JPH05274792A - ディスク記録再生装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置

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JPH05274792A
JPH05274792A JP4067476A JP6747692A JPH05274792A JP H05274792 A JPH05274792 A JP H05274792A JP 4067476 A JP4067476 A JP 4067476A JP 6747692 A JP6747692 A JP 6747692A JP H05274792 A JPH05274792 A JP H05274792A
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Teppei Yokota
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で3チャンネル以上の記録再生を
行う。 【構成】 1は例えば第1及び第2チャンネルのオーデ
ィオ信号の入力端子である。また21は例えば第3及び
第4チャンネルのオーディオ信号の入力端子である。こ
れらの入力端子1、21からのオーディオ信号がそれぞ
れA/Dコンバータ回路2、22に供給されて、それぞ
れディジタルデータが形成される。これらの回路2、2
2からのデータがそれぞれ音声圧縮用のATRACエン
コーダ/デコーダ回路3、23に供給される。このエン
コーダ/デコーダ回路3、23からのエンコードされた
データがスイッチ24で所定ブロックごとに交互に取り
出されて、ショック・プルーフ・メモリ・コントローラ
4を通じてDRAM5に書き込まれる。さらにCPU6
とコントローラ4との間で通信が行われ、DRAM5に
所定量のデータが蓄積されると、このデータが読み出さ
れて記録が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば小型の光磁気デ
ィスクを用いて楽曲等の記録再生を行うディスク記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば小型の光磁気ディスクを用いて楽
曲等の記録再生を行う、いわゆるミニ・ディスク(M
D)と呼ばれるディスクシステムが提案されている(特
願平3−275067号等参照)。
【0003】一方、例えば複数の楽器の演奏を記録再生
する場合に、これらを独立のチャンネルを用いて行うこ
とにより、各チャンネルの信号を独立に調整してより良
好な記録再生を行うことが考えられている。しかしなが
ら上述のミニ・ディスク(MD)において、従来はいわ
ゆるステレオの2チャンネルの信号の記録再生を行うよ
うに設計されており、このままでは3チャンネル以上の
記録再生はできないものであった。
【0004】ところで上述のようなミニ・ディスク(M
D)の記録再生装置において、入力信号は一旦メモリに
書き込まれた後、時間軸圧縮されて間欠的にディスクに
記録されるようになっている。この発明はこのような点
に鑑みて成されたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の装置では、3チャンネル以上の記録再生は
できないものであったというものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、信号を時間軸
圧縮して間欠的にディスク12に記録再生するようにし
たディスク記録再生装置において、上記時間軸圧縮を行
う回路を複数系統(回路3、23)設け、それぞれ異な
る上記信号(入力端子1、21)を上記複数系統の回路
でそれぞれ処理すると共に、これらの処理されたデータ
(DRAM5)を上記ディスク上に並列に記録再生する
ようにしたディスク記録再生装置である。
【0007】
【作用】これによれば、それぞれ異なる信号を複数系統
の回路で処理し、これらの処理されたデータをディスク
上に並列に記録再生することにより、簡単な構成で3チ
ャンネル以上の記録再生を行うことができる。
【0008】
【実施例】図1において、1は例えば第1及び第2チャ
ンネルのオーディオ信号の入力端子である。また21は
例えば第3及び第4チャンネルのオーディオ信号の入力
端子である。これらの入力端子1、21からのオーディ
オ信号がそれぞれA/Dコンバータ回路2、22に供給
されて、それぞれディジタルデータが形成される。これ
らの回路2、22からのデータがそれぞれ音声圧縮用の
ATRACエンコーダ/デコーダ回路3、23に供給さ
れる。
【0009】このエンコーダ/デコーダ回路3、23か
らのエンコードされたデータがスイッチ24で所定ブロ
ックごとに交互に取り出されて、ショック・プルーフ・
メモリ・コントローラ4を通じてDRAM5に書き込ま
れる。なお回路3、23にはそれぞれバッファメモリが
内蔵され、エンコードされたデータがそれぞれ所定のタ
イミングで取り出されてコントローラ4を通じてDRA
M5に書き込まれる。
【0010】さらに6はシステムコントロール用のCP
Uであって、操作部7からの信号を受けて装置全体の制
御が行われると共に、制御の状態等が表示部8に表示さ
れる。そしてこのCPU6とコントローラ4との間で通
信が行われ、DRAM5に所定量のデータが蓄積される
と、このデータが読み出されて記録が行われる。
【0011】すなわちDRAM5からコントローラ4を
通じて読み出されたデータが記録用の8−14変換(E
FM)と誤り訂正符号化(CIRC)のエンコーダ/デ
コーダ回路9に供給され、この回路9からのエンコード
されたデータがヘッド駆動回路10に供給される。これ
によって記録ヘッド11の磁界が変化され、この磁界の
変化がミニ・ディスク(MD)12の上面側から供給さ
れる。
【0012】さらにCPU6からの信号がサーボ回路1
3を通じて光学ピックアップ14に供給され、ミニ・デ
ィスク(MD)12の下面側から所定のタイミングでレ
ーザーが照射される。またこのとき光学ピックアップ1
4の送りモータ15及びミニ・ディスク(MD)12の
スピンドルモータ15がサーボ回路13からの信号によ
って制御駆動される。このようにして入力端子1に供給
されたオーディオ信号がミニ・ディスク(MD)12に
記録される。
【0013】これに対して再生時には、光学ピックアッ
プ14からの信号がRFアンプ17を通じてエンコーダ
/デコーダ回路9に供給される。またRFアンプ17か
らの信号がアドレスデコーダ18に供給され、ミニ・デ
ィスク(MD)12上の絶対番地に相当するクラスタ番
号が判別される。このアドレスデコーダ18からのクラ
スタ番号がエンコーダ/デコーダ回路9を通じてCPU
6に供給される。これによって光学ピックアップ14が
所望のデータの記録された記録領域に移動される。
【0014】さらにエンコーダ/デコーダ回路9でデコ
ードされたデータが、コントローラ4を通じてDRAM
5に書き込まれる。そしてこのDRAM5に所定量のデ
ータが蓄積されると、CPU6からの信号によってこの
データが読み出され、スイッチ24で所定ブロックごと
に交互に振り分けられて、エンコーダ/デコーダ回路
3、23に供給される。
【0015】このエンコーダ/デコーダ回路3、23で
デコードされたデータがそれぞれD/Aコンバータ回路
19、25に供給される。なおスイッチ24で所定ブロ
ックごとに交互に振り分けられたデータはそれぞれ回路
3、23に内蔵されるバッファメモリに書き込まれ、同
時化されてデコードされたデータがそれぞれD/Aコン
バータ回路19、25に供給される。
【0016】このD/Aコンバータ回路19でアナログ
化された信号が例えば第1及び第2チャンネルのオーデ
ィオ信号の出力端子20に取り出される。またD/Aコ
ンバータ回路25でアナログ化された信号が例えば第3
及び第4チャンネルのオーディオ信号の出力端子26に
取り出される。このようにしてミニ・ディスク(MD)
12に記録されたデータが再生されて出力端子20、2
6に取り出される。
【0017】従ってこの装置において、ミニ・ディスク
(MD)12上には、例えば図2のAに示すように、エ
ンコーダ/デコーダ回路3からの第1及び第2チャンネ
ルのオーディオ信号のデータ、、・・・と、エン
コーダ/デコーダ回路23からの第3及び第4チャンネ
ルのオーディオ信号のデータ′、′、′・・・と
が交互に並列に記録される。
【0018】あるいは同図のBに示すように、エンコー
ダ/デコーダ回路3からの第1及び第2チャンネルのオ
ーディオ信号のデータ、、・・・と、エンコーダ
/デコーダ回路23からの第3及び第4チャンネルのオ
ーディオ信号のデータ′、′、′・・・とがそれ
ぞれ独立の記録領域に並列に記録される。
【0019】そして再生時には、それぞれのデータがエ
ンコーダ/デコーダ回路3、23に振り分けられ、それ
ぞれの回路3、23処理された第1及び第2チャンネル
のオーディオ信号と、第3及び第4チャンネルのオーデ
ィオ信号がそれぞれの出力端子19、26に取り出され
る。
【0020】こうして上述の装置によれば、それぞれ異
なる信号を複数系統の回路3、23で処理し、これらの
処理されたデータ(DRAM5)をディスク12上に並
列に記録再生することにより、簡単な構成で3チャンネ
ル以上の記録再生を行うことができるものである。
【0021】なお上述の装置において、エンコーダ/デ
コーダ回路3、23等の時間軸圧縮を行う回路は3以上
の系統を設けて、5チャンネル以上の信号を処理して並
列に記録再生するようにしてもよい。
【0022】また上述の装置において、図2のAに示す
ようにデータを交互に並列に記録する場合には、記録再
生時の光学ピックアップ14等の制御が容易になる。ま
た同図のBに示すようにデータを独立の記録領域に記録
する場合には、通常の2チャンネルの記録再生との互換
性を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、それぞれ異なる信号
を複数系統の回路で処理し、これらの処理されたデータ
をディスク上に並列に記録再生することにより、簡単な
構成で3チャンネル以上の記録再生を行うことができる
ようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスク記録再生装置の一例の構
成図である。
【図2】その説明のための線図である。
【符号の説明】
1 例えば第1及び第2チャンネルのオーディオ信号の
入力端子 2、22 A/Dコンバータ回路 3、23 音声圧縮用のATRACエンコーダ/デコー
ダ回路 4 ショック・プルーフ・メモリ・コントローラ 5 DRAM 6 システムコントロール用のCPU 7 操作部 8 表示部 9 8−14変換(EFM)と誤り訂正符号化(CIR
C)のエンコーダ/デコーダ回路 10 ヘッド駆動回路 11 記録ヘッド 12 ミニ・ディスク(MD) 13 サーボ回路 14 光学ピックアップ 15 送りモータ 16 スピンドルモータ 17 RFアンプ 18 アドレスデコーダ 19、25 D/Aコンバータ回路 20 例えば第1及び第2チャンネルのオーディオ信号
の出力端子 21 例えば第3及び第4チャンネルのオーディオ信号
の入力端子 24 スイッチ 26 例えば第3及び第4チャンネルのオーディオ信号
の出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を時間軸圧縮して間欠的にディスク
    に記録再生するようにしたディスク記録再生装置におい
    て、 上記時間軸圧縮を行う回路を複数系統設け、それぞれ異
    なる上記信号を上記複数系統の回路でそれぞれ処理する
    と共に、これらの処理されたデータを上記ディスク上に
    並列に記録再生するようにしたディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記ディスク上に並列に記録再生される
    上記データを上記複数系統の回路でそれぞれ処理すると
    共に、上記複数系統の回路で処理された信号をそれぞれ
    取り出すようにした請求項1に記載のディスク記録再生
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05342583A (ja) * 1992-06-12 1993-12-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク記録装置及び再生装置
JPH0620386A (ja) * 1992-04-16 1994-01-28 Mitsubishi Electric Corp 記録・再生装置
US6892024B1 (en) 1998-10-08 2005-05-10 Pioneer Corporation Information recording apparatus

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US6892024B1 (en) 1998-10-08 2005-05-10 Pioneer Corporation Information recording apparatus
US7702212B2 (en) 1998-10-08 2010-04-20 Pioneer Corporation Information recording apparatus with memory control structure

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