JP2765370B2 - ディスク記録装置及び再生装置 - Google Patents

ディスク記録装置及び再生装置

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JP2765370B2
JP2765370B2 JP4153252A JP15325292A JP2765370B2 JP 2765370 B2 JP2765370 B2 JP 2765370B2 JP 4153252 A JP4153252 A JP 4153252A JP 15325292 A JP15325292 A JP 15325292A JP 2765370 B2 JP2765370 B2 JP 2765370B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声,映像等のディジ
タル情報を記録媒体上に記録する記録装置、または、音
声,映像等のディジタル情報を記録媒体から再生する再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、映像,音声を記録する媒体として
デイスクあるいはテープが用いられている。
【0003】音声を記録するディスクとしては例えば、
再生専用ディスクとしてコンパクトディスク(CD)が
よく知られている。また、最近では、追記型や書換え可
能型光ディスクも開発されている。一方、映像をアナロ
グ方式で記録したディスクとしてはレーザディスクがよ
く知られている。以下に、従来の光ディスク上に、デイ
ジタル音声情報を記録する場合を例として説明する。
【0004】図13は、従来の書換型光ディスクのトラ
ック構成を示す図、図14は従来の書換え可能型光ディ
スク上にディジタル情報を記録する装置の構成を示す図
である。図13において、1は光ディスクであり、情報
が記録されるスパイラル状のトラック2を有し、トラッ
ク2は均等に分割されセクタを構成している。また、セ
クタには内周から昇べきの順にアドレスが付加され、信
号は内周から順に連続して記録されるものとする。ディ
スクの回転制御は、線速度一定のCLV (Constant Li
near Veocity)とする。
【0005】以上のように構成された光ディスク1に、
ディジタル音声情報を記録する場合について、以下その
動作について説明する。図14において、1は光ディス
ク、4は光ヘッド、5はスピンドル駆動手段である。6
はスピンドルであり、スピンドル駆動手段5により回転
制御され、光ディスク1を回転させる。7はスピンドル
制御手段、8はスピンドル制御信号、9はスピンドル制
御指令、10は光ヘッド4を光デイスク1の内周から外
周に移送するとともにトラック2上にオントラックさせ
るアクセス制御手段、11はアクセス制御信号、12は
アクセス制御指令、13は入力ディジタル音声情報、1
4は記録手段、15は記録信号、16は再生信号、17
は再生手段、18は出力ディジタル音声情報、19はシ
ステム制御手段である。図14において、入力ディジタ
ル音声情報13は記録手段14に加えられ、誤り訂正用
のパリティを付加され、さらに、ディスク1上のスパイ
ラルトラックにマークのパターンを発生させる変調、例
えば8ビットを14ビットに変換するEFM変調を施
し、同期信号を付加して記録信号15を生成する。スピ
ンドル制御手段7は光ディスク1を略一定の線速度で回
転させる。また、光ヘッド1はアクセス制御手段10か
ら与えられるアクセス制御信号11によりトラック2上
に移送及びオントラックされる。
【0006】一方、再生系においては、光ヘッド4から
再生された再生信号16は再生手段17に入力され、復
調され、誤り訂正が施される。再生手段17から出力デ
ィジタル情報18が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、再生あるいは記録いずれか一方のみの処理
しか行うことができないので、光ディスク1からディジ
タル音声あるいは映像情報を連続的に再生すると同時に
上記光ディスクに連続的に入力されるディジタル音声あ
るいは映像情報を連続的に記録することができないとい
う問題点が生ずる。
【0008】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、光ディスクにディジタル情報を記録再生する場合
において、単一の光ヘッドを用いて光ディスク1からデ
ィジタル情報を再生して連続的に出力すると同時に連続
的に入力されるディジタル情報を上記光ディスク上の別
の領域に記録することを可能とするものである。また、
連続的に入力されるディジタル情報を光ディスク上の2
箇所の領域に記録することを可能とするものである。ま
た、光ディスク1上の2箇所の領域から再生したディジ
タル情報を連続的に出力することを可能とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本願第1の発明のディスク記録装置は、スパイラル
または同心円状のトラックを分割したセクタを有する光
ディスクに光ヘッドを用いてディジタル情報を記録再生
する記録再生装置であって、入力ディジタル情報を時間
軸圧縮する情報圧縮手段と、上記情報圧縮手段から出力
される情報を記憶する第1のメモリ手段と、第1のメモ
リ手段の書き込みアドレスを生成する第1の書き込みア
ドレス生成手段と、アドレス制御指令に従って第1のメ
モリ手段の読み出しアドレスを生成する第1の読み出し
アドレス生成手段と、記録再生指令に従って記録時には
第1のメモリ手段から読み出した第1のディジタル情報
を上記光ディスク上に記録し再生時には上記光ディスク
上から第2のディジタル情報を再生する記録再生手段
と、第2のディジタル情報を記憶する第2のメモリ手段
と、上記アドレス制御指令に従って第2のメモリ手段の
書き込みアドレスを生成する第2の書き込みアドレス生
成手段と、第2のメモリ手段の読み出しアドレスを生成
する第2の読み出しアドレス生成手段と、第2のメモリ
手段から出力される情報を時間軸伸長する情報伸長手段
と、上記記録再生指令に従って記録時には第1のメモリ
手段から第1のディジタル情報を読み出すとともに第2
のメモリ手段への第2のディジタル情報の書き込みを停
止し再生時には第1のメモリ手段からの第1のディジタ
ル情報の読み出しを停止するともに第2のディジタル情
報を第2のメモリ手段へ書き込む上記アドレス制御指令
を生成する時分割アドレス制御手段と、アクセス制御指
令に従って上記光ヘッドを上記光ディスクの半径方向に
移送させるとともにオントラックさせるアクセス制御手
段と、第1のディジタル情報を含む第1の区分情報と第
2のディジタル情報を含む第2の区分情報との同期関係
を指示する同期情報を生成する同期情報生成手段と、第
1の区分情報及び第2の区分情報各々の区分番号及び開
始アドレスを記録するTOC領域を有する上記光ディス
ク上の上記TOC領域に、上記同期情報を上記区分番号
及び上記開始アドレスと対応させて記録する記録手段
と、記録または再生を指示する上記記録再生指令と上記
アクセス制御指令とを出力する記録再生制御手段とを備
えたものである。
【0010】また、本願第2の発明のデイスク記録装置
は、スパイラルまたは同心円状のトラックを分割したセ
クタを有する光ディスクに光ヘッドを用いてディジタル
情報を記録する記録装置であって、第1の入力ディジタ
ル情報及び第2の入力ディジタル情報を時間軸圧縮する
情報圧縮手段と、上記情報圧縮手段から出力される第1
のディジタル情報を記憶する第1のメモリ手段と、第1
のメモリ手段の書き込みアドレスを生成する第1の書き
込みアドレス生成手段と、アドレス制御指令に従って第
1のメモリ手段の読み出しアドレスを生成する第1の読
み出しアドレス生成手段と、上記情報圧縮手段から出力
される第2のディジタル情報を記憶する第2のメモリ手
段と、第2のメモリ手段の書き込みアドレスを生成する
第2の書き込みアドレス生成手段と、上記アドレス制御
指令に従って第2のメモリ手段の読み出しアドレスを生
成する第2の読み出しアドレス生成手段と、選択記録指
令に従って第1のメモリ手段から読み出される第1のデ
ィジタル情報と第2のメモリ手段から読み出される第2
のディジタル情報とを選択して上記光ディスク上に記録
する選択記録手段と、上記選択記録指令に従って第1の
ディジタル情報を記録するときには第1のメモリ手段か
ら第1のディジタル情報を読み出すとともに第2のメモ
リ手段からの第2のディジタル情報の読み出しを停止し
第2のディジタル情報を記録するときには第2のメモリ
手段から第2のディジタル情報を読み出すとともに第1
のメモリ手段からの第1のディジタル情報の読み出しを
停止する上記アドレス制御指令を生成する時分割アドレ
ス制御手段と、アクセス制御指令に従って上記光ヘッド
を上記光ディスクの半径方向に移送させるとともにオン
トラックさせるアクセス制御手段と、第1のディジタル
情報を含む第1の区分情報と第2のディジタル情報を含
む第2の区分情報との同期関係を指示する同期情報を生
成する同期情報生成手段と、第1の区分情報及び第2の
区分情報各々の区分番号及び開始アドレスを記録するT
OC領域を有する上記光ディスク上の上記TOC領域
に、上記同期情報を上記区分番号及び上記開始アドレス
と対応させて記録する記録手段と、上記選択記録指令と
上記アクセス制御指令とを出力する選択記録制御手段と
を備えたものである。
【0011】
【0012】また、本願第3の発明のディスク記録装置
は、スパイラルまたは同心円状のトラックを分割したセ
クタを有する光ディスクから光ヘッドを用いてディジタ
ル情報を再生する再生装置であって、選択再生指令に従
って上記光ディスク上から第1のディジタル情報または
第2のディジタル情報のいずれかを再生する選択再生手
段と第1のディジタル情報を記憶する第1のメモリ手段
と、アドレス制御指令に従って第1のメモリ手段の書き
込みアドレスを生成する第1の書き込みアドレス生成手
段と、第1のメモリ手段の読み出しアドレスを生成する
第1の読み出しアドレス生成手段と、第1のメモリ手段
から出力される情報を時間軸伸長する情報伸長手段と、
第2のディジタル情報を記憶する第2のメモリ手段と、
上記アドレス制御指令に従って第2のメモリ手段の書き
込みアドレスを生成する第2の書き込みアドレス生成手
段と、第2のメモリ手段の読み出しアドレスを生成する
第2の読み出しアドレス生成手段と、第2のメモリ手段
から出力される情報を時間軸伸長する情報伸長手段と、
上記再生指令に従って第1のディジタル情報を再生する
ときには第1のメモリ手段へ第1のディジタル情報を書
き込むとともに第2のメモリ手段への第2のディジタル
情報の書き込みを停止し第2のディジタル情報を再生す
るときには第2のメモリ手段へ第2のディジタル情報を
書き込むとともに第1のメモリ手段への第1のディジタ
ル情報の書き込みを停止する上記アドレス制御指令を生
成する時分割アドレス制御手段と、アクセス制御指令に
従って上記光ヘッドを上記光ディスクの半径方向に移送
させるとともにオントラックさせるアクセス制御手段
と、第1のディジタル情報を含む第1の区分情報と第2
のディジタル情報を含む第2の区分情報との同期関係を
指示する同期情報を上記光ディスク上の上記TOC領域
から抽出する同期情報抽出手段と、第1の区分情報と第
2の区分情報とを上記同期情報に基づいて同期再生する
手段と、上記選択再生指令と上記アクセス制御指令とを
出力する選択再生制御手段とを備えたものである。
【0013】
【0014】
【作用】本願第1の発明のディスク記録再生装置は、上
記した構成により、記録時、連続的に入力される第1の
ディジタル情報は圧縮されて第1のメモリ手段に書き込
まれ、時分割アドレス制御手段は記録再生指令に従って
第1のメモリ手段から第1のディジタル情報を読み出す
とともに第2のメモリ手段への第2のディジタル情報の
書き込みを停止するアドレス制御指令を出す。第1のデ
ィジタル情報は第1のメモリ手段から読み出され光ディ
スクに記録される。第1の書き込みアドレスと第1の読
み出しアドレスとの差が所定のしきい値以下の場合第1
のメモリ手段からの第1のディジタル情報の読み出しを
停止するともに記録を停止し上記光ヘッドを上記光ディ
スク上の別のトラックへ移送及びオントラックさせる。
また、再生時、上記時分割アドレス制御手段は記録再生
指令に従って第2のディジタル情報を第2のメモリ手段
へ書き込む上記アドレス制御指令を出す。第2のディジ
タル情報は上記光ディスクから読み出され第2のメモリ
手段へ書き込まれる。第2の書き込みアドレスと第2の
読み出しアドレスとの差が所定のしきい値以上の場合第
2のメモリ手段への第2のディジタル情報の書き込みを
停止する。第2の出力ディジタル情報は第2のメモリ手
段から伸長されて連続的に出力される。以上のように、
単一の光ヘッドを用いて、上記光ディスク上に連続入力
ディジタル情報を記録するとともに上記光ディスクから
再生したディジタル情報を連続的に出力することができ
る。さらに、第1のディジタル情報を含む第1の区分情
報と第2のディジタル情報を含む第2の区分情報との同
期関係を指示する同期情報を生成して、第1の区分情報
及び第2の区分情報の区分番号及び開始アドレスを記録
するTOC領域に上記同期情報を上記区分番号及び上記
開始アドレスと対応させて記録することができる。
【0015】本願第2の発明のディスク記録装置は、上
記した構成により、連続的に入力される第1のディジタ
ル情報は圧縮されて第1のメモリ手段に書き込まれ、時
分割アドレス制御手段は選択記録指令に従って第1のメ
モリ手段から第1のディジタル情報を読み出すとともに
第2のメモリ手段からの第2のディジタル情報の読み出
しを停止するアドレス制御指令を出す。第1のディジタ
ル情報は第1のメモリ手段から読み出され上記光ディス
ク上に記録される。第1の書き込みアドレスと第1の読
み出しアドレスとの差が所定のしきい値以下の場合第1
のメモリ手段からの第1のディジタル情報の読み出しを
停止するともに記録を停止し上記光ヘッドを上記光ディ
スクの別のトラックへ移送及びオントラックさせる。ま
た、連続的に入力される第2のディジタル情報は圧縮さ
れて第2のメモリ手段に書き込まれ、上記時分割アドレ
ス制御手段は選択記録指令に従って第2のディジタル情
報を第2のメモリ手段から読み出す上記アドレス制御指
令を出す。第2のディジタル情報は第2のメモリ手段か
ら読み出され上記光ディスクに記録される。第2の書き
込みアドレスと第2の読み出しアドレスとの差が所定の
しきい値以下の場合第2のメモリ手段からの第2のディ
ジタル情報の読み出しを停止するともに記録を停止す
る。以上のように、単一の光ヘッドを用いて、2入力の
連続ディジタル情報を上記光ディスク上へ記録すること
ができる。さらに、第1のディジタル情報を含む第1の
区分情報と第2のディジタル情報を含む第2の区分情報
との同期関係を指示する同期情報を生成して、第1の区
分情報及び第2の区分情報の区分番号及び開始アドレス
を記録するTOC領域に上記同期情報を上記区分番号及
び上記開始アドレスと対応させて記録することができ
る。
【0016】
【0017】本願第3の発明のディスク記録再生装置
は、上記した構成により、第1のディジタル情報を再生
する時、時分割アドレス制御手段は選択再生指令に従っ
て第1のメモリ手段へ第1のディジタル情報を書き込む
とともに第2のメモリ手段への第2のディジタル情報の
書き込みを停止するアドレス制御指令を出す。第1のデ
ィジタル情報は上記光ディスクから再生され第1のメモ
リ手段へ書き込まれる。第1の出力ディジタル情報は第
1のメモリ手段から連続的に読み出され伸長されて出力
される。第1の書き込みアドレスと第1の読み出しアド
レスとの差が所定のしきい値以上の場合第1のメモリ手
段への第1のディジタル情報の書き込みを停止するとも
に上記光ヘッドを上記光ディスクの別のトラックへ移送
及びオントラックさせる。また、第2のディジタル情報
を再生する時、上記時分割アドレス制御手段は選択再生
指令に従って第2のディジタル情報を第2のメモリ手段
へ書き込む上記アドレス制御指令を出す。第2のディジ
タル情報は上記光ディスクから再生され第2のメモリ手
段へ書き込まれる。第2の出力ディジタル情報は第2の
メモリ手段から連続的に読み出され伸長されて出力され
る。第2の書き込みアドレスと第2の読み出しアドレス
との差が所定のしきい値以上の場合第2のメモリ手段へ
の第2のディジタル情報の書き込みを停止する。以上の
ように、単一の光ヘッドを用いて上記光ディスクから第
1の再生ディジタル情報と第2の再生ディジタル情報と
を再生して連続的に出力することができる。さらに、第
1のディジタル情報を含む第1の区分情報と第2のディ
ジタル情報を含む第2の区分情報との同期関係を指示す
る同期情報を第1の区分情報及び第2の区分情報各々の
区分番号及び開始アドレスを記録するTOC領域から抽
出して上記第1のディジタル情報と第2のディジタル情
報とを同期再生することできる。
【0018】
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、以下の説明は、上記第1〜
第3の発明に基づき、その動作機能毎に、第1〜第5の
実施例として説明する。本発明の第1の実施例は、単一
の光ヘッドを用いて時分割で記録と再生とアクセスを繰
り返しながら、連続的に入力されるディジタル音声情報
を光ディスク上に記録すると同時に上記光ディスク上か
ら再生したディジタル音声情報を連続的に出力する場合
である。光ディスク1は、図13と同一の構成である。
また、記録に用いるセクタのアドレスは内周から昇べき
の順に付加されており、記録は上記セクタのアドレスに
従って行われるものとする。
【0020】図1は本発明の第1の実施例における記録
再生装置の構成を示す図、図2は光ディスクのトラック
の構成を示す図、図3は本発明の第1の実施例における
記録タイミングを示す図である。
【0021】図1において、1,4〜12は図14に示
す従来例と同一である。99は第1の入力ディジタル情
報、100は情報圧縮手段、101は第1のメモリ手
段、102は第1のメモリ手段101から出力される第
1のディジタル情報、103は第1のメモリ手段101
の書き込みアドレスを生成する第1の書き込みアドレス
生成手段、104は第1の書き込みアドレス、105は
第1のメモリ手段101の読み出しアドレスを生成する
第1の読み出しアドレス生成手段、106は第1の読み
出しアドレス、107は記録再生手段、108は記録信
号、109は再生信号、110は記録再生手段107か
ら出力される第2のディジタル情報、111は第2のメ
モリ手段、112は第2のメモリ手段111の書き込み
アドレスを生成する第2の書き込みアドレス生成手段、
113は第2の書き込みアドレス、114は第2のメモ
リ手段111の読み出しアドレスを生成する第2の読み
出しアドレス生成手段、115は第2の読み出しアドレ
ス、116は情報伸長手段、117は第2の出力ディジ
タル情報、118は時分割アドレス制御手段、119は
アドレス制御指令、120はトラッキング信号検出手
段、121はオントラック信号、122は記録再生指
令、123は記録再生制御手段である。
【0022】図2は光ディスク1上のスパイラル状のト
ラックを示し、トラックはセクタに分割される。セクタ
の集合をクラスタと呼び、クラスタ単位で記録され、ま
た、クラスタの集合により区分情報が構成されるものと
する。図2において、131は第1の区分情報、132
は第2の区分情報、133は第2区分情報132から第
1の区分情報131へアクセスしたときの概略の軌跡、
134は第1区分情報131から第2の区分情報132
へアクセスしたときの概略の軌跡、135は第1の区分
情報131上のクラスタ、136は第2の区分情報13
2上のクラスタである。
【0023】図3は本発明の第1の実施例における記録
再生のタイミングを示す図であり、記録再生において第
1のメモリ手段101及び第2のメモリ手段111内の
データ量がどのように変化するかを示している。図3に
おいて、所定数のセクタを集めた記録単位はクラスタと
呼ばれ、各クラスタにはセクタと同様に内周から昇べき
の順でアドレスが付加されているものとする。図3で
は、第1のディジタル情報102の各クラスタをDR1
0,DR11,・・・、第2のディジタル情報110の
各クラスタをDP20,DP21,DP22,・・・と
する。オントラック信号121は、”1”のときオフト
ラック、”0”のときオントラックとする。また、15
1は第1のメモリ手段101において読み出し停止を示
す第1のしきい値、152は第2のメモリ手段111に
おいて書き込み開始を示す第2のしきい値である。
【0024】以上のように構成された本実施例のディス
ク記録再生装置について、図1〜図3を用いて、以下に
その動作について説明する。第1の入力ディジタル情報
99は情報圧縮手段100により時間軸圧縮され、第1
の書き込みアドレス104により第1のメモリ手段10
1に書き込まれ、第1の読み出しアドレス106により
第1のディジタル情報102として読み出される。そし
て、第1のディジタル情報102は記録再生手段107
により誤り訂正用のパリティを付加され、同期信号を付
加され、EFM等の変調を施されて記録信号108とし
て出力される。また、図14に示す従来例と同様に、ス
ピンドル制御手段7は光ディスク1を略一定の線速度で
回転させる。また、光ヘッド4はアクセス制御手段10
から与えられるアクセス制御信号11によりトラック2
上に移送及びオントラックされる。このとき、記録信号
108中のディジタル情報の信号レートは第1の入力デ
ィジタル情報99信号レートより大きく、第1のディジ
タル情報102の読み出し速度は第1の入力ディジタル
情報99の書き込み速度より大きいとする。一方、再生
系においては、光ヘッド4から再生された再生信号10
9は記録再生手段107に入力され、復調され、誤り訂
正が施される。記録再生手段107から出力された第2
のディジタル情報110は第2の書き込みアドレス11
3により第2のメモリ手段111に書き込まれ、第2の
読み出しアドレス115により読み出され、情報伸長手
段116により時間軸伸長され第2の出力ディジタル情
報117が出力される。
【0025】図3の区間T10にて、記録再生指令12
2は再生モードを指示しており、記録再生手段107は
再生モードとなっている。また、記録再生指令122の
指示により、時分割アドレス制御手段118は第1のメ
モリ手段101からの第1のディジタル情報102の読
み出しを停止するとともに、第2の書き込みアドレス生
成手段112に対して第2のメモリ手段111への第2
のディジタル情報110を書き込むアドレス制御指令1
19を第1の読み出しアドレス生成手段105と第2の
書き込みアドレス生成手段112とに対して出力する。
光ディスク1上の第2の区分情報132から再生された
再生信号109は記録再生手段107に入力され、復調
され、誤り訂正が施される。記録再生手段107から出
力された第2のディジタル情報110は第2の書き込み
アドレス113により第2のメモリ手段111に書き込
まれ、第2の読み出しアドレス115により読み出さ
れ、情報伸長手段116により時間軸伸長されて出力デ
ィジタル情報117として出力される。この場合、第2
のメモリ手段111からのデータ読み出し速度はデータ
書き込み速度より小さいので第2のメモリ手段111の
データ量は図3に示すように増加する。第2のメモリ手
段111のデータ量は第2の書き込みアドレス113と
第2の読み出しアドレス115との差として求めること
ができる。第2のメモリ手段111のデータ量が第2の
しきい値152以上となったとき、記録再生制御手段1
23は再生停止を指示する記録再生指令122を出す。
記録再生指令122の指示を受けた時分割アドレス制御
手段118は第2の書き込みアドレス113の生成を停
止する指令を第2の書き込みアドレス生成手段112に
送る。これにより再生動作が終了し、第1の区分情報1
31へのアクセス動作に入る。すなわち、図3の区間T
11において、記録再生制御手段123は、アクセス制
御手段10に対して光ヘッド4を第2の区分情報132
から第1の区分情報131へ移送及びオントラックさせ
るアクセス制御指令12を出力する。図2の133は第
2の区分情報132から第1の区分情報131へアクセ
スしたときの概略の軌跡である。第1の区分情報131
にオントラックしたかどうかの判定はトラッキング信号
検出手段120により検出生成されるオントラック信号
121により行うことができる。図1のトラッキング信
号検出手段120は再生信号109からトラッキングエ
ラー信号を検出し、オントラックしたときオントラック
信号121として”0”を、オフトラックしたとき”
1”をアクセス制御手段10及び記録再生制御手段12
3へ出力する。記録再生制御手段123は、オントラッ
ク信号として”0”を受け取ったとき、記録を指示す
る。図3に示す区間T12において、記録再生制御手段
123から記録を指示する記録再生指令122が出力さ
れ、記録再生手段107は記録モードとなっている。記
録再生指令122の指示により、時分割アドレス制御手
段118は第1のメモリ手段101からの第1のディジ
タル情報102の読み出しを開始するアドレス制御指令
119を第1の読み出しアドレス生成手段105に対し
て出力する。そして、第1のメモリ手段101から読み
出された第1のディジタル情報102は、誤り訂正用の
パリティ付加及びEFM変調を施される。記録再生手段
107により記録信号108が光ディスク1上の第1の
区分情報131に記録される。この場合、第1のメモリ
手段101からのデータ読み出し速度はデータ書き込み
速度より大きいので第1のメモリ手段101のデータ量
は図3に示すように減少する。第1のメモリ手段101
のデータ量は第1の書き込みアドレス104と第1の読
み出しアドレス106との差として求めることができ
る。第1のメモリ手段101のデータ量が第1のしきい
値151以下となったとき、記録再生制御手段123は
記録を停止する指令を時分割アドレス制御手段118及
び記録再生手段107に送る。時分割アドレス制御手段
118は第1の読み出しアドレス106の生成を停止す
るアドレス制御指令119を第1の読み出しアドレス生
成手段105に送る。これにより記録動作が終了し、第
1の区分情報131から第2の区分情報132へのアク
セス動作に入る。区間T13にて、記録再生制御手段1
23は、アクセス制御手段10に対して光ヘッド4を第
1の区分情報131から第2の区分情報132へ移送及
びオントラックさせる指令を出力する。図2の134は
第1の区分情報131から第2の区分情報132へアク
セスしたときの概略の軌跡である。第2の区分情報にオ
ントラックしたかどうかの判定は、第1の区分情報への
オントラック判定と同様にオントラック信号121によ
り行うことができる。区間T14以降は区間T10〜T
13を繰り返す。
【0026】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、単一の光ヘッドで、記録と再生とアクセスとを時
分割で繰り返しながら、連続的に入力されるディジタル
音声情報を光ディスク上に記録すると同時に上記光ディ
スク上から再生したディジタル音声情報を連続的に出力
することができる。
【0027】図4に本発明の第2の実施例を示す。本発
明の第2の実施例は、連続的に入力される第1及び第2
のディジタル音声情報を光ディスク上の2箇所の区分情
報に時分割で記録する場合である。光ディスク1は図1
3と同一の構成であり、光ディスク1のトラックの構成
は図2に示す本発明の第1の実施例と同一である。ま
た、記録に用いるセクタのアドレスは内周から昇べきの
順に付加されており、記録は上記セクタのアドレスに従
って行われるものとする。
【0028】図4は本発明の第2の実施例における記録
装置の構成を示す図、図5は本発明の第2の実施例にお
ける記録タイミングを示す図である。図4において、
1,4〜12は図14に示す従来例と同一である。ま
た、99〜109,111〜115,118〜121は
図1に示す本発明の第1の実施例と同一である。201
は第2の入力ディジタル情報、202は第2のメモリ手
段111から出力される第2の記録ディジタル情報、2
03は第1のディジタル情報102と第2のディジタル
情報202とを選択記録指令205に基づいて選択する
情報選択手段、206は選択記録制御手段である。
【0029】図5は本発明の第2の実施例における記録
のタイミングを示す図であり、記録において第1のメモ
リ手段101及び第2のメモリ手段111内のデータ量
がどのように変化するかを示している。図5では、第2
のディジタル情報202の各クラスタをDR20,DR
21,DR22,・・・とする。
【0030】以上のように構成された本実施例のディス
ク記録装置について、図2,図4〜図5を用いて、以下
にその動作について説明する。第1の入力ディジタル情
報99は情報圧縮手段100により時間軸圧縮され、第
1の書き込みアドレス104により第1のメモリ手段1
01に書き込まれ、第1の読み出しアドレス106によ
り読み出される。このとき、記録信号108中のディジ
タル情報の信号レートは入力ディジタル情報99の信号
レートより大きく、第1のディジタル情報102の読み
出し速度は第1の入力ディジタル情報99の書き込み速
度より大きいとする。一方、第2の入力ディジタル情報
201は同様に情報圧縮手段100により時間軸圧縮さ
れ、第2の書き込みアドレス113により第2のメモリ
手段111に書き込まれ、第2の読み出しアドレス11
5により読み出される。第1のディジタル情報102と
第2のディジタル情報202は情報選択手段203によ
りいずれか一方のみが選択されて記録手段107に加え
られ、記録手段107により誤り訂正用のパリティを付
加され、同期信号を付加され、EFM等の変調を施され
て記録信号108として出力される。また、図1に示す
本発明の第1の実施例と同様に、スピンドル制御手段7
は光ディスク1を略一定の線速度で回転させる。また、
光ヘッド1はアクセス制御手段10から与えられるアク
セス制御信号11によりトラック2上に移送及びオント
ラックされる。図5において、選択記録指令205は”
1”または”2”を指示しており、”1”の場合第1の
ディジタル情報102を選択して記録することを意味
し、”2”の場合第2のディジタル情報202を選択し
て記録することを意味している。
【0031】図5の区間T20において、選択記録指令
205は”2”を示しており、時分割アドレス制御手段
118は、第1の読み出しアドレス生成手段105に対
して第1のメモリ手段101からの第1のディジタル情
報102の読み出しを停止するとともに、第2の読み出
しアドレス生成手段114に対して第2のメモリ手段1
11からの第2のディジタル情報110を読み出すアド
レス制御指令119を出力する。また、選択記録指令2
05の指示により、情報選択手段203は第2のディジ
タル情報202を選択して記録するモードとなっている
ので、第2のディジタル情報202は誤り訂正用のパリ
ティ付加及びEFM変調を施され、記録再生手段107
により記録信号108が光ディスク1上の第2の区分情
報132に記録される。この場合、第2のメモリ手段1
11からのデータ読み出し速度はデータ書き込み速度よ
り大きいので第2のメモリ手段111のデータ量は図5
に示すように減少する。第2のメモリ手段111のデー
タ量は第2の書き込みアドレス113と第2の読み出し
アドレス115との差として求めることができる。第2
のメモリ手段111のデータ量が第1のしきい値151
以下となったとき、選択記録制御手段206は第2の読
み出しアドレス115の生成を停止する指令を第2の読
み出しアドレス生成手段114に送るとともに、記録を
停止する指令を記録手段107に送る。これにより第2
のディジタル情報202を記録する動作が終了し、第2
の区分情報132から第1の区分情報131へのアクセ
ス動作に入る。すなわち、図5の区間T21において、
選択記録制御手段206は、アクセス手段10に対して
光ヘッド4を第2の区分情報132から第1の区分情報
131へ移送及びオントラックさせる指令を出力する。
図2の133は第2の区分情報132から第1の区分情
報131へアクセスしたときの概略の軌跡である。第1
の区分情報131にオントラックしたかどうかの判定は
トラッキング信号検出手段120により検出生成される
オントラック信号121により行う点は図1に示す本発
明の第1の実施例と同様である。選択記録制御手段20
6は、オントラック信号として”0”を受け取ったと
き、第1のディジタル情報102を記録する選択記録指
令205を出す。これにより、情報選択手段203は第
1のディジタル情報102を選択する。区間T22にお
いて、選択記録指令205の指示により時分割アドレス
制御手段118は第1のメモリ手段101からの第1の
ディジタル情報102の読み出しを開始するアドレス制
御指令119を第1の読み出しアドレス生成手段105
に対して出力する。第1のメモリ手段101から読み出
された第1のディジタル情報102は、誤り訂正用のパ
リティ付加及びEFM変調を施されて、記録手段107
により記録信号108が光ディスク1上の第1の区分情
報131に記録される。この場合、第1のメモリ手段1
01からのデータ読み出し速度はデータ書き込み速度よ
り大きいので第1のメモリ手段101のデータ量は図5
に示すように減少する。第1のメモリ手段101のデー
タ量は第1の書き込みアドレス104と第1の読み出し
アドレス106との差として求めることができる。第1
のメモリ手段101のデータ量が第1のしきい値151
以下となったとき、選択記録制御手段206は記録を停
止する指令を時分割アドレス制御手段118及び記録手
段204に送る。時分割アドレス制御手段118は第1
の読み出しアドレス106の生成を停止するアドレス制
御指令119を第1の読み出しアドレス生成手段105
に送る。これにより記録動作が終了し、第1の区分情報
131から第2の区分情報132へのアクセス動作に入
る。区間T23にて、選択記録制御手段206は、アク
セス制御手段に対して光ヘッド4を第1の区分情報13
1から第2の区分情報132へ移送及びオントラックさ
せる指令を出力する。図2の134は第1の区分情報1
31から第2の区分情報132へアクセスしたときの概
略の軌跡である。区間T24以降は区間T20〜T23
を繰り返す。
【0032】以上のように、本発明の第2の実施例によ
れば、単一の光ヘッドで、記録とアクセスを時分割で繰
り返しながら、連続的に入力される2入力のディジタル
音声情報を光ディスク上に記録することができる。
【0033】図6,図7に本発明の第3の実施例を示
す。本発明の第3の実施例は、本発明の第1の実施例に
加えて、第1の区分情報131と第2の区分情報132
との同期関係を示す同期情報をTOCに記録する場合で
ある。
【0034】図6は本発明の第3の実施例における記録
再生装置の構成を示す図、図7は本発明の第3の実施例
におけるTOCを示す図である。図6において、1,4
〜12は図14に示す従来例と同一である。また、99
〜106,108〜122は図1に示す本発明の第1の
実施例と同一である。301はTOC抽出手段、302
は再生TOC情報、303はTOC生成指令、304は
TOC生成手段、305は同期情報生成指令、306は
同期情報生成手段、307は記録TOC情報、308は
第1のディジタル情報102に誤り訂正用のパリティを
付加し、同期信号を付加し、EFM等の変調を施して記
録TOC情報307とともに記録信号108を生成する
記録再生手段である。図7において、351は区分情報
の区分番号、352は区分番号351を有する区分情報
の開始アドレス、353は対応区分情報であり区分情報
間の対応関係を示し、対応する区分情報の区分番号で示
される。354は対応区分情報353に記録されている
区分情報を基準とする区分情報351の位相差情報であ
り、例えば遅れ時間で与えられる。本発明の第3の実施
例は基本的には本発明の第1の実施例と同様な動作をす
るが、第2の区分情報132と第1の区分情報131と
の同期関係を示す情報すなわち対応区分情報353及び
位相差情報354の両方またはいずれか一方をTOC上
に記録する点が異なる。
【0035】以上のように構成された本実施例の第3の
ディスク記録再生装置について、図2,図6,図7を用
いて、以下にその動作について説明する。再生系におい
ては、光ヘッド4から再生された再生信号109は記録
再生手段308に入力され、復調され、誤り訂正が施さ
れる。記録再生手段308から出力された第2のディジ
タル情報110は第2の書き込みアドレス113により
第2のメモリ手段111に書き込まれ、第2の読み出し
アドレス115により読み出され、情報伸長手段116
により時間軸伸長され出力ディジタル信号11として出
力される。また、TOC抽出手段301により再生TO
C情報302が抽出されてTOC生成手段304及び記
録再生制御手段309に供給される。
【0036】また、記録系においては、第1の入力ディ
ジタル情報99は情報圧縮手段100により時間軸圧縮
され、第1の書き込みアドレス104により第1のメモ
リ手段101に書き込まれ、第1の読み出しアドレス1
06により第1のディジタル情報102として読み出さ
れる。そして、第1のディジタル情報102は記録再生
手段308により誤り訂正用のパリティを付加され、記
録TOC情報307とともに同期信号を付加され、EF
M等の変調を施されて記録信号108として出力され
る。同期情報生成手段306は同期情報生成指令305
に基づいて第1の区分情報131と第2の区分情報13
2との同期関係を示す同期情報を生成してTOC生成手
段304に供給する。TOC生成手段304は記録再生
制御手段309から与えられる記録再生指令122に基
づいて記録TOC情報307を生成して記録再生手段3
08に供給する。また、図1に示す本発明の第1の実施
例と同様に、スピンドル制御手段7は光ディスク1を略
一定の線速度で回転させる。また、光ヘッド1はアクセ
ス制御手段10から与えられるアクセス制御信号11に
よりトラック2上に移送及びオントラックされる。図7
において、第2の区分情報132は区分番号1h(h:
16進数)を有するものとし、第1の区分情報131は
区分番号10hを有するものとする。ここで、第1の区
分情報131を再生する場合には第2の区分情報132
を同時に再生するものとする。そこで、TOCの区分番
号10hの対応区分情報のエリアに1hを記録する。こ
うすることにより第1の区分情報131を再生する場合
には、TOCの対応区分情報353を参照し、区分番号
1hを知ることができ同時に再生することが可能とな
る。また更に、第1の区分情報131と第2の区分情報
132とを再生する場合に時間差を設定したい場合に
は、位相情報354のエリアに時間差を記録してやれば
よい。図7の場合では、位相差情報354として10h
が記録されており、物理単位を10ミリ秒とすると第2
の区分情報132に対して160ミリ秒の遅れで第1の
区分情報を再生してやればよい。
【0037】以上のように、本発明の第3の実施例によ
れば、単一の光ヘッドを用いて、記録と再生とアクセス
を時分割で繰り返しながら、連続的に入力されるディジ
タル音声情報を光ディスク上に記録すると同時に上記光
ディスク上から再生したディジタル音声情報を連続的に
出力することができ、さらに記録されるディジタル音声
情報と再生されるディジタル音声情報との間に同期情報
を設定することができる。
【0038】なお、本発明の第3の実施例においては、
記録及び再生を同時に行う場合について示したが、本発
明の第2の実施例に示すように連続的に与えられる2入
力のディジタル音声情報を同時に記録する場合において
も同様である。
【0039】図8,図9に本発明の第4の実施例を示
す。本発明の第4の実施例は、光ディスク上の2箇所に
記録された区分情報を時分割で再生して連続したディジ
タル情報として出力する場合である。光ディスク1は図
13と同一の構成であり、光ディスク1のトラックの構
成は図2に示す本発明の第1の実施例と同一である。ま
た、光ディスク1のセクタのアドレスは内周から昇べき
の順に付加されており、再生は上記セクタのアドレスに
従って行われるものとする。
【0040】図8は本発明の第4の実施例における再生
装置の構成を示す図、図9は本発明の第4の実施例にお
ける再生タイミングを示す図である。図8において、
1,4〜12は図14に示す従来例と同一である。ま
た、101,103〜106,109〜121は図1に
示す本発明の第1の実施例と同一である。401は選択
再生手段、402は第1のディジタル情報、403は第
1の出力ディジタル情報、404は第1のディジタル情
報402または第2のディジタル情報110のいずれを
再生するかを指示する選択再生指令、405は選択再生
制御手段である。
【0041】図9は本発明の第4の実施例における再生
のタイミングを示す図であり、再生において第1のメモ
リ手段101及び第2のメモリ手段111内のデータ量
がどのように変化するかを示している。図9では、第1
のディジタル情報402の各クラスタをDP10,DP
11,・・・とする。
【0042】以上のように構成された本実施例のディス
ク再生装置について、図2,図8,図9を用いて、以下
にその動作について説明する。光ヘッド4から図2に示
す第1の区分情報131または第2の区分情報132の
いずれかが再生される。そして、再生信号109は選択
再生手段401に入力され、復調され、誤り訂正が施さ
れ、第1のディジタル情報402または第2のディジタ
ル情報110が選択再生手段401から出力される。第
2のディジタル情報110は第2の書き込みアドレス1
13により第2のメモリ手段111に書き込まれ、第2
の読み出しアドレス115により読み出され、情報伸長
手段116により時間軸伸長され第2の出力ディジタル
信号117が出力される。第1のディジタル情報402
は第1の書き込みアドレス104により第1のメモリ手
段101に書き込まれ、第1の読み出しアドレス106
により読み出され、情報伸長手段116により時間軸伸
長され第1の出力ディジタル信号403が出力される。
また、図1に示す本発明の第1の実施例と同様に、スピ
ンドル制御手段7は光ディスク1を略一定の線速度で回
転させる。また、光ヘッド1はアクセス制御手段10か
ら与えられるアクセス制御信号11によりトラック2上
に移送及びオントラックされる。図9において、選択再
生指令404は”1”または”2”を指示しており、”
1”は第1のディジタル情報を選択して再生することを
意味し、”2”は第2のディジタル情報を選択して再生
することを意味している。
【0043】図9の区間T40において、選択再生指令
404は”2”を示しており、また、光ヘッド4は第2
の区分情報132を再生しているものとする。時分割ア
ドレス制御手段118は第1の書き込みアドレス生成手
段103に対して第1のメモリ手段101への第1のデ
ィジタル情報402の書き込みを停止するとともに、第
2の書き込みアドレス生成手段112に対して第2のメ
モリ手段111への第2のディジタル情報110を書き
込むアドレス制御指令119を出力する。選択再生指令
404の指示により、選択再生手段401は第2のディ
ジタル情報を選択するモードとなっているので、第2の
ディジタル情報110が出力されて第2のメモリ手段1
11に加えられる。この場合、第2のメモリ手段111
からのデータ読み出し速度はデータ書き込み速度より小
さいので第2のメモリ手段111のデータ量は図9に示
すように増加する。第2のメモリ手段111のデータ量
は第2の書き込みアドレス113と第2の読み出しアド
レス115との差として求めることができる。第2のメ
モリ手段111のデータ量が第2のしきい値152以上
となったとき、選択再生制御手段405は再生を停止す
る指令を時分割アドレス制御手段118及び選択再生手
段401に送る。時分割アドレス生成手段118は第2
の書き込みアドレス113の生成を停止する指令を第2
の書き込みアドレス生成手段112に送る。これにより
第2の再生ディジタル情報を再生する動作が終了し、第
2の区分情報132から第1の区分情報131へのアク
セス動作に入る。すなわち、図9の区間T41におい
て、選択再生制御手段405は、アクセス制御手段10
に対して光ヘッド4を第2の区分情報132から第1の
区分情報131へ移送及びオントラックさせる指令を出
力する。図2の133は第2の区分情報132から第1
の区分情報131へアクセスしたときの概略の軌跡であ
る。第1の区分情報131にオントラックしたかどうか
の判定はトラッキング信号検出手段120により検出生
成されるオントラック信号121により行う点は図1に
示す本発明の第1の実施例と同様である。選択再生制御
手段405は、オントラック信号として”0”を受け取
ったとき、第1のディジタル情報402を再生する選択
再生指令404を出す。区間T42において、選択再生
手段401は第1の区分情報131を再生して第1のデ
ィジタル情報402を出力する。また、選択再生指令4
04の指示により時分割アドレス制御手段118は第1
のメモリ手段101への第1のディジタル情報402の
書き込みを行うアドレス制御指令119を第1の書き込
みアドレス生成手段104に対して出力する。第1のデ
ィジタル情報402は第1のメモリ手段101に書き込
まれ、更に情報伸長手段116に加えられて時間軸伸長
されて第1の出力ディジタル情報403として出力され
る。この場合、第1のメモリ手段101からのデータ読
み出し速度はデータ書き込み速度より小さいので第1の
メモリ手段101のデータ量は図9に示すように増加す
る。第1のメモリ手段のデータ量は第1の書き込みアド
レス104と第1の読み出しアドレス106との差とし
て求めることができる。第1のメモリ手段101のデー
タ量が第1のしきい値152以上となったとき、選択再
生制御手段405は再生を停止する指令を時分割アドレ
ス制御手段118及び記録手段204に送る。時分割ア
ドレス生成手段118は第1の書き込みアドレス104
の生成を停止するアドレス制御指令119を第1の書き
込みアドレス生成手段103に送る。これにより再生動
作が終了し、第1の区分情報131から第2の区分情報
132へのアクセス動作に入る。区間T43において、
選択再生制御手段405は、アクセス制御手段10に対
して光ヘッド4を第1の区分情報131から第2の区分
情報132へ移送及びオントラックさせる指令を出力す
る。図2の134は第1の区分情報131から第2の区
分情報132へアクセスしたときの概略の軌跡である。
区間T44以降は区間T40〜T43を繰り返す。
【0044】以上のように、本発明の第4の実施例によ
れば、単一の光ヘッドを用いて、再生とアクセスを時分
割で繰り返しながら、光ディスク上の2箇所の領域に記
録されているディジタル情報を連続ディジタル情報とし
て再生することができる。
【0045】図10,図11に本発明の第5の実施例を
示す。本発明の第5の実施例は、本発明の第4の実施例
に加えて、第1の区分情報131と第2の区分情報13
2との同期関係を示す同期情報がTOCに記録されてい
る場合である。
【0046】図10は本発明の第5の実施例における再
生装置の構成を示す図、図11は本発明の第5の実施例
における再生タイミング図である。また、TOCの構成
は図7に示す本発明の第3の実施例と同様である。図1
0にて、1,4〜12は図14に示す従来例と同一であ
る。また、101,103〜106,109〜121は
図1に示す本発明の第1の実施例と同一、301,30
2は図6に示す本発明の第3の実施例と同一、402〜
404は図8に示す本発明の第4の実施例と同一であ
る。選択再生手段501は基本的には図8に示す本発明
の第4の実施例における選択再生手段401と同様であ
るがTOCを再生する機能が加わっている。502は図
7に示す同期情報すなわち対応区分情報353及び位相
差情報354を抽出する同期情報抽出手段、503は抽
出同期情報である。504は第2の出力ディジタル情報
117に遅延時間を与える遅延手段、505は遅延信
号、506は第3の出力ディジタル情報、507は選択
再生制御手段であり、基本的には図8に示す本発明の第
4の実施例に示す選択再生制御手段405と同一である
が、再生TOC情報302及び同期情報503から遅延
信号505を生成する機能が加わっている。
【0047】図11は本発明の第5の実施例における再
生のタイミングを示す図であり、再生において第1のメ
モリ手段101及び第2のメモリ手段111内のデータ
量がどのように変化するか、また、第2の出力ディジタ
ル情報に対して遅延がどのように加えられるかを示して
いる。図11では、第1の出力ディジタル情報117の
に対して付加される遅延時間を”dx”とする。
【0048】本発明の第5の実施例は基本的には本発明
の第4の実施例と同様な動作をするが、第2の区分情報
132と第1の区分情報131との対応関係及び同期情
報をTOC上から再生して同期再生する点が異なる。
【0049】以上のように構成された本実施例の第5の
ディスク再生装置について、図2,図10,図11を用
いて、以下にその動作について説明する。光ヘッド4か
ら図2に示す第1の区分情報131または第2の区分情
報132のいずれかが再生される。そして、再生信号1
09は選択再生手段401に入力され、復調され、誤り
訂正が施され、第1のディジタル情報402または第2
のディジタル情報110が選択再生手段501から出力
される。第2のディジタル情報110は第2の書き込み
アドレス113により第2のメモリ手段111に書き込
まれ、第2の読み出しアドレス115により読み出さ
れ、情報伸長手段116により時間軸伸長され第2の出
力ディジタル情報117が出力される。第1のディジタ
ル情報402は第1の書き込みアドレス104により第
1のメモリ手段101に書き込まれ、第1の読み出しア
ドレス106により読み出され、情報伸長手段116に
より時間軸伸長され第1の出力ディジタル情報403が
出力される。また、図1に示す本発明の第1の実施例と
同様に、スピンドル制御手段7は光ディスク1を略一定
の線速度で回転させる。また、光ヘッド4はアクセス制
御手段10から与えられるアクセス制御信号11により
トラック2上に移送及びオントラックされる。図11に
おいて、選択再生指令404は”1”または”2”を指
示しており、”1”は第1のディジタル情報を選択して
再生することを意味し、”2”は第2のディジタル情報
を選択して再生することを意味している。再生動作は基
本的には図8,図9に示す本発明の第4の実施例と同様
であるが、TOC情報から第2の区分情報132と第1
の区分情報131との対応関係及び同期情報を抽出して
同期再生する。すなわち、TOC抽出手段301により
再生TOC情報302が抽出されて選択再生制御手段5
07及び同期情報抽出手段502に加えられる。同期情
報抽出手段502はTOC情報302から図7に示す対
応区分情報353及び位相差情報354を抽出して抽出
同期情報503として選択再生制御手段507に供給す
る。選択再生制御手段507は対応区分情報353及び
位相差情報354を読み取る。図7において、第1の区
分情報では対応区分情報として”1h”、位相差情報と
して”10h”が記録されている。これにより、第1の
区分情報131と第2の区分情報132とは同期して再
生される情報であることが知られる。また、位相差情報
354が10であることから、物理単位を10ミリ秒と
すると160ミリ秒だけ、第2の区分情報132を第1
の区分情報131に対して遅らして再生すればよい。従
って、選択再生制御手段507は遅延手段504に対し
て160ミリ秒の遅延を指示する遅延信号505を送
る。その結果、第3の出力ディジタル情報506は第2
の出力ディジタル情報117を基準として図11に示す
ように”dx”としてこの場合160ミリ秒だけ遅延さ
れて出力される。
【0050】以上のように、本発明の第5の実施例によ
れば、単一の光ヘッドを用いて、再生とアクセスを時分
割で繰り返しながら、光ディスク上から再生したディジ
タル音声情報を連続的に出力することができ、さらに再
生されるディジタル音声情報間の同期情報に基づいて同
期再生することができる。
【0051】なお、本発明の第1〜第3の実施例におい
ては光変調を例として説明したが、光磁気効果を用いて
記録する場合も同様のことが成立する。この場合には、
記録時、記録信号108は図12に示すように光ヘッド
4ではなく磁気ヘッド701に加えられる点が異なる。
図12において、701は磁気ヘッド、702は磁気ヘ
ッド駆動手段、703は磁気ヘッド駆動信号である。ア
クセス制御手段10は光ヘッド4とともに磁気ヘッド7
01をトラック2に移送及びオントラックする。その他
は本発明の第1〜第3の実施例と同様である。一方、再
生時、光ディスク1からは光ヘッド4により光磁気効果
を利用して再生信号が読み取られる。その後の動作は、
本発明の第1,第3〜第5の実施例と同様である。
【0052】また、本発明の第1〜第5の実施例におい
ては、アドレスが内周から昇べきの順に付加され、内周
から記録されている場合について説明したが、外周から
記録する場合においても同様である。この場合、第1の
メモリ手段101の第1の書き込みアドレス104と第
1の読み出しアドレス106とのアドレス差と第1のし
きい値151との関係及び第2のメモリ手段111の第
2の書き込みアドレス113と第2の読み出しアドレス
115とのアドレス差と第2のしきい値152との関係
を逆にすれば、それ以外は本発明の第1〜第5の実施例
と同様である。
【0053】また、本発明の第1及び第3の実施例に示
す記録再生装置、本発明の第5の実施例に示す再生装置
は、デイジタル情報をピット形式で記憶した光ディスク
においても同様に成立する。
【0054】また、本発明の第1〜第5の実施例におい
てはディジタル音声情報を記録再生する場合について説
明したが、ディジタル映像情報を記録再生する場合、ま
た、ディジタル音声情報を再生しながらディジタル映像
情報を記録する場合、また、ディジタル映像情報を再生
しながらディジタル音声情報を記録する場合についても
同様に成立することはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の第1の実施例によれば、単一の光ヘッドを用いて、
光ディスク上に連続的に入力されるディジタル情報を記
録しつつ同時に別のディジタル情報を連続的に再生する
ことが可能である。例えば、再生専用領域からディジタ
ル映像情報を再生すると同時に、別の領域に上記ディジ
タル映像情報に伴うディジタル音声情報を記録すること
が可能となる。また、既記録の主音声を再生してモニタ
しながら効果音等の副音声を別トラックに記録すること
ができる。
【0056】また、本発明の第2の実施例によれば、単
一の光ヘッドを用いて、第1の連続入力ディジタル情報
を光ディスク上に記録しつつ第2の連続入力ディジタル
情報を記録することが可能である。例えば、同一入力の
ディジタル情報を2箇所に記録することにより2重記録
が可能となり高信頼性を実現できる。また、2チャンネ
ルの記録装置で2倍以上の多チャンネルを記録すること
が可能となる。
【0057】また、本発明の第3の実施例によれば、上
記第1または第2の実施例の効果に加えて第1のディジ
タル情報を含む第1の区分情報と第2のディジタル情報
を含む第2の区分情報との間の同期情報を設定すること
が可能である。例えば、再生専用領域に記録済みのディ
ジタル映像情報と、記録可能領域に記録され上記ディジ
タル映像情報に伴うディジタル音声情報との同期情報を
記録することが可能となる。
【0058】また、本発明の第4の実施例によれば、単
一の光ヘッドを用いて光ディスク上から第1のディジタ
ル情報を連続的に再生しつつ同時に第2のディジタル情
報を連続的に再生することが可能である。これによりデ
ィジタル映像と上記ディジタル映像情報に伴うディジタ
ル音声情報との同時再生が可能となる。また、主音声と
効果音との同時再生が可能となる。また、更に同時入力
でかつ別領域に記録したディジタル情報を2重再生して
信頼性の高い再生を実現することができる。
【0059】また、本発明の第5の実施例によれば、上
記第4の実施例の効果に加えて第1のディジタル情報に
よって構成される第1の区分情報と第2のディジタル情
報によって構成される第2の区分情報との間の同期情報
を上記光ディスク上の上記TOC領域から読み出して同
期再生することが可能である。また、第1のディジタル
情報と第2のディジタル情報とを自由に遅延して再生す
ることができるので、時間ずれの補正を容易に行うこと
できる。また、一方のディジタル情報の遅延時間を変化
させることにより特殊効果を容易に創出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスク記録再
生装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例におけるディスクのトラックの
構成を示す模式図
【図3】本発明の第1の実施例におけるディスク記録再
生装置の動作を示す記録タイミング図
【図4】本発明の第2の実施例におけるディスク記録装
置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2の実施例におけるディスク記録装
置の動作を示す記録タイミング図
【図6】本発明の第3の実施例におけるディスク記録再
生装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の実施例におけるTOCの構成を
示す模式図
【図8】本発明の第4の実施例におけるディスク再生装
置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第4の実施例におけるディスク再生装
置の動作を示す再生タイミング図
【図10】本発明の第5の実施例におけるディスク再生
装置の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第5の実施例におけるディスク再生
装置の動作を示す再生タイミング図
【図12】本発明の第1〜第3の実施例における別の構
成のヘッドを示すブロック図
【図13】従来のディスク上のトラック構成を示す模式
【図14】従来例のディスク記録再生装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
1 光ディスク 4 光ヘッド 101 第1のメモリ手段 103 第1の書き込みアドレス生成手段 105 第1の読み出しアドレス生成手段 111 第2のメモリ手段 113 第2の書き込みアドレス生成手段 115 第2の読み出しアドレス生成手段 118 時分割アドレス制御手段 123,309 記録再生制御手段 203 情報選択手段 206 選択記録制御手段 301 TOC抽出手段 304 TOC生成手段 306 同期情報生成手段 405,507 選択再生制御手段 502 同期情報抽出手段 701 磁気ヘッド 702 磁気ヘッド駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笠原 哲志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 善記 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 米倉 浩行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−234331(JP,A) 特開 平5−274792(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラルまたは同心円状のトラックを
    分割したセクタを有する光ディスクに光ヘッドを用いて
    ディジタル情報を記録再生する記録再生装置であって、 入力ディジタル情報を時間軸圧縮する情報圧縮手段と、 上記情報圧縮手段から出力される情報を記憶する第1の
    メモリ手段と、 上記第1のメモリ手段の書き込みアドレスを生成する第
    1の書き込みアドレス生成手段と、 アドレス制御指令に従って上記第1のメモリ手段の読み
    出しアドレスを生成する第1の読み出しアドレス生成手
    段と、 記録再生指令に従って記録時には上記第1のメモリ手段
    から読み出した第1のディジタル情報を上記光ディスク
    上に記録し、再生時には上記光ディスク上から第2のデ
    ィジタル情報を再生する記録再生手段と、 上記第2のディジタル情報を記憶する第2のメモリ手段
    と、 上記アドレス制御指令に従って上記第2のメモリ手段の
    書き込みアドレスを生成する第2の書き込みアドレス生
    成手段と、 上記第2のメモリ手段の読み出しアドレスを生成する第
    2の読み出しアドレス生成手段と、 上記第2のメモリ手段から出力される情報を時間軸伸長
    する情報伸長手段と、 上記記録再生指令に従って記録時には上記第1のメモリ
    手段から上記第1のディジタル情報を読み出すとともに
    上記第2のメモリ手段への上記第2のディジタル情報の
    書き込みを停止し、再生時には上記第1のメモリ手段か
    らの上記第1のディジタル情報の読み出しを停止すると
    もに上記第2のディジタル情報を上記第2のメモリ手段
    へ書き込む上記アドレス制御指令を生成する時分割アド
    レス制御手段と、 アクセス制御指令に従って上記光ヘッドを上記光ディス
    クの半径方向に移送させるとともにオントラックさせる
    アクセス制御手段と、第1のディジタル情報を含む第1の区分情報と第2のデ
    ィジタル情報を含む第2の区分情報との同期関係を指示
    する同期情報を生成する同期情報生成手段と、 上記第1
    の区分情報及び上記第2の区分情報各々の区分番号及び
    開始アドレスを記録するTOC領域を有する上記光ディ
    スク上の上記TOC領域に、上記同期情報を上記区分番
    号及び上記開始アドレスと対応させて記録する記録手段
    と、 記録または再生を指示する上記記録再生指令と上記
    アクセス制御指令とを出力する記録再生制御手段とを備
    えたディスク記録再生装置。
  2. 【請求項2】 スパイラルまたは同心円状のトラックを
    分割したセクタを有する光ディスクに光ヘッドを用いて
    ディジタル情報を記録する記録装置であって、 第1の入力ディジタル情報及び第2の入力ディジタル情
    報を時間軸圧縮する情報圧縮手段と、 上記情報圧縮手段から出力される第1のディジタル情報
    を記憶する第1のメモリ手段と、 上記第1のメモリ手段の書き込みアドレスを生成する第
    1の書き込みアドレス生成手段と、 アドレス制御指令に従って上記第1のメモリ手段の読み
    出しアドレスを生成する第1の読み出しアドレス生成手
    段と、 上記情報圧縮手段から出力される第2のディジタル情報
    を記憶する第2のメモリ手段と、 上記第2のメモリ手段の書き込みアドレスを生成する第
    2の書き込みアドレス生成手段と、 上記アドレス制御指令に従って上記第2のメモリ手段の
    読み出しアドレスを生成する第2の読み出しアドレス生
    成手段と、 選択記録指令に従って上記第1のメモリ手段から読み出
    される上記第1のディジタル情報と上記第2のメモリ手
    段から読み出される上記第2のディジタル情報とを選択
    して上記光ディスク上に記録する選択記録手段と、 上記選択記録指令に従って上記第1のディジタル情報を
    記録するときには上記第1のメモリ手段から上記第1の
    ディジタル情報を読み出すとともに上記第2のメモリ手
    段からの上記第2のディジタル情報の読み出しを停止
    し、上記第2のディジタル情報を記録するときには上記
    第2のメモリ手段から上記第2のディジタル情報を読み
    出すとともに上記第1のメモリ手段からの上記第1のデ
    ィジタル情報の読み出しを停止する上記アドレス制御指
    令を生成する時分割アドレス制御手段と、 アクセス制御指令に従って上記光ヘッドを上記光ディス
    クの半径方向に移送させるとともにオントラックさせる
    アクセス制御手段と、第1のディジタル情報を含む第1の区分情報と第2のデ
    ィジタ ル情報を含む第2の区分情報との同期関係を指
    示する同期情報を生成する同期情報生成手段と、 上記第1の区分情報及び上記第2の区分情報各々の区分
    番号及び開始アドレスを記録するTOC領域を有する上
    記光ディスク上の上記TOC領域に、上記同期情報を上
    記区分番号及び上記開始アドレスと対応させて記録する
    記録手段と、 上記選択記録指令と上記アクセス制御指令とを出力する
    選択記録制御手段とを備えたディスク記録装置。
  3. 【請求項3】 スパイラルまたは同心円状のトラックを
    分割したセクタを有する光ディスクから光ヘッドを用い
    てディジタル情報を再生する再生装置であって、 選択再生指令に従って上記光ディスク上から第1のディ
    ジタル情報または第2のディジタル情報のいずれかを再
    生する選択再生手段と、 上記第1のディジタル情報を記憶する第1のメモリ手段
    と、 アドレス制御指令に従って上記第1のメモリ手段の書き
    込みアドレスを生成する第1の書き込みアドレス生成手
    段と、 上記第1のメモリ手段の読み出しアドレスを生成する第
    1の読み出しアドレス生成手段と、 上記第1のメモリ手段から出力される情報を時間軸伸長
    する情報伸長手段と、 上記第2のディジタル情報を記憶する第2のメモリ手段
    と、 上記アドレス制御指令に従って上記第2のメモリ手段の
    書き込みアドレスを生成する第2の書き込みアドレス生
    成手段と、 上記第2のメモリ手段の読み出しアドレスを生成する第
    2の読み出しアドレス生成手段と、 上記第2のメモリ手段から出力される情報を時間軸伸長
    する情報伸長手段と、 上記再生指令に従って上記第1のディジタル情報を再生
    するときには上記第1のメモリ手段へ上記第1のディジ
    タル情報を書き込むとともに上記第2のメモリ手段への
    上記第2のディジタル情報の書き込みを停止し、上記第
    2のディジタル情報を再生するときには上記第2のメモ
    リ手段へ上記第2のディジタル情報を書き込むとともに
    上記第1のメモリ手段への上記第1のディジタル情報の
    書き込みを停止する上記アドレス制御指令を生成する時
    分割アドレス制御手段と、 アクセス制御指令に従って上記光ヘッドを上記光ディス
    クの半径方向に移送させるとともにオントラックさせる
    アクセス制御手段と、第1のディジタル情報を含む第1の区分情報と第2のデ
    ィジタル情報を含む第2の区分情報との同期関係を指示
    する同期情報を上記光ディスク上の上記TOC領域から
    抽出する同期情報抽出手段と、 上記第1の区分情報と上記第2の区分情報とを上記同期
    情報に基づいて同期再生する手段と、 上記選択再生指令と上記アクセス制御指令とを出力する
    選択再生制御手段とを備えたディスク再生装置。
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