JPH06102665B2 - チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピン誘導体の製造法 - Google Patents

チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピン誘導体の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗虚血症剤、抗喘息剤及び抗アレルギー剤と
して、並びに胃腸保護剤(protector)として、特に有
用な新規チエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体の製造
法に関する。本発明の方法で製造される前記の新規チエ
ノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体は特に虚血症(isch
emia)の治療に有用である。
更に詳しくは、本発明は、次の式(A): (式中、Yは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは1〜
20個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基;フ
ェニル基;置換フェニル基であって1〜5個の炭素原子
を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基、1〜5個の炭素原
子を有するアルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロ
メチル基又はフェノキシ基で置換されたフェニル基;あ
るいはフラン環又はチオフェン環を表わす)で表わされ
るチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体及びその医薬
的に許容される塩の製造法に関する。
本発明の要旨によれば、前記のチエノ−トリアゾロ−ジ
アゼピン誘導体は、次のようにして容易に製造し得る。
すなわち、次の式(B): で表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン化合物
と、当量の式RSCH2COOHの化合物(C)(式中、Rは前
記と同一の意義を有する)とを非プロトン性溶媒中で、
当量よりわずかに過剰量のジシクロヘキシルカルボジイ
ミドの存在下に0〜60℃の温度で反応させ、次いで得ら
れた次の式(D): (式中、Rは前記と同一の意義を有する)で表わされる
化合物と3〜5当量のヒドラジン水和物とを非プロトン
性溶媒中で室温〜50℃の温度で反応させ、最後に、この
ようにして得られた次の式(E): (式中、Rは前記と同一の意義を有する)で表わされる
化合物と1〜3当量のオルト酢酸トリエステルとを非プ
ロトン性溶媒中で、室温〜反応混合物の還流温度での温
度で環化反応させてYが酸素原子である場合の前記一般
式(A)で表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン
誘導体を製造することによって、且つ場合によっては、
前記の式(D)で表わされるチエノ−ジアゼピン誘導体
と1〜3当量の五硫化リンとを非プロトン性溶媒中で10
℃〜反応混合物の還流温度までの温度で反応させること
からなる硫黄化反応工程〔後記の反応工程図1において
式(D)で表わされる化合物から式(D′)で表わされ
る化合物を製造する工程〕を用いて反応を続行して、Y
が硫黄原子を表わす場合の対応する前記の式(A)で表
わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体を製造
することによって、容易に製造し得る。対応する反応の
工程を以下の反応工程図1に示す。
本発明のチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体の製造
法の諸反応は乾燥した無水の媒体中で行なうのが好まし
い。
本発明の技術分野における先行技術文献としては米国特
許第4,621,083号明細書(又は欧州特許第176,927号明細
書)が挙げられ、それにはPAF(血小板活性化因子)−
拮抗活性を有するチエノ−トリアゾロ−ジアゼピンが記
載されている。
本発明の方法で製造された上記の式(A)で表わされる
新規化合物は、前記特許明細書に記載された前記のジア
ゼピン類のPAF−拮抗活性よりも10〜1000倍強いPAF−拮
抗活性を示し、しかもより一層有力な有効性も示す。
出発原料化合物(B)の製造について、以下の一連の製
造例(I〜VI)により説明し、その反応工程を以下の反
応工程図2に示す。
製造例I 2−クロロベンゾイルメチルシアニド(次式
の化合物)の製造 −70℃で窒素循環下に置いた適当な反応器に、無水THF7
lと予め乾燥したシアノ酢酸115.9g(1.36モル)とを入
れた。次いで、ヘキサンに溶解したブチルリチウムの1.
6M溶液1,715ml(2.74モル)を滴加した。その間、温度
は−70℃から0℃迄上昇した。次いでこの反応混合物を
1時間攪拌した。その後、反応混合物を再度−70℃に冷
却し、これに無水THF1に2−クロロベンゾイルクロリ
ド120g(0.685モル)を溶解した溶液を滴加した。−70
℃に保持しながら1時間攪拌した後、温度を1時間で−
70℃から0℃迄上昇させた。次いで1N−HC1溶液3lを滴
加し、数分間攪拌した後に、反応混合物をクロロホルム
で抽出した。有機層を10%炭酸水素ナトリウム水溶液で
洗滌し、次いで、塩化ナトリウム飽和水曜液で洗滌し、
乾燥し、濾過し、次いで溶媒を蒸発させ残溜物135gを得
た。これにジイソプロピルエーテルを加えることによっ
て結晶化させ生成物を濾過し、次いでヘキサンで洗滌し
標題化合物97.2g(収率79%)を得た。
製造例II 2−アミノ−3−(2−クロロベンゾイル)
−6−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロ−
ピリド〔3,4−b〕チオフェン(次式の化合物)の製造 冷却管を取り付けた2lエルレンマイヤーフラスコに、メ
タノール550mlに溶解したN−カルボエトキシ−4−ピ
ペリドン85.5g(0.501モル)と前記製造例Iで製造した
化合物90g(0.501モル)と硫黄華19.3g(0.600モル)と
モルホリン44.4g(0.501モル)とを入れた。この混合物
を1時間還流させた。溶媒250mlを蒸発させた後に、生
成した所望の化合物の沈澱を濾過し、エタノールで洗滌
し、次いでジエチルエーテルで洗滌し、その後に乾燥し
て標題化合物155.4g(収率85%)得た。
製造例III 2−(ブロモアセトアミド)−3−(2−
クロロベンゾイル)−6−エトキシカルボニル−4,5,6,
7−テトラヒドロ−ピリド〔3,4−b〕チオフェン(次式
の化合物)の製造 適当な装置及び分液ロートを備えた5l反応器に、クロロ
ホルム2.5lと前記製造例IIで製造した化合物146g(0.40
0モル)とを入れた。次いで、分液ロートに入れたブロ
モアセチルブロミド87.7g(0.43モル)を滴加した。反
応混合物を室温で1時間攪拌し、次いで氷冷水300mlで
洗滌し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、その後に濾過した。得られた濾液からクロロホルム
を蒸発させ、次いで残溜物をエタノールで処理した。生
成した沈澱を濾過し、エタノールで洗滌し、次いでジエ
チルエーテルで洗滌し、その後に乾燥して標題化合物18
4.6g(収率95%)を得た。
製造例IV 2−アミノアセトアミド−3−(2−クロロ
ベンゾイル)−6−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−ピリド〔3,4−b〕チオフェン(次式の化
合物)の製造 ガス吹込み管を取り付けた5l反応器に前記製造例IIIで
製造した化合物174.8g(0.36モル)とTHF3lを入れた。
得られた懸濁液を0℃に冷却し、次いで予め水酸化カリ
ウムで乾燥したガス状アンモニアを加えた。アンモニア
の添加は8時間行なった(60gのアンモニアが吸収され
た)。得られた混合物を0℃で1夜攪拌し、その後に減
圧下でTHF2lを蒸発させ、次いで酢酸エチル750mlを加え
た。デカンテーション後に、有機層を10%塩化ナトリウ
ム水溶液300mlで1回、水300mlで3回それぞれ洗滌し、
次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、ロー
タリーエバポレーターで溶媒を一部蒸発させた。次いで
冷蔵庫中に一夜放置し沈澱物を生成させた。沈澱物を濾
過した後に、ジエチルエーテルで洗滌し、次いで乾燥し
標題化合物119gを得た。残りの有機層を濃縮し、次いで
ジエチルエーテル/THF混合物(容量比で3/1)1.5lで処
理し標題化合物14.6gを得た(全収率88%)。
製造例V 5−(2−クロロフェニル)−8−エトキシ
カルボニル−6,7,8,9−テトラヒドロ−3H−ピリド
〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,4−ジアゼピン−
2−オン(次式の化合物)の製造 攪拌機、冷却装置及び加熱装置を備えた2l反応器を窒素
循環下に置き、これに前記製造例IVで製造した化合物12
6.6g(0.3モル)とピリジン800mlとを入れた。この反応
混合物を18時間攪拌した。出発原料が全部反応したこと
を確認した後に、ロータリーエバポレータで減圧下にピ
リジンの一部を蒸発された。
得られた油状物(暗褐色)をエタノール1に溶解し
た。氷浴中で冷却した後に、生成した沈澱を濾過し、エ
タノール及びジイソプロピルオキシドそれぞれで洗滌し
標題化合物101.3g(収率83.6%)を得た。
製造例VI 5−(2−クロロフェニル)−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−3H−ピリド〔4′,3:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,4−ジアゼピン−2−オン(次式(B)で表わさ
れる化合物)の製造 加熱装置を備えた反応器を窒素循環下に置き、これに前
記製造例Vで製造した化合物94.5g(0.234モル)とペレ
ット状の90%水酸化カリウム152.1g(2.34モル)とエチ
レングリコールモノエチルエーテル900mlとを入れた。
この混合物を1時間にわたって還流温度まで加熱し、還
流を1時間維持した。次いで、得られた溶液を砕氷1.2k
gに加え、その後塩酸(d=1.18)でpH5.3に酸性化し
た。次いで炭酸カリウムを加えてpHを8.3に調整した。
次いでこの溶液を塩化メチレン500mlで3回抽出した。
得られた有機層を10%塩化ナトリウム水溶液450mlで洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過し、次いで
蒸発させた。得られた残溜物をジイソプロピルエーテル
で処理した。ジイソプロピルエーテルで洗浄した後に、
乾燥して標題化合物55.9g(収率72%)を得た。
出発原料化合物(C)の製造について、以下の第2の一
連の製造例(I′〜II′)すなわちイソプロピルチオ酢
酸(R=イソプロピル基である場合のR−S−CH2COOH
化合物)の製造例により説明する。
製造例I′:イソプロピルチオ酢酸エチル(次式の化合
物)の製造 適当な装置を取り付けた1反応器に、メタノール300m
lとイソプロピルチオール25.4g(0.333モル)を入れ
た。次いでブロモ酢酸エチル57.3g(0.333モル)を室温
で添加し、得られた混合物を室温で4時間攪拌した。次
いで2.5N水酸化ナトリウム水溶液135mlをpH値が7〜7.5
以上に達しないようにして滴加した。その後に、混合物
を1夜攪拌し、次いでメタノールを留去した。残留物を
水100mlに溶解し、得られた混合物をジエチルエーテル3
50mlで抽出した。得られた有機層を5%水酸化ナトリウ
ム水溶液で1回洗滌し、次いで3回水洗し、その後無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、濾液をロータリ
ーエバポレーターで蒸発させて標題化合物46g(収率85
%)を得た。
製造例II′:イソプロピルチオ酢酸〔次式(c)で表わ
される化合物〕の製造 適当な装置を取り付けた2l反応器に、イソプロピルチオ
酢酸エチル40g(0.246モル)とメタノール380mlを入れ
た。次いで、水380mlに水酸化カリウム20.7g(0.369モ
ル)を溶解した溶液を滴加した。温度を上昇させ、次い
で35〜38℃で2時間保持した。その後にメタノールを留
去し、得られた残留物を氷冷水約500mlに溶解した。次
いで、得られた溶液を10%塩酸水溶液を加えることによ
りpH3に酸性化した。生成した沈殿物を濾過し、中性を
示すまで水洗し、次いで乾燥した。このようにして得ら
れた化合物をイソプロピルアセテート/ジイソプロピル
エーテル(容量比で4/6)混合物200mlを用いて結晶化さ
せた。溶液を熱濾過し、次いで結晶化させた。濾過し、
ジイソプロピルエーテルで洗滌した後に、標題化合物2
6.7g(収率80.5%)を得た。
本発明を以ての実施例により更に詳しく説明する。
実施例1: 6−(2−クロロフェニル)−9−(イソプロピルチオ
メチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−
メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=O、R=イソプロピル基
である次式の化合物〕の製造 第1工程〔式(B)の化合物と式(C)の化合物とから
式(D)の化合物を製造する工程〕: 5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピルチオ
メチル−カルボニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−3H−
ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,4−ジアゼ
ピン−2−オンの製造 適当な装置を取り付けた2l反応器に、5−(2−クロロ
フェニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−3H−ピリド
〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,4−ジアゼピン−
2−オン49.8g(0.150モル)とジクロロメタン250mlと
を入れた。得られた懸濁液を5℃に冷却した。次いで、
ジシクロヘキシルカルボンジイミド34g(1.65モル)と
ジクロロエタン400mlとイソプロピルチオ酢酸20.1g(0.
150モル)とジクロロエタン400mlとを温度を10℃に維持
しながら同時に加えた。混合物を氷浴中で30分間放置
し、次いで温度を室温まで上昇させ、50℃に加温し均質
化した。その後に、混合物を室温で一夜攪拌し、次いで
ジクロロエタンを留去した。得られた残留物をN,N−ジ
メチルホルムアミド600mlに溶解した。次いで水150mlを
加え、混合物を2時間攪拌した。生成したジシクロロヘ
キシル尿素を濾過し、得られた溶液をN,N−ジメチルホ
ルムアミドで洗滌した。N,N−ジメチルホルムアミドを
一部留去した。得られた残留物を氷冷水で処理し、沈殿
を生じさせた。次いで、酢酸0.150モルを加え、混合物
を攪拌した。
沈澱物を濾過し、10%酢酸水溶液、水次いで10%炭酸水
素ナトリウム水溶液で順々に洗滌し、減圧乾燥し、次い
で沸騰した酢酸エチル600mlで処理した。得られた溶液
を冷却し、冷蔵庫中に3時間放置した。濾過し、酢酸エ
チル次いでジエチルエーテルで順々に洗滌し、その後に
乾燥した後に標題化合物45.7g(収率68%)を得た。
第2工程〔化合物(D)から式(E)の化合物を製造す
る工程〕: 5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピルチオ
メチル−カルボニル)−2−ヒドラジノ−6,7,8,9−テ
トラヒドロ−3H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2
−f〕1,4−ジアゼピンの製造 適当な装置を取り付けた2l反応器を窒素循環下に置き、
これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピ
ルチオメチル−カルボニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ
−3H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,4−
ジアゼピン−2−オン42.5g(0.095モル)と、メタノー
ル1と、ヒドラジン水和物19.06g(0.376モル)とを
入れた。得られた懸濁液を室温(25℃)で90分間放置し
ておいた。出発原料の有無をCCM分析で確認した。この
ようにして混合物を40℃に30分間加熱し、次いで反応が
完結するまで室温で1時間保持した。
混合物を濾過し、メタノール次いでじエチルエーテルで
洗滌した後に標題化合物36.4g(収率83%)を得た。
第3工程〔式(E)の化合物から式(A)の化合物(標
題化合物)を製造する工程〕: 6−(2−クロロフェニル)−9−(イソプロピルチオ
メチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−
メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2−4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
の製造 冷却装置を取り付けた1反応器を窒素循環下に置き、
これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピ
ルチオメチル−カルボニル)−2−ヒドラジノ−6,7,8,
9−テトラヒドロ−3H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ
〔3,2−f〕1,4−ジアゼピン32.4g(0.070モル)とメタ
ノール600mlとオルト酢酸トリエチルエステル45g(0.28
モル)とを入れた。得られた懸濁液を90分間還流した。
還流15分後に懸濁液が溶液となり、還流45分後には沈殿
が生じた。出発原料の全部が反応した。次いで混合物を
冷却し、沈殿物を濾過し、メタノール次いでジエチルエ
ーテルで洗滌した。室温で乾燥し、次いで減圧下110℃
で一夜乾燥した後に標題化合物30.3g(収率89%)を得
た。外観形状:ベージュ色粉末;融点:122〜124℃。
尚、本実施例及び他の実施例で得られた化合物の融点は
トットリ(Tottoli)融点測定機を用いて測定した。
実施例2 6−(2−クロロフェニル)−9−(イソプロピルチオ
メチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−
メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2−4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=S,R=イソプロピル基で
ある次式の化合物〕の製造 第1工程〔式(B)の化合物と式(C)の化合物とから
式(D)の化合物を製造する工程〕: 5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピルチオ
メチル−カルボニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−3H−
ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,4−ジアゼ
ピン−2−オンの製造 この工程は実施例1の第1工程と同一であり、反応の詳
細は実施例1の第1工程に記載した。
第2工程〔式(D)の化合物から式(D′)の化合物を
製造する工程〕: 5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピルチオ
メチル−チオカルボニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−3
H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,4−ジ
アゼピン−2−チオンの製造 適当な装置を取り付けた5l反応器を窒素循環下に置き、
これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピ
ルチオメチル−カルボニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ
−3H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,4−
ジアゼピン−2−オン40.3g(0.090モル)と1,2−ジメ
トキシエタン1.25lとを入れた。得られた懸濁液を60℃
に加温し、次いで五硫化リン87.1g(0.392モル)と炭酸
水素ナトリウム65.4g(0.785モル)を加えた。上記の添
加は15分間で行なった。次いで温度を70℃で90分間保持
した。CCM分析により中間体が痕跡量で存在することが
示されたので、反応を完結させるために混合物を更に30
分間還流した。その後に、混合物を15℃まで冷却し、次
いで氷冷水2.5lを加えた。次いで、混合物を5lビーカー
に入れ、それに0.4M炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて
pH8にした。混合物30分間攪拌し、その後に生成した沈
澱物を濾過し、水、エタノール次いでジエチルエーテル
で順々に洗滌し、次いでジクロロメタン1に溶解し
た。不溶物を濾過した。その後に、混合物をジクロロメ
タン300mlで洗滌し、次いでジクロロメタンを留去し
た。得られた残留物をアセトニトリルに溶解し、次いで
冷蔵庫中に一夜放置した。
濾過後、アセトニトリルで洗滌し、次いでジエチルエー
テルで洗滌し、乾燥して標題化合物28.1g(収率65%)
を得た。
第3工程〔式(D′)の化合物から式(E)の化合物を
製造する工程〕: 5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピルチオ
メチル−チオカルボニル)−2−ヒドラジノ−6,7,8,9
−テトラヒドロ−3H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ
〔3,2−f〕1,4−ジアゼピンの製造 適当な装置を取り付けた2l反応器を窒素循環下に置き、
これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピ
ルチオメチル−チオカルボニル)−6,7,8,9−テトラヒ
ドロ−3H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕
1,4−ジアゼピン−2−チオン19.7g(0.041モル)とメ
タノール500mlとヒドラジン水和物8.22g(0.162モル)
とを入れた。得られた懸濁液を室温(25℃)で90分間放
置した。出発原料の有無をCCM分析により確認した。こ
のようにして、混合物を40℃に30分間加熱し、次いで反
応を完結させるために室温で1時間保持した。その後混
合物を濾過し、メタノールで洗滌し、次いでジエチルエ
ーテルで洗滌した後に標題化合物16.4g(収率84%)を
得た。
第4工程〔式(E)の化合物から式(A)の化合物を製
造する工程〕: 6−(2−クロロフェニル)−9−(イソプロピルチオ
メチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−
1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2
−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
の製造 冷却装置を取り付けた1反応器を窒素循環下に置き、
これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピ
ルチオメチル−チオカルボニル)−2−ヒドラジノ−6,
7,8,9−テトラヒドロ−3H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チ
エノ〔3,2−f〕1,4−ジアゼピン12g(0.025モル)とメ
タノール250mlとオルト酢酸トリエチルエステル16.1g
(0.100モル)とを入れた。得られた懸濁液を90分間還
流させた。還流の15分後には溶液が得られ、還流の45分
後には沈澱が生じた。出発原料の全部が反応した。次い
で、混合物を冷却し、沈澱物を濾過し、メタノールで洗
滌し、その後にジエチルエーテルで洗滌した。室温で乾
燥し、次いで減圧下110℃で1夜乾燥した後に標題化合
物11.1g(収率88%)を得た。外観形状:淡橙色粉末;
融点:157〜159℃。
適当なR−S−CH2COOH化合物を用いて反応を行なった
以外はY=Oである場合の化合物については実施例1に
記載のようにして、またY=Sである場合の化合物につ
いては実施例2に記載にようにして、以下の化合物を製
造した。
実施例3 6−(2−クロロフェニル)−9−(tert−ブチルチオ
メチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−
メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=O,R=tert−ブチル基で
ある化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点169〜171℃ 実施例4 6−(2−クロロフェニル)−9−(tert−ブチルチオ
メチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−
1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2
−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=S,R=tert−ブチル基で
ある化合物〕 外観形状:淡ベージュ色粉末;融点179〜181℃ 実施例5 6−(2−クロロフェニル)−9−(ヘキサデシルチオ
メチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−
メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=O,R=ヘキサデシル基で
ある化合物〕 外観形状:淡黄白色粉末;融点:292℃ 実施例6 6−(2−クロロフェニル)−9−(ヘキサデシルチオ
メチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−
1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2
−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=S,R=ヘキサデシル基で
ある化合物〕 外観形状:白色結晶質粉末;融点:176〜177℃ 実施例7 6−(2−クロロフェニル)−9−(フェニル−チオメ
チル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−メ
チル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕
1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン〔前記
の式(A)においてY=O,R=フェニル基である化合
物〕 外観形状:白色粉末;融点:243〜244℃ 実施例8 6−(2−クロロフェニル)−9−(フェニル−チオメ
チル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1
− 6−(2−クロロフェニル)−9−(フェニル−チオメ
チル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1
−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=S,R=フェニル基である
化合物〕 外観形状:淡黄白色粉末;融点:127〜128℃ 実施例9 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−メトキシフェ
ニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒド
ロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ
〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼ
ピン〔前記の式(A)においてY=O,R=4−メトキシ
フェニル基である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点:180〜181℃ 実施例10 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−メトキシフェ
ニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエ
ノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジア
ゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R=4−メトキ
シフェニル基である化合物〕 外観形状:淡橙色粉末;融点:213〜215℃ 実施例11 6−(2−クロロフェニル)−9−(3,4−ジメトキシ
フェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエ
ノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジア
ゼピン〔前記の式(A)においてY=O,R=3,4−ジメト
キシフェニル基である化合物〕 外観形状:淡黄色粉末;融点:120℃ 実施例12 6−(2−クロロフェニル)−9−(3,4−ジメトキシ
フェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テ
トラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕
チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−
ジアゼピン〔前記の式(I)においてY=S,R=3,4−ジ
メトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:褐色粉末;融点:130℃ 実施例13 6−(2−クロロフェニル)−9−(3,4,5−トリメト
キシフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テ
トラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕
チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−
ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=O,R=3,4,5−
トリメトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:白色粉末;融点:247〜249℃ 実施例14 6−(2−クロロフェニル)−9−(3,4,5−トリメト
キシフェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10
−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:
4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕
1,4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R=3,
4,5−トリメトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:ベージュ色粉末;融点:130〜131℃ 実施例15 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3,4−トリメト
キシフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テ
トラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕
チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−
ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=O,R=2,3,4−
トリメトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:淡黄色粉末;融点:215〜220℃ 実施例16 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3,4−トリメト
キシフェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10
−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:
4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕
1,4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R=2,
3,4−トリメトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:橙色粉末;融点:175℃ 実施例17 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−tert−ブチル
フェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエ
ノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジア
ゼピン〔前記の式(A)においてY=O,R=4−tert−
ブチルフェニル基である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点:214〜216℃ 実施例18 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−tert−ブチル
フェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テ
トラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕
チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−
ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R=4−ter
t−ブチルフェニル基である化合物〕 外観形状:淡橙色粉末;融点:183〜186℃ 実施例19 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−トリフルオロ
メチルフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−
テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,
5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,
4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=O,R=2−
トリフルオロメチルフェニル基である化合物〕 外観形状:淡ベージュ色粉末;融点:229℃ 実施例20 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−トリフルオロ
メチルフェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,
10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,
3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−
a〕1,4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R
=2−トリフルオロメチルフェニル基である化合物〕 外観形状:橙色粉末;融点:248〜249℃ 実施例21 6−(2−クロロフェニル)−9−(3−トリフルオロ
メチルフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−
テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,
5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,
4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=O,R=3−
トリフルオロメチルフェニル基である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点:311〜313℃ 実施例22 6−(2−クロロフェニル)−9−(3−トリフルオロ
メチルフェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,
10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,
3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−
a〕1,4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R
=3−トリフルオロメチルフェニル基である化合物〕 外観形状:淡黄白色粉末;融点:177℃ 実施例23 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−トリフルオロ
メチルフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−
テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,
5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,
4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=O,R=4−
トリフルオロメチルフェニル基である化合物〕 外観形状:白色粉末;融点:210〜212℃ 実施例24 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−トリフルオロ
メチルフェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,
10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,
3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−
a〕1,4−ジアゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R
=4−トリフルオロメチルフェニル基である化合物〕 外観形状:明褐色粉末;融点:239〜241℃ 実施例25 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−フルオロフェ
ニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒド
ロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ
〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼ
ピン〔前記の式(A)においてY=O,R=4−フルオロ
フェニル基である化合物〕 外観形状:淡黄色粉末;融点:200℃ 実施例26 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−フルオロフェ
ニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエ
ノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジア
ゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R=4−フルオ
ロフェニル基である化合物〕 外観形状:白色粉末;融点:154〜156℃ 実施例27 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3−ジクロロフ
ェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒ
ドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ
〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼ
ピン〔前記の式(A)においてY=O,R=2,3−ジクロロ
フェニル基である化合物〕 外観形状:淡黄白色粉末;融点:169〜170℃ 実施例28 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3−ジクロロフ
ェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テト
ラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チ
エノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジ
アゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R=2,3−ジク
ロロフェニル基である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点:187℃ 実施例29 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−フェノキシフ
ェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒ
ドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ
〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼ
ピン〔前記の式(A)においてY=O,R=4−フェノキ
シフェニル基である化合物〕 外観形状:褐色粉末;融点:292℃ 実施例30 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−フェノキシフ
ェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テト
ラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チ
エノ〔3,2−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジ
アゼピン〔前記の式(A)においてY=S,R=4−フェ
ノキシフェニル基である化合物〕 外観形状:白色結晶質粉末;融点:192〜195℃ 実施例31 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−フリルチオメ
チル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−メ
チル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−f〕
1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン〔前記
の式(A)においてY=O,R=2−フリル基である化合
物〕 外観形状:白色粉末;融点:121〜122℃ 実施例32 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−フリルチオメ
チル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1
−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=S,R=2−フリル基であ
る化合物〕 外観形状:ベージュ色粉末;融点:246℃ 実施例33 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−チエニルチオ
メチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−1−
メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2−
f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=O,R=2−チエニル基で
ある化合物〕 外観形状:白色粉末;融点:237〜240℃ 実施例34 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−チエニルチオ
メチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ−
1−メチル−4H−ピリド〔4′,3′:4,5〕チエノ〔3,2
−f〕1,2,4−トリアゾロ〔4,3−a〕1,4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=S,R=2−チエニル基で
ある化合物〕 外観形状:淡黄白色粉末;融点:198〜199℃ 毒性 本発明の方法で製造した前記の式(A)で表わされるチ
エノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体はいずれもマウス
に投与量1g/kg(体重)の経口投与又は腹腔(IP)投与
では毒性は認められなかった。
薬理試験 本発明の方法で製造した前記の式(A)で表わされるチ
エノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体について種々の薬
理試験を行なった。薬理試験の概要は以下の通りであ
る。
1)PAFで誘発させた血小板凝集に対する凝集抑制作用 この試験は「Lab.Invest.」,48,98(1980)(R.KINLOU
GH.RATHBON,J.P.CAZENAVE,M.PACKHAM及びF.MUSTARDらの
論文)の方法に従って行なった。この試験にはニュージ
ーランドウサギ(平均体重5kgの雄性ニュージーランド
ウサギ)を使用した。
グラフ記録計を連結したchrono−log Coulronics凝集検
出計(agregometer)を用いて37℃で行なった。測定結
果(分子濃度の単位)は第I表の中央の欄に示した。
2)ベンゾジアゼピン受容体に対する結合の抑制作用 先の試験の対象(interest)はこの試験で得られた結果
に依存する。
すなわち、本発明の化合物はベンゾジアゼピンに似た構
造を有するので、血小板の凝集が抑制される投与量で特
定のベンゾジアゼピン活性が現われないかどうかを確認
することが重要である。
従って、本試験はMOHLER H.とRICHARD J.G.の方法〔「N
ature」,294,763-765(1981)「試験管内(in vitro)
での作動薬(agonist)と拮抗薬(antagonist)のベン
ゾジアゼピン受容体に対する相互作用」という題目の論
文〕に従って行なった。
この試験は、トレーサー(tracer)として3H−RO−15−
4788と3H−RO−5−4864(NEN)を使用し、対照拮抗薬
としてRO−15−4788とRO−5−4864を使用して、4℃で
1.5時間保持(incubate)したラットの脳で行なった。
尚、RO−15−4788及びRO−5−4864はロッシュ(Roch
e)社が製造した化合物であり、ベンゾジアゼピン受容
体の対照拮抗薬である。また3H−RO−15−4788及び3H−
RO−5−4864はそれぞれ上記の化合物をトリチウム化し
た化合物である。
得られた結果を第I表の右欄に分子濃度の単位で示し
た。尚、表中のBZDはベンゾジアゼピンを意味する。
3)アレチネズミによる全体的な虚血 (global ischemia) この試験では、雄性アレチネズミ(gerbille)にブリエ
タール(Brietal)〔α−(±)−5−アリル−1−メ
チル−5−(1−メチル−2−ペンチニル)バルビツー
ル酸を有効成分とする麻酔剤の商品名〕を用いて投与量
35mg/kgを腹腔投与して麻酔をかけ、その後に両方の頚
動脈を10分間鉗子で締め、次いで鉗子をはずして血流を
再開した。この処理をしたアレチネズミ各々に前記実施
例のうちの1つの化合物を各々10mg/kgを投与した。
化合物投与1週間後に、アレチネズミを殺して両方の海
馬(hippocampes)を取り出し、重量を測定し、一80℃
で凍結させた。
トリスHC1緩衝液(pH7.4)1mlと共に凍結した海馬組織
を30秒間粉砕した後に、この試験標本(prepartions)
から各50μlづつ標本を取出し、2nM(90Ci/ミリモル、
NENE、ドイツ)3H−PK11195を含むトリスHC1緩衝液各1m
l中で25℃で1時間保持(incubate)した。
各標本について、測定を3回行なった。(特定的3H−PK
11195マーカーで標識した)オメガ部位3ケ所(omega 3
sites)の濃度をPK11195(fモル)/新鮮な組織(m
g)で表わし、対照(コントロール)群に比べた全体的
な虚血症に対する保護率に換算した。
この試験の結果を次の表II表に示した。尚、表中のNSは
有意な効果がないことを表わし、*は有意な効果がある
ことを表わし、**は非常に効果があることを表わし、
***は極めて高い効果があることを表わす。
投与形態−投与薬量 ヒトの治療においては、本発明の方法で製造される前記
の式(A)で表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピ
ン誘導体は経口投与によって投与するのが好ましい。好
ましい投与剤形としては錠剤、ゼラチンカプセル剤等が
挙げられる。上記の場合には投与薬量は通常1日当り
(per diem)50mg〜500mgである。
単位投与量は、適当な担体及び薬剤を一緒にして50mgで
あるが好ましい。
上記のチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体は注射投
与によって投与してもよい。その場合には、投与薬量は
通常1日当り5mg〜100mgである。単位投与量は1〜20mg
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローラン・ジヤン‐ピエール フランス国.75015・パリ.リユ・ブロメ. 159 (72)発明者 ポミエ・ジヤツク フランス国.922700・コロンブ.アブニ ユ・アンリイ・バルブス.93

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の式(A): (式中、Yは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは1〜
    20個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基;フ
    ェニル基;置換フェニル基であって1〜5個の炭素原子
    を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基、1〜5個の炭素原
    子を有するアルコキシ基、ハロゲン原子、トリフルオロ
    メチル基又はフェノキシ基で置換されたフェニル基;あ
    るいはフラン環又はチオフェン環を表わす)で表わされ
    るチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体の製造法であ
    って、次の式(B): で表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン化合物と
    式RSCH2COOHの化合物(C)(式中、Rは前記と同一の
    意義を有する)とを非プロトン性溶媒中で、当量よりわ
    ずかに過剰量のジシクロヘキシルカルボジイミドの存在
    下に0〜60℃の温度で反応させ、次いで得られた次の式
    (D): (式中、Rは前記と同一の意義を有する)で表わされる
    化合物と3〜5当量のヒドラジン水和物とを非プロトン
    性溶媒中で室温〜50℃の温度で反応させ、最後に、この
    ようにして得られた次の式(E): (式中、Rは前記と同一の意義を有する)で表わされる
    化合物と1〜3当量のオルト酢酸トリエステルとを非プ
    ロトン性溶媒中で、室温〜反応混合物の還流温度までの
    温度で環化反応させてYが酸素原子である場合の前記一
    般式(A)で表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピ
    ン誘導体を製造することからなり、且つ場合によって
    は、前記の式(D)で表わされるチエノ−ジアゼピン誘
    導体と1〜3当量の五硫化リンとを非プロトン性溶媒中
    で10℃〜反応混合物の還流温度までの温度で反応させる
    ことからなる硫黄化工程を用いて反応を続行して、Yが
    硫黄原子を表わす場合の反応する前記の式(A)で表わ
    されるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体を製造す
    ることからなる、前記チエノ−トリアゾロ−ジアゼピン
    誘導体の製造法。
  2. 【請求項2】前記の諸反応工程を乾燥した無水の媒体中
    で行なう請求項1記載の製造法。
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