JPS5850227B2 - 新規なキサントン類、それらの塩及びエステル並びにこれらの化合物よりなる医薬 - Google Patents

新規なキサントン類、それらの塩及びエステル並びにこれらの化合物よりなる医薬

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JPS5850227B2
JPS5850227B2 JP1820081A JP1820081A JPS5850227B2 JP S5850227 B2 JPS5850227 B2 JP S5850227B2 JP 1820081 A JP1820081 A JP 1820081A JP 1820081 A JP1820081 A JP 1820081A JP S5850227 B2 JPS5850227 B2 JP S5850227B2
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ジヨン・ボデナム・テイラー
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なキサントン誘導体、それらの塩及びエ
ステル並びにこれらの化合物よりなる医薬を目的とする
本発明の新規な化合物は、アレルギー状態の処理に興味
がある。
本発明は、次の一般式■ 〔ここでAはカルボキシル基を表わし、 原子を表わし、Xは次式Ia Rは水素 (ここでR1は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基
を表わし、R2は1〜5個の炭素原子を有する脂肪族ア
シル基又は7若しくは8個の炭素原子を有するアロイル
基を表わす)の基を表わす〕の化合物並びにこれらの有
機及び無機塩基との塩及びこれらの1〜5個の炭素原子
を有するアルカノールとのエステルを主題とする。
式■の好ましい化合物及びそれらの製薬学的に受は入れ
られる酸付加塩は、XにおいてR1がメチル基を表わし
、R2がベンゾイル又はアセチル基を表わす式Iaの基
を表わし、そしてRが水素原子を表わすものである。
式■のこの好ましい化合物の中でも、Xが上で定義した
通りであり且つRが水素原子を表わすものが例示される
また、式■の前記の好ましい化合物及びそれらの製薬学
的に受は入れられる酸付加塩の中でも、特に、R1がメ
チル基を表わし、R2がアセチル又はベンゾイル基を表
わし、Rが水素原子を表わすとともに、Aがカルボキシ
ル基を表わすものである。
本発明の特に価値ある化合物は下記のものを包含する。
7−(N−アセチル−8−メチルスルホンイミドイル)
キサントン−2−カルボン酸、 7−(N−ペンソイル−8−メチルスルホンイミドイル
)キサントン−2−カルボン酸、そしてこれらの有機塩
基及び無機塩基との塩類、これらのエステル。
前述のように、本発明の化合物の塩は、有機塩基及び無
機塩基のいずれかによっても形成し得る。
好適な無機塩基は、水酸化アルカリ金属及びアルカリ土
金属、例えば、水酸化ナトリウム、カリウム、リチウム
、カルシウム又はマグネシウム、水酸化アンモニウムを
包含する。
好適な有機塩基は、置換又は非置換アルキルアミン、例
えばトリメチルアミン、メチルアミン、プロピルアミン
、N・N−ジメチルエタノールアミン又はトリス(ヒド
ロキシメチル)メチルアミン、或いは塩基性アミノ酸、
例えばリジン又はアルギニン、或いはその他の塩基、例
えばグルコサミン又はフロカインを包含する。
前述のように、本発明の化合物は、興味ある抗アレルギ
ー活性を持っており、特に、アレルギー起源のアレルギ
ー性ぜん息及びぜん息性気管支炎の処置に重要である。
本発明の化合物の人の医薬における薬用量は、処置しよ
うとする指針、対象、化合物及び投与経路により変化す
る。
典型的な範囲は、経口投与の場合、成人で1日当り0.
5〜100■、例えば2〜30■であろう。
前記の式Iの化合物、これらの製薬学的に受は入れられ
る酸付加塩又は1〜5個の炭素原子を有するアルカノー
ルとのエステルは、それらの少なくとも1種を活性成分
として含む製薬組成物を製造するのに利用し得る。
これらの組成物は、通常は、経口投与に適した形態、例
えば胃腸路により摂取するための錠剤、被覆錠剤、カプ
セル、顆粒、溶液、シロップ及びリンクタス剤、或いは
気管支、咽喉などの膜に適用スるためのエーロゾルスプ
レーである。
組成物を例えば坐薬及び注射用調合物として処方するそ
の他の投与経路のための必要も起り得る。
これらの組成物は、錠剤、カプセル、坐薬及び定量スプ
レーのような投薬単位で具合よく処方される。
各投薬単位は、典型的には本発明の化合物を1〜10■
、例えば2〜5rn9含有する。
慣用の担体及び補助剤成分、例えば、タルク、アラビア
ゴム、ラクトース、でん粉、ステアリン酸マグネシウム
、ココアバター、動植物脂、パラフィン誘導体、グリコ
ール類、噴射剤、各種の湿潤、分散、乳化、香料、着色
及び保存剤を使用し得る。
式Iの化合物、それらの塩基及びエステルは、任意の便
利な方法によって実施し得る。
したがって、一つの方法として、次の一般式■ (ここでR及びR1は上で定義した通りであり、Alk
は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基を表わす) の化合物をアルカリ金属アジド又は炭化水素スルホニル
オキシルアミンと反応させて次の一般式■(ここで、R
,R’及びAlkは式■について上で定義した通りであ
る) の化合物を形成することにより、Aがカルボキシル基を
表わし、Rが上で定義した通りであり、Xが式Iaの基
を表わす一般式Iの化合物のエステルが製造される。
アジドとの反応は、好ましくは、無水の酸媒質中で、有
利にはポリりん酸中で、高められた温度で、例えば40
−100℃で、特定的には60℃で行なわれる。
アジドは、有利にはナトリウムアジドである。
炭化水素スルホニルオキシルアミンは、好ましくは芳香
族スルホニルオキシ化合物、たとえばメンチレンスルホ
ニルオキシルアミンである。
この反応は、室温で、例えば10〜30℃の範囲で具合
よく行なわれる。
不活性溶媒、例えばジクロルメタンのような塩素化炭化
水素溶媒を好ましくは存在させる。
次いで、前記で得られた式■の化合物とを基R2(R2
は脂肪族アシル又はアロイル基を表わす)の活性ハロゲ
ン化物又はアシルの場合には無水物(ハロゲン化物は好
ましくは塩化物)との反応により式■の対応化合物が得
られる。
この反応は、好ましくは、第三アミンのような塩基の存
在下に不活性溶媒中で有利に行なわれる。
別法として、塩基、例えばピリジンも反応媒質となり得
る。
この反応は、好ましくは高められた温度で、例えば水蒸
気浴上で行なわれる。
前記の生成物のいずれも、次いで、簡単な加水分解によ
り、特に、例えば水性アルコール水酸化す) IJウム
を使用する塩基加水分解によって遊離2−カルボン酸に
変換することができる。
この遊離酸をエステル化することによって他のエステル
を製造することができる。
しかしながら、遊離酸は大抵の溶媒にむしろ不溶である
ので、ジメチルホルムアミドのような極性の中性溶媒及
び塩基の存在下でのエステル化用アルコールのハロゲン
化物を使用することが有利である。
したがって、例えば、炭酸アルカリ金属、例えば炭酸リ
チウムの存在下にジメチルホルムアミド中の遊離酸を塩
化又は臭化アルキルで処理すると所望のアルキルエステ
ルを生じる。
遊離酸の塩は、鉄酸を有機又は無機塩基とただ反応させ
るだけで製造し得る。
一般式■の出発物質は、一般式■ (ここでR’ 、 R及びAlkは上で定義した通りで
ある) の出発物質から酸化剤と反応させることによって、特に
不活性溶媒、例えば塩素化炭化水素中で塩化スルフリル
と反応させることによって製造できる。
一般式■の出発物質は、ドイツ特許第 2234250及び2234255号におけるようにし
て製造できる。
また、これらは、次式■(ここでRは上で定義した通り
である) の化合物を強酸の存在下に環化して次式■(ここでRは
上で定義した通りである) の化合物を形成し、続いてアルコールAlk 0H(
Alkは上で定義した通りである)によりエステル化す
ることによって製造することもできる。
環化用の有効な強酸はポリりん酸又は濃硫酸である。
エステル化は、酸性条件下に、例えば硫酸を使用して具
合よく行なわれる。
式■の化合物は、次式■ (ここでRは上で定義した通りである) の化合物から、弱塩基、例えば炭酸カリウム又は金属銅
(望ましくは粉末形態)の存在下に、好ましくは高めら
れた温度で、4−ハロイソフタル酸ジ低級アルキルと反
応させることによって製造できる。
反応が完了したならば、反応混合物は、初期に生成した
式■の化合物のジ低級アルキルエステルを脱エステルす
るために、塩基、例えば水酸化ナトリウム又はカリウム
のような水酸化アルカリ金属の存在下に加温することが
できる。
式■の化合物は、次式■ (ここでRは上で定義した通りである) の化合物から、ジメチルスルホキシドの存在下に過塩素
酸中で周囲温度でオキシ塩化りんと反応させることによ
って製造できる。
この初期生成物は、過塩素酸塩としてスルホニウムの形
である。
スルフィド形態は、例えば1.この生成物を濃塩水溶液
、例えば塩化カリウム飽和水溶液中で還流することによ
って容易に形成することができる。
下記の例は例示のためにのみ挙げる。
全ての温度は℃である。
製造例 1 7−(S−メチルスルホンイミドイル)キサントン−2
−カルボン酸メチル 工程Aニア−(メチルスルフィニル)キサントン−2−
カルボン酸メチル 7−(メチルチオ)キサントン−3−カルボン酸メチル
(50f、0.167モル)をジクロロメタン(11)
に溶解し、約−50°Cに冷却した。
ジクロルメタン(251rL0に溶解した塩化スルフリ
/L/(20ml、 33f、0.245−E−ル)
を約30分間で添加するとともにその間温度を約−40
℃に保持した。
反応混合物との温度でさらに3時間攪拌し、それからエ
タノール(100m0を添加し、冷却浴を取除いた。
反応混合物を室温まで加温した後、これを炭酸ナトリウ
ム溶液で洗浄し、次いで水洗した。
生じた溶液を脱水しく硫酸マグネシウム)、蒸発させる
と7−(メチルスルフィニル)キサントン−2−カルボ
ン酸メチル(48,92)を与え、これをベンゼン−石
油エーテルから再結晶すると灰白色結晶を与えた。
lR1732CrfL−1(エステル CO)、26
70cIrL−1(キ// \ \ サントン CO)及び1056crrL−1(SO)
/ / 工程Bニア−(S−メチルスルホンイミドイル)キサン
トン−2−カルボン酸メチル 微粉末状7−(メチルスルフィニル)キサントン−2−
カルボン酸メチル(28,4S’、0.09モル)を6
0℃に保持した攪拌ポリりん酸(600m0に溶解した
ナトリウムアジド(101,0,15モル)を11づつ
4時間で添加した。
次いで反応混合物を氷水に注ぎ、激しく攪拌して粗混合
物となし、これを0.880アンモニア溶液の添加によ
り中和した。
冷溶液を通過して粗製の7(S−メチルスルホンイミド
イル)キサントン−2−カルボン酸メチル(26,4f
)を得、これをクロロホルム−メタノールから再結晶す
ると淡褐色結晶を与えた。
m9229〜231℃、lR3300CrrL−1(ス
ルホキシイミン=NH)、1730crfL−1(エス
テルゝCO)、166577′ crrL−1(キサントン/CO)、1220.106
0及び945cfrL ’ (−N=S=O)。
分析:C16H13NO5S 実測:C57,69% H3,94% N3.89%8
9.74% 計算:C58,02% H3,96% N4.23%8
9.46% 製造例 2 7−(N−アセチル−8−メチルスルホンイミドイル)
キサントン−2−カルボン酸メチル7−(S−メチルス
ルホンイミドイル)キサントン−2−カルボン酸メチル
(If)をピリジン(約50m0中で加温しながら溶解
し、次いで無水酢酸(25m0を添加した。
その溶液を水蒸気浴上で加温し、次いで一夜放置してか
ら水に注いだ。
粗混合物をクロロホルムを2回抽出し、一緒にしたクロ
ロホルム抽出物を希塩酸で洗浄し、次いで水洗した。
脱水(硫酸マグネシウムで)した後、溶媒を真空下に除
去すると7−(N−アセチル−8−メチルスルホンイミ
ドイル)キサントン−2−カルボン酸メチル(0,78
1)を淡黄色固体が残り、これをクロロホルム−石油エ
ーテルがら再結晶すると結晶物質を与えた。
mp248〜249℃、■R1720crn−1 (エ
ステルンco)1665CrrL ’(キサントン、C
O)、1650crfL−1(イミド>Co )、 1230及び1070 CrILl。
製造例 3 7−(N−アセチル−8−メチルスルホンイミドイル)
キサントン−2−カルボン酸 7−(N−アセチル−8−メチルスルホンイミドイル)
キサントン−2−カルボン酸メチル(11)を前述の製
造例の態様で加水分解すると7(N−アセチル−8−メ
チルスルホンイミドイル)キサントン−2−カルボン酸
(0,89S’)を与えた。
lR260〜264℃、lR1715,1667,16
20,1230及び1070crrL’。
製造例 4 7−(N−ベアシイルーS−メチルスルホンイミドイル
)キサントン−2−カルボン酸メチル7−(S−メチル
スルホンイミドイル)キサントン−2−カルボン酸メチ
ル(IP、0.003モル)をクロロホルム(50rI
ll)に溶解した。
塩化ベンゾイル(1rILl、1.2IP、o、oos
モル)と少量のトリエチルアミンを添加し、この溶液を
4時間還流してから水に注入した。
クロロホルム層を分離し、まず炭酸ナトリウム溶液、次
いで希塩酸、最後に水で洗浄した。
次いで硫酸マグネシウムで脱水し、蒸発させると7−(
N−ベンゾイル−S−メチルスルホンイミドイル)キサ
ントン2−カルボン酸メチル(760m9)を生じ、こ
れをクロロホルム−エタノールから再結晶すると白色結
晶を与えた。
mp 217〜221’C1IR1715の−1(エス
テルンC−0)、1667CrrL’ (キサントン
>c =o ) 、1635crrL−t(イミド)C
=O)、1230及び1070crn ’ (−N
=S=O)。
分析’C23H1□N06S 実測:C63,15% H4,01% N2.97%3
7.32% 計算:C63,45% H3,94% N3.22%8
7.35% 製造例 5 7−(N−ペンソイル−8−メチルスルホンイミドイル
)キサントン−2−カルボン酸 7−(N−ベンゾイル−8−メチルスルホンイミドイル
)キサントン−2−カルボン酸メチル(tof)を前述
の態様で加水分解すると7−(N−ベンゾイル−8−メ
チルスルホンイミドイル)キサントン−2−カルボン酸
(0,74r)を与えた。
mp 31 C)−313℃、lR1710crn
’ (酸〉C10)、1670crfL ’(キサン
トン ンC=0)、 1630cfrL−1 (イミド ンC=O)、 1225及び1070crrL ’ (−N=S=0)。
製造例 6 カプセルに下記の混合物を充填した。
7−(N−アセチル S−メチルスルホンイ ミドイル)キサントン −2−カルボン酸メチ ル ・・・・・・・・・・・・2■ ラクトース ・・・・・・・・・30■に要
する置薬理学的研究 ラットでの受動皮膚アナフィラキシ−(PCA)の抑制
を基にした試験で活性を立証した。
皮膚アナフィラキシ−は、ラットに抗血清により皮肉(
ID)感作させ、続いて3日後に抗原により全身誘発す
ることにより誘発させることができる。
抗原を注射したエバンスブルー染料を標識して使用して
局部応答の激しさを評価する。
抗アレルギー医薬はこの反応を抑制する。
この方法は、0varyにより1Passive C
utaneousAnaphylaxis in A
llergology j p 358〜367 (1
962) (Pergamon Press社発行)に
記載されている。
動物 体重180〜220?の雄のラットを7つのグループと
して用いる。
感作用の抗原(即ちプラムで沈殿させたオバルフミン)
の調整 1、 120SFのAl(OH)3 ゲルを140m1
の塩水溶液中で洗浄する(浸軟器の使用は混合を容易に
する)。
2、 3000rpmで約10分間遠心分離する。
3、沈殿を3QQmlの卵アルブミン粉末塩水溶液(1
,3■/TILE)で再懸濁させ、30分間放置する。
4、 300Orpmで10分間遠心分離する。
5、湿った沈殿を秤量し、11重量当り11rLlの塩
水溶液を添加する。
冷蔵庫に貯蔵する。(60匹のラットに対して3日間の
感作プログラムを行なうのに十分な量) 抗血清(即ち、抗オバルブミン)の調製 1、 1mlのプラムで沈殿させたオバルブミンを体重
180〜200fのラットに0.2及び4日目に皮下注
射する。
2、 ラットから心臓穿刺により又は背側の腹部大動脈
を経て144日目血を流出させる。
3、各動物からの等量の血清を留め、十分に混合する。
4、 27111の分量をプラスチックチューブに一2
0℃で貯蔵する。
PCAのための血清希釈 感作用の抗血清は、対照動物への0.1TrLlの注射
が4点評価方式を用いて2.0〜3.5の間に唯一のス
ポットである平均評点を与えるような割で希釈される。
方法 (A)感作 ラットをネンブター# (40〜60my7kg ip
)により麻酔させ、次いで毛をそった背中に4回のID
注射(それぞれ0.1 ml)により感作させる。
次いで動物を3日間放置して感作を生じさせる。
(B)誘発 感作されたラットを麻酔させ、抗アレルギー性化合物を
陰茎の表面静脈内経路で投与し、続いて1rnlの抗原
/エバンスブルー混合物(1■の卵アルブミン粉末を0
.5 mJの塩水溶液と0.5mlの1%エバンスブル
ーに加えたもの)を直ちに投与する。
注射を自動式の11rLlの自己充填ガラス注射器を用
いて速める。
「誘発された」ラットを30分後に殺しく通常、悩をず
いを穿刺して)、その背中の皮膚を取り除く。
アナフィラキシ−反応に比例する青色に染色した度合及
び面積を4点評価方式で評価する。
計算 ■、場所1.2.3及び4について全評点−X2、各グ
ループについてのXの平均値=X3、Xj=試験グルー
プについてのX Xc一対照グループについてのX 4、 抑制率%=” −xtx ” 0 Xc 1 5、ED、o=50%抑制率を与える医薬の薬用量。
受動皮膚アナフィラキシ−スクリーン(ラットにおける
)で試験した化合物について下記のED5o値が得られ
た。
上記の化合物は、トリス(ヒドロキシメチル)メチルア
ミン塩の形で試験した。
毒性研究 マウスでの研究 体重18〜221の雄のCD−1マウス(チャールズ・
リバー)に、0.9%塩化ナトリウム溶液に溶解した被
検化合物を尾部の静脈を経て静脈内投与し、又は食道カ
テーテルにより経口投与した。
又は、対照例として、塩化ナトリウム溶液のみを投与し
た。
各動物には10rfLl/kgの容量で与えられた。
動物を最初の24時間にわたって毒性の徴候を観察し、
そして投与して第1日及び第7日日の死亡数を記録した
被検化合物は、製造例3及び5の化合物である。
結果を表■に示す。
各群は5匹のマウスを含む。
いずれも、被検化合物は試験した薬用量で毒性を示さな
い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式I 〔ここでAはカルボキシル基を表わし、 Rは水素原子を表わし、 Xは次式 (ここでR1は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基
    を表わし、R2は1〜5個の炭素原子を有する脂肪族ア
    シル基又は7若しくは8個の炭素原子を有するアロイル
    基を表わす)の基を表わす〕の化合物並びにそれらの有
    機及び無機塩基との塩及びそれらの1〜5個の炭素原子
    を有するアルカノールとのエステル。 2 Xが式Iaの基を表わし、R1がメチル基をを表わ
    し、R2がベンゾイル又はアセチル基を表わし、Rが水
    素原子を表わす特許請求の範囲1に記載の化合物並びに
    その有機及び無機塩基との塩。 3 Aがカルボキシル基を表わし、R1がメチル基を表
    わし、R2がアセチル又はベンゾイル基を表わし、Rが
    水素原子を表わす特許請求の範囲1又は2に記載の化合
    物並びにその有機及び無機塩基との塩。 4 アルカリ又はアルカリ土類金属の塩の形である特許
    請求の範囲1〜3のいずれかに記載の化合物。 57−(N−ペンソイル−8−メチルスルホンイミドイ
    ル)キサントン−2−カルボン酸である特許請求の範囲
    1に記載の化合物。 67−(N−アセチル−8−メチルスルホンイミドイル
    )キサントン−2−カルボン酸である特許請求の範囲1
    に記載の化合物。 7 特許請求の範囲5又は6に記載の化合物の塩である
    特許請求の範囲1に記載の化合物。 8 次式■ 〔ここでAはカルボキシル基を表わし、 Rは水素原子を表わし、 Xは次式 (ここでR1は1〜5個の炭素原子を有するアルキル基
    を表わし、R2は1〜5個の炭素原子を有する脂肪族ア
    シル基又は7若しくは8個の炭素原子を有するアロイル
    基を表わす)の基を表わす〕の化合物並びにそれらの製
    薬学的に受は入れられる有機及び無機塩基との塩及びそ
    れらの1〜5個の炭素原子を有するアルカノールとのエ
    ステルの少なくとも1種を活性成分として含む抗アレル
    ギー用製薬組成物。 9 Xが式Iaの基を表わし、R1がメチル基を表わし
    、R2がベンゾイル又はアセチル基を表わし、Rが水素
    原子を表わす式Iの化合物並びにその製薬学的に受は入
    れられる有機及び無機塩基との塩の少なくとも1種を活
    性成分として含む特許請求の範囲8に記載の製薬組成物
    。 10 Aがカルボキシル基を表わし、R1がメチル基
    を表わし、R2がアセチル又はベンゾイル基を表わし、
    Rが水素原子を表わす式Iの化合物並びにその製薬学的
    に受は入れられる有機及び無機酸との塩の少なくと・も
    1種を活性成分として含む特許請求の範囲8に記載の製
    薬組成物。 11 7−(N−ペンソイル−8−メチルスルホンイミ
    ドイル)キサントン−2−カルボン酸又は7(N−アセ
    チル−8−メチルスルホンイミドイル)キサントン−2
    −カルボン酸並びにその製薬学的に受は入れられる有機
    及び無機塩基との塩の少なくとも1種を活性成分として
    含む特許請求の範囲8に記載の製薬組成物。
JP1820081A 1981-02-12 1981-02-12 新規なキサントン類、それらの塩及びエステル並びにこれらの化合物よりなる医薬 Expired JPS5850227B2 (ja)

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JP1820081A Expired JPS5850227B2 (ja) 1981-02-12 1981-02-12 新規なキサントン類、それらの塩及びエステル並びにこれらの化合物よりなる医薬

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