JPH01287070A - 新規の1―アリールスルホニル―2―ピロリジノン誘導体、それらの製造方法及び得られる新規の中間体、それらの薬剤としての使用並びにそれらを含有する組成物 - Google Patents

新規の1―アリールスルホニル―2―ピロリジノン誘導体、それらの製造方法及び得られる新規の中間体、それらの薬剤としての使用並びにそれらを含有する組成物

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JPH01287070A
JPH01287070A JP1040437A JP4043789A JPH01287070A JP H01287070 A JPH01287070 A JP H01287070A JP 1040437 A JP1040437 A JP 1040437A JP 4043789 A JP4043789 A JP 4043789A JP H01287070 A JPH01287070 A JP H01287070A
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pyrrolidinone
carbon atoms
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JP1040437A
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Giulio Galliani
ジュリオ・ガルリアニ
Fernando Barzaghi
フェルナンド・バルツァギ
Michel Fortin
ミシェル・フォルタン
Carlo Gorini
カルロ・ゴリニ
Emilio Toja
エミリオ・トーヤ
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Sanofi Aventis France
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Roussel Uclaf SA
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D207/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D207/46Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with hetero atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D207/48Sulfur atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/02Drugs for disorders of the nervous system for peripheral neuropathies

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明の主題は、次式(■): [式中、Rは ・次式: (式中、R3はフェニル核の任意の位置にあってよ(、 ・8個までの炭素原子を有する飽和若しくは不飽和の直
鎖状、分枝鎖状若しくは環状アルキル基、 / ・基N \ (ここで、R2及びR3は同一であっても異なっていて
もよ(、それぞれ水素原子又は8個までの炭素原子を有
する飽和若しくは不飽和の直鎖状若しくは分枝鎖状アル
キル基を表わすか、或いはそれらが結合している窒素原
子と一緒になって、随意に他の複素原子を含有する複素
環基を形成するかのいずれかである)、 ・基Nog、 ・基OR’ (ここで、Roは水素原子、8個までの炭素原子を有す
る直鎖状、分枝鎖状若しくは環状アルキル基又は14個
までの炭素原子を有するアリール基を表わす) 又は ・基SR4若しくはS (0)R。
(ここで、R4及びRsは8個までの炭素原子を有する
飽和又は不飽和の直鎖状、分枝鎖状又は環状アルキル基
を表わす) のいずれかを表わす) の基 又は ・随意に基R゛1 (ここで、Ro1はR3について前記したいずれかの意
味を有する) で置換されたナフチル基 のいずれかを表わす] の化合物にある。
アルキル基としては、1〜5個の炭素原子を有するアル
キル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプ
ロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシル、シクロプロピル、シクロブチル
、シクロペンチル又はシクロヘキシル基が好ましい。
不飽和アルキル基としては、エチニル、プロペニル及び
ブテニル基が好ましい。R2及びR1がそれらが結合し
ている窒素原子と一緒になって随意に他の複素原子を含
有する複素環基を形成する場合、この複素環はピペリジ
ニル、ピペラジニル、モルホリニル又はピロリジニル基
であるのが好ましい。
本発明の好ましい化合物の中では、式(I)においてR
が次式: (式中、R1は前記と同じ意味を持つ)の基である化合
物、特に基R1が4位置にある化合物を挙げることがで
きる。また、式(I)において ・R3が8個までの炭素原子を有する直鎖状若しくは分
枝鎖状のアルキル基、特にt−ブチル基である化合物、 \ R゛。
(ここで、R’a及びR’sは、8個までの炭素原子を
有する直鎮状若しくは分枝鎖状アルキル基を表わすか、
又はそれらが結合している窒素原子と一緒になって複素
環基を形成するかのいずれかである) である化合物 又は ・R3が基SR。
(ここで、R4は4個までの炭素原子を有する直鎖状又
は分枝鎖状のアルキル基、特にメチルを表わす) である化合物を挙げることもできる。
本発明の好ましい化合物の中では、下記の実験の項にそ
の製造を記載した化合物、特に下記の例1.2.3.4
及び10の化合物を挙げることができる。
式(I)の化合物は、有用な薬理学的特性、特に特異的
且つ選択的な抗ムスカリン活性を示す。
従って、本発明の主題は、薬剤、特に消化器柄材、婦人
科、産科、泌尿器科、肝臓科及びX線材における各種の
痙彎障害の治療用の薬剤としての式(I)の化合物にあ
る。
より特定的には、本発明の主題は、薬剤としての下記の
例1,2.3.4及び10の化合物にある。
通常の薬量は、対象とする症状、治療すべき患者及び投
与経路に応じて変化するが、1日につき10mg〜1g
の間であることができ、例えば下記の例1の化合物を経
口投与する場合には、30〜60mg/日の服用量で一
度に又はそれ以上に分けて投与することができる。
また、本発明の主題は、式(I)の少なくとも1種の化
合物を活性成分として含有する製薬組成物にもある。
本発明の製薬組成物は固体状であっても液状であっても
よく、ヒトの医薬に通常用いられる製薬上の形、例えば
無味錠剤、糖衣錠剤、カプセル、顆粒、座薬及び注射用
製剤であってよい。これらは、慣用の方法に従って製造
される。
活性成分は、これら製薬組成物に通常用いられる賦形剤
、例えばタルク、アラビアゴム、ラクトース、澱粉、ス
テアリン酸マグネシウム、ココアバター、水性又は非水
性ビヒクル、動物性又は植物性の脂肪物質、パラフィン
誘導体、グリコール類、各種の湿潤剤、分散剤又は乳化
剤及び保存剤中に配合することができる。
また、本発明の主題は、2−ピロリジノンに次式(■)
: R−S Ow  Hal           (II
 )(式中、Halは塩素又は臭素原子を表わし、Rは
前記と同じ意味を持つ) の化合物を作用させて式(I)の対応する化合物を得る
ことを特徴とする式(I)の化合物の製造方法にもある
本発明の方法の好ましい実施方法において、2−ピロリ
ジノンと式(n)の化合物との間の反応は、 a)ブチルリチウム、水素化アルカリ(例えば水素化ナ
トリウム)又はナトリウムビス(トリメチルシリル)ア
ミドのような強塩基の存在下;b)テトラヒドロフラン
、ベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シドジエチレングリコールモノエチルエーテル又はジエ
チレングリコールジエチルエーテルより成る群から選択
される溶媒中 で実施される。
また、本発明の主題は、4−アミノ酪酸に次式(): R−So、−Hat          (II)(式
中、R及びHalは前記と同じ意味を持つ)の化合物を
作用させて次式(■): (式中、Rは前記と同じ意味を持つ) の化合物を得て、次いでこの式(III )の化合物を
環化させて式(I)の対応する化合物を得ることを特徴
とする式(1)の化合物の製造方法にもある。
上記の方法の好ましい実施方法において、・4−アミノ
酪酸と式(II)の化合物との反応は水素化ナトリウム
又は水素化カリウムのような無機塩基の存在下で、テト
ラヒドロフランのような有機溶媒中で実施される; ・式(rlT)の化合物の環化け、無水酢酸、無水燐酸
、燐酸又はヘキサメチルジシラザンのような脱水剤の存
在下で実施される。
また、本発明の主題は、新規の産業上の製品としての前
記の式(III)の化合物にもある。
[実施例] 以下の実施例は、本発明を例示するためのものであり、
その範囲を何ら限定しない。
例」1:1−t−ブチルベンゼンスルホニル−2−ピロ
リジノン テトラヒドロフラン75crrr中に2−ピロリジノン
1.65 gを含有させた溶液を一5℃に冷却し、温度
を一5℃〜0℃の範囲に保ちながらヘキサン中に1.6
 Mの濃度のn−ブチルリチウム溶液12.1crr(
を添加した。−5℃において25分間撹拌した。この混
合物を一20℃に冷却し、塩化4−t−ブチルフェニル
スルホニル([オランダ化学研究論文集(l(6Cue
il d6STravaux Chimiquesde
s Pays−Bas) J 、第53巻、第1101
頁(1934年))4.5gを添加した。周囲温度に戻
した後に、減圧下でテトラヒドロフランを蒸発除去し、
残渣を水で取り出し、濾過し、エタノールから再結晶し
た。所期の化合物2.75gが得られた。融点131〜
133℃。
立祈: C,4Hz+NO,S : 281.376C
(%)     H(%)   N(%)計算値:59
.76;  6.81; 4.98実測値:59.62
;  6.78. 4.79テトラヒドロフラン25c
rrr中に2−ピロリジノン0.69 gを含有させた
溶液を一10℃に冷却し、5℃より低い温度において、
n−ヘキサン中に1.6Mの濃度のn−ブチルリチウム
溶液4,89℃gを添加した。20分間攪拌した後に、
この混合物を一25℃に冷却し、−20℃より低い温度
に保ちながら、テトラヒドロフラン15cn(中に塩化
4−(ジエチルアミノ)ベンゼンスルホニル2gを含有
させた溶液中に滴下した。この全体を周囲温度に戻し、
2時間撹拌した。減圧下で溶媒を除去し、残渣をシリカ
を用いたクロマトグラフィー(溶出液は酢酸エチルとn
−ヘキサンとの比1:1の混合物)にかけた。残渣をイ
ソプロピルエーテル中に取り出して、所期の化合物0.
74 gが得られた。融点128〜130℃。
立逝:C14Ha。Na Os S : 296.39
2C(%)   H(%)  N(%) 計算値:56.73. 6.8  、 9.45実測値
:56.59;  6.73. 9.38この例の出発
時に用いた塩化4−(ジエチルアミノ)ベンゼンスルホ
ニルは、次のようにして製造した。
塩化メチレン350 crrf中で4−(ジエチルアミ
ノ)ベンゼンスルホン酸(「リービッヒス・アンナーレ
ン・デア・ヒエミー(Liebigs Annalen
der Chemie) J  (1982年)、第2
82頁)24.84gと五塩化燐22.56gとを互い
に混合し、4時間加熱還流した。この混合物を周囲温度
まで冷却し、減圧下で溶媒を蒸発除去し、残漬をトルエ
ンで取り出し、セライトを用いて濾過し、減圧下で濃縮
乾固させた。所期の化合物20.39gが得られた。
fL! : +−ジメチルアミノ ベンゼンスルホニル
−2−ピロリジノン 水素化ナトリウム3.44g(油中55〜60%の濃度
)を2−ピロリジノン6.11gとジオキサン200c
rrfとを含む溶液に添加し、周囲温度において1時間
攪拌した。ジオキサン25Ocrrf中に塩化4−(ジ
メチルアミノ)ベンゼンスルホニル(「ヒエミッシエ・
ベリッヒテ(ChemischeBerichte) 
J 、第43巻、第3038頁(1910年))15.
76crrfを含有させた溶液を滴下し、周囲温度にお
いて1時間撹拌した。セライトを用いて塩化ナトリウム
をン戸別し、減圧下でジオキサンを蒸発除去し、残渣を
アセトンから結晶化させて、所期の化合物3.90 g
が得られた。融点202〜204℃。
立逝: C,2H,、N、03S : 268.340
C(%)   H(%)  N(%) 計算値:53.71;  6.01.10.44実測値
:53.92;  5.97.10.50クロロホルム
に可溶、アセトン、ベンゼン及び95°アルコールに僅
かに可溶、エチルエーテル、水、2N塩酸及び2N水酸
化ナトリウムに不溶。
無水テトラヒドロフラン160crrr中に2−ピロリ
ジノン2.29gを含有させて一30℃に冷却した溶液
に、−30℃の温度に保ちなからn−ヘキサン中に1.
6Mの濃度のn−ブチルリチウム溶液16.95crr
fを滴下した。30分間撹拌した後に、この混合物を、
テトラヒドロフラン10crrr中に塩化4−(メチル
チオ)ベンゼンスルホニル(「ジャーナル・オブ・ケミ
カル・ソサエティー(Journal of the 
Chemical 5ociety 、以下においては
JC3と略記する)J(1948年)、第604頁)6
gを含有する溶液中に一30℃〜−25℃の範囲におい
て滴下した。この全体を周囲温度に戻した。減圧下で溶
媒を蒸発除去し、残渣を水中に取り出し、固形分を濾過
した。イソプロピルアルコールから結晶化させた後に、
所期の化合物3.80gが得られた。融点123〜12
5℃。
江: C,、H,sNO,S、: 271.36C(%
)     H(%)   N(%)計算値:48.6
9;  4.83. 5.16実測値:48.91; 
 4.69. 5.22テトラヒドロフラン90crr
r中に2−ピロリジノン1.3 gを含有させて一30
℃に冷却した溶液に、−20℃〜−30℃の温度に保ち
ながら、ヘキサン中に1.6Mの濃度のn−ブチルリチ
ウム溶液9.6 c rdを添加した。−30℃におい
て1時間撹拌した後にこの温度においてこの混合物に、
テトラヒドロフラン6crrf中に塩化4−イソプロピ
ルオキシベンゼンスルホニル(「ヘルヴエティ力・シミ
力・アクタ(Helvetica Chimica A
cta) J第39巻、第1579頁(1956年))
4gを含有する溶液を滴下した。−30℃において1時
間撹拌した後に、この全体を周囲温度に戻した。減圧下
で溶媒を蒸発除去し、残渣をシリカを用いたクロマトグ
ラフィー(溶出液はシクロヘキサンと酢酸エチルとの比
7:3の混合物)にかけた。イソプロピルアルコールか
ら結晶化させた後に、所期の化合物1.5gが得られた
。融点88〜90℃。
立新: C,、H,、No、S : 283.35C(
%)   H(%)  N(%) 計算値:55.10;  6.05. 4.94実測値
:55.07;  5.98. 4.90塩化メチレン
34crrf中に例4におけるようにして製造した1−
[4−(メチルチオ)ベンゼンスルホニル]−2−ピロ
リジノン3.4gを含有させた溶液に、25℃を越えな
い温度において、塩化メチレン4gcrrr中にm−ク
ロル過安息香酸2.41gを含有させた溶液を添加した
。周囲温度において30分間攪拌した後に、反応媒体を
10%亜硫酸ナトリウム水溶液で処理した。有機相を分
離し、5%重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、次いで水
で洗浄した。乾燥させ、減圧下で溶媒を蒸発除去した後
に、残渣を95%エタノールから結晶化させた。所期の
化合物1.70gが得られた。融点127〜129℃。
分量: C,、H,、NO,St  : 287.36
C(%)   H(%)  N(%) 計算値:45.98;  4.56. 4.87実測値
:45.87;  4.60;  4.81テトラヒド
ロフラン80crrr中に2−ピロリジノン2.22g
を含有させて一25℃に冷却した溶液に、温度を一25
℃〜−20℃の範囲に保ちながら、ヘキサン中に1.6
 Mの濃度のn−ブチルリチウム溶液15.75crr
rを添加した。−25℃において30分間撹拌した後に
、−25℃〜−20℃の範囲の温度においてこの混合物
に、テトラヒドロフラン40crrf中に塩化3−メト
キシベンゼンスルホニル(rJCS、 P、T、2.J
 、第579頁(1982年))5.40gを含有する
溶液を滴下した。−25℃において30分間撹拌した後
に、この全体を周囲温度に戻した。減圧下で溶媒を蒸発
させ、残渣を水中に取り出し、濾過し、イソプロピルア
ルコールから結晶化させた。所期の化合物3.5gが得
られた。融点108〜109℃。
氷折: C,、H,、NO,S : 255.298C
(%)   H(%)  N(%) 計算値:51.75;  5.13. 5.49実測値
:51.84;  5.12;  5.541: 1−
2−ナフチルスルホニル−2−ピロリジノン テトラヒドロフラン80crrr中に2−ピロリジノン
2.13 gを含有させて一10℃に冷却した溶液に、
温度を一5℃〜+5℃の範囲に保ちながら、ヘキサン中
に1.6Mの濃度のブチルリチウム溶液15.6crd
を添加した。−5℃において25分間撹拌した後に、0
℃を越えないようにして、塩化β−ナフタリンスルホニ
ル6、12 gを添加した。次いでこの全体を周囲温度
に戻した。減圧下で溶媒を蒸発除去し、残渣を酢酸エチ
ル中に取り出し、塩化リチウムを決別し、減圧下で蒸発
させた後に、残渣を水中に取り出し、濾過した。最後に
イソプロピルアルコールから結晶化させた後に、所期の
化合物4gが得られた。融点l18〜120℃。
分量: C,、H,、NO,S : 275.3C(%
)   H(%)  N(%) 計算値:61.07;  4.76、 5.09実測値
:60.91;  4.72. 4.99$:4−[4
−(1−ピロリジニル)フェニルスルホニルアミノ]酪
酸 水40crr?中に水酸化ナトリウム2.4gと4−ア
ミノ酪酸2.06gとを含有する溶液に、塩化4−(1
−ピロリジニル)ベンゼンスルホニル(「ケミカル・ア
ブストラクツ(Chemical Abstracts
以下においてはCAと略記する)」、第46巻、864
7 F) 4.9 gを添加し、次いで完全な溶液を得
るためにテトラヒドロフラン50crr?を添加した。
周囲温度において24時間撹拌し、次いで酢酸で酸性に
した後に、周囲温度において溶媒を蒸発除去した。クロ
ロホルムで抽出した後に、有機相を硫酸ナトリウムを用
いて乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。所期の化合物
2.4gが得られた。融点161〜163℃。
分量:C14Hz。N、04S:312.39C(%)
   H(%)  N(%) 計算値:53.83;  6.45. 8.97実測値
:53.16;  6.25. 8.72:!JJ: 
1−[4−(1−ピロリジニル)フェニルスルホニル]
−2−ビロリジノン 工程Aにおけるようにして製造した化合物2.5gと酢
酸ナトリウム2.5gとを無水酢酸50crrr中で4
時間加熱還流し、次いで冷却して蒸発乾固させた。残渣
をベンゼン150cn(中に取り出し、沸点まで加熱し
、活性炭を用いて濾過した。
n−ヘキサンを添加することによって沈殿物が得られた
。この沈殿を濾過し、ヘキサンで洗浄した。所期の化合
物1.7gが得られた。融点235〜237℃。
水皿: C,4H,、N、O,S : 294.38C
(%)     H(%)   N(%)計算値:57
.12;  6.16;  9.51実測値:56.7
7;  6.24. 9.31!u:4−(4−ピペリ
ジノフェニルスルホニルアミノ)酪酸 水10crrr中の溶液状の水酸化ナトリウム0.46
2gと4−アミノ酪酸0.39gとを含有する溶液に、
塩化4−ピペリジノベンゼンスルホニルIgを添加し、
次いで溶液を得るためにテトラヒドロフラン5crrf
を添加した。この溶液を周囲温度において24時間撹拌
し、次いで酢酸で酸性にした。溶媒を蒸発除去し、クロ
ロホルムで有機相を抽出し、硫酸ナトリウムを用いて乾
燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。酢酸エチルから結晶
化させた後に、所期の化合物0.5gが得られた。融点
130〜132℃。
liL!If1: C+s)12□N、04 S : 
326.43C(%)    H(%)   N(%)
計算値:55.19;  6.79. 8.58実測値
:54.69;  6.72;  8.37TJIJL
 : t −[4−(1−ピペリジニル)フェニルスル
ホニル]−2−ビロリジノン 工程Aにおけるようにして得られた生成物3gと酢酸ナ
トリウム3gとを無水酢酸60crrf中に含有する混
合物を3時間還流し、次いで周囲温度まで冷却し、蒸発
乾固させた。クロロホルム及び水で抽出し、有機相を分
離し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥させ、濾過し、蒸発
させた。所期の化合物2.5gが得られた。融点168
〜170℃。
イソプロピルアルコールから結晶化させた後に、融点1
70〜172℃の化合物1.80gが得られた。
水皿:C+sHz。Na  Os  S:308.41
C(%)    H(%)  N(%)計算値:58.
42;  6.54. 9.08実測値:58.31;
  6.46. 8.89例1Oの出発時に用いた塩化
4−ピペリジノベンゼンスルホニルは、次のようにして
製造した。
塩化メチレン45crrf中に無水硫酸8.46gを含
有するO℃〜5℃に冷却した溶液にジオキサン9.3g
を添加し、次いで同じ温度において、塩化メチレン45
cn(中にN−フェニルピペリジン17、1 gを含有
する溶液を添加した。この混合物を周囲温度に戻し、次
いで1時間加熱還流した。
蒸発乾固させた後に、残渣を10%炭酸ナトリウム溶液
で取り出した。水相をベンゼンで洗浄し、濃縮した。残
渣を乾燥させ、周囲温度において12時間、オキシ塩化
燐200crt+’及び五塩化燐21.8gで処理した
。蒸発乾固させた後に、残渣をクロロホルム及び水で取
り出し、有機相を分離し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥
させ、濾過し、蒸発乾固させた。生成物19gが得られ
た。これをそのまま使用した。
p:4−(4−モルホリノフェニルスルホニルアミノ)
酪酸 水80cn(中に水酸化ナトリウム4.6gと4−アミ
ノ酪酸3.94 gとを含有する溶液に塩化4−モルホ
リノベンゼンスルホニル10gを添加し、次いで溶液を
得るためにテトラヒドロフラン70crrfを添加した
。温度が20℃から27℃に上昇した。この溶液を周囲
温度に戻し、24時間撹拌し、次いで酢酸で酸性にし、
減圧下で溶媒を蒸発させた。残渣を蒸留水50crrr
で取り出した。沈殿を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて
、所期の化合物7.6gが得られた。融点163〜16
5℃。
これを酢酸エチルから再結晶した。融点167〜168
℃。
水皿:C,4H2゜N、O,S : 328.39C(
%)   H(%)  N(%) 計算値:51.20;  6.14. 8.53実測値
:51.21;  6.07. 8.611: 1−(
4−モルホリノフェニルスルホニル)−2−ピロリジノ
ン 工程Aにおいて得られた生成物6.2g、酢酸すトリウ
ム6.2g及び無水酢酸124crrrを4時間加熱還
流した。周囲温度に冷却し、蒸発乾固させた後に、残渣
を水50crdで取り出し、濾過し、水10crr?で
洗浄し、乾燥させた。所期の化合物5.65gが得られ
た。融点208〜210℃。アセトンから再結晶した後
に、融点210〜211℃の化合物4.3gが得られた
分量: C,、H,、N、 O,S : 310.38
C(%)   H(%)  N(%) 計算値:54.17;  5.85. 9.03実測値
:54.30. 5.91. 8.92例11の出発時
に用いた塩化4−モルホリノベンゼンスルホニルは、次
のようにして製造した。
塩化メチレン100crrr中に無水硫酸8.8gを含
有させて一5℃〜+3℃の範囲に冷却した溶液に、温度
が+5℃を越えないようにして、ジオキサン9.68 
g及び次いで塩化メチレン30crrr中に溶解させた
N−フェニルモルホリン17.95gを滴下した。この
全体を周囲温度に戻し、次いで1時間半加熱還流した。
周囲温度まで冷却し、水で抽出した後に、水相を炭酸ナ
トリウムで中和し、蒸発乾固させ、残渣を減圧下で90
℃において4時間乾燥させた。ナトリウム塩19.5g
が得られた。これを塩化メチレン10Qc%中の五塩化
燐21gと共に4時間加熱還流することによって処理し
た。周囲温度まで冷却し、蒸発乾固させた後に、残渣を
少量の水を含むベンゼン中に取り出した。有機相を分離
し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥させ、濾過し、溶媒を
蒸発除去した。
所期の化合物11.5gが得られた。融点105〜10
8℃。ベンゼンから結晶化させた後に、融点120〜1
22℃の化合物が得られた。
庄折:C3゜H1□CβNo、S : 261.77C
(%)   H(%)  N(%) 計算値:45.88;  4.62. 5.35実測値
:45.67、 4.59. 5.44テトラヒドロフ
ラン50crrf中に2−ピロリジノン1.02g(即
ち0.9CM)を含有させて一70℃に冷却した溶液に
、温度が一60℃を越えないようにして、n−ヘキサン
中に1.5 Mの濃度のn−ブチルリチウム溶液8cr
rfを注入した。
15分後に、温度を−65〜−70℃の範囲に保ちなが
ら、テトラヒドロフラン12c%中に塩化4−シクロペ
ンチルベンゼンスルホニル3gを含有させた溶液を添加
した。2時間かけて周囲温度に戻し、蒸発乾固させた後
に、残渣をシリカを用いたクロマトグラフィー(溶出液
は酢酸エチルとn−ヘキサンとの比1:3の混合物)に
かけて、所期の化合物2.6gが得られた。融点105
〜 ′106℃。これをイソプロピルアルコールから結
晶化させて、融点105〜106℃の化合物2gが得ら
れた。
■: C,、H,、NO,S : 293.40C(%
)   H(%)  N(%) 計算値:61.41;  6.53. 4.77実測値
:61.22. 6.71. 5.06例12の出発時
に用いた塩化4−シクロペンチルベンゼンスルホニルは
、次のようにして製造した。
フェニルシクロペンクン(rCAJ 、第51巻、73
17c  (1957年))11.5gに、+5℃〜+
lO℃の範囲において、クロルスルホン酸トリメチルシ
リル14.7g(即ち12crtr)を添加した。この
混合物を周囲温度に戻し、2時間撹拌した。蒸発乾固さ
せた後に、残渣をクロロホルム100crrr中に溶解
させ、五塩化燐7.5gで処理して2時間加熱還流した
。蒸発乾固させた後に、油状残渣をシリカを用いたクロ
マトグラフィー(溶出液は酢酸エチルとn−ヘキサンと
の比1:3の混合物)にかけて、所期の化合物3.3g
が得られた。
融点48〜50℃。
テトラヒドロフラン100ctrr中の2−ピロリジノ
ン1.97g、ヘキサン中に1.5Mの濃度のn−ブチ
ルリチウム溶液15.5crd及びテトラヒドロフラン
2Jcrrf中の塩化4−シクロヘキシルベンゼンスル
ホニル(「ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル−
’/サエテイー (Journal of theAm
erican Chemical 5ociety)J
 、第62巻、第513頁(1940年))6gを用い
て、例12におけるようにして操作を実施した。所期の
化合物3gが得られた。融点91〜92℃。イソプロピ
ルアルコールから結晶化させた後に、融点91〜92℃
の化合物2gが得られた。
水皿: C,、H,、No、  S : 307.42
C(%)  H(%)  N(%) 計算値:62.51;  6.88. 4.56実測値
:62.29;  6.74. 4.69テトラヒドロ
フラン42crrf中の2−ピロリジノン1.39g、
n−ヘキサン中に1.5Mの濃度のn−ブチルリチウム
溶液10.8 c rdを使用して例12におけるよう
にして操作を実施し、但しこの場合には一20℃〜−1
0℃の範囲において、テトラヒドロフラン25Crrr
中の塩化4−(ジプロピルアミノ)ベンゼンスルホニル
4.5gを添加した。所期の化合物2gが得られた。融
点88〜90℃。イソプロピルアルコールから結晶化さ
せた後に、融点92〜93℃の化合物1.5gが得られ
た。
水皿: C,、H,4N、O□ S:324.454C
(%)    H(%)   N(%)計算値:59.
23;  7.46. 8.63実測値:59.13;
  7.53. 8.44例14の出発時に用いた塩化
4−(ジプロピルアミノ)ベンゼンスルホニルは、次の
ようにして製造した。
クロルスルホン酸トリメチルシリルlo、86g(即ち
s、56crr?)及び塩化メチレン50crr+’を
含有する+5℃〜+10℃に冷却した溶液に、N、 N
−ジプロピルアニリン(「アンナーレン・デア・ヒエミ
ー(Annalen der Chemie) J 、
第214巻、第168頁)10.2gを添加した。この
混合物を周囲温度に戻し、蒸発乾固させた。残渣をアセ
トン中に取り出し、濾過し、乾燥させて、酸4,9gが
得られた。これに塩化メチレン100crrr及び五塩
化燐2.63gを添加し、4時間加熱還流した。周囲温
度まで冷却し、蒸発乾固させた後に、油状残渣をベンゼ
ン及び水で取り出した。有機相を分離し、硫酸ナトリウ
ムを用いて乾燥させ、濾過し、蒸発乾固させた。所期の
化合物4.5gが得られた。これをそのまま使用した。
テトラヒドロフラン51crr?中の2−ピロリジノン
1.76g及びn−ヘキサン中に1.5 Mの濃度のn
−ブチルリチウム溶液13.8rrrを使用して、−2
0℃〜−15℃の範囲の温度において、例12における
ようにして操作を実施し、但しこの場合にはテトラヒド
ロフラン35crrr中の塩化4−(ジブチルアミノ)
ベンゼンスルホニル6.3gを添加した。シリカを用い
たクロマトグラフィー(溶出液は酢酸エチルとn−ヘキ
サンとの比1:1の混合物)及びイソプロピルアルコー
ルからの結晶化の後に、所期の化合物3gが得られた。
融点73〜74℃。
水皿: C,、H,、N、Os  S : 352.5
1C(%)    H(%)   N(%)計算値:6
1.33:  s、ot;  7.95実測値:61.
14;  8.03. 7.86例15の出発時に用い
た塩化4−(ジブチルアミノ)ベンゼンスルホニルは、
次のようにして製造した。
N、 N−ジブチルアニリン(rJcsJ 1956年
、第3293頁)10g及び塩化メチレン50crr+
’中のクロルスルホン酸トリメチルシリル9.19 g
(即ち7.5 c rd )を用いて、例14の出発物
質の製造について記載したようにして操作を実施した。
蒸発乾固させた後に、残渣を塩化メチレン100crr
f中に取り出し、次いで五塩化燐10.1gを添加し、
1時間半加熱還流した。冷却し、蒸発乾固させた後に、
残渣を水中に取り出し、クロロホルムで抽出した。抽出
液を硫酸ナトリウムを用いて乾燥させ、ン濾過し、蒸発
乾固させた。残渣をシリカを用いたクロマトグラフィー
(溶出1夜は酢酸エチルとn−ヘキサンとの比1:1の
混合物)にかけて、所期の化合物6.3gが得られた。
これをそのまま使用した。
テトラヒドロフラン81crrr中の2−ピロリジノン
2.76g及びn−ヘキサン中に1.5 Mの濃度のn
−ブチルリチウム溶液21.7ctrlを使用して、−
20℃〜−15℃の範囲の温度において、例12におけ
るようにして操作を実施し、但しこの場合にはテトラヒ
ドロフラン45CrT?中の塩化4−(ジイソプロピル
アミノ)ベンゼンスルホニル9gを添加した。クロマト
グラフィー(溶出液は酢酸エチルとn−ヘキサンとの比
1:2の混合物)の後に、所期の化合物3.4gが得ら
れた。融点140〜145℃。イソプロピルアルコール
から結晶化させた後の融点142〜145℃。
水皿:C16H□Nz Os S : 324.45C
(%)   H(%)  N(%) 計算値:59.23;  7.46. 8.63実測値
:59.09;  7.38. 8.57例16の出発
時に用いた塩化4−(ジイソプロピルアミノ)ベンゼン
スルホニルは、次のようにして製造した。
N、 N−ジイソプロピルアニリン(「ジャーナル・オ
ブ・オルガニック・ケミストリー(Journalof
 Organic Chemistry)J、第22巻
、第832頁(1956年))13g及び塩化メチレン
50cボ中のクロルスルホン酸トリメチルシリル14g
 (即ち11.43crtr)を用いて、例14の出発
物質の製造について記載したようにして操作を実施した
。蒸発乾固させた後に、残渣を塩化メチレン100cr
d中に取り出し、五塩化燐14gを添加し、この全体を
4時間沸騰させた。蒸発乾固させた後に、残渣を水50
cryr中に取り出し、エーテルで抽出した。抽出液を
硫酸ナトリウムを用いて乾燥させ、i濾過し、蒸発させ
た。所期の化合物9.6gが得られた。これをそのまま
使用した。
テトラヒドロフラン51 crr+’中の2−ピロリジ
ノン1.7g、n−ヘキサン中に1.5Mの濃度のn−
ブチルリチウム溶液13.3crtf及びテトラヒドロ
フラン5crrr中の塩化4−イソプロピルチオベンゼ
ンスルホニル5gを使用して、例12におけるようにし
て操作を実施した。この混合物を周囲温度に戻し、蒸発
乾固させた。残渣を水中に取り出し、沈殿を濾過し、乾
燥させた。所期の化合物3.1gが得られた。融点62
〜66℃。これをイソプロピルアルコールから再結晶し
て、融点68〜70℃の化合物2.4gが回収された。
水皿: C,、H,、No、S。
C(%)   H(%)  N(%) 計算値:52.15;  5.72. 4.68実測値
:51.86;  5.63;  4.57例17の出
発時に用いた塩化4−イソプロピルチオベンゼンスルホ
ニルは、次のようにして製造した。
1.2−ジクロルエタン2Jcrrr中に無水硫酸(r
 Ca11. Organic 5ynthesis 
J 、第17巻、第846頁)5.32gを含む溶液に
、−5℃〜+3℃の範囲の温度においてジオキサン5.
8gを滴下し、次いで1.2−ジクロルエタン2Ocr
rr中にイソプロピルフェニルスルフィド(rJC3J
(1948年)、第1820頁) 10gを溶解させた
混合物を温度が+5℃を越えないようにして添加した。
この全体を1時間かけて周囲温度に戻し、次いで1時間
半加熱還流した。蒸発乾固させた後に、残渣を水50c
rrf中に溶解させ、lO%重炭酸ナトリウム溶液で中
和し、ン濾過し、乾燥させた。ナトリウム塩15gが得
られた。これを塩化メチレン150cm及び五塩化燐1
1.55gと共に2時間加熱還流することによって処理
した。周囲温度まで冷却し、濾過し、溶媒を蒸発させた
後に、純粋な生成物5gが得られた。
JJLA:4−(4−ヘキサヒドロアゼピンフェニルス
ルホニルアミノ]酪酸 4−アミノ酪酸2.26gと水60crrr中の溶液状
の水酸化ナトリウム2.6gとを含有する溶液に、塩化
4−へキサヒドロアゼピンベンゼンスルホニル6gを添
加し、次いで溶液を得るためにテトラヒドロフラン60
crrrを添加した。周囲温度において3時間撹拌した
後に、溶媒を蒸発除去し、残渣を酢酸で酸性にし、水1
00crrrで希釈し、沈殿を濾過し、乾燥させた。所
期の化合物3.8gが得られた。融点133〜135℃
。エタノールと水との比l:1の混合物から結晶化させ
た後の融点134〜135℃。
分所: C+aH*4Nz O−S : 340.45
4C(%)   H(%)  N(%) 計算値:56.45.、 7.10. 8.23実測値
:54.55;  7.12. 8.22i : 1−
[4−(ヘキサヒドロアゼピン)フェニルスルホニル]
−2−ピロリジノン 無水酢酸35crrrに工程Aにおけるようにして得ら
れた生成物3.5gと酢酸ナトリウム3.5gとを含有
する混合物を1時間還流した。この混合物を周囲温度ま
で冷却し、蒸発乾固させた。残渣を水30crd中に取
り出し、濾過し、乾燥させた。
生成物3gが得られた。これをシリカを用いたクロマト
グラフィー(溶出液は酢酸エチル)にかけた。イソプロ
ピルアルコールと水との比1:1の混合物から結晶化さ
せた後に、生成物2gが得られた。融点155〜156
℃。
分所: C,6H,、N、 O,S : 322.43
8C(%)   H(%)  N(%) 計算値:59.60. 6.88. 8.69実測値:
59.66;  6.94. 8.66例18の出発時
に用いた塩化4−へキサヒドロアゼピンベンゼンスルホ
ニルは、次のようにして製造した。
塩化メチレン78crri’中に無水硫酸2.64 g
を含有させて+5℃〜+lO℃に冷却した溶液にジオキ
サン2.9gを添加し、次いで同じ温度において塩化メ
チレン53crrf中に1−フェニルへキサヒドロアゼ
ピン5.26 gを含有させた溶液を添加した。この混
合物を周囲温度に戻し、次いで2時間加熱還流した。再
び周囲温度まで冷却した後に、エチルエーテル200c
rrrを添加し、沈殿を2濾過し、エーテルで洗浄し、
乾燥させて、酸7.2gが得られた。融点235℃(分
解)。この酸を周囲温度においてオキシ塩化燐36cr
rr、塩化メチレン36crrr及び五塩化燐5゜87
gで4時間処理した。蒸発乾固させた後に、残渣をクロ
ロホルム及び水で取り出した。有機相を分離し、硫酸ナ
トリウムを用いて乾燥させ、ン濾過し、蒸発乾固させた
。生成物6.6gが得られた。これをそのまま使用した
。融点85〜88℃。
fi:4−[4−(4−ペンジルオキシカルボニルビベ
ラジン−1−イル)フェニルスルホニルアミノ]酪酸 水50crrr中に水酸化ナトリウム3.18 g及び
4−アミノ酪酸2.7gを含有する溶液に塩化4−[4
−(ベンジルオキシカルボニル)ピペラジン−1−イル
]ベンゼンスルホニル10.5gを添加し、次いで溶液
を得るためにテトラヒドロフラン70crrfを添加し
た。この溶液を周囲温度において1時間撹拌し、溶媒を
蒸発除去し、残渣を酢酸で酸性にし、次いでクロロホル
ムで抽出した。有機相を硫酸ナトリウムを用いて乾燥さ
せ、濾過し、蒸発乾固させた。所期の化合物8.2gが
得られた。
二丘上: 1−[4−(ピペラジノ)フェニルスルホニ
ル]−2−ビロリジノン 工程Aにおいて得られた生成物8.2g、酢酸ナトリウ
ム8.2g及び無水酢酸123crrrを30分間加熱
還流した。この混合物を周囲温度まで冷却し、蒸発乾固
させ、残渣を水100crr?で取り出し、濾過し、乾
燥させた。1−[4−[4−(ベンジルオキシカルボニ
ル)ピペラジン−1−イル]フェニルスルホニル]−2
−ピロリジノン5.6gが得られた。融点153〜15
5℃。エタノールとアセトンとの比10:1の混合物か
ら再結晶した後に、融点158〜160℃の化合物3.
7gが得られた。
上記のように製造した化合物7g及びパラジウム1gを
ジメチルアセトアミド105crd中に懸濁させ、トリ
エチルアミン数滴を添加し、次いでこの全体を周囲圧力
下で水素280crrrを用いて水素化した。触媒を炉
別し、蒸発乾固させて、生成物2gが得られた。これを
酢酸中に溶解させ、蒸発乾固させた。残渣をイソプロピ
ルアルコール中に取り出し、結晶化生成物1.5gが得
られた。
融点108℃。
水皿: C,4H,、N303S −(1:)+3CO
OH・0.5 H,0:378.46 0(%)   H(%)  N(%) 計算値:50.78; 6.39.11.10実測値:
50.39;  6.15;11.14例19の出発時
に用いた塩化4−[4−(ベンジルオキシカルボニル)
ピペラジン−1−イル]ベンゼンスルホニルは、次のよ
うにして製造した。
1: 4−カルボベンジルオキシ−1−フェニルピペラ
ジン ベンゼン50crrr中のN−フェニルピペラジン4.
05g及びトリエチルアミン2.5gを含有する溶液に
、5〜10℃の範囲の温度において、トルエン中にクロ
ル蟻酸ベンジル4.4gを含有する溶液を添加した。こ
の全体を周囲温度に戻し、2時間撹拌した。トリエチル
アミン塩酸塩を?戸別し、蒸発乾固させた。油状残渣が
得られた。これをn−ヘキサン中で固化させて、所期の
化合物7.1gが回収された。融点49〜51℃。エチ
ルエーテルとn−ヘキサンとの混合物から再結晶した後
の融点51〜52℃。
水皿: C,、H,、N、O,: 296.37C(%
)   H(%)  N(%) 計算値ニア2.95;  6.80;  9.46実測
値ニア3.13;  6.79. 9.38二丘上:塩
化4−[4−(ベンジルオキシカルボニル)ピペラジン
−1−イル]ベンゼンスルホニル 塩化メチレン110crrf中に工程aにおいて得られ
た生成物11gを含有させた溶液に、5〜10℃の範囲
の温度において、塩化メチレン90crrr中に無水硫
酸3.04gを含有する溶液を添加し、次いでジオキサ
ン3.6gを添加した。この全体を周囲温度に戻し、次
いで2時間加熱還流し、次いで周囲温度まで冷却し、エ
チルエーテル300ctrrで希釈し、濾過し、乾燥さ
せた。融点210℃の生成物13゜7gが得られた。こ
れをオキシ塩化燐100c%及び五塩化燐7.57 g
を用いて周囲温度において4時間処理した。蒸発乾固さ
せた後に、残渣をクロロホルム及び水で取り出し、有機
相を分離し、硫酸ナトリウムを用いて乾燥させ、2濾過
し、蒸発乾固させた。生成物10.6gが得られた。こ
れをそのまま使用した。
11且風止ユ」 a)下記の処方に対応する錠剤を製造した。
・例1の化合物 10mg ・賦形剤   300mg/1錠にするのに充分な量 (賦形剤の詳細:ラクトース、小麦澱粉、処理澱粉、米
澱粉、ステアリン酸マグネシウム、タルク) b)下記の処方に対応するカプセルを製造した。
・例1の化合物 20mg ・賦形剤   300mg/lカプセルにするのに充分
な量 (賦形剤の詳細:タルク、ステアリン酸マグネシウム、
エーロゾル) 本発明の2つの重要な例によって得られた結果を、下記
の表に示す。
a)ムスカリン4六 1 これは、体重150〜200gの雄ラット(Iffa 
Credo)の脳から取り出し、pH7,4の10mM
Na/に緩衝液中でポリトロン(Polytron)を
用いて粉末化した皮質から調製した。ホモジネートした
もののアリクウォット0.5 mβを0.25nMの1
H−ピレンゼピン(単独で、被検化合物と共に、又は(
結合した非特異的放射能を測定するために)10−’M
過剰のピレンゼピンと共に)の存在下で25℃において
60分間インキュベートした後に、インキュベート物を
冷却し、2濾過した。
濾過は、0.05%ポリエチレン−イミン溶液中で予め
洗浄したWhatman GF/CiP紙を用いて実施
した。この2戸紙を5mβずつのp H7,4の10m
MNa/に燐酸塩緩衝液で3回洗浄し、次いで液体シン
チレーションによって測定した。
b)ムスカリン4六 2 これは、体重150〜200gの雄ラット(Iffa 
Credo)の脳から調製した。
この脳を0.32 Mシヨ糖溶液中で粉末化した(テフ
ロンガラス使用)。ホモジネートしたものを回収し、1
000Gにおいて10分間遠心分離にかけた(0〜4℃
)。
得られた上澄み液を回収し、30. OOOGにおいて
15分間遠心分離にかけた(0〜4℃)。
沈積物をp H7,5の50mM)リス緩衝液中に懸濁
させ、この新たにホモジネートしたものを再び30.0
00 Gにおいて15分間遠心分離にかけた(0〜4℃
)。
上澄み液を除去した後の沈積物は、直接使用することも
でき、また−30℃において1か月間まで保存しておく
こともできる。
1つの実験のためには、この沈積物を必要ならば初めに
溶かして周囲温度に戻し、Dounceを用いてp H
7,5の50mMトリス緩衝液中に懸濁させる。2mβ
のアリクウォットを0.3HMの3H−ベンジル酸キヌ
クリジニル(単独で、被検化合物と共に又は結合した非
特異的放射能を測定するためにICM’Mのベンズアト
ロビンと共に)の存在下で、25℃において60分間イ
ンキュベートする。
インキュベートの終了時に、インキュベート管を4℃に
冷却し、Whatman GF/C?濾紙を用いて迅速
に3濾過する。この濾紙を5mcずつのp H7,5の
50 m M トリス緩衝液で3回洗浄し、次いで液体
シンチレーション(ヘンリー・■・ヤマムラ(Henr
y I Yamamura)及びソロモン−H−スナイ
ダー(Solomon H,5nyder) 、  r
アメリカ合衆国ナショナル科学アカデミ−会報(Pro
ceedingsof  the  National
  Academy  of  5cience  o
f  theU、S、A、) J 、第71巻(197
4年)、第5号、第1725〜1729頁)によって測
定した。
その結果をICgo(結合特異的放射能を50%抑止す
るのに必要な濃度)で表わす。
例1及び2の化合物は、ムスカリン受容体について、主
としてM1タイプの受容体について顕著且つ有用な親和
性を示す。対照試験として、この化合物は他の被検受容
体(その中ではドーパミン性受容体、セロトニン性受容
体(5HT、及び5 HTz)、ベンゾジアゼピン性受
容体、GABA受容体、アドレナリン作動性受容体(α
1、α2、β1、β2)又はさらに阿片剤受容体(mu
、K)を挙げることができる)についてはごく僅かな親
和性を示した(IC,。冨5000〜10000)。
2)xL7′  との     び 化合物と各種受容体との相互作用を、下記の方法に従っ
てモルモットから切り取った回腸について評価した。
265〜3cmのモルモットの回腸片を洗浄し、37℃
のタイロード液10mI2を含有する浴中に即座に懸濁
させ、酸素95%と二酸化炭素5%との混合物を通じた
。少なくとも30分の間安定化させた後に、調製物を1
gの一定張力下に保ちながら、ポリグラフに接続した検
出機によって収縮を記録した。作動作用を次のようにし
て評価した。即ち、化合物を最大濃度を示すのに必要な
期間、切り取った組織と接触させておく。次いでこれを
タイロード液で洗浄した。調製物がそのベースラインに
戻った後に初めて下記の薬量を添加した。参照用物質と
してアレコリンを使用した。
アセチルコリン(I X 10”’M) 、ヒスタミン
(I X 10−’M) 、セロトニン(I X 10
−’M)及び塩化バリウム(2X10−’M)によって
誘発される収縮について拮抗作用を評価した。参照用物
質としてアトロビン、ジフェニドラミン、メチセルシト
及びパパベリンを使用した。作動薬を添加する前の接触
期間は1分だった。
各化合物について、4〜6の異なる濃度及び3〜5の独
立した試験によって薬量応答曲線を得た。作動薬活性を
pDi(最大作用の50%をもたらす薬量の対数の負の
値)で表わす。拮抗薬活性をIC,。(最大応答を50
%抑止する濃度)で表わす。例1及び2の化合物を用い
て得られた結果を下記の表に示す。
モルモットの切り取った回腸についての生体外研究から
、本発明の化合物は強力な抗ムスカリン  “剤である
ということがわかった。これらはアセチ  (ルコリン
によって誘発される収縮には拮抗作用を有し、ヒスタミ
ン及びセロトニンによって誘発さ  1れる収縮には拮
抗作用がない。これら化合物はアトロビンより僅かに低
い(約7倍)拮抗薬活性を  1示した。
本発明の化合物の顕著な拮抗薬作用をラットから切り取
った結腸について確認した。この試験に  ゛おいては
、拮抗薬活性が競合的なものか非競合的なものかという
ことを証明した。
次の方法を用いた:約2.5 c mのラットの結腸片
を洗浄し、次の組成:  NaCl 154 mM、 
KCl5、7 mM、 Ca1ls O,27mM、 
 NaHCOs 5.9 mM   i及びグルコース
2.5mM:を有するDa Jalon液10mβを含
有する断熱浴中に懸濁させた。浴の温度を32℃に保っ
た。これらの条件下で、1gの張力下に調製物を保って
いる間、結腸の自発的  1活性は最低だった。少なく
とも30分間安定化さ  1せた後に、記録計に接続し
た等良度換器を用いてj長力変化を記録した。最大薬量
(3X10−’M)のアセチルコリンによって誘発され
る収縮に関する拮抗薬活性を評価するために、一連の試
験を実寵した。
アセチルコリンを添加する前に化合物を調製物)こ3分
間接触させる。
参照用物質としてアトロビンを使用した。各化音物につ
いて、4〜6の異なる濃度及び3〜5の1虫立した試験
によって薬量応答曲線を得た。
拮抗薬活性をIC6゜(アセチルコリンによって誘発さ
れる最大応答を50%抑止する濃度)によって表わす。
第2の一連の試験において、ファン・ロッスム去(J、
 M、ファン拳ロッスム(van Rossum)、[
アルシヴ・アンチルナジオナル・ドウ・ファルマコディ
ナミ・工・ドウ・テラビ(ArchivesInter
nationales de pharmacodyn
amie et deしherapie) J 、第1
43巻、第299頁(1963年))に従って、薬量を
次第に増加させてアセチルコリンを浴に添加した。アセ
チルコリンを用いて2つの同等の連続した薬量応答曲線
を得て、化合物の存在下で第3の薬量応答曲線を得た(
アセチルコリン添加前の化合物の接触時間=5分)。各
化合物を3〜4の異なる濃度で試験した。
ムスカリン受容体についての拮抗薬親和性及び拮抗作用
のタイプ(競合的又は非競合的)をシルト法(H,D、
シルト(Schild)、「ブリテ4’)シュ・ジャー
ナル・オブ・ファーマコロジー・アンド・ケモセラビ−
(Britfsh Journal of Pharm
a−cology and Chemotherapy
)J 、第2巻、第11119頁、(2947年))に
従って計算した。
例1及び2の2種の化合物はアトロビンと同様に、最大
収縮を低減することな(アセチルコリンの薬量応答曲線
を右方向に平行移動させた。
「シルト・プロット」における回帰直線の勾配は理論値
lに対応する(表3)。このデータ及び得られたpA2
値(表3)に従えば、本発明の化合物はアセチルコリン
によって誘発されるラットの結腸の収縮に関して、ムス
カリン受容体についての競合的拮抗薬であり、アトロビ
ンよりほぼ4〜10倍低い能力を示すと結論づけること
ができる。
3)    コリン カルバコールによって誘発されるコリン刺激作用を抑止
する能力を評価することによって、化合物の抗コリン作
働活性を測定した。参照用物質として硫酸アトロビンを
使用した。
体重25〜30gのCD +種雄マウスを使用する。こ
れらを5匹ずつのグループの分け、段階的な濃度の被検
化合物又は対照用0.25%メチルセルロースで腹腔内
径路で処理した。各薬量について10匹の動物を使用し
た。化合物の投与の30分後に、生理血清中に溶解させ
たカルバコールtmg/kgをマウスに皮下注射した。
カルバコールの注射の30分後に、各動物を検査して下
痢、唾液過多及び目の潤みがあるかどうかを評価した。
また、直腸内に約1.5cm挿入した熱電対を用いて、
体温を記録した。
全ての対照用マウスにおいてカルバコールは下痢、唾液
過多及び目の潤みを誘発し直腸内の温度を約2.5℃低
下させた。
各化合物について、カルバコールによって誘発される末
梢コリン刺激症状の発現を50%の動物において抑止す
ることのできる薬量及びコリン作動薬によって誘発され
る体温低下作用を1℃増大させることのできる薬量を測
定し、下記の表に記録する。
得られた結果は、アトロビンとは対照的に、実施例の化
合物、特に例1.2及び10の化合物は生体内で腸筋系
に対して選択的な抗コリン作働作用を発揮するというこ
とを示す。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは ・次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、R_1はフェニル核の任意の位置にあってよく
    、 ・8個までの炭素原子を有する飽和若しくは不飽和の直
    鎖状、分枝鎖状若しくは又は環 状アルキル基、 ・基▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R_2及びR_3は同一であっても異なって
    いてもよく、それぞれ水素原子又は8個までの炭素原子
    を有する飽和若しくは不飽和の直鎖状若しくは分枝鎖状
    アルキル基を表わすか、或いはそれらが結合している窒
    素原子と一緒になって、随意に他の複素原子を含有する
    複素環基を形成するかのいずれかである)、 ・基NO_2、 ・基OR′ (ここで、R′は水素原子、8個までの炭素原子を有す
    る直鎖状、分枝鎖状若しくは環状アルキル基又は14個
    までの炭素原子を有するアリール基を表わす) 又は ・基SR_4若しくはS(O)R_5 (ここで、R_4及びR_5は8個までの炭素原子を有
    する飽和又は不飽和の直鎖状、分枝鎖状又は環状アルキ
    ル基を表わす) のいずれかを表わす} の基 又は ・随意に基R′_1 (ここで、R′_1はR_1について前記したいずれか
    の意味を有する) で置換されたナフチル基のいずれかを表わす] の化合物。
  2. (2)Rが次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は特許請求の範囲第1項におけるのと同
    じ意味を持つ) の基であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の式( I )の化合物。
  3. (3)R_1が4位置にあることを特徴とする特許請求
    の範囲第2項記載の式( I )の化合物。
  4. (4)R_1が8個までの炭素原子を有する直鎖状又は
    分枝鎖状のアルキル基、特にt−ブチル基であることを
    特徴とする特許請求の範囲第2又は3項記載の式(I)
    の化合物。
  5. (5)R_1が基▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで、R′_2及びR′_3は、8個までの炭素原
    子を有する直鎖状若しくは分枝鎖状アルキル基を表わす
    か、又はそれらが結合している窒素原子と一緒になって
    複素環基を形成するかのいずれかである) であることを特徴とする特許請求の範囲第2又は3項記
    載の式( I )の化合物。
  6. (6)R_1が基SR_4 (ここで、R_4は4個までの炭素原子を有する直鎖状
    又は分枝鎖状のアルキル基、特にメチルを表わす) であることを特徴とする特許請求の範囲第2又は3項記
    載の式( I )の化合物。
  7. (7)次の名称: ・1−(4−t−ブチルベンゼンスルホニル)−2−ピ
    ロリジノン ・1−[4−(ジエチルアミノ)ベンゼンスルホニル]
    −2−ピロリジノン ・1−[4−(ジメチルアミノ)ベンゼンスルホニル]
    −2−ピロリジノン ・1−[4−(メチルチオ)ベンゼンスルホニル]−2
    −ピロリジノン ・1−[4−(1−ピペリジニル)フェニルスルホニル
    ]−2−ピロリジノン を有する特許請求の範囲第1項記載の式( I )の化合
    物。
  8. (8)特許請求の範囲第1記載の式( I )の化合物の
    製造方法であって、2−ピロリジノン ▲数式、化学式、表等があります▼ に次式(II): R−SO_2Hal(II) (式中、Halは塩素又は臭素原子を表わし、Rは特許
    請求の範囲第1〜7項のいずれかにおけるのと同じ意味
    を持つ) の化合物を作用させて式( I )の対応する化合物を得
    ることを特徴とする前記製造方法。
  9. (9)特許請求の範囲第1記載の式( I )の化合物の
    製造方法であって、4−アミノ酪酸に次式(II): R−SO_2−Hal(II) (式中、R及びHalは特許請求の範囲第8項における
    のと同じ意味を持つ) の化合物を作用させて次式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは特許請求の範囲第1項におけるのと同じ意
    味を持つ) の化合物を得て、次いでこの式(III)の化合物を環化
    させて式( I )の対応する化合物を得ることを特徴と
    する前記製造方法。
  10. (10)特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の
    化合物から成る薬剤。
  11. (11)特許請求の範囲第7項記載の化合物から成る薬
    剤。
  12. (12)特許請求の範囲第10又は11項記載の少なく
    とも1種の薬剤を含有する製薬組成物。
  13. (13)新規の産業上の製品としての特許請求の範囲第
    9項記載の式(III)の化合物。
JP1040437A 1988-02-26 1989-02-22 新規の1―アリールスルホニル―2―ピロリジノン誘導体、それらの製造方法及び得られる新規の中間体、それらの薬剤としての使用並びにそれらを含有する組成物 Pending JPH01287070A (ja)

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