JPH06103651B2 - 高周波変成器 - Google Patents

高周波変成器

Info

Publication number
JPH06103651B2
JPH06103651B2 JP63142109A JP14210988A JPH06103651B2 JP H06103651 B2 JPH06103651 B2 JP H06103651B2 JP 63142109 A JP63142109 A JP 63142109A JP 14210988 A JP14210988 A JP 14210988A JP H06103651 B2 JPH06103651 B2 JP H06103651B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil lead
coil
terminal
board mounting
frequency transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63142109A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01310519A (ja
Inventor
慎一 守本
武 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63142109A priority Critical patent/JPH06103651B2/ja
Publication of JPH01310519A publication Critical patent/JPH01310519A/ja
Publication of JPH06103651B2 publication Critical patent/JPH06103651B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種電子機器に利用される面実装用の高周波変
成器に関するものである。
従来の技術 従来この種の高周波変成器は、例えば、第6図のような
構造になっていた。複数本の基板取付用端子1を端子板
2にインサート成形し、可変インダクタとするため、端
子板2の上部にボビン4を設け、このボビン4にはコイ
ル3が巻かれ、そのコイルリード7は基板取付用端子1
に巻付けられ、ボビン4の上部には、回転可能に配設さ
れたキャップ型コア5が被せてあり、その全体をシール
ドケース6で覆うようになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、基板に取付ける際
に、コイルリード7を半田付した端子1を再度半田付し
なければならず、その熱でコイルリード7の半田付部分
が溶け、コイルリード7が端子1から外れ、導通しなく
なるなどの問題があった。
そこで、本発明は、基板取付用端子を半田付してもコイ
ルリードの巻付けに影響のない高周波変成器を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 そして、上記課題を解決する本発明の高周波変成器は、
端子をインサート成形して基板取付用端子を設けてなる
端子板の側面に凹欠部を設け、その凹欠部内に基板取付
用端子と電気的に導通されるコイルのリード巻付部を設
け、この端子板上にコイルを巻回したボビンを取付け、
このコイルのコイルリードをリード巻付部に接続し、上
記コイルにキャップ型コアを被せるとともにその全体に
シールドケースを被せる構成としたものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。すなわ
ち、端子板の側面に凹欠部を設け、その凹欠部内にコイ
ルのリード巻付部を設けることにより、底面積を増やさ
ずに基板取付用端子とコイルリード巻付部を分離し、基
板への半田付の際にコイルリード巻付部に直接熱が加わ
ることがなく、キャップ型コアによってコイルリードを
断線させないようにするものである。
実施例 以下、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明する。
第1図,第2図は、本発明の実施例によるもので、第1
図は本発明による端子板の斜視図、第2図はその端子板
を用いた高周波変成器の完成品の一部断面斜視図であ
る。
第1図および第2図において、基板取付用端子とリード
巻付部を分離することを目的として、基板取付用端子11
aとこの基板取付用端子11aと電気的に導通されるコイル
リード巻付部13aが端子板12にインサート成形されてい
る。
また、コイルリード巻付部13aは、端子板12の側面の凹
欠部20内に突出するように設けられ、さらにキャップ型
コア15によるコイルリード18の押し切り断線の防止を目
的として、キャップ型コア15の内径より内側でコイルリ
ード18を引き出せるようにボビン14の外周の下部にコイ
ルリード引き出し部13cが設けられている。この構成に
より、ボビン14より引き出されたコイルリード18はコイ
ルリード引き出し部13cを経てコイルリード巻付部13aに
導かれるので、コイルリード18はボビン14から下向きに
向かうため外側に広がることがなくボビン14に深くキャ
ップ型コア15やシールドケース16が被せられてもこのキ
ャップ型コア15による押し切り断線を防止することがで
きる。
さらに、従来品と同数の端子を得ることを目的として、
端子板12の基板取付用端子11aのある側面の一方には基
板取付用端子11bを、反対側の側面の凹欠部20には、コ
イルリード巻付部13bがインサート成形されており、そ
れぞれの基板取付用端子11a,11bとコイルリード巻付部1
3a,13bは、第3図に示すように端子板12の内部で電気的
に導通を持っている。
第2図に示すように、端子板12の上部にボビン14が設け
られ、ボビン14にはコイル17が巻かれ、そのコイルリー
ド18はコイルリード引き出し部13cに引掛けられて引き
出され、コイルリード巻付部13aに巻付けられている。
ボビン14の上部にインダクタンス可変用に回転可能に配
設されたキャップ型コア15を被せ、その全体をシールド
ケース16で覆うようになっている。
また、端子板12の上部の磁気構造にこだわらず、例え
ば、第4図に示すように、ツバ付ボビン14aにコイル17
を巻回し、ネジ型コア19でインダクタンスを可変させる
タイプの可変インダクタ等、様々なコイル製品の端子板
として応用できる。
そして、コイルリード巻付部13は、第5図に示すように
基板取付用端子11がない面の側面でなくてもよく、同一
の面に凹欠部20を設けてコイルリード巻付部13を設けて
もよく、要は、基板取付用端子11とコイルリード巻付部
13が分離できればよいのであり、これを他の実施例とす
ることもできる。
発明の効果 以上のように本発明は、端子板の側部に凹欠部を設け、
この凹欠部内にコイルリード巻付部を設けて基板への取
付時に実装面積を増やさず、しかも半田付時に、コイル
リード巻付部に直接熱が加わることがなく、コイルリー
ドがコイルリード巻付部から外れるといったことがなく
なり、信頼性の大幅な向上が図れることになる。また、
キャップ型コアやシールドケースの内径より内側でコイ
ルリードの引き出しが行えるため、ボビンより引き出さ
れたコイルリードがキャップ型コアやシールドケースに
より押し切り断線されることもなく安全性の向上が図れ
ることになる。
さらに、従来品では基板取付用端子に直接コイルリード
が巻付けられていたため、基板のソリが発生すると、直
接コイルリードが引っ張られ、断線などが発生していた
が、本発明によれば基板取付用端子とコイルリード巻付
部は分離されているため、基板のソリによる断線をなく
すことができる。
また、基板取付用端子を切り離さず、フープ状態のまま
でもコイルリード巻付部が分離されているため、巻配線
が可能であり生産の合理化、効率化を図ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の高周波変成器の一実施例の端子板の斜
視図、第2図は本発明の端子板を用いた高周波変成器の
完成品の一部断面斜視図、第3図は本発明の一実施例の
端子板の上面図、第4図および第5図はそれぞれ本発明
の応用例を示した高周波変成器の完成品そして他の実施
例の斜視図、第6図は従来の端子板を用いた高周波変成
器の完成品の一部断面斜視図である。 11a,11b……基板取付用端子、12……端子板、13a,13b…
…コイルリード巻付部、13c……コイルリード引き出し
部、14……ボビン、15……キャップ型コア、16……シー
ルドケース、14a……ツバ付ボビン、17……コイル、18
……コイルリード、19……ネジ型コア、20……凹欠部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端子をインサート成形して基板取付用端子
    を設けてなる端子板の側面に凹欠部を設け、その凹欠部
    内に基板取付用端子と電気的に導通されるコイルリード
    巻付部を設け、この端子板上にコイルを巻回したボビン
    を取付け、このコイルのコイルリードをコイルリード巻
    付部に接続し、上記コイルにキャップ型コアを被せると
    ともにその全体にシールドケースを被せてなる高周波変
    成器。
  2. 【請求項2】コイルリード巻付部として、コイルリード
    を巻付ける巻付部とコイルリードをボビンの下方に引き
    出してガイドする引き出し部を設けた請求項1記載の高
    周波変成器。
  3. 【請求項3】基板取付用端子のある側面の一方には基板
    取付用端子を増設し、もう一方の反対側の側面に凹欠部
    を設け、その凹欠部内に増設した基板取付用端子と電気
    的に導通のあるコイルリード巻付部を設け、基板取付端
    子とコイルリード巻付部を分離しつつ、且つ多数個所へ
    の配線を可能とした請求項1記載の高周波変成器。
JP63142109A 1988-06-09 1988-06-09 高周波変成器 Expired - Fee Related JPH06103651B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63142109A JPH06103651B2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 高周波変成器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63142109A JPH06103651B2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 高周波変成器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01310519A JPH01310519A (ja) 1989-12-14
JPH06103651B2 true JPH06103651B2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=15307630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63142109A Expired - Fee Related JPH06103651B2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 高周波変成器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06103651B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0499808U (ja) * 1991-02-06 1992-08-28
JPH058914U (ja) * 1991-07-16 1993-02-05 テイーデイーケイ株式会社 コイル部品
DE4235314A1 (de) * 1992-10-20 1994-04-21 Siemens Ag Bauelement mit Übertragerfunktion zur Bestückung von Leiterplatten
US10446309B2 (en) * 2016-04-20 2019-10-15 Vishay Dale Electronics, Llc Shielded inductor and method of manufacturing

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6218004Y2 (ja) * 1979-07-26 1987-05-09
JPS625618A (ja) * 1985-07-02 1987-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd チツプ・インダクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01310519A (ja) 1989-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0210705A (ja) 線輪部品
JPH06103651B2 (ja) 高周波変成器
JP3382590B2 (ja) コイルボビン
JPH0410723B2 (ja)
JPS60106112A (ja) 小型トランス
US5203077A (en) Method for mounting large discrete electronic components
JP3027697B2 (ja) 高周波コイル
JPS6390811A (ja) ケ−ス付小形巻線部品
JPS6123307A (ja) 電気巻線部品におけるピン状端子
JPH01318220A (ja) トロイダルコイルの製造方法
JPH0513236A (ja) コイル実装電子部品基板とその製造方法
JPH0514492Y2 (ja)
JPH0831644A (ja) 面実装型電極直付けインダクタ
JPH0449764B2 (ja)
JPH03218610A (ja) 高周波変成器
JPS6112649Y2 (ja)
US7659803B2 (en) Transformer with fixed pins
JPS6247101A (ja) チツプコイル
JPH03196605A (ja) チップコイル
JPH0536548A (ja) 電子部品
JPH0441621Y2 (ja)
JPS6028773A (ja) フライバツクトランスの製造方法
JPH0521850Y2 (ja)
JPH0610653Y2 (ja) 端子構造
JPS60260115A (ja) 変成器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees