JPH06102941B2 - 遠隔制御システム - Google Patents
遠隔制御システムInfo
- Publication number
- JPH06102941B2 JPH06102941B2 JP28367486A JP28367486A JPH06102941B2 JP H06102941 B2 JPH06102941 B2 JP H06102941B2 JP 28367486 A JP28367486 A JP 28367486A JP 28367486 A JP28367486 A JP 28367486A JP H06102941 B2 JPH06102941 B2 JP H06102941B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- receiver
- transmitter
- dedicated code
- code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両における遠隔制御システム特にその専用
コードの記憶に関する。
コードの記憶に関する。
自動車のドアロックを外部から遠隔制御できるキーレス
エントリシステムでは、車体側に受信機を設け、これと
対をなす送信機をイグニッションキーと一体化する試み
がなされている。このシステムでは送信機から発信した
専用コードが受信機側のコードと一致すれば、ドアのロ
ック/アンロックをキーを用いずに制御できる。勿論、
キーをドアシリンダに挿入して回転させればドアのロッ
ク/アンロックを機械的に制御できる機能も備えている
ので、キー紛失などによって新しくキーを作る場合は両
機能を一致させなければならない。このため、数1000種
類のキー番号(形状)の管理の他に専用コードの管理も
必要となる。
エントリシステムでは、車体側に受信機を設け、これと
対をなす送信機をイグニッションキーと一体化する試み
がなされている。このシステムでは送信機から発信した
専用コードが受信機側のコードと一致すれば、ドアのロ
ック/アンロックをキーを用いずに制御できる。勿論、
キーをドアシリンダに挿入して回転させればドアのロッ
ク/アンロックを機械的に制御できる機能も備えている
ので、キー紛失などによって新しくキーを作る場合は両
機能を一致させなければならない。このため、数1000種
類のキー番号(形状)の管理の他に専用コードの管理も
必要となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕 従来のキーレスエントリシステムでは専用コードの設定
(記憶)にROM(読出し専用メモリ)やコードカートリ
ッジ等を使用しているので、送信機を紛失したら新たな
送信機の専用コードを既設の受信機の専用コードと一致
させるように設定し直すか、或いは送受共に新しい専用
コードのものに交換する必要があり、いずれもコスト高
となる。加えて、送信機一体型のキーを紛失するとキー
番号も一致させなければならないので、管理が大変であ
る。
(記憶)にROM(読出し専用メモリ)やコードカートリ
ッジ等を使用しているので、送信機を紛失したら新たな
送信機の専用コードを既設の受信機の専用コードと一致
させるように設定し直すか、或いは送受共に新しい専用
コードのものに交換する必要があり、いずれもコスト高
となる。加えて、送信機一体型のキーを紛失するとキー
番号も一致させなければならないので、管理が大変であ
る。
本発明は、キーとシリンダが一致したら受信機側のメモ
リに送信機側の専用コードを書込む構成として、上記の
問題点を解決しようとするものである。
リに送信機側の専用コードを書込む構成として、上記の
問題点を解決しようとするものである。
本発明は、車体側に負荷制御用の無線受信機を設け、可
搬型の無線送信機から発信した専用コードが該受信機側
の記憶器に記憶されている専用コードと一致したとき該
受信機の制御出力で車体側の負荷を制御する遠隔制御シ
ステムにおいて、該記憶器を書替え可能なメモリで構成
すると共に、該車体側のキーシリンダに適合するキーを
操作したときキー一致信号を出力する検知器を設け、更
に該送信機と該受信機に専用コード書込み用の外部端子
を設け、これらの端子間が接続され、且つ該キー一致信
号が生じたときに該送信機側の専用コードを該記憶器に
書込むことを特徴とするものである。
搬型の無線送信機から発信した専用コードが該受信機側
の記憶器に記憶されている専用コードと一致したとき該
受信機の制御出力で車体側の負荷を制御する遠隔制御シ
ステムにおいて、該記憶器を書替え可能なメモリで構成
すると共に、該車体側のキーシリンダに適合するキーを
操作したときキー一致信号を出力する検知器を設け、更
に該送信機と該受信機に専用コード書込み用の外部端子
を設け、これらの端子間が接続され、且つ該キー一致信
号が生じたときに該送信機側の専用コードを該記憶器に
書込むことを特徴とするものである。
キーが車体側のシリンダに適合したら、車体側の受信機
の専用コードは送信機の専用コードと一致させてよいの
で、後者の専用コードで受信機側の専用コード記憶器を
書替えれば、専用コードの不一致は自動的に解消され
る。従って、キーを紛失してもシリンダに適合するキー
だけを求めればよいので、管理が簡単で安価になる。
の専用コードは送信機の専用コードと一致させてよいの
で、後者の専用コードで受信機側の専用コード記憶器を
書替えれば、専用コードの不一致は自動的に解消され
る。従って、キーを紛失してもシリンダに適合するキー
だけを求めればよいので、管理が簡単で安価になる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すブロック
図と機構図である。これらの図において、1は送信機、
2は受信機、3はイグニッションキー、4はイグニッシ
ョン部のシリンダである。送信機1は、ROMまたはデュ
アルインパッケージ型スイッチ(DIP SW)による専用コ
ード発生器11と、その専用コードを変調する送信部12
と、送信アンテナ13とを備える。この送信機1をキー3
に内蔵させるときは、キー3の歯形部31を送信アンテナ
13に兼用できる。
図と機構図である。これらの図において、1は送信機、
2は受信機、3はイグニッションキー、4はイグニッシ
ョン部のシリンダである。送信機1は、ROMまたはデュ
アルインパッケージ型スイッチ(DIP SW)による専用コ
ード発生器11と、その専用コードを変調する送信部12
と、送信アンテナ13とを備える。この送信機1をキー3
に内蔵させるときは、キー3の歯形部31を送信アンテナ
13に兼用できる。
受信機2は受信アンテナ21、受信部22、コード識別器2
3、専用コード記憶器24を備える。このうち記憶器24は
バッテリでバックアップされたRAM(ランダムアクセス
メモリ)である。また受信アンテナ21はラジオ用のアン
テナを兼用し、或いは波長によっては車体そのものを使
用できる。シリンダ4は中央部にキー3の歯形部31を挿
入して回転させる鍵穴41を有し、回転位置はOFF(オ
フ)、ACC(アクセサリ)、IG(イグニッション)、ST
(スタータ)に区分されている。
3、専用コード記憶器24を備える。このうち記憶器24は
バッテリでバックアップされたRAM(ランダムアクセス
メモリ)である。また受信アンテナ21はラジオ用のアン
テナを兼用し、或いは波長によっては車体そのものを使
用できる。シリンダ4は中央部にキー3の歯形部31を挿
入して回転させる鍵穴41を有し、回転位置はOFF(オ
フ)、ACC(アクセサリ)、IG(イグニッション)、ST
(スタータ)に区分されている。
送信機1には2つの外部端子15,16があり、受信機2は
4つの外部端子25〜28がある。送信機1の端子15,16は
キー3の表面に露出し、また受信機2の端子25,26はシ
リンダ4の表面に露出する。後者の端子25,26は円弧状
で、本例ではACC位置からST位置まで延びている。これ
らの端子15,25間および端子16,26間はキー3をシリンダ
4の鍵穴41に挿入してACC,IG,ST位置に回したとき接触
する。
4つの外部端子25〜28がある。送信機1の端子15,16は
キー3の表面に露出し、また受信機2の端子25,26はシ
リンダ4の表面に露出する。後者の端子25,26は円弧状
で、本例ではACC位置からST位置まで延びている。これ
らの端子15,25間および端子16,26間はキー3をシリンダ
4の鍵穴41に挿入してACC,IG,ST位置に回したとき接触
する。
送信機1の端子15は専用コード発生器11から送信側の専
用コードをシリアルに出力できる端子である。これに対
し受信機2の端子25は外部からの専用コードを記憶器24
にシリアルに入力できる端子である。従って、端子15,2
5を直結すると送信側の専用コードを受信側の記憶器24
に書込むことができる。但し、このためには受信側のコ
ード要求が端子26,16を介して送信側に伝わっている必
要がある。このコード要求は端子28からキー一致信号を
受けたときだけ記憶器24から送出される。キー一致信号
はキー3とシリンダ4が適合したことを検出した信号で
あり、第2図の例ではACC,IG,STの各電源供給信号を使
用できる。例えばACCラインを端子28に接続しておけば
よい。
用コードをシリアルに出力できる端子である。これに対
し受信機2の端子25は外部からの専用コードを記憶器24
にシリアルに入力できる端子である。従って、端子15,2
5を直結すると送信側の専用コードを受信側の記憶器24
に書込むことができる。但し、このためには受信側のコ
ード要求が端子26,16を介して送信側に伝わっている必
要がある。このコード要求は端子28からキー一致信号を
受けたときだけ記憶器24から送出される。キー一致信号
はキー3とシリンダ4が適合したことを検出した信号で
あり、第2図の例ではACC,IG,STの各電源供給信号を使
用できる。例えばACCラインを端子28に接続しておけば
よい。
上述した手順で記憶器24に送信側と同じ専用コードが書
込まれると、以後送信機1の送信スイッチ(図示せず)
を押して電波を送出し、これにより送信された専用コー
ドがコード識別器23で記憶器24のコードと一致したと
き、端子27に制御出力が出る。この制御出力は例えばド
アのロック/アンロックを制御する電磁ソレノイドの駆
動信号である。
込まれると、以後送信機1の送信スイッチ(図示せず)
を押して電波を送出し、これにより送信された専用コー
ドがコード識別器23で記憶器24のコードと一致したと
き、端子27に制御出力が出る。この制御出力は例えばド
アのロック/アンロックを制御する電磁ソレノイドの駆
動信号である。
シリンダ4はドアシリンダでもよい。この場合のキー一
致信号はドアのロック/アンロックを検出するスイッチ
の信号を利用できる。またキー3と送信機1が分離され
ている場合には、例えばダッシュボードの定位置に送信
機1を差し込んだとき(例えば充電時)、その端子15,1
6が受信機2の端子25,26と接触するようにしてもよい。
この場合は、別途キー3をシリンダ4に差し込んで回転
させたとき、キー一致信号が記憶器24に入力すればよ
い。
致信号はドアのロック/アンロックを検出するスイッチ
の信号を利用できる。またキー3と送信機1が分離され
ている場合には、例えばダッシュボードの定位置に送信
機1を差し込んだとき(例えば充電時)、その端子15,1
6が受信機2の端子25,26と接触するようにしてもよい。
この場合は、別途キー3をシリンダ4に差し込んで回転
させたとき、キー一致信号が記憶器24に入力すればよ
い。
以上述べたように本発明によれば、可搬型の送信機によ
って車両側の負荷を制御する遠隔制御システムにおい
て、送受の専用コードを簡単に一致させることができる
ので、送信機の紛失等に際し便利である。しかも、キー
がシリンダと一致しなければ専用コードを変更できない
ので、他人による悪用は防止できる。また、キーがシリ
ンダと一致しかつ書き込み用の外部端子間が接続されて
はじめて専用コードを接触式で書き換えるため、他の送
信機による誤った書換えが行われる恐れはない。
って車両側の負荷を制御する遠隔制御システムにおい
て、送受の専用コードを簡単に一致させることができる
ので、送信機の紛失等に際し便利である。しかも、キー
がシリンダと一致しなければ専用コードを変更できない
ので、他人による悪用は防止できる。また、キーがシリ
ンダと一致しかつ書き込み用の外部端子間が接続されて
はじめて専用コードを接触式で書き換えるため、他の送
信機による誤った書換えが行われる恐れはない。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すブロック
図および機構図である。 図中、1は送信機、11は専用コード発生器、12は送信
部、15,16はコード書込み用端子、2は受信機、22は受
信部、23はコード識別器、24は専用コード記憶器、25,2
6はコード書込み用端子、27は制御出力用端子、28はキ
ー一致信号入力端子、3はキー、4はシリンダ、41は鍵
穴である。
図および機構図である。 図中、1は送信機、11は専用コード発生器、12は送信
部、15,16はコード書込み用端子、2は受信機、22は受
信部、23はコード識別器、24は専用コード記憶器、25,2
6はコード書込み用端子、27は制御出力用端子、28はキ
ー一致信号入力端子、3はキー、4はシリンダ、41は鍵
穴である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊豫田 紀文 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−80872(JP,A) 特開 昭61−78973(JP,A) 特開 昭61−75185(JP,A) 特開 昭61−84757(JP,A) 実開 昭60−137067(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】車体側に負荷制御用の無線受信機を設け、
可搬型の無線送信機から発信した専用コードが該受信機
側の記憶器に記憶されている専用コードと一致したとき
該受信機の制御出力で車体側の負荷を制御する遠隔制御
システムにおいて、該記憶器を書替え可能なメモリで構
成すると共に、該車体側のキーシリンダに適合するキー
を操作したときキー一致信号を出力する検知器を設け、
更に該送信機と該受信機に専用コード書込み用の外部端
子を設け、これらの端子間が接続され、且つ該キー一致
信号が生じたときに該送信機側の専用コードを該記憶器
に書込むことを特徴とする遠隔制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28367486A JPH06102941B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 遠隔制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28367486A JPH06102941B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 遠隔制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63138082A JPS63138082A (ja) | 1988-06-10 |
JPH06102941B2 true JPH06102941B2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=17668594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28367486A Expired - Lifetime JPH06102941B2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 | 遠隔制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06102941B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525417B2 (ja) * | 1987-07-21 | 1996-08-21 | 株式会社アルファ | 電子錠装置 |
JPH0257911U (ja) * | 1988-10-22 | 1990-04-26 | ||
JPH0257912U (ja) * | 1988-10-22 | 1990-04-26 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5980872A (ja) * | 1982-10-28 | 1984-05-10 | アイシン精機株式会社 | 車上電磁ドアロツク装置 |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP28367486A patent/JPH06102941B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63138082A (ja) | 1988-06-10 |
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