JPH0426691A - チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピン誘導体の製造法 - Google Patents

チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピン誘導体の製造法

Info

Publication number
JPH0426691A
JPH0426691A JP2120189A JP12018990A JPH0426691A JP H0426691 A JPH0426691 A JP H0426691A JP 2120189 A JP2120189 A JP 2120189A JP 12018990 A JP12018990 A JP 12018990A JP H0426691 A JPH0426691 A JP H0426691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
compound
diazepine
triazolo
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2120189A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06102665B2 (ja
Inventor
Pierre Braquet
ブラツク・ピエール
Andre Esanu
エサヌ・アンドル
Jean-Pierre Laurent
ローラン・ジヤン‐ピエール
Jacques Pommier
ポミエ・ジヤツク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ipsen Pharma SAS
Original Assignee
Societe de Conseils de Recherches et dApplications Scientifiques SCRAS SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Societe de Conseils de Recherches et dApplications Scientifiques SCRAS SAS filed Critical Societe de Conseils de Recherches et dApplications Scientifiques SCRAS SAS
Publication of JPH0426691A publication Critical patent/JPH0426691A/ja
Publication of JPH06102665B2 publication Critical patent/JPH06102665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D495/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D495/22Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having sulfur atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains four or more hetero rings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • A61P11/08Bronchodilators
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/08Vasodilators for multiple indications
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
    • A61P9/10Drugs for disorders of the cardiovascular system for treating ischaemic or atherosclerotic diseases, e.g. antianginal drugs, coronary vasodilators, drugs for myocardial infarction, retinopathy, cerebrovascula insufficiency, renal arteriosclerosis

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Neurosurgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Hospice & Palliative Care (AREA)
  • Diabetes (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Psychiatry (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗虚血症剤、抗喘息剤及び抗アレルギー剤と
して、並びに胃腸保護剤(protector)として
、特に有用な新規チエツートリアゾロ−ジアゼピン誘導
体の製造法に関する。本発明の方法で製=4− 造される前記の新規チエツートリアゾロ−ジアゼピン誘
導体は特に虚血症(ischemJ a )の治療に有
用である。
更に詳しくは、本発明は、次の式(A):(式中、Yは
酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは1〜20個の炭素
原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基;フェニル基;
1〜5個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基
、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ基、ハロゲン
原子又はトリフルオロメチル基で置換されたフェニル基
;又は随意に置換されていてもよいフェノキシ基で置換
されたフェニル基;あるいはフラン環又はチオフェン環
を表わす)で表わされるチエツートリアゾロ−ジアゼピ
ン誘導体及びその医薬的に許容される塩の製造法に関す
る。
本発明の要旨によれば、前記のチエツートリアゾロ−ジ
アゼピン誘導体は、次のようにして容易に製造し得る。
すなわち1次の式(B):で表わされるチエツートリア
ゾロ−ジアゼピン化合物と、当量の式R5CH2C0O
Hの化合物(C)(式中、Rは前記と同一の意義を有す
る)とを非プロトン性溶媒中で、当量よりわずかに過剰
量のジシクロへキシルカルボジイミドの存在下に0〜6
0℃の温度で反応させ、次いで得られた次の式(D):
(式中、Rは前記と同一の意義を有する)で表わされる
化合物と3〜5当量のヒドラジン水和物とを非プロトン
性溶媒中で室温〜50℃の温度で反応させ、最後に、こ
のようにして得られた次の式(E):C式中、Rは前記
と同一の意義を有する)で表わされる化合物と1〜3当
量のオルト酢酸トリエステルとを非プロトン性溶媒中で
、室温〜反応混合物の還流温度までの温度で環化反応さ
せてYが酸素原子である場合の前記−数式(A)で表わ
されるチエツートリアゾロ−アゼピン誘導体を製造する
ことによって、且つ場合によっては、前記の式(D)で
表わされるチエノージアゼピン誘導体と1〜3当量の五
硫化リンとを非プロトン性溶媒中で10’C〜反応混合
物の還流温度までの温度で反応させることからなる硫黄
化反応工程〔後記の反応工程図1において式(D)で表
わされる化合物がら式(D′)で表わされる化合物を製
造する工程〕を用いて反応を続行して、Yが硫黄原子を
表わす場合の対応する前記の式(A)で表わされるチエ
ツートリアゾロ−ジアゼピン誘導体を製造することによ
って、容易に製造し得る。対応する反応の工程を以下の
反応工程図1に示す。
本発明のチエツートリアゾロ−ジアゼピン誘導体の製造
法の諸反応は乾燥した無水の媒体中で行なうのが好まし
い。
本発明の技術分野における先行技術文献としては米国特
許第4.621,083号明細書(又は欧州特許筒17
6.927号明細書)が挙げられ、それにはPAF (
血小板活性化因子)−拮抗活性を有するチエツートリア
ゾロ−ジアゼピンが記載されている。
本発明の方法で製造された上記の式(A)で表わされる
新規化合物は、前記特許明細書に記載された前記のジア
ゼピン類のPAF−拮抗活性よりも10〜1000倍強
いPAF−拮抗活性を示し、しかもより一層有力な有効
性も示す。
出発原料化合物(B)の製造について、以下の一連の製
造例(I〜■)により説明し、その反応工程を以下の反
応工程図2に示す。
−1,0 量1目1月 クロロベンゾイルメチルシアニド− 無水THF 7Ωと予め乾燥したシアノ酢酸115.9
g(1.36モル)とを入れた。次いで、ヘキサンに溶
解したブチルリチウムの1.6M溶液1,715mQ(
2.74モル)を滴加した。その間、温度は一70℃か
らO℃迄上昇した。次いでこの反応混合物を1時間撹拌
した。
その後、反応混合物を再度−70℃に冷却し、これに、
i水THF1flに2−クロロベンゾイルクロリド12
0g (0.685モル)を溶解した溶液を滴加した。
−70℃に保持しながら1時間撹拌した後,温度を1時
間で一70℃からO℃迄上昇させた。次いでIN−HC
I溶液3Qを滴加し、数分間撹拌した後に、反応混合物
をクロロホルムで抽出した。有機層を10%炭酸水素ナ
トリウム水溶液で洗滌し、次いで、塩化ナトリウム飽和
水溶液で洗滌し、乾燥し、濾過し、次いで溶媒を蒸発さ
せ残溜物135gを得た。
これにジイソプロピルエーテルを加ることによって結晶
化させ生成物を濾過し、次いでヘキサンで洗滌し標題化
合物97.2g(収率79%)を得た。
化j」(転)m遺 冷却管を取り付けた22エルレンマイヤーフラスコに、
メタノール550mQに溶解したN−カルボエトキシ−
4−ピペリドン85.5 g (0.501モル)と前
記製造例■で製造した化合物90 g (0.501モ
ル)と硫黄華19.3 g (0.600モ/L/) 
トモ)Lt* ’J ン44.4g (0.501モル
)とを入れた。この混合物を1時間還流させた。溶媒2
50IIlflを蒸発させた後に、生成した所望の化合
物の沈澱を濾過し、エタノールで洗滌し、次いでジエチ
ルエーテルで洗滌し、その後に乾燥して標題化合物15
5.4 g (収率85%)得た。
エン 式の の 適当な装置及び分液ロートを備えた5Q反応器に、クロ
ロホルム2,5Ωと前記製造例■で製造した化合物14
6g (0.400モル)とを入れた。次いで、分液ロ
ートに入れたブロモアセチルプロミド87.7g (0
.43モル)を滴加した。反応混合物を室温で1時間撹
拌し、次いで氷冷水300mflで洗滌し、得られた有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、その後に濾過し
た。得られた濾液からクロロホルムを蒸発させ、次いで
残溜物をエタノールで処理した。生成した沈澱を濾過し
、エタノールで洗滌し、次いでジエチルエーテルで洗滌
し、その後に乾燥して標題化合物184.6 g (収
率95%)を得た。
ン   式のしム   の  ゛ ガス吹込み管を取り付けた5Ω反応器に前記製造例■で
製造した化合物174.8 g (0,36モル)とT
HF3Qを入れた。得られた懸濁液を0℃に冷却し、次
いで予め水酸化カリウムで乾燥したガス状アンモニアを
加えた。アンモニアの添加は8時間行なった(60gの
アンモニアが吸収された)。得られた混合物を0℃で」
夜撹拌し、その後に減圧下でT!(F2Qを蒸発させ、
次いで酢酸エチル750mffを加えた。デカンテーシ
ョン後に、有機層を10%塩化ナトリウム水溶液300
mQで1回、水300IIIQで3回それぞれ洗滌し、
次いで無水硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、ロー
タリーエバポレーターで溶媒を一部蒸発させた。次いで
冷蔵庫中に一夜放置し沈澱物を生成させた。沈澱物を濾
過した後に、ジエチルエーテルで洗滌し、次いで乾燥し
標題化合物119gを得た。残りの有機層を濃縮し、次
いでジエチルエーテル/THF混合物(容量比で3/1
)1.5Qで処理し標題化合物14.6 gを得た(全
収率88%)。
MIItJL!−5−2−クロロフェニル−8−エトキ
シカルボニル−6789−テトラヒドロ−3H−ピロ リド4’ 3’:45チエノ32−f 14−ジアゼピ
ン−2−オン  式の ム の 撹拌機、冷却装置及び加熱装置を備えた2Q反応器を窒
素循環下に置き、これに前記製造例■で製造した化合物
126.6 g (0,3モル)とピリジン800m1
1とを入れた。この反応混合物を18時間撹拌した。
出発原料が全部反応したことを確認した後に、ロータリ
ーエバポレーターで減圧下にピリジンの一部を蒸発させ
た。
得られた油状物(暗褐色)をエタノール1aに溶解した
。水浴中で冷却した後に、生成した沈澱を濾過し、エタ
ノール及びジイソプロピルオキシドそれぞれで洗滌し標
題化合物]、01.3g(収率83.6%)を得た。
金11」贋」遺 加熱装置を備えた反応器を窒素循環下に置き、これに前
記製造例■で製造した化合物94.5 g(0,234
モル)とペレット状の90%水酸化カリウム152.1
 g (2,34モル)とエチレングリコールモノエチ
ルエーテル900+nQとを入れた。この混合物を1時
間にわたって還流温度まで加熱し、還流を1時間維持し
た。次いで、得られた溶液を砕氷1.2kgに加え、そ
の後塩酸(d =1.18)でpH5,3に酸性化した
。次いで炭酸カリウムを加えてpt+を8.3に調整し
た。次いでこの溶液を塩化メチレン500mQで3回抽
出した。得られた有機層を10%塩化ナトリウム水溶液
450mQで洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、
濾過し、次いで蒸発させた。得られた残溜物をジイソプ
ロピルエーテルで処理した。
ジイソプロピルエーテルで洗浄した後に、乾燥して標題
化合物55.9 g (収率72%)を得た。
出発原料化合物(C)の製造について、以下の第2の一
連の製造例(1’〜■′)すなわちイソプロピルチオ酢
酸(R=イソプロピル基である場合のR−3−CH2C
OOH化合物)の製造例により説明する。
/ H3 適当な装置を取り付けたIQ反応器に、メタノール30
0mGとイソプロピルチオール25 、4g (0、3
33モル)を入れた。次いでブロモ酢酸エチル57.3
g(0,333モル)を室温で滴加し、得られた混合物
を室温で4時間攪拌した。次いで2.5N水酸化ナトリ
ラム水溶液135+++QをpH値が7〜7.5以上に
達しないようにして滴加した。その後に、混合物を1夜
攪拌し、次いでメタノールを留去した。残留物を水10
0+iQに溶解し、得られた混合物をジエチルエーテル
350mflで抽出した。得られた有機層を5%水酸化
ナトリウム水溶液で1回洗滌し、次いで3回水洗し、そ
の後無水硫酸マグネシウt1で乾燥した。
濾過後、濾液をロータリーエバポレーターで蒸発させて
標題化合物46g(収率85%)を得た。
°“\。□−8−61□2 C02H(c、/ H3 適当な装置を取り付けた2Q反応器に、イソプロピルチ
オ酢酸エチル40g(0,246モル)とメタノール3
80mQを入れた。次いで、水380mΩに水酸化カリ
ウム20.7g(0,369モル)を溶解した溶液を滴
加した。
温度を上昇させ1次いで35〜38℃で2時間保持した
。その後にメタノールを留去し、得られた残留2〇− 物を氷冷水約500mQに溶解した。次いで、得られた
溶液を10%塩酸水溶液を加えることによりpH3に酸
性化した。生成した沈殿物を濾過し、中性を示すまで水
洗し、次いで乾燥した。このようにして得られた化合物
をジイソプロピルアセテート/ジイソプロピルエーテル
(容量比で4/6)混合物200mflを用いて結晶化
させた。溶液を熱濾過し、次いで結晶化させた。濾過し
、ジイソプロピルエーテルで洗滌した後に、標題化合物
26.7g(収率80.5%)を得た。
本発明を以下の実施例により更に詳しく説明する。
夫】1帆1: 式のしム  の − 簗ヨ工艮〔式(B)の化合物と式(C)の化合物とがら
式(0)の化合物を製造する工程〕: 適当な装置を取り付けた2Q反応器に、5−(2クロロ
フエニル)−6,7,8,9−テトラヒドロ−311−
ピリド[4’、 3’:4.5)チェノ(3,2−f〕
l、4−ジアゼピン−2−オン49.8g(0,150
モル)とジクロロメタン250m桑とを入れた。得られ
た懸濁液を5℃に冷却した。次いで、ジシクロへキシル
カルボジイミド34g(1,65モル)とジクロロエタ
ン400mρとイソプロピルチオ酢酸20.1g(0,
150モル)とジクロロエタン40omQとを湿度を1
0°Cに維持しながら同時に加えた。混合物を水浴中で
30分間放置し、次いで温度を室温まで上昇させ、50
℃に加温し均質化した。その後に、混合物を室温で1夜
攪拌し、次いでジクロロエタン髪留去した。得られた残
留物をN、N−ジメチルホルムアミド600mQに溶解
した。次いで水150m(lを加え、混合物を2時間攪
拌した。生成したジシクロヘキシル尿素を濾過し、得ら
れた溶液をN、N−ジメチルホルムアミドで洗滌した。
 N、N−ジメチルホルムアミドを一部留去した。得ら
れた残留物を氷冷水で処理し、沈殿を生じさせた。次い
で、酢酸0.150モルを加え、混合物を攪拌した。
沈澱物を濾過し、10%酢酸水溶液、水次いで10%炭
酸水素ナトリウム水溶液で順々に洗滌し、減圧乾燥し、
次いで沸騰した酢酸エチル600mQで処理した。得ら
れた溶液を冷却し、冷蔵庫中に3時間放置した。濾過し
、酢酸エチル次いでジエチルエーテルで順々に洗滌し、
その後に乾燥した後に標題化合物45.7g(収率68
%)を得た。
l工■〔化合物(D)から式(E)の化合物を製造する
工程〕 : 適当な装置を取り付けた2Q反応器を窒素循環下に置き
、これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロ
ピルチオメチル−カルボニル) −6,7,8,9−テ
トラヒドロ−3H−ピリド(4’、 3’:4.5)チ
ェノ(3,2−f)■、4−ジアゼピンー2−オン42
.5g(0,095モル)と、メタノールIQと、ヒド
ラジン水和物19.06g(0,376モル)とを入れ
た。得られた懸濁液を室温(25℃)で90分間放置し
ておいた。出発原料の有無をCCM分析で確認した。こ
のようにして混合物を40℃に30分間加熱し、次いで
反応が完結するまで室温で1時間保持した。
混合物を濾過し、メタノール次いでジエチルエーテルで
洗滌した後に標題化合物36.4g(収率83%)を得
た。
1工役〔式(E)の化合物から式(A)の化合物層化合
物)を製造する工程〕 : (標 冷却装置を取り付けたIQ反応器を窒素循環下に置き、
これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロピ
ルチオメチル−カルボニル)−2−ヒドラジノ−6゜7
.8.9−テトラヒドロ−3H−ピリド(4’、 3’
:4.5〕 チェノ(3,2−f)1.4−ジアゼピン
32.4g(0,070モル)とメタノール600社と
オルト酢酸トリエチルエステル45g(0,28モル)
とを入れた。得られた懸濁液を90分間還流した。還流
15分後に懸濁液が溶液となり、還流45分後には沈殿
が生じた。出発原料の全部が反応した。次いで混合物を
冷却し、沈殿物を濾過し、メタノール次いでジエチルエ
ーテルで洗滌した。室温で乾燥し、次いで減圧下110
℃で1夜乾燥した後に標題化合物30.3g(収率89
%)を得た。
外観形状二ベージュ色粉末;融点=122〜124℃。
尚、 本実施例及び他の実施例で得られた化合物の融点はトラ
トリ(Tottoli) 融点測定機を用いて測 定した。
第」−工1.〔式(A)の化合物から式(B)の化合物
を製造する工程〕: =26− この工程は実施例1の第1工程と同一であり、反応の詳
細は実施例1の第1工程に記載した。
碧シシ=程、(式(D)の化合物がら式(D′)の化合
物を製造する工程〕: 適当な装置を取り付けた5Q反応器を窒素循環下に置き
、これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロ
ピルチオメチル−カルボニル) −6,7,8,9−テ
トラヒドロ−3H−ピリド(4’、3’:4,5)チェ
ノ(3,2−f〕I。
4−ジアゼピン−2−オン40.3g(0,090モル
)と1,2−ジメトキシエタン1.25 flとを入れ
た。得られた懸濁液を60℃に加温し、次いで五硫化リ
ン87.1g(0,392モル)と炭酸水素ナトリウム
65.4g(0,785モル)を加えた。上記の添加は
15分間で行なった。
次いで温度を70℃で90分間保持した。CCM分析に
より中間体が痕跡量で存在することが示されたので、反
応を完結させるために混合物を更に30分間還流した。
その後に、混合物を15℃まで冷却し、次いで氷冷水2
.5Qを加えた。次いで、混合物を5Ilビーカーに入
れ、それに0.4M炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて
pH8にした。混合物を30分間撹拌し、その後に生成
した沈澱物を濾過し、水、エタノール次いでジエチルエ
ーテルで順々に洗滌し、次いでジクロロメタンIQに溶
解した。不溶物を濾過した。その後に、混合物をジクロ
ロメタン300mflで洗滌し、次いでジクロロメタン
を留去した。得られた残留物をアセトニトリルに溶解し
、次いで冷蔵庫中に1夜放置した。
濾過後、アセトニトリルで洗滌し、次いでジエチルエー
テルで洗滌し、乾燥して標題化合物28.1g(収率6
5%)を得た。
1−工I〔式(D′)の化合物から式(E)の化合物を
製造する工程〕: 5−2−クロロフェニル−8−イソプロピルチオメチル
−チオカルボニル−2−ヒドラジノ−6789−一トラ
ヒドロ−3H−ピリド4’ 3’:45)チェノ32−
f適当な装置を取り付けた2Q反応器を窒素循環下に置
き、これに5−(2−クロロフェニ、ル)−8−(イソ
プロピルチオメチル−チオカルボニル) −6,7,8
,9−テトラヒドロ−3H−ピリド[:4’、3’:4
.5)チェノ〔3,2f)1.4−ジアゼピン−2−チ
オン19.7g(0,041モル)とメタノール500
+oQとヒドラジン水和物8.22g(0,162モル
)とを入れた。得られた懸濁液を室温(25℃)で90
分間放置した。出発原料の有無をCCM分析により確認
した。このようにして、混合物を40℃に30分間加熱
し、次いで反応を完結させるために室温で1時間保持し
た。その後混合物を濾過し、メタノールで洗滌し1次い
でジエチルエーテルで洗滌した後に標題化合物is、4
g(収率84%)を得た。
l工丘〔式(E)の化合物から式(A)の化合物を製造
する工程〕ニ ーメチルー4H−ピリド4’ 3’:45チエノ32−
f 124、− 1アゾロ43−a 14−ジアゼピン
の冷却装置を取り付けたIQ反応器を窒素循環下に置き
、これに5−(2−クロロフェニル)−8−(イソプロ
ピルチオメチル−チオカルボニル)−2−ヒドラジノ−
6,7,8,9−テトラヒドロ−3H−ピリド[4’、
3’:4.5)チェノ[3,2−f〕1.4−ジアゼピ
ン12g(0,025モル)とメタノール250m(l
とオルト酢酸トリエチルエステル16.1g(0,10
0モル)とを入れた。得られた懸濁液を90分間還流さ
せた。還流の15分後には溶液が得られ、還流の45分
後には沈澱が生じた。出発原料の全部が反応した。次い
で、混合物を冷却し、沈澱物を濾過し、メタノールで洗
滌し、その後にジエチルエーテルで洗滌した。室温で乾
燥し、次いで減圧下110℃で1夜乾燥した後に標題化
合物1t、tg(収率88%)を得た。外観形状:淡橙
色粉末:融点=157〜159℃。
適当なR−5−CH2COOH化合物を用いて反応を行
なった以外はY=Oである場合の化合物については実施
例1に記載のようにして、またY=Sである場合の化合
物については実施例2に記載のようにして、以下の化合
物を製造した。
失凰災立 6−(2−クロロフェニル)−9〜(tert−ブチル
チオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ−1−メチル−4H−ピリド[4’、3’:4,
5)チェノ(3,2−f)1,2.4−トリアゾロ[4
,3−a] 1..4−ジアゼピン〔前記の式(A)に
おいてY=O,R=tert−ブチル基である化合物〕
外観形状:黄色粉末;融点:169〜171℃尖H孤土 6−(2−クロロフェニル)−9−(tert−ブチル
チオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テ
トラヒドロ−1−メチル−411−ピリド(4’、3’
:4,5)チェノ(3,2−f〕1,2゜4−トリアゾ
ロ[4,3−a〕1,4−ジアゼピン〔前記の式(A)
においてY=S、 R=tert−ブチル基である化合
物〕 外観形状:淡ベージュ色粉末;融点:179〜181 
’C尖1−例」− 6−(2−クロロフェニル)−9−(ヘキサデシルチオ
メチル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒド
ロ−1−メチル−4H−ピリド(4’、3’:4,5)
チェノ(3,2−f)1,2.4−トリアゾロl:4,
3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記の式(A)におい
てY=O,R=ヘキサデシル基である化合物〕外観形状
:淡黄白色粉末;融点:292℃尖漉皇互 6−(2−クロロフェニル)−9−(ヘキサデシルチオ
メチル−チオカルボニル)−7,8,9,10−テトラ
ヒドロ−1メチル−4H−ピリド[4’、3’:4,5
]チエノ(3,2−fll、2゜4−トリアゾロ(4,
3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記の式(A)におい
てY=S、 R=ヘキサデシル基である化合物〕外観形
状:白色結晶質粉末;融点:176〜177℃災差朋ユ 6−(2−クロロフェニル)−9−(フェニル−チオメ
チル−カルボニル)−7,8,9,10−テトラヒドロ
−1−メチル−4H−ピリド(4’、3’:4.5:l
チェノl:3.2−f)1,2.4−トリアゾロ(4,
3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記の式(A)におい
てY=0. R=フェニル基である化合物〕外観形状:
白色粉末;融点:243〜244℃ス澹−例」ユ 6−(2−クロロフェニル)−9−(フェニル−チオメ
チル−チオカルボニル) −7,8,9,1,0−テト
ラヒドロ−1−=32= 6−(2−クロロフェニル)−9−(フェニル−チオメ
チル−チオカルボニル) −7,8,9,10−テトラ
ヒドロ−1−メチル−4トビリド(4’、3’U、5)
チェノ[3,2−f:II、2゜4−トリアゾロ(4,
3−a] 1.4−ジアゼピン〔前記の式(A)におい
てY=S、 R=フェニル基である化合物〕外観形状:
淡黄白色粉末;融点=127〜128℃失庭例」− 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−メトキシフェ
ニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テ
I−ラヒドロー1−メチル−4H−ピリド(4’、3’
:4.5]チエノ[3,2−fll。
2.4− トリアゾロ(4,3−a′31.4−ジアゼ
ピン〔前記の式(A)においてY=O,R=4−メトキ
シフェニル基である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点=180〜181℃!J!潰
旦 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−メトキシフェ
ニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10
−テトラヒドロ−1−メチル−411−ピリド(4’、
3’:4,5)チェノ〔3,2−f)1,2.4−トリ
アゾロ(4,3−a’l 1,4−ジアゼピン〔前記の
式(A)においてY=S、 R=4−メトキシフェニル
基である化合物〕 外観形状:淡橙色粉末;融点:213〜215℃末覇潰
旦 6−(2−クロロフェニル)−9−(3,4−ジメトキ
シフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,1
0−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4’、
3’:4,5)チェノ〔3,2−f)1,2.4−トリ
アゾロ[4,3−a] 1.4−ジアゼピン〔前記の式
(A)においてY=0. R=3.4−ジメトキシフェ
ニル基である化合物〕 外観形状:淡黄色粉末;融点:120℃尖謄乳U 6−(2−クロロフェニル)−9−(3,4−ジメトキ
シフェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9
,1,0−テ1−ラヒドロー1−メチル−4H−ピリド
(4’、3’:4,5)チェノ(3,2−f)1,2.
4− トリアゾロ(4,3−a) 1..4−ジアゼピ
ン〔前記の式(I)においてY=S、 R=3.4−ジ
メトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:褐色粉末;融点=130℃ フェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10
−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド[4’、3
’:4,5]チェノ1:3.2−fll、2.4−トリ
アゾロ[4,3−a] 1.4−ジアゼピン〔前記の式
(A)においてY=O,R=3.4.5− トリメトキ
シフェニル基である化合物〕 外観形状:白色粉末;融点:247〜249℃尖遼有−
V 6−(2−クロロフェニル)−9−(3,4,5−トリ
メトキシフェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,
8,9,10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリ
ド[4’、3’:4,5]チエノ[3,2−fll、、
2.4−トリアゾロ[4,3−a] 1.4−ジアゼピ
ン〔前記の式(A)においてY=S、 R=3.4.5
−1−ジメトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:ベージュ色粉末;融点:130〜131℃大
意剪り 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3,4−トリ
メトキシフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,
9,10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド[
4’、3’:4,5]チエノ[3,2−fll、2.4
−トリアゾロ(4,3−a) 1.4−ジアゼピン〔前
記の式(A)においてY=O,R=2.3.4−1−リ
メ1〜キシフェニル基である化合物〕 外観形状:淡黄色粉末;融点=215〜220℃夾奮(
社)巧 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3,4−1−
リメトキシフェニルチオメチルーチオ力ルボニル)−7
,8,9,10テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリ
ド(4’、3’:4,5)チェノ(3,2−f〕1,2
.4−1〜リアゾロ[4,3−a〕1.4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてY=S、 R=2.3.4−
 トリメトキシフェニル基である化合物〕 外観形状:橙色粉末;融点:175℃ 裏鳳剪H 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−tert−ブ
チルフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,
10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド[4’
、3’:4,5]チエノ〔3,2f) ]、、]2.4
−トリアゾロ4.3−a]1.4−ジアゼピン〔前記の
式(A)においてY=0. R=4−tert−ブチル
フェニル基である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点:214〜b夾施剣−1f1 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−tert−ブ
チルフェロ ニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10
−テ1〜ラヒトロー1−メチル−4H−ピリド(4’、
3’:4,5)チェノ(3,2−f〕1,2.4−1−
リアゾロ[4,3−a:] 1.,4−ジアゼピン〔前
記の式(A)においてY=S、 R=4−tert−ブ
チルフェニル基である化合物〕 外観形状:淡橙色粉末;融点=183〜186℃失旅叢
旦 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−トリフルオロ
メチ、ルフェニルチオメチルーカルボニル)−7,8,
9,10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(
4’、3’:4,5)チェノ(3,2−f) 1,2.
4−トリアゾロ(4,3−a〕1.4−ジアゼピン〔前
記の式(A)においてY=O,R=2−1−リフルオロ
メチルフェニル基である化合物〕 外観形状:淡ベージュ色粉末:融点:229℃災流遣l
μ 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−1〜リフルオ
ロメチルフエニルチオメチル−チオカルボニル) −7
,8,9゜10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピ
リド[4’、3’:4,5)チェノ[3,2−f] 1
,2.4−1−リアゾロ[4,3−a] 1.4−ジア
ゼピン〔前記の式(A)においてY=S、 R=2−1
−リフ3フ ルオロメチルフェニル基である化合物〕外観形状:橙色
粉末;融点=248〜249℃′LM−卸硅 6−(2−クロロフェニル)−9−(3−トリフルオロ
メチルフェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9
,10−テトラヒドロ−1−メチル−48−ピリド(4
’、3’:4,5)チェノ(3,2−f〕1,2.4−
トリアゾロ(4,3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記
の式(A)においてY=O,R=3−トリフルオロメチ
ルフェニル基である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点:311〜313℃矢11互 6−(2−クロロフェニル)−9−(3−トリフルオロ
メチルフヱニルチオメチルーチオカルボニル) −7,
8,9゜10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリ
ド(4’、3’:4,5)チェノ(3,2−f) 1,
2.4−1−リアゾロ(4,3−a) 1.4−ジアゼ
ピン〔前記の式(A)においてY=S、 R=3−トリ
フルオロメチルフェニル基である化合物〕外観形状:淡
黄白色粉末;融点:177℃=38 ルフェニルチオメチル−力ルボニル)−7,8,9,1
,0−テト・ジヒドロ−1−メチル−411−ピリド(
4’、3’:4,5]チエノ(3,2−f) 1,2.
4−)−リアゾロ〔4,3−a) 1.4−ジアゼピン
〔前記の式(A)においてv=0. R=4−トリフル
オロメチルフェニル基である化合物〕 外観形状:白色粉末;融点=210〜212℃失差1M 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−1−リフルオ
ロメチルフェニルチオメチル−チオカルボニル) −7
,8,9゜10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピ
リド[4’、3’:4,5]チエノ[3,z−f]+、
、2.4−1−リアゾロ[4,3−a) 1.4−ジア
ゼピン〔前記の式(A)においてY=S、 R=4−ト
リフルオロメチルフェニル基である化合物〕外観形状:
明褐色粉末;融点:239〜241°C災差l(支) 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−フルオロフェ
ニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−テ
l−ラヒドロ=1−メチル−4H−ピリド[4’、3’
:4,5]チエノ(3,2−f)]。
2.4− トリアゾロ(4,3−a) 1.4−ジアゼ
ピン〔前記の式(A)においてY=0. R=4−フル
オロフェニル基である化合物〕 外観形状:淡黄色粉末;融点=200℃n潰川 6−(2用クロロフェニル)−9−(4−フルオロフェ
ニルチオメチル−チオカルボニル)−7,8,9,10
−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4’、3
’:4,5]チエノ〔3,2−f) 1..2.4−ト
リアゾロ(4,3−al L4−ジアゼピン〔前記の式
(A)においてY=S、 R=4−フルオロフェニル基
である化合物〕 外観形状:白色粉末;融点:154〜156℃失り桝p 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3−ジクロロ
フェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10
−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4’、3
’:4.5)チェノ(3,2−f)1.2.4−トリア
ゾロ(4,3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記の式(
A)においてY=O,R=2.3−ジクロロフェニル基
である化合物〕 外観形状:淡黄白色粉末;融点=169〜170℃失胤
鍾並 6−(2−クロロフェニル)−9−(2,3−ジクロロ
フエニ=40− ルチオメチルーチオカルボニル)−7,8,9,10−
テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4’、3’
:4.5)チェノ[3,2−f〕1,2.4−トリアゾ
ロ(4,3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記の式(A
)においてY=S、 R=2.3−ジクロロフェニル基
である化合物〕 外観形状:黄色粉末;融点:187℃ z旅孤刈 6−(2−クロロフェニル)−9−(4−フェノキシフ
ェニルチオメチル−カルボニル)−7,8,9,10−
テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4’、3’
:4,5)チェノ(3,2−f)1.2.4− トリア
ゾロ(4,3−a) 1,4−ジアゼピン〔前記の式(
A)においてY=0. R=4−フェノキシフェニル基
である化合物〕 外観形状:褐色粉末;融点:292℃ 尖厳孤堕 6− (2−クロロフェニル)−9−(4−フェノキシ
フェニルチオメチル−チオカルボニル)−7,11,9
,10−テトラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4
’、3’:4,5)チェノ(3,2−f) 1,2.4
−トリアゾロC4,3−a) 1,4−ジアゼピン〔前
記の式(A)においてY=S、 R=4−フェノキシフ
ェニル基である化合物〕 外観形状:白色結晶質粉末;融点=192〜195℃失
庭孤■ 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−フリルチオメ
チルカルボニル) −7,8,9,10−テトラヒドロ
−]−]メチルー41−ピリド(4’、3’:4.5)
チェノ[3,2−f) 1.2.4−トリアゾD (4
,3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記の式(A)にお
いてY=0. R=2−フリル基である化合物〕外観形
状:白色粉末:融点:121〜122℃夫度災昇 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−フリルチオメ
チルチオカルボニル チル−4H−ピリド[4’,3’:4,5]チエノ(3
.2−f) 1,2.4−トリアゾロ(4,3−a) 
1.4−ジアゼピン〔前記の式(A)において’/=S
, R=2−フリル基である化合物〕外観形状:ベージ
ュ色粉末;融点=246℃失凰孤川 6−(用−クロロフェニル)−9−(2−チエニルチオ
メチル−カルボニル) − 7.8,9,to−テトラ
ヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4’,3’:4,
5)チェノ(3,2−f) 1,2.4−トリアゾロ(
4.3−a) 1.4−ジアゼピン〔前記の式(A)に
おいてY=0, R=2−チエニル基である化合物〕外
観形状:白色粉末;融点=237〜240℃失五1 6−(2−クロロフェニル)−9−(2−チエニルチオ
メチル−チオカルボニル) − 7.8,9.10−テ
トラヒドロ−1−メチル−4H−ピリド(4’,3’:
4,5)チェノ[3.2−f:l 1,2。
4−トリアゾロ[4,3−a〕1,4−ジアゼピン〔前
記の式(A)においてY=S, R=2〜チエニル基で
ある化合物〕外観形状:淡黄白色粉末;融点=198〜
199℃嶽−立 本発明の方法で製造した前記の式(A)で表わされるチ
エツートリアゾロ−ジアゼピン誘導体はいずれもマウス
に投与量1g/kg(体重)の経口投与又は腹腔(IP
)投与では毒性は認められなかった。
粂現に腹 本発明の方法で製造した前記の式(A)で表わされるチ
エツートリアゾロ−ジアゼピン誘導体について種々の薬
理試験を行なった。薬理試験の概要は以下の通りである
1)  PAFで  させた血小   に対するこの試
験はrLab、 Invest、J、 48.98(1
980)(R。
KINLOUGH,RATHBON、J、P、CAZE
NAVE、M、PACKHAM及びF、MIISTAR
Dらの論文)の方法に従って行なった。
この試験にはニューシーラントウサギ(平均体重5kg
の雄性ニューシーラントウサギ)を使用した。
グラフ記録計を連結したchrono−1og Cou
lronics凝集検出計(agregometer)
を用いて57℃で行なった。測定結果(分子濃度の単位
)は第1表の中央の欄に示した。
2)ベンゾジアゼピン   に  る ムの旦 先の試験の対象(intersst)はこの試験で得ら
れた結果に依存する。
すなわち、本発明の化合物はベンゾジアゼピンに似た構
造を有するので、血小板の凝集が抑制される投与量で特
定のベンゾジアゼピン活性が現われないかどうかを確認
することが重要である。
従って、本試験はMOHLERH,とRICI(ARD
 J、G、の方法(rNatureJ、 294.76
3−765(1981) r試験管内(in vitr
o)での作動薬(agonist)と拮抗薬(anta
gonist)のベンゾジアゼピン受容体に対する相互
作用」という題目の論文〕に従って行なった。
この試験は、トレーサー(tracer)として3H−
RO−15−4788と3H−RO−5−4864(N
EN)を使用し、対照拮抗薬としテRO−1,5−47
88,!:、 RO−5−4864を使用シテ、4℃で
1.5時間保持(incubate) シたラットの脳
で行なった。尚、RO−15−4788及びRO−5−
4864はロッシュ(Roche)社が製造した化合物
であり、ベンゾジアゼピン受容体の対照拮抗薬である。
また’)I−RO−1,5−4788及び3H−RO−
5−4864はそれぞれ上記の化合物をトリチウム化し
た化合物である。
得ら九た結果を第1表の右欄に分子濃度の単位で示した
=47− 笈」」1℃ひ この試験では、雄性アレチネズミ(gerbille)
にブリエタール(Brietal) [α−(±)−5
−アリル−1−メチル−5−(1−メチル−2−ペンチ
ニル)バルビッール酸=48− を有効成分とする麻酔剤の商品名〕を用いて投与量35
■/kgを腹腔投与して麻酔をかけ、 その後に両方の
頚動脈を10分間鉗子で締め、次いで鉗子をはずして血
流を再開した。この処理をしたアレチネズミ各々に前記
実施例のうちの1つの化合物を各々10■/kgを投与
した。
化合物投与1週間後に、アレチネズミを殺して両方の海
馬(hippocampes)を取り出し、重量を測定
し、−80℃で凍結させた。
トリス−11c]緩衝液(pH7,4)  1 mQと
共に凍結した海馬組織を30秒間粉砕した後に、この試
験標本(prepartjons)から各50μΩづつ
標本を取出し、2nM(90Ci/ミリモル、NENE
、ドイツ) 3)1−PK11195を含むトリス11
C1緩衝液各 1mQ中で25℃で1時間保持(inc
ubate) シた。
各標本について、測定を3回行なった。(特定的3H−
PK1]195マーカーで標識した)オメガ部位3ケ所
(omega 35ites)の濃度をPKI]195
(fモル)/新鮮な組織(mg)で表わし、対照(コン
トロール)群に比べた全体的な虚血症に対する保護率に
換算した。
この試験の結果を次の第■表に示した。
ヒトの治療においては、本発明の方法で製造される前記
の式(A)で表わされるチエツートリアゾロジアゼピン
誘導体は経口投与によって投与するのが好ましい。好ま
しい投与剤形としては錠剤、ゼラチンカプセル剤等が挙
げられる。」二足の場合には投与薬量は通常1日当り(
per cliem)50■〜500ff1gである。
単位投与量は、適当な担体及び薬剤に一緒にして50■
であるのが好ましい。
上記のチエツートリアゾロ−ジアゼピン誘導体は注射投
与によって投与してもよい。その場合には、投与薬量は
通常1日当り5mg〜I 00mgである。単位投与量
は1〜20mgである。
=52

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の式(A): ▲数式、化学式、表等があります▼(A) (式中、Yは酸素原子又は硫黄原子を表わし、Rは1〜
    20個の炭素原子を有する直鎖又は分岐鎖アルキル基;
    フェニル基;1〜5個の炭素原子を有する直鎖又は分岐
    鎖アルキル基、1〜5個の炭素原子を有するアルコキシ
    基、ハロゲン原子又はトリフルオロメチル基で置換され
    たフェニル基;又は随意に置換されていてもよいフェノ
    キシ基で置換されたフェニル基;あるいはフラン環又は
    チオェン環を表わす)で表わされるチエノ−トリアゾロ
    −ジアゼピン誘導体の製造法であって、次の式(B): ▲数式、化学式、表等があります▼(B) で表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン化合物と
    式RSCH_2COOHの化合物(C)(式中、Rは前
    記と同一の意義を有する)とを非プロトン性溶媒中で、
    当量よりわずかに過剰量のジシクロヘキシルカルボジイ
    ミドの存在下に0〜60℃の温度で反応させ、次いで得
    られた次の式(D): ▲数式、化学式、表等があります▼(D) (式中、Rは前記と同一の意義を有する)で表わされる
    化合物と3〜5当量のヒドラジン水和物とを非プロトン
    性溶媒中で室温〜50℃の温度で反応させ、最後に、こ
    のようにして得られた次の式(E): ▲数式、化学式、表等があります▼(E) (式中、Rは前記と同一の意義を有する)で表わされる
    化合物と1〜3当量のオルト酢酸トリエステルとを非プ
    ロトン性溶媒中で、室温〜反応混合物の還流温度までの
    温度で環化反応させてYが酸素原子である場合の前記一
    般式(A)で表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピ
    ン誘導体を製造することからなり、且つ場合によっては
    、前記の式(D)で表わされるチエノ−ジアゼピン誘導
    体と1〜3当量の五硫化リンとを非プロトン性溶媒中で
    10℃〜反応混合物の還流温度までの温度で反応させる
    ことからなる硫黄化反応工程を用いて反応を続行して、
    Yが硫黄原子を表わす場合の対応する前記の式(A)で
    表わされるチエノ−トリアゾロ−ジアゼピン誘導体を製
    造することからなる、前記チエノ−トリアゾロ−ジアゼ
    ピン誘導体の製造法。 2、前記の諸反応工程を好ましくは乾燥した無水の媒体
    中で行なう請求項1記載の製造法。
JP12018990A 1990-05-09 1990-05-11 チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピン誘導体の製造法 Expired - Fee Related JPH06102665B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9010402A GB2243829B (en) 1990-05-09 1990-05-09 Preparation of thieno-triazolo-diazepine derivatives

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0426691A true JPH0426691A (ja) 1992-01-29
JPH06102665B2 JPH06102665B2 (ja) 1994-12-14

Family

ID=10675701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12018990A Expired - Fee Related JPH06102665B2 (ja) 1990-05-09 1990-05-11 チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピン誘導体の製造法

Country Status (11)

Country Link
JP (1) JPH06102665B2 (ja)
AT (1) AT394563B (ja)
AU (1) AU620513B2 (ja)
BE (1) BE1004123A3 (ja)
CH (1) CH681010A5 (ja)
DE (1) DE4015136A1 (ja)
FR (1) FR2661911B1 (ja)
GB (1) GB2243829B (ja)
HK (1) HK131893A (ja)
LU (1) LU87734A1 (ja)
NL (1) NL9001090A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI95708C (fi) * 1988-10-31 1996-03-11 Eisai Co Ltd Analogiamenetelmä 1,4-diatsepiinijohdannaisen ja sen farmaseuttisesti sopivan suolan valmistamiseksi

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3435973A1 (de) * 1984-10-01 1986-04-10 Boehringer Ingelheim KG, 6507 Ingelheim Diazepine enthaltende pharmazeutische zusammensetzungen mit paf-antagonistischer wirkung
PH30676A (en) * 1986-07-22 1997-09-16 Boehringer Ingelhein Kg Hetrazepine compounds which have useful pharmaceutical utility
EP0316456A4 (en) * 1987-06-08 1990-05-14 Yoshitomi Pharmaceutical ETHER SUBSTITUTED THIENOTRIAZOLODIAZEPINE COMPOUNDS AND THEIR USE IN MEDICINE.
FI95708C (fi) * 1988-10-31 1996-03-11 Eisai Co Ltd Analogiamenetelmä 1,4-diatsepiinijohdannaisen ja sen farmaseuttisesti sopivan suolan valmistamiseksi
GB8911030D0 (en) * 1989-05-13 1989-06-28 Scras Hetrazepine derivatives

Also Published As

Publication number Publication date
FR2661911B1 (fr) 1992-07-31
DE4015136A1 (de) 1991-11-14
AT394563B (de) 1992-05-11
NL9001090A (nl) 1991-12-02
CH681010A5 (ja) 1992-12-31
HK131893A (en) 1993-12-10
ATA95790A (de) 1991-10-15
JPH06102665B2 (ja) 1994-12-14
LU87734A1 (fr) 1990-09-19
GB9010402D0 (en) 1990-06-27
GB2243829B (en) 1993-08-11
AU620513B2 (en) 1992-02-20
FR2661911A1 (fr) 1991-11-15
BE1004123A3 (fr) 1992-09-29
GB2243829A (en) 1991-11-13
AU5493090A (en) 1991-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
IE44280B1 (en) 2,3-dihydro-imidazo/2,1-b-thiazole derivatives and process for their preparation
JPH02289582A (ja) チエノートリアゾロ―ジアゼピン誘導体、その製造法及びそれを含有する抗喘息、抗アレルギー剤
EP0369145B1 (en) Pyrrolo[3,2-e]pyrazolo[1,5-a]pyrimidine derivatives and medicines comprising the same
US5049559A (en) Thieno-triazolo-diazepine derivatives useful as anti-ischemic agents
JPH02286684A (ja) チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピンのスルホニル誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬組成物
JPH0141637B2 (ja)
HU197011B (en) Process for producing new imidazo- and triazolo-1,4-benzodiazepines and pharmaceuticals comprising the same
HU192052B (en) Process for preparing new beta-carboline derivatives and pharmaceutical compositions containing them
JPH0426691A (ja) チエノ‐トリアゾロ‐ジアゼピン誘導体の製造法
JPS6045199B2 (ja) 新規なイミダゾベンゾオキサジン及びそれらを含む製薬組成物
JPH01287070A (ja) 新規の1―アリールスルホニル―2―ピロリジノン誘導体、それらの製造方法及び得られる新規の中間体、それらの薬剤としての使用並びにそれらを含有する組成物
US4282226A (en) Thioxopyrazolo[1,5-c]quinazoline derivatives, anti-allergic compositions and methods for treating allergic conditions by parenteral administration, aerosol or insufflation
FI93120C (fi) Tieno-triatsolo-diatsepiinijohdosten valmistusmenetelmä
US3904614A (en) Aryl heterocyclic tetrazines and method of preparation thereof
FI85485B (fi) Foerfarande foer framstaellning av terapeutiskt aktiva 3-(1h-tetrazol-5-yl)tieno/2,3-d/pyrimidin-4(3h) -onderivat.
US3741967A (en) Phthalazine derivatives
IE48611B1 (en) Imidazo(1,2-a)quinoxaline derivatives
IE901582A1 (en) Preparation of thieno-triazolo-diazepine derivatives
NO173504B (no) Analogifremgangsmaate for fremstilling av terapeutisk aktive tieno-triazolo-diazepin-derivater
NZ233573A (en) Preparation of thieno-triazolo-diazepine derivatives
JPS5850227B2 (ja) 新規なキサントン類、それらの塩及びエステル並びにこれらの化合物よりなる医薬
JPH02256675A (ja) 環状グアニジン誘導体、抗潰瘍剤及びその製法