JPH1186421A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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Publication number
JPH1186421A
JPH1186421A JP23624597A JP23624597A JPH1186421A JP H1186421 A JPH1186421 A JP H1186421A JP 23624597 A JP23624597 A JP 23624597A JP 23624597 A JP23624597 A JP 23624597A JP H1186421 A JPH1186421 A JP H1186421A
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JP
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JP23624597A
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English (en)
Inventor
Isao Kato
勇雄 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミニディスクなどの記録メディアを利用した
記録再生装置において、高速ダビング時に通常速モニタ
を可能とした装置を提供する。 【解決手段】 CD等から録音ソース入力100を圧縮
伸張部101を介して記録データバッファ102aに書
き込み、一定量蓄積すると記録・再生ドライブ103に
より記録メディアに記録する。一時的に記録・再生ドラ
イブ103を再生モードに切り替え、記録メディアから
の再生データを再生データバッファ102bに一定量書
き込み、圧縮伸張部101による伸張処理を行いながら
再生出力111を出力する。処理速度の違いから再生デ
ータバッファ102bへのデータ書き込みは間欠的で良
く、記録・再生ドライブ103によるデータ再生が中断
している間、記録データバッファ102aを介した記録
・再生ドライブ103による記録メディアへのデータ高
速ダビングを時分割処理で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ミニディスク等の
記録メディアにデータを記録・再生するディジタル記録
・再生装置に関する。特に、高速ダビング時の通常速モ
ニター再生機能を持つ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ミニディスクを例として、従来例の記録
・再生装置およびその高速ダビング時の通常速モニター
再生機能について説明する。
【0003】図3は従来例の記録・再生装置の構成を示
すブロック図である。図3において、300はミニディ
スクのシステムであり、ディジタルデータを記録・再生
する装置である。410は録音ソース入力であり、例え
ばコンパクトディスク(以下、CDと略記する。)プレ
ーヤで再生されたディジタルオーディオデータなどであ
る。301は圧縮伸張部であり、録音モード時には、録
音ソース入力データを圧縮して、データバッファ302
に記録データを供給し、再生モード時には、データバッ
ファ302から再生データを読み出して伸張する。30
2はデータバッファであり、記録・再生ドライブ制御部
304の制御に従って、圧縮伸張部301と記録・再生
ドライブ制御部304間のデータ転送のためデータを一
時的に記憶する。303は記録・再生ドライブであり、
ミニディスク(図示せず)に対するデータ記録手段、デ
ータ再生手段を持つ。
【0004】304は記録・再生ドライブ制御部であ
る。ミニディスクシステムでは圧縮伸張部301を介し
た外部とのデータの入出力よりも、記録・再生ドライブ
−ミニディスク間のデータ入出力の方が約4倍速いた
め、記録・再生ドライブ−ミニディスク間のデータ転送
をデータバッファ302を利用して間欠的に行う必要が
ある。記録・再生ドライブ制御部304はデータバッフ
ァ302のデータ蓄積量を監視し、データの入出力を制
御する。録音モード時には、データバッファ302のデ
ータの残量が所定の値以上になると、記録・再生ドライ
ブ303に記録動作を指示し、再生モード時には、デー
タの残量が所定の値以下になると、記録・再生ドライブ
303に再生動作を指示する。305はシステム制御部
であり、記録モード・再生モードの指示、その他システ
ム全体の制御を行う。
【0005】次に従来例の記録・再生装置の動作につい
て図5とともに説明する。
【0006】図4及び図5は記録・再生装置の動作を示
すタイミングチャートである。図4は録音モードの動作
であり、記録データ残量とは、データバッファ302の
データ蓄積量である。Aのレベルは、データバッファ3
02に蓄えることの出来るデータ量の最大値を示し、C
のレベルは、データバッファ302にデータが全く無い
状態を示している。Bのレベルは、ディスクへの記録を
行うのに必要十分なデータがデータバッファ302に蓄
えられた状態を示している。データバッファ302のデ
ータ蓄積量がBレベルに達すると記録・再生ドライブ制
御部304はデータバッファ302から記録・再生ドラ
イブ303にデータ転送を開始する。
【0007】図4において、記録タイミングとは、記録
・再生ドライブ303が記録動作を行なうタイミングを
示しており、記録タイミングが論理“1”の時は記録動
作が実行されている。
【0008】図4において、(a)の期間は、圧縮伸張
部301が録音ソース入力データを圧縮して、データバ
ッファ302に圧縮後のデータを書き込んでいる状態で
ある。よって、記録データがデータバッファ302に徐
々に蓄積され、記録データ残量が増加していく。
【0009】(b)の期間は、圧縮伸張部301が録音
ソース入力データを圧縮して、データバッファ302に
圧縮後のデータを書き込むのと並行して、記録・再生ド
ライブ303がデータバッファ302に蓄積された記録
データを読み出し、ディスクに記録を行っている。ミニ
ディスクシステムにおいて、記録・再生ドライブの記録
レートは、圧縮伸張部301がデータバッファ302に
記録データを書き込むレートの約4倍なので、(b)の
期間ではデータバッファ302の記録データ残量が減少
する。
【0010】(c)の期間は、圧縮伸張部301が録音
ソース入力データを圧縮して、データバッファ302に
圧縮後のデータを書き込み、一方、記録・再生ドライブ
303は記録動作を停止している状態である。(a)の
期間と同様に、記録データが徐々に蓄積され、記録デー
タ残量が増加していく。
【0011】以降、(b)と(c)の期間の動作を繰り
返し、記録・再生ドライブ303は、圧縮伸張部301
から供給されるデータをディスクに記録していく。
【0012】次に、再生モードの動作について説明す
る。図5に再生モードの動作を示す。図5において、再
生データ残量とは、データバッファ302のデータの蓄
積量である。Aのレベルは、データバッファ302に蓄
えることのできるデータ量の最大値を示し、Cのレベル
は、データバッファ302にデータが全く無い状態を示
している。Bのレベルは、再生を行うのに最小限のデー
タがデータバッファ302に蓄えられた状態を示してい
る。記録・再生ドライブ制御部304は、データ量がB
のレベルになると、記録・再生ドライブ303に対し
て、再生動作を指示する。
【0013】図5において、再生タイミングとは、記録
・再生ドライブ303によるミニディスクからのデータ
再生動作を行なうタイミングを示しており、再生タイミ
ングが論理“1”の時が再生が実行されている。
【0014】また、図5において、音声再生タイミング
とは、圧縮伸張部301がデータバッファ302から再
生データを読み出し、圧縮データの伸張動作を行なうタ
イミングを示しており、音声再生タイミングが論理
“1”の時が再生データの読み出しが実行されている。
このとき外部に対して音声データが出力されている。
【0015】図5において、(a)の期間は、記録・再
生ドライブ303が再生動作を行って、データバッファ
302に再生データを書き込んでいる。よって、再生デ
ータが徐々に蓄積され、再生データ残量が増加してい
く。
【0016】(b)の期間は、データバッファ302か
ら再生データが読み出され、圧縮伸張部301によりデ
ータ伸張が行われている。一方、記録・再生ドライブ3
03は再生動作を停止している。よって、(b)の期間
では、データバッファ302の再生データ残量が減少す
る。
【0017】(c)の期間は、データバッファ302か
ら再生データが読み出され、圧縮伸張部301によりデ
ータ伸張が行われ、並行して記録・再生ドライブ303
がミニディスクからデータ再生を行っている。ミニディ
スクシステムにおいて、記録・再生ドライブの再生レー
トは、圧縮伸張部301がデータバッファ302から再
生データを読み出すレートの約4倍なので、(c)の期
間ではデータバッファ302の再生データ残量が増加す
る。
【0018】以降は、(b)と(c)の期間の動作を繰
り返し、記録・再生ドライブ303は、ディスクに記録
されたデータを再生してデータバッファ302に書き込
み、圧縮伸張部301は、データバッファに蓄えられた
再生データを読み出し、圧縮データを伸張してディジタ
ルオーディオデータを出力する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ミニディスクシステム
は録音ができるので、私的利用としてデータをダビング
することが広く行われている。CD等の録音ソースから
の高速ダビングは利用者の録音・編集の利便性を向上す
ることができるが、上記従来例では、高速でダビングし
ている場合にはデータを通常速で再生(モニタ)するこ
とができないといった課題があった。記録再生装置のダ
ビング録音・編集において、録音・編集状況をモニタす
る機能を提供することができれば、利用者の利便性を大
きく貢献できる。
【0020】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、高速ダビング時においても、ダビングしている曲を
通常の速度で再生可能な記録・再生装置を提供すること
を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の記録再生装置は、入力処理部と記録データバ
ッファと記録・再生ドライブを備えたデータ記録経路
と、前記記録・再生ドライブと再生データバッファと出
力処理部を備えたデータ再生経路と、前記データ記録経
路および前記データ再生経路のデータ転送を制御する制
御部を備えた記録再生装置であって、前記データ記録経
路のデータ転送と前記データ再生経路のデータ転送を時
分割で行うことにより、記録メディアへのデータ記録と
前記記録メディアからのデータ再生を同時に処理するこ
とを特徴とする。
【0022】かかる構成により、記録再生装置はデータ
記録とデータ再生を時分割処理により同時に行うことが
できる。
【0023】さらに前記記録再生装置は、前記再生経路
において出力処理部を介した再生データバッファからの
データ出力処理速度より前記記録・再生ドライブを介し
た記録メディアからのデータ再生速度の方が早く、前記
記録・再生ドライブによる記録メディアからのデータ再
生が間欠的に実行され、前記間欠的なデータ再生が一時
中断している間に前記データ記録経路により記録メディ
アへのデータ記録を行うことが好ましい。
【0024】かかる構成により、記録再生装置はデータ
再生を中断なく継続しながら時分割処理によりデータ記
録を同時に行うことができる。
【0025】さらに前記記録再生装置は、前記記録デー
タバッファと前記再生データバッファとして割り当てら
れるデータバッファを備え、前記制御部により、前記デ
ータ記録経路のデータ転送と前記データ再生経路のデー
タ転送の状況に応じて動的に、前記データバッファの一
部を前記記録データバッファに割り当て、前記データバ
ッファの一部を前記再生データバッファに割り当てるこ
とが好ましい。
【0026】かかる構成により、記録再生装置の使用状
況に応じて動的にデータバッファの記録データバッフ
ァ、再生データバッファとしての割り当て量を制御する
ことができる。
【0027】さらに前記記録再生装置は、前記制御部に
より、前記データバッファの前記記録データバッファと
しての割り当て量を変化させたときの前記データ記録経
路のデータ転送量を検出し、前記データ記録経路のデー
タ転送量が最大となるように前記データバッファの記録
データバッファとしての割り当て量を決定することが好
ましい。
【0028】かかる構成により、記録再生装置の使用状
況に応じて動的にデータバッファの記録データバッフ
ァ、再生データバッファとしての割り当て量を制御し
て、データ再生を中断なく継続しながらデータ記録のス
ループットを最大化することができる。
【0029】さらに前記記録再生装置において、データ
記録のみを行うときは、前記制御部が前記データバッフ
ァをすべて記録データバッファとして割り当て、前記デ
ータ記録経路によりデータ記録を行い、データ再生のみ
を行うときは、前記制御部が前記データバッファをすべ
て再生データバッファとして割り当て、前記データ再生
経路によりデータ再生を行い、データ記録とデータ再生
を同時に行うときは、前記制御部が前記データバッファ
の一部を記録データバッファとして割り当て、前記デー
タバッファの一部を前記再生データバッファに割り当
て、前記データ記録経路と前記データ再生記録を時分割
で行うことが好ましい。
【0030】かかる構成により、記録再生装置の使用目
的に応じて動的にデータバッファの記録データバッフ
ァ、再生データバッファとしての割り当ておよびその容
量を制御することができ、バッファメモリ資源を有効に
活用することができる。
【0031】さらに前記記録再生装置において、前記制
御部は、前記記録データバッファに蓄えられた記録デー
タのデータ量が所定の値より大きくなった場合に、前記
記録データバッファと前記記録・再生ドライブを記録モ
ードにして、前記記録データバッファに蓄えられた記録
データを読み出して、記録メディアにデータを記録し、
前記記録データバッファに蓄えられた記録データのデー
タ量が所定の値より小さくなった場合に、前記記録・再
生ドライブを記録モードから再生モードに切り替えて、
記録メディアからデータを再生し、前記再生データバッ
ファにデータを書き込むことが好ましい。
【0032】かかる構成により、記録データバッファの
記録データ蓄積量に応じて、データ記録処理とデータ再
生処理を時分割制御により同時に行うことができる。
【0033】さらに前記記録再生装置において、前記制
御部は、前記再生データバッファに蓄えられた再生デー
タのデータ量が所定の値より小さくなった場合に、前記
記録・再生ドライブを再生モードにして、記録メディア
からデータを再生して、前記再生データバッファにデー
タを書き込み、前記再生データバッファに蓄えられた再
生データのデータ量が所定の値より大きくなった場合
に、前記記録・再生ドライブを再生モードから記録モー
ドに切り替えて、前記再生データバッファへの再生デー
タの書き込みを中断し、前記記録データバッファから記
録メディアへ記録データを書き込むことが好ましい。
【0034】かかる構成により、再生データバッファの
再生データ蓄積量に応じて、データ記録処理とデータ再
生処理を時分割制御により同時に行うことができる。
【0035】
【実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明の第1の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0036】図1は、実施形態1にかかる記録・再生装
置の構成を示すブロック図である。101は圧縮伸張部
である。圧縮伸張部101は圧縮部101aと伸張部1
01bを備え、圧縮部101aと伸張部101bは互い
に独立した動作が可能である。102はデータバッファ
である。データバッファ102は記録データバッファ1
02aと再生データバッファ102bとを備え、記録デ
ータバッファ102a、再生データバッファ102b互
いに独立したデータ入出力動作が可能である。103は
記録・再生ドライブである。103は記録・再生ドライ
ブ、104は記録・再生ドライブ制御部、105はシス
テム制御部である。
【0037】以上のように構成した記録再生装置の高速
ダビング時における通常速再生(モニタ)動作を説明す
る。
【0038】録音ソース入力110から供給されたデー
タは圧縮伸張部101の圧縮部101aに入力される。
ここで、ダビングであるので供給されたデータが他のミ
ニディスクなど(図示せず)から再生されたデータであ
り既に圧縮されたデータである場合には、圧縮部101
aでの処理はバイパスされてデータバッファ102の記
録データバッファ102aに書き込まれる。
【0039】記録・再生ドライブ制御部104は、記録
データバッファ101aのデータ量を監視し、データ量
が所定の値以上になると、記録データバッファ101a
から記録・再生ドライブ103へデータを転送させる。
システム制御部105は、記録・再生ドライブ103に
ミニディスクへの記録動作を指示する。以上の動作は高
速ダビングであるので、通常速の記録よりも高速に行わ
れる。
【0040】上記高速ダビング処理と並行して、記録デ
ータの再生処理が以下のように行われる。
【0041】システム制御部105は、記録・再生ドラ
イブ103に対して、上記高速ダビング処理で記録部に
よりミニディスクに記録したデータを引き続き再生部で
再生するように指示する。記録ヘッドの後ろに再生ヘッ
ドを設けて書き込み後、直ちに再生しても良いし、所定
量記録した後に記録を一時中断して、記録データを再生
しても良い。
【0042】再生・記録ドライブ103は、再生データ
バッファ102bに対してデータを図5のように書き込
み処理をする。まず、(a)の再生タイミングとしてデ
ータを書き込み、再生データバッファ102bの再生デ
ータ残量は増加する。この期間、再生データバッファ1
02bから伸張部101bにデータが転送され、伸張処
理後、再生出力111として外部に音楽データが出力さ
れる。
【0043】次に(b)に移り、記録・再生ドライブ1
03はミニディスクからの再生動作を一時中断する。
(a)のタイミングで、高速ダビング処理を一時中断し
ていた場合は高速ダビング処理を再開して、記録データ
バッファ102aを介して記録・再生ドライブ103は
ミニディスクへの記録動作を再開する。この期間におい
ても再生データバッファ102bから伸張部101bを
介した音楽データの再生出力111は並行して同時に実
行されている。
【0044】音楽データの再生出力111が継続してい
るので、データ再生バッファ102bの再生データ残量
が減少していく。(c)のタイミングになると高速ダビ
ング処理を一時中断して記録・再生ドライブ103はミ
ニディスクへの記録動作を一時中断する。一方、記録・
再生ドライブ103は(b)で一時中断していたミニデ
ィスクからの再生動作を再開して、再生データバッファ
102bに対して再生データを転送書き込みする。この
期間においても再生データバッファ102bから伸張部
101bを介した音楽データの再生出力111は並行し
て同時に実行されている。
【0045】以降、この(b)での高速ダビング処理と
(c)でのミニディスクからの再生処理を交互にくり返
す。上記したようにこの(b)と(c)の双方において
通常速の音楽再生が実行され、利用者は音楽を聴くこと
ができる。
【0046】なお、記録データの再生にあたっては、デ
ータ記録処理において通常作成されるミニディスクのU
TOC(User Table Of Contents)を参照すれば、再生
すべき記録データの記録位置を識別することができる。
【0047】また、本実施形態1によれば、高速ダビン
グ時におけるダビングデータの通常速再生のみならず、
高速ダビング中のデータ以外の他の曲でもUTOCを参
照して再生することができる。
【0048】(実施の形態2)以下、本発明の第3の実
施例について、図面を参照しながら説明する。
【0049】上記実施形態1および実施形態2では、デ
ータバッファ102が、ミニディスクへのデータ記録に
際して利用するバッファメモリである記録データバッフ
ァ102aと、ミニディスクからのデータ再生に際して
利用するバッファメモリである再生データバッファ10
2bを備えているが、本実施形態3はデータバッファ1
02を本記録再生装置の動作の状況に合わせて動的に利
用するものである。
【0050】図2は、実施形態3にかかる記録・再生装
置の構成を示すブロック図である。データバッファ10
2の他は実施形態1と同様の構成となっている。本実施
形態3では、データバッファ102はシステム制御部1
05と記録・再生ドライブ制御部104の制御に基づ
き、その一部または全部が記録データバッファとして動
作し、また、その一部または全部が再生データバッファ
として動作する。
【0051】再生処理のみの場合、システム制御部10
5は、データバッファ102を再生データバッファとし
て割り当てる。再生データバッファとして割り当て後の
再生処理の動作は通常と同様であり、ここでは説明は省
略する。
【0052】通常速のモニター再生を伴わない高速ダビ
ング処理の場合、システム制御部105は、データバッ
ファ102を記録データバッファとして割り当てる。記
録データバッファとして割り当て後の高速ダビング処理
の動作は通常と同様であり、ここでは説明は省略する。
【0053】通常速のモニター再生を伴なう高速ダビン
グ処理の場合、システム制御部105、記録・再生ドラ
イブ制御部104は、データバッファ102の一部を記
録データバッファとして割り当て、一部を再生データバ
ッファとして割り当てる。ここで、記録データバッファ
の割り当て容量が小さいと高速ダビング処理に影響があ
り、再生データバッファの割り当て容量が小さいと記録
・再生ドライブ103によるミニディスクへのデータ再
生アクセス頻度が増大し、データ記録の一時中断回数が
増大して高速ダビング処理に影響がある。システム制御
部105、記録・再生ドライブ制御部104は、高速ダ
ビング処理の動作状況、通常速モニター再生の状況を監
視して、データバッファ102の記録データバッファ割
り当て容量、再生データバッファ割り当て容量を動的に
調整する。調整方法としては、記録・再生ドライブ10
3のミニディスクへのデータ記録スループットをモニタ
して、例えば記録データバッファの割り当て容量を初期
設定割り当てから徐々に増大させていき、前記データ記
録スループットがピークとなるデータバッファ102の
記録データバッファとしての割り当て容量を検出する方
法が挙げられる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる記録再生装
置は、高速ダビング処理と並行して、通常速モニター再
生をすることができ、利用者のダビング・編集における
利便性を向上することができる。
【0055】また本発明にかかる記録再生装置は、デー
タバッファ資源を有効かつ動的にその一部または全部を
記録データバッファとして割り当てし、また、その一部
または全部を再生データバッファとして割り当てること
ができ、通常速のモニター再生を伴なう高速ダビング処
理において、記録・再生ドライブのミニディスクへのデ
ータ記録スループットを最適にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1にかかる記録再生装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施形態2にかかる記録再生装置の構
成を示すブロック図
【図3】従来例における記録再生装置の構成を示すブロ
ック図
【図4】記録再生装置の録音モードの動作を示すタイミ
ング図
【図5】記録再生装置の再生モードの動作を示すタイミ
ング図
【符号の説明】
100 記録再生装置 101 圧縮伸張部 101a 圧縮部 101b 伸張部 102 データバッファ 102a 記録データバッファ 102b 再生データバッファ 103 記録・再生ドライブ 104 記録・再生ドライブ制御部 105 システム制御部 110 録音ソース入力 111 再生出力

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力処理部と記録データバッファと記録
    ・再生ドライブを備えたデータ記録経路と、前記記録・
    再生ドライブと再生データバッファと出力処理部を備え
    たデータ再生経路と、前記データ記録経路および前記デ
    ータ再生経路のデータ転送を制御する制御部を備えた記
    録再生装置であって、前記データ記録経路のデータ転送
    と前記データ再生経路のデータ転送を時分割で行うこと
    により、記録メディアへのデータ記録と前記記録メディ
    アからのデータ再生を同時に処理することを特徴とする
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記再生経路において出力処理部を介し
    た再生データバッファからのデータ出力処理速度より前
    記記録・再生ドライブを介した記録メディアからのデー
    タ再生速度の方が早く、前記記録・再生ドライブによる
    記録メディアからのデータ再生が間欠的に実行され、前
    記間欠的なデータ再生が一時中断している間に前記デー
    タ記録経路により記録メディアへのデータ記録を行う請
    求項1に記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記録データバッファと前記再生デー
    タバッファとして割り当てられるデータバッファを備
    え、前記制御部により、前記データ記録経路のデータ転
    送と前記データ再生経路のデータ転送の状況に応じて動
    的に、前記データバッファの一部を前記記録データバッ
    ファに割り当て、前記データバッファの一部を前記再生
    データバッファに割り当てる請求項1または2に記載の
    記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部により、前記データバッファ
    の前記記録データバッファとしての割り当て量を変化さ
    せたときの前記データ記録経路のデータ転送量を検出
    し、前記データ記録経路のデータ転送量が最大となるよ
    うに前記データバッファの記録データバッファとしての
    割り当て量を決定する請求項3に記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 データ記録のみを行うときは、前記制御
    部が前記データバッファをすべて記録データバッファと
    して割り当て、前記データ記録経路によりデータ記録を
    行い、データ再生のみを行うときは、前記制御部が前記
    データバッファをすべて再生データバッファとして割り
    当て、前記データ再生経路によりデータ再生を行い、デ
    ータ記録とデータ再生を同時に行うときは、前記制御部
    が前記データバッファの一部を記録データバッファとし
    て割り当て、前記データバッファの一部を前記再生デー
    タバッファに割り当て、前記データ記録経路と前記デー
    タ再生記録を時分割で行う請求項1または2に記載の記
    録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部は、前記記録データバッファ
    に蓄えられた記録データのデータ量が所定の値より大き
    くなった場合に、前記記録データバッファと前記記録・
    再生ドライブを記録モードにして、前記記録データバッ
    ファに蓄えられた記録データを読み出して、記録メディ
    アにデータを記録し、前記記録データバッファに蓄えら
    れた記録データのデータ量が所定の値より小さくなった
    場合に、前記記録・再生ドライブを記録モードから再生
    モードに切り替えて、記録メディアからデータを再生
    し、前記再生データバッファにデータを書き込む請求項
    1または2に記載の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部は、前記再生データバッファ
    に蓄えられた再生データのデータ量が所定の値より小さ
    くなった場合に、前記記録・再生ドライブを再生モード
    にして、記録メディアからデータを再生して、前記再生
    データバッファにデータを書き込み、前記再生データバ
    ッファに蓄えられた再生データのデータ量が所定の値よ
    り大きくなった場合に、前記記録・再生ドライブを再生
    モードから記録モードに切り替えて、前記再生データバ
    ッファへの再生データの書き込みを中断し、前記記録デ
    ータバッファから記録メディアへ記録データを書き込む
    請求項1または2に記載の記録再生装置。
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