JPH06102427B2 - 塩化ビニル樹脂製ステアリングホイール - Google Patents

塩化ビニル樹脂製ステアリングホイール

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JPH06102427B2
JPH06102427B2 JP13185691A JP13185691A JPH06102427B2 JP H06102427 B2 JPH06102427 B2 JP H06102427B2 JP 13185691 A JP13185691 A JP 13185691A JP 13185691 A JP13185691 A JP 13185691A JP H06102427 B2 JPH06102427 B2 JP H06102427B2
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重宏 古賀
和好 今井
和男 稲葉
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術の分野】本発明は、塩化ビニル樹脂製ステアリン
グホイールに関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】塩化ビニル樹脂は優れた物
理的、化学的性能と成形加工性を有し、かつ、比較的安
価であることから各種の用途に広く普及している。しか
し、塩化ビニル樹脂は比重が1.41と大きく、可塑剤
を配合して得られる軟質の塩化ビニル樹脂組成物であっ
てもその比重は通常1.2〜1.4であり、他の汎用合
成樹脂と比較して、例えばポリプロピレンに対して30
〜60%、発泡ポリウレタンに対して200〜250%
も重いことが大きな欠点である。又、塩化ビニル樹脂成
形品は表面光沢が強く、安物感を与えるとともに手触り
が悪い(ベトツキ感を与える)ことも塩化ビニル樹脂の
他の欠点である。
【0003】塩化ビニル樹脂の軽量化方法としては発泡
法が実用化されているが、成形サイクルが長い、製品歩
止りが悪い、再生利用ができない等の問題点がありいま
だ充分満足できるものではない。塩化ビニル樹脂の軽量
化ならびに艶消し化に関して本発明者らは、塩化ビニル
とポリエチレングリコールジアクリレートもしくはポリ
エチレングリコールジメタクリレートとの共重合体に微
小中空体および可塑剤を配合した組成物が優れた性質を
有することを発見し特許出願した(特願昭58−745
00号)。しかし、上記発明の組成物において微小中空
体の配合量が増すと成形品の表面に露出した微小中空体
が摩擦によって脱落する現象を生じ、成形品の商品価値
を損ね、特に、このような軽量化組成物を自動車等のス
テアリングホイールの被覆材として用いた場合には摩擦
による微小中空体の脱落が問題となり、又充填剤を多量
に配合した塩化ビニル樹脂は機械的強度が低下し易く、
ステアリングホイールの金属製芯金と被覆層との間で剥
離や被覆層の崩れが発生し易くなり、微小中空体の配合
量を増すことにより塩化ビニル樹脂の軽量化を図る場合
の最大の障害となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは微小中空
体を用いた塩化ビニル樹脂組成物の上記諸問題の解消法
について鋭意研究の結果、上記塩化ビニル樹脂組成物
に、更にポリ酢酸ビニルを配合することにより所期の目
的が達せられることを知り本発明を完成するに到った。
以上の記述から明らかなように、本発明の目的は、微小
中空体を配合した塩化ビニル樹脂組成物を被覆材として
用いた際に上述の諸欠点のないステアリングホイールを
提供することである。
【0005】
【課題を解決する手段】すなわち本発明は、塩化ビニル
97.0〜99.95重量%とエチレングリコールの重
合単位数が2〜50のポリエチレングリコールジアクリ
レートもしくはポリエチレングリコールジメタクリレー
ト3.0〜0.05重量%とから成る平均重合度600
〜3000の塩化ビニル共重合体100重量部と、比重
0.15〜0.8、粒径5〜300μ、圧縮強度70k
g/cm2 以上の微小中空体5〜100重量部、平均重
合度Pが100〜1500のポリ酢酸ビニル1〜20重
量部、および可塑剤30〜150重量部を含有する軽量
化され、かつ、艶消外観を有し、耐摩耗性に優れ、かつ
微小中空体保持性の良い塩化ビニル樹脂組成物から成る
被覆層によって芯材を包み、該被覆層の内層および外層
にスキン層を形成したことを特徴とするステアリングホ
イールである。
【0006】本発明の構成および効果について更に具体
的に説明する。本発明に係る組成物に使用する塩化ビニ
ル共重合体は、塩化ビニルモノマーとエチレングリコー
ルの重合単位数(以下nと略称することがある)が2〜
50のポリエチレングリコールジアクリル酸エステル
(以下PEGDAと略称することがある)もしくはポリ
エチレングリコールジメタクリル酸エステル(以下PE
GDMと略称することがある)との共重合体である。こ
の共重合体中の塩化ビニル部分は97.0〜99.95
重量%であるが、本発明の目的を阻害しない限りにおい
てその一部を後述の他のビニル単量体におきかえること
ができ、この場合塩化ビニル部分中の塩化ビニルは全共
重合体の50重量%以上、好ましくは70重量%以上残
存すること必要があり、その上限は上述の99.95重
量%である。塩化ビニルとおきかえることの出来る他の
ビニル単量体としては、例えば塩化ビニリデン,メチル
ビニルエーテル,エチレン,プロピレン等を挙げること
ができる。
【0007】本発明において、PEGDAおよびPEG
DMはそれぞれ単独で塩化ビニルと共重合させても良
く、両者の混合物として用いても良いが、共重合体中の
PEGDAおよびPEGDMの統量は、3.0〜0.0
5重量%とする必要がある。この割合が3.0%を超す
と成形品の表面は肌荒れし外観が悪くなり、又0.05
%未満では艶消し性及び耐摩耗性が不充分となりいずれ
も好ましくない。PEGDAおよびPEGDM中のポリ
エチレングリコール部分のエチレングリコールの重合単
位数(n)が1のものは成形品に艶消し効果を与えるこ
とが出来ず、又nが50を超すものは塩化ビニルと効率
的な共重合が困難となり、いずれも本発明には使用でき
ない。
【0008】上記共重合体はその平均重合度が600未
満では強度が不足し、平均重合度が3000を超すと加
工性が低下していずれも好ましくない。本発明に係る組
成物に用いる塩化ビニル共重合体は所定量の塩化ビニル
単量体とPEGDAもしくはPEGDMとの混合物を従
来公知の塩化ビニルの重合方法に従って重合させて得ら
れる。すなわち、塊状重合、懸濁重合、乳化重合および
溶液重合のいずれの方法も用いられるが、重合度や重合
率の再現性が良く、工程管理が容易な点から懸濁重合が
最も好ましい。得られる共重合体の平均重合度(以下P
と略称することがある)は、特に限定はされないが60
0〜3000のものが好ましく用いられる。
【0009】本発明に係る塩化ビニル樹脂組成物に用い
られる微小中空体は比重0.8以下、粒径5〜300ミ
クロン、圧縮強度70kg/cm2 以上のものである。
比重が0.8を超すと本発明の組成物への軽量化の寄与
が少なく、軽量化の目的で多量に添加すれば得られる成
形品の機械的強度の低下をもたらし好ましくない。粒径
が300ミクロンを超すと成形機のストレーナーに詰り
を生じたり、成形品の表面に粒子が浮き出して外観を損
うなどして好ましくない。また、5μから300μの範
囲を外れた場合には良好なスキン層をもった成形品は得
られない。したがって、良好なる耐摩耗特性も得られな
い。圧縮強度が70kg/cm2 未満では、成形機内で
粒子の破壊が発生し、軽量化の効果が減少するので好ま
しくない。
【0010】本発明に係る組成物用に使用できる上記微
小中空体としては、アルミナシリケート,ホウケイ酸ガ
ラス,石英,フライアッシュ,エポキシ樹脂等を素材と
する微小中空球体を例示できる。前記塩化ビニル系共重
合体100重量に対する上記充填剤の配合量は5〜10
0重量部であるが、後述の可塑剤の配合量によって適当
な範囲が異なる。すなわち、該共重合体100重量部に
配合する可塑剤が30〜60重量部の場合には上記充
填剤は5〜60重量部、また、可塑剤が60〜150
重量部の場合には上記充填剤は5〜100重量部が好ま
しい。の場合、充填剤の添加量が60重量部を超す
と、得られる組成物の粘性が大きくなり、成形品の表面
に肌荒れを生じたり、混練時に充填剤の粒子の破壊が生
じたりして好ましくない。の場合、充填剤の配合量が
100重量部を超しても軽量化への寄与は相対的に小さ
く、加工性の低下や成形品の強度低下等の欠点が顕著に
なり好ましくない。
【0011】本発明に係る塩化ビニル樹脂組成物に用い
るポリ酢酸ビニルは平均重合度(P)が100〜150
0のもの、好ましくは200〜1000のものである。
(P)が100未満のものは粘着性が強く、混合、成形
工程の作業性が悪く、(P)が1500を超すと塩化ビ
ニル共重合体との相溶性が悪くなり微小中空体を保持す
る能力も低下するのでいずれも好ましくない。塩化ビニ
ル共重合体100重量部に対する上記ポリ酢酸ビニルの
添加量は1〜20重量部、好ましくは3〜10重量部で
ある。ポリ酢酸ビニルの添加量が1重量部未満では微小
中空体を保持する能力が不足し、20重量部を超すと成
形品の表面がベトツキ感を与えるようになり、いずれも
好ましくない。
【0012】本発明に係る組成物において、前記塩化ビ
ニル系共重合体100重量部に対し可塑剤30〜150
重量部が配合される。使用する可塑剤の種類には特別な
限定はなく公知の可塑剤が単独あるいは混合して使用で
きる。そのような可塑剤の例として、ジオクチルフタレ
ート等のフタル酸系可塑剤、ジオクチルアジペート等の
アジピン酸系可塑剤、トリクレジルフォスフェート等の
リン酸エステル系可塑剤、更には1,3−ブチレングリ
コールアジペート等のポリエステル系可塑剤、トリメリ
ット酸ブチル等のトリメリット酸系可塑剤、エポキシ化
大豆油等のエポキシ系可塑剤を挙げることができる。可
塑剤の配合量が、30重量部未満では得られる成形品が
硬く、150重量部を超すと成形品の表面に滲み出るよ
うになりいずれも好ましくない。
【0013】本発明に係る組成物には、通常の塩化ビニ
ル系樹脂組成物と同様に、公知の安定剤を適量配合す
る。配合する安定剤としては、ステアリン酸亜鉛等の金
属石鹸類、ジブチル錫ラウレ−ト等の有機錫系安定剤、
三塩基性硫酸鉛等の鉛系安定剤が例示され、これら安定
剤は単独で又は二種以上混合して使用することが出来、
使用量は通常0.5〜5重量部である。本発明に係る組
成物には、本発明の目的を阻害しない範囲において、一
般の塩化ビニル系樹脂組成物と同様の紫外線吸収剤、顔
料、滑剤、加工助剤等を配合することも可能である。上
記塩化ビニル系共重合体、ポリ酢酸ビニル、充填剤、可
塑剤および安定剤、その他の添加剤は混合されて本発明
に係る軟質塩化ビニル系樹脂組成物となる。混合方法は
特別な制限は無く、リボンブレンダ−。V型ブレンダ
−、タンブラ−ミキサ−、ヘンシエルミキサ−(商標)
等公知の装置がいずれも使用でき、単軸あるいは二軸の
押出機で造粒することも可能である。このようにして得
られた本発明に係る組成物は、射出成形等公知の加工法
によって各種の成形品とすることができる。
【0014】本発明に係る塩化ビニル樹脂組成物を用い
て得られるステアリングホイールは、比重が1.0〜
1.15と軽く、表面が艶消し状で、かつ、艶斑が無
く、充填された微小中空体の脱落の無い良好な耐摩耗性
を有するものである。更に、本発明に係る組成物を射出
成形するときは、金型との接触面(成形品表面)あるい
はインサ−ト部品との接触面には微小中空体の存在量の
少ない層(所謂スキン層)が形成され、このスキン層の
存在により良好な手触り感、成形品表面からの微小中空
体の脱落防止、ならびにインサ−ト部品との剥離防止効
果が発揮される。図1は本発明に係るステアリングホイ
ールの平面図である。図において2はリム部で、スポー
ク部4及び連結部3を介してボス部5と連結され、ステ
アリングホイール1を構成している。図2はA−A線切
断面を示す。図において、7は被覆層で中空多角形芯材
と接する内層及び図示しない金型と接する外層にスキン
層11が形成されている。図3は芯材6の一部の拡大断
面図で、突条8がアンダーカット状に突出し、食い付き
を良くしている。
【0015】本発明を実施例および比較例によって更に
説明する。なお、各例において用いた物性測定方法およ
び充填剤ならびにポリ酢酸ビニルの性状を一括して以下
に示す。 (1)ポリ酢酸ビニルの平均重合度:JIS K672
5による。 (2)比重:ASTM D792による。 (3)射出成形テスト:射出成形機、新潟鉄工所製35
0S/550型成形温度(℃) C1 /130、C2
140、C3 /155、C4 /170、N/170金
型、ステアリングホイ−ル用金型、金型温度140℃ 上記金型にステアリングホイ−ル用芯金をインサ−ト
し、上記成形条件でステアリングホイ−ルを成形し、物
性評価をした。 (4)表面の艶消し状態 (イ)目視による判定:成形品を観察し、表面が滑らか
で艶のないものを良(○)、表面が肌荒れして艶のある
ものを不良(×)、これらの中間のものをやや良(△)
と判定した。 (ロ)光沢度:成形品(ハンドル)の平坦な部分(フィ
ニッシシャ−部、第1図参照)を用い、JISZ874
1(光線角度600 )によって測定した。 (5)耐摩耗性:新フォ−ド摩耗テストにより、湿式1
0,000回、乾式5,000回の摩擦を行った後表面
を観察し、変化の無いものを良、変化の生じたものを不
良と判定した。 (6)スキン層の形成、上記ステアリングホイ−ルの被
覆層を5個所以上ナイフで切り取り、スキン層の有無を
観察し、どこを切ってもスキン層のあるものを良
(○)、スキン層のある個所と無い個所のあるものをや
や良(△)、スキン層の全く無いものを不良(×)と判
定した。 (7)芯金と被覆層の剥離:上記スキン層の形成を観察
する際に被覆層が芯金に強固に接着しているものを剥離
なし、手で容易に剥ことができるものを剥離ありと判定
した。 充填剤A:アルミナシリケ−ト系微小中空体、比重0.
7、平均粒径130ミクロン、圧縮強度70Kg/cm2 充填剤B:アルミナシリケ−ト系微小中空体、比重0.
6、平均粒径150ミクロン、圧縮強度20Kg/cm2 充填剤C:アルミナシリケ−ト系微小中空体、比重0.
7、平均粒径30ミクロン、圧縮強度70Kg/cm2 ポリ酢酸ビニル(1):(P)=200(積水化学製、
エスニ−ル9902) ポリ酢酸ビニル(2):(P)=400(積水化学製、
エスニ−ル9904) ポリ酢酸ビニル(3):(P)=1800(積水化学
製、エスニ−ルP−18)
【0016】実施例1,2 比較例1〜5 塩化ビニル99.0重量%とエチレングリコ−ルの重合
単位数が14のポリエチレングリコ−ルジアクリレ−ト
1.0重量%とから成る平均重合度1300の塩化ビニ
ル共重合体(以下共重合体(1))に表1に示した配合
処方により各種充填剤、可塑剤、加工助剤、安定剤およ
び顔料を配合し、ヘンシェルミキサ−で混合した後スク
リュ−径50mmの単軸押出機で混練造粒して塩化ビニ
ル樹脂組成物を得た。更に、比較のため上記共重合体
(1)に代えて平均重合度1300の塩化ビニル単独重
合体(以下単独重合体(1))を用いて同様に混合、混
練、造粒した塩化ビニル樹脂組成物を得た。これら組成
物を用いステアリングホイ−ルを成形し、物性評価を行
った。結果を表1,表2に併記した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】実施例3,4 比較例6〜8 塩化ビニル99.0重量%とエチレングリコ−ルの重合
単位数が4のポリエチレングリコ−ルジメタクリレ−ト
1.0重量%とから成る平均重合度2500の塩化ビニ
ル共重合体(以下共重合体(2))に表3に示した配合
処方により各種充填剤、可塑剤、加工助剤、安定剤およ
び顔料を配合し、実施例1と同様に混練造粒して塩化ビ
ニル樹脂組成物を得た。更に比較のため上記共重合体
(2)に代えて平均重合度2500の塩化ビニル単独重
合体(以下単独重合体(2))を用いて同様に混練、造
粒した塩化ビニル樹脂組成物を得た。これら組成物を用
いてステアリングホイ−ルを成形し、物性評価を行っ
た。結果を表3に併記した。
【0020】
【表3】
【0021】
【発明の効果】本発明に係るステアリングホイールは、
上記に説明したように、特定範囲の各種組成物によって
芯材を被覆し、更に好ましくは、突条を有する中空多角
形状の芯材を用いているので、摩擦による微小中空体の
脱落がなく、芯材と被覆層の剥離、崩壊が生ぜず、機械
的強度にすぐれ、艶消性と触感が良く、且つ軽量である
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のステアリングホイールの一実施
例を示す平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】芯材の一部の拡大断面図。
【符号の説明】
6 芯材 8 突条 11 スキン層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 31:04) (56)参考文献 特開 昭60−32843(JP,A) 特開 昭60−127342(JP,A) 特開 昭59−199743(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩化ビニル97.0〜99.95重量%
    とエチレングリコールの重合単位数が2〜50のポリエ
    チレングリコールジアクリレートもしくはポリエチレン
    グリコールジメタクリレート3.0〜0.05重量%と
    から成る平均重合度600〜3000の塩化ビニル共重
    合体100重量部と、比重0.15〜0.8、粒径5〜
    300μ、圧縮強度70kg/cm2 以上の微小中空体
    5〜100重量部、平均重合度(P)が100〜150
    0のポリ酢酸ビニル1〜20重量部、および可塑剤30
    〜150重量部を含有する塩化ビニル樹脂組成物から成
    る被覆層によって芯材を包み、該被覆層の内層および外
    層にスキン層を形成したことを特徴とするステアリング
    ホイール。
  2. 【請求項2】 上記芯材は、金属材の断面形状を中空多
    角形に成形するとともに、その各稜に沿って突条を形成
    したことを特徴とする請求の項第1項記載のステアリン
    グホイ−ル。
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