再生された信号を付加することにより、残響音
等の効果を得ることができる。また、各領域に記録され
た信号は、再生時に各領域に対応したメモリを同時に読
み出すことにより得られる。 〔実施例〕 第1図において、原信号であるアナログ音声信号SAは
A/D変換器6によりPCM化されこのPCM音声信号は1フィ
ールド(1トラック)毎に切換えられるスイッチ7を通
じてメモリ8、9に加えられる。メモリ8、9から読み
出された信号は上記スイッチ7とは逆方向に切換えられ
るスイッチ10を通じて信号処理回路11に加えられる。 メモリ8、9は一方のメモリが書き込みクロックWCK
により書き込まれている間に他方のメモリが読み出しク
ロックRCKにより読み出されるように成されている。ま
た読み出しクロックRCK周波数は書き込みクロックWCKの
周波数より高く、これによってPCM音声信号を時間軸圧
縮するように成されている。 本実施例においては、例えば音声信号を1/4に時間軸
圧縮する場合に、書き込みクロックWCKでメモリ8に音
声信号が記憶され、同時に4倍の周波数の読み出しクロ
ックRCKでメモリ9に記憶された時間軸圧縮された内容
が2回以上読出され、1回目に読み出された時間軸圧縮
信号をそのまま記録すると共に、2回目以降に読み出さ
れた時間軸圧縮信号をそのまま又はその周波数特性、位
相特性等に何らかの補正処理を加えた後、1回目の信号
と同じトラックに記録するようにしている。 第2図はメモリ8、9の書き込みと読み出しのタイミ
ングを示すもので、同じメモリから読み出しを3回行う
場合を示している。 上記信号処理回路11においては、エラー訂正符号の付
加、クロスインターリーブ等の所定のデータ処理及び上
記特性の補正処理等を行う。 第3図は本実施例による記録方式で記録されたテープ
フォーマットを示す。 各トラック2、3、4には時間軸圧縮されたPCM音声
信号SPA10、SPA11、SPA12が順次に記録される。この場
合、例えば上記信号SPA10が(L+R)信号である場合
は、この信号に基づいて(L−R)信号を得、これを信
号SPA11として記録する。また信号SPA12は周波数特性か
又は位相特性等が補正されたものであるとする。このよ
うな信号SPA10〜SPA12を再生することにより、L、Rチ
ャンネルのステレオ信号を得ることができ、また信号SP
A12により、再生音場に対して残響音が付加された音場
拡大効果等の特殊な効果を与えることができる。また信
号SPA11、SPA12は信号SPA10より遅延して再生されるの
で、BBD、CCD等の遅延素子を用いることなく残響音信号
を得ることができる。また再生時に再生された信号SPA
10〜SPA12に対して補正を行うこともできる。 〔発明の効果〕 従来提案されているマルチチャンネル記録方式のフォ
ーマットを有効に利用して、残響音効果等の特殊な音響
効果を得るための信号を作ることができる。その場合、
従来用いられている時間軸圧縮のためのメモリを複数回
読み出すと共に、補正処理を行うのみであるので、新規
な回路を追加することなく実現することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図はメ
モリの動作を説明するタイミングチャート、第3図は本
発明を適用し得るVTRのテープフォーマットを示す図、
第4図は従来のマルチチャンネルPCM記録方式のテープ
フォーマットを示す図、第5図は本発明によるテープフ
ォーマットを示す図である。 1……テープ 2〜4……トラック 6……A/D変換器 8、9……メモリ 11……信号処理回路 である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.磁気テープの長手方向に対して斜めにトラックを形
    成すると共に、各トラックを複数の領域に分割して音声
    情報を記録するマルチチャンネルPCM記録装置におい
    て、 入力音声信号を記憶するメモリと、 上記メモリから読出される音声信号を時間軸圧縮する圧
    縮手段と、 上記圧縮手段から出力された音声信号の特性を変更し
    て、所望の音響効果を与えるための音声信号を得る処理
    手段と、 上記圧縮手段及び上記処理手段から出力された音声信号
    を、上記同一トラック上の異なる領域にそれぞれ記録す
    る記録手段とを備えたマルチチャンネルPCM記録装置。
JP60291709A 1985-12-24 1985-12-24 マルチチャンネルpcm記録装置 Expired - Fee Related JP2668860B2 (ja)

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JPS62150566A JPS62150566A (ja) 1987-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4975312A (ja) * 1972-11-22 1974-07-20
JPS5479609A (en) * 1977-12-08 1979-06-25 Teac Corp Method of recording pcm signal
JPS56131515U (ja) * 1980-03-05 1981-10-06
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JPS5938911A (ja) * 1982-08-27 1984-03-03 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置
JPS60223079A (ja) * 1984-04-18 1985-11-07 Sony Corp 情報信号の記録装置

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JPS62150566A (ja) 1987-07-04

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