JPH0610241U - 板状ワーク搬送装置 - Google Patents
板状ワーク搬送装置Info
- Publication number
- JPH0610241U JPH0610241U JP4970192U JP4970192U JPH0610241U JP H0610241 U JPH0610241 U JP H0610241U JP 4970192 U JP4970192 U JP 4970192U JP 4970192 U JP4970192 U JP 4970192U JP H0610241 U JPH0610241 U JP H0610241U
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- JP
- Japan
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- plate
- pad
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 平積み状に積まれた板状のワーク（Ｗ）の前
端のみを真空吸着するパッド（３）と、同パッドを昇降
させる手段（１）と、片方が前記パッドによって持ち上
げられて傾斜状態となった板状ワークの下部に水平方向
に挿入される搬送ユニット（５）と、同搬送ユニットを
水平方向及び垂直方向に移動させる手段とを備えた板状
ワーク搬送装置。 【効果】 ワークサイズが変更になった場合でも、位置
の調整が不要となる。作業者の省力化、または、機構、
制御の簡略化ができる。パッド位置調整時間が不要とな
るため、生産量の向上につながる。平積みされた板状の
ワークを、ワークサイズを変更した場合でも、板材前方
のみを持ち上げるため、吸着パッド位置調整が不要にな
り、作業者の省人化ができる。
端のみを真空吸着するパッド（３）と、同パッドを昇降
させる手段（１）と、片方が前記パッドによって持ち上
げられて傾斜状態となった板状ワークの下部に水平方向
に挿入される搬送ユニット（５）と、同搬送ユニットを
水平方向及び垂直方向に移動させる手段とを備えた板状
ワーク搬送装置。 【効果】 ワークサイズが変更になった場合でも、位置
の調整が不要となる。作業者の省力化、または、機構、
制御の簡略化ができる。パッド位置調整時間が不要とな
るため、生産量の向上につながる。平積みされた板状の
ワークを、ワークサイズを変更した場合でも、板材前方
のみを持ち上げるため、吸着パッド位置調整が不要にな
り、作業者の省人化ができる。
Description
【０００１】
本考案は、平積みされたプリント基板その他の板状ワークを取り出して搬送す る装置に関する。
【０００２】
例えばプリント基板の加工工程においては、切断、孔明等の処理が済んだプリ ント基板を一旦積み重ねておき、次のエッチング等の工程に移行する際に、一番 上のプリント基板から一枚ずつ取り出して搬送する必要がある場合がある。
【０００３】 従来の板状ワークの搬送装置の例を図３に示す。同図において、Ｓは平積みさ れた板状ワークＷの積み山である。積み山Ｓの上部には、シリンダ１１によって 昇降される取付板１２が配設されており、取付板１２には、ワークＷの四隅を真 空吸着する吸着用パッド１３が４個所に設けられている。
【０００４】 ワークＷを搬送コンベヤ１４の上に移し替えるには、シリンダ１１を伸ばして 、平積みされた板状ワークの積み山Ｓの一番上のワークＷを吸着用パッド１３で 一枚吸着し、シリンダ１１を上昇させてａの寸法だけ引上げ、シリンダ１１を水 平移動装置（図示せず）により水平方向に移動させ、搬送コンベヤ１４上で吸着 用パッド１３の吸着を停止することにより、ワークＷが搬送コンベヤ１４の上に 落とされ、搬送コンベヤ１４により次の工程に搬送される。
【０００５】
このような従来方式の場合、平積み状に積まれたワークＷ一枚の四隅を真空吸 着で持ち上げるものであるため、ワークサイズが変更になると、図３のｂに示す ように、作業者が吸着パッドの位置調整を行わなければならない。あるいは、そ の調整を自動的に行うものでは、モータ、センサー類を使用して行うため、機構 、制御が複雑となるという問題がある。
【０００６】 本考案が解決すべき課題は、ワークサイズが変更した場合でも、位置調整等を 不要とし、汎用性をもたせることにある。
【０００７】
前記課題を解決するため、本考案の板状ワーク搬送装置は、平積み状に積まれ た板状のワークの前端のみを真空吸着するパッドと、同パッドを昇降させる手段 と、片方が前記パッドによって持ち上げられて傾斜状態となった板状ワークの下 部に水平方向に挿入される搬送ユニットと、同搬送ユニットを水平方向及び垂直 方向に移動させる手段とを備えたことを特徴とする。
【０００８】
板状のワークの前端のみを真空吸着して持ち上げ、傾斜状態となったワークの 下部に搬送ユニットを潜らせることで、ワークは搬送ユニット上に乗ることにな る。次いで搬送ユニットを所定の位置に移動することで、ワークは取り出される 。
【０００９】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。
【００１０】 図１は本考案に係る板状ワーク搬送装置の概略構成図である。同図において、 １はパッド昇降用シリンダ、２は取付板、３は真空吸着用パッド、４は搬送ユニ ット昇降用シリンダ、５は搬送ユニット、６は搬送ユニット５に回転自在に設け られたローラ、７は搬送コンベヤである。
【００１１】 真空吸着用パッド３はワークＷの前端を吸着するように２個ないし３個設けら れている。
【００１２】 ワークＷを取り出す場合には、まずワークＷの前端を真空吸着用パッド３で吸 着して１枚持ち上げる。これにより、ワークＷは図２（ａ）に示すように傾斜状 態となり、その下部に水平移動装置（図示せず）を駆動して搬送ユニット５を挿 入する。完全に搬送ユニット５が押し込まれると、図２（ｂ）に示すようにワー クＷは搬送ユニット５の上部に乗ることになる。この状態で吸着用パッド３の真 空を破壊してワークＷを搬送ユニット５上に受け渡す。ワークを受け取った搬送 ユニット５を水平移動装置で搬送コンベヤ７上に移動させ、図１に示すように、 搬送ユニット５を搬送コンベヤ７より下に下げ、搬送コンベヤ７上にワークＷを 受け渡す。
【００１３】 このようにして、ワークＷは積み山Ｓから搬出される。ワークＷのサイズが異 なっても、吸着パッド３はワークＷの前端を吸着して持ち上げてその隙間に搬送 ユニットが挿入されることは不変であるので、あらゆるサイズのワークＷに対し ても機構の調整や制御の変更が不要である。
【００１４】
以上に述べたように、本考案によれば、次のような効果を奏する。
【００１５】 ワークサイズが変更になった場合でも、位置の調整が不要となる。
【００１６】 作業者の省力化、または、機構、制御の簡略化ができる。
【００１７】 パッド位置調整時間が不要となるため、生産量の向上につながる。
【００１８】 平積みされた板状のワークを、ワークサイズを変更した場合でも、板材前方 のみを持ち上げるため、吸着パッド位置調整が不要になり、作業者の省人化がで きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本考案の実施例を示す概略構成図である。
【図２】 本考案実施例の動作の説明図である。
【図３】 従来の搬送装置の説明図である。
１ パッド昇降用シリンダ、２ 取付板、３ 真空吸着
用パッド、４ 搬送ユニット昇降用シリンダ、５ 搬送
ユニット、６ ローラ、７ 搬送コンベヤ、Ｗワーク、
Ｓ 積み山
用パッド、４ 搬送ユニット昇降用シリンダ、５ 搬送
ユニット、６ ローラ、７ 搬送コンベヤ、Ｗワーク、
Ｓ 積み山
Claims (1)
- 【請求項１】 平積み状に積まれた板状のワークの前端
のみを真空吸着するパッドと、同パッドを昇降させる手
段と、片方が前記パッドによって持ち上げられて傾斜状
態となった板状ワークの下部に水平方向に挿入される搬
送ユニットと、同搬送ユニットを水平方向及び垂直方向
に移動させる手段とを備えたことを特徴とする板状ワー
ク搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4970192U JPH0610241U (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 板状ワーク搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4970192U JPH0610241U (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 板状ワーク搬送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610241U true JPH0610241U (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=12838493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4970192U Pending JPH0610241U (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 板状ワーク搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610241U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0719247U (ja) * | 1993-09-14 | 1995-04-07 | 日東工業株式会社 | 素材乗せ装置 |
| JPH10250803A (ja) * | 1997-01-09 | 1998-09-22 | Nkk Corp | マグネット式面単位移載装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0223117A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-25 | Kawasaki Steel Corp | 金属板の積載装置 |
| JPH02188317A (ja) * | 1989-01-14 | 1990-07-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 積載装置 |
| JPH05200466A (ja) * | 1992-01-22 | 1993-08-10 | Amada Metrecs Co Ltd | ミクロジョイントされた板材の一枚取装置 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP4970192U patent/JPH0610241U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0223117A (ja) * | 1988-07-11 | 1990-01-25 | Kawasaki Steel Corp | 金属板の積載装置 |
| JPH02188317A (ja) * | 1989-01-14 | 1990-07-24 | Matsushita Electric Works Ltd | 積載装置 |
| JPH05200466A (ja) * | 1992-01-22 | 1993-08-10 | Amada Metrecs Co Ltd | ミクロジョイントされた板材の一枚取装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0719247U (ja) * | 1993-09-14 | 1995-04-07 | 日東工業株式会社 | 素材乗せ装置 |
| JPH10250803A (ja) * | 1997-01-09 | 1998-09-22 | Nkk Corp | マグネット式面単位移載装置 |
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