JPH06102498A - 液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネルの製造方法

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JPH06102498A
JPH06102498A JP5182571A JP18257193A JPH06102498A JP H06102498 A JPH06102498 A JP H06102498A JP 5182571 A JP5182571 A JP 5182571A JP 18257193 A JP18257193 A JP 18257193A JP H06102498 A JPH06102498 A JP H06102498A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーズ等のスペーサを用いず、均一な液晶膜
厚を得る液晶パネルの製造方法を提供する。 【構成】 TFT等が形成されたアレイ基板31と対向
電極基板32とを封止樹脂11ではりあわせて空セルを
作製し、対向電極基板に形成した穴より、ネマティック
液晶と未硬化の光硬化性樹脂の混合溶液を注入する。注
入後、ヒーターを内部に有する平滑台14と、平滑台1
3間に前記セルをはさみ、混合溶液12を加熱する。混
合溶液は常温では白濁しているが、加熱すると透明状態
となる。透明状態にした後、干渉膜厚計15で混合溶液
の膜厚を測定する。測定した膜厚が所定値にない時、ガ
ラス基板から押圧し、所定膜厚となるようにする。所定
膜厚になれば、その状態を保持したまま、ガラス基板側
より紫外線を照射し、光硬化性樹脂を硬化させて、液晶
と樹脂とを相分離させる。その後、圧力をとりのぞき、
均一な膜厚の高分子分散液晶パネルを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光変調層として高分子
分散液晶を用いる液晶パネルの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは軽量、薄型化が可能である
ことから研究開発が盛んである。近年では液晶の旋光性
を画像表示に応用したツイストネマティック(TN)モ
ード液晶パネルを用いたポケットテレビが実用化されて
いる。また、前記液晶パネルをライトバルブとして用い
る液晶投写型テレビおよびビューファインダ等も実用化
されている。
【0003】しかし、TN液晶を用いた液晶パネルは、
光変調を行うために偏光板が必要であるため、表示輝度
が低いという課題がある。また、液晶分子を配向させる
ためラビング工程が必要であるなど製造工程も複雑であ
る。そこで近年、ラビングが不要で、かつ、光変調に偏
光板が必要でない高分子分散液晶を用いた液晶パネルが
注目を集めている。高分子分散液晶パネルの一例として
米国特許第4435047号明細書がある。
【0004】以下、簡単に(図4)を用いて高分子分散
液晶について説明しておく。高分子分散液晶は、液晶と
ポリマーの分散状態によって大きく2つのタイプに分け
られる。1つは、水滴状の液晶がポリマー中に分散して
いるタイプである。液晶は、ポリマー中に不連続な状態
で存在する。以後、このような液晶をPDLCと呼び、
また、前記液晶を用いた液晶パネルをPD液晶パネルと
呼ぶ。もう1つは、液晶層にポリマーのネットワークを
張り巡らせたような構造をとるタイプである。ちょうど
スポンジに液晶を含ませたような格好になる。液晶は、
水滴状とならず連続に存在する。以後、このような液晶
をPNLCと呼ぶ。前記2種類の液晶パネルで画像を表
示するためには光の散乱・透過を制御することにより行
う。
【0005】PDLCは、液晶が配向している方向で屈
折率が異なる性質を利用する。電圧を印加していない状
態では、それぞれの水滴状液晶は不規則な方向に配向し
ている。この状態では、ポリマーと液晶に屈折率の差が
生じ、入射光は散乱する。電圧を印加すると液晶の配向
方向がそろう。液晶が一定方向に配向したときの屈折率
をあらかじめポリマーの屈折率と合わせておくと、入射
光は散乱せずに透過する。
【0006】これに対して、PNLCは液晶分子の配向
の不規則さそのものを使う。不規則な配向状態、つまり
電圧を印加していない状態では入射した光は散乱する。
一方、電圧を印加し配列状態を規則的にすると光は透過
する。
【0007】(図4(a)(b))において、41は水
滴状液晶、42はポリマーである。画素電極35には薄
膜トランジスタ(以後、TFTと呼ぶ。図示せず)等が
接続され、TFTのオン・オフにより画素電極35に電
圧が印加される。電圧により画素電極35上の水滴状液
晶41の液晶配向方向を可変させて光を変調する。(図
4(a))に示すように電圧を印加していない状態(O
FF)では、それぞれの水滴状液晶41内の液晶分子は
不規則な方向に配向している。この状態ではポリマー4
2と液晶とに屈折率差が生じ、入射光が散乱する。(図
4(b))に示すように画素電極42に電圧を印加する
と、対向電極32の対向電極33と画素電極35間の液
晶分子の方向が揃う。液晶分子が一定方向に配向したと
きの屈折率をあらかじめポリマー42の屈折率と合わせ
ておくと、入射光は散乱せずにアレイ基板31の画素電
極35側から出射する。
【0008】なお、PDLCのように液晶が水滴状にな
るとき、水滴状液晶の直径の平均値を平均粒子径とよ
び、PNLCのようにネットワーク状となるとき、ネッ
トワークの穴径の平均値を平均穴径と呼ぶ。
【0009】以下、従来の高分子分散液晶パネルの製造
方法について説明する。米国特許第4435047号明
細書では、液晶はネマティック液晶を用い、ポリマーと
して、ポリビニィールアルコール(PVA)を用いてい
る。前記ポリマーと液晶の混合溶液を印刷技術を用い
て、電極基板上に塗布し、次に、対向電極が形成された
基板との間に狭持させる方法が開示されている。
【0010】特開平3−58021号公報では、ポリマ
ーとして光硬化性アクリル系樹脂を用いた高分子分散液
晶パネルが開示されている。製造方法は以下のとおりで
ある。2枚の電極基板の電極面が対向するように配置し
て、内部にビーズ等のスペーサを散布する。電極基板の
周辺部を液晶と未硬化の樹脂を混合させた溶液(以後、
混合溶液と呼ぶ)を注入する注入口を除き、エポキシ系
のシール材で封止をして、所定の基板間隔を有する空セ
ルを作製する。次に、混合溶液を前記空セルの注入口か
ら注入し、注入口を封止する。これに紫外線を照射し、
樹脂を硬化して液晶と樹脂とを相分離させて完成する。
【0011】前述の製造方法では紫外線で樹脂を硬化さ
せるため、短時間で製造できる。また、ビーズ等のスペ
ーサを用いているため均一な液晶膜厚を得ることがで
き、表示に輝度むらも生じにくい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第44350
47号明細書に記載の発明では、液晶はネマティック液
晶を用い、ポリマーとして、PVAを用いている。ま
た、前記ポリマーと液晶の混合溶液を印刷技術を用い
て、電極基板上に塗布している。しかし、印刷技術では
均一な液晶膜厚を得ることは困難である。したがって、
液晶パネルの表示画像に輝度むらが生じる。また、PV
Aは水溶性ポリマーのため、耐水性に劣り、その結果、
白濁化、膨潤するという欠点も有している。また、樹脂
を硬化させるのに長時間を要するという課題がある。
【0013】特開平3−58021号公報記載の発明で
は、均一な液晶膜厚を得るために、ビーズ等のスペーサ
を用いているので、以下の課題が生じる。
【0014】(図3)は、前述の製造方法で製造された
高分子分散液晶パネルの一部断面図である。対向電極3
3と画素電極34とはビーズ37により所定ギャップが
保たれており、このギャップ内には高分子分散液晶36
が狭持されている。高分子分散液晶パネルは、十分な散
乱特性を得ようとすると液晶膜厚36を厚くする必要が
ある。あまり厚くすると、液晶層を透過状態にするため
の電圧が高くなる。一般的に、液晶膜厚36は15μm
程度である。
【0015】一方、液晶パネルに形成される画素サイズ
は微小化の傾向になる。一例として表示領域が3インチ
サイズで、約30万画素形成されたパネルの画素サイズ
は約100μm角となる。また、100万画素のパネル
では一画素のサイズは約50μm角となる。画素サイズ
が小さい場合でも、所望の散乱特性を得ようとすると液
晶膜厚36は15μmを保つ必要がある。15μmのビ
ーズを用いれば直径15μmの範囲の液晶が除去され
る。前記液晶が除去された部分は光が透過する。画像表
示としては15μmの円形の白点が表示される。この白
点は非常に目立ち、画素品位を低下させる。特に画素サ
イズが小さい場合は、一画素の面積に対する白点の占め
る割合が大きいため、影響力は高い。
【0016】一方、ビーズを用いて所定膜厚を得るかわ
りに、ソース信号線34上に土手状の支持物を形成する
方法もある。この土手の高さは液晶膜厚の15μmにす
る必要がある。現在のパターニング技術では、高さ15
μmの高さで微細加工を行なうことは困難であり実現性
が乏しい。また、仮に土手が形成できても土手で、混合
溶液の注入が困難になり、注入不良が発生するという課
題が発生する。
【0017】本発明は、以上の問題点を鑑みて考えられ
たものであり、ビーズ等を用いずに均一な液晶膜厚を得
る液晶パネルの製造方法を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶パネルの製
造方法は、対向電極基板とアレイ基板間に、液晶と未硬
化の光硬化性樹脂との混合溶液を挟持させる第1の工程
と、前記混合溶液をアイソトロピック状態まで加熱し
て、光透過状態にして、混合溶液の膜厚を測定し、前記
膜厚が所定の範囲外の時、基板上から押圧して、膜厚を
所定の範囲内にする第2の工程と、前記膜厚を所定の範
囲内に維持した状態で、混合溶液に光を照射し、前記光
硬化性樹脂を硬化させ、液晶と樹脂とを相分離させる第
3の工程を行なうものである。
【0019】
【作用】本発明の液晶パネルの製造方法は、対向電極基
板またはアレイ基板の周辺部に封止樹脂を塗布し、対向
電極基板とアレイ基板間を貼り合わせた後、前記基板間
に混合溶液を注入する。封止樹脂の高さは、封止樹脂に
ガラスファイバー等を含有させて所定の高さになるよう
にする。表示領域にはビーズ等を散布しない。液晶パネ
ルの表示対角長が2インチ以上と大きい場合、混合溶液
の注入状態により表示領域の液晶膜厚は周辺あるいは中
央部で異なって形成されてしまう。
【0020】本発明の製造方法では、混合溶液の注入
後、平滑性のあるガラス基板等を用いて対向基板等を押
圧し、表示領域部の液晶の膜厚を封止樹脂の高さと一致
するようにする。混合溶液は常温では白濁しているが、
加熱するとアイソトロピック状態となり、光透過性を有
するようになる。光透過性があれば干渉膜厚計等を用い
て混合溶液の膜厚を測定できる。本発明では膜厚を測定
するための混合溶液を加温し、アイソトロピック状態に
する。前記状態で表示領域の混合溶液の膜厚を測定す
る。所定範囲の膜厚でない時、対向基板等の押圧箇所、
押圧する圧力を変化させて、表示領域の混合溶液の膜厚
を所定範囲となるようにする。
【0021】表示領域の混合溶液の膜厚を一定に保った
状態で、混合溶液に紫外線を照射し、樹脂を硬化させ
て、液晶と樹脂とを相分離させる。樹脂が硬化すると高
分子分散液晶は、TN液晶のように液体ではなく固体と
なるから、硬化樹脂により対向電極基板とアレイ基板と
を均一な膜厚を保った状態で貼りあわせたことになる。
その後、押圧を取り除けばよい。
【0022】
【実施例】以下、(図1)を参照しながら、本発明の液
晶パネルの製造方法について説明する。
【0023】まず、アレイ基板31もしくは対向電極基
板32の表示領域の周辺部に封止樹脂を塗布する。封止
樹脂には所望の高さを得るために、ファイバーあるいは
ビーズ等をまぜておく。この高さが液晶パネルの液晶膜
厚となる。したがって、液晶膜厚が15μmであれば直
径15μmのビーズをまぜておく。なお、表示領域には
ビーズ等は散布しない。ビーズを散布すると、光ぬけが
生じるからである。封止樹脂としては、紫外線硬化タイ
プを用いるのが好ましい。封止樹脂11を塗布し、基板
31と32を貼りあわせた後、紫外線を照射し、前記樹
脂11を硬化させる。
【0024】前述の対向電極基板32とアレイ基板31
を貼り合わせた状態を(図1(a))に示す。また、貼
り合わされたものを空セルと呼ぶ。
【0025】空セルに液晶と未硬化樹脂を混合した混合
溶液を注入する方法にはいくつかある。加圧注入方法は
対向電極基板32の周辺にあけられた直径1〜2mmの
穴から混合溶液を加圧して注入する。真空注入方式は対
向電極基板32とアレイ基板31間を真空にし、注入口
を混合溶液に浸し、ギャップ内に混合溶液をひきこむ。
【0026】真空注入方法は真空状態にしたとき混合溶
液からモノマー等の成分が飛散するため、良好な散乱特
性の光変調層36を得ることが困難である。本発明では
(図1(b))で示すように注入口17より混合溶液を
注入する加圧注入方式を採用している。なお、注入口は
対向電極基板32に形成せずともよい。たとえば封止樹
脂11の一部を切断しておき、前記切断部を注入口とし
てもよい。
【0027】混合溶液の液晶材料としてはネマティック
液晶、スメクティック液晶、コレステリック液晶が好ま
しく、単一もしくは2種類以上の液晶性化合物や液晶性
化合物以外の物質も含んだ混合物であってもよい。な
お、先に述べた液晶材料のうち異常光屈折率neと常光
屈折率noの差の比較的大きいシアノビフェニル系のネ
マティック液晶が最も好ましい。樹脂材料としては透明
なポリマーが好ましく、ポリマーとしては、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂のいずれであっても良
いが、製造工程の容易さ、液晶層との分離等の点より紫
外線硬化タイプの樹脂を用いるのが好ましい。具体的な
例として紫外線硬化性アクリル系樹脂が例示され、特に
紫外線照射によって重合硬化するアクリルモノマー、ア
クリルオリゴマーを含有するものが好ましい。
【0028】このようなポリマー形成モノマーとして
は、2−エチルヘキシルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルアクリレート、ネオペンチルグリコールドアクリ
レート、ヘキサンジオールジアクリート、ジエチレング
リコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジ
アクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタ
エリスリトールアクリレート等々である。
【0029】オリゴマーもしくはプレポリマーとして
は、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレー
ト、ポリウレタンアクリレート等が挙げられる。
【0030】また重合を速やかに行なう為に重合開始剤
を用いても良く、この例として、2−ヒドロキシ−2−
メチル−1−フェニルプロパン−1−オン(メルク社製
「ダロキュア1173」)、1−(4−イソプロピルフ
ェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−
オン(メルク社製「ダロキュア1116」)、1−ビド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトン(チバガイキー社
製「イルガキュア184」)、ベンジルメチルケタール
(チバガイギー社製「イルガキュア651」)等が掲げ
られる。その他に任意成分として連鎖移動剤、光増感
剤、染料、架橋剤等を適宜併用することができる。
【0031】なお、樹脂材料が硬化した時の屈折率np
と、液晶の常光屈折率noとは略一致するようにする。
液晶層に電界が印加された時に液晶分子が一方向に配向
し、液晶層の屈折率がnoとなる。したがって、樹脂の
屈折率npと一致し、液晶層は光透過状態となる。屈折
率npとnoとの差異が大きいと液晶層に電圧を印加して
も完全に液晶層が透明状態とならず、表示輝度が低下す
る。
【0032】高分子分散液晶層中の液晶材料の割合は2
0重量%〜90重量%程度がよく、好ましくは50重量
%〜85重量%程度がよい。20重量%以下であると液
晶滴の量が少なく、散乱の効果が乏しい。また90重量
%以上となるとポリマーと液晶が上下2層に相分離する
傾向が強まり、界面の割合は小さくなり散乱特性は低下
する。高分子分散液晶層の構造は液晶分率によって変わ
り、だいたい50重量%以下では液晶滴は独立したドロ
ップレット状として存在し、50重量%以上となるとポ
リマーと液晶が互いに入り組んだ連続層となる。液晶層
12の膜厚は5〜25μmの範囲が好ましく、さらには
8〜15μmの範囲が好ましい。膜厚が薄いと散乱特性
が悪くコントラストがとれず、逆に厚いと高電圧駆動を
行わなければならなくなり、画素電極に信号を印加する
ドライブIC設計などが困難となる。
【0033】さらに液晶の重量比率は55%以上65%
以下、もしくは75%以上85%以下がよい。また、モ
ノマーとオリゴマー比は液晶の重量比率がおよそ55%
以上65%以下のときはおよそ5:5から4:6の範囲
にし、液晶の重量比率がおよそ75%以上85%以下の
ときはおよそ9:1から8:2の範囲にすると低電圧で
散乱性能の高い液晶層を実現することができる。中でも
液晶の重量比率が60%前後でモノマーとオリゴマー比
を4:6前後にすることがよい。
【0034】以上のように混合溶液の注入後、(図1
(c))に示すように、アレイ基板31を平滑性のある
台14(以後、平滑台と呼ぶ)上に置く。前記平滑台1
4とは加圧によりたわむことがない台という意味であ
り、混合溶液を光透過状態にする際、所定温度に加温す
る必要があることから、ヒータープレートなどが該当す
る。次に、紫外線を透過できる平滑な板13(以後、平
滑板と呼ぶ)を対向電極基板32上にかぶせる。具体的
にはガラス基板である。なお、平滑板13がヒータープ
レートで、平滑台14がガラス基板であってもよい。
【0035】次に、ヒータープレートが発生する熱によ
り混合溶液を加熱する。混合溶液は常温では白濁状態で
ある。ポリマーおよび液晶材料によってアイソトロピッ
ク状態となる温度は異なるが、加熱すると、混合溶液は
透明状態となり光透過性を有するようになる。十分に光
透過状態にしたのち、(図1(d))に示すように、干
渉膜厚計15で液晶パネル16の表示領域の混合溶液の
膜厚を測定する。混合溶液は光透過状態であるので、
0.1μmの精度で膜厚を測定できる。測定された膜厚
が所定の範囲内にない場合、膜厚を所定範囲内となるよ
うに調整する必要がある。
【0036】(図2)は混合溶液の膜厚を調整する調整
器の構成図である。平滑台14上に緩衝ゴム23が配置
されている。金属わく21の中央部には、ガラス基板か
らなる平滑板13がはめこまれている。22は圧力調整
ネジであり、金属わく21に3個取り付けられており、
3箇所から平滑板13を介して、液晶パネル16を加圧
できるように構成されている。緩衝ゴム23の高さは、
液晶パネル16にガラス基板13とわずかな間隔があく
高さである。圧力調整ネジ13は、微妙な圧力を調整す
るためにネジピッチはできるだけ小さい方が好ましい。
また、ネジでなく、他の圧力調整器であってもよい。た
とえば、油圧シリンダ等である。加圧注入方法は対向電
極基板32の周辺にあけられた直径1〜2mmの穴から
加圧により混合溶液を注入する。
【0037】平滑板13上から加圧すると混合溶液12
を加圧することになる。混合溶液12は封止樹脂11に
よりほぼ所定の膜厚に規定されているが、さらに加圧に
より、表示領域の中央部までほぼ封止樹脂11と同一の
膜厚となる。通常、対向電極基板32には1mm前後の
ガラス基板を用いることが多い。1mm前後の板厚のガ
ラス基板は少しの圧力によりたわむから、混合溶液12
の膜厚を制御できる。膜厚計15等で混合溶液の膜厚を
モニタしながら膜厚制御を行なえばよい。膜厚計は通常
液晶の膜厚測定に用いている干渉膜厚計等を用いること
ができる。膜厚測定箇所は表示領域の2〜3箇所同時に
行なえばより好ましい。パネルの対角長が4インチ程度
の時は、金属わく21の3箇所の圧力を調整することに
より、パネルの中央部まで均一な膜厚にできるが、10
インチ程度と大きくなると、パネルの中央部の膜厚が厚
くなる傾向等がでる場合がある。その場合は、中央部に
圧力をかける機構が必要である。たとえば、平滑台14
の中央部に調整ネジを配置するなどして対策をする。
【0038】パネル中央部等の混合液晶12の膜厚が所
定値よりも薄い場合、吸引して膜厚を厚くする必要があ
る。その方法の一例として、ガラス基板32の中央部に
吸盤を取りつけ、前記吸盤でガラス基板をひっぱり、混
合液晶12の膜厚を厚くする方法がある。
【0039】表示領域の混合溶液12が規定の膜厚とな
った時点で加圧状態を固定する。次に、(図1(e))
に示すように、紫外線を照射して混合溶液を重合させ、
液晶と樹脂成分を相分離させ固定する。重合させる時の
温度制御は重要である。加温はネマティック−アイソト
ロピック相転移温度以上にする。通常40度前後もしく
はそれ以上である。紫外線は分光分布にもよるが20か
ら30mW/cm2程度の強度で2秒から8秒間程度照
射する。これらの温度および紫外線の照射条件は液晶重
量比、相転移温度の相図を実験により描き定めてなけれ
ばならない。条件が不適切な場合は液晶の粒径等が経時
的に変化し、散乱特性が低下する。重合後、加圧を取り
のぞくが、高分子分散液晶は固体であるので、再び混合
溶液12の膜厚が変化することはない。これは高分子分
散液晶特有の事項である。たとえば、TN液晶は液体の
ため、本発明のように加圧して液晶層の膜厚を規定値に
しても、加圧を取り除けばもとの状態にもどってしま
う。
【0040】なお、平滑板13をガラス基板としたが、
不透明な板でもよい。その場合は平滑台14を光透過性
に構成し平滑台13側より紫外線を照射すればよい。し
たがって、本発明は紫外線の照射方向もしくは方法に規
定されるものではない。さらに広義には紫外線を照射せ
ず加熱により混合溶液を相分離してもよい。その場合は
樹脂には熱硬化型を用いる。以下、具体的実施例をあげ
さらに詳しく説明する。
【0041】(実施例1)インジウム・錫酸化物よりな
る透明電極(ITO電極)を形成したアレイ基板と対向
基板とを、ITO電極面が互いに対向するように張り合
わせる。スペーサとして直径13μmのガラス繊維を分
散した紫外線硬化型の封止樹脂を用いる。次に、紫外線
照射によって、前記樹脂を硬化し空セルを完成した。
【0042】次に、高分子分散液晶材料として、(表
1)に示す材料及び重量比からなる混合溶液を準備し
た。
【0043】
【表1】
【0044】(表1)に示した混合溶液のネマティック
−アイソトロピック相転移温度は、メトラーFP900
熱分析システムを用いて測定した結果、30.5℃であ
った。
【0045】引き続いて、この混合溶液を加圧注入方法
によって前記空セルに注入を行った(以降、注入の完了
した空セルを液晶パネルと記述する。)。
【0046】次に、(図2)の装置に前記液晶パネルを
乗せ、(株)オーク製作所製の液晶セルギャップ測定装
置(TFM−120AFT型)を用いて、混合溶液の膜
厚を測定した。その際、液晶がアイソトロピック状態を
示す40℃で、ガラス基板上から液晶パネルに圧力を加
えながら、混合溶液の膜厚を測定した。膜厚測定時の温
度があまり高いと、液晶と樹脂が相分離した後の膜厚と
差異がでることがある。測定は、液晶パネルの表示領域
の4点で行い、ガラス基板13上からの圧力度合いを調
整しながら徐々に圧力を加え、4点での測定値が封止樹
脂11とほぼ同じ13μmの厚みになった時点で加圧状
態を固定した。その後、50℃の温度で光源に超高圧水
銀灯を用いて、混合溶液に紫外線(基板面での照射強
度:30mW/cm2)を6秒照射し、高分子分散液晶
からなる液晶パネルを完成した。こうして完成した液晶
パネルは、無電界状態で表示領域全面に渡り均一な白濁
状態を示し、また電界印加によってむらの無い均一な透
過状態が得られた。
【0047】(実施例2)高分子分散液晶材料として、
(表2)に示す材料及び重量比からなる混合溶液を用い
て、実施例1に記載した同様の操作により、高分子分散
液晶からなる液晶パネルを完成した。
【0048】(表2)に示した混合溶液のネマティック
−アイソトロピック相転移温度は、メトラーFP900
熱分析システムを用いて測定した結果、27.1℃であ
った。混合溶液の膜厚測定は40℃で行った。完成した
液晶パネルは、無電界状態で表示領域前面に渡り均一な
白濁状態を示し、また電界印加によってむらの無い均一
な透過状態が得られた。
【0049】
【表2】
【0050】(実施例3)高分子分散液晶材料として、
(表3)に示す材料及び重量比からなる混合溶液を用い
て、実施例1に記載した同様の操作により、高分子分散
液晶からなる液晶パネルを完成した。
【0051】
【表3】
【0052】(表3)に示した混合溶液のネマティック
−アイソトロピック相転移温度は、メトラーFP900
熱分析システムを用いて測定した結果、45.5℃であ
った。混合溶液の膜厚測定は50℃で行った。完成した
液晶パネルは、無電界状態で表示領域前面に渡り均一な
白濁状態を示し、また電界印加によってむらの無い均一
な透過状態が得られた。
【0053】なお、本実施例の液晶パネルの製造方法
は、画素にTFTを形成するアクティブマトリックス型
液晶パネルの製造方法を例にあげて説明したが、本発明
の製造方法は、単純マトリックス型液晶パネルの製造方
法としても適用であることは明らかである。また、基板
31、32等はガラス基板に限定されず、有機材料等か
らなる板あるいはフィルムであってもよいことは言うま
でもない。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明の液晶パネルの製造
方法は、対向電極基板とアレイ基板に混合溶液を注入
し、圧力をかけて混合溶液層を平滑して後、混合溶液を
重合させるものであるため、液晶の膜厚制御は容易であ
り、ビーズ散布工程もなく、工程も簡易化することがで
きる。また、封止樹脂で所定膜厚を得、ビーズ等を表示
領域に散布しない方式であるため、表示品位を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶パネルの製造方法の説明図
【図2】圧力調整器の構成図
【図3】液晶パネルの断面図
【図4】高分子分散液晶パネルの動作の説明図
【符号の説明】
11 封止樹脂 12 混合溶液 13 平滑板14 平滑台 15 干渉膜厚計 16 液晶パネル 17 注入口 21 金属わく 22 圧力調整ネジ 23 緩衝ゴム 31 アレイ基板 32 対向電極基板 33 対向電極 34 ソース信号線 35 画素電極 36 液晶層 37 ビーズ 41 水滴状液晶 42 ポリマー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の電極基板と第2の電極基板間に液晶
    と未硬化の樹脂との混合溶液を狭持させる第1の工程
    と、前記混合溶液を透過状態にし、混合溶液の膜厚を測
    定する第2の工程と、前記樹脂を硬化させ、液晶と樹脂
    とを相分離させる第3の工程とを行なうことを特徴とす
    る液晶パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】第1の電極基板と第2の電極基板の周辺部
    に支持体を配置し、かつ前記電極基板間に液晶と未硬化
    の光硬化樹脂との混合溶液を狭持させる第1の工程と、
    前記混合溶液を光透過状態にして混合溶液の膜厚を測定
    し、前記測定した膜厚が所定の範囲外の時、電極基板上
    を押圧もしくは吸引し、所定の範囲内にならしめる第2
    の工程と、前記膜厚を所定の範囲内に維持した状態で、
    混合溶液に光を照射し、前記光硬化樹脂を硬化させ、液
    晶と樹脂とを相分離させる第3の工程とを行なうことを
    特徴とする液晶パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】混合溶液を加熱することにより、アイソト
    ロピック状態にして、前記混合溶液を光透過状態にする
    ことを特徴とする請求項2記載の液晶パネルの製造方
    法。
  4. 【請求項4】液晶はネマティック液晶であり、また光硬
    化樹脂は紫外線硬化樹脂であり、前記液晶の常光屈折率
    をno、硬化した樹脂の屈折率をnpとしたとき、no
    pとが略一致していることを特徴とする請求項2記載
    の液晶パネルの製造方法。
  5. 【請求項5】混合溶液の膜厚は液晶パネルの表示領域の
    複数箇所で測定することを特徴とする請求項2記載の液
    晶パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】第1の電極基板と第2の電極基板間で、か
    つ表示領域外に、混合溶液の膜厚と略一致する支持体を
    形成もしくは配置しており、表示領域の範囲には、支持
    体を形成もしくは配置していないことを特徴とする請求
    項2記載の液晶パネルの製造方法。
  7. 【請求項7】混合溶液の液晶の割合は、20重量%以上
    90重量%以下であることを特徴とする請求項2記載の
    液晶パネルの製造方法。
  8. 【請求項8】混合溶液の液晶の割合は、50重量%以上
    85重量%以下であることを特徴とする請求項2記載の
    液晶パネルの製造方法。
  9. 【請求項9】支持体の高さは5μm以上25μm以下で
    あることを特徴とする請求項2記載の液晶パネルの製造
    方法。
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