JPH0610293U - 荷役車両のシートパレット押出し装置 - Google Patents

荷役車両のシートパレット押出し装置

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JPH0610293U
JPH0610293U JP4886692U JP4886692U JPH0610293U JP H0610293 U JPH0610293 U JP H0610293U JP 4886692 U JP4886692 U JP 4886692U JP 4886692 U JP4886692 U JP 4886692U JP H0610293 U JPH0610293 U JP H0610293U
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JP
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sheet pallet
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face plate
sheet
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英樹 尾畑
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Abstract

(57)【要約】 【目的】シートパレット押出し装置において、プラテン
やフックの損傷を回避し、シートパレットの押し出しを
確実に行えるようにする 【構成】フェイスプレート8の下端に設けられる係合部
20を一対のプラテン4間に配置し、該係合部20を、
下方に向かって伸縮するシリンダロッド22をもつ係合
シリンダ21と、シリンダロッド22の下端に取付けら
れ、先端がプラテン4のシートパレット載置面と下面と
の間に延出するフック26とで構成する。係合部20が
フェイスプレート8とともに前進するときに、プラテン
4上のシートパレットSの端部とフック26が確実に当
接し、シートパレットSはプラテン4上から押し出され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、荷役車両にアタッチメントとして装備されるシートパレット押出し 装置に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の荷役車両のシートパレット押出し装置として図4に示すものが知られて いる。このプッシュプル装置では、図示しない荷役車両のマストに沿って昇降す るリフトブラケット1に、フィンガバー2を介して左右一対のホルダ3が掛吊さ れている。これらホルダ3の下端には、前方向に伸びるプラテン4が固着され、 ホルダ3の上方にはリテーナシリンダ5を介して昇降フレーム6が取付けられて いる。この昇降フレーム6には、パンタグラフ7を介してフェイスプレート8が プッシュプルシリンダ9の伸縮により前後動自在に装備されている。また、昇降 フレーム6の下端にはプラテン4と対面するリテーナ10が固着されている。フ ェイスプレート8の下端にはプラテン4側に伸びるジョウ11が固定され、フェ イスプレート8とジョウ11との間にはジョウ11とともにシートパレットS( 図5参照)の端部を挟持するグリッパ12が図示しないグリッパシリンダを介し て昇降可能に取付けられている。そして、ジョウ11の後端には、シートパレッ トSを引っ掛けるフック13がブラケット14を介して揺動自在に取付けられて いるとともに、そのフック13の中央にはローラ15が設けられている。
【0003】 このシートパレット押出し装置によって、シートパレットS上に載置された例 えば袋詰めされた荷物WをシートパレットSごと積み込む作業を行う場合には、 荷物Wが載置されたシートパレットSの前まで荷役車両を前進させ、場合によっ てはリフトブラケット1を上昇させ、そのプラテン4をシートパレットSの端部 の前に位置させる。しかる後、プッシュプルシリンダ9を伸ばすことによりフェ イスプレート8を前進させ、ジョウ11をシートパレットSの端部に挿入させる 。そして、グリッパシリンダを伸ばすことによりグリッパ12を下降させ、ジョ ウ11とグリッパ12とでシートパレットSの端部を挟持する(図5(a)参照 )。その後、プッシュプルシリンダ9を縮めることによりフェイスプレート8を 後退させて、荷物WをシートパレットSごとプラテン4上に引摺り込む。
【0004】 そして、荷物WをシートパレットSごと降ろす作業を行う場合は、上記と逆の 作業を行う。 また、プラテン4上のシートパレットSから荷物Wのみを降ろす作業を行う場 合は、リテーナシリンダ5を伸ばすことによりリテーナ10を上昇させると同時 に、グリッパシリンダを縮めることによりグリッパ12を上昇させ(図5(b) 参照)、ジョウ11とグリッパ12との間にあるシートパレットSをリテーナ1 0の下方へ入り込ませる。その後、リテーナシリンダ5を縮めることによりシー トパレットSの端部をリテーナ10とプラテン4とで挟持する。その後、プッシ ュプルシリンダ9を伸ばすことによりフェイスプレート8を前進させ、シートパ レットSをプラテン4上に残したまま荷物Wのみを押出す。
【0005】 そして、プラテン4上に残されたシートパレットSを降ろす場合には、プッシ ュプルシリンダ9を縮めることによりフェイスプレート8を最後端まで後退させ た後(図5(d)参照)、リテーナシリンダ5を伸ばして昇降フレーム6を上昇 させることによりフック13をシートパレットSに係合させる(図5(e)参照 )。その状態で、プッシュプルシリンダ9を伸ばしてフェイスプレート8ととも にフック13を前進させることにより、シートパレットSを押し出してプラテン 4上から降ろす。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来のシートパレット押出し装置は、シートパレット Sを引っ掛けるフック13がプラテン4上に配設されており、シートパレットを 押し出す際にフック13の先端がプラテン4上を摺動する。そのため、プラテン 4のシートパレット載置面が損傷したり、逆にフック13先端の引掛部が摩耗し てシートパレットと係合しなくなるという問題がある。また、シートパレットS の端部が長期の使用により変形していたり、あるいはプラテン4と密着状態とな っているときには、フック13先端の引掛部がシートパレットの端部と係合する ことなく通過してしまい、シートパレットを確実に押し出すことができないとい う問題もある。
【0007】 本考案は上記問題に鑑み案出されたものであり、プラテンやフックの損傷を回 避し、シート−パレットの押し出しを確実に行えるようにすることを解決すべき 課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するため、係合部は、一対のプラテン間に配設され、 かつ先端が前記プラテンのシートパレット載置面を越えて延出動可能に設けられ たフックを有するという新規な構成を採用している。
【0009】
【作用】
本考案のシートパレット押出し装置にあっては、一対のプラテン間に配設され た係合部のフックの先端が、プラテンのシートパレット載置面を越えて延出する 。これにより、係合部がフェイスプレートとともに前進するときに、プラテン上 のシートパレットの端部とフックが確実に当接し、シートパレットはプラテン上 から押し出される。また、係合部のフックとプラテンとは干渉しないので、両者 に損傷が発生する恐れはない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。なお、本実施例のシートパレ ット押出し装置は、係合部を除く他の基本的構成が図4に示す従来のものと同様 のものであるため、他の構成については共通する部材の符号を援用して詳しい説 明を省略する。
【0011】 本実施例のシートパレット押出し装置では、図1に示すように、フェイスプレ ート8の後面の下方中央に係合部20が設けられており、該係合部20はホルダ 3の下端に固着された一対のプラテン4の間に位置している。この係合部20は 、図2に示すように、下方に向かって伸縮するシリンダロッド22をもつ係合シ リンダ21を備えている。この係合シリンダ21は、上端がフェイスプレート8 に設けられたブラケット23にピン24a及びスナップリング24bにより固定 されるとともに、下端部がボルト25aによりフェイスプレート8に固定された 取付ブラケット25によって保持されている。
【0012】 そして、シリンダロッド22の下端には、下方に延出する帯板状のフック26 がピン27a及びスナップリング27bにより取付けられている。このフック2 6は、後方側へやや湾曲変形しており、その先端部の前面には上下両側に段差部 をもつ係合凹部26aが形成されている。また、このフック26は、シリンダロ ッド22が伸びたときに、プラテン4のシートパレット載置面と下面との間にそ の先端が位置するように設定されている。
【0013】 以上のように構成されたシートパレット押出し装置において、前記のように荷 物WをシートパレットSごとプラテン4上に積み込んだ後、フェイスプレート8 を前進させて荷物Wのみを降ろすと、シートパレットSがプラテン4上に残され る。このシートパレットSをプラテン4上から降ろす場合には、プッシュプルシ リンダ9を縮めることによりフェイスプレート8を最後端まで後退させる(図3 (a)参照)。そして、リテーナシリンダ5を伸ばして昇降フレーム6とともに リテーナ10を上昇させると同時に、係合シリンダ21のシリンダロッド22を 伸ばすことによりフック26の先端をプラテン4のシートパレット載置面と下面 との間に位置させる(図3(b)参照)。その状態で、プッシュプルシリンダ9 を伸ばしてフェイスプレート8とともにフック26を前進させることにより、フ ック26の係合凹部26aがシートパレットSの端部と係合し(図3(c)参照 )、シートパレットSはプラテン4上から押し出される。
【0014】 以上のように、本実施例のシートパレット押出し装置によれば、プラテン4の シートパレット載置面と下面との間に先端が延出するフック26によってプラテ ン4上のシートパレットSを押し出すように構成されているため、シートパレッ トSの押し出しを確実に行うことができる。 また、フック26の先端部の前面には、上下両側に段差部をもつ係合凹部26 aが形成されているため、シートパレットSの端縁がいずれかの段差部に当接す ることによってシートパレットSを係合凹部26aに確実に係合させることがで き、これによりシートパレットSの押し出しを一層確実に行うことができる。
【0015】 そして、フック26はプラテン4と摺動など干渉しないように配置されている ため、両者に損傷が発生するのを回避することができ、これによりシートパレッ トSの良好な押し出しを維持できる。 なお、上記実施例におけるフック26は、一本の帯板状に形成されてシートパ レットSの端部の1箇所に係合するように構成されているが、例えば先端を二股 状に分岐させて形成しシートパレットSの端部の2箇所に係合するように構成す ることができる。このようにすることによって、押し出されるときのシートパレ ットSの安定性が向上する。
【0016】
【考案の効果】
本考案のシートパレット押出し装置によれば、係合部は、一対のプラテン間に 配設され、かつ先端が前記プラテンのシートパレット載置面を越えて延出動可能 に設けられたフックを有するため、プラテン上のシートパレットの端部とフック が確実に当接し、これによりシートパレットの押し出しを確実に行うことができ る。また、フックはプラテンと干渉しないので、両者に損傷が発生するのを回避 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るシートパレット押出し装置の要部
を示す斜視図である。
【図2】実施例に係るシートパレット押出し装置の係合
部の斜視図である。
【図3】(a)〜(c)実施例に係るシートパレット押
出し装置の作動状態を示す説明図である。
【図4】従来のシートパレット押出し装置の側面図であ
る。
【図5】(a)〜(e)従来のシートパレット押出し装
置の作動状態を示す説明図である。
【符号の説明】
3…ホルダ 4…プラテン 6…昇降フレーム
7…パンタグラフ 8…フェイスプレート 20…係合部 21…係合
シリンダ 26…フック 26a…係合凹部 S…シートパレ
ット W…荷物

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷役車両のマストに昇降自在に取付けら
    れるホルダと、該ホルダの下端に固着され前方向に伸び
    る左右一対のプラテンと、前記ホルダの上方に昇降自在
    に取付けられた昇降フレームと、該昇降フレームにパン
    タグラフを介して前後動自在に取付けられたフェイスプ
    レートと、該フェイスプレートの下端に取付けられ、前
    記フェイスプレートの前進に伴い前記プラテン上に載置
    されたシートパレットと係合して前方へ押し出す係合部
    とを備えた荷役車両のシートパレット押出し装置におい
    て、 前記係合部は、前記一対のプラテン間に配設され、かつ
    先端が前記プラテンのシートパレット載置面を越えて延
    出動可能に設けられたフックを有することを特徴とする
    荷役車両のシートパレット押出し装置。
JP4886692U 1992-07-13 1992-07-13 荷役車両のシートパレット押出し装置 Expired - Lifetime JP2539930Y2 (ja)

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JPH0610293U true JPH0610293U (ja) 1994-02-08
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