JPS63189398A - フォークリフトトラックキャリッジ上に取付けるための押し引き装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の背景） 本発明はフォークリフトトラック荷重押し装置及び押し
引き装置（以後一括して゛押し引き”と称する）に関す
るものである。更に詳細には本発明は、かかる装置が荷
重を支持するためにリフトトラックの標準フォークを使
えるようになし、またフォークを押し引き装置と一緒に
リフトトラックキャリジに対して着脱自在となし、押し
引き装置の完全な引込み状態において押し引き装置の過
度の前方突出を必要としないようになす改良に関するも
のである。

従来のフォークリフトトラック押し引きユニットは数種
の異なった種類に分かれる。１つの種類にはプルディの
米国特許第３，６４０，４１４号に示されたもののよう
な標準押し引き取付具、又は３０Ｇと４５Ｃの名称を付
された米国オレゴン州ポートランドのカスケード・コー
ポレーション類の取付具、又はアンダーソン・クレイト
ン・カンパニーのロング・リサーチ・マニュファクチュ
アリング・ディビジボン製の取付具がある。これらのす
べてはフレームと、押し板と、水平回動か又は垂直回動
の何れかができるパンタグラフ型リンクからなる前記フ
レームと板間に延在する押し引きリンク機構を含む押し
引き組立体をもつ。またこれらの装置の各々は異なった
型式の特別目的の荷重支持部材を着脱自在に取付けるた
めそのフレーム底に横断部材をもつ。それらはフレーム
底に取付られるため、荷重支持部材は押し引き組立体と
一緒にリフトトラックキャリジに対して着脱及び側方移
動が可能である。しかしこのような標準の押し引きユニ
ットの費用は比較的高い。その理由の一部は、かかるユ
ニットは荷重を支持するためにリフトトラックの標準フ
ォークを使用できず、むしろ押し引きフレームの底にあ
る横断部材に取付けることのできるそれ自身の特別の荷
重支持部材を備えなければならないことにある。

押し引き滑りシート取扱い装置の他の種類には標準フォ
ークをキャリジ上に取付けたままでリフトトラックキャ
リジ上に取付ることのできる取扱い装置が含まれる。か
かる装置の例はアンダーソン・ジュニアの米国特許第３
，８８５，６９２号、ロコの米国特許第４，０６５，０
１２号、ファーマー等の米国特許第４，４８２，２８６
号及びフリソンの米国特許第４，６１９．５７９号に示
されている。しかしこれらの構造では、フォークは押し
引き組立体と一緒にリフトトラックキャリジに対して着
脱できない。また押し引き組立体とフォークはクロラバ
の米国特許第３゜４６０．７００号に示されたもののよ
うな側方移動装置をキャリジと押し引き組立体の間に挿
入することなしにはリフトトラックキャリジに対して一
緒に側方移動することができない。このため押し引き組
立体が前方へ過度に突出して、押し引き組立体を取付け
る釣合いリフトトラックの荷重担持能力が減少する。

押し引き装置の他の従来型式のものは“モデル・エル４
エヌＩ＋と“モデル・ピー４エヌＩ＋の名称でカスケー
ド・コーポレーションによって以前に作られたものであ
る。これは荷重支持部材としてリフトトラックの標準フ
ォークを利用するが、押し引き組立体とフォークをリフ
トトラックキャリジに対して一緒に着脱及び側方移動す
ることを可能ならしめる。該ユニットのフレームは標準
フック型のリフトトラックキャリジに使用する一般型式
の高く配置した横断部材をもち、この部材から標準フォ
ークが水平に回動する押し引きリンク機構の側部間を横
切る領域において吊下げられる。

しかしリンク機構の側部間の押し引きフレーム上の標準
フォークの高い直立部分の取付けは水平に回動するリン
クの引込む程度を制限し、それ故押し引き組立体の完全
引込み位置における突出を過度にし、このため該ユニッ
トを取付ける釣合いトラックの荷重担持応力を減少せし
める。該ユニットは結局前記カスケード３０Ｃと４５Ｃ
の設計のために中止された。上記設計は標準のリフトト
ラックフォークを使用できないけれども標準フォークの
直立部分によって前以って生じていた押し引き組立体の
引込みの制限を排除した。

（発明の要約） 本発明の主目的はフォークリフトトラック押し引き装置
が荷重を支持するためにリフトトラックの標準フォーク
を使用できると共にフォークが押し引き装置と一緒にリ
フトトラックに対して着脱できて、完全引込み状態で押
し引き装置の過度の前方突出を必要としないようになす
ことにある。

本発明の他の目的はリフトトラックの標準フォークが押
し引き装置と一緒に側方移動することができ、完全引込
み位置において押し引き装置の過度の前方突出を必要と
しないようになすことにある。

上記目的は押し引き組立体のフレームが高く配置した横
断取付は部材を備え、この部材が垂直に回動自在の押し
引きリンクに対して片寄った領域で標準フォークの直立
部分に着脱自在に支持可能に掛合することによって達成
される。押し引きリンクに対する、押し引きフレーム上
に取付けられたときの、フォークの直立部分の横に片寄
った関係はリンクが完全に引込んだときにフォークの直
立部分に対してほぼ垂直に後方に重なった関係で延在し
て、引込み状態における押し引き組立体の前方突出を最
小とすることを可能ならしめる。押し引きフレームの横
断取付部材は好適には押し引きリンクに対して横方向外
方の関係に標準フォークの直立部分を取付けるけれども
、フォークをリンクの内方に取付けることも本発明の範
囲内に含まれる。

また本発明の標準フォークを必要に応じて押し引き組立
体と一緒に側方移動可能となし、この場合様に延在する
液圧シリンダの如き側方移動用モータが押し引きフレー
ムとフォークリフトトラックキャリジの間に連結される
。

本発明の目的、特色、利点は図に基づく以下の説明から
明かになるだろう。

（好適実施例の説明） 図に１０で示した一実施例の押し引き装置はリフトトラ
ックの正面にあるマスト１４上に垂直に往復動するよう
に設けた標準フック型リフトトラックのキャリジ１２上
に設ける。キャリジ１２は好適にはその頂部に水平の、
横に延在する上部フォーク取付部材１２ａをもち、この
部材の上向きのリップ状面１６は、通常は、押し引き装
置１０の存在しないときに各フォークの直立部分１８ｂ
の頂部の下向き開放のフック１８ａに掛谷することによ
って一対の標準フォーク１８を支持する。各フォークの
直立部分は下部の上向き開放のフック１８ｃをもち、こ
の下部フックは通常は、押し引き装置の存在しないとき
、キャリジ１２の下部の、横に延在するフォーク取付部
材１２ｂの下向きのリップ状面２０に掛合する。

しかし後述するように押し引き装置１０をリフトトラッ
クキャリジ１２上に取付けるときには標準フォーク１日
は横断するフォーク取付部材１２ａと１２ｂにはもはや
取付けられない。

押し引き装置１０は直立した押し引きフレーム２２を備
え、このフレームはキャリジの上部フォーク取付部材１
２ａの上向き面１６の上に着脱自在に支持する。もしフ
レーム２２がリフトトラック１２に対して横方向に移動
するのを望まなければ、下向き開放のフック２４はフォ
ーク取付部材１２ａに直接掛合させる。しかし図示の実
施例では押し引きフレーム２２はキャリジ１２に対して
側方移動することかできる。従って普通の急速取付型の
側方移動ブラケット２６とは摺動ブシュ２８がフォーク
取付部材１２ａとフック２４の間に挿入される。ブシュ
２８はフック２４の横方向の摺動を許すが、ブラケット
２６は液圧式側方移動シリンダ・ピストン組立体３２の
一端の固定具を提供する。前記組立体の他端は作動した
ときに押し引きフレームをキャリジ１２に対して横方向
に選択的に移動させるように押し引きフレーム２２に連
結する。

押し引きフレーム２２上に取付でいるのはフレーム２２
に対して押し板３４を選択的に伸縮させる動力リンク機
構である。この機構は２個の横に離間したリンク機構組
立体からなり、各組立体は一対のヒンジ結合したリンク
３６と一対のヒンジ結合したリンク３８とからなり、こ
れらのリンクは夫々水平の、横に延在する回動軸４０．
４２でフレーム２２にかつ夫々水平の横に延在する回動
軸４４．４６で押し引き板に連結している。上部の回動
軸４０．４４は夫々前記フレーム２２と板３４によって
支持した直立したチャンネル材４８．５０内を垂直に摺
動できる。横に離間したリンク機構組立体の各々上の選
択的に作動されるシリンダ・ピストン組立体５２はリン
ク機構の、従って押し板３４の伸縮を制御する。もし荷
重押し能力と同様に荷重引き能力を望むならば、押し板
３４に普通の滑りシートクランプを備える。

このクランプは下部ジョー５３と上部ジョー５４からな
り、この上部ジョーは下部ジョー５３に対して垂直に動
いてこれらの間のスリップシートを選択的に掴んで、ス
リップシートとフォーク１８上の荷重を引くことができ
る。

押し引き装置が押し引き装置の荷重支持部材としてリフ
トトラックの標準荷重支持フォーク１８を使用できるよ
うになすと共にフォーク１８を着脱可能ならしめ、好適
には押し引きフレーム２２と一緒にリフトトラックキャ
リジ１２によって側方移動可能となすために、押し引き
フレーム２２は高く配置した横断する取付部材５６をも
ち、この取付部材に取付けられた上向のリップ状面５日
はフック２４の下向き面に隣接すると共にその前方に置
かれてリンク３６と３８の夫々の対に対して横に片寄っ
て外方に位置する。取付部材５Ｇとその上向き面５８は
キャリジ１２の取付部材１２ａ及びその上向き面１６と
同様であって、標準フォーク１８のフック１８ａに着脱
自在に掛合してこれらを垂直に支持することができる。

押し引きフレーム２２の下端２２ａの近くで他の横断す
る取付部材６０がフレーム２２に取付けられ、このフレ
ームは各フォークの下部フック１８ｃに掛合する同様に
下方に突出するリップ状面６２をもち、同様にリンク３
６．３８に対し横に片寄って位置した一対の前向きの横
と垂直に延在する面６４を画成する。

前記面６４は前方向において上部の横断取付部材５６の
上向き面５８の直下にあってこの面とほぼ同じ広さをも
ち、従って荷重の下向きモーメントに対抗すべくフォー
クの直立部分に掛合する前向き支承面を提供する。横断
取付部材５６の上向き面５８は掛合フック２４の下向き
面と正確に同じ高さにある必要はないが、押し引きフレ
ーム２２の下端２２ａまでよりも垂直方向で前記下向き
面までの方が近くなるように位置しなければならない。

上向き面５８と前向き面６４の押し引きリンク３６と３
８に対する横方向片寄り関係が各フォークの直立部分１
８ｂをリンク３６と３８に対して横に片寄らせる。

このことにより後方リンク３６と３８は押し板が完全に
引込んだとき、第１図の仮想線で示すように例えばリン
ク３６によってフォークの直立部分１８ｂに対して後方
に重なった関係でほぼ垂直に延在することが可能となる
。このため完全引込み位置で押し引き組立体の前方突出
が最小となり、この結果標準のリフトトラックフォーク
を押し引きフレーム上に一緒に移動するように取付ける
という従来の試みにおいて生じた荷重担持能力の減少と
いう従来の問題を克服することができる。

上記説明で用いた用語と表現は説明のためのものであり
、限定を意図するものではなく、本発明は請求の範囲の
みによって限定されるものであり、その範囲内で種々の
変更を加えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１回は本発明の押し引き荷重取扱い装置の一実施例の
側面図； 第２図は第１図の押し引き装置の斜視図である。 ＩＯ・・・押し引き装置　　１２・・・キャリジ１４・
・・マスト　　　　　１６・・・リップ状面１８・・・
標準フォーク　　２２・・・押し引きフレーム２４・・
・フック ２６・・・側方移動ブラケット ２８・・・摺動ブシュ ３２・・・側方移動シリンダ・ピストン組立体３４・・
・押し板３６．３８　・・・リンク４０．４４．４６・
・・回動軸 ４８．５０・・・チャンネル材

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、細長い直立部分とこの直立部分の底部から前方に延
   在する細長い荷重支持部分とをもつ一対の標準のオーク
   を着脱自在に支持する上向き面を有する垂直に可動のフ
   ォークリフトトラックキャリジの頂部に水平の横に延在
   するフォーク取付部材をもつ前記キャリジ上に取付ける
   ための押し引き装置において、（ａ）直立フレームと、
   押し板と、前記フレームに対して前記押し板を選択的に
   伸縮させるため前記フレームに設けた動力手段とを含む
   押し引き組立体を備え、前記動力手段は夫々の水平の横
   に延在する回動軸の回りに前記フレームを押し板に対し
   て回動するよう前記フレームと前記押し板に連結された
   細長い前方に伸長するリンクからなり；（ｂ）前記フォ
   ーク取付部材の前記上向き面上に着脱自在に支持可能に
   載る下向き面をもつ前記フレーム上の掛合手段を備え；
   （ｃ）前記標準フォーク対の前記直立部分に着脱自在に
   掛合して前記リンクに対して完全に横に片寄った関係で
   前記フレーム上に垂直に前記直立部分を支持するため前
   記掛合手段に隣接すると共にこの掛合手段の前記下向き
   面の前方にある夫々の上向き面を有する前記フレームに
   取付けられた横断取付手段を備えたこと；を特徴とする
   押し引き装置。 ２、前記フレームが下端をもち、前記フレーム上の前記
   横断取付手段の前記上向き面が前記フレームの前記下端
   までよりも前記掛合手段の前記下向き面までの方が垂直
   方向で近くなるように位置することを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の装置。 ３、前記フレームがその下端に隣接した一対の前向きの
   、横と垂直に延在する面を画成する手段を含み、前記面
   は前記横断取付手段の各前記上向き面の直下で前記リン
   クに対して横に片寄った関係に置かれると共に前記上向
   き面と前方向でほぼ同じ広さを有することを特徴とする
   特許請求の範囲第２項記載の装置。 ４、前記横断取付手段の各前記上向き面が前記リンクの
   外で横方向にかつ前記リンクの両側に位置することを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の装置。 ５、前記動力手段は前記押し板を完全に引込ませるとき
   前記リンクを回動させて、前記フォークが前記横断取付
   手段によって前記フレーム上に支持されたとき前記標準
   フォーク対の前記直立位置に対して後方に異なる関係で
   ほぼ垂直に延在する位置へ移すための手段を含むことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載の装置。 ６、前記フォークリフトトラックキャリジに対して横方
   向に前記フレームと前記標準フォークを一緒に選択的に
   動かすため前記フォーク上に設けた手段を含むことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の装置。