JPH06103178A - 端末群監視装置 - Google Patents

端末群監視装置

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JPH06103178A
JPH06103178A JP25155792A JP25155792A JPH06103178A JP H06103178 A JPH06103178 A JP H06103178A JP 25155792 A JP25155792 A JP 25155792A JP 25155792 A JP25155792 A JP 25155792A JP H06103178 A JPH06103178 A JP H06103178A
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JP
Japan
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terminal
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terminals
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pos
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Application number
JP25155792A
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English (en)
Inventor
Ryoji Nakajima
良司 中島
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06103178A publication Critical patent/JPH06103178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要業務の実行開始に先立ち短時間で不応答
端末を検知できるようにして、不応答端末発生時には必
要業務の実行開始前に応答機能回復のための処置作業を
行えるようにする。 【構成】 所定の起動指示信号の入力に応動して監視対
象の端末に当該端末の状態が変化せずかつ処理負荷の小
さい応答を要求する。そして応答要求した端末からの応
答受信を待機し、タイマによって計時される所定時間内
に応答を受信できた端末を正常と判定し、受信できなか
った端末を異常と判定して、判定結果を表示または印字
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流通小売業でのPOS
(販売時点情報管理)システム等に利用される端末群監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】POSシステムは、ホストコンピュータ
等からなるストアコントローラに通信回線を介して複数
台のPOS端末を接続して構成される。また、各POS
端末を複数のグループに区分してグループ毎にファイル
プロセッサを設置し、このファイルプロセッサにグルー
プ内のPOS端末をインラインで接続するとともに、前
記ストアコントローラに通信回線を介して各グループの
ファイルプロセッサを接続したものもある。
【0003】このようなPOSシステムにおいて、スト
アコントローラは各POS端末に対してデータ設定業
務,精算業務等を適時行うように構成されている。
【0004】例えば1日の営業が終了し、キーボードの
キー操作等により精算業務の開始が指令されると、スト
アコントローラは回線接続された各POS端末に売上デ
ータの収集を要求する。各POS端末では登録業務によ
り登録された各商品の売上データが記憶部に集計記憶さ
れており、ストアコントローラからの収集要求を受信す
ると、記憶部内の売上集計データを回線を通じてストア
コントローラに送信するようにプログラムされている。
そこで、各POSターミナルからの売上集計データを収
集したストアコントローラは、その売上集計データを加
工した後ハードディスク装置等に保存しかつ記録紙にプ
リントアウトする。しかる後、売上集計データを収集し
たPOS端末に記憶部のクリアを要求して精算業務を終
了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回線か
ら切断されていたり電源未投入のPOS端末はストアコ
ントローラからのデータ収集要求に応答できないにもか
かわらず、従来は応答不能な端末にもストアコントロー
ラは売上データの収集要求を行い、所定時間以内に応答
がないと不応答端末として報知する構成であった。
【0006】このため、ストアコントローラのオペレー
タは、精算業務等の必要業務を実際に開始してからでな
いと不応答端末を検知できず、不応答端末を検知した場
合には応答機能回復のための処置作業に入り、回復後に
再度業務を開始しなければならず、不応答端末発生時に
は必要業務の処理時間が長くかかる欠点があった。
【0007】そこで本発明は、必要業務の実行開始に先
立ち短時間で不応答端末を検知でき、従って、不応答端
末発生時には必要業務の実行開始前に応答機能回復のた
めの処置作業を行うことができ、必要業務の処理効率向
上を図り得る端末群監視装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信路を介し
て接続された複数台の端末の状態を集中監視する端末群
監視装置において、所定の起動指示信号の入力に応動し
て監視対象の端末に当該端末の状態が変化せずかつ処理
負荷の小さい応答を要求する応答要求手段と、この応答
要求手段により応答要求した端末からの応答を受信する
応答受信手段と、応答要求手段による応答要求が行われ
てからの経過時間を計測する計時手段と、この計時手段
によって計時される所定時間内に応答受信手段により応
答を受信できた端末を正常と判定し、受信できなかった
端末を異常と判定する端末状態判定手段と、この判定手
段による判定結果を出力する結果出力手段とを備えたも
のである。
【0009】そして、応答要求手段は、各端末の状態を
示すステータス情報を端末別に記憶するステータス記憶
手段と、この記憶手段により記憶されたステータス情報
に従い監視調査が必要な端末を抽出する端末抽出手段と
を備え、この抽出手段により抽出した端末を監視対象と
して、所定の起動指示信号の入力に応動して応答を要求
するように構成することが望ましい。
【0010】また、結果出力手段を表示手段とし、応答
要求手段により応答要求が行われた時点でその監視対象
の端末を識別する情報を表示出力し、応答受信手段によ
り端末からの応答を受信する毎に該当端末の識別情報表
示を変更するようにすると好都合である。
【0011】
【作用】このような構成の本発明装置であれば、入力装
置の操作等により所定の起動指示信号が入力されると、
監視対象の端末に当該端末の状態が変化せずかつ処理負
荷の小さい応答が要求され、かつ各端末からの応答受信
待機状態になる。このとき、計時手段により応答要求が
行われてからの経過時間が計測される。そして、この計
時手段によって計時される所定時間内に応答を受信でき
た端末は正常と判定され、受信できなかった端末は異常
と判定されて、判定結果が出力される。
【0012】本発明装置から各端末に要求される応答は
処理負荷が小さいものなので、短時間で正常端末と異常
端末(不応答端末)とが判定される。
【0013】従って、必要業務の実行開始に先立ち本発
明装置を稼働させることによって短時間で不応答端末の
有無を確認することができ、不応答端末を検知した場合
には即座に応答機能回復のための処置作業に入り、回復
後に必要業務の実行を開始できるので、必要業務の処理
効率向上を図り得る。
【0014】そして、応答要求手段としてステータス記
憶手段と端末抽出手段とを設けることにより、監視調査
が必要な端末のみに応答要求がなされるので、正常端末
と異常端末との判別までに要する時間がより短縮され
る。
【0015】また、結果出力手段を表示手段とし、応答
要求手段により応答要求が行われた時点でその監視対象
の端末を識別する情報を表示出力し、応答受信手段によ
り端末からの応答を受信する毎に該当端末の識別情報表
示を変更するようにすると、正常端末を応答があった時
点で順次確認できるようになり、異常端末への対応をよ
り迅速に行えるようになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。なお、この実施例では本発明の端末群監視
装置を図1に示すPOSシステムのストアコントローラ
1に適用した場合について述べる。
【0017】このPOSシステムは、ホストコンピュー
タ等によって構成されるストアコントローラ1に、通信
回線2を介して複数台のファイルプロセッサ3a,3b
を接続し、さらに各ファイルプロセッサ3a,3bに、
それぞれ通信回線4a,4bを介して複数台のPOS端
末5a,5b,5c,5d,5e,5fを接続して構成
される。
【0018】各POS端末5a,5b,5c,5d,5
e,5fは、それぞれ商品登録機能を有し、登録された
商品の販売データを自己の合計器メモリに累積処理する
もので、それぞれ異なる端末番号[TMNo.100
1],[TMNo.2002],[TMNo.300
3],[TMNo.8006],[TMNo.800
8],[TMNo.9011]が予め割り付けられてい
る。
【0019】各ファイルプロセッサ2a,2bは、それ
ぞれ通信回線4a,4bを介して接続された複数台のP
OS端末5a,5b,5c及び5d,5e,5fを集中
管理するもので、それぞれ異なるファイルプロセッサ番
号[FPNo.1],[FPNo.2]が予め割り付け
られている。
【0020】ストアコントローラ1は、前記各POS端
末5a,5b,5c,5d,5e,5f及び各ファイル
プロセッサ2a,2bを集中管理するもので、CPU
(中央処理装置),ROM(リード・オンリ・メモ
リ),RAM(ランダム・アクセス・メモリ)等で構成
される主制御部10を有する。
【0021】また、ストアコントローラ1は、CRTデ
ィスプレイ等の表示装置11、キーボード等の入力装置
12、サーマルプリンタ等の印字装置13を備えてお
り、これらと前記主制御部10とを入出力機器インタフ
ェース14を介して接続している。
【0022】さらに、ストアコントローラ1は、時間を
計測する計時手段としてのタイマ15、各種データファ
イルが形成されるハードディスク装置16、前記通信回
線2を通じて行われるデータ通信を制御する通信制御部
17、前記各POS端末5a,5b,5c,5d,5
e,5fの電源オン、オフを強制的に遠隔制御するRP
C(リモート・パワー・コントロール)機構18を有す
る。これらは前記主制御部10によって制御される。
【0023】前記ハードディスク装置16には、特に図
2に示すターミナルマスタファイル61と、図3に示す
一時記憶ファイル62と、図4に示す各種名称ファイル
63とが形成される。
【0024】上記ターミナルマスタファイル61は、図
2に示すように各POS端末の端末番号[TMNo.x
xxx]に対応して、そのPOS端末の上位機種となる
ファイルプロセッサのファイルプロセッサ番号[FPN
o.x]と、そのPOS端末の設置場所を示す設置場所
コード[nnnn]と、そのPOS端末に近い内線電話
の電話番号[zzzx]とを予め設定記憶するととも
に、そのPOS端末の状態を示す2種類のステータス情
報A,Bを記録するエリア(ステータス情報記憶手段)
を備えたものである。
【0025】なお、図2において端末番号[TMNo.
1002]のPOS端末(5gとする)は図1に示され
ていないが、このPOS端末5gは必要に応じてファイ
ルプロセッサ3a側の通信回線4aに接続して使用する
端末とする。
【0026】上記一時記憶ファイル62は、図3に示す
ように、端末番号、ファイルプロセッサ番号、設置場所
コード、内線電話の電話番号、1種類のステータス情報
A,B及び実行結果データ(“OK”or“NG”)を
1レコードとして複数レコードを記録できるエリアを備
えたものである。
【0027】上記各種名称ファイル63は、図4に示す
ように、前記設置場所コードに対応して設置場所名称を
予め設定記憶する設置場所名称ファイル63aと、前記
ステータス情報A,Bに対応してステータス名称を予め
設定記憶するステータス名称ファイル63bとからな
る。
【0028】ここで、ステータス“1”の「クリア済」
は、POS端末が精算業務を終了し自己の合計器メモリ
をクリアした後の状態であることを示す。ステータス
“2”の「未開局」は、POS端末が通信回線4aまた
は4bに接続されたが開局宣言がなされる前の状態であ
ることを示す。ステータス“3”の「開局済」は、PO
S端末が通信回線4aまたは4bに接続されかつ開局宣
言がなされた後の状態であることを示す。ステータス
“5”の「登録済」は、開局宣言を行ったPOS端末が
登録業務を開始した後の状態であることを示す。ステー
タス“6”の「精算中」は、登録業務を開始したPOS
端末が精算業務を開始した後の状態であることを示す。
ステータス“7”の「精算後」は、精算業務を開始した
POS端末がその精算業務を終了した後の状態であるこ
とを示す。ステータス“0”の「未接続」は、POS端
末が通信回線4aまたは4bに接続されていない状態で
あることを示す。
【0029】前記各POS端末5a〜5gは、それぞれ
自己の状態を示すステータス情報“1“〜“7”を適時
ストアコントローラ1からの要求により応答できるよう
になっており、ストアコントローラ1の主制御部10
は、各POSターミナル5a〜5gからステータス情報
を通信制御部17を介して受信する毎に前記ターミナル
マスタファイル61のステータス情報A,Bを更新する
ようにプログラム制御されている。
【0030】また、上記主制御部10は、特に図5に示
す端末群監視処理を実行するようにプログラム制御され
ている。
【0031】以下、この端末群監視処理を前記図1〜図
5と、図6,図7に示す表示装置11への画面表示例
と、図8に示す印字装置13による印字出力例を参照し
て具体的に説明する。
【0032】まず、この端末群監視処理は、入力装置1
2の入力操作によって起動指示信号が入力されることに
より開始する。すなわち、主制御部10は、ステップS
T1で起動指示信号の入力を検知すると、ST2として
RPC機構18を制御して当該システムに組込まれた全
POS端末5a,5b,5c,5d,5e,5fの電源
を強制的にオンする。
【0033】次に、主制御部10は、ST3としてター
ミナルマスタファイル61を検索して開局履歴のあるP
OS端末のレコード(端末番号,ファイルプロセッサ番
号,設置場所コード,内線電話の電話番号,2種類のス
テータス情報A,B)を抽出して一時記憶ファイル62
に登録する(端末抽出手段)。
【0034】ここで、前記ターミナルマスタファイル6
1の各データが図2に示す内容であるとすると、端末番
号[TMNo.1001],[TMNo.2002],
[TMNo.3003],[TMNo.8006],
[TMNo.8008]の各POS端末5a,5b,5
c,5d,5eはいずれもステータス情報A=“3”で
開局済みであるので該当レコードが抽出され、一時記憶
ファイル62に登録される。
【0035】これに対し、端末番号[TMNo.100
2]のPOS端末5gはステータス情報A=“0”で未
接続であり、かつ端末番号[TMNo.9011]のP
OS端末5fはステータス情報A=“1”でクリア済み
であり、いずれも開局履歴がないので、該当レコードは
抽出されない。
【0036】この結果、一時記憶ファイル62のデータ
内容は図3に示す通りとなる(実行結果データはクリア
されている)。
【0037】次に、主制御部10は、ST4として上記
一時記憶ファイル62の端末番号エリアに登録された全
端末番号を開局履歴のあるPOS端末のリストデータと
して図6(a)に示すようなフォーマットで表示装置1
1に画面表示させる。
【0038】次に、主制御部10は、ST5として上記
一時記憶ファイル62のレコードが登録された全POS
端末に通信制御部17を制御してステータス情報の応答
を要求する(応答要求手段)。このステータス情報の応
答は、当該端末の状態が変化せずかつ処理負荷の小さい
応答であり、処理時間は非常に短いものである。
【0039】また、主制御部10は、ST5で応答要求
を行うと同時に、ST6としてタイマ15の計時動作を
スタートさせる。このタイマ15は、予め設定された時
間(全端末にステータス情報の要求を行ってから全端末
からの応答を正常に受信するのに充分な時間)を計測す
るとタイムアウトする構成になっている。
【0040】次に、主制御部10は、ST7として通信
制御部17を監視して応答要求を行ったPOS端末から
の応答有無を判断し(応答受信手段)、応答無しの場合
にはST8として前記タイマ15がタイムアウトしてい
るか否かを調べる。そして、タイムアウトしていない場
合にはST7に戻り、応答有無を判断する。
【0041】ST7でPOS端末からのステータス情報
の応答受信を確認した場合には、ST9として前記一時
記憶ファイル62の応答が有ったPOS端末のレコード
の実行結果データエリアに正常を示すデータ“OK”を
セットする(端末状態判定手段)。また、図6(b)の
[TMNo.1001]に示すように表示装置11に表
示された当該POS端末の端末番号を白黒反転表示させ
てまだ応答がないPOS端末の端末番号と区別する。
【0042】しかる後、ST10として一時記憶ファイ
ル62の実行結果データエリアの内容に基づいて応答要
求を行った全POS端末から応答が有ったか否かを判断
し、無応答のPOS端末が残っている場合にはST7に
戻る。
【0043】ST10にて応答要求を行った全POS端
末から応答が有ったことを確認すると、ST11として
表示装置11に応答要求を行った全POS端末が正常で
あることを示すメッセージ(例えば「全端末正常」)を
表示させる(結果出力手段)。その後、ST12として
RPC機構18を制御して当該システムに組込まれた全
POS端末5a,5b,5c,5d,5e,5fの強制
電源オン状態を解除して、この処理を終了する。
【0044】ST10にて応答要求を行った全POS端
末のうち無応答のPOS端末が存在し、かつST8にて
タイマ15のタイムアウトを検知した場合には、ST1
3として前記一時記憶ファイル62の応答が無かったP
OS端末のレコードの実行結果データエリアに異常を示
すデータ“NG”をセットする(端末状態判定手段)。
【0045】ここで、端末番号[TMNo.3003]
のPOS端末5cと端末番号[TMNo.8006]の
POS端末5dとから応答がなかった場合、一時記憶フ
ァイル62のデータ内容は図3に示すようになる。
【0046】次に、主制御部10は、ST14として表
示装置11の画面表示を一旦クリアした後、前記一時記
憶ファイル62から実行結果データが“NG”のレコー
ドを全て抽出し、無応答のPOS端末のリストデータと
して図7に示すようなフォーマットで表示装置11に画
面表示させる(結果出力手段)。なお、図7は一時記憶
ファイル62のデータ内容が図3に示した場合の画面表
示例である。
【0047】次に、主制御部10は、ST15として入
力装置12を介して無応答端末リストの印字出力指示が
行われたか否かを判断する。そして、行われていない場
合にはST12に進み、RPC機構18により各POS
端末の強制電源オン状態を解除して、この処理を終了す
る。
【0048】ST15にて無応答端末リストの印字出力
指示を確認した場合、主制御部10は、前記一時記憶フ
ァイル62から実行結果データが“NG”のレコードを
全て抽出し、そのレコード中の設置場所コードを前記設
置場所名称ファイル63aを参照して該当する設置場所
名称文字データに変換し、かつ当該レコード中のステー
タス情報を前記ステタース名称ファイル63bを参照し
て該当するステータス名称文字データに変換して、印字
装置13により図8に示す印字フォーマットで無応答端
末リストを記録紙71に印字出力する(結果出力手
段)。その後、ST12に進み、RPC機構18により
各POS端末の強制電源オン状態を解除して、この処理
を終了する。
【0049】このように構成された本実施例において
は、本実施例のPOSシステムを導入している店舗にお
いて例えば1日の営業が終了し、ストアコントローラ1
のオペレータが各POS端末での売上データを集計する
べく精算業務を実行する場合、その業務の実行開始に先
立ちオペレータは入力装置12を操作して端末群監視処
理の起動指示を行う。
【0050】そうすると、ターミナルマスタファイル6
1によってレコード管理されている全POS端末5a〜
5gのうち、当日に開局履歴のあるPOS端末のレコー
ドが抽出される。そして、その全抽出レコードが一時記
憶ファイル62に登録されるとともに、表示装置11に
開局履歴のある全POS端末の端末番号が一覧表示され
る。
【0051】次いで、その開局履歴のある全POS端末
にステータス情報の応答を要求する通信業務が開始され
る。そして、タイマ15によって計時される所定時間内
に応答要求を行った全POS端末からステータス情報の
応答があった場合には、表示装置11に開局履歴のある
全POS端末が正常に応答してきた旨のメッセージが表
示される。
【0052】この結果、オペレータは開局履歴のある全
POS端末、つまりは精算業務において必要な全POS
端末が正常に稼働していることを確認するので、精算業
務に入る。この場合、必要なPOS端末から売上データ
を確実に収集でき、短時間で精算業務を終了できるの
で、処理効率を大幅に向上できる。
【0053】また、通信回線の断線や電源コードの断線
等に起因して、所定時間内に応答がなかったPOS端末
が存在する場合には、表示装置11にその無応答端末の
リストデータが自動的に画面表示される。また、この無
応答端末のリストデータはオペレータの意思によって印
字装置13により記録紙にプリントアウトすることもで
きる。
【0054】この場合、オペレータは無応答端末の応答
機能を回復させるための処置作業を速やかに実行し、応
答機能を回復できたならば精算業務に入ることになる。
このように、応答不能な異常端末が存在する場合におい
ても精算業務を開始する前にその異常を確認して取り除
くことができるので、やはり短時間で精算業務を終了で
き、処理効率の大幅な向上を図り得る。
【0055】しかも、応答要求するデータはステータス
情報であり、監視対象の端末の状態が変化せず、かつ処
理負荷の小さい応答を要求しているので、端末群監視処
理に要する時間は短く、またストアコントローラ1の負
荷も軽いので、システムの負担にはならない。
【0056】また、本実施例ではターミナルマスタファ
イル61に各POS端末の設置場所コード及び内線番号
の電話番号を予め設定しており、かつ設置場所名称ファ
イル63aを用意して設置場所名称の文字データも予め
設定している。そして、無応答端末のリストデータを表
示または印字出力する際にその設置場所コードまたは設
置場所名称と内線電話の電話番号とを出力するように構
成されている。
【0057】従って、オペレータは無応答端末の設置場
所及び内線番号の電話番号を直ぐに把握できるので、応
答回復のための処置作業を速やかに行える利点がある。
【0058】さらに本実施例では、応答要求中において
応答が有ったPOS端末の端末番号表示を白黒反転表示
させて、まだ応答がないPOS端末の端末番号と区別し
ている。従って、オペレータは応答要求中においてまだ
応答がないPOS端末がどれかを容易に確認できるの
で、応答回復のための処置作業に入る準備を早めに行え
る利点がある。
【0059】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではない。例えば、前記実施例ではターミナルマスタ
ファイル61のステータス情報に基づいて応答要求を行
う端末を抽出したが、当該ターミナルマスタファイル6
1にて管理されている全端末に応答要求を行うようにし
てもよい。この場合、精算業務等では不要なPOS端末
にも応答要求がなされるので、端末群監視処理に要する
時間は前記実施例に比べて長くかかるが、必要業務の処
理効率は従来に比べて大幅に向上されるのはいうまでも
ないことである。
【0060】また、前記実施例では応答があった端末の
端末番号を白黒反転表示させることによりまだ応答がな
い端末の端末番号と区別するようにしたが、区別する方
法は白黒反転表示に限定されるものではなく、例えば点
滅表示や拡大表示等であってもよい。また、応答があっ
た端末の端末番号を消去してまだ応答がない端末の端末
番号のみを表示させる方法も考えられる。
【0061】また、前記実施例では端末の設置情報とし
て設置場所と内線電話の電話番号を示したがこれに限定
されるものではなく、例えば設置者の情報等を付加して
もよい。
【0062】また、前記実施例ではストアコントローラ
と各POS端末との間にファイルプロセッサが介在した
POSシステムに本発明を適用した場合を示したが、フ
ァイルプロセッサが省略されたPOSシステムのストア
コントローラにも本発明を適用できる。この他、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは
勿論である。
【0063】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、必
要業務の実行開始に先立ち短時間で不応答端末を検知で
き、従って、不応答端末発生時には必要業務の実行開始
前に応答機能回復のための処置作業を行うことができ、
必要業務の処理効率向上を図り得る端末群監視装置を提
供できる。
【0064】また、請求項2対応の発明であれば、監視
調査が必要な端末のみを抽出して応答要求がなされるの
で、端末群監視業務の処理時間を高速化できる効果を奏
し得る。
【0065】さらに、請求項3対応の発明であれば、正
常な端末を応答があった時点で順次確認できるので、異
常端末への対応をより迅速に行える効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の要部構成を示すブロック
図。
【図2】 図1に示すターミナルマスタファイルの概要
を示す図。
【図3】 図1に示す一時記憶ファイルの概要を示す
図。
【図4】 図1に示す各種名称ファイルの概要を示す
図。
【図5】 図1に示す主記憶部が実行する端末群監視処
理を示す流れ図。
【図6】 図5に示す処理中の画面表示例を示す平面
図。
【図7】 図5に示す処理中の無応答端末リストデータ
の画面表示例を示す平面図。
【図8】 図5に示す処理中の無応答端末リストデータ
の印字出力例を示す平面図。
【符号の説明】
1…ストアコントローラ、 5a〜5g…POS端末、 10…主制御部、 11…表示装置、 12…入力装置、 13…印字装置、 15…タイマ、 17…通信制御部、 18…RPC機構、 61…ターミナルマスタファイル、 62…一時記憶ファイル、 63a…設置場所名称ファイル、 63b…ステータス名称ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/00 E 8426−5K 3/22 Z 8426−5K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信路を介して接続された複数台の端末
    の状態を集中監視する端末群監視装置において、 所定の起動指示信号の入力に応動して監視対象の端末に
    当該端末の状態が変化せずかつ処理負荷の小さい応答を
    要求する応答要求手段と、 この応答要求手段により応答要求した端末からの応答を
    受信する応答受信手段と、 前記応答要求手段による応答要求が行われてからの経過
    時間を計測する計時手段と、 この計時手段によって計時される所定時間内に前記応答
    受信手段により応答を受信できた端末を正常と判定し、
    受信できなかった端末を異常と判定する端末状態判定手
    段と、 この判定手段による判定結果を出力する結果出力手段
    と、を具備したことを特徴とする端末群監視装置。
  2. 【請求項2】 前記応答要求手段は、前記各端末の状態
    を示すステータス情報を端末別に記憶するステータス記
    憶手段と、この記憶手段により記憶されたステータス情
    報に従い監視調査が必要な端末を抽出する端末抽出手段
    とを備え、この抽出手段により抽出した端末を監視対象
    として、所定の起動指示信号の入力に応動して応答を要
    求することを特徴とする請求項1記載の端末群監視装
    置。
  3. 【請求項3】 前記結果出力手段は、表示手段であり、
    前記応答要求手段により応答要求が行われた時点でその
    監視対象の端末を識別する情報を表示出力し、前記応答
    受信手段により端末からの応答を受信する毎に該当端末
    の識別情報表示を変更することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の端末群監視装置。
JP25155792A 1992-09-21 1992-09-21 端末群監視装置 Pending JPH06103178A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08123747A (ja) * 1994-10-20 1996-05-17 Fujitsu Ltd 施設管理システムにおける分散処理方式
JP2016149025A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 東芝テック株式会社 サーバ、プログラムおよび情報処理装置

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JPH08123747A (ja) * 1994-10-20 1996-05-17 Fujitsu Ltd 施設管理システムにおける分散処理方式
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