JPH06135697A - フォークリフトトラックのプッシュプル式荷役装置 - Google Patents
フォークリフトトラックのプッシュプル式荷役装置Info
- Publication number
- JPH06135697A JPH06135697A JP16047892A JP16047892A JPH06135697A JP H06135697 A JPH06135697 A JP H06135697A JP 16047892 A JP16047892 A JP 16047892A JP 16047892 A JP16047892 A JP 16047892A JP H06135697 A JPH06135697 A JP H06135697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- pair
- arms
- push
- face plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 フォークリフトトラックのプッシュプル式荷
役装置において、昇降マスト１に昇降体３を設け、昇降
体３の前部にフォーク爪４を設けると共にガイド１０を
立設し、ガイド１０の下部に第一アーム１１を枢着する
と共に、ガイド１０の上部に第二アーム１２を上下動自
在に枢着し、第一アーム１１と第二アーム１２を縦Ｘ字
状に軸結する。そして、第二アーム１２に第三アーム１
３を、第一アーム１１に第四アーム１４をそれぞれ連結
し、第三アーム１３と第四アーム１４を縦Ｘ字状に軸結
し、第三アーム１３と第四アーム１４の先端側にフェー
スプレート６を設け、第一アーム１１の先端部と第四ア
ーム１４の先端部にわたって第四アーム１４とほぼ平行
状態にプッシュプルシリンダ１５を枢着する。 【効果】 オペレーターの視線に対しプッシュプルシリ
ンダの長手方向を平行にして、フォーク爪やフェースプ
レート下部のグリッパーへの視界性を向上する。
役装置において、昇降マスト１に昇降体３を設け、昇降
体３の前部にフォーク爪４を設けると共にガイド１０を
立設し、ガイド１０の下部に第一アーム１１を枢着する
と共に、ガイド１０の上部に第二アーム１２を上下動自
在に枢着し、第一アーム１１と第二アーム１２を縦Ｘ字
状に軸結する。そして、第二アーム１２に第三アーム１
３を、第一アーム１１に第四アーム１４をそれぞれ連結
し、第三アーム１３と第四アーム１４を縦Ｘ字状に軸結
し、第三アーム１３と第四アーム１４の先端側にフェー
スプレート６を設け、第一アーム１１の先端部と第四ア
ーム１４の先端部にわたって第四アーム１４とほぼ平行
状態にプッシュプルシリンダ１５を枢着する。 【効果】 オペレーターの視線に対しプッシュプルシリ
ンダの長手方向を平行にして、フォーク爪やフェースプ
レート下部のグリッパーへの視界性を向上する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトトラッ
クにおいて、フォーク爪の上方にフェースプレートを前
後方向に移動可能に設けたプッシュプル式荷役装置に関
する。
クにおいて、フォーク爪の上方にフェースプレートを前
後方向に移動可能に設けたプッシュプル式荷役装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、フォークリフトトラックは、その
車体の前部に昇降マストを立設し、該昇降マストに昇降
体を昇降動自在に設け、該昇降体にフォーク爪を装着し
ている。このようなフォークリフトトラックにおいて、
図６に示すように、フォーク爪２０の上方に、荷物の下
に敷いたシートパレットを把持するグリッパー２１を下
部に設けたフェースプレート２２を前後方向に移動可能
に設け、フェースプレート２２を前方位置に前進移動し
てシートパレットをグリッパー２１で把持し、フェース
プレート２２を後方位置に後退移動しながら車体を前進
走行してシートパレットごと荷物をフォーク爪２０上に
引き込んで荷取り作業を行うと共に、グリッパー２１に
よるシートパレットの把持を解放状態とし、フェースプ
レート２２を前方位置に前進移動しながら車体を後進走
行してフォーク爪２０上の荷物をシートパレットごと前
方に押し出して荷置き作業するプッシュプル式荷役装置
が知られている。
車体の前部に昇降マストを立設し、該昇降マストに昇降
体を昇降動自在に設け、該昇降体にフォーク爪を装着し
ている。このようなフォークリフトトラックにおいて、
図６に示すように、フォーク爪２０の上方に、荷物の下
に敷いたシートパレットを把持するグリッパー２１を下
部に設けたフェースプレート２２を前後方向に移動可能
に設け、フェースプレート２２を前方位置に前進移動し
てシートパレットをグリッパー２１で把持し、フェース
プレート２２を後方位置に後退移動しながら車体を前進
走行してシートパレットごと荷物をフォーク爪２０上に
引き込んで荷取り作業を行うと共に、グリッパー２１に
よるシートパレットの把持を解放状態とし、フェースプ
レート２２を前方位置に前進移動しながら車体を後進走
行してフォーク爪２０上の荷物をシートパレットごと前
方に押し出して荷置き作業するプッシュプル式荷役装置
が知られている。
【０００３】このプッシュプル式荷役装置の構成として
は、昇降体２３の前面に、左右一対のフォーク爪２０を
設けると共に、左右一対のガイド２４を立設し、該ガイ
ド２４の左右それぞれに、基端部が第１ガイド２４の下
端部に上下回動自在に連結する第１アーム２５と、基端
部がガイド２４に上下動自在にかつ上下回動自在に連結
する第２アーム２６とを設け、該第１アーム２５と第２
アーム２６とは、その中間部で軸結し、Ｘ字状となる。
そして、基端部が第２アーム２６の先端部に上下回動自
在に連結する第３アーム２７と、基端部が第１アーム２
５の先端部に上下回動自在に連結する第４アーム２８と
を設け、該第３アーム２７と第４アーム２８とは、その
中間部で軸結し、Ｘ字状となる。そして、第４アーム２
８の先端部がフェースプレート２２の下端部に上下回動
自在に連結すると共に、第３アーム２７の先端部がフェ
ースプレート２２の上下動自在にかつ上下回動自在に連
結している。また、左右のガイド２４の下端部と第４ア
ーム２８の基端部とにわって第１アーム２５とほぼ平行
状態にプッシュプルシリンダ２９が枢着された構成とな
っており、このプッシュプルシリンダー２９を作動する
ことにより、第１アーム２５、第２アーム２６、第３ア
ーム２７、第４アーム２８全体で伸縮動作が行われ、フ
ェースプレート２２が前後方向に移動するようになって
いる。
は、昇降体２３の前面に、左右一対のフォーク爪２０を
設けると共に、左右一対のガイド２４を立設し、該ガイ
ド２４の左右それぞれに、基端部が第１ガイド２４の下
端部に上下回動自在に連結する第１アーム２５と、基端
部がガイド２４に上下動自在にかつ上下回動自在に連結
する第２アーム２６とを設け、該第１アーム２５と第２
アーム２６とは、その中間部で軸結し、Ｘ字状となる。
そして、基端部が第２アーム２６の先端部に上下回動自
在に連結する第３アーム２７と、基端部が第１アーム２
５の先端部に上下回動自在に連結する第４アーム２８と
を設け、該第３アーム２７と第４アーム２８とは、その
中間部で軸結し、Ｘ字状となる。そして、第４アーム２
８の先端部がフェースプレート２２の下端部に上下回動
自在に連結すると共に、第３アーム２７の先端部がフェ
ースプレート２２の上下動自在にかつ上下回動自在に連
結している。また、左右のガイド２４の下端部と第４ア
ーム２８の基端部とにわって第１アーム２５とほぼ平行
状態にプッシュプルシリンダ２９が枢着された構成とな
っており、このプッシュプルシリンダー２９を作動する
ことにより、第１アーム２５、第２アーム２６、第３ア
ーム２７、第４アーム２８全体で伸縮動作が行われ、フ
ェースプレート２２が前後方向に移動するようになって
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来のフォークリフト
トラックのプッシュプル式荷役装置であると、プッシュ
プルシリンダ２９が左右のガイド２４の下端部と第４ア
ーム２８の基端部とにわたって第１アーム２５とほぼ平
行状態に枢着されており、車体上のオペレータがフォー
ク爪２０の先端部やフェースプレート２２のグリッパー
２１を見る際の視線に対し、プッシュプルシリンダ２９
の長手方向が直交し、フォーク爪２０やグリッパー２１
への視界がプッシュプルシリンダ２９等によって妨げら
れて荷役作業において、作業性が悪いという問題が生じ
ていた。本発明はこの問題を解消することをその課題と
している。
トラックのプッシュプル式荷役装置であると、プッシュ
プルシリンダ２９が左右のガイド２４の下端部と第４ア
ーム２８の基端部とにわたって第１アーム２５とほぼ平
行状態に枢着されており、車体上のオペレータがフォー
ク爪２０の先端部やフェースプレート２２のグリッパー
２１を見る際の視線に対し、プッシュプルシリンダ２９
の長手方向が直交し、フォーク爪２０やグリッパー２１
への視界がプッシュプルシリンダ２９等によって妨げら
れて荷役作業において、作業性が悪いという問題が生じ
ていた。本発明はこの問題を解消することをその課題と
している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体の前部に
立設した昇降マストに昇降体を昇降自在に設け、該昇降
体の前部にフォーク爪を設けると共に、左右一対ガイド
を立設し、該左右一対のガイドの下端部に左右一対の第
１アームの基端部を上下回動自在に連結すると共に、左
右一対のガイドに左右一対の第２アームの基端部を上下
動自在にかつ上下回動自在に連結し、前記第１アームと
第２アームとの中間部を縦Ｘ字状となるように軸結し、
前記左右一対の第２アームの先端部に上下回動自在に左
右一対の第３アームの基端部を連結し、前記左右一対の
第１アームの先端部に上下回動自在に左右一対の第４ア
ームの基端部を連結し、前記第３アームと第４アームと
を縦Ｘ字状となるように軸結し、前記左右一対の第４ア
ームの先端部をフェースプレートの下部に上下回動自在
に連結すると共に、前記左右一対の第３アームの先端部
をフェースプレートの上部に上下動自在にかつ上下回動
自在に連結し、前記第１アームの先端部と第４アームと
にわたってプッシュプルシリンダを第４アームとほぼ平
行状態に枢着する。
立設した昇降マストに昇降体を昇降自在に設け、該昇降
体の前部にフォーク爪を設けると共に、左右一対ガイド
を立設し、該左右一対のガイドの下端部に左右一対の第
１アームの基端部を上下回動自在に連結すると共に、左
右一対のガイドに左右一対の第２アームの基端部を上下
動自在にかつ上下回動自在に連結し、前記第１アームと
第２アームとの中間部を縦Ｘ字状となるように軸結し、
前記左右一対の第２アームの先端部に上下回動自在に左
右一対の第３アームの基端部を連結し、前記左右一対の
第１アームの先端部に上下回動自在に左右一対の第４ア
ームの基端部を連結し、前記第３アームと第４アームと
を縦Ｘ字状となるように軸結し、前記左右一対の第４ア
ームの先端部をフェースプレートの下部に上下回動自在
に連結すると共に、前記左右一対の第３アームの先端部
をフェースプレートの上部に上下動自在にかつ上下回動
自在に連結し、前記第１アームの先端部と第４アームと
にわたってプッシュプルシリンダを第４アームとほぼ平
行状態に枢着する。
【０００６】
【作 用】本発明は、上記のようにプッシュプルシリ
ンダを第１アームの先端部と第４アームとにわたって第
４アームとほぼ平行状態に枢着したことで、車体上のオ
ペレータがフォーク爪やグリッパーを見る際の視線に対
しプッシュプルシリンダの長手方向がほぼ平行となり、
視界の妨げられる部分の面積を従来のものに比べ減少す
ることができる。
ンダを第１アームの先端部と第４アームとにわたって第
４アームとほぼ平行状態に枢着したことで、車体上のオ
ペレータがフォーク爪やグリッパーを見る際の視線に対
しプッシュプルシリンダの長手方向がほぼ平行となり、
視界の妨げられる部分の面積を従来のものに比べ減少す
ることができる。
【０００７】
【実 施 例】本考案によるフォークリフトトラックの
プッシュプル式荷役装置の一実施例について、図１、図
２を用いて説明する。車体の前部に立設した昇降マスト
１に沿ってローラ２を介して昇降動する昇降体３を設
け、該昇降体３の前部に左右一対のフォーク爪４を設け
る。また、前記昇降体３の前部に前後移動自在となるフ
ェースプレート６を設けており、このフェースプレート
６の下部には受け片７ａと押え片７ｂとよりなるグリッ
パー７を設けて、該受け片７ａと押え片７ｂとの間に荷
物の下に敷かれたシートパレットの一端部を位置させ、
押え片７ｂをシリンダ等で移動してシートパレットをグ
リッパー７で把持するようになっている。このようなプ
ッシュプル式荷役装置において、フェースプレートの前
後移動機構としては、昇降体３の前部に立設する左右一
対のガイド１０と、該ガイド１０の下端部に長手方向の
基端部を上下回動自在に連結する第１アーム１１と、前
記ガイド１０に長手方向の基端部を上下動自在にかつ上
下回動自在に連結する第２アーム１２と、該第２アーム
１２の先端部に長手方向の基端部を上下回動自在に連結
すると共に、フェースプレート６の下端部に先端部を上
下回動自在に連結する第３アーム１３と、前記第１アー
ム１１の先端部に長手方向の基端部を上下回動自在に連
結すると共に、フェースプレート６に先端部を上下動自
在に、かつ上下回動自在に連結する第４アーム１４と、
第１アーム１１の先端部と第４アーム２４の先端部とに
わたって第４アーム１４とほぼ平行状態で枢着するプッ
シュプルシリンダ１５とからなり、第１アーム１１と第
２アーム１２とがそれぞれの中間部で軸結してＸ字状と
なると共に、第３アーム１３と第４アーム１４ともそれ
ぞれの中間部で軸結してＸ字状となっている。この時、
第１アーム１１と第２アーム１２と第３アーム１３と第
４アーム１４の左右方向の配置は、左右方向内側位置に
一対の第４アーム１４を、該第４アーム１４の外側位置
に一対の第１アーム１１を、該第１アーム１１の外側位
置に一対の第２アーム１２と一対の第３アーム１３を配
置するようになっている。
プッシュプル式荷役装置の一実施例について、図１、図
２を用いて説明する。車体の前部に立設した昇降マスト
１に沿ってローラ２を介して昇降動する昇降体３を設
け、該昇降体３の前部に左右一対のフォーク爪４を設け
る。また、前記昇降体３の前部に前後移動自在となるフ
ェースプレート６を設けており、このフェースプレート
６の下部には受け片７ａと押え片７ｂとよりなるグリッ
パー７を設けて、該受け片７ａと押え片７ｂとの間に荷
物の下に敷かれたシートパレットの一端部を位置させ、
押え片７ｂをシリンダ等で移動してシートパレットをグ
リッパー７で把持するようになっている。このようなプ
ッシュプル式荷役装置において、フェースプレートの前
後移動機構としては、昇降体３の前部に立設する左右一
対のガイド１０と、該ガイド１０の下端部に長手方向の
基端部を上下回動自在に連結する第１アーム１１と、前
記ガイド１０に長手方向の基端部を上下動自在にかつ上
下回動自在に連結する第２アーム１２と、該第２アーム
１２の先端部に長手方向の基端部を上下回動自在に連結
すると共に、フェースプレート６の下端部に先端部を上
下回動自在に連結する第３アーム１３と、前記第１アー
ム１１の先端部に長手方向の基端部を上下回動自在に連
結すると共に、フェースプレート６に先端部を上下動自
在に、かつ上下回動自在に連結する第４アーム１４と、
第１アーム１１の先端部と第４アーム２４の先端部とに
わたって第４アーム１４とほぼ平行状態で枢着するプッ
シュプルシリンダ１５とからなり、第１アーム１１と第
２アーム１２とがそれぞれの中間部で軸結してＸ字状と
なると共に、第３アーム１３と第４アーム１４ともそれ
ぞれの中間部で軸結してＸ字状となっている。この時、
第１アーム１１と第２アーム１２と第３アーム１３と第
４アーム１４の左右方向の配置は、左右方向内側位置に
一対の第４アーム１４を、該第４アーム１４の外側位置
に一対の第１アーム１１を、該第１アーム１１の外側位
置に一対の第２アーム１２と一対の第３アーム１３を配
置するようになっている。
【０００８】そして、前記第１アーム１１は、ガイド１
０との連結部ａよりフェースプレート６側上方に向って
延びて、車体側に若干屈曲する屈曲部６を経て、中間で
第２アーム１２と軸結する軸結部ｅを経て、そこよりフ
ェースプレート６側上方に延びた第１アーム本体１１ａ
と、該第１アーム本体１１ａの先端部に、第１アーム本
体１１ａの延長線よりフェースプレート６側に傾斜する
ように固着し、先端部が第４アーム１４との連結部ｄに
達する介在部材１１ｂとからなっており、第１アーム本
体１１ａと介在部材１１ｂとの固着部にプッシュプルシ
リンダ１５を枢着する。これによりプッシュプルシリン
ダ１５の第１アーム１１への枢着部ｃは、第１アーム１
１と第４アーム１４との連結部ｄと、第１アーム１１と
第２アーム１２との軸結部ｅとを結んだ線より車体側に
位置するように構成している。また、前記第４アーム１
４は、長手方向にへ字形となり左右にそれぞれ併設する
一対の第４アーム本体１４ａ，１４ａと、断面下向きコ
字形で一対の第４アーム本体１４ａ，１４ａに跨がって
固着するカバー部材１４ｂとからなっており、前記プッ
シュプルシリンダ１５を、第４アーム１４の下方側に配
置することで、荷役作業の際、フェースプレート６を飛
び越えて荷物が車体側に落下した場合、プッシュプルシ
リンダ１５を保護し、プッシュプルシリンダ１５の破損
を防止するような構成となっている。
０との連結部ａよりフェースプレート６側上方に向って
延びて、車体側に若干屈曲する屈曲部６を経て、中間で
第２アーム１２と軸結する軸結部ｅを経て、そこよりフ
ェースプレート６側上方に延びた第１アーム本体１１ａ
と、該第１アーム本体１１ａの先端部に、第１アーム本
体１１ａの延長線よりフェースプレート６側に傾斜する
ように固着し、先端部が第４アーム１４との連結部ｄに
達する介在部材１１ｂとからなっており、第１アーム本
体１１ａと介在部材１１ｂとの固着部にプッシュプルシ
リンダ１５を枢着する。これによりプッシュプルシリン
ダ１５の第１アーム１１への枢着部ｃは、第１アーム１
１と第４アーム１４との連結部ｄと、第１アーム１１と
第２アーム１２との軸結部ｅとを結んだ線より車体側に
位置するように構成している。また、前記第４アーム１
４は、長手方向にへ字形となり左右にそれぞれ併設する
一対の第４アーム本体１４ａ，１４ａと、断面下向きコ
字形で一対の第４アーム本体１４ａ，１４ａに跨がって
固着するカバー部材１４ｂとからなっており、前記プッ
シュプルシリンダ１５を、第４アーム１４の下方側に配
置することで、荷役作業の際、フェースプレート６を飛
び越えて荷物が車体側に落下した場合、プッシュプルシ
リンダ１５を保護し、プッシュプルシリンダ１５の破損
を防止するような構成となっている。
【０００９】このように構成したプッシュプル式荷役装
置においては、プッシュプルシリンダ１５を作動し、第
１アーム１１、第２アーム１２、第３アーム１３、第４
アーム１４全体で伸縮動作を行い、その先端側に設けた
フェースプレート６を前後方向に移動可能とし、荷役作
業を行うようになっている。
置においては、プッシュプルシリンダ１５を作動し、第
１アーム１１、第２アーム１２、第３アーム１３、第４
アーム１４全体で伸縮動作を行い、その先端側に設けた
フェースプレート６を前後方向に移動可能とし、荷役作
業を行うようになっている。
【００１０】そして、荷取りまたは荷置き作業である荷
役作業を行う際、プッシュプルシリンダ１５を第１アー
ム１１の先端部と第４アーム１４の先端部とにわたって
第４アーム１４とほぼ平行状態となるように枢着するこ
とで、図３、図４に示すように、車体上のオペレータが
フォーク爪４やグリッパー７を見る際の視線に対しプッ
シュプルシリンダ１５の長手方向がほぼ平行にすること
ができ、オペレータからのプッシュプルシリンダ１５の
見える面積が減少し、オペレータの視界が妨げられる部
分の面積を減少することができる。なお、本実施例にお
いては、プッシュプルシリンダ１５を第１アーム１１の
先端部と第４アーム１４の先端部とにわたって枢着して
いるが、これに限定されず、例えば、第１アーム１１の
先端部と第４アーム１４の中間部とにわたって枢着する
構成としても良い。
役作業を行う際、プッシュプルシリンダ１５を第１アー
ム１１の先端部と第４アーム１４の先端部とにわたって
第４アーム１４とほぼ平行状態となるように枢着するこ
とで、図３、図４に示すように、車体上のオペレータが
フォーク爪４やグリッパー７を見る際の視線に対しプッ
シュプルシリンダ１５の長手方向がほぼ平行にすること
ができ、オペレータからのプッシュプルシリンダ１５の
見える面積が減少し、オペレータの視界が妨げられる部
分の面積を減少することができる。なお、本実施例にお
いては、プッシュプルシリンダ１５を第１アーム１１の
先端部と第４アーム１４の先端部とにわたって枢着して
いるが、これに限定されず、例えば、第１アーム１１の
先端部と第４アーム１４の中間部とにわたって枢着する
構成としても良い。
【００１１】また、プッシュプルシリンダ１５の第１ア
ーム１１への枢着部ｃを、第１アーム１１と第４アーム
１４との連結部ｄと、第１アーム１１と第２アーム１２
との連結部ｅとを結んだ線より車体側に位置すること
で、図５に示すようにフェースプレート６を後方位置に
移動する際、プッシュプルシリンダ１５の第１アーム１
１への枢着部ｃをガイド１０より車体側に位置すること
ができることで、プッシュプルシリンダ１５のフェース
プレート６を後方位置へ移動する際の引き量を大きくす
ることができ、フェースプレート６をもっとも車体側に
近づいた後方位置に移動することができる。
ーム１１への枢着部ｃを、第１アーム１１と第４アーム
１４との連結部ｄと、第１アーム１１と第２アーム１２
との連結部ｅとを結んだ線より車体側に位置すること
で、図５に示すようにフェースプレート６を後方位置に
移動する際、プッシュプルシリンダ１５の第１アーム１
１への枢着部ｃをガイド１０より車体側に位置すること
ができることで、プッシュプルシリンダ１５のフェース
プレート６を後方位置へ移動する際の引き量を大きくす
ることができ、フェースプレート６をもっとも車体側に
近づいた後方位置に移動することができる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、プッシュプルシリンダを第１
アームの先端部と第４アームとにわたって第４アームと
ほぼ平行状態となるようにプッシュプルシリンダを枢着
したことで、車体上のオペレータがフォーク爪やグリッ
パーを見る際の視線に対しプッシュプルシリンダの長手
方向がほぼ平行になり視界の妨げられる部分の面積が減
少し、オペレータのフォーク爪やグリッパーへの視界性
が向上することにより、荷役作業を容易にしかも安全に
行うことができる。
アームの先端部と第４アームとにわたって第４アームと
ほぼ平行状態となるようにプッシュプルシリンダを枢着
したことで、車体上のオペレータがフォーク爪やグリッ
パーを見る際の視線に対しプッシュプルシリンダの長手
方向がほぼ平行になり視界の妨げられる部分の面積が減
少し、オペレータのフォーク爪やグリッパーへの視界性
が向上することにより、荷役作業を容易にしかも安全に
行うことができる。
【００１３】また、プッシュプルシリンダの第１アーム
への枢着部ｃを、第１アームと第４アームとの連結部ｄ
と、第１アームと第２アームとの軸結部ｅとを結んだ線
より車体側に位置することで、プッシュプルシリンダの
フェースプレートを後方位置へ移動する際の引き量を大
きくすることができ、フェースプレートをもっとも車体
側に近づいた後方位置に移動することができることによ
り、フェースプレートの収納保管時にフェースプレート
をコンパクトに収納保管することができると共に、荷取
り作業の際、荷物をもっとも車体側に近づいた後方位置
に移動することができ、作業の安全化を図ることができ
る。また、左右一対の第１アームを左右一対の第４アー
ムより左右方向外側に配置したことにより、車体上のオ
ペレータがフォーク爪やグリッパーを見る際の視線に対
し、第１アームが左右方向内側に配置されず、第１アー
ムによって視界が妨げられるのを防止し、視界性の向上
を図ることができるという効果も奏せされる。
への枢着部ｃを、第１アームと第４アームとの連結部ｄ
と、第１アームと第２アームとの軸結部ｅとを結んだ線
より車体側に位置することで、プッシュプルシリンダの
フェースプレートを後方位置へ移動する際の引き量を大
きくすることができ、フェースプレートをもっとも車体
側に近づいた後方位置に移動することができることによ
り、フェースプレートの収納保管時にフェースプレート
をコンパクトに収納保管することができると共に、荷取
り作業の際、荷物をもっとも車体側に近づいた後方位置
に移動することができ、作業の安全化を図ることができ
る。また、左右一対の第１アームを左右一対の第４アー
ムより左右方向外側に配置したことにより、車体上のオ
ペレータがフォーク爪やグリッパーを見る際の視線に対
し、第１アームが左右方向内側に配置されず、第１アー
ムによって視界が妨げられるのを防止し、視界性の向上
を図ることができるという効果も奏せされる。
【図１】本発明によるフォークリフトトラックのプッシ
ュプル式荷役装置の上面図である。
ュプル式荷役装置の上面図である。
【図２】図１の側面図である。
【図３】本発明における車体上のオペレータの視線状態
説明図である。
説明図である。
【図４】本発明における車体上のオペレータの視線状態
説明図である。
説明図である。
【図５】本発明におけるフェースプレートの後方位置の
状態説明図である。
状態説明図である。
【図６】従来のフォークリフトトラックのプッシュプル
式荷役装置の側面図である。
式荷役装置の側面図である。
１…昇降マスト、２…ローラ、３…昇降体、４…フォー
ク爪、６…フェースプレート、７…グリッパー、７ａ…
受け片、７ｂ…押え片、１０…ガイド、１１…第１アー
ム、１１ａ…第１アーム本体、１１ｂ…介在部材、１２
…第２アーム、１３…第３アーム、１４…第４アーム、
１４ａ…第４アーム本体、１４ｂ…カバー部材、１５…
プッシュプルシリンダ、２０…フォーク爪、２１…グリ
ッパー、２２…フェースプレート、２３…昇降体、２４
…ガイド、２５…第１アーム、２６…第２アーム、２７
…第３アーム、２８…第４アーム、２９…プッシュプル
シリンダ、ａ…連結部、ｂ…屈曲部、ｃ…枢着部、ｄ…
連結部、ｅ…軸結部。
ク爪、６…フェースプレート、７…グリッパー、７ａ…
受け片、７ｂ…押え片、１０…ガイド、１１…第１アー
ム、１１ａ…第１アーム本体、１１ｂ…介在部材、１２
…第２アーム、１３…第３アーム、１４…第４アーム、
１４ａ…第４アーム本体、１４ｂ…カバー部材、１５…
プッシュプルシリンダ、２０…フォーク爪、２１…グリ
ッパー、２２…フェースプレート、２３…昇降体、２４
…ガイド、２５…第１アーム、２６…第２アーム、２７
…第３アーム、２８…第４アーム、２９…プッシュプル
シリンダ、ａ…連結部、ｂ…屈曲部、ｃ…枢着部、ｄ…
連結部、ｅ…軸結部。
Claims (3)
- 【請求項１】 車体の前部に立設した昇降マスト１に昇
降体３を昇降自在に設け、該昇降体３の前部にフォーク
爪４を設けると共に、左右一対のガイド１０を立設し、
該左右一対のガイド１０の下端部に左右一対の第１アー
ム１１の基端部を上下回動自在に連結すると共に、左右
一対のガイド１０に左右一対の第２アーム１２の基端部
を上下動自在にかつ上下回動自在に連結し、前記第１ア
ーム１１と第２アーム１２との中間部を縦Ｘ字状となる
ように軸結し、前記左右一対の第２アーム１２の先端部
に左右一対の第３アーム１３の基端部を上下回動自在に
連結し、前記左右一対の第１アーム１１の先端部に左右
一対の第４アーム１４の基端部を上下回動自在に連結
し、前記第３アーム１３と第４アーム１４との中間部を
縦Ｘ字状となるように軸結し、前記左右一対の第４アー
ム１４の先端部をフェースプレート６の下部に上下回動
自在に連結すると共に、前記左右一対の第３アーム１３
の先端部をフェースプレート６の上部に上下動自在にか
つ上下回動自在に連結し、前記第１アーム１１の先端部
と第４アーム１４とにわたってプッシュプルシリンダ１
５を第４アーム１４とほぼ平行状態に枢着したことを特
徴とするフォークリフトトラックのプッシュプル式荷役
装置。 - 【請求項２】 前記プッシュプルシリンダ１５の第１ア
ーム１１への枢着部ｃを、第１アーム１１と第４アーム
１４との連結部ｄと、第１アーム１１と第２アーム１２
との軸結部ｅとを結んだ線より車体側に位置したことを
特徴とする請求項１記載のフォークリフトトラックのプ
ッシュプル式荷役装置。 - 【請求項３】 前記左右一対の第１アーム１１を、前記
左右一対の第４アーム１４より左右方向外側で、前記左
右一対の第２アーム１２より左右方向内側に配置したこ
とを特徴とする請求項１記載のフォークリフトトラック
のプッシュプル式荷液装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16047892A JPH06135697A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | フォークリフトトラックのプッシュプル式荷役装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16047892A JPH06135697A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | フォークリフトトラックのプッシュプル式荷役装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135697A true JPH06135697A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=15715827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16047892A Pending JPH06135697A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | フォークリフトトラックのプッシュプル式荷役装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06135697A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63189398A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-08-04 | カスケード・コーポレーション | フォークリフトトラックキャリッジ上に取付けるための押し引き装置 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16047892A patent/JPH06135697A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63189398A (ja) * | 1987-01-27 | 1988-08-04 | カスケード・コーポレーション | フォークリフトトラックキャリッジ上に取付けるための押し引き装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8528700B2 (en) | Industrial truck with a lifting device and a towing device | |
| US3640414A (en) | Push-pull attachment for lift trucks | |
| JPH10316380A (ja) | 昇降部乗り込み型フォークリフト | |
| US11256282B2 (en) | Control lever device of industrial vehicle | |
| US2810489A (en) | Overhead guard for an industrial lift truck | |
| JP2532693Y2 (ja) | フォーク伸縮装置 | |
| JPH06135697A (ja) | フォークリフトトラックのプッシュプル式荷役装置 | |
| SE429629B (sv) | U-ramstruck | |
| US3666128A (en) | Lift truck | |
| JP2542065Y2 (ja) | フォークリフトトラックのプッシュプル式荷役装置 | |
| US3199699A (en) | Load carrying mechanism for lift trucks | |
| JP2583161B2 (ja) | 荷役車両のプッシュプル装置 | |
| JPH0638865Y2 (ja) | 無人荷役車両の自動荷役装置 | |
| JP3208241B2 (ja) | フォークリフトのプッシャ装置 | |
| JP3367866B2 (ja) | リーチ式フォークリフト | |
| JP2003192292A (ja) | 荷役車両 | |
| JPH06137423A (ja) | 産業車両用トルクコンバータの切換レバー中立位置復帰装置 | |
| JP2547629Y2 (ja) | 荷役車両のプッシュプル装置 | |
| JPH1121091A (ja) | ピッキングフォークリフト | |
| JP2535264B2 (ja) | 荷役車両のプッシュプル装置 | |
| JP2542446Y2 (ja) | 荷役車両のプッシュプル式荷役装置 | |
| JP4981329B2 (ja) | リーチ装置 | |
| JPH0636072Y2 (ja) | プッシュプル荷役装置 | |
| JPH07165398A (ja) | フォークリフト | |
| JP3768083B2 (ja) | ピッキングフォークリフト |